JP2005346905A - テープドライブおよびテープドライブを動作する方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 テープドライブおよびテープドライブを動作する方法を提供する。
【解決手段】 テープドライブは、第1のリールに巻付けられるデータ記憶テープ媒体を有する第1のリールを回転するための第1のリールモータと、データ転送ヘッドと、テープ媒体を第1のリールからデータ転送ヘッドに亘って第2のリールに引張るために第2のリールを回転するための第2のリールモータと、第1のリールと第2のリールとの間でテープ媒体を案内するための少なくとも1つの適合ベアリングとを含み、適合ベアリングは、テープ媒体が適合ベアリングを通って第1の線形速度で移動するときに第1の回転抵抗を有し、かつテープ媒体が適合ベアリングを通って第1の線形速度より大きい第2の線形速度で移動するときに第1の回転抵抗より大きい第2の回転抵抗を有するローラを含む。
【選択図】 図2
【解決手段】 テープドライブは、第1のリールに巻付けられるデータ記憶テープ媒体を有する第1のリールを回転するための第1のリールモータと、データ転送ヘッドと、テープ媒体を第1のリールからデータ転送ヘッドに亘って第2のリールに引張るために第2のリールを回転するための第2のリールモータと、第1のリールと第2のリールとの間でテープ媒体を案内するための少なくとも1つの適合ベアリングとを含み、適合ベアリングは、テープ媒体が適合ベアリングを通って第1の線形速度で移動するときに第1の回転抵抗を有し、かつテープ媒体が適合ベアリングを通って第1の線形速度より大きい第2の線形速度で移動するときに第1の回転抵抗より大きい第2の回転抵抗を有するローラを含む。
【選択図】 図2
Description
本発明は、テープドライブおよびテープドライブを動作する方法に関するものである。
発明の背景
磁気テープライブラリなどの記憶サブシステムは、情報をデジタルの形で記憶するために広く使用されている。これらテープサブシステムは、記憶サブシステム内に含まれる1つまたは複数のテープドライブシステムを制御するため、およびテープカートリッジを選択しかつそれらをテープドライブへとロードするために使用されるテープピッカなどの記憶サブシステムの他の構成要素を制御するための記憶サブシステムコントローラを含み得る。記憶サブシステムは、ホスト/記憶の接続を介して記憶サブシステムに入出力の要求を伝送するホストシステムに結合され得る。
磁気テープライブラリなどの記憶サブシステムは、情報をデジタルの形で記憶するために広く使用されている。これらテープサブシステムは、記憶サブシステム内に含まれる1つまたは複数のテープドライブシステムを制御するため、およびテープカートリッジを選択しかつそれらをテープドライブへとロードするために使用されるテープピッカなどの記憶サブシステムの他の構成要素を制御するための記憶サブシステムコントローラを含み得る。記憶サブシステムは、ホスト/記憶の接続を介して記憶サブシステムに入出力の要求を伝送するホストシステムに結合され得る。
各テープドライブは一時記憶媒体にデータを読み書きし、これは、たとえば、取外し可能な磁気テープカートリッジ内に含まれる磁気テープ媒体であり得る。磁気テープ媒体は、典型的には、データを記憶する磁気材料の薄いフィルムを含む。テープ媒体は、情報を記録または再読取りするために、間隔を空けられたリールの対の間でデータトランスデューサを通ってテープドライブによって動かされ得る。1つの種類のテープドライブシステムでは、リールの1つはテープドライブの一部であり、他方のリールは取外し可能なテープカートリッジの一部である。この種類のテープドライブシステムでは、テープドライブの一部であるリールは一般に巻取りリールと称され、テープカートリッジの一部であるリールは一般にカートリッジリールと称される。
例示的なテープドライブシステム100が図1に示される。このテープドライブシステム100は、カートリッジリール108を含む取外し可能なテープカートリッジ106を使用する。データを記憶する磁気材料の薄いフィルムを有する記憶テープ110は、カートリッジリール108に巻付けられる。記憶テープ110は、記憶テープ110に情報を記録するかおよび/またはそこから情報を再読取りするために、1つまたは複数のヘッドアセンブリ104を通って巻取りリール120とカートリッジリール108との間で動かされる。このシステム100では、カートリッジ106をテープドライブ100に挿入すると、カートリッジリール106上の記憶テープ110は、テープドライブ100の巻取りリール120に結合される。次に、テープカートリッジ106をテープドライブ100から取外す前に、記憶テープ110はカートリッジリール106に再び巻取られ、巻取りリール120から結合を外される。
1つまたは複数のガイドをテープ経路に沿って設け、記憶テープ110がカートリッジリール108と巻取りリール120との間を通るときにそれを案内するようにしてもよい。一部の種類のテープドライブシステムでは、ガイドは静止ガイドを含んでもよく、これらは記憶テープ110が行き来するときに静止している。最初の起動時には、記憶テープ110と静止ガイドとの間には静的な摩擦力が存在する。この静的な摩擦力は、リールドライバの1つがリール108、120の1つを回転させて静止ガイドに亘ってテープ110を引張るときに生成される剪断力によって克服される。テープ110が動き始めると、空気のクッションがテープ110と静止ガイドとの間に形成され、それによってテープ110とガイドとの間の静摩擦力が低減される。しかしながら、最初の起動時に静的な摩擦力を克服するために適用される剪断力は、テープ110に損傷を引き起すことがある。時とともに、これはテープの故障またはデータの損失につながることがある。
図1に示されるテープドライブシステム100では、ガイドは回転ローラ102を含む。記憶テープ110がヘッドアセンブリ104に亘って引張られて行き来すると、ローラ102はテープと共に回転して、それによって記憶テープ110上の応力を低減する。最初の起動時には、ここでもローラ102とテープ110との間には静的な摩擦力が存在する。しかしながら、テープ110が動き始めると、ローラ102はテープと共に回転し、それによってテープ媒体上の剪断応力を低減する。
動作において、ローラ102はテープドライブシステム100にノイズを導入することがあり、これはテープ110の予測不可能な位置決めエラーにつながり得る。ベアリング、機械加工およびアセンブリにおける不規則性は、ローラ102の軸方向および半径方向の振れを引起すことがある。テープ110のスピードが増加すると、ローラ102によって生成されるノイズの量も増加し、テープ110上のデータトラックに正確に追従するためにヘッドアセンブリ位置決めサーボ制御システムにより多くの要求を課す。
これらテープカートリッジ106に対する記憶容量への要望が増加するにつれ、記憶されるデータの密度を増加、かつテープ媒体上への、ならびにそこからのデータ転送を増加させて、テープ線形速度を増加し、テープ基板の厚みを減少させることが望ましくなっている。結果として、正確な一定の線形の経路に沿って、ヘッドアセンブリ104を通してテープ110を案内することは益々難しくなっている。1つのエラー現象は「横方向テープ運動」または「LTM」として知られる。LTMは線形のテープ記録でのトラッキングエラーの主な原因である。横方向運動は、テープ経路の一時方向に垂直な方向でのテープの動きである。LTMトラッキングエラーを最小限にするための1つの方法は、「回転テープエッジガイド“Rotating Tape Edge Guide”」と題される、共通の譲受人に譲渡されたSalibaに対する米国特許第5,414,585号に説明される種類のようなマルチローラテープガイド構造を提供することであり、この開示はその全体においてここに引用により援用される。
LTMから生じるエラーを防止するために、サーボ機構も使用されている。光学式サーボ機構は、ヘッドアセンブリ104に対する磁気テープの横方向運動を追跡かつ監視するために用いることができる。テープ110の検出された横方向の動きに応答して、ヘッドアセンブリ104は適切なトラッキングを維持するようにアクティブに位置決めすることができる。このため、磁気テープ110には、サーボトラックに光線を放出し、サーボトラックから反射された光を検出する光学ピックアップヘッドによって検出することのできる光学的に検出可能なサーボトラックを設けてもよい。サーボトラックからのトラック位置情報は、ヘッドアセンブリを適切に位置決めして保つサーボ制御ループに供給してもよい。ヘッド位置決めアクチュエータおよび閉ループサーボ制御アルゴリズムの使用により、サーボシステムは、テープがテープ経路に亘って迷走するときでもトラックの中心にヘッドを位置決めすることができる。
残念ながら、データ転送を増加させるためには、テープをより速く動かさなければならず、横方向のテープの動きの頻度がサーボ制御ループの頻度に近づくかまたはそれを超えるときに問題が生じ、それによってカートリッジの合計の容量が制限される。この点では、サーボ機構はヘッドアセンブリ104の適切な位置決めを維持することはできず、トラッキングエラーにつながる。
米国特許第5,414,585号
発明の簡単な概要
この発明の実施例によると、テープドライブが提供され、このテープドライブは、第1
のリールに巻付けられるデータ記憶テープ媒体を有する第1のリールを回転するための第1のリールモータと、データ転送ヘッドと、テープ媒体を第1のリールからデータ転送ヘッドに亘って第2のリールに引張るために第2のリールを回転するための第2のリールモータと、第1のリールと第2のリールとの間でテープ媒体を案内するための適合ベアリングとを含み、適合ベアリングは、テープ媒体が適合ベアリングを通って第1の線形速度で移動するときに第1の回転抵抗を有し、かつテープ媒体が適合ベアリングを通って第1の線形速度より大きい第2の線形速度で移動するときに第1の回転抵抗より大きい第2の回転抵抗を有するローラを含む。
この発明の実施例によると、テープドライブが提供され、このテープドライブは、第1
のリールに巻付けられるデータ記憶テープ媒体を有する第1のリールを回転するための第1のリールモータと、データ転送ヘッドと、テープ媒体を第1のリールからデータ転送ヘッドに亘って第2のリールに引張るために第2のリールを回転するための第2のリールモータと、第1のリールと第2のリールとの間でテープ媒体を案内するための適合ベアリングとを含み、適合ベアリングは、テープ媒体が適合ベアリングを通って第1の線形速度で移動するときに第1の回転抵抗を有し、かつテープ媒体が適合ベアリングを通って第1の線形速度より大きい第2の線形速度で移動するときに第1の回転抵抗より大きい第2の回転抵抗を有するローラを含む。
この発明の実施例によると、テープドライブを動作する方法が提供され、この方法は、第1のリールモータおよび第2のリールモータを使用して第1のリールと第2のリールとの間でデータ転送ヘッドに亘ってデータ記憶テープ媒体を引張るステップと、少なくとも1つのローラを使用して第1のリールと第2のリールとの間でテープ媒体を案内するステップと、少なくとも1つのローラの回転抵抗を調節して、テープ媒体がローラを通って第1の線形速度で移動するときに第1の回転抵抗を適用し、かつテープ媒体がローラを通って第1の線形速度より大きい第2の線形速度で移動するときに第1の回転抵抗より大きい第2の回転抵抗を適用するステップとを含む。
この発明の実施例によると、テープドライブが提供され、このテープドライブは、第1のリールに巻付けられるデータ記憶テープ媒体を有する第1のリールを回転するための第1のリールモータと、データ転送ヘッドと、テープ媒体を第1のリールからデータ転送ヘッドに亘って第2のリールに引張るために第2のリールを回転するための第2のリールモータと、第1のリールと第2のリールとの間でテープ媒体を案内するための少なくとも1つのローラと、ローラの回転抵抗を調節して、テープ媒体がローラを通って第1の線形速度で移動するときにローラが第1の回転抵抗を有し、かつテープ媒体がローラを通って第1の線形速度より大きい第2の線形速度で移動するときにローラが第1の回転抵抗より大きい第2の回転抵抗を有するようにするための手段とを含む。
この発明の実施例によると、テープドライブが提供され、このテープドライブは、第1のリールに巻付けられるデータ記憶テープ媒体を有する第1のリールを回転するための第1のリールモータと、データ転送ヘッドと、テープ媒体を第1のリールからデータ転送ヘッドに亘って第2のリールに引張るために第2のリールを回転するための第2のリールモータと、第1のリールと第2のリールとの間でテープ媒体を案内するための少なくとも1つの適合ベアリングとを含み、動作中、テープ媒体がデータ転送ヘッドに亘って第1の線形速度で引張られ、かつデータ転送ヘッドがテープ媒体からデータを読取るかまたはそこにデータを書込むときに、適合ベアリングは第1の線形速度未満の非ゼロの線形速度に対応する回転速度で回転する。
この発明の他の特徴および局面は、この発明の実施例による特徴を例として示す添付の図面とともに以下の詳細な説明を参照することで明らかになるであろう。概要はこの発明の範囲を限定するためのものではなく、この発明の範囲は請求項によってのみ規定される。
詳細な説明
以下の説明では、この発明のいくつかの実施例を示す添付の図面を参照する。他の実施例を使用してもよく、この発明の精神および範囲を離れることなく、機械的、構成的、構造的、電気的および動作的な変更が可能であることが理解される。以下の詳細な説明は限定的な意味でとられるべきではなく、この発明の実施例の範囲は特許請求の範囲によってのみ規定される。
以下の説明では、この発明のいくつかの実施例を示す添付の図面を参照する。他の実施例を使用してもよく、この発明の精神および範囲を離れることなく、機械的、構成的、構造的、電気的および動作的な変更が可能であることが理解される。以下の詳細な説明は限定的な意味でとられるべきではなく、この発明の実施例の範囲は特許請求の範囲によってのみ規定される。
図2は、この発明の実施例によるテープドライブシステム200の一部分の斜視図である。記憶テープ210が巻取りリール220に部分的に巻付けられた巻取りリール220が示される。動作中、記憶テープ210はテープ経路に沿って移動し、これによって記憶テープ210はいくつかのローラ(ローラ202a〜202dが示され、図示されない他のローラを使用してもよい)およびヘッドアセンブリ204を通る。この実施例では、ヘッドアセンブリ204は、記憶テープ210のデータ記憶側に隣接して位置付けられるデータ転送ヘッド230、および記憶テープ210のサーボ側に隣接して位置付けられるサーボ検出器240を含む。記憶テープ210はデータ記憶側および反対のサーボ側を含む。テープのサーボ側は、サーボ検出器240によって検出される標識を含む。この情報は、横方向のテープ運動に応答してデータ転送ヘッド230の位置決めを調節するために使用される。上述のように、このサーボ検出器240は、データ記憶側上のデータのトラックに対して既知の位置を有するマーキング(たとえば、線、ドット、またはドットのパターン)を光学的に検出する光学式サーボ検出器を含んでもよい。記憶テープ210がヘッドアセンブリ204を通って流れるときにサーボマーキングの位置を検出することによって、データのトラックとの適切な整列を維持するようにデータ転送ヘッド230の位置を調節することができる。
上述のように、テープドライブシステムで従来のローラが使用される場合、ガイドによって引き起こされる剪断力による記憶テープ210の損傷は低減することができる。なぜなら、回転ガイドは記憶テープ210がガイドから離れ始めると回転し、それによって静止摩擦によって引き起される損傷を低減するからである。残念ながら、これらローラの回転は、特に高スピードでは、それが回転するときにテープドライブシステムにノイズおよび横方向のテープ運動を導入することがあり、これはテープ110の予測不可能な位置決めエラーにつながり得る。
一部の実施例によると、1つまたは複数のローラ202は、低い回転速度で第1の回転抵抗を有し、より高いスピードでより高い回転抵抗を有するように構成されてもよい。したがって、起動時および低い線形のテープスピードでは、非常に僅かな回転抵抗が適用され、それによってローラ202は自由に回転することができる。このことは起動時のテープ210上の応力を低減するのに役立ち得る。高いテープスピードでは、テープとローラとの間の静的な力はごくわずかで、高スピードで回転するローラによって導入されるノイズがより重大になる。したがって、高いテープスピードでは、ローラ202に適用される回転抵抗が増加し、それによってローラ202の回転速度が低減され、ローラスピードの増加に関するノイズが低減される。
この可変の抵抗は、たとえば、1つまたは複数の磁気部材250を各ローラ202に隣接して位置付けることによって実現することができる。図2では、2つの磁気部材250a〜250bが示される。これら磁気部材250はローラ202上に渦電流ブレーキを確立することができ、これはローラ202の回転速度に応じて可変の回転抵抗を提供する。この可変の回転抵抗は、ローラ202の回転速度が増加するにつれ増加する。磁気部材250は、たとえば、磁気材料または電磁石のブロックを含んでもよい。ローラ202は、たとえば、アルミニウム、アルミニウム合金、またはニッケルなどの導電性の非磁気材料で被覆されてもよい。
渦電流は、変化する磁界に応答して導電材料に生成される渦を巻く電流である。磁気材料が導電性ローラに隣接して位置付けられると、ローラの回転はローラに渦電流を生じる。これら渦電流はローラの回転に対向し、それによってローラ上に非接触のブレーキ力を作る。さらに、ローラの回転速度が増加すると、渦電流によって生成されるブレーキ力も増加する。
渦電流の場の強度は、ローラ202と磁気部材250との間のギャップを変えることによって調節することができ、磁気部材250の磁気強度またはローラ202の構成を変えることによっても調節することができる。さまざまな実施例では、渦電流の強度は、所望のようにローラのスピードのプロファイルを制御するために調整することができる。たとえば、ローラのスピードのプロファイルは、低い線形のテープスピード(これは低いローラの回転速度につながる)では、磁気部材250が非常に僅かな回転抵抗を生成し、高いテープスピード(たとえば、記録中のテープのフルスピードなど)では、磁気部材250が高い回転抵抗を生成するように調整することができる。
図3は、この発明の実施例による支持ブラケット252に回転可能に取付けられるローラ202の斜視図である。図示の実施例では、磁気部材250は、ローラ202の外面に非常に隣接するがそこに接触せずに支持ブラケット252の内面に取付けられる。ローラ202が静止している場合、磁気部材250はローラ202に変化する磁界を導入しない。慣性およびローラ202と支持ブラケット252との間の摩擦などの他の力は回転抵抗を生じ得るが、ローラ202が動いていないとき、磁気部材250は全体的な回転抵抗に貢献しない。図示の配置は一部の実施例で特に望ましいことがある。なぜなら、それを用いると渦電流ブレーキを埋込むために既存のローラアセンブリの設計を変更するのが容易なためである。場合によっては、唯一の大きな変更は、磁気部材250を既存の支持ブラケット252に取付けること、および磁気部材250によって提供される磁力を調整して所望のブレーキ力を提供することである。
テープ210が動き始めると、テープ210とローラ202との間の摩擦は、動くテープ210と共にローラを回転させ始める。ローラ202の回転速度が増加すると、磁気部材250によって誘導される渦電流の強度は、ローラ202の増加する回転スピードの結果として増加し、それによってローラ202の回転抵抗を増加させる。この増加された回転抵抗はローラ202の速度を抑制するように動作する。テープ210がより高い線形速度に達すると、テープ210とローラ202との間に空気のクッションが形成し始める。この空気のクッションは、テープ210によってローラ202に適用される力を低減し、これはローラ202の回転速度を低減させる役割もする。
図4は、この発明の実施例による従来のローラおよび渦電流ブレーキを有するローラの回転スピードを示すチャート図である。ここでは、x軸はテープが動き始めたときからの経過時間に対応し、y軸はヘルツでのローラの回転速度に対応する。線401は従来のローラに対応し、線402は渦電流ブレーキを有するローラに対応する。時間が経過しかつ線形のテープ速度が徐々に増加するにつれ、従来のローラの回転速度は線形のテープ速度とともに増加する。一旦テープが所望のテープスピード(たとえば、400インチ/秒)に対応する最大の速度に達し、その速度を維持すると、ローラの回転速度は一定になる(線401の平坦部に示される)。これに対して、渦電流ブレーキを有するローラの回転速度はテープの動き始めでは従来のローラとほぼ同じ率で増加するが、線形のテープ速度が増加し続けるにつれ、回転速度は2つの力が釣合うまで増加する。最大のテープスピードでは、回転速度は従来のローラの回転速度よりずっと小さいほぼ一定の回転速度に達する。
図5は、数百ヘルツまでのローラの回転周波数の調波での高い振幅のピークを示すチャート図である。線501は従来のローラに対応し、線502は渦電流ブレーキを有するローラに対応する。線501の高い振幅のピークは、動くテープがヘッドアセンブリ204のそばを通過するときにそのテープを有効に追跡するためにサーボシステムに大きな要求を課す。これに対して、ローラの回転速度を低減するために磁石が使用される場合、上述のように、ずっと低いピークを有する線502が実現される。低減されたピークの蓄積効
果が重ね合わされたチャート図に見られ、ここで線511は従来のローラに対応し、線512は渦電流ブレーキを有するローラに対応する。図5に示されるように、渦電流ブレーキの使用は37%のトラッキングエラーの改善につながり得る。実施例によっては、動作中にサーボシステムがLTMを補償できるようにするため、渦電流ブレーキは、設計者によって支配されかつ選択される回転周波数を維持するように構成され、ローラの、横方向運動への貢献は、サーボシステムの動作周波数によって十分に修正され得るレベルである。実施例によっては、渦電流ブレーキは、サーボシステムの最大動作周波数の3分の1未満のレベルにローラの回転周波数を維持するように構成される。
果が重ね合わされたチャート図に見られ、ここで線511は従来のローラに対応し、線512は渦電流ブレーキを有するローラに対応する。図5に示されるように、渦電流ブレーキの使用は37%のトラッキングエラーの改善につながり得る。実施例によっては、動作中にサーボシステムがLTMを補償できるようにするため、渦電流ブレーキは、設計者によって支配されかつ選択される回転周波数を維持するように構成され、ローラの、横方向運動への貢献は、サーボシステムの動作周波数によって十分に修正され得るレベルである。実施例によっては、渦電流ブレーキは、サーボシステムの最大動作周波数の3分の1未満のレベルにローラの回転周波数を維持するように構成される。
上述の実施例では、テープドライブシステム200は、巻取りリールモータによって駆動される巻取りリール220を含む。カートリッジリールを含む取外し可能なカートリッジはテープドライブシステム200に挿入され、カートリッジリールは供給モータによって回転される。動作中、巻取りリールモータおよび供給モータは交互にテープの動きを駆動する。巻取りリールモータが巻取りリール220の回転に動力を供給してテープ210をテープカートリッジから引張る場合、テープ210はヘッドアセンブリ204に亘って第1の方向で移動する。テープ210がカートリッジリールから巻取りリールへと通過するときにテープ210に張力の所望のレベルを維持するために、供給モータはカートリッジリールに抗力を提供することができる。同様に、供給モータがカートリッジリールを駆動してテープ210を巻取りリール220から回収する場合、巻取りリールモータは巻取りリール220に抗力を提供して所望のテープの張力を作ることができる。したがって、ローラ202は、テープ210がテープ経路に沿って移動するときにテープ210を案内する役目を果たし、ローラ202によって引き起こされる抗力の量を最小化することが望ましい。これに対して、先行技術のシステムでは、モータは所望の抗力を供給するように構成されない。したがって、これら先行技術のシステムのローラは、データ転送ヘッドに亘って張力を作るようにテープに抗力を供給する。
上述の実施例では、可変の回転抵抗を有するローラは、渦電流ブレーキが回転力を増加する回転抵抗と釣合わせた後でも回転し続けるように構成される。したがって、動作中、テープとローラとの間の粘性の接触は維持される。ローラが回転を停止する唯一のときは、テープ210が動きを停止するかまたは方向を変更するときであり、これはローラがその回転方向を変更することにもつながる。テープがローラを通って流れるときにローラの同じ回転を常時維持することによって実現され得る利点は、テープおよびローラガイドの損傷が低減され得る点である。これは、なぜなら、テープが低速化したときに、テープとローラとの間に形成される空気の層が低減し始めるためである。ローラが静止している場合、空気の層の低減のある点で、動くテープは静止ローラに接触し、テープおよびローラでの剪断応力を劇的に増加させることになる。これに対して、テープが低速化するときにローラが同じ回転を維持する場合、低速化するテープとローラとの間の接触によって引き起される剪断圧力は低減される。なぜなら、テープおよびローラの両方が同じ方向で動き、それによって、接触時のテープとローラとの間の速度の差を低減するからである。動作中にローラのこの回転を維持することは、テープ面およびローラ面が有する粗さが大きいときに特に重要である。粗さが大きいと、動くテープが静止ローラに着くときに引き起こされる剪断圧力を悪化させる。
この発明の実施例によると、ローラガイドを低いテープスピードで回転させる利点および高周波数でのより低い横方向運動などの高いテープスピードでの静的なガイドの重要な利点の一部を提供するガイドを有するテープドライブシステムが提供される。
この発明を特定の実施例および例示的な図面の面から説明してきたが、当業者にはこの発明は説明される実施例または図面に限定されないことが認識されるであろう。たとえば、上述の実施例の一部では、渦電流ブレーキは磁気材料をローラ面に隣接して取付けるこ
とによって作られる。他の実施例では、可変の回転抵抗は他の方法を使用して提供可能である。たとえば、電磁石を回転するローラに隣接して設けてもよい。この場合、磁界は所望のように電子的に調節可能である。さらに、ローラは磁気材料で作られてもよく、電磁石によって作られる磁界は回転抵抗の所望のレベルを提供するように動作中にアクティブに調節可能である。他の実施例では、費用および複雑性の低減のため、従来の磁気材料の使用が望ましいことがある。
とによって作られる。他の実施例では、可変の回転抵抗は他の方法を使用して提供可能である。たとえば、電磁石を回転するローラに隣接して設けてもよい。この場合、磁界は所望のように電子的に調節可能である。さらに、ローラは磁気材料で作られてもよく、電磁石によって作られる磁界は回転抵抗の所望のレベルを提供するように動作中にアクティブに調節可能である。他の実施例では、費用および複雑性の低減のため、従来の磁気材料の使用が望ましいことがある。
提供される図面は表現的なものに過ぎず、同じ縮尺で書かれていない場合がある。その割合は誇張されているものもあれば、最小化されているものもある。図面は、当業者によって理解されかつ適切に実行され得る、この発明のさまざまな実現例を示すためのものである。
したがって、この発明は、特許請求の範囲の精神および範囲内で変形および変更して実現可能であることが理解されるべきである。説明は徹底的なものではなく、またはこの発明を開示される正確な形に限定するためのものではない。この発明は変形および変更して実現可能であり、この発明は特許請求の範囲およびその均等物によってのみ限定されることが理解されるべきである。
100、200 テープドライブシステム、106 テープカートリッジ、108 カートリッジリール、110、210 記憶テープ、220 巻取りリール、230 データ転送ヘッド。
Claims (22)
- テープドライブであって、
第1のリールに巻付けられるデータ記憶テープ媒体を有する前記第1のリールを回転するための第1のリールモータと、
データ転送ヘッドと、
前記テープ媒体を前記第1のリールから前記データ転送ヘッドに亘って第2のリールに引張るために前記第2のリールを回転するための第2のリールモータと、
前記第1のリールと前記第2のリールとの間で前記テープ媒体を案内するための少なくとも1つの適合ベアリングとを含み、前記適合ベアリングは、前記テープ媒体が前記適合ベアリングを通って第1の線形速度で移動するときに第1の回転抵抗を有し、かつ前記テープ媒体が前記適合ベアリングを通って前記第1の線形速度より大きい第2の線形速度で移動するときに前記第1の回転抵抗より大きい第2の回転抵抗を有するローラを含む、テープドライブ。 - 前記適合ベアリングは渦電流ブレーキを含む、請求項1に記載のテープドライブ。
- 前記ローラは導電性材料を含み、
前記適合ベアリングは前記ローラに隣接して位置付けられる磁気部材を含む、請求項1に記載のテープドライブ。 - 前記適合ベアリングは前記ローラに隣接して位置付けられる電磁石を含む、請求項1に記載のテープドライブ。
- 前記適合ベアリングは、前記テープ媒体がテープの記録スピードに対応する線形の速度を有するときに非ゼロの回転速度を有する、請求項1に記載のテープドライブ。
- 前記適合ベアリングはテープエッジ案内ベアリングを含む、請求項1に記載のテープドライブ。
- 前記第1のリールモータは前記データ記憶テープ媒体を含む取外し可能なデータ記憶カートリッジに配置される前記第1のリールを回転するためのものであり、
前記第1のリールは供給リールを含み、前記第2のリールは巻取りリールを含む、請求項1に記載のテープドライブ。 - 前記テープ媒体の横方向の動きに応答して前記データ転送ヘッドの位置を調節するためのサーボシステムをさらに含み、前記サーボシステムは最大動作周波数を有し、
前記適合ベアリングは、前記テープドライブの動作中に前記ローラの回転周波数を前記サーボシステムの最大動作周波数未満に常時維持する、請求項1に記載のテープドライブ。 - 前記適合ベアリングは、前記ローラの回転周波数を前記サーボシステムの最大動作周波数の3分の1未満に維持する、請求項8に記載のテープドライブ。
- テープドライブを動作する方法であって、
第1のリールモータおよび第2のリールモータを使用してデータ記憶テープ媒体をデータ転送ヘッドに亘って第1のリールと第2のリールとの間で引張るステップと、
少なくとも1つのローラを使用して前記第1のリールと前記第2のリールとの間で前記テープ媒体を案内するステップと、
前記少なくとも1つのローラの回転抵抗を調節して、前記テープ媒体が前記ローラを通
って第1の線形速度で移動するときに第1の回転抵抗を適用し、かつ前記テープ媒体が前記ローラを通って前記第1の線形速度より大きい第2の線形速度で移動するときに前記第1の回転抵抗より大きい第2の回転抵抗を適用するようにするステップとを含む、方法。 - 前記回転速度が前記第2の線形速度未満の非ゼロの線形速度に対応するように、前記データ記憶テープ媒体を前記第2の線形速度で引張り、かつ前記少なくとも1つのローラの回転速度を維持しつつ、前記データ記憶テープ媒体にデータを読取りまたは書込みするステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
- 前記少なくとも1つのローラの前記回転速度は前記第2の線形速度のほぼ半分未満の非ゼロの線形速度に対応する、請求項11に記載の方法。
- 前記少なくとも1つのローラの前記回転抵抗を調節するステップは前記ローラを磁界にさらすステップを含む、請求項10に記載の方法。
- 横方向のテープ運動を補償するようにサーボシステムを動作するステップをさらに含み、前記サーボシステムは最大動作周波数を有し、前記方法はさらに、
前記少なくとも1つのローラの前記回転抵抗を調節して、前記テープドライブの動作中に前記ローラの回転周波数を前記サーボシステムの最大動作周波数未満に常時維持するステップを含む、請求項13に記載の方法。 - 横方向のテープ運動を補償するようにサーボシステムを動作するステップをさらに含み、前記サーボシステムは最大動作周波数を有し、前記方法はさらに、
前記少なくとも1つのローラの前記回転抵抗を調節して、前記テープドライブの動作中に前記ローラの回転周波数を前記サーボシステムの最大動作周波数の3分の1未満に常時維持するステップを含む、請求項13に記載の方法。 - テープドライブであって、
第1のリールに巻付けられるデータ記憶テープ媒体を有する前記第1のリールを回転するための第1のリールモータと、
データ転送ヘッドと、
前記テープ媒体を前記第1のリールから前記データ転送ヘッドに亘って第2のリールに引張るために前記第2のリールを回転するための第2のリールモータと、
前記第1のリールと前記第2のリールとの間で前記テープ媒体を案内するための少なくとも1つのローラと、
前記テープ媒体が前記ローラを通って第1の線形速度で移動するときに前記ローラが第1の回転抵抗を有し、かつ前記テープ媒体が前記ローラを通って前記第1の線形速度より大きい第2の線形速度で移動するときに前記ローラが前記第1の回転抵抗より大きい第2の回転抵抗を有するように、前記ローラの回転抵抗を調節するための手段とを含む、テープドライブ。 - 前記第1のリールモータは前記データ記憶テープ媒体を含む取外し可能なデータ記憶カートリッジに配置される前記第1のリールを回転するためのものであり、
前記第1のリールは供給リールを含み、前記第2のリールは巻取りリールを含む、請求項16に記載のテープドライブ。 - 前記テープ媒体の横方向の動きに応答して前記データ転送ヘッドの位置を調節するためのサーボシステムをさらに含み、前記サーボシステムは最大動作周波数を有し、
前記調節するための手段は、前記テープドライブの動作中に前記ローラの回転周波数を前記サーボシステムの最大動作周波数未満に常時維持する、請求項16に記載のテープド
ライブ。 - 前記調節するための手段は、前記ローラの回転周波数を前記サーボシステムの最大動作周波数の3分の1未満に維持する、請求項18に記載のテープドライブ。
- テープドライブであって、
第1のリールに巻付けられるデータ記憶テープ媒体を有する前記第1のリールを回転するための第1のリールモータと、
データ転送ヘッドと、
前記テープ媒体を前記第1のリールから前記データ転送ヘッドに亘って第2のリールに引張るために前記第2のリールを回転するための第2のリールモータと、
前記第1のリールと前記第2のリールとの間で前記テープ媒体を案内するための少なくとも1つの適合ベアリングとを含み、動作中に前記テープ媒体が前記データ転送ヘッドに亘って第1の線形速度で引張られ、かつ前記データ転送ヘッドが前記テープ媒体からデータを読取るかまたはそこにデータを書込むときに、前記適合ベアリングは前記第1の線形速度未満の非ゼロの線形速度に対応する回転速度で回転する、テープドライブ。 - 前記少なくとも1つの適合ベアリングの前記回転速度は前記第1の線形速度の約半分未満の非ゼロの線形速度に対応する、請求項20に記載のテープドライブ。
- 前記少なくとも1つの適合ベアリングはローラおよび前記ローラに隣接する磁気部材をさらに含み、前記磁気部材は前記ローラの前記回転速度を低減するために前記ローラを磁界にさらす、請求項20に記載のテープドライブ。
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