JPWO2019077826A1 - ステータ、モータおよび圧縮機 - Google Patents

ステータ、モータおよび圧縮機 Download PDF

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Abstract

環状のステータコアヨーク部、およびステータコアヨーク部の内周側に配置された複数のステータコアティース部を有するステータコア(21)を備える。ステータコアヨーク部の上に設けられた環状の壁部(22a)、環状の壁部(22a)の内周側に配置された複数のインシュレータティース部(22b)、およびインシュレータティース部(22b)に巻線を巻く際に、環状の壁部(22a)に設けられ、巻線の巻き始め部(23a)が入る溝(22c)、を有するインシュレータを備える。さらに、巻線の巻き始め部(23a)が、環状の壁部(22a)の内径側で結線されている。

Description

本発明は、ステータコアと巻線との絶縁を図るためのインシュレータを備えたステータ、モータおよび圧縮機に関するものである。
巻線を通したノズルでステータのティース部に巻きつけていくノズル巻線手法を採用したステータにおいて、巻線の巻き始め部は、その後に巻き回される巻線によりインシュレータの壁部に押圧されてしまう。
これにより、巻線の巻き始め部にストレスが加わり、巻線の絶縁皮膜に傷が入り絶縁性を保てなくなり、最悪の場合は断線する恐れがある。
そこで従来のインシュレータを備えたステータでは、インシュレータの壁部に切り欠きを設けて、巻線の巻き始め部をインシュレータの壁部の外径側に通すことで、巻線の巻き始め部にストレスが掛からないような構成としていた(特許文献1参照)。
特許第5529073号公報
しかしながら、従来の構成では、巻線の巻き始め部をインシュレータの切り欠きを通して、インシュレータの壁部の外径側で結線していることにより、圧縮機の密閉容器と巻線が近づくため、漏れ電流が増えてしまうという課題を有していた。
本発明は、巻線の巻き始め部にストレスが掛からない構成を備えつつ、巻線と圧縮機の密閉容器の間の漏れ電流を低減することを可能としたステータ、モータおよび圧縮機を提供する。
本発明におけるステータは、環状のステータコアヨーク部、およびステータコアヨーク部の内周側に配置された複数のステータコアティース部を有するステータコアを備える。ステータコアヨーク部の上に設けられた環状の壁部、環状の壁部の内周側に配置された複数のインシュレータティース部、およびインシュレータティース部に巻線を巻く際に、環状の壁部に設けられ、巻線の巻き始め部が入る溝を有するインシュレータを備える。さらに、巻線の巻き始め部が、環状の壁部の内径側で結線されている。
この構成によって、巻線の巻き始め部にストレスが加わらないため、巻線品質を維持しつつ、巻線を圧縮機の密閉容器から離すことができ、漏れ電流を低減することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施の形態における圧縮機の縦断面図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態における圧縮機のステータの上面図である。 図3Aは、本発明の第1の実施の形態における圧縮機のステータの巻き線前を示す斜視図である。 図3Bは、本発明の第1の実施の形態における圧縮機のステータの巻き線後を示す斜視図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態における圧縮機のステータコアとインシュレータの組立図である。 図5は、本発明の第1の実施の形態における圧縮機のインシュレータの拡大図である。 図6Aは、本発明の第1の実施の形態における圧縮機のインシュレータ溝部の詳細図である。 図6Bは、図6Aの6B−6B線断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
<圧縮機の全体構成>
まず、図1で、第1の実施の形態における圧縮機の構成について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における圧縮機の縦断面図である。
図1に示すように、本実施の形態の圧縮機は、密閉容器1と、密閉容器1の内部に配置された圧縮機構部102およびモータ103を備えている。
<圧縮機構>
圧縮機構部102には、主軸受部材104、固定スクロール106および旋回スクロール107が含まれる。
主軸受部材104は密閉容器1の内部に溶接や焼き嵌めなどにより固定してあり、この主軸受部材104はシャフト105を軸支している。主軸受部材104の上には固定スクロール106がボルト止めにより固定されている。固定スクロール106と主軸受部材104との間には、固定スクロール106と噛み合う旋回スクロール107を挟み込んであり、主軸受部材104、固定スクロール106および旋回スクロール107がスクロール式の圧縮機構部102を構成している。すなわち、本実施の形態における圧縮機は、スクロール式の圧縮機である。
旋回スクロール107と主軸受部材104との間には、旋回スクロール107の自転を防止して円軌道運動するように案内するオルダムリングを含む自転拘束機構108を設けている。シャフト105の上端にある偏心軸部105aにて旋回スクロール107を偏心駆動することにより、自転拘束機構108によって自転が防止されている旋回スクロール107は円軌道運動をする。
以上説明した旋回スクロール107の動作により、固定スクロール106と旋回スクロール107との間に形成している圧縮室109が、外周側から中央部に向かって容積を縮めながら移動する。この動きを利用して、密閉容器1の外の冷凍サイクルに通じた吸入管110から、吸入管110と圧縮室109の間にある固定スクロールに設けられ常に吸入圧力である吸入室111を経て冷媒ガスが密閉容器1の内部に吸入される。密閉容器1の内部に吸入された冷媒ガスは圧縮室109に閉じ込まれたのちに圧縮される。所定の圧力に到達した冷媒ガスは、固定スクロール106の中央部の吐出口112からリード弁113を押し開けて、マフラー116の内部に形成されたマフラー空間114に吐出される。
マフラー空間114に吐出された冷媒ガスは、密閉容器1の容器内空間115を経由して吐出管117から密閉容器1の外の冷凍サイクルへと送出される。
なお、本実施の形態では、冷媒としてR32冷媒を利用している。
一方、旋回スクロール107を旋回駆動するシャフト105はその下端にはポンプ118が設けられ、ポンプ118の吸い込み口が密閉容器1の底部に設けられたオイル貯留部119内に存在するように配置されている。ポンプ118はスクロール圧縮機と同時に駆動されるため、ポンプ118は密閉容器1の底部に設けられたオイル貯留部119にあるオイルを、圧力条件や運転速度に関係なく、確実に吸い上げることができる。ポンプ118で吸い上げたオイルは、シャフト105内を貫通しているオイル供給穴120を通じて圧縮機構部102に供給される。なお、オイルをポンプ118で吸い上げる前もしくは吸い上げた後に、オイルフィルタ等でオイルから異物を除去すると、圧縮機構部102への異物混入が防止でき、信頼性の向上を図ることができる。
<モータ>
モータ103は、圧縮機構部102を駆動するために密閉容器1の内部に設けられており、ロータ121と、このロータ121の径方向外側にエアギャップを介して配置されるステータ2と、を有している。
<ロータ>
ロータ121は、コア(図示せず)及び複数の永久磁石(図示せず)を有している。
コアは、金属材料からなる複数の薄板が互いに積層されるとともに、溶接などによって積層された薄板が互いに接合されることによって形成されている。
また、コアには、その略中央部に、平面視で略円形の貫通孔が形成されている。貫通孔には、シャフト105が挿入されており、ロータ121とステータ2との間に発生する磁力によって、シャフト105がロータ121と共に回転する。
なお、本実施の形態では、スクロール式の圧縮機で説明したが、本発明は、例えば、ロータリ式の圧縮機や、その他の圧縮機についても、適用可能である。
また、本実施の形態では、冷媒をR32冷媒で説明したが、本発明は、例えば、R410A冷媒や、その他の冷媒についても、適用可能である。
以下、ステータ2について、詳細に説明する。
<ステータ>
図2は、本発明の第1の実施の形態におけるステータの上面図を示すものである。
図2において、圧縮機を構成する密閉容器1に固定されたステータ2は、ステータコア21と、ステータコア21の上部と下部に各々配置されたインシュレータ22と、を備えている。
ここで、ステータコア21は、図4に示すように、環状のステータコアヨーク部21aと、ステータコアヨーク部21aの内周側に配置された複数のステータコアティース部21bと、を有する。
また、インシュレータ22は、図3A、図3Bに示すように、ステータコアヨーク部21aの上に設けられた環状の壁部22aと、環状の壁部22aの内周側に配置された複数のインシュレータティース部22bと、インシュレータティース部22bに巻線を巻く際に、環状の壁部22aに設けられ、巻線の巻き始め部23aが入る溝22cと、を有する。
また、巻線の巻き始め部23aが結線用絶縁チューブ28aを通して、ステータコアティース部21bとインシュレータティース部22bに巻かれた巻線23と絶縁を保ちつつ、複数本をまとめる結線部28を有する。
ここで、結線部28は、環状の壁部22aに対して、内径側に位置される。
また、結線部28でまとめられた巻線の巻き始め部23aは、巻線23を引き出す際に異相間を絶縁する為の絶縁チューブ25を通り、巻線を固定する縛り糸24で固定され、電源用巻線用の電源用端子26が接続される構成となる。
なお、本実施の形態では、環状の壁部22aに設けられた溝22cは、特許文献1に記載されているような切り欠きではなく、環状の壁部22aの内面に設けられ、所定の深さを有する凹部である。
このように溝22cは、切り欠きでなく、所定の深さを有する凹部とすることで、環状の壁部22aの外径部で結線されている巻線(巻き終わり部)と絶縁距離を取ることができ、耐圧不良を防ぐことが可能となる。
また、溝22cを切り欠きとした場合、環状の壁部22aを高くすることにより、絶縁距離をとることができるが、インシュレータの材料が必要となり、コストが上がってしまうため、溝22cは、所定の高さを有する凹部とする。
また、溝22cは、インシュレータティース部22bから上方に向かって、環状の壁部22aの頂点まで設けられたものではなく、環状の壁部22aの頂点から所定の距離だけ離れた位置まで、設けられたものである。
図3Aは、巻き線前のステータの斜視図を示し、図3Bは、巻き線後のステータの斜視図を示す。
図4は、インシュレータ22とステータコア21を組立図の斜視図である。図5は、インシュレータ22の拡大図である。図6は、インシュレータ溝部の拡大図である。
図3Aに示すように、インシュレータ22はステータコア21の上部に配置されており、インシュレータ22は、インシュレータティース部22bと、ステータコアヨーク部21aの上に配置された環状の壁部22aと、インシュレータティース部22bの横壁部22dと、巻線の巻き始め部23aが入る溝22cと、から構成されている。
また、図3Aおよび図5に示すように、溝22cは、インシュレータティース部22bの横壁部22dの端部の直線上近傍に配置されている。
この構成により、巻線の巻き始め部のずれを防止でき、精度よく結線処理ができる。
また、図6に示す溝22cの「溝の幅」は、巻線23の直径以上、巻線の直径+3mm以下としている。
これにより、巻線の巻き始め部が溝に収まり易く、巻線の巻き始め部のずれを防止でき、かつ、巻線の巻き始め部にストレスが加わらない為、巻線品質を維持しつつ、巻線を圧縮機の密閉容器1から離すことができ、漏れ電流を低減することができる。
また、図6Bに示すように、溝22cの「溝の深さ」は、巻線23の半径以上としている。
これにより、巻線が溝の深さの半分以上収まることとなり、巻線の巻き始め部のずれを防止でき、かつ、巻線の巻き始め部にストレスが加わらない為、巻線品質を維持しつつ、巻線を圧縮機の密閉容器1から離すことができ、漏れ電流を低減することができる。
また、図6Bに示すように、溝22cは、インシュレータティース部22bに向かって「溝の深さ」が浅くなるテーパー形状である。
この構成により、巻線の巻き始め部のずれを防止でき、かつ、インシュレータ22の環状の壁部22aの根元の強度を保つことができる。
また、図示していないが、ヨーク部とティース部の内径側側面部には、ポリエチレンテレフタレートからなる絶縁フィルムが配置される構成となっている。
巻線23は、図2および図3Bに示すように巻かれた状態となる。
以上のように構成されたステータ2について、以下その動作、作用を説明する。
まず、インシュレータティース部22bに巻線を巻く際、巻線の巻き始め部23aを溝22cに配置させた後に巻線を巻くことにより、巻線の巻き始め部23aが、環状の壁部22aとインシュレータティース部22bに巻かれた巻線23の間に挟まれてストレスが加わることなく巻線を巻くことができる。
すなわち、複数本の巻き始め部をまとめた結線部28は、環状の壁部22aに対して、内径側に位置される。
その後、巻線の結線処理を、環状の壁部22aの内径側でおこなうことで、巻線を密閉容器1から離して配置することができる。
以上のように、本実施の形態においては、ステータ2を構成するインシュレータ22へ巻線の巻き始め部23aが入る溝22cを設けることにより、巻線の巻き始め部23aへストレスが加わらず巻線品質を維持でき、かつ、巻線の結線処理を環状の壁部22aの内径側で結線を行うことで、巻線と密閉容器1の距離を保つことができ、漏れ電流を低減することができる。
また、図3A、図5に示す本実施の形態の構成では、インシュレータティース部22bの左側に巻線の巻き始め部23aが入る溝22cを配置しているが、インシュレータティース部22bの右側に巻線の巻き始め部23aが入る溝22cを配置しても、同様の効果が期待できる。
なお、本実施の形態の圧縮機は、ルームエアコン、除湿機、ヒートポンプ給湯器、冷蔵庫、ショーケース等、空調装置、冷凍機器等に適用可能である。
以上説明したように、第1の開示におけるステータは、環状のステータコアヨーク部、およびステータコアヨーク部の内周側に配置された複数のステータコアティース部を有するステータコアを備える。ステータコアヨーク部の上に設けられた環状の壁部、環状の壁部の内周側に配置された複数のインシュレータティース部、およびインシュレータティース部に巻線を巻く際に、環状の壁部に設けられた巻線の巻き始め部が入る溝を有するインシュレータを備える。さらに、巻線の巻き始め部が、環状の壁部の内径側で結線される。
この構成により、巻線の巻き始め部にストレスが加わらない。そのため、巻線品質を維持しつつ、巻線を圧縮機の密閉容器から離すことができ、漏れ電流を低減することが可能となるステータを提供することができる。
第2の開示におけるステータは、第1の開示において、巻線の巻き始め部が入る溝を、インシュレータティース部の横壁部の直線上近傍に配置してもよい。
この構成により、巻線の巻き始め部のずれを防止でき、かつ、巻線の巻き始め部にストレスが加わらないため、巻線品質を維持しつつ、巻線を圧縮機の密閉容器から離すことができ、漏れ電流を低減することが可能となる。
第3の開示におけるステータは、第1または第2の開示のいずれかにおいて、巻線の巻き始め部が入る溝の幅が、巻線の直径以上であって、巻線の直径+3mm以下であってもよい。
この構成により、巻線の巻き始め部が溝に収まり易く、巻線の巻き始め部のずれを防止でき、かつ、巻線の巻き始め部にストレスが加わらない。そのため、巻線品質を維持しつつ、巻線を圧縮機の密閉容器から離すことができ、漏れ電流を低減することができる。
第4の開示におけるステータは、第1の開示から第3の開示のいずれかにおいて、巻線の巻き始め部が入る溝の深さを、巻線の半径以上としてもよい。
この構成により、巻線が溝の深さの半分以上収まることとなり、巻線の巻き始め部のずれを防止でき、かつ、巻線の巻き始め部にストレスが加わらない。そのため、巻線品質を維持しつつ、巻線を圧縮機の密閉容器から離すことができ、漏れ電流を低減することができる。
第5の開示におけるステータは、第1の開示から第4の開示いずれかにおいて、巻線の巻き始め部が入る溝が、インシュレータティース部に向かってテーパー形状であってもよい。
この構成により、巻線の巻き始め部のずれを防止でき、かつ、巻線の巻き始め部にストレスが加わらない。そのため、巻線品質を維持しつつ、巻線を圧縮機の密閉容器から離すことができ、漏れ電流を低減することができる。
また、巻線の巻き始め部のずれを防止でき、かつ、インシュレータの環状の壁部の根元の強度を保つことができる。
第6の開示におけるモータは、第1の開示から第5の開示のいずれかにおけるステータと、ステータの内側に配置されたロータと、を備えてもよい。
この構成により、巻線品質を維持しつつ、巻線を圧縮機の密閉容器から離すことができ、漏れ電流を低減することが可能となるモータを提供することができる。
第7の開示における圧縮機は、第6の開示におけるモータを備えてもよい。
この構成により、巻線品質を維持しつつ、巻線を圧縮機の密閉容器から離すことができ、漏れ電流を低減することが可能となる圧縮機を提供することができる。
本発明を利用すれば、コイルの巻線品質を向上させ、漏れ電流を低減できることが可能なステータ、モータおよび圧縮機を得ることができる。
1 密閉容器
2 ステータ
21 ステータコア
21a ステータコアヨーク部
21b ステータコアティース部
22 インシュレータ
22a 環状の壁部
22b インシュレータティース部
22c 溝
22d 横壁部
23 巻線
23a 巻線の巻き始め部
23b 巻線後の巻線
24 縛り糸
25 絶縁チューブ
26 電源用端子
28 結線部
102 圧縮機構部
103 モータ
104 主軸受部材
105 シャフト
106 固定スクロール
107 旋回スクロール
108 自転拘束機構
109 圧縮室
110 吸入管
111 吸入室
112 吐出口
113 リード弁
114 マフラー空間
115 容器内空間
116 マフラー
117 吐出管
118 ポンプ
119 オイル貯留部
120 オイル供給穴
121 ロータ

Claims (7)

  1. 環状のステータコアヨーク部、
    および前記ステータコアヨーク部の内周側に配置された複数のステータコアティース部
    を有するステータコアと、
    前記ステータコアヨーク部の上に設けられた環状の壁部、
    前記環状の壁部の内周側に配置された複数のインシュレータティース部、
    および前記インシュレータティース部に巻線を巻く際に、前記環状の壁部に設けられた巻線の巻き始め部が入る溝
    を有するインシュレータと、
    を備えたステータであって、
    前記巻線の巻き始め部が、前記環状の壁部の内径側で結線されるステータ。
  2. 前記巻線の巻き始め部が入る溝は、前記インシュレータティース部の横壁部の直線上近傍に配置される請求項1に記載のステータ。
  3. 前記巻線の巻き始め部が入る溝の幅は、前記巻線の径以上であって、前記巻線の径+3mm以下である請求項1または2に記載のステータ。
  4. 前記巻線の巻き始め部が入る溝の深さは、前記巻線の半径以上である請求項1から3のいずれか一項に記載のステータ。
  5. 前記巻線の巻き始め部が入る溝は、前記インシュレータティース部に向かってテーパー形状である請求項1から4のいずれか一項に記載のステータ。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のステータと、前記ステータの内側に配置されたロータと、を備えたモータ。
  7. 請求項6に記載のモータを備えた圧縮機。
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