JPWO2019058444A1 - インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
Description
インクを貯留するインク貯留部と、
前記インク貯留部から供給されたインクを吐出するノズルと、
前記インク貯留部の内壁面の一部をなす振動板と、
前記振動板の前記内壁面の前記一部をなす面とは反対側の面に接着剤を介して固着されている平板状の圧電素子と、
を備え、
前記圧電素子は、当該圧電素子に対して印加される電圧に応じて、前記振動板の前記圧電素子が固着されている固着面に沿った方向に伸縮することで前記振動板とともに撓み、
前記接着剤は、前記固着面のうち、前記圧電素子が固着されている固着範囲の外側を含む範囲に付着している。
前記圧電素子は、前記固着面に垂直な垂直方向から見て前記振動板がなす内壁面の前記一部と部分的に重なる範囲に設けられており、
前記接着剤は、前記固着面のうち、前記垂直方向から見て前記振動板がなす内壁面の前記一部と重なる部分を少なくとも含む範囲に付着している。
前記圧電素子の前記振動板に固着された面とは反対側の面には電極が設けられ、
前記接着剤は、前記電極に接触しない範囲に設けられている。
前記圧電素子は、前記固着面に垂直な垂直方向から見て、前記振動板がなす内壁面の前記一部に重なる第1領域から、当該内壁面の前記一部に隣接する前記内壁面の他の一部をなす基材に重なる第2領域にかけて設けられており、
前記第1領域における前記固着範囲の外周の長さに対する当該外周の外側に付着している接着剤の体積の比が、前記第2領域における前記比より大きい。
前記接着剤のヤング率は、0.01GPa以上30GPa以下である。
前記圧電素子は、前記固着面に垂直な垂直方向から見て、前記振動板に固着された面の外周のうち少なくとも前記接着剤の付着範囲の内側にある部分が前記振動板に固着された面とは反対側の面の外周の内側に含まれる形状を有する。
前記固着範囲は長方形であり、
前記接着剤は、前記長方形の短辺を内部に包含する範囲に付着している。
前記接着剤は、前記固着範囲の全体を内部に包含する範囲に付着している。
請求項1から8のいずれか一項に記載のインクジェットヘッドと、
前記圧電素子に印加する前記電圧を出力する電圧印加回路と、
を備える。
インクジェット記録装置100は、搬送ベルト101、搬送ローラー102、ヘッドユニット103及び制御部104などを備える。
インクジェットヘッド1は、ヘッドチップ2と、共通インク室70と、保持基板80と、配線部材3と、駆動部4(電圧印加回路)などを備える。
Circuit)などで構成されている。
以下では、圧電素子60の振動板30に固着されている面(接着剤63に当接している面)を下面60aと記し、下面60aとは反対側の面(第1電極61が設けられている面)を上面60bと記す。また、振動板30において圧電素子60が固着されている面を固着面30aと記し、固着面30aのうち圧電素子60の下面60aが固着されている範囲を固着範囲30Rと記す。したがって、固着範囲30Rの外周は、撓みの生じていない振動板30の固着面30aに垂直な垂直方向(以下では、単に「固着面30aに垂直な方向」とも記す)、すなわち図3のZ方向から見て、下面60aの外周に一致する。
また、第2電極62は、図示略の配線を介して配線部材3の共通電位(コモン電位)に係る配線に接続される。
このような、接続部90と基材22との間で第1電極61、圧電素子60及び第2電極62を挟んで固定する構造により、接続部90を介した第1電極61への信号伝達経路が安定的に確保される。第2領域R2内の圧電素子60は、接続部90及び基材22によって固定されているためほとんど振動せず、圧力室21内のインクの圧力変化にはほとんど寄与しない。
図4に示されるように、本実施形態の圧電素子60は、第1領域R1において圧力室21の内壁面と重なる範囲に形成されている略円形の主要部601と、第2領域R2において基材22と重なる範囲に形成されている略半円形状の凸部602とからなる。圧力室21は、主要部601と同心の略円形状をなしており、主要部601は、圧力室21(圧力室21の内壁面のうち振動板30がなす一部)に部分的に重なる大きさで設けられている。すなわち、主要部601がなす円の半径は、圧力室21がなす円の半径よりも小さくなっている。このような構成とすることにより、圧電素子60の略円形の主要部601が伸縮して振動板30が撓むことで、圧力室21内のインクの圧力を効果的に変動させることができるようになっている。
図3に示されるように、本実施形態の接着剤63は、振動板30上の第2電極62と圧電素子60との間に設けられて第2電極62と圧電素子60とを接着する。第2電極62と圧電素子60との間における接着剤63の厚さは、第1電極61と第2電極62との間における圧電素子60に対する必要な駆動電圧の印加を妨げない範囲の最大値以下とされる。
さらに、接着剤63は、固着面30aにおいて、固着範囲30Rの全体を内部に包含する範囲に付着している。すなわち、接着剤63は、固着面30aに垂直な方向から見て固着範囲30Rの外周の全体から外側にはみ出して(延在して)いる。固着範囲30Rの外周から外側にはみ出している接着剤63(以下では、接着剤63のはみ出し部と記す)は、固着面30aに沿って延在するとともに、圧電素子60の側面60cに沿って上方にも回り込んでいる。この結果、接着剤63のはみ出し部は、固着面30a及び側面60cの間の空間を埋めるように設けられている。ただし、接着剤63のはみ出し部の延在範囲は、第1電極61に接触しない範囲内に留められている。
また、これらの場合、圧電素子60の側面60cは、少なくとも接着剤63が外側にはみ出している部分において逆テーパー形状となっていることが好ましい。すなわち、圧電素子60は、固着面30aに垂直な方向から見て、下面60aの外周のうち少なくとも接着剤63の付着範囲の内側にある部分が上面60bの外周の内側に含まれる形状を有していることが好ましい。
図7は、圧電素子60の動作時における接着剤63の作用を説明する図である。
図7のAは、圧電素子60に電圧が印加されていない状態を示す図である。
図7のBは、圧電素子60に対して所定の極性の電圧が印加されて圧電素子60が固着面30aに沿う方向に伸長し、圧電素子60及び振動板30が上に凸となる形状に撓んでいる状態を示す図である。
図7のCは、圧電素子60に対して図7のBとは逆極性の電圧が印加されて圧電素子60が固着面30aに沿う方向に収縮し、圧電素子60及び振動板30が下に凸となる形状に撓んでいる状態を示す図である。
本実施形態のインクジェットヘッド1では、図7のAの状態から図7のBの状態に遷移させることで圧力室21内のインクの圧力を低減させた後、図7のCの状態に遷移させて圧力室21内のインクの圧力を増大させることで、ノズルNからインクが吐出される。
他方で、圧電素子60が図7のBの状態から図7のCの状態に遷移するとき、接着剤63のはみ出し部は、圧電素子60の側面60cに対して弾性力を及ぼしながら(押圧しながら)伸長(弾性変形)する。すなわち、接着剤63のはみ出し部は、圧電素子60の収縮変形動作を補助する役割を果たす。これにより、圧電素子60及び振動板30は、接着剤63のはみ出し部がなかった場合と比較して大きく下方に撓むため、ノズルNからのインクの射出速度や射出量が大きくなる。この結果、インクの吐出効率(圧電素子60への印加電圧に対するインクの吐出量や吐出速度の大きさ)が高くなる。
図8は、ヘッドチップ2の製造方法を説明する断面図である。
この製造方法では、まず、ガラス等の基板S上に圧電素子60の材料からなる圧電プレート60Aを接着し、フォトリソグラフィー技術により、圧電素子60を形成する位置にレジストパターン64を形成する(図8のステップS1)。
例えば、基板Sによる押圧で接着剤63を固着範囲30Rの外側にはみ出させる態様に代えて、予め圧電素子60の側面60cにかかる範囲に接着剤63を塗布してから振動板30上に接着しても良い。
また、接着剤63を振動板30側に塗布した上で圧電素子60を接着しても良い。
また、サンドブラスト加工に代えて、圧電素子60の外周がテーパー形状となるようにダイシングしても良い。
次に、上記実施形態の効果を確認するために行った実験について説明する。
まず、接着剤63の固着範囲30Rから外側へのはみ出し量やはみ出し位置、接着剤63の材質、及び圧電素子60の形状のうち少なくとも一部が互いに異なる11水準のインクジェットヘッド1を製造し、それぞれ実施例1〜10及び比較例とした。
図9における「接着剤はみ出し量」では、接着剤63の固着範囲30Rから外側へのはみ出し量が示されている。このうち「高さ」では、接着剤63のはみ出し部の固着面30aからの最大高さが「◎」、「○」及び「×」で示されている。ここで、「◎」は「○」よりも接着剤63のはみ出し部の最大高さが大きいことを示し、「×」は接着剤63が固着範囲30Rの外部にはみ出していないことを示す。また、「幅」では、接着剤63のはみ出し部の固着範囲30Rからのはみ出し幅(図3の幅W1)が「◎」、「○」及び「×)」で示されている。ここで、「◎」は「○」よりも接着剤63のはみ出し幅が大きいことを示し、「×」は接着剤63が固着範囲30Rの外部にはみ出していないことを示す。
「接着剤のはみ出し位置」では、接着剤63が、図5のように固着範囲30Rの外周の全部からはみ出しているか、図6Aのように固着範囲30Rの外周の半周からはみ出しているか、図6Bのように固着範囲30Rの外周の4個所からはみ出しているかが示されている。
「接着剤のヤング率」では、各水準のインクジェットヘッド1に用いられた接着剤63の硬化後のヤング率が示されている。
「圧電素子面積」では、圧電素子60の下面60aの面積が上面60bの面積より小さい場合(すなわち、側面60cの少なくとも一部が逆テーパー形状となっている場合)を「○」で示し、下面60a及び上面60bの面積が等しい場合(すなわち、側面60cがテーパー形状を有していない場合)を「−」で示している。
「電圧効率」は、本実験の実験結果を「◎◎」、「◎」、「○」、「×」の4段階で示している。具体的には、「電圧効率」は、各水準のインクジェットヘッド1において所望の速度でノズルNからインクの液滴を吐出するために必要であった圧電素子60への印加電圧の大きさを示す。具体的には、23V未満で所望の速度が得られた場合を「◎◎」で示し、23V以上25V未満で所望の速度が得られた場合を「◎」で示し、25V以上27V未満で所望の速度が得られた場合を「◎」で示し、所望の速度を得るのに27V以上の電圧が必要であった場合を「×」で示している。
また、実施例1から接着剤63のはみ出し部の高さを大きくした実施例2では、電圧効率が実施例1よりも高く、「◎◎」となった。
また、実施例1から接着剤63のはみ出し部の幅を大きくした実施例3では、電圧効率が実施例1とほぼ同等であり、「◎」となった。
また、圧電素子60の側面60cがテーパー形状を有していない点においてのみ実施例1と異なる実施例4では、電圧効率が「○」となった。
また、実施例1から接着剤63をヤング率が30GPaであるものに変えた実施例5、及び接着剤63をヤング率が0.01GPaであるものに変えた実施例6では、電圧効率が実施例1とほぼ同等であり、「◎」となった。
また、実施例1から接着剤63をヤング率が31GPaであるものに変えた実施例7、及び実施例1から接着剤63をヤング率が0.001GPaであるものに変えた実施例8では、電圧効率が「○」となった。
また、接着剤63を固着範囲30Rの外周の半周のみから外側にはみ出させた点においてのみ実施例1と異なる実施例9、及び接着剤63を固着範囲30Rの外周の4個所のみから外側にはみ出させた点においてのみ実施例1と異なる実施例10では、電圧効率が「○」となった。
また、接着剤63を固着範囲30Rから外部にはみ出させない比較例においては、電圧効率は「×」となった。
次に、圧電素子60に係る構造についての変形例について説明する。
圧電素子60の平面形状(固着面30aに垂直な方向から見た形状)は、図3に示されるような形状に限られず、各種の多角形など、圧力室21の形状に応じて種々の形状とすることができる。
このような圧電素子60を用いた場合には、振動板30の固着面30aにおける圧電素子60の固着範囲30Rも長方形となる。本変形例では、圧電素子60の下面60a及び固着範囲30Rがなす長方形の外周のうち短辺Saに対応する部分を包含する範囲に接着剤63が付着している。すなわち、固着範囲30Rの外周のうち短辺Saから外側に接着剤63がはみ出して設けられている。図10のような長方形の圧電素子60では、電圧が印加された場合に、短辺Saに平行な方向の伸縮量よりも、長辺Sbに平行な伸縮量の方が大きくなる。したがって、電圧印加に応じて当該圧電素子60が伸縮するときの各辺の移動量は、長辺Sbよりも短辺Saの方が大きくなる。このため、図10のように短辺Saに沿う領域に接着剤63のはみ出し部を設けることで、圧電素子60の伸長変形に応じた接着剤63のはみ出し部の弾性変形量(収縮量)が大きくなるため、より効果的に接着剤63から圧電素子60に力を及ぼして圧電素子60の収縮変形動作を補助することができる。
このような構成によれば、電圧印加に応じて圧電素子60が固着面30aに沿った方向に伸長したときに当該圧電素子60の伸長に応じて接着剤63のはみ出し部が収縮する方向に弾性変形し、この状態から圧電素子60が電圧印加に応じて収縮したときに、接着剤63のはみ出し部が圧電素子60に対して弾性力を及ぼしながら(押圧しながら)伸長するため、接着剤63のはみ出し部が圧電素子60の収縮変形動作を補助する役割を果たす。これにより、圧電素子60の収縮に応じた振動板30及び圧電素子60の撓み量をより大きくすることができるため、ノズルNからのインクの射出速度や射出量を大きくすることができる。よって、インクの吐出効率(所定の印加電圧で圧電素子60を駆動したときのインクの吐出量や吐出速度の大きさ)を高くすることができる。これにより、所望の吐出速度や吐出量を実現するために必要な印加電圧をより小さくすることが可能となり、インクジェットヘッド1及びインクジェット記録装置100の電力消費を低減させることができる。
例えば、第2電極62を圧電素子60の下面60aに形成し、当該第2電極62と振動板30とを接着剤63により接着しても良い。
また、振動板30が金属などの導電性材料からなる場合には、第2電極62を省略し、振動板30を一方の電極(第2電極)として用いても良い。この場合には、振動板30の固着面30a上に直接(接着剤63を介して)圧電素子60が固着される。
これらのように、圧電素子60が振動板30に対して少なくとも接着剤63を介して固着されている種々の構成に対して本発明を適用することができる。
2 ヘッドチップ
3 配線部材
4 駆動部
10 ノズル基板
20 圧力室基板
21 圧力室
22 基材
30 振動板
30a 固着面
40 スペーサー基板
50 配線基板
60 圧電素子
60a 下面
60b 上面
60c 側面
601 主要部
602 凸部
60A 圧電プレート
61 第1電極
62 第2電極
63 接着剤
64 レジストパターン
70 共通インク室
80 保持基板
90 接続部
100 インクジェット記録装置
101 搬送ベルト
102 搬送ローラー
103 ヘッドユニット
104 制御部
M 記録媒体
N ノズル
Claims (9)
- インクを貯留するインク貯留部と、
前記インク貯留部から供給されたインクを吐出するノズルと、
前記インク貯留部の内壁面の一部をなす振動板と、
前記振動板の前記内壁面の前記一部をなす面とは反対側の面に接着剤を介して固着されている平板状の圧電素子と、
を備え、
前記圧電素子は、当該圧電素子に対して印加される電圧に応じて、前記振動板の前記圧電素子が固着されている固着面に沿った方向に伸縮することで前記振動板とともに撓み、
前記接着剤は、前記固着面のうち、前記圧電素子が固着されている固着範囲の外側を含む範囲に付着しているインクジェットヘッド。 - 前記圧電素子は、前記固着面に垂直な垂直方向から見て前記振動板がなす内壁面の前記一部と部分的に重なる範囲に設けられており、
前記接着剤は、前記固着面のうち、前記垂直方向から見て前記振動板がなす内壁面の前記一部と重なる部分を少なくとも含む範囲に付着している請求項1に記載のインクジェットヘッド。 - 前記圧電素子の前記振動板に固着された面とは反対側の面には電極が設けられ、
前記接着剤は、前記電極に接触しない範囲に設けられている請求項1又は2に記載のインクジェットヘッド。 - 前記圧電素子は、前記固着面に垂直な垂直方向から見て、前記振動板がなす内壁面の前記一部に重なる第1領域から、当該内壁面の前記一部に隣接する前記内壁面の他の一部をなす基材に重なる第2領域にかけて設けられており、
前記第1領域における前記固着範囲の外周の長さに対する当該外周の外側に付着している接着剤の体積の比が、前記第2領域における前記比より大きい請求項1から3のいずれか一項に記載のインクジェットヘッド。 - 前記接着剤のヤング率は、0.01GPa以上30GPa以下である請求項1から4のいずれか一項に記載のインクジェットヘッド。
- 前記圧電素子は、前記固着面に垂直な垂直方向から見て、前記振動板に固着された面の外周のうち少なくとも前記接着剤の付着範囲の内側にある部分が前記振動板に固着された面とは反対側の面の外周の内側に含まれる形状を有する請求項1から5のいずれか一項に記載のインクジェットヘッド。
- 前記固着範囲は長方形であり、
前記接着剤は、前記長方形の短辺を内部に包含する範囲に付着している請求項1から6のいずれか一項に記載のインクジェットヘッド。 - 前記接着剤は、前記固着範囲の全体を内部に包含する範囲に付着している請求項1から7のいずれか一項に記載のインクジェットヘッド。
- 請求項1から8のいずれか一項に記載のインクジェットヘッドと、
前記圧電素子に印加する前記電圧を出力する電圧印加回路と、
を備えるインクジェット記録装置。
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