JPWO2018212349A1 - ディスペンスヘッド及びそれを利用した飲料注出路の洗浄方法 - Google Patents

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Abstract

ディスペンスヘッド(30)が、流体入口(32a)を有する本体ケース(32)と、本体ケース(32)内を摺動して流体入口(32a)を開閉するプランジャ(31)であって、流体入口(32a)を閉鎖する閉鎖位置と、流体入口(32a)を開放するとともに飲料貯蔵容器(10)に固定されたスピアバルブ(20)の弁体(21,22)に力を作用してガス流路及び飲料流路を開放する開放位置と、閉鎖位置及び開放位置の間の特定の中間位置であって、流体入口(32a)を開放するがスピアバルブ(20)の弁体(21,22)に力を作用しない中間位置とに位置決めされるプランジャ(31)とを具備しており、プランジャ(31)が中間位置にあるとき、流体入口(32a)から流入した流体が飲料貯蔵容器(10)に供給されることなくプランジャ(31)の内部流路(31d)を介して吐出される。

Description

本発明は、例えばビール等の発泡性飲料が貯蔵された飲料貯蔵容器の口部に装着されるディスペンスヘッドに関するものである。より詳しくは、本発明は、飲料貯蔵容器に装着されたスピアバルブと協働して、飲料貯蔵容器内の飲料を、ガスボンベのガス圧力を利用して吐出するディスペンスヘッドに関する。
ボンベに充填された炭酸ガスの圧力を利用して飲料貯蔵容器内の飲料を注出する特許文献1に示されるような飲料供給システムが飲食店等で用いられている。このような飲料供給システムは、通常、炭酸ガスボンベ及び飲料貯蔵容器の他に、飲料貯蔵容器口部の中に固定されたスピアバルブと、スピアバルブに連結されたディスペンスヘッドと、グラス等に飲料を注ぎ出す飲料ディスペンサと、それらを接続する管路とを有する。
スピアバルブは、飲料貯蔵容器に流入する炭酸ガスの流路を開閉する第1弁体及び飲料貯蔵容器から吐出する飲料の流路を開閉する第2弁体を備えている。一方、ディスペンスヘッドは、プランジャを有しており、このプランジャは、ディスペンスヘッド自身のガス流路を開閉するだけでなく、それが開放位置に配置されたときには、スピアバルブの第1及び第2弁体に力を加えてガス流路及び飲料流路を開放する。その状態で、飲料ディスペンサのコック弁が開放されると、炭酸ガスボンベのガス圧力に基づいて、飲料貯蔵容器内の飲料が飲料ディスペンサからグラス等へ注出される。
ところで、飲料がビールである場合、飲料貯蔵容器の外側の飲料注出路は、ビールの品質を維持し風味の低下を防ぐために定められた手順で定期的に(例えば毎日)水等で洗浄されなければならない。洗浄の手順の一例を簡略的に示すと、(1)排液受け用のバケツを飲料ディスペンサのコック弁の下に準備し、(2)水の充填された洗浄用の樽を準備し、(3)ディスペンスヘッドを飲料貯蔵容器から外して洗浄用の樽に付け替えて、(4)炭酸ガスの圧力により洗浄用の樽の中の水を押し出して飲料注出路を洗浄し、(5)洗浄用の樽の水が無くなったら炭酸ガスにより飲料注出路の水切りを行い、(6)洗浄用の樽のガス抜きをし、(7)飲料貯蔵容器の口部を水で洗浄してから清潔な布で水を拭き取り、(8)ディスペンスヘッドを洗浄用の樽から外して飲料貯蔵容器に付け替え、(9)バケツ及び洗浄用の樽を水で洗い保管することとなる。飲食店等のスタッフはこのような洗浄作業を飲食店の一日の営業時間が終了した後に実施しなければならないが、これはかなりの負担になっていることが予想される。
特許文献1では、洗浄の負担を低減するために、ディスペンスヘッドを飲料貯蔵容器に装着したままで洗浄の実施が可能な構成が提案されている。特許文献1では、ディスペンスヘッドがスピアバルブを閉じている状態が洗浄モードと呼ばれ、その洗浄モードのときに、飲料ディスペンサのコック弁が開放されると、洗浄液がディスペンスヘッドを経由して飲料ディスペンサ側へ流出し、したがって飲料注出路が洗浄される。
特開2006−36221号公報
特許文献1のディスペンスヘッドを用いることにより、ディスペンスヘッドを飲料貯蔵容器に装着したまま洗浄を行うことが可能になる。ただし、特許文献1のディペンスヘッドは、その操作レバーの角度を検知する傾斜センサ、及びその傾斜センサからの信号に基づいて流体を切替えるためのコントローラを必要とし、またそれら傾斜センサやコントローラ等を作動させるための電源も必要となる。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであって、飲料注出路の洗浄を容易に実施することのできる比較的単純な構成のディスペンスヘッド、及びそれを用いた洗浄方法を提供することを目的とする。
前述の目的を達成するために、本発明の第1の態様によれば、飲料貯蔵容器の口部においてガス流路及び飲料流路を開閉するスピアバルブに連結されスピアバルブと協働して飲料貯蔵容器内の飲料液体を外部に供給するディスペンスヘッドであって、流体入口を有する本体ケースと、長手軸線方向に貫通する内部流路を有し、本体ケース内を摺動して流体入口を開閉するプランジャであって、流体入口を閉鎖するとともにスピアバルブの弁体に力を作用しない閉鎖位置と、流体入口を開放するとともにスピアバルブの弁体に力を作用してガス流路及び飲料流路を開放する開放位置と、閉鎖位置及び開放位置の間の特定の中間位置であって、流体入口を開放するがスピアバルブの弁体に力を作用しない中間位置とに位置決めされるプランジャとを具備しており、プランジャが中間位置にあるとき、流体入口から流入した流体が飲料貯蔵容器に供給されることなくプランジャの内部流路を介して吐出される、ディスペンスヘッドが提供される。
更に、本発明の第2の態様によれば、第1の態様によるディスペンスヘッドの装着された飲料貯蔵容器内の飲料液体をガス供給源のガス圧力を利用して外部に注ぎ出す飲料供給システムにおいて、飲料貯蔵容器の外部の飲料注出路を洗浄する方法であって、ディスペンスヘッドは、該ディスペンスヘッドの流体入口を閉鎖する閉鎖位置と、流体入口を開放することにより飲料液体の吐出を可能にする開放位置と、流体入口を開放するが前記飲料液体の吐出を可能にしない中間位置とに位置決めされるプランジャを具備しており、ディスペンスヘッドが、飲料貯蔵容器に固定されたスピアバルブに連結されていることを確認する段階と、ディスペンスヘッドのプランジャを中間位置に配置する段階と、ディスペンスヘッドの流体入口に洗浄液供給源を流体接続する段階と、飲料ディスペンサの飲料注出弁を開放することにより、洗浄液供給源からの洗浄液を、飲料貯蔵容器に供給することなく、ディスペンスヘッドを経由して飲料注出弁から吐出させる、飲料注出路を洗浄する段階と、飲料ディスペンサの飲料注出弁を閉じる段階とを含む、飲料注出路を洗浄する方法が提供される。
本発明によると、飲料貯蔵容器側に取り付けたまま飲料注出路の洗浄を行うことを可能にするディスペンスヘッドを電気的なセンサや制御装置を用いることなく純機械的且つ比較的単純な構成で実現することが可能になる。また、その結果、洗浄用の樽が不要になるとともに洗浄手順の削減あるいは単純化が実現される。
本発明の実施形態によるディスペンスヘッドが用いられる飲料供給システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態によるディスペンスヘッドの模式的な正面図であって、操作レバー及びプランジャが閉鎖位置にあるときの正面図である。 図2Aに示されるディスペンスヘッドの操作レバー及びプランジャが中間位置にあるときの模式的な(a)正面図及び(b)平面図である。 図2Aに示されるディスペンスヘッドの操作レバー及びプランジャが開放位置にあるときの模式的な正面図である。 飲料貯蔵容器に固定されたスピアバルブ及びそのスピアバルブに連結された本発明の実施形態によるディスペンスヘッドの部分を模式的に示す縦断面図であって、プランジャが閉鎖位置にあるときの縦断面図である。 図3Aと同様の縦断面図であるが、プランジャが中間位置にあるときの縦断面図である。 図3Aと同様の縦断面図であるが、プランジャが開放位置にあるときの縦断面図である。 ディスペンスヘッドの三方弁の模式的な平面図及び平面断面図であって、三方弁の第1流入口が選択された状態を示す図である。 図4Aと同様の三方弁の模式的な平面図及び平面断面図であるが、三方弁の第2流入口が選択された状態を示す図である。 三方弁のシャフトの単独の斜視図である。
最初に、本発明の実施形態によるディスペンスヘッド30が構成要素として含まれる飲料供給システム100について図1を参照して説明する。この飲料供給システム100は、ガスの圧力を利用して飲料貯蔵容器10内の飲料を注出するように働くものである。そのため、飲料供給システム100は、飲料貯蔵容器10と、その口部10aの内部に固定された図1では示されないスピアバルブ20と、スピアバルブ20に外部から連結されたディスペンスヘッド30と、飲料貯蔵容器10にガスを供給するガスボンベ50と、飲料貯蔵容器10からの飲料をグラス等に注出する飲料ディスペンサ60と、洗浄液としての水をディスペンスヘッド30に供給する水供給源としての水道の給水栓70とを主要構成要素として具備する。
飲料ディスペンサ60は、コック式の飲料注出弁(以下「コック弁」という)61を有している。飲料注出時にはコック弁61の吐出口61aの下方にグラス等(不図示)が準備される。ディスペンスヘッド30と飲料ディスペンサ60のコック弁61とは接続管路62で接続されている。接続管路62は、飲料ディスペンサ60内での冷却のために円筒コイル状に成形された螺旋巻回部62aを有する。飲料ディスペンサ60は通常、冷却装置63、及び冷却装置63によって冷却される冷却水槽64を有しており、図1に示される接続管路62の螺旋巻回部62aは冷却水槽64内で冷却される。
図1の飲料供給システム100においては、供給される飲料がビールであり、そのためガスボンベ50に充填されるガスは炭酸ガスであり、飲料貯蔵容器10はビール樽として例示され、また飲料ディスペンサ60はビールディスペンサとして例示されている。ただし、本発明の実施形態によるディスペンスヘッド30がビール以外の任意の炭酸飲料、例えば発泡酒、麦芽以外の原料から作成されていて別のアルコール飲料が混入されたビール風味の発泡アルコール飲料(第三のビール)、ノンアルコールビール、チューハイ、ハイボール、あるいは非アルコール系炭酸飲料を供給する飲料供給システム100で用いられることも可能である。また、飲料供給システム100により供給される飲料が、炭酸ガス以外の例えば窒素ガスや圧縮空気を利用して供給される飲料であってもよく、その場合、ガスボンベ50内には窒素ガスあるいは圧縮空気が充填される。
本明細書では、飲料貯蔵容器10の外側の飲料の流路、即ちディスペンスヘッド30の後述するプランジャ31の内部流路31d、接続管路62、及びコック弁61内の流路を飲料注出路と呼ぶ。飲料注出路は洗浄の対象流路でもある。
本発明の実施形態によるディスペンスヘッド30は、その単独の外観が図2A〜図2Cに示されており、概ね円柱状のプランジャ31と、プランジャ31を摺動可能に収容するボアの形成された本体ケース32と、プランジャ31を手動で移動させる操作レバー33と、三方弁40とを主要構成要素として具備している。図2Aは、ディスペンスヘッド30のプランジャ31及び操作レバー33が、飲料を供給しない閉鎖位置にあるとき、図2Bは飲料注出路の洗浄のための中間位置にあるとき、図2Cは飲料を供給するための開放位置にあるときをそれぞれ模式的に示している。なお、図2Bは、その(a)が正面図であり、(b)が平面図である。
次に、ディスペンスヘッド30を詳しく説明する前に、それに関連して動作する公知のスピアバルブ20について模式的な縦断面図である図3A〜図3Cを参照して以下に説明する。ここで、図3Aは、ディスペンスヘッド30のプランジャ31が閉鎖位置にあるとき、図3Bは中間位置にあるとき、図3Cは開放位置にあるときを示している。また、図3A〜図3Cにおいては、ディスペンスヘッド30の操作レバー33及び三方弁40の作図が省略されている。
スピアバルブ20は、飲料貯蔵容器10の口部10aの内側に装着されており、飲料貯蔵容器10に流入するガスの流路を開閉する第1弁体21、飲料貯蔵容器10から流出する飲料の流路を開閉する第2弁体22、それら弁体をそれぞれ閉止位置に維持するための第1コイルスプリング23と第2コイルスプリング24、円筒状の弁ケース25、及び第1弁体21と一体に形成されたサイホン管26を主要構成要素として具備する。スピアバルブ20のこれら構成要素は全て、中心軸線Azに対して同軸に配置されている。
スピアバルブ20は、その弁ケース25が飲料貯蔵容器10の口部10aの内側にねじ込まれることにより飲料貯蔵容器10に固定されている。弁ケース25の内側にはサイホン管26が弁ケース25に対して上下方向に移動可能に弁ケース25によって保持されている。サイホン管26は、飲料貯蔵容器10の底部付近まで延びて、そこで開口する下端(図示せず)を有する一方で、その上端部に、第1弁体21として働く拡径部を有している。第1弁体21はその最上端部に更に拡径した第1フランジ部21aを有する。図3A及び図3Bにおいては、第1フランジ部21aは、対向する弁ケース25の第1弁座25aに対して第1コイルスプリング23の力により押付けられている。
サイホン管26の拡径部、即ち第1弁体21の内側には、概ね円柱状の第2弁体22が上下方向に移動可能に収容されている。第2弁体22もやはりその上端部に拡径された第2フランジ部22aを有する。図3A及び図3Bにおいては、第2フランジ部22aは対向する第1弁体21の内側に形成された第2弁座21bに対して第2コイルスプリング24の力により押し付けられている。
スピアバルブ20の第1弁体21及び第2弁体22は、図3Cに示されるように、ディスペンスヘッド30のプランジャ31が開放位置に配置されると、プランジャ31の肩部31c及び小径部31bの先端によってそれぞれ下方に移動させられ、その結果、第1フランジ部21aと第1弁座25aとの間のガス流路が開放され、また第2フランジ部22aと第2弁座21bとの間の飲料流路が開放される。ディスペンスヘッド30のプランジャ31が閉鎖位置(図3A)あるいは中間位置(図3B)に配置されているときは、プランジャ31はスピアバルブ20のどの弁体にも力を及ぼさず、したがってスピアバルブ20のガス流路も飲料流路も閉鎖されたままである。
次に、本発明の実施形態によるディスペンスヘッド30についてより詳しく説明する。ディスペンスヘッド30の本体ケース32は、流体入口32aをその周壁部に有し、流体出口32bをボアの開放した下端に有する。ボアの内壁には、流体入口32aを上下に挟んで一対のOリング34,35が装着されている。本体ケース32は、拡径したフランジ部32cを下端部に有しており、フランジ部32cにおいて、スピアバルブ20の弁ケース25に回転方式で気密及び液密に連結される。三方弁40は、その一つの流出口42aが本体ケース32の流体入口32aと接続するように、本体ケース32の周壁部に固定されている。操作レバー33の3段階の位置を定めるための3つの凹部32d,e,fが、流体入口32aとは半径方向で反対側の本体ケース32の周壁部に形成されている。また、プランジャ31が本体ケース32から露出することにより操作レバー33がプランジャ31の外周部に係合できるように、本体ケース32の周壁部の上部には切欠きが形成されている。
プランジャ31は、台形状の環状凹部31aを有する。環状凹部31aは、プランジャ31が閉鎖位置にあるときに、環状凹部31aの中心に流体入口32aが対向するように配置される(図3A)。環状凹部31aは、プランジャ31が閉鎖位置あるときには一対のOリング34,35によって上下を挟まれてシールされるので、本体ケース32の流体入口32aからの流体はそれらOリング34,35を越えて流れることはできず、したがって流体入口32aは実質的には閉鎖される。
プランジャ31は、下端部に小径部31bと、小径部31bの形成の結果生じる肩部31cも有する。肩部31cには環状の肩部パッキン36が装着されている。さらに、プランジャ31は、それを長手軸線方向に貫通する内部流路31dも有する。プランジャ31の小径部31bの先端には、プランジャ31が開放位置にあるときに飲料を内部流路31dに導くために半円状の切欠き31eが形成されている。また、プランジャ31の上端部には、内部流路31dと接続管路62とが接続可能であるように、図示しない流体継手が設けられている。
プランジャ31が閉鎖位置(図2A、図3A)から中間位置(図2B、図3B)に配置されると、環状凹部31aの位置が下方に移動し、下側のOリング35との間のシールが効かなくなるので、流体入口32aから流体が流入可能になる。プランジャ31が中間位置から開放位置(図2C、図3C)に配置されると、環状凹部31aの位置が更に下方に移動するが、下側のOリング35との間のシールは相変わらず効かないので、流体が流体入口32aから流入可能な状態が維持される。また、プランジャ31が開放位置に配置されると、プランジャ31の肩部31cに支持された肩部パッキン36及び小径部31bの先端がそれぞれスピアバルブ20の第1弁体21及び第2弁体22を移動させてスピアバルブ20のガス流路と飲料流路を開放させる。
操作レバー33は、本体ケース32の図の右側の周壁部に設けられた枢軸39を中心に上下にそれぞれ約15度回動して閉鎖位置(図2A)、中間位置(図2B)、及び開放位置(図2C)をとることができる。操作レバー33の閉鎖位置、中間位置、及び開放位置はそれぞれプランジャ31の閉鎖位置、中間位置、及び開放位置に対応する。
操作レバー33は、一対の細長いプレート部材37と握り部38とを有する。握り部38は、本体ケース32の3つの凹部32d,e,fに係止及び係止解除が可能であるように、図示しない係止部材と係止解除ボタンを有する。一対の細長いプレート部材37は、本体ケース32から露出したプランジャ31を挟むように配置されている。一対のプレート部材37は、その図の左端部が握り部38に埋め込まれて固定され、右端部は三方弁40の後述するシャフト44を挟むシャフト係合部として働く。プレート部材37は、その枢軸39よりも図の左側の部分が、露出したプランジャ31に係合してプランジャ31を上下に移動させることができるように構成されている。
次に、三方弁40について、その単独の模式的な平面図及び内部構造図を含む図4A及び図4Bを参照して以下に説明する。三方弁40は、本実施形態ではボールタイプのものであって、内部にL字型の流路が形成された球状の弁体41と、一つの流出口42aと、二つの流入口、即ち第1流入口42b及び第2流入口42cとを有する直方体状の弁ケース42と、Z軸方向に延びる軸線まわりに回動する切替レバー43と、切替レバー43の回動軸線を形成するとともに切替レバー43と弁体41とを接続するシャフト44とを有する。弁体41と各流入口42b、c及び流出口42aとの間にはそれらの間をそれぞれシールするシール部材45が配置されている。本実施形態では、第1流入口42bにはガスボンベ50からのホースが接続され、第2流入口42cには水道の給水栓70からのホースが接続される。図4Aは、第1流入口42bが選択された状態を示し、図4Bは第2流入口42cが選択された状態を示す。
三方弁40の弁ケース42の流出口42aとは反対側の側面には、弁ケース42内部の空間と外部の周囲空間を連通するドレイン孔46が形成されている。ドレイン孔46は、シール部材45の劣化等により弁ケース42内に漏れ出た水を排出することによって水が流出口42a側に混入することを防ぐとともに、シール部材45の劣化を知らせるために設けられている。
図5は三方弁40のシャフト44の単独の斜視図である。この図に示されるように三方弁40のシャフト44は、円柱部47とその円柱部47の上下に配置された二つの鍔状部48とを有して形成されている。円柱部47は、操作レバー33の一対のプレート部材37間の間隔S1よりもわずかに小さい外径寸法を有している。二つの鍔状部48は同一の寸法形状を有しており、平面視における一対の円弧部48aと前記一対の円弧部48aを接続する弦である一対の平行な直線部48bとを有する。鍔状部48の一対の円弧部48aは、一対のプレート部材37間の間隔S1よりも充分に大きい直径を有するのに対して、一対の直線部48bは、円柱部47と同様に一対のプレート部材37間の間隔S1よりもわずかに小さい幅寸法S2を有する。
本実施形態では、シャフト44の鍔状部48の一対の直線部48bは、ガスボンベ50に接続された三方弁40の第1流入口42bが選択されてそれと流出口42aとが連通しているとき、図4Aに示されるようにX軸方向、即ち操作レバー33の長手軸線方向に平行に延びる。これに対して、水道の給水栓70に接続された三方弁40の第2流入口42cが選択されてそれと流出口42aとが連通しているとき、図4Bに示されるように、鍔状部48の一対の直線部48bはY軸方向に延びる。
操作レバー33は、図2Bの中間位置にあるときは水平に延びてそのプレート部材37の先端側のシャフト係合部が、シャフト44の円柱部47と同レベルにあって円柱部47を挟むが、円柱部47の回転を阻止することはできないので、シャフト44の回転、即ち三方弁40の流路の切り替えが許容される。換言すると、操作レバー33が中間位置にあるときは、三方弁40の第1流入口42b(ガス側)及び第2流入口42c(水側)のどちらが選択されてもよい。
操作レバー33が、中間位置から開放位置又は閉鎖位置に移動するためには三方弁40のシャフト44の鍔状部48の直線部48bが操作レバー33の長手軸線と平行に配置されなければならず、したがって三方弁40のガス側の第1流入口42bが選択されなくてはならない。操作レバー33は、中間位置から開放位置又は閉鎖位置に移動すると、そのシャフト係合部が三方弁40のシャフト44の鍔状部48の一対の直線部48bを挟み、その結果三方弁40のシャフト44の回転を阻止する。したがって、操作レバー33が開放位置又は閉鎖位置にあるときは、三方弁40は選択されていたガス側の第1流入口42bを水側の第2流入口42cに切り替えることができないようになっている。このように、三方弁40のシャフト44と操作レバー33のシャフト係合部とは、操作レバー33の位置に応じて三方弁40の切り替えを規制するインターロック機構として働く。
本実施形態によるディスペンスヘッド30によると、操作レバー33及びしたがってプランジャ31が開放位置にあるときは、飲料貯蔵容器10内にはガスが供給されるが水は決して供給されないことが理解されよう。なお、操作レバー33が閉鎖位置にあるときにも三方弁40の切替レバー43の操作を許容する実施形態も本発明において可能である。その場合、三方弁40のシャフト44は、上側の鍔状部48と円柱部47とを有するが、下側の鍔状部48を有しない。
次に、本実施形態によるディスペンスヘッド30の用いられた図1の飲料供給システム100において、飲料の供給方法及びその後の飲料注出路の洗浄方法の一例について以下に説明する。
飲料を供給するために、最初に、閉鎖位置あるいは中間位置にあったディペンスヘッドの操作レバー33を開放位置に配置する。このときディスペンスヘッド30の三方弁40は、ガスボンベ50と連通した第1流入口42bが選択されている。また、このときディスペンスヘッド30の開放位置にあるプランジャ31によってディスペンスヘッド30の流体入口32aが開放されるとともに、スピアバルブ20の第1弁体21及び第2弁体22が下方に移動させられている(図3C)。次に、飲料ディスペンサ60のコック弁61の吐出口61aの下にグラス等を準備して、そのコック弁61を開放する。そうすると、ディスペンスヘッド30の流体入口32a、流体出口32b、及びスピアバルブ20のガス流路を通って飲料貯蔵容器10に導入されるガスによって飲料が押し出されて、スピアバルブ20のサイホン管26と飲料流路、ディスペンスヘッド30のプランジャ31の先端の半円状の切欠き31eと内部流路31d、接続管路62、及びコック弁61を経て吐出される。飲料の注出を止める場合は飲料ディスペンサ60のコック弁61を閉じればよい。
本実施形態によるディスペンスヘッド30によると、このように飲料を注出した後に続いて、つまりディスペンスヘッド30を、スピアバルブ20を介して飲料貯蔵容器10に装着した状態で、飲料注出路の洗浄を行うことが可能である。この洗浄を行うためには、最初に、飲料ディスペンサ60のコック弁61の吐出口61aの下に排液を受けるためのバケツ等を準備する。次に、ディスペンスヘッド30の操作レバー33を中間位置に位置決めする。このとき、図3Bに示されるように、中間位置にあるプランジャ31によって、ディスペンスヘッド30の流体入口32aは開放するが、スピアバルブ20の第1弁体21及び第2弁体22に力が作用することはなく、したがって、スピアバルブ20のガス流路及び飲料流路は閉じられる。次に、三方弁40の切替レバー43を、水道の給水栓70に接続された第2流入口42c側に切替える。次に、コック弁61を開放すると、三方弁40の第2流入口42cから流入した水がディスペンスヘッド30の流体出口32b、及びプランジャ31の内部流路31d、接続管路62、及びコック弁61を経て吐出され、したがって飲料貯蔵容器10の外部の飲料注出路が水洗浄される。水の注出を止める場合は飲料ディスペンサ60のコック弁61を閉じればよい。このように、中間位置においては、ディスペンスヘッド30に流入した水は飲料貯蔵容器10に流入することなくプランジャ31の内部流路31dを経由して接続管路62へ流れる。
水洗浄が終了した状態では飲料注出路には水が残留するので、本実施形態による管路の洗浄方法では、この水を排出するために次に示す手順がさらに実施される。
最初に、ディスペンスヘッド30の操作レバー33を中間位置に維持したまま、ディスペンスヘッド30の三方弁40の切替レバー43をガスボンベ50に接続された第1流入口42b側に切替える。次に、コック弁61を開放すると、三方弁40の第1流入口42bから流入したガスが、前述の水と同じルートを通ってコック弁61より吐出される。このとき、飲料注出路は、そこに残留していた水が高圧のガスによって押し出されるかあるいは吹き飛ばされるかして乾燥される。ガスの吐出を止める場合は飲料ディスペンサ60のコック弁61を閉じればよい。次に、バケツを飲料ディスペンサ60から取り除けば、乾燥を含めた飲料注出路の洗浄が終了する。
本実施形態によるディスペンスヘッド30によると、それを飲料貯蔵容器10側に取り付けたまま、飲料貯蔵容器10の外側の飲料注出路の全てを水等の洗浄液によって洗浄し、さらにガスによって乾燥させることが可能になる。このため、従来のように洗浄用の樽にディスペンスヘッド30を付け替えて洗浄を行っていた場合に比べて作業時間を大幅に削減することが可能になる。また、従来は、ディスペンスヘッド30の取り外された飲料貯蔵容器10の口部10aに生じる凹部、即ち口部10aの上端からスピアバルブ20の弁体の上面までの凹部の洗浄を、洗浄用の樽を使った洗浄とは別に実施する必要があったが、本実施形態のディスペンスヘッド30によると、その凹部も含めて洗浄される。
また、本実施形態によるディスペンスヘッド30においては、インターロック機構の働きによって、洗浄液である水は、プランジャ31が中間位置に配置され、したがってスピアバルブ20の弁体が閉じている場合にだけ供給が可能になるので、水が誤って飲料貯蔵容器10に流入することが防止される。
さらに、本実施形態によるディスペンスヘッド30は、電気的なセンサや制御装置を含むことなく純機械的に且つ比較的単純に構成されている。そのため、電源が不要で動作の信頼度が高いというだけではなく、操作レバー33の枢軸39を本体ケース32から引き抜くことによりプランジャ31を本体ケース32から取り外して、それらの分解洗浄を簡単に行えるという効果も得られる。
その他の実施形態
前述の実施形態では、洗浄液として水が用いられたが、洗浄液として炭酸水が用いられる実施形態も可能である。その場合、炭酸水供給源は、炭酸水を貯留するタンクと、炭酸水を圧送するためにポンプ等を備える。
前述の実施形態においては、ボールタイプの手動の三方弁40が用いられたが、そのような三方弁40に代えて電動式を含めた任意の方向切換弁が用いられてもよい。さらに、ディスペンスヘッドが三方弁あるいはその他の方向切換弁を有しない実施形態も可能である。その場合、ガスボンベ50あるいは水道の給水栓70からのホースの先端と、ディスペンスヘッドの流体入口との接続は、例えば急速継手(クイックカプラ)を介して手動で行なわれてよい。
飲料ディスペンサ60のコック弁61は、例えばビール用の流路と泡用の流路のように複数の流路を有することがある。そのような場合には、飲料注出路の洗浄及び乾燥は、複数の流路の各々に対して実施すればよい。
前述の実施形態では、ディスペンスヘッド30は、飲料貯蔵容器10に固定されたスピアバルブ20を介して飲料貯蔵容器10に間接的に装着されていたが、ディスペンスヘッドが飲料貯蔵容器に直接的に装着される実施形態も本発明において可能である。
10 飲料貯蔵容器
20 スピアバルブ
21 第1弁体
22 第2弁体
30 ディスペンスヘッド
31 プランジャ
31a 環状凹部
31d 内部流路
32 本体ケース
32a 流体入口
33 操作レバー
37 プレート部材
40 三方弁
44 シャフト
48 鍔状部

Claims (9)

  1. 飲料貯蔵容器の口部においてガス流路及び飲料流路を開閉するスピアバルブに連結され前記スピアバルブと協働して前記飲料貯蔵容器内の飲料液体を外部に供給するディスペンスヘッドであって、
    流体入口を有する本体ケースと、
    長手軸線方向に貫通する内部流路を有し、前記本体ケース内を摺動して前記流体入口を開閉するプランジャであって、前記流体入口を閉鎖するとともに前記スピアバルブの弁体に力を作用しない閉鎖位置と、前記流体入口を開放するとともに前記スピアバルブの弁体に力を作用して前記ガス流路及び前記飲料流路を開放する開放位置と、前記閉鎖位置及び前記開放位置の間の特定の中間位置であって、前記流体入口を開放するが前記スピアバルブの弁体に力を作用しない中間位置とに位置決めされるプランジャと、を具備しており、
    前記プランジャが前記中間位置にあるとき、前記流体入口から流入した流体が飲料貯蔵容器に供給されることなく前記プランジャの内部流路を介して吐出されることを特徴とする、ディスペンスヘッド。
  2. 二つの流入口と、前記本体ケースの流体入口に流体接続される一つの流体出口とを有する方向切換弁を更に具備しており、
    前記二つの流入口の一方の流入口にはガス供給源が流体接続され、前記二つの流入口の他方の流入口には洗浄液供給源が流体接続される、請求項1に記載のディスペンスヘッド。
  3. 前記プランジャが前記中間位置に位置決めされているときには前記方向切換弁の流路の切り替えを可能にするが、前記プランジャが前記開放位置に位置決めされているときには前記方向切換弁の流路の切り替えを不能にするインターロック機構を更に具備する、請求項2に記載のディスペンスヘッド。
  4. 前記プランジャを移動させて、前記閉鎖位置、前記開放位置、及び前記中間位置に位置決めする操作レバーを更に具備しており、
    前記方向切換弁が三方弁から構成され、
    前記三方弁が、方向切替レバーと、前記方向切替レバーを支持するシャフトであって、円柱部と非円形の鍔状部とを有するシャフトとを有し、
    前記インターロック機構が、前記シャフトと、該シャフトに係合する前記操作レバーの部分と、から構成される、請求項3に記載のディスペンスヘッド。
  5. 前記三方弁は、前記他方の流入口から流入した洗浄液が内部で漏出したとき、漏出した前記洗浄液を外部に排出するドレイン孔を有する、請求項4に記載のディスペンスヘッド。
  6. 前記洗浄液供給源が、水の供給源であるか又は炭酸水の供給源である、請求項2〜5のいずれか一項に記載のディスペンスヘッド。
  7. ディスペンスヘッドの装着された飲料貯蔵容器内の飲料液体をガス供給源のガス圧力を利用して外部に注ぎ出す飲料供給システムにおいて、前記飲料貯蔵容器の外部の飲料注出路を洗浄する方法であって、
    前記ディスペンスヘッドは、該ディスペンスヘッドの流体入口を閉鎖する閉鎖位置と、前記流体入口を開放することにより前記飲料液体の吐出を可能にする開放位置と、前記流体入口を開放するが前記飲料液体の吐出を可能にしない中間位置とに位置決めされるプランジャを具備しており、
    前記ディスペンスヘッドが、前記飲料貯蔵容器に固定されたスピアバルブに連結されていることを確認する段階と、
    前記ディスペンスヘッドの前記プランジャを前記中間位置に配置する段階と、
    前記ディスペンスヘッドの前記流体入口に洗浄液供給源を流体接続する段階と、
    前記飲料ディスペンサの飲料注出弁を開放することにより、前記洗浄液供給源からの洗浄液を、前記飲料貯蔵容器に供給することなく、前記ディスペンスヘッドを経由して前記飲料注出弁から吐出させる、前記飲料注出路を洗浄する段階と、
    前記飲料ディスペンサの前記飲料注出弁を閉じる段階と、
    を含むことを特徴とする、飲料注出路を洗浄する方法。
  8. 前記飲料ディスペンサの前記飲料注出弁を閉じる前記段階の後に、
    前記ディスペンスヘッドの前記流体入口に、前記洗浄液供給源に代えて前記ガス供給源を流体接続する段階と、
    前記飲料ディスペンサの前記飲料注出弁を開放することにより、前記ガス供給源からのガスを、前記飲料貯蔵容器に供給することなく、前記ディスペンスヘッドを経由して前記飲料注出弁から吐出させる、前記飲料注出路を乾燥させる段階と、
    前記飲料注出弁を閉じる段階と、
    を更に含む、請求項7に記載の飲料注出路を洗浄する方法。
  9. 前記ディスペンスヘッドが、該ディスペンスヘッドの前記流体入口に流体接続された一つの流出口と、前記ガス供給源が流体接続された第1流入口と、前記洗浄液供給源が流体接続された第2流入口とを有する方向切換弁を更に具備しており、
    前記洗浄液供給源を流体接続する前記段階は、前記ディスペンスヘッドの前記流体入口に前記方向切換弁の前記第2流入口が連通するように前記方向切換弁を操作する段階を含んでおり、
    前記ガス供給源を流体接続する前記段階は、前記ディスペンスヘッドの前記流体入口に前記方向切換弁の前記第1流入口が連通するように前記方向切換弁を操作する段階を含んでいる、
    請求項8に記載の飲料注出路を洗浄する方法。
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