JP7349905B2 - 飲料供給システムの洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は飲料供給システムの洗浄装置に関する。
従来、ガスによって飲料収容容器から移送された飲料を飲料ディスペンサから外部に供給する飲料供給システムが知られている(例えば特許文献1)。斯かる飲料供給システムのユーザは飲料ディスペンサから容器(グラス等)に飲料を注ぐことによって所望の量の飲料を容易に得ることができる。
しかしながら、飲料供給システムによる飲料の供給が終了した後には、飲料の流路に飲料が残される。残された飲料は、飲料の劣化、微生物の繁殖等を引き起こすおそれがある。このため、飲料の味の低下を防止するために、飲料供給システムの洗浄が定期的に行われる。
特開2006-36221号公報
しかしながら、飲料供給システムの洗浄時に飲料供給システムのユーザが通常の手順とは異なる操作を行い、飲料供給システムの洗浄が適切に行われないおそれがある。例えば、特許文献1に記載されるようなディスペンスヘッドが用いられる場合に、ユーザの誤操作によってディスペンスヘッドの流体流入口と飲料収容容器の内部とが連通した状態で洗浄が開始されると、洗浄水が飲料収容容器内の飲料に混入する。
また、ユーザの誤操作によって飲料供給システムの洗浄中にタップが閉じられたままであると、洗浄水の流れがタップによって遮断され、飲料の流路に残された飲料が排出されない。
上記課題に鑑みて、本発明の目的は、飲料供給システムが洗浄されるときに飲料供給システムのユーザによる誤操作を検出することにある。
本開示の要旨は以下のとおりである。
(1)飲料収容容器から飲料移送路を通して移送された飲料を飲料ディスペンサのタップから外部に供給する飲料供給システムの洗浄装置であって、前記飲料収容容器に装着されると共に、前記飲料移送路に接続された流体流出口と、流体流入口とを有するディスペンスヘッドと、ガス供給源と前記流体流入口とを接続するガス供給路と、前記ガス供給路を開閉するガス開閉弁と、水供給源と前記流体流入口とを接続する水供給路と、前記水供給路を開閉する水開閉弁と、前記ガス開閉弁よりも下流側の前記ガス供給路の圧力を検出する圧力センサと、前記ガス開閉弁及び前記水開閉弁を制御する制御装置とを備え、前記ディスペンスヘッドは、少なくとも、前記流体流入口と前記流体流出口とを前記飲料収容容器の内部を介して連通させる第1状態と、前記流体流入口と前記流体流出口とを直接連通させる第2状態との間で手動によって切り替えられるように構成され、前記制御装置は前記圧力センサの出力に基づいて前記飲料供給システムのユーザの誤操作を検出する、飲料供給システムの洗浄装置。
(2)前記制御装置は、前記ユーザによって前記飲料供給システムの洗浄が要求されたときに前記ガス開閉弁を開弁状態から閉弁状態に変化させ、該ガス開閉弁が該閉弁状態に維持されているときに前記圧力センサによって検出された前記圧力の低下量が第1閾値以下である場合には、前記タップが閉じていると判定する、上記(1)に記載の飲料供給システムの洗浄装置。
(3)前記制御装置は、前記ガス開閉弁が前記閉弁状態に維持されているときに前記圧力センサによって検出された前記圧力の低下量が前記第1閾値よりも大きく且つ第2閾値以下である場合には、前記ディスペンスヘッドが前記第1状態であると判定する、上記(2)に記載の飲料供給システムの洗浄装置。
(4)前記制御装置は、前記誤操作を検出している間、前記水開閉弁を閉弁状態に維持する、上記(2)又は(3)に記載の飲料供給システムの洗浄装置。
(5)前記制御装置は、前記飲料供給システムの洗浄の終了時に所定時間だけ前記水開閉弁を閉じ且つ前記ガス開閉弁を開く水排出制御を実行し、該水排出制御の実行後に前記ガス開閉弁を閉じ、該ガス開閉弁を閉じたときに前記圧力センサによって検出された前記圧力の低下量が第3閾値以下である場合には、前記タップが閉じていると判定する、上記(1)から(4)のいずれか1つに記載の飲料供給システムの洗浄装置。
(6)前記制御装置は、前記飲料供給システムの洗浄後に前記水開閉弁を閉じ且つ前記ガス開閉弁を開閉し、該ガス開閉弁を開閉したときに前記圧力センサによって検出された前記圧力の低下量が第4閾値よりも大きい場合には、前記タップが開いていると判定する、上記(1)から(5)のいずれか1つに記載の飲料供給システムの洗浄装置。
(7)警告を出力する警告装置を更に備え、前記制御装置は、前記誤操作を検出したときに、前記警告装置に警告を出力させる、上記(1)から(6)のいずれか1つに記載の飲料供給システムの洗浄装置。
(8)警告を出力する警告装置を更に備え、前記制御装置は、前記水排出制御の実行後に前記ガス開閉弁を閉じたときに前記圧力センサによって検出された前記圧力の低下量が前記第3閾値よりも大きい場合には、前記警告装置に終了アラーム音を出力させる、上記(5)に記載の飲料供給システムの洗浄装置。
(9)前記制御装置は、前記飲料供給システムの洗浄の洗浄後に前記水開閉弁を閉じ且つ前記ガス開閉弁を開閉し、該ガス開閉弁を開閉したときに前記圧力センサによって検出された前記圧力の低下量が第4閾値以下である場合には、前記終了アラーム音を停止する、上記(8)に記載の飲料供給システムの洗浄装置。
本発明によれば、飲料供給システムが洗浄されるときに飲料供給システムのユーザによる誤操作を検出することができる。
図1は、本発明の第一実施形態に係る飲料供給システムの洗浄装置が適用される飲料供給システムの構成を概略的に示す図である。 図2は、本発明の第一実施形態に係る洗浄装置の構成を概略的に示す図である。 図3は、図2の制御装置の構成を概略的に示す図である。 図4は、第一実施形態における洗浄処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。 図5は、第二実施形態における洗浄処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。 図6は、終了処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。 図7は、本発明の第三実施形態に係る飲料供給システムの洗浄装置が適用される飲料供給システムの構成を概略的に示す図である。 図8は、第三実施形態における洗浄処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。 図9は、水弾制御の制御ルーチンを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
<第一実施形態>
最初に、図1~図4を参照して、本発明の第一実施形態について説明する。
<飲料供給システム>
図1は、本発明の第一実施形態に係る飲料供給システムの洗浄装置が適用される飲料供給システム1の構成を概略的に示す図である。飲料供給システム1は、ガス供給源10、飲料収容容器20、飲料ディスペンサ30、ディスペンスヘッド50、ガス供給路60及び飲料移送路70を備える。飲料供給システム1は、ガス供給源10から供給されたガスによって飲料収容容器20から飲料移送路70を通して移送された飲料を飲料ディスペンサ30から外部に供給する。飲料供給システム1のユーザ(以下、単に「ユーザ」と称する)は飲料ディスペンサ30から容器に飲料を注ぐことによって所望の量の飲料を容易に得ることができる。
ガス供給路60はガス供給源10とディスペンスヘッド50とを接続する。ガス供給路60は、例えば、ガス供給ホースとして構成され、ガスの圧力に耐えうる様々な材料(例えば、ポリエチレン(PE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、エチレン四フッ化エチレン共重合体(ETFE)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等)から形成される。
飲料移送路70はディスペンスヘッド50と飲料ディスペンサ30とを接続する。飲料移送路70は、例えば、飲料移送ホースとして構成され、飲料及びガスの圧力に耐えうる様々な材料(例えば、ポリエチレン(PE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、エチレン四フッ化エチレン共重合体(ETFE)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等)から形成される。
以下、飲料供給システム1の各構成要素について詳細に説明する。
ガス供給源10は、炭酸ガス(二酸化炭素ガス)、窒素ガス、圧縮空気等のガスを供給する。ガス供給源10はガス減圧弁11を含み、ガス供給源10から供給されるガスの圧力はガス減圧弁11によって調整される。ガス供給源10は例えばガスボンベとして構成される。ガス供給源10はガス供給路60に接続され、ガス供給源10から供給されたガスはガス供給路60を通して飲料収容容器20に供給される。
飲料収容容器20は飲料を収容する。例えば、飲料収容容器20は発泡性飲料を収容する。発泡性飲料には、ビール、ビール風アルコール飲料、ビールテイスト飲料、酎ハイ、ウィスキー含有飲料(ウィスキー、ハイボール等)、炭酸ジュース等が含まれる。ビール風アルコール飲料には、発泡酒、麦芽以外の原料から生成され又は発泡酒に麦由来のアルコール飲料が混ぜられたビール風味の発泡アルコール飲料(いわゆる第三のビール)等が含まれる。ビールテイスト飲料には、ノンアルコールビール等が含まれる。飲料収容容器20は、例えば、発泡性飲料を収容する飲料樽として構成される。
なお、飲料収容容器20は非発泡性飲料を収容してもよい。非発泡性飲料には、コーヒー、ワイン等が含まれる。
飲料収容容器20は、飲料収容容器20の口金として機能する公知のスピアバルブ(図示せず)を含む。スピアバルブは飲料収容容器20の頂部から飲料収容容器20の底部付近まで延在する。
ディスペンスヘッド50は、飲料収容容器20、具体的には飲料収容容器20のスピアバルブに装着される。ディスペンスヘッド50は流体流入口51及び流体流出口52を有する。流体流入口51はガス供給路60に接続され、ガス供給路60はガス供給源10と流体流入口51とを接続する。流体流出口52は飲料移送路70に接続され、飲料移送路70は流体流出口52と飲料ディスペンサ30とを接続する。流体流入口51を介して飲料収容容器20内にガスが供給されると、ガスによって飲料の液面が押し下げられる。この結果、飲料がスピアバルブ通って上昇し、飲料収容容器20から流体流出口52を介して飲料移送路70に押し出される。
飲料ディスペンサ30は、ガス供給源10から供給されたガスによって飲料収容容器20から移送された飲料を外部(飲料ディスペンサ30の外部)に供給する。図1には、カバーが取り外された状態の飲料ディスペンサ30が示される。飲料ディスペンサ30は、コイル状の飲料導入管31と、タップ32と、冷却水槽33と、冷却装置34とを含む。
飲料導入管31の一方の端部は飲料移送路70に接続され、飲料導入管31の他方の端部はタップ32に接続される。飲料収容容器20から移送された飲料は飲料導入管31を通ってタップ32に到達する。このとき、ユーザによってタップ32のハンドル321が操作される(例えばハンドル321が手前に引かれる)と、タップ32が開き、ユーザによって設置された容器(ジョッキ、グラス等)にタップ32から飲料が注がれる。したがって、飲料供給システム1は飲料を飲料ディスペンサ30のタップ32から外部に供給する。
ユーザは冷却水槽33に水を予め供給し、冷却水槽33は水で満たされる。冷却装置34は、冷凍機(図示せず)と、コイル状の冷媒流通管35と、攪拌機36とを含む。冷却装置34は、冷凍機から冷媒流通管35に供給された冷媒によって冷媒流通管35の周囲に氷を生成し、氷によって冷却水槽33内の水を冷却する。攪拌機36は、冷却水槽33内の水の温度が均一になるように冷却水槽33内の水を攪拌する。飲料ディスペンサ30に移送された飲料は、飲料導入管31を通過するとき、冷却水槽33内の冷却水によって冷却される。このため、飲料供給システム1は、飲料収容容器20内の飲料が常温であったとしても、所望の冷えた飲料を飲料ディスペンサ30から外部に供給することができる。
<飲料供給システムの洗浄装置>
飲料供給システム1による飲料の供給が終了した後には、飲料の流路に飲料が残される。残された飲料は、飲料の劣化、微生物の繁殖等を引き起こす。このため、飲料の味の低下を防止するためには、飲料供給システム1を定期的に洗浄する必要がある。
本実施形態では、飲料供給システム1の洗浄装置(以下、単に「洗浄装置」と称する)が飲料供給システム1の洗浄を行う。具体的には、洗浄装置は、飲料供給システム1の飲料の流路、すなわちディスペンスヘッド50、飲料移送路70及び飲料ディスペンサ30(飲料導入管31及びタップ32)を洗浄する。
図2は、本発明の第一実施形態に係る洗浄装置の構成を概略的に示す図である。図2には、図1の制御ボックス40の内部が示されている。飲料供給システム1の構成要素の一部は洗浄装置の構成要素としても機能する。
洗浄装置は、制御ボックス40、ディスペンスヘッド50、ガス供給路60及び水供給路90を備える。ガス供給路60の一部及び水供給路90の一部は、制御ボックス40内に配置され、制御ボックス40によって外部から隠される。
ディスペンスヘッド50の流体流入口51は水供給路90に接続され、水供給路90は、水を供給する水供給源100と、流体流入口51とを接続する。水供給路90には水減圧弁110が設けられ、水供給源100から供給される水の圧力は水減圧弁110によって調整される。水供給源100は例えば水道栓として構成される。ディスペンスヘッド50を介して飲料移送路70に供給される水は洗浄液として用いられる。
ガス供給路60及び水供給路90は、制御ボックス40内で一つの共有流路に統合され、共有流路を介してディスペンスヘッド50に接続される。ガス供給路60は第1継手41を介して制御ボックス40に接続される。第1継手41は制御ボックス40のガス流入口として機能する。水供給路90は第2継手42を介して制御ボックス40に接続される。第2継手42は制御ボックス40の水流入口として機能する。ガス供給路60及び水供給路90の共有流路は第3継手43を介して制御ボックス40に接続される。第3継手43は制御ボックス40の流体流出口として機能する。なお、ガス供給路60及び水供給路90はディスペンスヘッド50の流体流入口51に別々に接続されていてもよい。
ディスペンスヘッド50は、ガス供給路60及び水供給路90に接続された流体流入口51と、飲料移送路70に接続された流体流出口52との接続状態を切り替えるように構成されている。ディスペンスヘッド50は、操作レバー53(図1参照)を含み、ユーザによって操作レバー53が操作されたときに流体流入口51と流体流出口52との接続状態を切り替える。本実施形態では、操作レバー53は、上下方向に移動可能であり、3つの位置(上方位置、中間位置及び下方位置)の間で切り替えられる。
ディスペンスヘッド50は、操作レバー53が下方位置にあるときに、流体流入口51と流体流出口52とを飲料収容容器20の内部を介して連通させる第1状態となる。すなわち、ディスペンスヘッド50は、操作レバー53が下方位置にあるときに、ガス供給路60及び水供給路90を飲料収容容器20の内部を介して飲料移送路70に接続する。このため、飲料収容容器20内の飲料をガスによって飲料移送路70に供給するとき、すなわち飲料ディスペンサ30から飲料を供給するときには、ユーザによって操作レバー53の位置が下方位置に設定される。
ディスペンスヘッド50は、操作レバー53が中間位置にあるときに、流体流入口51と流体流出口52とを直接連通させる第2状態となる。すなわち、ディスペンスヘッド50は、操作レバー53が中間位置にあるときに、ガス供給路60及び水供給路90を飲料移送路70に直接接続する。この場合、飲料収容容器20の内部は流体流入口51及び流体流出口52から遮断される。このため、水供給源100から飲料移送路70に水を供給するとき、すなわち飲料供給システム1を洗浄するときには、ユーザによって操作レバー53の位置が中間位置に設定される。このことによって、飲料供給システム1を洗浄するときに、飲料収容容器20内の飲料に水が混入することを防止することができる。
ディスペンスヘッド50は、操作レバー53が上方位置にあるときに、流体流入口51、飲料収容容器20の内部及び流体流出口52を互いから遮断する第3状態となる。すなわち、ディスペンスヘッド50は、操作レバー53が上方位置にあるときに、ガス供給路60及び水供給路90を飲料収容容器20の内部及び飲料移送路70に接続しない。このため、飲料収容容器20に収容された飲料が枯渇して飲料収容容器20が新たな飲料収容容器に交換されるときには、ユーザによって操作レバー53の位置が上方位置に設定される。このことによって、飲料収容容器20を交換するときのガス漏れを防止することができる。
したがって、ディスペンスヘッド50は第1状態と第2状態と第3状態との間で手動によって切り替えられるように構成される。このことによって、ディスペンスヘッド50を飲料収容容器20に装着した状態でも飲料供給システム1を洗浄することができ、洗浄のためのユーザの手間が低減される。
洗浄装置は制御装置80を更に備える。制御装置80は、制御ボックス40内に配置され、制御ボックス40によって外部から隠される。
図3は、図2の制御装置80の構成を概略的に示す図である。制御装置80は、メモリ81、周辺回路82及びプロセッサ83を含む。メモリ81及び周辺回路82は信号線を介してプロセッサ83に接続されている。制御装置80は例えばマイコン又はシーケンサーとして構成される。
メモリ81は、例えば、揮発性の半導体メモリ(例えば、RAM)及び不揮発性の半導体メモリ(例えば、ROM)を有する。メモリ81は、プロセッサ83によって実行されるプログラム、プロセッサ83によって各種処理が実行されるときに使用される各種データ等を記憶する。
周辺回路82は、プロセッサ83が各種処理を実行するために必要な追加の要素(例えばタイマ等)を含む。プロセッサ83は、一つ又は複数のCPU(Central Processing Unit)を有し、各種処理を実行する。
図2に示されるように、洗浄装置は、ガス開閉弁61、ガス逆止弁62、水開閉弁91、水逆止弁92、圧力センサ44及び警告装置45を更に備える。これらは、制御ボックス40内に配置され、制御ボックス40によって外部から隠される。
ガス開閉弁61は、ガス供給路60に配置され、ガス供給路60を開閉する。ガス開閉弁61は制御装置80に電気的に接続され、制御装置80はガス開閉弁61を制御する。ガス開閉弁61は例えば電磁弁である。
ガス逆止弁62は、ガス供給路60に配置され、ガスの逆流(ガス供給源10への流れ)を防止する。本実施形態では、ガス逆止弁62はガス開閉弁61よりも下流側のガス供給路60に配置される。
水開閉弁91は、水供給路90に配置され、水供給路90を開閉する。水開閉弁91は制御装置80に電気的に接続され、制御装置80は水開閉弁91を制御する。水開閉弁91は例えば電磁弁である。
水逆止弁92は、水供給路90に配置され、水の逆流(水供給源100への流れ)を防止する。本実施形態では、水逆止弁92は水開閉弁91よりも下流側の水供給路90に配置される。
本実施形態では、ガス開閉弁61は非通電時にガス供給路60を開き且つ通電時にガス供給路60を閉じるように構成される。一方、水開閉弁91は非通電時に水供給路90を閉じ且つ通電時に水供給路90を開くように構成される。
圧力センサ44は、ガス開閉弁61よりも下流側のガス供給路60に配置され、ガス開閉弁61よりも下流側のガス供給路60の圧力を検出する。本実施形態では、圧力センサ44はガス逆止弁62よりも下流側のガス供給路60に配置される。圧力センサ44は制御装置80に電気的に接続され、圧力センサ44の出力は制御装置80に入力される。なお、圧力センサ44はガス開閉弁61とガス逆止弁62との間のガス供給路60に配置されてもよい。
警告装置45は警告を出力する。例えば、警告装置45は、圧電発音部品のような発音部品として構成され、警告として警告音を出力する。警告装置45は制御装置80に電気的に接続され、制御装置80は警告装置45を制御する。
上述したように、ユーザは、飲料供給システム1を洗浄するとき、操作レバー53の位置を中間位置に設定する。また、ユーザは、飲料供給システム1を洗浄するとき、飲料の流路を洗浄した水がタップ32から排出されるように、ハンドル321を操作してタップ32を開く。しかしながら、飲料供給システム1の洗浄時にユーザが通常の手順とは異なる操作を行い、飲料供給システム1の洗浄が適切に行われないおそれがある。そこで、本実施形態では、制御装置80は圧力センサ44の出力に基づいてユーザの誤操作を検出する。
ユーザによって飲料供給システム1の洗浄が要求される前には、水開閉弁91及びタップ32は閉じられ、ガス開閉弁61は開いている。このとき、ガス供給源10から供給されたガスによってガス供給路60の圧力が高くなる。その後、ガス開閉弁61を開弁状態から閉弁状態に変化させ、洗浄のためにユーザによってタップ32が開かれると、ガス供給路60及び飲料移送路70内のガスがタップ32から大気に排出され、ガス供給路60の圧力が大気圧近傍まで低下する。
このため、制御装置80は、ユーザによって飲料供給システム1の洗浄が要求されたときにガス開閉弁61を開弁状態から閉弁状態に変化させ、ガス開閉弁61が閉弁状態に維持されているときに圧力センサ44によって検出されたガス供給路60の圧力の低下量が第1閾値以下である場合には、タップ32が閉じていると判定する。第1閾値は実験結果等に基づいて予め定められる。なお、第1閾値はゼロであってもよい。すなわち、制御装置80は、ガス開閉弁61が閉弁状態に維持されているときに圧力センサ44によって検出されたガス供給路60の圧力の低下量がゼロである場合には、タップ32が閉じていると判定してもよい。
また、飲料供給システム1の洗浄のためにユーザによってタップ32が適切に開かれたとしても、ディスペンスヘッド50の操作レバー53が適切に操作されずに、ディスペンスヘッド50が第1状態であるかもしれない。ディスペンスヘッド50が第1状態である場合には、ガス開閉弁61が閉弁状態であるときにタップ32が開かれたとしても、飲料収容容器20の内圧の影響によりガス供給路60の圧力が大気圧近傍まで低下しない。すなわち、ガス供給路60の圧力の低下量が小さくなる。
このため、制御装置80は、ユーザによって飲料供給システム1の洗浄が要求されたときにガス開閉弁61を開弁状態から閉弁状態に変化させ、ガス開閉弁61が閉弁状態に維持されているときに圧力センサ44によって検出されたガス供給路60の圧力の低下量が第1閾値よりも大きく第2閾値以下である場合には、ディスペンスヘッド50が第1状態であると判定する。第2閾値は、実験結果等に基づいて予め定められ、第1閾値よりも大きな値に設定される。
また、制御装置80は、タップ32が閉じていると判定し又はディスペンスヘッド50が第1状態であると判定している間、すなわちユーザの誤操作を検出している間、水開閉弁91を閉弁状態に維持する。このことによって、誤操作による水の浪費及び飲料への水の混入を防止することができる。
また、制御装置80は、ユーザの誤操作を検出したときに、警告装置45に警告を出力させる。このことによって、ユーザに誤操作を認識させることができ、正しい手順で洗浄を行うようにユーザを促すことができる。
<洗浄処理>
以下、図4のフローチャートを参照して、上述した制御について具体的に説明する。図4は、第一実施形態における洗浄処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。本制御ルーチンは制御装置80(具体的にはプロセッサ83)によって繰り返し実行される。
最初に、ステップS101において、制御装置80は、ユーザによって洗浄モードが選択されたか否かを判定する。ユーザは、飲料供給システム1の洗浄を要求するとき、入力装置を介して洗浄モードを選択する。入力装置は、制御装置80に電気的に接続され、例えば制御ボックス40の外面に設けられたボタン49(図1参照)として構成される。制御装置80は入力装置の出力信号に基づいて洗浄モードの選択の有無を判定する。ステップS101において洗浄モードが選択されなかったと判定された場合、本制御ルーチンは終了する。
一方、ステップS101において洗浄モードが選択されたと判定された場合、本制御ルーチンはステップS102に進む。このとき、ガス開閉弁61は、通電されていないため、開弁状態に維持されている。ステップS102では、制御装置80はガス開閉弁61を閉じる。本実施形態では、制御装置80はガス開閉弁61に電力を供給する。すなわち、制御装置80はガス開閉弁61を開弁状態から閉弁状態に変化させる。
次いで、ステップS103において、制御装置80は、圧力センサ44によって検出されたガス供給路60の圧力の低下量ΔPが第2閾値TH2よりも大きいか否かを判定する。圧力の低下量ΔPが第2閾値TH2よりも大きいと判定された場合、本制御ルーチンはステップS109に進む。
ステップS109では、制御装置80は飲料供給システム1の洗浄を実行する。例えば、制御装置80は所定時間だけ飲料移送路70に水が供給されるように所定時間だけ水開閉弁91を開き且つガス開閉弁61を閉じる。本実施形態では、制御装置80は所定時間だけ水開閉弁91及びガス開閉弁61に電力を供給する。ステップS109の後、本制御ルーチンは終了する。
一方、ステップS103において圧力の低下量ΔPが第2閾値TH2以下であると判定された場合、本制御ルーチンはステップS104に進む。ステップS104では、制御装置80は、圧力の低下量ΔPが第1閾値TH1よりも大きいか否かを判定する。第1閾値TH1は第2閾値Th2よりも小さい値である。
ステップS104において圧力の低下量ΔPが第1閾値TH1以上であると判定された場合、本制御ルーチンはステップS108に進む。ステップS108では、制御装置80は、ディスペンスヘッド50が第1状態であると判定し、ユーザの誤操作を検出する。
次いで、ステップS107において、制御装置80は警告装置45に警告を出力させる。例えば、制御装置80は警告装置45に所定時間だけ警告音を出力させる。このことによって、誤操作が行われていることがユーザに通知される。ステップS107の後、本制御ルーチンは終了する。
一方、ステップS104において圧力の低下量ΔPが第1閾値TH1以下であると判定された場合、本制御ルーチンはステップS105に進む。ステップS105では、制御装置80は、ステップS102においてガス開閉弁61を閉じてから所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間は、ユーザがタップ32を開くのに必要な時間を考慮して予め定められる。
ステップS105において所定時間が経過していないと判定した場合、本制御ルーチンはステップS102に戻る。一方、ステップS105において所定時間が経過したと判定された場合、本制御ルーチンはステップS106に進む。ステップS106では、制御装置80は、タップ32が閉じていると判定し、ユーザの誤操作を検出する。
次いで、ステップS107において、制御装置80は、上述したように警告装置45に警告を出力させる。ステップS107の後、本制御ルーチンは終了する。
<第二実施形態>
第二実施形態に係る洗浄装置は、基本的に第一実施形態における洗浄装置と同様である。このため、以下、本発明の第二実施形態について、第一実施形態と異なる部分を中心に説明する。
上述したように飲料供給システム1を水で洗浄した場合、洗浄後に水が飲料の流路に残される。このため、飲料の流路をより清潔に保つためには、残された水を迅速に排出することが望ましい。そこで、第二実施形態では、飲料供給システム1の洗浄の終了時にガスを連続的に飲料の流路に供給することによって、残された水をタップ32から排出する。
具体的には、制御装置80は飲料供給システム1の洗浄の終了時に所定時間だけ水開閉弁91を閉じ且つガス開閉弁61を開く水排出制御を実行する。このことによって、飲料の流路に残された水を迅速に排出することができ、ひいては飲料の流路をより清潔に保つことができる。
しかしながら、水排出制御の実行中にユーザの誤操作によりタップ32が閉じられると、ガスの流れがタップ32によって遮断され、水の排出が妨げられる。このため、第二実施形態では、水排出制御の実行後にガス開閉弁61を閉じることによってタップ32が開いていたことを確認する。タップ32が正常に開いている場合には、ガス開閉弁61が閉じられたときにガス供給路60の圧力が大気圧近傍まで低下する。
このため、制御装置80は、水排出制御の実行後にガス開閉弁61を閉じ、ガス開閉弁61を閉じたときに圧力センサ44によって検出されたガス供給路60の圧力の低下量が第3閾値以下である場合には、タップ32が閉じていると判定する。第3閾値は実験結果等に基づいて予め定められる。なお、第3閾値は第1閾値と同じ値であってもよい。また、第3閾値はゼロであってもよい。すなわち、制御装置は、ガス開閉弁61を閉じたときに圧力センサ44によって検出されたガス供給路60の圧力の低下量がゼロである場合には、タップ32が閉じていると判定してもよい。
一方、制御装置80は、水排出制御の実行後にガス開閉弁61を閉じたときに圧力センサ44によって検出されたガス供給路60の圧力の低下量が第3閾値よりも大きい場合には、警告装置45に終了アラーム音を出力させる。このことによって、飲料供給システム1の洗浄が正常に終了したことをユーザに認識させることができ、タップ32を閉じるようにユーザを促すことができる。例えば、終了アラーム音は警告音よりも小さい音量を有し又は警告音よりも低い周波数を有する。
しかしながら、ユーザがタップ32を閉じることを失念し、ガス開閉弁61が開かれたときにタップ32からガス漏れが生じるおそれがある。このため、飲料供給システム1の洗浄後にガス開閉弁61を開閉することによってタップ32が閉じられたことを確認する。タップ32が正常に閉じられた場合には、ガス開閉弁61を開閉したときにガス供給路60の圧力はほとんど低下しない。
このため、制御装置80は、飲料供給システム1の洗浄後に水開閉弁91を閉じ且つガス開閉弁61を開閉し、ガス開閉弁61を開閉したときに圧力センサ44によって検出されたガス供給路60の圧力の低下量が第4閾値よりも大きい場合には、タップ32が開いていると判定する。第4閾値は実験結果等に基づいて予め定められる。なお、第4閾値は第1閾値と同じ値であってもよい。また、第4閾値はゼロであってもよい。制御装置は、ガス開閉弁61を閉じたときに圧力センサ44によって検出されたガス供給路60の圧力が低下した場合には、タップ32が開いていると判定してもよい。
一方、制御装置80は、ガス開閉弁61を開閉したときに圧力センサ44によって検出されたガス供給路60の圧力の低下量が第4閾値以下である場合には、タップ32が閉じていると判定し、終了アラーム音を停止する。言い換えれば、制御装置80は、ガス開閉弁61を開閉したときに圧力センサ44によって検出されたガス供給路60の圧力の低下量が第4閾値以下になるまで、警告装置45に終了アラーム音を出力させ続ける。このことによって、タップ32が開いていることをユーザに認識させることができ、タップ32が開いたままにされることを低減することができる。
<洗浄処理>
図5は、第二実施形態における洗浄処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。本制御ルーチンは制御装置80(具体的にはプロセッサ83)によって繰り返し実行される。
ステップS201~ステップS209は、図4のステップS101~ステップS109と同様であることから説明を省略する。本制御ルーチンでは、ステップS209の後、ステップS210において、図6に示される終了処理が実行される。
図6は、終了処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。最初に、ステップS301において、制御装置80は水排出制御を実行する。具体的には、制御装置80は所定時間だけ水開閉弁91を閉じ且つガス開閉弁61を開く。本実施形態では、制御装置80は所定時間だけ水開閉弁91及びガス開閉弁61に電力を供給しない。所定時間は、ガスによって水を排出するのに必要な時間を考慮して予め定められる。
次いで、ステップS302において、制御装置80はガス開閉弁61を閉じる。本実施形態では、制御装置80はガス開閉弁61に電力を供給する。
次いで、ステップS303において、制御装置80は、圧力センサ44によって検出されたガス供給路60の圧力の低下量ΔPが第3閾値よりも大きいか否かを判定する。圧力の低下量ΔPが第3閾値TH3よりも大きいと判定された場合、本制御ルーチンはステップS304に進む。ステップS304では、制御装置80は、タップ32が開いていると判定し、警告装置45に終了アラーム音を出力させる。
次いで、ステップS305において、制御装置80は所定間隔でガス開閉弁61を開閉する。例えば、制御装置80は、1秒間ガス開閉弁61を開き、1秒間ガス開閉弁61を閉じる。
次いで、ステップS306において、制御装置80は、ガス開閉弁61を開閉させたときに圧力センサ44によって検出されたガス供給路60の圧力の低下量ΔPが第4閾値TH4よりも大きいか否かを判定する。圧力の低下量ΔPが第4閾値TH4以下であると判定された場合、本制御ルーチンはステップS307に進む。ステップS307では、制御装置80は、タップ32が閉じていると判定し、終了アラーム音を停止する。ステップS307の後、本制御ルーチンは終了する。
一方、ステップS303において圧力の低下量ΔPが第3閾値TH3以下であると判定された場合、本制御ルーチンはステップS309に進む。ステップS309では、制御装置80は、タップ32が閉じていると判定し、ユーザの誤操作を検出する。
次いで、ステップS310において、図4のステップS107と同様に、制御装置80は警告装置45に警告を出力させる。ステップS310の後、本制御ルーチンは終了する。
また、ステップS306において圧力の低下量ΔPが第4閾値TH4よりも大きいと判定された場合、本制御ルーチンはステップS308に進む。ステップS308では、制御装置80は、タップ32が開いていると判定し、ユーザの誤操作を検出する。ステップS308の後、本制御ルーチンはステップS304に戻り、終了アラーム音の出力が継続される。
なお、ステップS308の後、制御装置80は終了アラーム音の出力を継続する代わりに警告装置45に警告を出力させてもよい。また、ステップS302、S303、S309及びS310、又はステップS305~S308は省略されてもよい。
また、ガス逆止弁62、水逆止弁92及び水減圧弁110の少なくとも一つは省略されてもよい。
<第三実施形態>
第三実施形態に係る洗浄装置は、基本的に第一実施形態における洗浄装置と同様である。このため、以下、本発明の第三実施形態について、第一実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図7は、本発明の第三実施形態に係る飲料供給システムの洗浄装置が適用される飲料供給システム1’の構成を概略的に示す図である。図7には、図2と同様に、制御ボックス40の内部が示されている。第三実施形態では、飲料移送路70は一対の継手46によって制御ボックス40に接続される。
また、第三実施形態では、洗浄装置は流量センサ47及び静電容量式センサ48を更に備える。これらは、制御ボックス40内に配置され、制御ボックス40によって外部から隠される。
流量センサ47は、水供給路90に配置され、水供給路90を流れる水の流量を検出する。本実施形態では、流量センサ47は水開閉弁91よりも上流側の水供給路90に配置される。流量センサ47は制御装置80に電気的に接続され、流量センサ47の出力は制御装置80に入力される。なお、流量センサ47は水開閉弁91及び水逆止弁92よりも下流側の水供給路90に配置されてもよい。
静電容量式センサ48は、飲料移送路70に配置され、飲料移送路70内の飲料の有無を検知する。静電容量式センサ48は、いわゆる非接触式センサであり、例えば飲料移送路70の周囲に取り付けられる。このため、静電容量式センサ48は、飲料移送路70内の飲料に接触することなく飲料移送路70内の状態を検知することができる。このことによって、飲料移送路70内のセンサによって飲料が汚染されることを防止することができる。
従来、飲料供給システム1’の洗浄では、一度に多量の水を供給することによって洗浄力が高まると考えられていた。一方、本願の発明者は、鋭意検討の結果、水の線速を速めて水のエネルギーを高めることで、洗浄力が高まることを見出した。水の線速を速めるためには、一度に供給する水の量を少なくする必要がある。しかしながら、水の量が少ない場合には、飲料移送路70内の抵抗によって飲料移送路70内に水を流すことができない。
そこで、本実施形態では、制御装置80は、水とガスとが飲料移送路70に交互に供給されるように水開閉弁91及びガス開閉弁61を制御する。具体的には、制御装置80は、水供給路90から飲料移送路70に基準量の水が供給されるようにガス開閉弁61を閉じ且つ水開閉弁91を開くことと、所定時間だけガス開閉弁61を開き且つ水開閉弁91を閉じることとを交互に繰り返す水弾制御を実行する。
水弾制御では、飲料移送路70に水とガスとが間欠的に供給され、いわゆる水弾洗浄が行われる。このとき、ガスが水を押し出すように機能するため、飲料移送路70内に少量の水を流すことができる。したがって、水の線速を速めることができ、飲料供給システム1’の飲料の流路を高い洗浄力で効率的に洗浄することができる。
また、制御装置80は、流量センサ47の出力に基づいて水弾制御において水供給路90から飲料移送路70に供給された水の量の推定値を算出し、推定値が基準量に達するようにガス開閉弁61及び水開閉弁91を制御する。すなわち、制御装置80は、水弾制御において水供給路90から飲料移送路70に供給された水の量の推定値が基準量に達するまでガス開閉弁61を閉じ且つ水開閉弁91を開く。言い換えれば、制御装置80は、水弾制御において水供給路90から飲料移送路70に供給された水の量の推定値が基準量に達したときに水開閉弁91を閉じ且つガス開閉弁61を開く。このことによって、水弾制御において飲料移送路70に供給される水の量が水圧の変化等によって変動することを抑制することができ、ひいては水弾制御において洗浄力が低下することを抑制することができる。
しかしながら、水弾制御中にユーザの誤操作によりタップ32が閉じられると、水の流れがタップ32によって遮断され、水の供給量が基準量に達しない。このため、制御装置80は、水弾制御において水供給路90から飲料移送路70に供給された水の量の推定値が基準量に達するまでの時間が所定時間よりも長い場合には、タップ32が閉じていると判定し、ユーザの誤操作を検出する。
また、水弾制御中にユーザの誤操作によりディスペンスヘッド50が第1状態になると、飲料移送路70に飲料が供給される。このため、制御装置80は、水弾制御中に静電容量式センサ48によって飲料が検知された場合には、ディスペンスヘッド50が第1状態であると判定し、ユーザの誤操作を検出する。
<洗浄処理>
図8は、第三実施形態における洗浄処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。本制御ルーチンは制御装置80(具体的にはプロセッサ83)によって繰り返し実行される。
ステップS401~ステップS408は、図4のステップS101~ステップS108と同様であることから説明を省略する。本制御ルーチンでは、ステップS403において圧力の低下量ΔPが第2閾値TH2よりも大きいと判定された場合、ステップS409において、図9に示される水弾制御が実行される。
図9は、水弾制御の制御ルーチンを示すフローチャートである。最初に、ステップS501において、制御装置80は、静電容量式センサ48が飲料を検知したか否かを判定する。静電容量式センサ48が飲料を検知したと判定された場合、本制御ルーチンはステップS509に進む。
ステップS509では、図4のステップS107と同様に、制御装置80は警告装置45に警告を出力させる。ステップS509の後、本制御ルーチンは終了する。
一方、ステップS501において静電容量式センサ48が飲料を検知しなかったと判定された場合、本制御ルーチンはステップS502に進む。ステップS502では、制御装置80は、水開閉弁91を開き、ガス開閉弁61を閉じる。本実施形態では、制御装置80は水開閉弁91及びガス開閉弁61に電力を供給する。
次いで、ステップS503において、制御装置80は流量センサ47の出力を取得する。
次いで、ステップS504において、制御装置80は、流量センサ47の出力に基づいて、水弾制御において水供給路90から飲料移送路70に供給された水の量の推定値EAを算出する。具体的には、制御装置80は、流量センサ47によって検出された水の流量を積算することによって水の量の推定値EAを算出する。
次いで、ステップS505において、制御装置80は、水の量の推定値EAが基準量A以上であるか否かを判定する。基準量Aは、洗浄力が高まるように実験結果等に基づいて予め定められる。水の量の推定値EAが基準量A未満であると判定された場合、本制御ルーチンはステップS510に進む。
ステップS510では、制御装置80は、ステップS502において水開閉弁91を開き且つガス開閉弁61を閉じてから所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間は、水圧が低いときに水の供給量が基準量Aに達するのに必要な時間を考慮して予め定められる。所定時間が経過していないと判定された場合、本制御ルーチンはステップS503に戻る。
一方、ステップS510において所定時間が経過したと判定された場合、本制御ルーチンはステップS511に進む。ステップS511では、制御装置80は、タップ32が閉じていると判定し、図4のステップS107と同様に警告装置45に警告を出力させる。ステップS511の後、本制御ルーチンは終了する。
また、ステップS505において水の量の推定値EAが基準量A以上であると判定された場合、本制御ルーチンはステップS506に進む。ステップS506では、制御装置80は所定時間だけ水開閉弁91を閉じ且つガス開閉弁61を開く。本実施形態では、制御装置80は所定時間だけ水開閉弁91及びガス開閉弁61に電力を供給しない。所定時間は、洗浄力が高まるように実験結果等に基づいて予め定められる。
次いで、ステップS507において、制御装置80は実行回数Nを更新する。具体的には、制御装置80は現在の実行回数Nに1を加算することによって新たな実行回数Nを算出する。本制御ルーチンが開始されるときの実行回数Nの初期値はゼロである。
次いで、ステップS508において、制御装置80は、実行回数Nが閾値回数Nth以上であるか否かを判定する。閾値回数Nthは予め定められる。ステップS508において実行回数Nが閾値回数Nth未満であると判定された場合、本制御ルーチンはステップS501に戻る。すなわち、水弾制御が継続される。
一方、ステップS508において実行回数Nが閾値回数Nth以上であると判定された場合、本制御ルーチンは終了する。すなわち、水弾制御が終了する。
なお、ステップS503~S505、S510及びS511が削除され、ステップS502において制御装置80は所定時間だけ水開閉弁91を開き且つガス開閉弁61を閉じてもよい。所定時間は、水弾制御において水供給路90から飲料移送路70に供給される水の量が基準量になるように予め定められる。この場合、流量センサ47は省略される。
また、飲料移送路70は全体的に制御ボックス40の外部に配置されてもよい。この場合、静電容量式センサ48は例えば飲料移送路70に隣接するように制御ボックス40内に配置される。
また、制御装置80は、水弾制御の前に、連続的に水が飲料移送路70に供給されるようにガス開閉弁61及び水開閉弁91を制御するリンス制御を行ってもよい。このことによって、飲料移送路70に残された飲料の泡が洗い流されるため、水弾制御による洗浄効果をより高めることができる。
<その他の実施形態>
以上、本発明に係る好適な実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載内で様々な修正及び変更を施すことができる。
例えば、飲料ディスペンサ30は、飲料収容容器20から移送された飲料を冷却するように構成されていなくてもよい。この場合、飲料ディスペンサ30はタップ32のみから構成されていてもよい。
また、ディスペンスヘッド50において操作レバー53の位置とディスペンスヘッド50の状態との対応関係は異なっていてもよい。例えば、ディスペンスヘッド50は、操作レバー53が中間位置にあるときに第1状態となるように構成されていてもよい。また、ディスペンスヘッド50の状態は操作レバー53の回動操作等によって切り替えられてもよい。また、ディスペンスヘッド50は第1状態と第2状態との間で手動によって切り替えられるように構成されていてもよい。この場合、飲料収容容器20が交換されるときには、例えばガス供給源10の元栓を閉じることによって飲料収容容器20内へのガスの供給が停止される。
また、ガス開閉弁61は非通電時にガス供給路60を閉じ且つ通電時にガス供給路60を開くように構成されていてもよい。また、水開閉弁91は非通電時に水供給路90を開き且つ通電時に水供給路90を閉じるように構成されていてもよい。
また、警告装置45は、液晶パネルのようなディスプレイとして構成され、警告として警告メッセージを出力してもよい。この場合、警告装置45は制御ボックス40の外面に配置され、4のステップS107、図5のステップS207、図6のステップS310、図8のステップS407、並びに図9のステップS509及びS511において制御装置80は例えば警告装置45に所定時間だけ警告メッセージを出力させる。
また、警告装置45は、発光ダイオード(LED)のような発光体として構成され、警告として光を出力してもよい。この場合、警告装置45は制御ボックス40の外面に配置され、図4のステップS107、図5のステップS207、図6のステップS310、図8のステップS407、並びに図9のステップS509及びS511において、制御装置80は例えば警告装置45に所定時間だけ光を出力させる。
また、上述した実施形態は、任意に組み合わせて実施可能である。第二実施形態と第三実施形態とが組み合わされる場合、図8の制御ルーチンにおいてステップS409の後に図5のステップS210の終了処理が実行される。
1、1’ 飲料供給システム
10 ガス供給源
20 飲料収容容器
30 飲料ディスペンサ
32 タップ
44 圧力センサ
50 ディスペンスヘッド
51 流体流入口
52 流体流出口
60 ガス供給路
61 ガス開閉弁
70 飲料移送路
80 制御装置
90 水供給路
91 水開閉弁
100 水供給源

Claims (8)

  1. 飲料収容容器から飲料移送路を通して移送された飲料を飲料ディスペンサのタップから外部に供給する飲料供給システムの洗浄装置であって、
    前記飲料収容容器に装着されると共に、前記飲料移送路に接続された流体流出口と、流体流入口とを有するディスペンスヘッドと、
    ガス供給源と前記流体流入口とを接続するガス供給路と、
    前記ガス供給路を開閉するガス開閉弁と、
    水供給源と前記流体流入口とを接続する水供給路と、
    前記水供給路を開閉する水開閉弁と、
    前記ガス開閉弁よりも下流側の前記ガス供給路の圧力を検出する圧力センサと、
    前記ガス開閉弁及び前記水開閉弁を制御する制御装置と
    を備え、
    前記ディスペンスヘッドは、少なくとも、前記流体流入口と前記流体流出口とを前記飲料収容容器の内部を介して連通させる第1状態と、前記流体流入口と前記流体流出口とを直接連通させる第2状態との間で手動によって切り替えられるように構成され、
    前記制御装置は前記圧力センサの出力に基づいて前記飲料供給システムのユーザの誤操作を検出し、
    前記制御装置は、前記ユーザによって前記飲料供給システムの洗浄が要求されたときに前記ガス開閉弁を開弁状態から閉弁状態に変化させ、該ガス開閉弁が該閉弁状態に維持されているときに前記圧力センサによって検出された前記圧力の低下量が第1閾値以下である場合には、前記タップが閉じていると判定する、飲料供給システムの洗浄装置。
  2. 前記制御装置は、前記ガス開閉弁が前記閉弁状態に維持されているときに前記圧力センサによって検出された前記圧力の低下量が前記第1閾値よりも大きく且つ第2閾値以下である場合には、前記ディスペンスヘッドが前記第1状態であると判定する、請求項に記載の飲料供給システムの洗浄装置。
  3. 前記制御装置は、前記誤操作を検出している間、前記水開閉弁を閉弁状態に維持する、請求項又はに記載の飲料供給システムの洗浄装置。
  4. 前記制御装置は、前記飲料供給システムの洗浄の終了時に所定時間だけ前記水開閉弁を閉じ且つ前記ガス開閉弁を開く水排出制御を実行し、該水排出制御の実行後に前記ガス開閉弁を閉じ、該ガス開閉弁を閉じたときに前記圧力センサによって検出された前記圧力の低下量が第3閾値以下である場合には、前記タップが閉じていると判定する、請求項1からのいずれか1項に記載の飲料供給システムの洗浄装置。
  5. 前記制御装置は、前記飲料供給システムの洗浄後に前記水開閉弁を閉じ且つ前記ガス開閉弁を開閉し、該ガス開閉弁を開閉したときに前記圧力センサによって検出された前記圧力の低下量が第4閾値よりも大きい場合には、前記タップが開いていると判定する、請求項1からのいずれか1項に記載の飲料供給システムの洗浄装置。
  6. 警告を出力する警告装置を更に備え、
    前記制御装置は、前記誤操作を検出したときに、前記警告装置に警告を出力させる、請求項1からのいずれか1項に記載の飲料供給システムの洗浄装置。
  7. 警告を出力する警告装置を更に備え、
    前記制御装置は、前記水排出制御の実行後に前記ガス開閉弁を閉じたときに前記圧力センサによって検出された前記圧力の低下量が前記第3閾値よりも大きい場合には、前記警告装置に終了アラーム音を出力させる、請求項に記載の飲料供給システムの洗浄装置。
  8. 前記制御装置は、前記飲料供給システムの洗浄の洗浄後に前記水開閉弁を閉じ且つ前記ガス開閉弁を開閉し、該ガス開閉弁を開閉したときに前記圧力センサによって検出された前記圧力の低下量が第4閾値以下である場合には、前記終了アラーム音を停止する、請求項に記載の飲料供給システムの洗浄装置。
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