JPH0716639Y2 - 炭酸ガス飲料注出装置 - Google Patents

炭酸ガス飲料注出装置

Info

Publication number
JPH0716639Y2
JPH0716639Y2 JP6358391U JP6358391U JPH0716639Y2 JP H0716639 Y2 JPH0716639 Y2 JP H0716639Y2 JP 6358391 U JP6358391 U JP 6358391U JP 6358391 U JP6358391 U JP 6358391U JP H0716639 Y2 JPH0716639 Y2 JP H0716639Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon dioxide
valve
cleaning liquid
pouring
dioxide gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6358391U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0558697U (ja
Inventor
昭雄 藤岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kirin Brewery Co Ltd
Original Assignee
Kirin Brewery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kirin Brewery Co Ltd filed Critical Kirin Brewery Co Ltd
Priority to JP6358391U priority Critical patent/JPH0716639Y2/ja
Publication of JPH0558697U publication Critical patent/JPH0558697U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0716639Y2 publication Critical patent/JPH0716639Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は炭酸ガス飲料例えば生ビ
ールの注出装置に関し、特に洗浄容易な炭酸ガス飲料注
出装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】図13に従来の生ビール注出装置を示
す。図13において110はビール押し気体の容器であ
る炭酸ガスボンベ、111は生ビールが入ったビール
樽、112はディスペンスヘッドである。炭酸ガスボン
ベ110内の炭酸ガスは減圧弁113を通り、最適圧力
まで減圧され、従来のディスペンスヘッド112を介し
ビール樽111の上部にある空間部111aに至る。ビ
ール樽111の下部111bにあるビールはディスペン
スヘッド112の吊り下がり管112aの内部・連絡ホ
ース114を通りディスペンサ115に至る。ディスペ
ンサ115は氷等を入れる容器115aと内部を通過す
るビールを冷却するコイル115bと図示していないジ
ョッキにビールを注出するコック115cより構成さ
れ、ディスペンサ115を通過したビールは冷やされジ
ョッキに注出される。
【0003】このビール注出装置のディスペンスヘッド
112、連絡ホース114、コイル115bは定期的に
洗浄を行わないと微生物が増殖し、ジョッキに注出され
るビールの味が悪くなったり汚れたりする。このため、
従来は生ビール注出終了毎に、ディスペンスヘッド11
2をビール樽111より取り外し、水又は薬液を入れた
洗浄用タンク116に装着し(図14参照)、ビール注
出時と同様に炭酸ガスを洗浄タンク116に注入するこ
とにより水又は薬液をディスペンスヘッド112、連絡
ホース114、コイル115bを通過させ、洗浄後の洗
浄液を容器117で受けることにより洗浄を行ってい
た。しかしながら、上記方法ではディスペンサ115の
コック115cが2方弁であることから、コック115
cより排出された洗浄液が飛散するため洗浄液を高速で
流通することが不可能であった。
【0004】また、洗浄液の循環回路を設けたものとし
て、実開昭61ー103779号に記載されている冷却
コイル洗浄装置が紹介されている。しかしながら、この
技術は洗浄の際炭酸ガス飲料供給管を取り外し、その跡
に洗浄液の循環回路を装着するという繁雑な作業が残
り、実用上問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記事情に鑑
み創案されたものであって、その第1の目的とするとこ
ろはコックを切り替えるのみで洗浄液を高速で流通させ
洗浄効果を上昇させることであり、第2の目的とすると
ころはディスペンスヘッドを交換することなしに洗浄液
循環回路を設け、洗浄液の流通向きを正逆両向きに変更
することにより洗浄効果を上昇させるものである。
【0006】
【課題を解決するため手段】上記課題を解決するため、
第1の考案は収納容器内の炭酸ガス飲料を、炭酸ガス供
給源から供給される炭酸ガスの圧力により注出弁から容
器に注出する炭酸ガス飲料注出装置において、前記注出
弁を3方弁とし、洗浄時に3方弁を切り替えることによ
り炭酸ガス飲料供給管より供給された洗浄液を洗浄液排
出管に排出することを特徴とするものであり、第2の考
案は収納容器内の炭酸ガス飲料を、炭酸ガス供給源から
供給される炭酸ガスの圧力により注出弁から容器に注出
する炭酸ガス飲料注出装置において、ディスペンスヘッ
ドを炭酸ガスと洗浄液との切り替え可能とし、注出弁を
3方弁とすると共に、前記注出弁から前記ディスペンス
ヘッドに至る洗浄液戻し管に4方弁を挿入し、ディスペ
ンスヘッド、注出弁、4方弁、ディスペンスヘッドを通
る循環回路を洗浄液循環回路とし、前記4方弁を切り替
えることにより洗浄液を前記循環回路において正逆両方
の向きに流通させることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】第1の考案は、ディスペンサの注出弁を3方注
出弁とし、注出終了後この注出弁の出口の接続を洗浄液
排出管に切り替え、炭酸ガス飲料供給管より洗浄液を供
給する。
【0008】第2の考案は、ディスペンサの注出弁を3
方注出弁とし、ディスペンスヘッドを炭酸ガス飲料と洗
浄液との切り替え可能とすると共に、ディスペンスヘッ
ド、注出弁、ディスペンスヘッドを通る循環回路に4方
弁を挿入し、この4方弁を切り替えることにより、洗浄
液の供給向きを変更する。
【0009】
【実施例】まず、本願考案に使用するディスペンスヘッ
ドについて図1乃至図5に基づき説明する。
【0010】図1は本考案に使用するディスペンスヘッ
ドの洗浄時の状態の断面図を、図2は同正面図を示す。
番号2はディスペンスヘッドのハウジングを示す。この
ハウジング2の側面上部に洗浄液口4が、下部に気体口
6が配置されている。また、ハウジング2の中心鉛直軸
に摺動体38が摺動する摺動孔8が穿設されている。そ
して、この摺動孔8の下部は外側に徐々に拡大する円錐
部10が連続し、その下端は開放されている。樽に装着
された状態のこの円錐部10の拡大図を図3に示す。こ
の円錐部10の内側にはパッキング12(図3参照)を
保持するためのリング14及び樽に装着するための内側
に突出する爪16を備えている。そして前記洗浄液口4
及び気体口6は連絡孔18,20を介し前記摺動孔8に
連通されている。また、この摺動孔8には、Oリング2
2,24,26,28を保持するためのリング状の切り
欠き部30,32,34,36が刻設されている。
【0011】摺動体38はその中心部に貫通孔40,4
1を穿設し、その間にボール42を上下摺動可能に収納
した円筒状の部屋44を設け、摺動体38の外側と連絡
するための多数の連絡孔46,46,46…が穿設され
ている。また、摺動体38の下端には中央部より外周が
大きい下に突出した円筒状の突起48が設けられ、この
突起48の上部外周にはビール注出時に前記パッキング
12を押さえてシールするための外周リング50が設け
られている。この外周リング50には炭酸ガスが通過す
るための多数の連絡孔52,52…が穿設されている。
【0012】そして、ハウジング2の上部にはピン54
を介して、ハンドル56が動揺可能に軸支されている。
このハンドル56は図2に示すように、ピン54の近傍
に摺動体38側に向かう棒状の突起58が設けられてい
る。
【0013】また、摺動体38の外周のハンドル側には
水平方向に刻設された溝60があり、前記突起58が噛
合されており、ハンドル56を動揺することにより、摺
動体38が上下方向に摺動するようになっている。
【0014】次に作動について説明する。まず、ビール
注出時の作動について説明する。図1の状態のハンドル
56を下向きに作動させる。すると、ハンドル56はピ
ン54を支点とし動揺する。ハンドル56に突設された
突起58は溝60を介し摺動体38を下向きに摺動させ
る。この結果、洗浄液はOリング22,24により閉止
させられ、炭酸ガスはOリング28が摺動体38の外周
より離れているため、ここでは閉止させられていない。
【0015】この状態のディスペンスヘッドを図4に、
ディスペンスヘッドを樽に装着した状態を図5に、装着
部の拡大図を図3に示す。この時、摺動体38の外周リ
ング50は樽62に取り付けられたスピアバルブ63の
上面との間に前記パッキング12を挟み込むため、炭酸
ガスが樽62の外部に洩れることはない。
【0016】また、摺動体38の突起48がスピアバル
ブ63の開閉パッキング64を圧縮ばね66に抗して下
向きに押すため、開閉パッキング64は開く。気体口6
より供給された炭酸ガスは連絡孔20、外周リング50
に穿設された多数の孔52,52…スピアバルブ63の
外筒に穿設された多数の連絡孔70,70…を通りビー
ルBの上面Hに至る。炭酸ガス圧力が高くなるとビール
Bの上面Hを押し下げ、スピアバルブ63の吊り下がり
管72の下端開口部74、吊り下がり管72の上端側部
に穿設された多数の連絡孔76,76…および摺動体3
8の下部貫通孔41を通り、部屋44内のボール42を
押上げ上部貫通孔40を通りビールを注出させる。
【0017】次に、洗浄時の作動について説明する。図
4の状態のハンドル56を上向きに作動させる。する
と、ハンドル56はピン54を支点とし動揺する。ハン
ドル56に突設された突起58は溝60を介し摺動体3
8を上向きに摺動させる。この時、洗浄液はOリング2
2,24により、炭酸ガスはOリング26,28により
閉止させられている。この状態のディスペンスヘッドを
図1に示す。
【0018】この時、洗浄液口4より供給された洗浄液
はハウジング2の連絡孔18を通り摺動体38の多数の
連絡孔46,46…を通過して部屋44に入る。ボール
42が部屋44の下方口を閉塞しているため、洗浄液は
上方に向かい、連絡ホース78、コイル79、注出弁7
7を洗浄する。
【0019】次に、第1の考案に係わる炭酸ガス飲料注
出装置の1実施例について、図6乃至図9により説明す
る。図6はビール注出時におけるビール注出装置を、図
7は洗浄時におけるビール注出装置を、図8はビール注
出時におけるビール注出装置に使用する3方注出弁を、
図9は洗浄時におけるビール注出装置に使用する3方注
出弁を示す。
【0020】3方注出弁77は弁体80と弁座81より
構成されており(図8参照)、弁体80の円錐状の栓部
82の側部同一鉛直線上に孔83,84が穿設されてお
り、この両穴83,84は連通孔85により連絡されて
いる。そして、孔84の中心軸対称位置に孔86が穿設
され、栓部82の下端に穿設されたビール排出口87に
概略中心軸を通る連通孔88により連絡されている。
【0021】弁座81は洗浄時すなわち図9の状態にお
いて、栓部82の孔83,84に対応する位置の設けら
れた連通管89,92を介し、一側面上下に開口した開
口部90・91に連通されている。
【0022】図6において、炭酸ガスボンベ61の排出
部は排出部に設けられた減圧弁68、炭酸ガス供給管6
9を介して樽62に装着されたディスペンスヘッド1の
気体口6に接続されている。
【0023】また、洗浄液供給装置である水道蛇口59
も管65を介し、樽62に装着されたディスペンスヘッ
ド1の洗浄液口4に接続されている。そして、ディスペ
ンスヘッド1の摺動体38の上部貫通孔40は連絡ホー
ス78を介しディスペンサ75の冷却コイル79に連絡
されている。この冷却コイル79の排出部は3方注出弁
77の下側開口部91に連絡され、3方注出弁77の上
側開口部90はディスペンサ75に新たに設けられた排
出管67に連絡され、この排出管67の途中には閉止弁
71が挿入されている。
【0024】この閉止弁71は誤って3方注出弁が図9
図の状態で、ディスペンスヘッド1のハンドル56を下
げた時、ビールが排出管67より流出するのを防止する
ためのものである。
【0025】まず、第1考案の注出時の作動について図
6および図8を参照して説明する。樽62に装着された
ディスペンスヘッド1のハンドル56を下げる。すると
ディスペンスヘッド1の洗浄液口4は閉止され、気体口
6が連通される。樽62内のビールは炭酸ガスボンベ6
1より供給された炭酸ガスにより押され、ディスペンス
ヘッド1の摺動体38の上部貫通孔40、連絡ホース7
8、ディスペンサ75の冷却コイル79を通り、3方注
出弁の下部開口部91に至る。3方弁77は図8に示す
状態にあるため、ビールは弁座81の下部連通管89、
弁体80の連通孔88を通り、ビール排出口87より図
示していないジョッキにビールは注出される。
【0026】次に、第1考案の洗浄時の作動について図
7及び図9を参照して説明する。樽62に装着されたデ
ィスペンスヘッド1のハンドル56を上げる。するとデ
ィスペンスヘッド1の洗浄液口4は連通され、気体口6
が閉止される。水道蛇口59より供給された洗浄液であ
る水道水はディスペンスヘッド1の摺動体38の上部貫
通孔40、連絡ホース78、ディスペンサ75の冷却コ
イル79を通り、3方注出弁の下部開口部91に至る。
3方弁77は図9の状態にあるため、水道水は弁座81
の下部連通管89、弁体80の連通孔85、弁座81の
上部連通管92を通り、ディスペンサ75の排出管6
7、閉止弁71を通り、ディスペンサ75外に排出され
る。
【0027】以上、ディスペンスヘッドを気体口・洗浄
液口切替え可能なものについて説明したが、従来の気体
口のみを有するものを使用することも可能である。この
場合には、連絡ホース78をディスペンスヘッド1より
取り外し、水道蛇口59に直接連絡ホース78を接続し
なければならない。
【0028】次に、第2の考案に係わる炭酸ガス飲料注
出装置の1実施例について、図10乃至図12により説
明する。図10はビール注出時におけるビール注出装置
を、図11は洗浄(正洗)時におけるビール注出装置
を、図12は図11の洗浄(正洗)と逆の向きに洗浄液
を流通させた洗浄(逆洗)時の状態を示す。
【0029】図10において、93は公知の4方弁であ
り、この4方弁93のハウジング94には4個の連絡口
95,96,97,98が設けてある。また、ハウジン
グ94の一つの連絡口97の連通部99には、部屋10
0を設け、この部屋100の中には網101が挿入さ
れ、洗浄液の移動と共に移動するスポンジボール102
が弁体105側に流通するのを防止している。
【0030】図10において、炭酸ガスボンベ61の排
出部は排出部に設けられた減圧弁68、炭酸ガス供給管
69を介して樽62に装着されたディスペンスヘッド1
の気体口6に接続されている。
【0031】また、洗浄液供給装置である水道蛇口59
も洗浄液供給管65を介し、4方弁93の連絡口95に
接続されている。さらに、4方弁93の連絡口96は洗
浄液供給管106を介し、樽62に装着されたディスペ
ンスヘッド1の洗浄液口4に接続されている。
【0032】そして、ディスペンスヘッド1の摺動体3
8の上部貫通孔40は連絡ホース78を介しディスペン
サ75の冷却コイル79に連絡されている。この冷却コ
イル79の排出部は3方注出弁77の下側開口部91に
連絡され、3方注出弁77の上側開口部90はディスペ
ンサ75に新たに設けられた排出管67を介し、4方弁
93の連絡口97に接続されている。さらに、4方弁9
3の連絡口98は排液管104を介しディスペンサ75
の外に排出されるようになっている。
【0033】第2の考案の作動について説明する。第2
考案の注出時の経路は図10に示す通りであり、第1考
案と同様であるため説明は省略する。ただし、4方弁9
3の弁体105はニュートラルの位置にあり、連絡口9
5,96,97,98は相互に連絡されておらず、ま
た、スポンジホール102はハウジング94の部屋10
0の中に収納されている。
【0034】次に、第2考案の正洗時の作動について図
11を参照して説明する。まず、4方弁93の弁体10
5を回転し、ハウジング94の連絡口95と連絡口96
とを連絡し、連絡口97と連絡口98とを連絡する。樽
62に装着されたディスペンスヘッド1のハンドル56
を上げる。するとディスペンスヘッド1の洗浄液口4は
連通され、気体口6が閉止される。水道蛇口59より供
給された洗浄液である水道水は4方弁93の連絡口9
5、弁体105、連絡口96を通り、ディスペンスヘッ
ド1の摺動体38の上部貫通孔40、連絡ホース78、
ディスペンサ75の冷却コイル79、3方注出弁の下部
開口部91に至る。3方弁77は図9の状態にあるた
め、水道水は弁座81の下部連通管89、弁体80の連
通孔85、弁座81の上部連通管92、ディスペンサ7
5の排出管67、4方弁93の連絡口97、弁体10
5、連絡口98および排液管104を通りディスペンサ
75外に排出される。
【0035】この時、ハウジング94の部屋100の中
に収納されているスポンジボール102は内部に多数の
小さな孔を有しているため、洗浄液の流通を阻害するこ
とはない。また、スポンジボール102がハウジング9
4の部屋100の中に収納されている状態での正洗を説
明したが、後述する洗浄液の逆洗の後においては、スポ
ンジホール102はディスペンスヘッド1の摺動体38
の上部貫通孔40の上部にあるため、スポンジボール1
02は連絡ホース78、ディスペンサ75の冷却コイル
79、3方注出弁77、ディスペンサ75の排出管6
7、4方弁93の連絡口97を通り、部屋100に戻
る。この時、ディスペンスヘッド1の摺動体38の上部
貫通孔40の上部にあるスポンジボール102は同一経
路を洗浄水の圧力により流通するが、ハウジング94の
部屋100の中に収納されている網101により阻止さ
れ弁体105内に入ることはない。この際、スポンジボ
ール102はこれらの内面を摺動するため、洗浄効果を
上げることができる。以上、スポンジボールを挿入した
場合について説明したが、本考案はスポンジボールを挿
入することに制限するものではない。
【0036】次に、第2考案の逆洗時の作動について図
12を参照して説明する。まず、4方弁93の弁体10
5を回転し、ハウジング94の連絡口95と連絡口97
とを連絡し、連絡口98と連絡口96とを連絡する。樽
62に装着されたディスペンスヘッド1のハンドル56
および注出弁77は前記正洗時の位置と同一である。水
道蛇口59より供給された洗浄液である水道水は4方弁
93の連絡口95、弁体105、連絡口97、排出管6
7、3方注出弁77、ディスペンサ75のコイル79、
連絡ホース78、ディスペンスヘッド1の摺動体38の
上部貫通孔40、洗浄液供給管106、4方弁93の連
絡口96、弁体105、連絡口98、排液管104を通
りディスペンサ75外に排出される。
【0037】上記の正洗、逆洗を交互に繰り返す。
【0038】
【考案の効果】第1の考案は3方注出弁を切り替えるの
みで洗浄液を高速で流通させることが可能となったた
め、洗浄効果が上昇した。
【0039】また、第2の考案は繁雑なディスペンスヘ
ッドの交換をすることなしに4方弁を切り替えるのみで
洗浄液の流通向きを正逆両向きに変更することが容易と
なり、さらに、管内通路にスポンジボールを挿入すれ
ば、スポンジボールが洗浄壁面を接触流通するため、さ
らに洗浄効果を上げることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例に使用するディスペンスヘッ
ドの洗浄時における正面断面図を示す。
【図2】本考案の1実施例に使用するディスペンスヘッ
ドの洗浄時における正面図を示す。
【図3】本考案の1実施例に使用するディスペンスヘッ
ドの注出時における樽取り付け部の拡大断面図を示す。
【図4】本考案の1実施例に使用するディスペンスヘッ
ドの注出時における正面図を示す。
【図5】本考案の1実施例に使用するディスペンスヘッ
ドの注出時における樽に取り付けた状態の断面図を示
す。
【図6】第1考案の1実施例のビ−ル注出時における炭
酸ガス注出装置の概略配置図を示す。
【図7】第1考案の1実施例の洗浄時における炭酸ガス
注出装置の概略配置図を示す。
【図8】本考案の1実施例の炭酸ガス注出装置に使用す
る3方注出弁の注出時における正面断面図を示す。
【図9】本考案の1実施例の示す炭酸ガス注出装置に使
用する3方注出弁の洗浄時における正面断面図を示す。
【図10】第2考案の1実施例のビール注出時における
炭酸ガス注出装置の概略配置図を示す。
【図11】第2考案の1実施例の洗浄(正洗)時におけ
る炭酸ガス注出装置の概略配置図を示す。
【図12】第2考案の1実施例の洗浄(逆洗)時におけ
る炭酸ガス注出装置の概略配置図を示す。
【図13】従来のビール注出時における炭酸ガス注出装
置の概略配置図を示す。
【図14】従来の洗浄時における炭酸ガス注出装置の概
略配置図を示す。
【符号の説明】
1…ディスペンスヘッド 2…ハウジング 4…洗浄液口 6…気体口 38…摺動体 40…上部貫通孔 41…下部貫通孔 46…孔 56…ハンドル 59…水道蛇口(洗浄液供給装置) 62…樽 63…スピアバルブ 67…排出管 77…3方注出弁 78…連絡ホース 79…コイル 93…4方弁 102…スポンジボール

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納容器内の炭酸ガス飲料を、炭酸ガス
    供給源から供給される炭酸ガスの圧力により注出弁から
    容器に注出する炭酸ガス飲料注出装置において、注出弁
    を3方弁とし、洗浄時に前記3方弁を切り替えることに
    より炭酸ガス飲料供給管より供給された洗浄液を洗浄液
    排出管に排出することを特徴とする炭酸ガス飲料注出装
    置。
  2. 【請求項2】 収納容器内の炭酸ガス飲料を、炭酸ガス
    供給源から供給される炭酸ガスの圧力により注出弁から
    容器に注出する炭酸ガス飲料注出装置において、ディス
    ペンスヘッドを炭酸ガスと洗浄液との切り替え可能と
    し、注出弁を3方弁とすると共に、前記注出弁から前記
    ディスペンスヘッドに至る洗浄液戻し管に4方弁を挿入
    し、ディスペンスヘッド、注出弁、4方弁、ディスペン
    スヘッドを通る回路を洗浄液循環回路とし、前記4方弁
    を切り替えることにより洗浄液を前記循環回路において
    正逆両方の向きに流通させることを特徴とする生ビール
    注出装置。
  3. 【請求項3】 洗浄液戻し管にボールを挿入し、洗浄液
    の流通向きが変更するごとにこのボールを管内に移動さ
    せることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項記
    載の炭酸ガス飲料注出装置。
JP6358391U 1991-08-12 1991-08-12 炭酸ガス飲料注出装置 Expired - Lifetime JPH0716639Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6358391U JPH0716639Y2 (ja) 1991-08-12 1991-08-12 炭酸ガス飲料注出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6358391U JPH0716639Y2 (ja) 1991-08-12 1991-08-12 炭酸ガス飲料注出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0558697U JPH0558697U (ja) 1993-08-03
JPH0716639Y2 true JPH0716639Y2 (ja) 1995-04-19

Family

ID=13233438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6358391U Expired - Lifetime JPH0716639Y2 (ja) 1991-08-12 1991-08-12 炭酸ガス飲料注出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0716639Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102381940B1 (ko) * 2020-02-27 2022-04-01 노대일 스마트 맥주 디스펜서
KR102314724B1 (ko) * 2021-02-17 2021-10-18 강성하 클리닝헬퍼를 갖는 생맥주 인출시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0558697U (ja) 1993-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0641736B1 (en) Cleaning device for drink pouring system
RU2368828C1 (ru) Трехходовой кран (варианты) и устройство для ручного розлива пенящихся и/или газированных напитков в открытую тару с его использованием
KR102442076B1 (ko) 디스펜스 헤드 및 이를 이용한 음료 주출로의 세정 방법
PT2370342E (pt) Método de limpeza e lavagem de um sistema de distribuição de bebidas
JPH0716639Y2 (ja) 炭酸ガス飲料注出装置
JPH01258784A (ja) 飲料ディスペンサの飲料流路の洗浄装置
JPH0716640Y2 (ja) 樽用ディスペンスヘッド
JP2588745B2 (ja) 洗浄装置
US9963337B2 (en) Tank with an integral filter and beverage dispensing appliance comprising such a tank
JPH057200Y2 (ja)
WO2021132670A1 (ja) ディスペンスヘッド及び飲料供給システム
KR20190003667A (ko) 발포 탄산 음료들을 수동으로 따르는 장치를 위한 유량 스위치
JP4223906B2 (ja) 飲料サーバー用洗浄器
JP2007308172A (ja) 生ビールディスペンサー洗浄方法およびこれに用いる装置
JP5964551B2 (ja) 吐出器及び飲料吐出装置用洗浄システム
JPS63317066A (ja) 飲料の瞬間冷却式注出装置
CN212690854U (zh) 啤酒机出酒阀
JPH0520717Y2 (ja)
WO2021132664A1 (ja) 飲料供給システムの洗浄装置
JPH0516160Y2 (ja)
JPH0121422Y2 (ja)
JP2013067435A (ja) 飲料注出用コック
JP2017081600A (ja) 飲料ディスペンサ
KR20210006112A (ko) 음료 주입용 디스펜서 및 그 제어방법
JP3453402B2 (ja) 飲料容器及び容器内飲料の冷却注出方法