JPWO2018173470A1 - 屋根構造、及び、住宅 - Google Patents

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Abstract

屋根構造(10)は、屋根材(11a)を含む第一部材(11)と、第一部材(11)よりも室内側に配置され、第一部材(11)との間に室内から室外へ通じる通気間隙(13)を形成する、第一部材(11)よりも熱通過が小さい第二部材(12)と、通気間隙(13)の室外側の開口から雨滴が侵入することを抑制する防水構造とを備える。第一部材(11)は、通気間隙(13)に面する部分に、第一部材(11)から通気間隙(13)内の空気への熱伝達を促進する熱伝達促進構造(11c)を有する。

Description

本発明は、室内の熱気を排出することができる屋根構造、及び、これを備える住宅に関する。
ユーザに快適な室内環境を提供するための様々な技術が提案されている。特許文献1には、優れた断熱効果を有する金属二重屋根が開示されている。
特開2005−273448号公報
例えば、リンクハウスまたはテラスハウスなどの長屋のような形態の集合住宅においては、窓が少なくなる。窓が少ない住宅においては換気が不十分になりやすいため、室内に熱気がこもりやすい。
本発明は、室内の熱気の排出及び室内への冷気の取り込みが可能な屋根構造、及び、これを備える住宅を提供する。
本発明の一態様に係る屋根構造は、屋根材を含む第一部材と、前記第一部材よりも室内側に配置され、前記第一部材との間に室内から室外へ通じる通気間隙を形成する、前記第一部材よりも熱通過性が小さい第二部材と、前記通気間隙の室外側の開口から雨滴が侵入することを抑制する防水構造とを備え、前記第一部材は、前記通気間隙に面する部分に、前記第一部材から前記通気間隙内の空気への熱伝達を促進する熱伝達促進構造を有する。
本発明の一態様に係る住宅は、前記屋根構造を備える。
本発明の屋根構造、及び、これを備える住宅は、室内の熱気の排出及び室内への冷気の取り込みが可能である。
図1Aは、実施の形態に係る屋根構造を備える住宅の第一の模式断面図である。 図1Bは、実施の形態に係る屋根構造を備える住宅の第二の模式断面図である。 図2は、図1A及び図1Bの領域IIの拡大図である。 図3は、変形例1に係る屋根構造の模式断面図である。 図4は、変形例2に係る屋根構造の模式断面図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、各図において縮尺等は必ずしも一致していない。各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化する。
(実施の形態)
[構成]
実施の形態に係る屋根構造について、図1A、図1B、及び図2を用いて説明する。図1A及び図1Bは、実施の形態に係る屋根構造を備える住宅の模式断面図である。図2は、図1A及び図1Bの領域IIの拡大図である。なお、図1A及び図2Bは、いずれも実施の形態に係る屋根構造10の模式断面図であるが、図1Aでは、住宅100における昼間の熱気の排出が破線矢印で模式的に図示され、図1Bでは、夜間の冷気の取り込みが破線矢印で模式的に図示されている。
図1A、図1B、及び図2に示されるように、実施の形態に係る屋根構造10は、例えば、住宅100などの屋根に用いられる。住宅100は、戸建住宅であってもよいし、集合住宅に含まれる一つの住宅であってもよい。住宅100は、屋根構造10の他に、壁、柱、及び床などを備える。屋根構造10は、具体的には、第一部材11と、第二部材12と、防水構造14とを備える。第一部材11及び第二部材12の間には、通気間隙13が形成されている。
通気間隙13は、第一部材11及び第二部材12の間の数cm程度の間隙(空気層)である。通気間隙13は、室内側の開口13a及び室外側の開口13bを含む。
また、必須の構成要素ではないが、住宅100内の低所には、外気取り込み口18が形成され、住宅100内の高所には、熱気排出口19が形成されている。
[第一部材]
第一部材11は、屋根構造10のうち最も室外側に位置する部材である。第一部材11は、板状の部材であり、主面が水平面に対して傾斜するように配置される。第一部材11は、具体的には、屋根材11aと、下地材11bと、熱伝達促進構造11cとを備える。屋根材11a、下地材11b、及び、熱伝達促進構造11cは、積層されている。
屋根材11aは、第一部材11の中で最も室外側に位置し、外気に直接接触する部材である。屋根材11aは、例えば、瓦材、スレート、または、ガルバリウム鋼板(登録商標)などである。
下地材11bは、屋根材11aが載置される部材である。下地材11bは、言い換えれば、屋根材11aを支持する材料である。下地材11bは、例えば、木板であるが、鉄板などの金属によって形成された板材であってもよい。
熱伝達促進構造11cは、第一部材11の通気間隙13に面する部分(接する部分)に位置し、第一部材11から通気間隙13内の空気への熱伝達を促進する。熱伝達促進構造11cは、例えば、下地材11bの室内側の面に塗布された黒色の塗膜など、熱伝達促進構造11cが配置される面よりも熱伝達性(熱輻射性)の高い性質を有する構造である。
熱伝達促進構造11cは、第一部材11から通気間隙13内の空気への熱伝達を促進することができる構造であればよい。熱伝達促進構造11cは、例えば、金属などによって形成された放熱フィン構造など、第一部材11と通気間隙13内の空気との接触面積を(熱伝達促進構造11cが配置される面よりも)増加する構造であってもよい。熱伝達促進構造11cは、例えば、下地材11bとは別の部材であるが、下地材11bの一部として形成されてもよい。熱伝達促進構造11cは、下地材11bの表面の全部に配置されてもよいし、下地材11bの表面に部分的に配置されてもよい。
屋根構造10において、室外側の開口13bは、鉛直方向(上下方向)における位置が室内側の開口13aよりも高い。昼間には、第一部材11から受け取った熱で温度上昇した通気間隙13内の空気が煙突効果によって室外に排出される。この場合、住宅100内の低所に外気取り込み口18が形成されていれば、熱気の排出が円滑になる。
一方、夜間には、天空放射による第一部材11の冷却(放射冷却)により、通気間隙13に流入した外気が冷却され、室内に取り込まれる。この場合、図1Bに示されるように、住宅100内の高所に熱気排出口19が形成されていれば、通気間隙13を通じた冷気の取り込みが円滑になる。
ここで、熱伝達促進構造11cによれば、第一部材11は、日射によって得られる熱を第一部材11から通気間隙13内の空気へ効率的に伝達することができる。そうすると、住宅100の室内の熱気は日射を受けた第一部材11によってさらに加熱され、煙突効果を利用した熱気の排出が促進される。このように、屋根構造10は、住宅100内の熱気を、日射によって得られる熱を効率的に利用して室外に排出することができる。
なお、第一部材11は、住宅100が備える柱または壁などによって支持されてもよいし、第二部材12によって支持されてもよい。第一部材11が第二部材12によって支持される場合、第二部材12は、例えば、住宅100が備える柱または壁などによって支持される。
[第二部材]
第二部材12は、第一部材11よりも室内側に第一部材11と対向して配置される。第二部材12は、板状の部材であり、主面が水平面に対して傾斜するように配置される。第二部材12は、例えば、第一部材11とほぼ平行に配置され、第一部材11との間に室内から室外へ通じる通気間隙13を形成する。図1A及び図1Bに示されるように、通気間隙13の断面形状は、水平面に対して傾斜した長尺状である。
第二部材12には、日射による熱を室内に伝えにくくするために、第一部材11よりも熱通過性が小さい部材が用いられる。なお、熱通過性が小さいとは、熱伝導性(熱伝導率)、熱伝達性(熱伝達率)、及び、輻射の少なくとも1つが小さいことを意味する。熱通過性は、例えば、熱通過率で表現される。第二部材12は、具体的には、断熱材12aと、反射材12bとを備える。断熱材12a及び反射材12bは、積層されている。
断熱材12aは、例えば、グラスウール、セルローズファイバ、インシュレーションボード、羊毛、または、ロックウールなどの繊維系材料によって形成される断熱材である。断熱材12aは、硬質ウレタンフォーム、ビーズ法ポリスチレンフォーム、または、フェノールフォームなどの発砲プラスチック系材料によって形成される断熱材であってもよい。
反射材12bは、第二部材12の通気間隙13に面する部分に位置し、第二部材12の熱の吸収を抑制するために熱を反射する部材である。反射材12bは、例えば、アルミニウムによって形成された金属膜(アルミ箔)であるが、その他の金属によって形成された金属膜であってもよい。また、赤外線を反射する特性を有するガラスによって形成された熱反射ガラス、または、赤外線を反射する特性を有する樹脂によって形成された熱反射フィルムなどであってもよい。反射材12bは、断熱材12aの表面の全部に配置されてもよいし、断熱材12aの表面に部分的に配置されてもよい。反射材12bは、省略されてもよい。
なお、第二部材12は、住宅100が備える柱または壁などによって支持されてもよいし、第一部材11にぶら下がる形で支持されてもよい。第二部材12が第一部材11にぶら下がる形で支持される場合、第一部材11は、例えば、住宅100が備える柱または壁などによって支持される。
また、屋根構造10においては、第二部材12は、住宅100の天井を構成する部材であるが、住宅100の天井とは別の部材であってもよい。例えば、第二部材12は、天井裏に配置される、天井とは別の部材であってもよい。
[防水構造]
防水構造14は、通気間隙13の室外側の開口13bから雨滴が侵入することを抑制する構造である。防水構造14は、通気間隙13の通気性を確保しつつ、上方から見たときに開口13bが外部に露出しないように開口13bを覆うカバー構造である。
防水構造14は、例えば、樹脂によって形成されるが、金属によって形成されてもよい。防水構造14は、第一部材11及び第二部材12とは別体として形成されてもよいし、第一部材11または第二部材12の一部として形成されてもよい。また、防水構造14の具体的態様は、特に限定されない。防水構造14は、防水性及び通気性を有するフィルタなどであってもよい。
[効果等]
以上説明したように、屋根構造10は、屋根材11aを含む第一部材11と、第一部材11よりも室内側に配置され、第一部材11との間に室内から室外へ通じる通気間隙13を形成する、第一部材11よりも熱通過が小さい第二部材12と、通気間隙13の室外側の開口13bから雨滴が侵入することを抑制する防水構造14とを備える。第一部材11は、通気間隙13に面する部分に、第一部材11から通気間隙13内の空気への熱伝達を促進する熱伝達促進構造11cを有する。
これにより、通気間隙13の室外側の開口13bが室内側の開口13aよりも高い位置に配置されれば、屋根構造10は、住宅100内の熱気を、日射によって得られる熱を効率的に利用して受動的に室外に排出することができる。このような屋根構造10は、東南アジア等の温暖な地域において特に有用である。
また、通気間隙13は、水平面に対して傾斜した長尺状の断面形状を有してもよい。通気間隙13の室外側の開口13bは、通気間隙13の室内側の開口13aよりも高い位置にあってもよい。
これにより、屋根構造10は、住宅100内の熱気を、傾斜に沿って室外に排出することができる。
また、住宅100は、屋根構造10を備える。
これにより、通気間隙13の室外側の開口13bが室内側の開口13aよりも高い位置に配置されれば、住宅100は、住宅100内の熱気を、日射によって得られる熱を効率的に利用して受動的に室外に排出することができる。このような住宅100は、東南アジア等の温暖な地域において特に有用である。
[変形例1]
屋根構造10は、通気間隙13内に気流を発生させる送風部を備えてもよい。また、屋根構造10は、通気間隙13を通じて室外から室内へ入る空気を浄化する空気浄化部を備えてもよい。図3は、このような変形例1に係る屋根構造の模式断面図である。
図3に示されるように、住宅100aは、屋根構造10aを備える。屋根構造10aは、具体的には、第一部材11、第二部材12、及び、防水構造14に加えて、送風部15a、送風部15b、送風部15c、送風部15c、空気浄化部16a、空気浄化部16b、及び、空気浄化部16cを備える。
送風部15a、送風部15b、送風部15c、及び、送風部15dのそれぞれは、通気間隙13内に気流を発生させる送風装置である。送風部15a、送風部15b、送風部15c、及び、送風部15dのそれぞれは、モータ及びファンを備え、モータによってファンを回転させる送風装置である。送風部15a、送風部15b、送風部15c、及び、送風部15dのそれぞれは、モータの回転方向が制御されることにより、室内から室外に排気することも、室外から室内に吸気することもできる。つまり、昼間の熱気排出を補助することも、夜間の冷気取り込みを補助することもできる。
送風部15aは、開口13aを塞ぐように配置され、送風部15bは、通気間隙13内に配置される。送風部15cは、開口13bを塞ぐように配置され、送風部15dは、外気取り込み口18を塞ぐように配置される。なお、屋根構造10aは、少なくも1つの送風部を備えればよい。なお、開口13aの形状が長尺状であるような場合、送風部15aは、1つの開口13aに対して、当該開口13aの長手方向に沿って複数並んで配置されてもよい。送風部15b、送風部15c、送風部15dについても同様である。
空気浄化部16aは、通気間隙13を通じて室外から室内へ入る空気を浄化するエアフィルタである。空気浄化部16bは、住宅100aの低所に形成された外気取り込み口18から室内へ入る空気を浄化するエアフィルタである。空気浄化部16cは、住宅100aの高所に形成された熱気排出口19から室内へ入る空気を浄化するエアフィルタである。
上述のように、住宅100aにおいて、日中においては、屋根構造10を通じて室内の熱気が室内から室外に排出され、外気が流入するが、夜間においては、室内よりも温度低下した外気が通気間隙13を通じて室内に流入したり、通気間隙13で冷却された外気が室内に取り込まれる場合がある。また、送風部15a、送風部15b、送風部15c、及び、送風部15dによって、室外から室内に吸気される場合もある。このような場合、空気浄化部16a、空気浄化部16b、及び、空気浄化部16cによれば、外気に含まれる花粉及び塵埃などが室内に侵入することを抑制することができる。
空気浄化部16a、空気浄化部16b、及び、空気浄化部16cは、具体的には、プレフィルタ、中性能フィルタ、中高性能フィルタ、高性能フィルタ、HEPA(High Efficiency Particulate Air Filter)、ULPA(Ultra Low Penetration Air Filter)、または、超ULPAなどである。
空気浄化部16aは、開口13aを塞ぐように、送風部15aよりも室内側に配置される。空気浄化部16aは、ユーザによって交換可能なエアフィルタであってもよい。また、空気浄化部16aは、送風部15bのように通気間隙13内に配置されてもよいし、送風部15cのように開口13bを塞ぐように配置されてもよい。屋根構造10aは、空気浄化部16aを複数備えてもよい。
空気浄化部16bは、外気取り込み口18を塞ぐように配置される。空気浄化部16bは、ユーザによって交換可能なエアフィルタであってもよい。空気浄化部16cは、熱気排出口19を塞ぐように、送風部15dよりも室内側に配置される。空気浄化部16cは、ユーザによって交換可能なエアフィルタであってもよい。
なお、屋根構造10aが送風部(例えば、送風部15a)及び空気浄化部16aを両方備えることは必須ではない。屋根構造10aは、送風部及び空気浄化部16aのうち少なくとも一方を備えればよい。
以上説明したように、屋根構造10aは、通気間隙13内に気流を発生させる送風部15aを備える。
これにより、屋根構造10aは、外気温によらず、強制的に室内から室外に排気すること、及び、強制的に室外から室内に吸気することができる。
また、屋根構造10aは、通気間隙13を通じて室外から室内へ入る空気を浄化する空気浄化部16aを備える。
これにより、屋根構造10aは、外気に含まれる花粉及び塵埃などが室内に侵入することを抑制することができる。
[変形例2]
屋根構造10及び屋根構造10aにおいては、第一部材11及び第二部材12は対向配置されたが、第一部材11及び第二部材12の間に第三部材が配置されてもよい。図4は、このような変形例2に係る屋根構造の模式断面図である。
図4に示されるように、住宅100bは、屋根構造10bを備える。屋根構造10bは、具体的には、第一部材11、第二部材12、及び、防水構造14に加えて、第三部材17を備える。
第三部材17は、第一部材11及び第二部材12の間に配置される仕切り板である。第三部材17は、例えば、第二部材12と同様に断熱材を含む板状の部材であり、第一部材11よりも熱通過が小さい部材である。第三部材17が第一部材11よりも熱通過が小さい部材であることは必須ではなく、第三部材17は、第二部材12とは異なる材料で形成されてもよい。
第三部材17によれば、鉛直上方から見て開口13a及び開口13bの位置が重なるような場合も、通気間隙13内の空気を第一部材11の表面、つまり、熱伝達促進構造11cに沿わせて移動させることができる。したがって、屋根構造10bは、住宅100b内の熱気を、日射によって得られる熱を効率的に利用して室外に排出することができる。
なお、変形例2に係る屋根構造10bは、変形例1に係る屋根構造10aと組み合わされてもよい。つまり、屋根構造10bは、送風部及び空気浄化部16aのうち少なくとも一方を備えてもよい。
(他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、屋根構造は、住宅に用いられたが、住宅以外の建築物に用いられてもよい。
また、上記実施の形態の模式断面図に示される第一部材の積層構造は、一例である。第一部材の積層構造は、本発明の特徴的な機能を実現できる範囲で、当該積層構造の層間に別の層を含んでもよい。第二部材についても同様である。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10、10a、10b 屋根構造
11 第一部材
11a 屋根材
11c 熱伝達促進構造
12 第二部材
13 通気間隙
13a、13b 開口
14 防水構造
15a、15b、15c 送風部
16a 空気浄化部
100、100a、100b 住宅

Claims (5)

  1. 屋根材を含む第一部材と、
    前記第一部材よりも室内側に配置され、前記第一部材との間に室内から室外へ通じる通気間隙を形成する、前記第一部材よりも熱通過性が小さい第二部材と、
    前記通気間隙の室外側の開口から雨滴が侵入することを抑制する防水構造とを備え、
    前記第一部材は、前記通気間隙に面する部分に、前記第一部材から前記通気間隙内の空気への熱伝達を促進する熱伝達促進構造を有する
    屋根構造。
  2. 前記通気間隙は、水平面に対して傾斜した長尺状の断面形状を有し、
    前記通気間隙の室外側の開口は、前記通気間隙の室内側の開口よりも高い位置にある
    請求項1に記載の屋根構造。
  3. さらに、前記通気間隙内に気流を発生させる送風部を備える
    請求項1または2に記載の屋根構造。
  4. さらに、前記通気間隙を通じて室外から室内へ入る空気を浄化する空気浄化部を備える
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の屋根構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の屋根構造を備える住宅。
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