JPWO2018150655A1 - 画像形成装置、ダクトユニット - Google Patents

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Abstract

ダクトユニット(6)の一対の側板部(63a,63b)が、上流板部(61)から下流板部(62)に亘って形成されている。隔壁部(64)が、前記一対の側板部(63a,63b)の間の空間を、分岐流路(65,66)とその他の領域とに仕切る。前記下流板部(62)に形成された複数の流出開口(621k,621m等)は、前記上流板部(61)に形成された流入開口(61a等)と比べて第1方向(D1)の幅が小さく、かつ、面積が小さい。前記一対の側板部(63a,63b)は、前記流入開口(61a等)における前記第1方向(D1)の両端の縁(61e)と前記流出開口(621k,621m等)における前記第1方向(D1)の両端の縁(62e)とに沿って形成されている。前記一対の側板部(63a,63b)の前記第1方向(D1)の間隔が、前記上流板部(61)から前記下流板部(62)に向かって徐々に狭まっている。

Description

本発明は、画像形成装置およびダクトユニットに関する。
一般に、電子写真方式の画像形成装置は、ドラムユニット、現像ユニット、レーザースキャニングユニットおよび転写装置などを備える。例えば、前記ドラムユニットは、感光体、帯電装置およびドラムクリーニング装置などを含む。また、タンデム方式の前記画像形成装置は、複数の前記ドラムユニットと複数の前記現像ユニットとを備える。
前記感光体は、前記帯電装置から電圧が印加されること、前記レーザースキャニングユニットからレーザー光が照射されること、および前記ドラムクリーニング装置のブレードによって擦られることなどにより、温度が上昇する。
前記感光体の温度が過度に上昇すると、現像性能が悪化する。そのため、前記画像形成装置は、前記ドラムユニットなどを冷却する空気を送り出す送風機を備える。
また、タンデム方式の前記画像形成装置が、前記送風機から複数の前記ドラムユニットへ分岐したダクトを備えることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−271237号公報
ところで、前記送風機から送り出される空気を極力圧損の小さな前記ダクトを用いて効率的に複数の前記ドラムユニットなどへ導くことが望まれている。圧損の小さな前記ダクトが採用されれば、前記送風機の省電力化および小型化などの効果が得られる。
一方、前記ダクトの成型の容易化および前記ダクトの低コスト化のために、前記ダクトの構造が簡素であることが望ましい。
本発明の目的は、送風ユニットから複数のドラムユニットおよび複数の現像ユニットまで空気を効率的に、かつ、簡素な構造で導くことができるダクトユニットおよびそれを備える画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、送風ユニットと、複数のドラムユニットと、複数の現像ユニットと、ダクトユニットと、を備える。前記送風ユニットは、1つ以上の送風機を内包し、空気吸入口および1つ以上の空気送出口が形成されたユニットである。前記複数のドラムユニットは、それぞれ表面に静電潜像が形成される感光体を支持し、前記感光体の長手方向に沿う第1方向の一端部に第1空気取入口が形成され、さらに前記第1空気取入口から前記第1方向に沿う第1流路が形成されたユニットである。前記複数の現像ユニットは、前記静電潜像をトナー像へ現像する現像ローラーを内包し、前記第1方向の一端部に第2空気取入口が形成され、さらに前記第2空気取入口から前記第1方向に沿う第2流路が形成されたユニットである。前記ダクトユニットは、前記送風ユニットから前記ドラムユニットおよび前記現像ユニットまでの空気の流路を形成するユニットである。前記ダクトユニットは、上流板部と、下流板部と、一対の側板部と、隔壁部と、を有する。前記上流板部は、前記空気送出口に連通する1つ以上の流入開口が形成された部分である。前記下流板部は、前記上流板部に対して前記第1方向に直交する第2方向において間隔を空けて対向し、前記第1空気取入口および前記第2空気取入口に連通する複数の流出開口が前記第1方向および前記第2方向に直交する第3方向において間隔を空けて形成された部分である。前記一対の側板部は、前記第1方向において間隔を空けて対向し、前記上流板部から前記下流板部に亘って形成された部分である。前記隔壁部は、前記一対の側板部の間の空間を、前記流入開口から途中で分岐して前記複数の流出開口へ至る分岐流路とその他の領域とに仕切る部分である。前記複数の流出開口は、前記流入開口と比べて前記第1方向の幅が小さく、かつ、面積が小さい。前記一対の側板部は、前記流入開口における前記第1方向の両端の縁と前記流出開口における前記第1方向の両端の縁とに沿って形成されている。前記一対の側板部の前記第1方向の間隔が、前記上流板部から前記下流板部に向かって徐々に狭まっている。
本発明の他の局面に係るダクトユニットは、送風機を内包する送風ユニットから、表面に静電潜像が形成される感光体を有する1つ以上のドラムユニットおよび前記静電潜像をトナー像へ現像する現像ローラーを有する1つ以上の現像ユニットまでの空気の流路を形成する。前記ダクトユニットは、前記上流板部と、前記下流板部と、前記一対の側板部と、前記隔壁部と、を有する。
本発明によれば、送風ユニットから複数のドラムユニットおよび複数の現像ユニットまで空気を効率的に、かつ、簡素な構造で導くことができるダクトユニットおよびそれを備える画像形成装置を提供することが可能になる。
図1は、第1実施形態に係る画像形成装置の構成図である。 図2は、第1実施形態に係る画像形成装置における複数のドラムユニットおよび複数の現像ユニットの構成図である。 図3は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置における送風ユニットおよびダクトユニットの正面方向から見た断面図である。 図4は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置におけるダクトユニットの斜視図である。 図5は、図3に示されるII−II平面におけるダクトユニットの断面図およびドラムユニットの一部の断面図である。 図6は、図3に示されるII−II平面におけるダクトユニットの断面図および現像ユニットの一部の断面図である。 図7は、第2実施形態に係る画像形成装置における送風ユニットおよびダクトユニットの正面方向から見た第1の断面図である。 図8は、第2実施形態に係る画像形成装置における送風ユニットおよびダクトユニットの正面方向から見た第2の断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[第1実施形態:画像形成装置10の構成]
第1実施形態に係る画像形成装置10は、電子写真方式でシートにトナーの画像を形成する装置である。前記シートは、用紙または封筒などのシート状の画像形成媒体である。
画像形成装置10は、本体1内にシート供給部2、シート搬送部3および画像形成部4などを備える。画像形成部4は、前記シートにトナー像を形成する印刷処理を実行する。さらに、画像形成装置10は、制御部8、操作表示部80および環境センサー800も備える。
画像形成装置10は、タンデム式画像形成装置であり、カラープリンターである。そのため、画像形成部4は、ブラック、マゼンタ、シアンおよびイエローのトナーに対応した4つの作像部4xと、中間転写ベルト46と、ベルトクリーニング装置47と、シート転写装置48とを含む。
さらに、画像形成部4は、光走査ユニット4s、シート転写装置48および定着装置49などを含む。
作像部4x各々は、筒状の感光体41、帯電装置42、現像ユニット43、ベルト転写装置44およびドラムクリーニング装置45などを備える。4つの感光体41において、それぞれ異なる色のトナー像の現像が行われる。例えば、感光体41が有機感光体であることが考えられる。
シート供給部2は、前記シートをシート搬送路30へ送り出し、シート搬送部3は、前記シートをシート搬送路30に沿って搬送する。
作像部4x各々において、感光体41が回転し、帯電装置42が感光体41の外周面を帯電させる。さらに、光走査ユニット4sが、感光体41の外周面に、ビーム光B0の走査によって静電潜像を書き込む。一般に、光走査ユニット4sはレーザースキャニングユニットと称される。
また、現像ユニット43の現像ローラー43aが、感光体41に前記トナーを供給することにより、前記静電潜像を前記トナー像として現像する。そして、ベルト転写装置44が、感光体41表面の前記トナー像を中間転写ベルト46に転写する。これにより、重畳された複数の色の前記トナー像であるカラートナー像が、中間転写ベルト46の表面に形成される。
中間転写ベルト46は、4つの感光体41から前記トナー像が転写される無端ベルトである。中間転写ベルト46は、4つの感光体41に沿う転写経路を通る状態で、一対のベルト支持ローラー461,462によって回転可能に支持されている。
ドラムクリーニング装置45は、廃トナーを感光体41の外周面から除去する。ドラムクリーニング装置45は、感光体41の外周面に接触するブレード45aを備える。ブレード45aは、感光体41の外周面から前記トナーを擦り取る。なお、感光体41上の前記廃トナーは、前記トナー像が中間転写ベルト46に転写された後の感光体41の外周面に残存するトナーである。
シート転写装置48は、中間転写ベルト46が担持する前記トナー画像を前記シートに転写する。定着装置49は、前記シートに転写された前記トナー像を加熱することにより、前記トナー像を前記シートに定着させる。そのため、定着装置49はヒーター49aを備える。
ベルトクリーニング装置47は、前記トナー像が前記シートに転写された後の中間転写ベルト46に残存する廃トナーを除去する。
作像部4x各々において、感光体41、帯電装置42およびドラムクリーニング装置45は、ドラムユニット40としてユニット化されている。
図2に示されるように、それぞれブラックトナー、マゼンタトナー、シアントナーおよびイエロートナーに対応する第1ドラムユニット40k、第2ドラムユニット40m、第3ドラムユニット40cおよび第4ドラムユニット40yが、その順序でベルト進行方向D0の下流側から上流側へ向けて順に配列されている。ベルト進行方向D0は、前記転写経路における中間転写ベルト46の進行である。
同様に、ブラックトナー、マゼンタトナー、シアントナーおよびイエロートナーに対応する第1現像ユニット43k、第2現像ユニット43m、第3現像ユニット43cおよび第4現像ユニット43yが、その順序でベルト進行方向D0の下流側から上流側へ向けて順に配列されている。
なお、第1ドラムユニット40kは、前記ブラックトナーによる現像に対応する1つのブラックドラムユニットに相当する。また、第2ドラムユニット40m、第3ドラムユニット40cおよび第4ドラムユニット40yは、それぞれ彩色トナーによる現像に対応する3つの彩色ドラムユニットに相当する。また、第1現像ユニット43kは、前記ブラックトナーによる現像に対応する1つのブラック現像ユニットに相当する。また、第2現像ユニット43m、第3現像ユニット43cおよび第4現像ユニット43yは、それぞれ前記彩色トナーによる現像に対応する3つの彩色現像ユニットに相当する。
作像部4x各々において、ドラムユニット40は、現像ユニット43に対してベルト進行方向D0の下流側に配置されている。4つのドラムユニット40および4つの現像ユニット43の中で、第1ドラムユニット40kが定着装置49に最も近く、第1現像ユニット43kが定着装置49に対して2番目に近い。
図2において、定着装置49が仮想線(二点鎖線)で示されている。なお、第2ドラムユニット40m、第3ドラムユニット40cおよび第4ドラムユニット40yの配列順序は上記の限りではない。
操作表示部80は、ユーザーの操作を受け付ける操作部および情報を表示する表示部を含むユーザーインターフェイスデバイスである。
制御部8は、各種のデータ処理を実行するとともに、画像形成装置10が備える各種の電気機器を制御する。例えば、制御部8が、MPU(Micro Processing Unit)またはDSP(Digital Signal Processor)などのプロセッサーによって実現されることが考えられる。また、制御部8が、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの回路によって実現されることも考えられる。
環境センサー800は、画像形成装置10が設置された環境における温度および湿度を検出するセンサーである。環境センサー800の検出信号は、制御部8に入力される。
感光体41の温度が過度に上昇すると、現像性能が悪化する。そのため、画像形成装置10は、4つのドラムユニット40および4つの現像ユニット43を冷却する空気を送り出す送風ユニット5を備える(図3参照)。
送風ユニット5は、1つ以上の送風機51および送風ハウジング50を備える。図3に]示される送風機51は、シロッコファンなどの遠心送風機である。この場合、送風機51は、その内部のモーターの回転軸が第1方向D1に沿う向きに配置される。これにより、送風機51は、第2方向D2に沿って空気を吐出する。
送風ハウジング50は、送風機51を内包する合成樹脂製の中空の部材である。例えば、送風ハウジング50が、2つの部材の組み合わせにより構成されていることが考えられる。
送風ハウジング50には、空気吸入口50aと、送風機51と同数の空気送出口52とが形成されている。図3に示される例において、空気送出口52は、送風ハウジング50の上面に形成されている。
本実施形態において、送風ユニット5は、第1送風機51aおよび第2送風機51bを備える。送風ハウジング50には、第1送風機51aの吐出口に連通する第1空気送出口52aと、第2送風機51bの吐出口に連通する第2空気送出口52bとが形成されている。
さらに、画像形成装置10は、送風ユニット5から4つのドラムユニット40および4つの現像ユニット43までの空気の流路を形成するダクトユニット6を備える。ダクトユニット6は、内側に空気の流路を形成する合成樹脂製の部材である。例えば、ダクトユニット6が、2つの部材の組み合わせにより構成されていることが考えられる。
図5に示されるように、ドラムユニット40各々は、感光体41を支持するドラムハウジング400を備える。ドラムハウジング400には、第1方向D1の一端部に第1空気取入口401が形成されている。さらに、ドラムハウジング400には、第1空気取入口401に連通し、第1方向D1に沿う第1流路402が形成されている。
また、図6に示されるように、現像ユニット43各々は、現像ローラー43aを内包する現像ハウジング430を備える。現像ハウジング430には、第1方向D1の一端部に第2空気取入口431が形成されている。さらに、現像ハウジング430には、第2空気取入口431に連通し、第1方向D1に沿う第2流路432が形成されている。
ダクトユニット6は、送風ユニット5の空気送出口52から送り出される空気を、4つのドラムユニット40の第1空気取入口401および4つの現像ユニット43の第2空気取入口431へ導く。
ところで、送風機51から送り出される空気を極力圧損の小さなダクトユニット6を用いて効率的に複数の4つのドラムユニット40などへ導くことが望まれている。圧損の小さなダクトユニット6が採用されれば、送風機51の省電力化および小型化などの効果が得られる。
一方、ダクトユニット6の成型の容易化およびダクトユニット6の低コスト化のために、ダクトユニット6の構造が簡素であることが望ましい。
本実施形態におけるダクトユニット6は、後述の構造を備えることにより、送風ユニット5から4つのドラムユニット40および4つの現像ユニット43まで空気を効率的に、かつ、簡素な構造で導くことができる。以下、ダクトユニット6の構造について説明する。
以下の説明において、感光体41の長手方向に沿う方向のことを第1方向D1と称し、第1方向D1に直交する方向を第2方向D2と称し、第1方向D1および第2方向D2に直交する方向のことを第3方向と称する。
本実施形態において、第1方向D1および第3方向D3は水平方向であり、第2方向が鉛直方向である。また、第1方向D1は、画像形成装置10の奥行き方向である。
[ダクトユニット6の構造]
図3,4に示されるように、ダクトユニット6は、上流板部61と、下流板部62と、一対の側板部63a,63bと、隔壁部64とを有する。図3において、4つのドラムユニット40、4つの現像ユニット43および光走査ユニット4sが仮想線で示されている。
上流板部61は、送風ユニット5の空気送出口52に連通する1つ以上の流入開口61a,61bが形成された部分である。本実施形態において、上流板部61は、送風ユニット5の底面を形成する部分である。
流入開口61a,61bの数は、空気送出口52の数に等しい。本実施形態において、流入開口61a,61bは、第1空気送出口52aに連通する第1流入開口61aと、第2空気送出口52bに連通する第2流入開口61bとを含む。第1空気送出口52aおよび第2流入開口61bは、第3方向D3に沿って間隔を空けて並んでいる。
下流板部62は、上流板部61に対して第2方向D2において間隔を空けて対向する部分である。従って、本実施形態における下流板部62は、送風ユニット5の上面を形成する部分である。
下流板部62には、ドラムユニット40の第1空気取入口401および現像ユニット43の第2空気取入口431に連通する8つの流出開口621k,621m,621c,621y,622k,622m,622c,622yが第3方向D3において間隔を空けて形成されている。
8つの流出開口621k,621m,621c,621y,622k,622m,622c,622yは、2つの第1流出開口621k,621mと、2つの第2流出開口622k,622mと、2つの第3流出開口621c,621yと、2つの第4流出開口622c,622yとを含む。
2つの第1流出開口621k,621mは、それぞれ第1ドラムユニット40kおよび第2ドラムユニット40mの第1空気取入口401に連通する。2つの第2流出開口622k,622mは、それぞれ第1現像ユニット43kおよび第2現像ユニット43mの第2空気取入口431に連通する。
2つの第3流出開口621c,621yは、それぞれ第3ドラムユニット40cおよび第4ドラムユニット40yの第1空気取入口401に連通する。2つの第4流出開口622c,622yは、それぞれ第3現像ユニット43cおよび第4現像ユニット43yの第2空気取入口431に連通する。
なお、第2ドラムユニット40m、第3ドラムユニット40cおよび第4ドラムユニット40yは、3つの彩色ドラムユニットの一例である。同様に、第2現像ユニット43m、第3現像ユニット43cおよび第4現像ユニット43yは、3つの彩色現像ユニットの一例である。
一対の側板部63a,63bは、第1方向D1において間隔を空けて対向し、上流板部61から下流板部62に亘って形成された部分である(図4〜6参照)。本実施形態においって、一対の側板部63a,63bの一方は、他方よりも本体1の中央側に位置する第1側板部63aと、第1側板部63aよりも本体1の背面側に位置する第2側板部63bとを含む。
隔壁部64は、一対の側板部63a,63bの間の空間を、流入開口61a,61bから途中で分岐して8つの流出開口621k,621m,621c,621y,622k,622m,622c,622yへ至る分岐流路65,66とその他の領域とに仕切る部分である。隔壁部64は、一対の側板部63a,63bの一方の内面から起立して形成されている。
隔壁部64は、流入開口61a,61bごとに独立した分岐流路65,66を形成している。従って、分岐流路65,66は、第1流入開口61aに連通する第1分岐流路65と、第2流入開口61bに連通する第2分岐流路66とを含む。
図3に示されるように、第1分岐流路65は、第1流入開口61a寄りの基幹路65aと、基幹路65aから4つの流出開口621k,621m,622k,622mそれぞれに向かう4つの支流路65bとを含む。
一方、第2分岐流路66は、第2流入開口61bに対し直近の位置で2分岐し、さらに分岐することによって4つの流出開口621c,621y,622c,622yに向かう流路を形成している。
図3に示されるように、第1流入開口61aは、第3方向D3において、第1分岐流路65を介して連通する2つの第1流出開口621k,621mおよび2つの第2流出開口622k,622mが形成されている範囲の外側の位置に存在する。
より具体的には、第1流入開口61aは、第3方向D3において、2つの第1流出開口621k,621mおよび2つの第2流出開口622k,622mが形成されている範囲に対してベルト進行方向D0の上流側の位置に存在する。
図1に示されるように、前記ブラックトナーに対応する第1ドラムユニット40kおよび第1現像ユニット43kの周辺には、シート搬送部3に関する機器が存在する。そのため、送風ユニット5を第1ドラムユニット40kおよび第1現像ユニット43kの周辺に配置することが難しい場合が多い。その場合、送風ユニット5が、図3に示されるような位置に配置されることになる。
一方、第2流入開口61bは、第3方向D3において、第2分岐流路66を介して連通する4つの流出開口621c,621y,622c,622yが形成されている範囲の中間位置に存在する。
図5,6に示されるように、8つの流出開口621k,621m,621c,621y,622k,622m,622c,622yは、2つの流入開口61a,61bと比べて第1方向D1の幅が小さく、かつ、面積が小さい。なお、図5,6において、光走査ユニット4sが仮想線で示されている。
また、第1分岐流路65に連通する4つの流出開口621k,621m,622k,622mの面積の合計は、第1流入開口61aの面積よりも小さい。同様に、第2分岐流路66に連通する4つの流出開口621c,621y,622c,622yの面積の合計は、第2流入開口61bの面積よりも小さい。
従って、2つの流入開口61a,61bへ流入した空気は、ダクトユニット6内で加速され、8つの流出開口621k,621m,621c,621y,622k,622m,622c,622yから流出する。
ダクトユニット6によって加速された空気は、ドラムハウジング400の第1流路402および現像ハウジング430の第2流路432に沿って遠くまで届く。そのため、送風ユニット5がドラムユニット40における第1方向D1の一方の端部に設けられるだけで、ドラムユニット40および現像ユニット43を、それらの長手方向全体に亘って冷却することができる。
図5に示されるように、一対の側板部63a,63bは、2つの流入開口61a,61bにおける第1方向D1の両端の縁61eと8つの流出開口621k,621m,621c,621y,622k,622m,622c,622yにおける第1方向D1の両端の縁62eとに沿って形成されている。そして、一対の側板部63a,63bの第1方向D1の間隔が、上流板部61から下流板部62に向かって徐々に狭まっている。
ダクトユニット6の空気の流路には、急激に断面積が狭まる部分、即ち、圧損の大きな部分が存在しない。そのため、2つの流入開口61a,61bへ流入した空気は、ダクトユニット6内で効率的に加速される。そのため、送風機51の省電力化および小型化などの効果が得られる。
さらに、ダクトユニット6は、極簡素な構造の2つの合成樹脂部材の組み合わせによって実現することができる。例えば、ダクトユニット6を構成する第1樹脂部材が、一対の側板部63a,63bの一方および隔壁部64を有し、第2樹脂部材が、一対の側板部63a,63bの他方を有することが考えられる。この場合、上流板部61および下流板部62は、それぞれ前記第1樹脂部材および前記第2樹脂部材のいずれに含まれていてもよい。前記第1樹脂部材および前記第2樹脂部材は、簡易な射出成型によって製造可能である。
本実施形態において、第1側板部63aの内面は鉛直平面であり、第2側板部63bの内面は鉛直方向に対して傾斜した平面である。この場合、より容易にダクトユニット6を構成する部材を成型することができる。
また、図3に示されるように、第1分岐流路65における基幹路65aから2つの第1流出開口621k,621mへ分岐する2つ第1分岐部の第3方向D3の幅W1k,W1mは、第1流入開口61aから遠いものほど大きい。即ち、W1k>W1mである。
同様に、第1分岐流路65における基幹路65aから2つの第2流出開口622k,622mへ分岐する2つの第2分岐部の第3方向D3の幅W2k,W2mは、第1流入開口61aから遠いものほど大きい。即ち、W2k>W2mである。
上記のような分岐部の幅の関係は、2つの第1流出開口621k,621mへ向かう空気の流量が一方に偏ること、および、2つの第2流出開口622k,622mへ向かう空気の流量が一方に偏ることを防止することができる。
また、第2分岐流路66は、前記ブラックトナーに対応する第1ドラムユニット40kおよび第1現像ユニット43kに連通する第1分岐流路65に対して独立している。この場合、モノクロ印刷モードが、前記印刷処理の動作モードとして設定されているときに、制御部8が、第2送風機51bを停止させることができる。これにより、第2送風機51bの消費電力を抑制することができる。
なお、前記モノクロ印刷モードは、3色の彩色トナーに対応する第2ドラムユニット40m、第3ドラムユニット40cおよび第4ドラムユニット40yにおける感光体41に対する帯電電圧の印加およびビーム光B0の走査が行われない動作モードである。制御部8は、操作表示部80に対するユーザーの設定操作に従って、前記モノクロ印刷モードを設定する。
前記モノクロ印刷モードが設定されていない場合、画像形成装置10は、カラー印刷モードで動作する。前記カラー印刷モードにおいては、全てのドラムユニット40において、感光体41に対する前記帯電電圧の印加およびビーム光B0の走査が行われる。
また、図4,5などに示されるように、上流板部61における下流板部62に対し反対側の端面は、第2方向D2に直交する面一の平面である。
図4に示される例では、上流板部61において、第1流入開口61aの周囲の第1枠部67a、第2流入開口61bの周囲の第2枠部67bおよび補助脚部67cが、第2方向D2に沿って突出して形成されている。そして、第1枠部67a、第2枠部67bおよび補助脚部67cの端面が、第2方向D2に直交する前記面一の平面である。
ダクトユニット6は、前記面一の平面を接地面として自立可能である。これにより、ダクトユニット6が画像形成装置10に取り付けられる工程において、ダクトユニット6が作業台上などに仮置きされた場合に、ダクトユニット6が安定して自立する。従って、ダクトユニット6の取り扱いが容易となる。
[第2実施形態]
次に、図7,8を参照しつつ、第2実施形態に係る画像形成装置10Aが備えるダクトユニット6Aについて説明する。
図7,8において、図3〜6に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、ダクトユニット6Aにおけるダクトユニット6と異なる点について説明する。
ダクトユニット6Aは、ダクトユニット6に、可動隔壁部640および変位機構68が追加された構成を有している。
可動隔壁部640は、隔壁部64の一部であり、変位可能に支持されている。具体的には、可動隔壁部640は、仕切板部641と、仕切板部641の一端から突出して形成された回転軸642とを有する。回転軸642は、一対の側板部63a,63bによって回転可能に支持されている。
可動隔壁部640は、回転軸642を中心にして、基準位置と連通位置との間で変位可能である。可動隔壁部640は、前記基準位置において、隔壁部64における第1分岐流路65の基幹路65aと第2分岐流路66の一部とを仕切る部分に形成された開口64aを塞ぐ。即ち、可動隔壁部640は、前記基準位置において、第1分岐流路65の基幹路65aと第2分岐流路66の一部とを仕切る(図7参照)。
一方、可動隔壁部640は、前記連通位置において、開口64aを開く。即ち、可動隔壁部640は、前記連通位置において、第2分岐流路66の一部から基幹路65aへの空気の流路を形成する。
変位機構68は、制御部8から入力される制御信号に従って、可動隔壁部640を、前記基準位置と前記連通位置との間で変位させる機構である。
例えば、変位機構68が、回転軸642に連結されたギヤ機構とそのギヤ機構を駆動するモーターとを含むことが考えられる。この場合、制御部8は、前記モーターに対して前記制御信号を出力する。
また、変位機構68が、回転軸642に連結されたアーム部と、そのアーム部を変位させるソレノイドアクチュエータなどの電動アクチュエータとを含むことも考えられる。この場合、制御部8は、前記電動アクチュエータに対して前記制御信号を出力する。
そして、制御部8は、環境センサー800による検出温度に基づく予め定められた温度条件が成立する場合に、可動隔壁部640を前記連通位置へ変位させる連通信号を前記制御信号として出力する。その他の場合、制御部8は、可動隔壁部640を前記基準位置へ変位させるように変位機構68を制御する。
例えば、前記温度条件が成立しない場合、制御部8が可動隔壁部640を前記基準位置へ変位させる基準信号を前記制御信号として出力することが考えられる。また、制御部8が、前記制御信号を出力しないことにより、可動隔壁部640を前記基準位置へ変位させることも考えられる。
第1送風機51aおよび第2送風機51bが動作している状態で、可動隔壁部640が前記連通位置へ変位することにより、第2分岐流路66を流れる空気の一部が、第1分岐流路65の基幹路65aへ流れ込む。これにより、定着装置49に近い第1ドラムユニット40kおよび第1現像ユニット43kを冷却する空気が増える。
前記温度条件は、環境センサー800による検出温度が予め定められた通常範囲の上限を超えた、という条件を含む。
一般に、第1ドラムユニット40kおよび第1現像ユニット43kは、定着装置49に近いため、他のドラムユニット40m,40c,40yおよび他の現像ユニット43m,43c,43yよりも高温になりやすい。
また、第1ドラムユニット40kおよび第1現像ユニット43kは、前記モノクロ印刷モードおよび前記カラー印刷モードのいずれにおいても動作する。このことも、第1ドラムユニット40kおよび第1現像ユニット43kが高温になりやすい要因の一つである。
一般に、送風機51の能力は、第1ドラムユニット40kの感光体41の想定される温度環境に基づいて決定される。この場合、画像形成装置10の使用環境によっては、第1ドラムユニット40kの感光体41の温度が一時的に許容温度を超えてしまうおそれがある。
しかしながら、第1ドラムユニット40kおよび第1現像ユニット43kに対して常に過剰な量の空気を送ることは、現像品質に悪影響を及ぼすおそれがあるため好ましくない。また、定着装置49から遠い他のドラムユニット40m,40c,40yおよび他の現像ユニット43m,43c,43yの温度は、前記許容温度に対して余裕がある場合が多い。
そこで、前記温度条件が成立するときに、第1ドラムユニット40kおよび第1現像ユニット43kへの冷却空気が増量されれば、第1ドラムユニット40kの感光体41の温度が前記許容温度を超えてしまうことを回避できる。
また、本実施形態において、制御部8が、前記温度条件が成立しない場合に、第2送風機51bを定格風量よりも少ない吐出風量で動作させることが考えられる。この場合、制御部8は、前記温度条件が成立する場合に、第2送風機51bを前記定格風量で動作させる。これにより、前記温度条件が成立しない場合の第2送風機51bの消費電力を抑制することができる。
[第1応用例]
画像形成装置10において、第2送風機51bが、第1送風機51aよりも送風量が小さい送風機であることが考えられる。これにより、送風機51の消費電力を抑制することができる。
[第2応用例]
画像形成装置10,10Aにおいて、一対の側板部63a,63bの両方の内面が、鉛直方向に対して傾斜した平面であることも考えられる。同様に、画像形成装置10,10Aにおいて、第1側板部63aの内面が鉛直方向に対して傾斜した平面であり、第2側板部63bの内面が鉛直平面であることも考えられる。また、一対の側板部63a,63bの一方または両方の内面が第2方向D2において湾曲した面であることも考えられる。

Claims (8)

  1. 1つ以上の送風機を内包し、空気吸入口および1つ以上の空気送出口が形成された送風ユニットと、
    それぞれ表面に静電潜像が形成される感光体を支持し、前記感光体の長手方向に沿う第1方向の一端部に第1空気取入口が形成され、さらに前記第1空気取入口に連通し前記第1方向に沿う第1流路が形成された複数のドラムユニットと、
    前記静電潜像をトナー像へ現像する現像ローラーを内包し、前記第1方向の一端部に第2空気取入口が形成され、さらに前記第2空気取入口に連通し前記第1方向に沿う第2流路が形成された複数の現像ユニットと、
    前記送風ユニットから前記ドラムユニットおよび前記現像ユニットまでの空気の流路を形成するダクトユニットと、を備え、
    前記ダクトユニットは、
    前記空気送出口に連通する1つ以上の流入開口が形成された上流板部と、
    前記上流板部に対して前記第1方向に直交する第2方向において間隔を空けて対向し、前記第1空気取入口および前記第2空気取入口に連通する複数の流出開口が前記第1方向および前記第2方向に直交する第3方向において間隔を空けて形成された下流板部と、
    前記第1方向において間隔を空けて対向し、前記上流板部から前記下流板部に亘って形成された一対の側板部と、
    前記一対の側板部の間の空間を、前記流入開口から途中で分岐して前記複数の流出開口へ至る分岐流路とその他の領域とに仕切る隔壁部と、を有し、
    前記複数の流出開口は、前記流入開口と比べて前記第1方向の幅が小さく、かつ、面積が小さく、
    前記一対の側板部は、前記流入開口における前記第1方向の両端の縁と前記流出開口における前記第1方向の両端の縁とに沿って形成されており、
    前記一対の側板部の前記第1方向の間隔が、前記上流板部から前記下流板部に向かって徐々に狭まっている、画像形成装置。
  2. 前記1つ以上の流入開口が、前記第3方向において、前記分岐流路を介して連通する前記複数の流出開口が形成されている範囲の外側の位置に存在する第1流入開口を含み、
    前記分岐流路は、前記第1流入開口に連通する第1分岐流路を含み、
    前記第1分岐流路を介して前記第1流入開口に連通する前記複数の流出開口が、前記複数のドラムユニットに連通する複数の第1流出開口と前記複数の現像ユニットに連通する複数の第2流出開口とを含み、
    前記第1分岐流路における前記第1流入開口寄りの基幹路から前記複数の第1流出開口へ分岐する複数の第1分岐部は、前記第1流入開口から遠いものほど前記第3方向の幅が大きく、
    前記第1分岐流路における前記基幹路から前記複数の第2流出開口へ分岐する複数の第2分岐部は、前記第1流入開口から遠いものほど前記第3方向の幅が大きい、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記1つ以上の送風機が、第1送風機および第2送風機を含み、
    前記1つ以上の空気送出口が、前記第1送風機に対応し、前記第1流入開口に連通する第1空気送出口および前記第2送風機に対応する第2空気送出口をさらに含み、
    前記1つ以上の流入開口が、前記第2空気送出口に連通する第2流入開口をさらに含み、
    前記分岐流路は、前記第1分岐流路に対し独立し、前記第2流入開口に連通する第2分岐流路をさらに含み、
    前記複数のドラムユニットは、ブラックトナーによる現像に対応する1つのブラックドラムユニットおよびそれぞれ彩色トナーによる現像に対応する3つの彩色ドラムユニットを含み、
    前記複数の現像ユニットは、前記ブラックトナーによる現像に対応する1つのブラック現像ユニットおよびそれぞれ前記彩色トナーによる現像に対応する3つの彩色現像ユニットを含み、
    前記第1分岐流路を介して前記第1流入開口に連通する前記複数の流出開口が、前記ブラックドラムユニットおよび前記3つの彩色ドラムユニットのうちの1つに連通する2つの前記第1流出開口と、前記ブラック現像ユニットおよび前記3つの彩色現像ユニットのうちの1つに連通する2つの前記第2流出開口と、を含み、
    前記第2分岐流路を介して前記第2流入開口に連通する前記複数の流出開口が、前記3つの彩色ドラムユニットのうちの残りの2つに連通する2つの第3流出開口と前記3つの彩色現像ユニットのうちの残りの2つに連通する2つの第4流出開口とを含む、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. シートに転写された前記トナー像を加熱することによって前記トナー像を前記シートに定着させる定着装置をさらに備え、
    前記ブラックドラムユニットおよび前記ブラック現像ユニットは、前記3つの彩色ドラムユニットおよび前記3つの彩色現像ユニットよりも前記定着装置に近い位置に配置されており、
    前記第2送風機は、前記第1送風機よりも送風量が小さい、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 入力される制御信号に従って、前記隔壁部の一部の可動隔壁部を、前記第1分岐流路の前記基幹路と前記第2分岐流路の一部とを仕切る基準位置と前記第2分岐流路の一部から前記基幹路への空気の流路を形成する連通位置との間で変位させる変位機構と、
    予め定められた温度条件が成立する場合に、前記可動隔壁部を前記連通位置へ変位させる連通信号を前記制御信号として出力する制御部と、をさらに備える、請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記一対の側板部の一方の内面は鉛直平面であり、前記一対の側板部の他方の内面は鉛直方向に対して傾斜した平面である、請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記上流板部における前記下流板部に対し反対側の端面が、前記第2方向に直交する面一の平面であり、
    前記ダクトユニットは、前記面一の平面を接地面として自立可能である、請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 送風機を内包する送風ユニットから、表面に静電潜像が形成される感光体を有する1つ以上のドラムユニットおよび前記静電潜像をトナー像へ現像する現像ローラーを有する1つ以上の現像ユニットまでの空気の流路を形成するダクトユニットであって、
    前記送風ユニットから空気が流入する1つ以上の流入開口が形成された上流板部と、
    前記上流板部に対して前記感光体の長手方向に沿う第1方向に直交する第2方向において間隔を空けて対向し、前記1つ以上のドラムユニットの空気取入口および前記1つ以上の現像ユニットの空気取入口に連通する複数の流出開口が前記第1方向および前記第2方向に直交する第3方向において間隔を空けて形成された下流板部と、
    前記第1方向において間隔を空けて対向し、前記上流板部から前記下流板部に亘って形成された一対の側板部と、
    前記一対の側板部の間の空間を、前記流入開口から途中で分岐して前記複数の流出開口へ至る分岐流路とその他の領域とに仕切る隔壁部と、を有し、
    前記複数の流出開口は、前記流入開口と比べて前記第1方向の幅が小さく、かつ、面積が小さく、
    前記一対の側板部は、前記流入開口における前記第1方向の両端の縁と前記流出開口における前記第1方向の両端の縁とに沿って形成されており、
    前記一対の側板部の前記第1方向の間隔が、前記上流板部から前記下流板部に向かって徐々に狭まっている、ダクトユニット。
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