JPWO2018122938A1 - スクリーン印刷機 - Google Patents

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Abstract

スクリーン印刷機は、スクリーンマスクを用いて回路基板の表面にはんだを印刷する。スクリーン印刷機は、回路基板の表面側に配置されるスクリーンマスクと、回路基板の裏面側に配置され、回路基板によって閉じられる空間を有する箱状部材と、箱状部材の空間に接続され、空間内を負圧とする負圧発生装置と、空間内の圧力を検出するセンサと、センサで検出された圧力に基づいて、負圧発生装置を制御する制御装置と、を備える。

Description

本明細書に開示する技術は、スクリーンマスクを用いて回路基板の表面にはんだを印刷するスクリーン印刷機に関する。
スクリーン印刷機は、回路基板の表面のうち電子部品を実装する部位等にはんだを印刷する。スクリーン印刷機によって回路基板へはんだを印刷する際には、回路基板をスクリーンマスクに密着させる。スクリーンマスクには、回路基板に実装される電子部品の配置と対応した位置に孔が設けられている。スクリーンマスクの表面(すなわち、回路基板が配置されていない側の面)から、この孔にはんだを充填して回路基板にはんだを転写する。このため、回路基板とスクリーンマスクが完全に密着していないと、回路基板上の正確な位置にはんだを印刷することができない。回路基板とスクリーンマスクが完全に密着していない状態は、例えば、回路基板やスクリーンマスクに歪みがあるときに生じる。例えば、特開2015−214088号公報に開示されるスクリーン印刷機は、スクリーンマスクと回路基板を密着させるための負圧発生装置を備えている。負圧発生装置によって負圧を発生させることによって、回路基板又はスクリーンマスクに生じる歪みが矯正され、スクリーンマスクと回路基板を密着させている。負圧発生装置によって発生させる負圧の大きさは、作業者によって設定される。
近年、スクリーン印刷の対象となる回路基板が小型化し、また、回路基板に実装される電子部品も小型化すると共に、回路基板上に実装される電子部品間の距離も短くなっている。このため、スクリーンマスクに設けられる孔の大きさも小さくなると共に、隣接する孔の距離も短くなっている。特開2015−214088号公報のスクリーン印刷機は、負圧発生装置によって回路基板とスクリーンマスクを密着させると同時に、その負圧によって、スクリーンマスクに設けられた孔にはんだが充填されやすくなる。その結果、発生させる負圧が大き過ぎると、回路基板上に印刷されたはんだがにじみ、印刷品質が低下する。一方、発生させる負圧が小さいと、回路基板上に十分な量のはんだが印刷できない。従来の装置では、負圧発生器で発生させる負圧(すなわち、負圧発生器の運転条件)を作業者の経験と勘によって調整するため、適切な負圧量に調整するまでに多くの作業を要するという問題があった。本明細書は、作業者による負圧調整作業を不要にしながら、回路基板にはんだを安定して転写する技術を開示する。
本明細書に開示するスクリーン印刷機は、スクリーンマスクを用いて回路基板の表面にはんだを印刷する。スクリーン印刷機は、回路基板の表面側に配置されるスクリーンマスクと、回路基板の裏面側に配置され、回路基板によって閉じられる空間を有する箱状部材と、箱状部材の空間に接続され、空間内を負圧とする負圧発生装置と、空間内の圧力を検出するセンサと、センサで検出された圧力に基づいて、負圧発生装置を制御する制御装置と、を備える。
上記のスクリーン印刷機は、回路基板の裏面側の空間の圧力値を検出するセンサを備えることによって、回路基板の裏面に作用する負圧を検出することができる。また、センサで検出された圧力値に基づいて当該空間内の負圧を制御することによって、当該空間内の負圧を安定して制御することができる。したがって、スクリーンマスクのはんだ印刷パターンに応じた負圧値を設定することで、回路基板にはんだを安定して印刷することができる。また、負圧値を設定するだけでよいため、作業者による負圧発生装置の運転条件の調整作業を不要とすることができる。
実施例に係るスクリーン印刷機の概略構成を示す図。 負圧発生機構の概略構成を示す断面図。 制御装置の機能を示すブロック部。 実施例に係るスクリーン印刷機が印刷処理を実行する処理の一例を示すフローチャート。 負圧発生機構を用いた負圧調整処理の一例を示すフローチャート。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。
(特徴1)本明細書に開示するスクリーン印刷機は、箱状部材の空間と負圧発生装置とを接続する空気流路と、空気流路内に配置され、空気流路の開口面積を調整する調整弁をさらに備えていてもよい。制御装置は、センサで検出された圧力に基づいて調整弁を制御してもよい。このような構成によると、調整弁によって箱状部材の空間から排気される空気量が調整され、当該空間内の圧力を調整することができる。
(特徴2)本明細書に開示するスクリーン印刷機は、設定圧力値を入力する入力部をさらに備えていてもよい。制御装置は、センサで検出された圧力の圧力値が設定圧力値となるように、負圧発生装置を制御してもよい。このような構成によると、設定圧力値を入力すると、当該空間内の圧力が設定圧力値となるように負圧発生装置が制御される。このため、当該空間内の圧力を設定圧力値に好適に保持することができる。
(特徴3)本明細書に開示するスクリーン印刷機は、箱状部材の上面に載置された回路基板を箱状部材に対して移動不能となるようにクランプするクランプ装置と、箱状部材の上面に載置された回路基板をスクリーンマスクに対して昇降させる昇降装置と、昇降装置によって回路基板の表面にスクリーンマスクが配置された状態で、スクリーンマスクを介して回路基板の表面にはんだを印刷する印刷装置と、をさらに備えていてもよい。設定圧力値は、クランプ装置によって回路基板をクランプするときの空間内の圧力値を設定する第1設定値と、印刷装置によって回路基板にはんだを印刷するときの空間内の圧力値を設定する第2設定値と、昇降装置によって回路基板をスクリーンマスクから離間させるときの空間内の圧力値を設定する第3設定値とに区分可能であってもよい。入力部は、第1設定値と、第2設定値と、第3設定値とを入力可能であってもよい。制御装置は、クランプ装置によって回路基板をクランプするときに空間内の圧力値が第1設定値となるように空間内の負圧を制御し、印刷装置によって回路基板にはんだを印刷するときに空間内の圧力値が第2設定値となるように空間内の負圧を制御し、昇降装置によって回路基板を離間させるときに空間内の圧力値を第3設定値となるように空間内の負圧を制御してもよい。このような構成によると、クランプ時と印刷時と離間時のそれぞれにおいて、当該空間内の圧力を適切な圧力値に制御することができる。
(特徴4)本明細書に開示するスクリーン印刷機は、センサによって検出された圧力値と設定圧力値とに基づいて異常を判定する異常判定部をさらに備えていてもよい。このような構成によると、センサによって検出された圧力値と設定圧力値を比較することで異常を判定することができる。
(特徴5)本明細書に開示するスクリーン印刷機では、異常判定部は、センサによって検出された圧力値と設定圧力値との差が予め設定した範囲を超えるときに異常と判定してもよい。このような構成によると、センサによって当該空間内の圧力値を監視し、設定圧力値との差が大きいときに異常を検出することができる。
(特徴6)本明細書に開示するスクリーン印刷機は、回路基板にはんだを印刷する毎に、当該印刷処理時にセンサによって検出された圧力値を記憶する記憶部をさらに備えていてもよい。このような構成によると、回路基板毎にセンサで検出した値を記憶することによって、回路基板毎にはんだの印刷品質を管理することができる。
(特徴7)本明細書に開示するスクリーン印刷機は、回路基板に印刷されるはんだの量に関する情報を取得するはんだ量取得部をさらに備えていてもよい。制御装置は、はんだ量取得部が取得した情報にさらに基づいて負圧発生装置を制御してもよい。このような構成によると、センサで検出された圧力値と印刷に用いられたはんだの量(すなわち、回路基板に印刷されたはんだ量)にさらに基づいて供給する負圧を制御する。このため、スクリーンマスクの状態が経時変化しても、安定してはんだを印刷することができる。
以下、実施例に係るスクリーン印刷機10について説明する。図1に示すように、スクリーン印刷機10は、回路基板位置決め装置24と、負圧発生機構54と、スクリーンマスク28と、スキージ装置30と、制御装置20と、インターフェース装置22を備えている。スクリーン印刷機10は、実装ラインの上流側から回路基板Cを受け入れ、回路基板Cに所望のはんだをスクリーン印刷した後、回路基板Cを実装ラインの下流側に送り出す。なお、以下の説明では、スクリーン印刷機10において、回路基板Cの搬送方向をX方向とし、水平面内でX方向に直行する方向をY方向とし、X方向及びY方向に直行する方向をZ方向とする。また、回路基板Cにおいて、回路基板Cが搬送される際に上面となり、スクリーン印刷される面(+Z側の面)を表面と称し、その反対側の面(−Z側の面)を裏面と称することがある。
回路基板位置決め装置24は、Y方向移動機構40と、X方向移動機構42と、回転機構44と、昇降機構46と、X方向搬送機構48と、クランプ機構50を備えている。
Y方向移動機構40は、スクリーン印刷機10の基台に支持されている。Y方向移動機構40は、アクチュエータ(図示省略)の駆動によって、スクリーン印刷機10の基台に対してY方向に相対移動が可能となっている。
X方向移動機構42は、Y方向移動機構40に支持されている。X方向移動機構42は、アクチュエータ(図示省略)の駆動によって、Y方向移動機構40に対してX方向に相対移動が可能となっている。
回転機構44は、X方向移動機構42に支持されている。回転機構44は、モータ(図示省略)の駆動によって、X方向移動機構42に対してZ軸周りに相対回転が可能となっている。
昇降機構46は、回転機構44に支持されている。昇降機構46は、アクチュエータ(図示省略)の駆動によって、回転機構44に対してZ方向に相対移動が可能となっている。なお、昇降機構46は、「昇降装置」の一例である。
X方向搬送機構48と、クランプ機構50は、昇降機構46に支持されている。X方向搬送機構48は、X方向に沿って配置されている一対のコンベアベルト52と、それぞれのコンベアベルト52を駆動するサーボモータ(図示省略)を備えている。回路基板CのY方向の両端を一対のコンベアベルト52の上に載置し、サーボモータを駆動することで、回路基板CはX方向に搬送される。回路基板Cのサイズに応じて、一対のコンベアベルト52の間隔は調整可能となっている。クランプ機構50は、回路基板CをY方向の両端から挟持して、所望の幅で回路基板Cを保持することができる。なお、クランプ機構50は、「クランプ装置」の一例である。
図2を参照して、負圧発生機構54について説明する。図2は、負圧発生機構54が回路基板Cの裏面側に固定されると共に、回路基板Cの表面がスクリーンマスク28に当接する状態を示している。なお、図2では、昇降機構46及びコンベアベルト52の図示は省略している。図2に示すように、負圧発生機構54は、箱状部材56と、複数のサポートピン58と、負圧発生装置60と、空気流路62と、センサ64と、調整弁66を備えている。
箱状部材56は、底壁56aと側壁56bを備えている。底壁56aは昇降機構46に支持されている(図1参照)。底壁56aは、アクチュエータ(図示省略)の駆動によって、昇降機構46に対してZ方向に相対移動が可能となっている。側壁56bは、底壁56aに下端面が固定されており、底壁56aから垂直上方(すなわち、+Z方向)に延びている。側壁56bのZ方向の寸法は一定となっている。底壁56aを上方に移動させ、側壁56bの上端面を回路基板Cに当接させると、底壁56a、側壁56b及び回路基板Cに囲まれた空間68が形成される。
サポートピン58は、底壁56aに支持されている。複数のサポートピン58は、底壁56a上に間隔を空けて配置されている。複数のサポートピン58の配置位置は、対象となる回路基板Cの回路パターンに応じて変更可能となっている。各サポートピン58のZ方向の寸法は、側壁56bのZ方向の寸法と略一致している。サポートピン58は、クランプ機構50によって保持された回路基板Cの裏面に当接し、回路基板Cを裏面側から支持する。
負圧発生装置60は、空気流路62を介して空間68と接続している。負圧発生装置60は、例えば、真空ポンプであり、空間68内の空気を吸引することによって空間68内を負圧にする。負圧発生装置60のオンオフは制御装置20によって制御されており、負圧発生装置60をオンすると、負圧発生装置60は一定の速度で作動する。なお、負圧発生装置60は、空間68内を負圧にできる装置であればよく、例えば、リングブロー等であってもよい。
センサ64と調整弁66は、空気流路62内に配置されている。センサ64は、調整弁66より空間68側に配置された圧力センサであり、空間68内の圧力を検出する。すなわち、センサ64は、負圧発生装置60によって負圧にされる空間68内の圧力を検出する。
調整弁66は、空気流路62の流路断面積を調整する。調整弁66としては、例えば、開度を調整可能な電空弁やレギュレータ等を用いることができる。調整弁66は制御装置20によって制御されており、調整弁66を調整することによって、負圧発生装置60が空間68内から吸引する空気流量を調整する。なお、本実施例では、調整弁66によって負圧発生装置60が空間68内の空気を吸引する流量を調整しているが、このような構成に限定されない。例えば、制御装置20は、負圧発生装置60の出力を調整することによって空間68内の空気を吸引する流量を調整してもよい。
スクリーンマスク28は、矩形状に形成された金属製の板状部材であって、スクリーン印刷機10の基台に対して位置を固定されたマスク支持枠27(図1参照)によって4辺を支持されている。スクリーンマスク28の中央部には、回路基板Cに印刷するはんだのパターンに対応して開口部29(図2参照)が形成されている。以下では、スクリーンマスク28に形成された開口を印刷パターンともいう。
図1に示すように、スキージ装置30は、Y方向移動機構70と、スキージヘッド74a、74bと、スキージ76a、76bを備えている。なお、スキージ装置30は、「印刷装置」の一例である。
Y方向移動機構70は、スクリーン印刷機10の基台に支持されている。Y方向移動機構70は、アクチュエータ(図示省略)の駆動によって、基台に対してY方向に相対移動が可能となっている。
スキージヘッド74a、74bは、Y方向移動機構70に支持されている。スキージヘッド74a、74bは、それぞれアクチュエータ(図示省略)の駆動によって、Y方向移動機構70に対してZ方向に相対移動が可能となっている。
スキージ76aは、スキージヘッド74aによって支持されている。スキージ76aは、サーボモータ(図示省略)の駆動によって、スキージヘッド74aに対して傾動可能となっている。スキージ76bは、スキージヘッド74bによって支持されている。スキージ76bは、サーボモータ(図示省略)の駆動によって、スキージヘッド74bに対して傾動可能となっている。スキージ76a、76bは、はんだ供給装置(図示省略)からスクリーンマスク28の上面に供給されるはんだを印刷パターン上でスキージングする。
図3に示すように、制御装置20は、メモリ80とCPU90を含むコンピュータを用いて構成されている。また、制御装置20は、実装ラインの全体の動作を管理する生産管理コンピュータ(図示せず)と通信する通信装置を備えている。制御装置20は、生産管理コンピュータからの指示に従って、スクリーン印刷機10の各構成要素の動作を制御する。また、制御装置20は、スクリーン印刷機10におけるはんだ印刷作業の状態を示すデータを生産管理コンピュータへ送信する。
メモリ80には、設定値記憶部82と、検出値記憶部84と、はんだ量記憶部86が設けられている。設定値記憶部82は、スクリーン印刷機10における印刷処理の各工程における空間68内の圧力の設定値(以下、設定圧力値ともいう)と、各工程において負圧発生装置60がオンされてから空間68内の圧力が設定圧力値となるまでの負圧発生装置60の作動基準時間(以下、設定時間ともいう)を記憶している。設定圧力値及び設定時間は、作業者がインターフェース装置22に入力することによって設定値記憶部82に記憶される。また、設定圧力値及び設定時間は、検出値記憶部84に記憶された情報とはんだ量記憶部86に記憶される情報(後に詳述)に基づいて制御装置20が算出してもよい。設定値記憶部82には、クランプ機構50によって回路基板Cがクランプされている状態(以下、「クランプ時」ともいう)の空間68内の圧力の設定値(以下、第1設定値ともいう)及びその設定時間と、スクリーンマスク28上にはんだが印刷される際(以下、「印刷時」ともいう)の空間68内の圧力の設定値(以下、第2設定値ともいう)及びその設定時間と、回路基板Cがスクリーンマスク28から離間する際(以下、「離間時」ともいう)の空間68内の圧力の設定値(以下、第3設定値ともいう)及びその設定時間が記憶される。
第1設定値は、クランプ機構50によって回路基板Cがクランプされている状態において、回路基板Cに生じた歪みを矯正する圧力値である。回路基板Cが歪んでいると、回路基板Cをスクリーンマスク28に当接した際に、回路基板Cとスクリーンマスク28の間に隙間が生じることがある。回路基板Cとスクリーンマスク28の間に隙間が生じると、回路基板Cの適切な位置にはんだが印刷されない。クランプ機構50によって回路基板Cをクランプすると共に、サポートピン58によって回路基板Cを裏面側から支持した状態で、空間68内に負圧を発生させると、回路基板Cの歪みを矯正することができる。ただし、回路基板Cには、複数の孔12が設けられているため(図2参照)、負圧発生装置60をオンすると、複数の孔12から空間68内に空気が流入する。しかしながら、負圧発生装置60によって空間68内から吸引する空気の流量が複数の孔12から流入する空気の量より大きくなるように負圧発生装置60を調整することによって、空間68内を負圧にすることができる。空間68内の圧力を第1設定値にすることによって、空間68内に適切な負圧が発生し、回路基板Cに生じる歪みを矯正することができる。
第2設定値は、スクリーンマスク28の開口部29に適切な量のはんだを充填する圧力値である。例えば、スクリーンマスク28の開口部29が小さいと、スクリーンマスク28の上面にはんだをスキージしただけでは開口部29にはんだが充填されないことがある。空間68内に負圧を発生させると、スクリーンマスク28の上面にスキージされたはんだを開口部29に充填することができる。空間68内の圧力を第2設定値にすることによって、開口部29に適切な量のはんだを充填することができる。
第3設定値は、回路基板Cをスクリーンマスク28から離間する際に、回路基板Cに適切な量のはんだを転写する圧力値である。例えば、スクリーンマスク28の開口部29が小さいと、開口部29に充填されたはんだを回路基板Cに転写し難くなる。回路基板Cをスクリーンマスク28から離間する際に空間68内に負圧を発生させると、開口部29に充填されたはんだを回路基板Cに容易に転写することができる。空間68内の圧力を第3設定値にすることによって、適切な量のはんだを回路基板Cに転写することができる。
検出値記憶部84は、回路基板Cにはんだを印刷する毎にセンサ64が検出した空間68内の圧力値を記憶している。また、検出値記憶部84には、印刷処理の各工程において検出された圧力値がそれぞれ記憶されている。すなわち、検出値記憶部84には、クランプ時においてセンサ64によって検出された圧力値と、印刷時にセンサ64によって検出された圧力値と、離間時にセンサ64によって検出された圧力値が記憶される。検出値記憶部84が回路基板Cにはんだを印刷する毎に空間68内の圧力値を記憶することによって、同じ種類の基板を印刷する際に同量のはんだを回路基板Cに印刷することができ、同じ種類の基板について印刷品質を安定させることができる。また、同じ種類の複数の回路基板Cについて、上記の各工程(クランプ時、印刷時及び離間時)における空間68内の圧力値を記憶することによって、各回路基板Cの印刷品質を管理することができる。
はんだ量記憶部86は、スクリーン印刷機10によって回路基板Cに印刷されたはんだの量に関する情報を記憶している。回路基板Cに印刷されたはんだの量に関する情報は、例えば、スクリーン印刷機10が1回の印刷処理によって回路基板Cに印刷するはんだの量である。1回の印刷によって印刷されるはんだ量は、例えば、はんだ貯留容器の重量を計測することによって算出することができる。すなわち、印刷前のはんだ貯留容器の重量から、印刷後のはんだ貯留容器の重量を減算することで算出することができる。なお、はんだ貯留容器の重量は、例えば、ロードセル等を用いて測定することができる。回路基板Cに印刷されたはんだの量に関する情報は、図示しないはんだ供給装置又は生産管理コンピュータから取得することによってはんだ量記憶部86に記憶される。なお、制御装置20は、当該情報に基づいて、空間68内の設定圧力値を算出してもよい。例えば、制御装置20は、はんだ量記憶部86に記憶されるはんだ量に関する情報と、検出値記憶部84に記憶される検出値に関する情報に基づいて、各工程(クランプ時、印刷時及び離間時)の空間68内の圧力の設定値を算出することができる。すなわち、制御装置20は、同じ種類の回路基板Cにおいて、はんだ量記憶部86に記憶されたはんだ量と同量のはんだが印刷されるように、検出値記憶部84に記憶される検出値に基づいて負圧発生装置60及び調整弁66を制御する。はんだ量記憶部86に記憶された情報に基づいて設定圧力値を算出することによって、例えば、スクリーン印刷機10の各部の経時変化によって負圧発生装置60の最適な運転条件が変化する場合でも、経時変化に応じて負圧発生装置60の運転条件が変更される。その結果、同じ種類の回路基板Cを印刷する際に同量のはんだを回路基板Cに長期間安定して印刷することができる。このため、回路基板Cの印刷品質を安定させることができる。
メモリ80には演算プログラムが記憶されており、CPU90が当該演算プログラムを実行することで、CPU90は判定部92として機能する。判定部92は、設定値記憶部82に記憶された設定圧力値及び設定時間と、センサ64が検出した空間68内の圧力値と、負圧発生装置60をオンしてから経過した時間に基づいて、空間68内の圧力が設定圧力値となったか否かを判定すると共に、空間68内の圧力の異常を判定する。なお、判定部92は、「異常判定部」の一例である。
インターフェース装置22は、モニタ等を介して作業者に対してスクリーン印刷機10の設定状態や作業状態を表示すると共に、スイッチ等を介して作業者からの各種の入力を受け付ける。例えば、インターフェース装置22は、制御装置20による空間68内の圧力の異常に関する判定結果を、作業者に対して表示することができる。また、インターフェース装置22は、作業者による設定値(例えば、第1設定値及びその設定時間と、第2設定値及びその設定時間と、第3設定値及びその設定時間)の入力を受け付けることができる。なお、インターフェース装置22は、「入力部」の一例である。
スクリーン印刷機10はさらに、図示しない受け入れ搬送装置と送り出し搬送装置を備えている。受け入れ搬送装置は、スクリーン印刷機10の上流側の基板搬送装置から送られてくる回路基板Cを受け取り、受け取った回路基板Cを回路基板位置決め装置24のX方向搬送機構48に送り出す。送り出し搬送装置は、回路基板位置決め装置24のX方向搬送機構48から送り出される回路基板Cを受け取り、スクリーン印刷機10の下流側の基板搬送装置に送り出す。
図4及び図5を参照して、空間68内の圧力を調整しながら、スクリーン印刷機10が印刷処理を実行する処理について説明する。
図4に示すように、まず、制御装置20は、回路基板Cをスクリーン印刷機10内に搬送し、クランプ機構50によってクランプする(S10)。回路基板Cをクランプ機構50によってクランプする処理は、以下の手順で行う。上流側の基板搬送装置から回路基板Cが送られてくると、制御装置20は、受け入れ搬送装置を駆動して回路基板Cを受け取る。そして、X方向搬送機構48が受け入れ搬送装置から回路基板Cを受け取ることが可能な位置となるように、制御装置20は、Y方向移動機構40、X方向移動機構42、回転機構44、昇降機構46を駆動する。そして、制御装置20は、受け入れ搬送装置とX方向搬送機構48を駆動して、受け入れ搬送装置からX方向搬送機構48へ回路基板Cを受け渡す。回路基板CがX方向搬送機構48に受け渡されると、制御装置20は、X方向搬送機構48を駆動して、スクリーンマスク28の印刷パターンに対応するX方向位置まで回路基板Cを搬送する。次いで、制御装置20は、クランプ機構50を駆動して、回路基板Cを保持する。そして、制御装置20は、昇降機構46によって箱状部材56の底壁56aを駆動して、サポートピン58によって回路基板Cを裏面から支持する。
回路基板Cがクランプされると、制御装置20は、空間68内の圧力が第1設定値となるように圧力を調整する(S12)。ここで、ステップS12の空間68内の圧力を調整する処理については、図5を参照して説明する。図5に示すように、まず、制御装置20は、負圧発生装置60をオンする(S30)。負圧発生装置60をオンすることによって、空間68内の空気が吸引・排気され、空間68内が負圧となる。
負圧発生装置60がオンされると、制御装置20は、センサ64が検出した空間68内の圧力値を取得する(S32)。そして、制御装置20は、ステップS32で取得した空間68内の圧力値に基づいて、負圧発生装置60の流量を調整する(S34)。すなわち、制御装置20は、調整弁66を調整して、空間68内から吸引する空気の流量を調整する。上述したように、回路基板Cには複数の孔12が設けられているため、負圧発生装置60をオンすると、孔12から空間68内に空気が流入する。制御装置20は、孔12から流入する空気の量より空間68から吸引する空気の量が多くなるように調整弁66を調整して、空間68内の圧力が第1設定値とする。
次に、制御装置20の判定部92は、ステップS32で取得した空間68内の圧力値と、設定値記憶部82に記憶される第1設定値が一致するか否かを判定する(S36)。すなわち、制御装置20は、空間68内の圧力が第1設定値となっているか否かを判定する。センサ64によって検出された圧力値と第1設定値が一致する場合(ステップS36でYESの場合)、制御装置20は空間68内の圧力値が第1設定値であると判定し、負圧発生装置60を定常運転に切替える(S42)。すなわち、空間68内の圧力が第1設定値で維持されるように、負圧発生装置60の出力を一定に維持する。また、検出された空間68内の圧力値(すなわち、第1設定値と一致する圧力値)は、検出値記憶部84に記憶される。その後、ステップS14に進む。
一方、センサ64によって検出された圧力値と第1設定値が一致しない場合(ステップS36でNOの場合)には、判定部92は、ステップS30において負圧発生装置60をオンしてから経過した時間t(以下、経過時間tともいう)が第1設定値に対応する設定時間以下であるか否かを判定する(S38)。
経過時間tが設定時間以下である場合(ステップS38でYESの場合)、判定部92は負圧発生機構54が異常ではないと判定し、ステップS32戻る。経過時間tが設定時間に達していない場合には、判定部92は、負圧発生装置60によって空間68内の空気が十分に吸引されていないと判定する。すなわち、ステップS36で空間68内の圧力値が第1設定値になっていないのは、負圧発生装置60によって空間68内の空気が十分に吸引されていないためであると判定される。このため、ステップS32に戻り、ステップS32〜ステップS36を繰り返す。
一方、経過時間tが設定時間を超えている場合(ステップS38でNOの場合)、判定部92は負圧発生機構54が異常であると判定し、スクリーン印刷機10を停止する(S40)。すなわち、ステップS36で空間68内の圧力値が第1設定値になっておらず、かつ、ステップS38で経過時間tが設定時間を超えている場合には、判定部92は負圧発生機構54に何らかの異常が発生していると判定する。負圧発生機構54の異常としては、例えば、負圧発生装置60又は調整弁66に不具合が生じた場合や、空気流路62又は箱状部材56の破損等によって空間68外の空気が空間68内に流入している場合等を挙げることができる。また、制御装置20は、異常に関する判定結果をインターフェース装置22に表示すると共に、生産管理コンピュータに送信する。そして、制御装置20は、図4に示す処理に戻ることなく印刷処理を終了する。
ステップS12において空間68内の圧力が第1設定値に調整されると、回路基板Cに生じる歪みが適切に矯正される。回路基板Cがクランプ機構50によってクランプされている状態において空間68内の圧力が第1設定値より小さいと、回路基板Cに生じる歪みを十分に矯正することができない。回路基板Cが歪んでいると、回路基板Cをスクリーンマスク28に当接させた際に、回路基板Cとスクリーンマスク28を適切に密着させることができず、回路基板Cとスクリーンマスク28の間に隙間が生じることがある。また、空間68内の圧力が第1設定値より大きいと、回路基板Cの裏面が過剰に加圧され、回路基板Cが破損する虞がある。本実施例では、ステップS12において空間68内の圧力を第1設定値に調整することによって、回路基板Cに生じる歪みを適切に矯正することができる。
ステップS12において空間68内の圧力が第1設定値に調整されると、制御装置20は、回路基板Cをスクリーンマスク28に当接する(S14)。回路基板Cをスクリーンマスク28に当接する処理は、以下の手順で行う。まず、制御装置20は、撮像装置(図示省略)を用いて、回路基板Cの上面の撮像と、スクリーンマスク28の下面の撮像を行う。制御装置20は、撮像装置によって撮像した画像データを処理して、回路基板Cとスクリーンマスク28の間の位置ずれを検出する。位置ずれが検出されると、制御装置20は、Y方向移動機構40、X方向移動機構42、回転機構44を駆動して、回路基板Cの位置の微調整を行う。そして、制御装置20は、昇降機構46を駆動して回路基板Cを上昇させて、回路基板Cをスクリーンマスク28の下面に当接させる。
回路基板Cがスクリーンマスク28に当接すると、制御装置20は、空間68内の圧力が第2設定値となるように圧力を調整する(S16)。なお、ステップS16は、ステップS12と同様の手順であるため、詳細な説明は省略する。すなわち、ステップS16では、図5に示すステップS30〜ステップS42の処理を実行する。ただし、ステップS16では、ステップS36において検出した圧力値が第2設定値と一致するか否かを判定し、ステップS38において経過時間tが第2設定値と対応した設定時間以下であるか否かを判定する。ステップS42において負圧発生装置60を定常運転に切替えると、検出された空間68内の圧力値(すなわち、第2設定値と一致する圧力値)は、検出値記憶部84に記憶され、その後、ステップS18に進む。
ステップS16において空間68内の圧力が第2設定値に調整されると、制御装置20は、スクリーンマスク28の上面にはんだをスキージする(S18)。詳細には、制御装置20は、はんだ供給装置によりはんだをスクリーンマスク28の上面に供給する。スクリーンマスク28の上面へはんだが供給されると、制御装置20は、一方のスキージヘッド(例えばスキージヘッド74a)を駆動して、一方のスキージ(例えばスキージ76a)をスクリーンマスク28の上面に当接させた後、Y方向移動機構70を駆動して、スクリーンマスク28の印刷パターンに対するスキージングを行う。スキージングが完了すると、制御装置20は、スキージヘッド74a、74b、Y方向移動機構70を駆動して、スキージ装置30をスキージ装置待機位置へ復帰させる。
スクリーンマスク28の上面にはんだをスキージすると、スクリーンマスク28に設けられた開口部29にはんだが充填される。このとき、ステップS16によって空間68内の圧力が第2設定値となっているため、開口部29に適切な量のはんだを充填することができる。回路基板Cはスクリーンマスク28の下面に当接して保持されている。このため、回路基板C上には、スクリーンマスク28の印刷パターンに対応するパターンで、はんだが印刷される。
スクリーンマスク28の上面にはんだをスキージする際に空間68内の圧力が第2設定値より小さくなっていると、空間68内に十分な負圧を発生させることができず、スクリーンマスク28に設けられた開口部29に十分な量のはんだを充填(吸引)することができないことがある。開口部29に充填されるはんだの量が適正量より少ないと、回路基板Cに印刷されるはんだの量が所定量より少なくなる。また、空間68内の圧力が第2設定値より大きくなっていると、開口部29に充填されるはんだの量が適切な量より多くなることがある。開口部29に充填されるはんだの量が適正量より多いと、回路基板Cに印刷されるはんだの量が所定量より多くなり、回路基板C上にはんだがにじむ原因となる。本実施例では、ステップS14において空間68内の圧力を第2設定値に調整し、ステップS16のスキージ処理を行っている。このため、開口部29に適切な量のはんだを充填することができる。
ステップS18においてスクリーンマスク28の開口部29にはんだが充填されると、制御装置20は、空間68内の圧力が第3設定値となるように圧力を調整する(S20)。なお、ステップS18は、ステップS12及びステップS14と同様の手順であるため、詳細な説明は省略する。すなわち、ステップS16では、図5に示すステップS30〜ステップS42の処理を実行する。ただし、ステップS20では、ステップS36において検出した圧力値が第3設定値と一致するか否かを判定し、ステップS38において経過時間tが第3設定値と対応した設定時間以下であるか否かを判定する。ステップS42において負圧発生装置60を定常運転に切替えると、検出された空間68内の圧力値(すなわち、第3設定値と一致する圧力値)は、検出値記憶部84に記憶され、その後、ステップS22に進む。
次に、制御装置20は、回路基板Cをスクリーンマスク28から離間する(S22)。詳細には、制御装置20は、昇降機構46を駆動して回路基板位置決め装置24を下方に移動させる。昇降機構46の下降に伴い、回路基板Cはスクリーンマスク28から離間する。スクリーンマスク28の開口部29内にははんだが充填されているため、回路基板Cの表面には、スクリーンマスク28に設けられた印刷パターンに対応したパターンではんだが転写される。回路基板Cをスクリーンマスク28から離間する際には、ステップS20によって空間68内の圧力が第3設定値となっているため、開口部29に充填されたはんだを適切な量で回路基板Cに転写することができる。
回路基板Cをスクリーンマスク28から離間する際に空間68内の圧力が第3設定値より小さくなっていると、空間68内に十分な負圧を発生させることができず、スクリーンマスク28の開口部29内に充填されるはんだを十分に吸引できない。このため、スクリーンマスク28の開口部29内にはんだが残り、回路基板Cに十分な量のはんだを転写することができないことがある。また、空間68内の圧力が第3設定値より大きくなっていると、回路基板Cに適切な量より多くのはんだが転写されることがある。回路基板Cに転写されるはんだの量が適正量より多いと、回路基板C上のはんだがにじむ原因となる。本実施例では、ステップS18によって空間68内の圧力を第3設定値に調整し、ステップS20の回路基板Cの離間処理を行っている。このため、回路基板Cに適切な量のはんだを転写することができる。
回路基板Cにはんだが転写されると、制御装置20は、クランプ機構50、箱状部材56の底壁56aを駆動して、回路基板Cを再びX方向搬送機構48に受け渡す。さらに、制御装置20は、X方向搬送機構48が送り出し搬送装置へ回路基板Cを受け渡すことが可能な位置となるように、Y方向移動機構40、X方向移動機構42、回転機構44を駆動する。次いで、制御装置20は、X方向搬送機構48と送り出し搬送装置を駆動して、X方向搬送機構48から送り出し搬送装置へ回路基板Cを受け渡す。その後、制御装置20は、送り出し搬送装置を駆動して、下流側の基板搬送装置へ回路基板Cを送り出す。そして、制御装置20は印刷処理を終了する。
本実施例のスクリーン印刷機10は、箱状部材56と回路基板Cによって囲まれた空間68内の圧力を検出するセンサ64を備えることによって、負圧発生装置60によって回路基板Cの裏面に作用する負圧を検出する。また、センサ64によって検出された圧力値に基づいて空間68内の圧力を制御することによって、空間68内の圧力を安定して制御することができる。空間68内の圧力をスクリーン印刷機10が監視し、制御することによって、作業者による負圧の調整作業(すなわち、運転条件の調整作業)が不要となる。例えば、スクリーン印刷機の個体差によって、適切な負圧を発生させるための運転条件はスクリーン印刷機毎に異なることがある。したがって、作業者によって運転条件を調整することにすると、適切な運転条件を決定するまでに時間を要することとなる。本実施例のスクリーン印刷機10では、作業者はスクリーンマスク28の開口部29の大きさ等によって決まる圧力値を設定するだけでよく、負圧発生装置60の運転条件は制御装置20が行う。このため、作業者の調整作業を不要としながら、安定してはんだを回路基板Cに転写することができる。
なお、本実施例では、空間68は1つの空間となっているが、このような構成に限定されない。例えば、空間68内にZ方向の寸法が側壁56b及びサポートピン58と略一致する仕切り板を配置して、空間68内を複数に分割してもよい。例えば、同一の回路基板C上に、異なる大きさの電子部品が実装されることがある。このような場合には、1つの印刷パターンの中でスクリーンマスク28の開口部29の大きさが異なる。開口部29の大きさが異なると、回路基板Cに適量のはんだを印刷するために適した負圧が異なることとなる。仕切り板を用いて空間68内を分割すると、分割された空間毎に異なる大きさの負圧を発生させることができる。このため、1つの回路基板Cの裏面に、印刷パターンに合わせて異なる大きさの圧力をかけることができる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。

Claims (8)

  1. スクリーンマスクを用いて回路基板の表面にはんだを印刷するスクリーン印刷機であって、
    前記回路基板の表面側に配置されるスクリーンマスクと、
    前記回路基板の裏面側に配置され、前記回路基板によって閉じられる空間を有する箱状部材と、
    前記箱状部材の前記空間に接続され、前記空間内を負圧とする負圧発生装置と、
    前記空間内の圧力を検出するセンサと、
    前記センサで検出された圧力に基づいて、前記負圧発生装置を制御する制御装置と、を備える、スクリーン印刷機。
  2. 前記箱状部材の前記空間と前記負圧発生装置とを接続する空気流路と、
    前記空気流路内に配置され、前記空気流路の開口面積を調整する調整弁をさらに備えており、
    前記制御装置は、前記センサで検出された圧力に基づいて前記調整弁を制御する、請求項1に記載のスクリーン印刷機。
  3. 設定圧力値を入力する入力部をさらに備えており、
    前記制御装置は、前記センサで検出された圧力の圧力値が前記設定圧力値となるように、前記負圧発生装置を制御する、請求項1又は2に記載のスクリーン印刷機。
  4. 前記箱状部材の上面に載置された前記回路基板を前記箱状部材に対して移動不能となるようにクランプするクランプ装置と、
    前記箱状部材の上面に載置された前記回路基板を前記スクリーンマスクに対して昇降させる昇降装置と、
    前記昇降装置によって前記回路基板の表面に前記スクリーンマスクが配置された状態で、前記スクリーンマスクを介して前記回路基板の表面にはんだを印刷する印刷装置と、をさらに備えており、
    前記設定圧力値は、前記クランプ装置によって前記回路基板をクランプするときの前記空間内の圧力値を設定する第1設定値と、前記印刷装置によって前記回路基板にはんだを印刷するときの前記空間内の圧力値を設定する第2設定値と、前記昇降装置によって前記回路基板を前記スクリーンマスクから離間させるときの前記空間内の圧力値を設定する第3設定値とに区分可能であり、
    前記入力部は、前記第1設定値と、前記第2設定値と、前記第3設定値とを入力可能であり、
    前記制御装置は、前記クランプ装置によって前記回路基板をクランプするときに前記空間内の圧力値が第1設定値となるように前記空間内の負圧を制御し、前記印刷装置によって前記回路基板にはんだを印刷するときに前記空間内の圧力値が第2設定値となるように前記空間内の負圧を制御し、前記昇降装置によって前記回路基板を離間させるときに前記空間内の圧力値を第3設定値となるように前記空間内の負圧を制御する、請求項3に記載のスクリーン印刷機。
  5. 前記センサによって検出された圧力値と前記設定圧力値とに基づいて異常を判定する異常判定部をさらに備えている、請求項1〜4のいずれか一項に記載のスクリーン印刷機。
  6. 前記異常判定部は、前記センサによって検出された圧力値と前記設定圧力値との差が予め設定した範囲を超えるときに異常と判定する、請求項5に記載のスクリーン印刷機。
  7. 前記回路基板にはんだを印刷する毎に、当該印刷処理時に前記センサによって検出された圧力値を記憶する記憶部をさらに備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載のスクリーン印刷機。
  8. 前記回路基板に印刷されるはんだの量に関する情報を取得するはんだ量取得部をさらに備えており、
    前記制御装置は、前記はんだ量取得部が取得した前記情報にさらに基づいて前記負圧発生装置を制御する、請求項1〜7のいずれか一項に記載のスクリーン印刷機。
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