JP2008117975A - 印刷機およびこれを用いた部品実装システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実装機3〜5で部品の実装処理が施される前の基板Pの表面に対しハンダの印刷処理を行うスクリーン印刷機2には、あらかじめ設定された所定の印刷条件の下で各動作部の制御を行う制御手段が設けられ、この制御手段は、部品実装後の基板Pに対して行われる部品tと基板Pとの間のハンダsの状態の適否判断の結果に応じて上記所定の印刷条件を補正するように構成されている。
【選択図】図1
Description
ここでは、上記印刷条件として、スキージ33をマスクシート35上に押し付ける際の押し付け圧力(印刷圧力)を補正する。すなわち、スキージ33の押し付け圧力を大きくすればハンダsの印刷量を増大させることができ、スキージ33の押し付け圧力を小さくすればハンダsの印刷量を減少させることができる。そして、上記部品実装後のハンダsの面積Aを適正範囲内に収める方向にこのハンダsの印刷量を増減操作し、これに応じてハンダsを適正状態に復帰させることにより、上記部品tと基板Pとの接合状態を適正に維持することができる。なお、上記押し付け圧力を大きくしたり小さくしたりする際の補正量は、ハンダsの面積Aが上記適正範囲からどの程度外れているかに応じて適宜決定される。
ここでは、上記印刷条件として、スキージ33をマスクシート35上に押し付ける際の押し付け角度、つまり、上述したスキージ33のアタック角度(マスクシート35に対するスキージ33の傾斜角度)を補正する。これにより、上記(1)と同様に、ハンダsの印刷量を増減操作して部品実装後のハンダsの状態を適正に維持することができる。
ここでは、上記印刷条件として、スキージ33をマスクシート35上でスライド移動させる際の速度(印刷速度)を補正する。すなわち、スキージ33の移動速度を遅くすればハンダsの印刷量を増大させることができ、スキージ33の移動速度を速くすればハンダsの印刷量を減少させることができる。
ここでは、上記印刷条件として、上記スキージ33の往復移動回数(印刷回数)を補正する。すなわち、スキージ33の往復移動回数を多くすればハンダsの印刷量を増大させることができ、スキージ33の往復移動回数を少なくすればハンダsの印刷量を減少させることができる。
ここでは、上記印刷条件として、マスクシート35をクリーナ40により清掃するクリーニング作業の実行頻度を補正する。例えば、クリーニング作業の実行頻度を高くすれば、残留ハンダやゴミ等によってマスクシート35の印刷開口部が目詰まりするのを抑制することができ、この目詰まりに起因したハンダsの印刷量不足(ハンダのかすれ)を防止することができる。これにより、ハンダsの印刷量が適正に維持されるため、短絡や接合不良等の不具合の発生が有効に回避される。
スクリーン印刷機2の機種によっては、装置内の温度や湿度を一定に保つための空調ユニットが備わっているものがある。このようなスクリーン印刷機2では、上記空調ユニットの温湿設定を変化させることで、マスクシート35上に供給されるハンダ(クリームハンダ)の粘度を増減させることができるため、このハンダの粘度の増減に応じて、上記ハンダsの印刷量を操作することができる。また、ハンダをスキージ33で拡張する前の準備工程としてハンダを均一に混ぜ合わせる混練作業を行う機種においては、この混練作業の時間を増減設定することにより、ハンダの練り具合の均一さを調整するようにしてもよい。例えば、この練り具合が不十分であるためにハンダsの印刷量がばらついていると推定される場合には、上記混練作業の時間を長く設定することで上記のような印刷量のばらつきを抑制することができる。
2A 個別制御装置(制御手段)
3〜5 実装機
6 検査機
9 集中制御装置(制御手段)
10 部品実装システム
33 スキージ
35 マスクシート
s ハンダ
t 部品
A (ハンダの)面積
P 基板
Claims (7)
- 部品の実装処理が施される前の基板の表面にハンダを印刷する印刷機であって、
あらかじめ設定された所定の印刷条件の下で各動作部の制御を行う制御手段を備え、
この制御手段は、部品実装後の基板に対して行われる部品と基板との間のハンダの状態の適否判断の結果に応じて上記所定の印刷条件を補正するように構成されていることを特徴とする印刷機。 - 請求項1記載の印刷機において、
上記制御手段は、部品実装後の基板を検査する検査機からハンダの形状に関する所定の検査情報を取得すると、この検査情報に基づき部品と基板との間のハンダの状態の適否を判断するとともに、その判断結果に応じて上記所定の印刷条件を補正するように構成されていることを特徴とする印刷機。 - 請求項2記載の印刷機において、
上記所定の検査情報は、平面視で部品の外形からはみ出た部分のハンダの面積、および部品と基板との間のハンダの高さのうち少なくとも一つであることを特徴とする印刷機。 - 請求項3記載の印刷機において、
上記制御手段は、上記所定の検査情報をあらかじめ定められた範囲の適正値と比較することにより、上記ハンダの状態の適否を判断することを特徴とする印刷機。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の印刷機において、
上記印刷機は、基板の上にマスクシートを重装してその上にペースト状のハンダを供給し、上記マスクシート上でスライド駆動されるスキージによって上記ハンダを拡張することにより、上記マスクシートに形成された所定パターンの印刷開口部を介して上記基板上にハンダを印刷するスクリーン印刷機であり、
上記所定の印刷条件は、上記スキージをマスクシート上に押し付ける際の押し付け圧力もしくは押し付け角度、上記スキージをマスクシート上でスライド移動させる際の速度、上記スキージのマスクシート上での往復移動回数、および上記マスクシートの印刷開口部を清掃するクリーニング作業の実行頻度のうち少なくとも一つであることを特徴とする印刷機。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の印刷機において、
上記制御手段は、上記所定の検査情報を集計して得られた統計データを記憶しており、上記ハンダの状態が適正でない場合に、その原因を上記統計データに基づいて判断することを特徴とする印刷機。 - 基板に対して部品の実装処理を含んだ各種処理を行う部品実装システムであって、
あらかじめ設定された所定の印刷条件の下で基板に対してハンダの印刷処理を行う印刷機と、
このハンダ印刷後の基板に対して部品の実装処理を行う実装機と、
この部品実装後の基板を検査処理して上記部品と基板との間のハンダの形状に関する所定の検査情報を取得する検査機と、
上記所定の検査情報に基づいてハンダの状態の適否を判断するとともに、そのハンダの状態が適正でない場合に、上記印刷機に対してハンダの印刷条件を補正するように指令する制御手段とを備えたことを特徴とする部品実装システム。
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