JPWO2018025725A1 - ロボットアーム機構 - Google Patents

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Abstract

目的は直動伸縮関節を有するロボットアーム機構において、第1コマ列が支柱内壁に衝突するのを防ぐことである。ロボットアーム機構は、列状に連結された複数の第1コマ53と列状に連結された複数の第2コマ54と、第1、第2コマを前後移動自在に支持する送り出し機構部25と、第1コマと前記第2コマとを収納する角筒形状の収納部22と、送り出し機構部と収納部22との間の第1コマの往復動をその外側から案内するガイド80とを備える。ガイドは、起伏回転関節部の起伏動に従って変形するように互いの前後端面において屈曲可能に連結される複数のガイドピース81を有し、ガイドは送り出し機構部に固定される先端位置から収納部内にかけて垂れ下がる。

Description

本発明の実施形態はロボットアーム機構に関する。
従来より多関節ロボットアーム機構が産業用ロボットなどさまざまな分野で用いられている。発明者らはこのような多関節ロボットアーム機構に適用できる直動伸縮機構を開発した(特許文献1)。直動伸縮機構は、第1、第2コマ列を有する、第1コマ列は、屈曲可能に蝶番構造で連結された平板形状を有する金属製の複数のコマ(第1コマ)が列状に連結されてなる。第2コマ列は、屈曲可能に底板において軸受け構造で連結された溝形状を有する金属製の複数のコマ(第2コマ)が列状に連結されてなる。第1、第2コマ列の先頭のコマ同士は先端で結合されており、前方に送り出されるとき第1、第2コマ列はローラユニットで重ね合わされ、硬直状態が確保され、一定の剛性を有する柱状のアームに構成される。後方に引き戻されるとき第1、第2コマ列はローラユニットの後方で分離され、それぞれ屈曲可能な状態に復帰し、支柱内部の収納部に収納される。この直動伸縮機構の多関節ロボットアーム機構への採用は肘関節部を不要とし、容易に特異点を解消することができるので非常に有益な機構である。そのため、直動伸縮機構は、起伏回転関節や旋回回転関節等の様々な関節と組み合わされる。例えば、直動伸縮機構の直前に起伏回転関節が設置された場合、直動伸縮機構のローラユニットと、第1、第2コマ列を収納する収納部との間の位置関係が、その間に介在される起伏回転関節の起伏動に従って変化し、ローラユニットと収納部との間の間隙も、その幅を変化させる。
第1、第2コマ列は、収納部とローラユニットとの間の往復動を繰り返す。ローラユニットと収納部との間の間隙が大きいと、第1、第2コマ列の往復動の過程で、第1、第2コマが予定されていた軌道から外れ、周囲の部品に衝突してしまう可能性がある。第1、第2コマの部品への衝突は、その部品の破損だけではなく、第1、第2コマを損傷させかねない。また、第1、第2コマ列が予定軌道から外れてしまうことにより、アームのスムーズな送り出し/引き戻し動作を阻害してしまう可能性がある。これらのリスクを低減するために、収納部とローラユニットとの間の間隙において、第1、第2コマをガイドする機構の装備が必要となる。
特許第5435679号明細書
目的は、直動伸縮関節を有するロボットアーム機構において、ローラユニットと収納部との間において、第1コマをガイドする機構を提供することにある。
本実施形態に係るロボットアーム機構は、基台に支柱部が支持され、前記支柱部上には起伏回転関節部を備えた起伏部が載置され、前記起伏部には直動伸縮性のアームを備えた直動伸縮機構が設けられる。屈曲可能に連結される平板形状の複数の第1コマと、屈曲可能に連結される溝形状の複数の第2コマと、前記第1コマの先頭と前記第2コマの先頭とを結合する結合部と、前記第1、第2コマを前後移動自在に支持する送り出し機構部と、前記支柱部内に設置され、前記分離された第1コマと前記第2コマとを収納する角筒形状の収納部と、前記送り出し機構と前記収納部との間の前記第1コマの往復動をその外側から案内するガイドとを具備する。前記アームが前方へ伸張するとき前記第1、第2コマは前記収納部から前記送り出し機構部に引き出され前記送り出し機構部において互いに重合されて硬直な前記アームを構成し、前記アームが収縮するとき前記第1、第2コマは前記送り出し機構部の後方へ引き戻され互いに分離されて屈曲状態で前記送り出し機構部から前記収納部に戻され、前記ガイドは、前記起伏回転関節部の起伏動に従って変形するように互いの前後端面において屈曲可能に連結される複数のガイドピースを有し、前記ガイドは前記送り出し機構部に固定される先端位置から前記収納部内にかけて垂れ下がる。
図1は、本実施形態に係るロボットアーム機構の斜視図である。 図2は、図1のロボットアーム機構の側面図である。 図3は、図1のロボットアーム機構の内部構造を示す側面図である。 図4は、図1のロボットアーム機構の構成を図記号表現により示す図である。 図5は、図3のガイドの構造を示す図である。 図6は、図5のガイドピースの構造を示す図である。 図7は、図6のガイドピースの組立て図である。 図8は、図5のガイドの動作を説明するための補足説明図である。 図9は、図5のガイドを下方に付勢するための付勢機構が付加された構成例を示す図である。 図10は、図9の付勢機構の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係るロボットアーム機構を説明する。以下の説明において、略同一つの機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
図1は、本実施形態に係るロボットアーム機構の外観を示している。図2は図1のロボットアーム機構の側面図を示している。図3は、図1のロボットアーム機構の内部構造を示す図である。図4は、図1のロボットアーム機構の構成を図記号表現により示す図である。
ロボットアーム機構は、基台1に支柱部2が鉛直方向に立設される。支柱部2上には起伏部4が載置される。起伏部4に直動伸縮機構が起伏自在に支持される。直動伸縮機構により伸縮されるアーム部5の先端に手首部6が装備される。支柱部2には支柱下部フレーム21と収納部22とにまたがって旋回用回転関節部としての第1関節部J1が収容される。支柱下部フレーム21は円筒形状のハウジング31により覆われる。収納部22は第1関節部J1の回転部に接続され、回転軸RA1を中心に軸回転する。収納部22は円筒形状のハウジング32により覆われる。第1関節部J1の回転に伴って支柱下部フレーム21に対して収納部22が回転し、それによりアーム部5は水平に旋回する。円筒体をなす支柱部2の内部中空には後述する直動伸縮機構としての第3関節部J3の第1、第2コマ列51、52が収納される。
支柱部2の上部には起伏回転関節部としての第2関節部J2を収容する起伏部4が設置される。第2関節部J2は曲げ回転関節である。第2関節部J2の回転軸RA2は回転軸RA1に垂直である。起伏部4は、第2関節部J2の固定部(支持部)としての一対のサイドフレーム23を有する。一対のサイドフレーム23は、鞍形形状のハウジング33により覆われる。一対のサイドフレーム23は、収納部22に連結される。一対のサイドフレーム23にモータハウジングを兼用する第2関節部J2の回転部としての円筒体24が支持される。円筒体24の周面には、送り出し機構部25が取り付けられる。送り出し機構部25は、ドライブギア56、ガイドローラ57及びローラユニット58を保持する。円筒体24の軸回転に伴って送り出し機構部25は回動し、送り出し機構部25に支持されたアーム部5が上下に起伏する。送り出し機構部25はハウジング34により覆われる。ハウジング33、34との間には、起伏部4の起伏動に追従する断面U字形状のU字蛇腹カバー14が装備される。
送り出し機構部25にはガイド80が取り付けられる。ガイド80は、送り出し機構部25に固定される先端位置から、第1コマ列51を挟んで第2コマ列52の反対側を通って、収納部22の内部に自重により垂れ下がる。それによりガイド80は、送り出し機構部25と収納部22との間を移動する第1コマ53をその外側において案内する。また、ガイド80は、送り出し機構部25と収納部22との間を移動する第1コマ53の移動領域の最外郭を規定するものでもある。ガイド80の詳細は後述する。
第3関節部J3は直動伸縮機構により提供される。直動伸縮機構は発明者らが新規に開発した構造を備えており、可動範囲の観点でいわゆる従来の直動関節とは明確に区別される。第3関節部J3のアーム部5は屈曲自在であるが、中心軸(伸縮中心軸RA3)に沿ってアーム部5の根元の送り出し機構部25から前方に送り出されるときには屈曲が制限され、直線的剛性が確保される。アーム部5は後方に引き戻されるときには屈曲が回復される。アーム部5は第1コマ列51と第2コマ列52とを有する。第1コマ列51は屈曲自在に連結された複数の第1コマ53からなる。第1コマ53は略平板形に構成される。第1コマ53は端部箇所のヒンジ部で屈曲自在に連結される。第2コマ列52は複数の第2コマ54からなる。第2コマ54は横断面コ字形の溝状体又はロ字形の筒状体に構成される。第2コマ54は底板端部箇所のヒンジ部で屈曲自在に連結される。第2コマ列52の屈曲は、第2コマ54の側板の端面どうしが当接する位置で制限される。その位置では第2コマ列52は直線的に配列する。第1コマ列51の先頭の第1コマ53と、第2コマ列52の先頭の第2コマ54とは結合コマ55により接続される。例えば、結合コマ55は第1コマ53と第2コマ54とを合成した形状を有している。
第1、第2コマ列51,52は送り出し機構部25のローラユニット58を通過する際にローラ59により互いに押圧されて重合する。重合により第1、第2コマ列51,52は直線的剛性を発揮し、柱状のアーム部5を構成する。ローラユニット58の後方にはドライブギア56がガイドローラ57とともに配置される。ドライブギア56は図示しないモータユニットに接続される。第1コマ53の内側の面、つまり第2コマ54と重合する側の面の幅中央には連結方向に沿ってリニアギアが形成されている。複数の第1コマ53が直線状に整列されたときに隣合うリニアギアは直線状につながって、長いリニアギアを構成する。ドライブギア56はガイドローラ57に押圧された第1コマ53のリニアギアに噛み合わされる。直線状につながったリニアギアはドライブギア56とともにラックアンドピニオン機構を構成する。ドライブギア56が順回転するとき第1、第2コマ列51,52はローラユニット58から前方に送り出される。ドライブギア56が逆回転するとき第1、第2コマ列51,52はローラユニット58の後方に引き戻される。引き戻された第1、第2コマ列51,52はローラユニット58とドライブギア56との間で互いに分離される。分離された第1、第2コマ列51,52はそれぞれ屈曲可能な状態に復帰する。屈曲可能な状態に復帰した第1、第2コマ列51,52は、ともに同じ方向(内側)に屈曲し、支柱部2の内部に鉛直に収納される。このとき、第1コマ列51は第2コマ列52に略平行にほぼ揃った状態で収納される。
アーム部5の先端には手首部6が取り付けられる。手首部6は第4〜第6関節部J4〜J6を装備する。第4〜第6関節部J4〜J6はそれぞれ直交3軸の回転軸RA4〜RA6を備える。第4関節部J4は伸縮中心軸RA3と略一致する第4回転軸RA4を中心としたねじり回転関節であり、この第4関節部J4の回転によりエンドエフェクタは揺動回転される。第5関節部J5は第4回転軸RA4に対して垂直に配置される第5回転軸RA5を中心とした曲げ回転関節であり、この第5関節部J5の回転によりエンドエフェクタは前後に傾動回転される。第6関節部J6は第4回転軸RA4と第5回転軸RA5とに対して垂直に配置される第6回転軸RA6を中心としたねじり回転関節であり、この第6関節部J6の回転によりエンドエフェクタは軸回転される。
エンドエフェクタ(手先効果器)は、手首部6の第6関節部J6の回転部下部に設けられたアダプタ7に取り付けられる。エンドエフェクタはロボットが作業対象(ワーク)に直接働きかける機能を持つ部分であり、例えば把持部、真空吸着部、ナット締め具、溶接ガン、スプレーガンなどのタスクに応じて様々なツールが存在する。エンドエフェクタは、第1、第2、第3関節部J1,J2,J3により任意位置に移動され、第4、第5、第6関節部J4,J5,J6により任意姿勢に配置される。特に第3関節部J3のアーム部5の伸縮距離の長さは、基台1の近接位置から遠隔位置までの広範囲の対象にエンドエフェクタを到達させることを可能にする。第3関節部J3はそれを構成する直動伸縮機構により実現される直線的な伸縮動作とその伸縮距離の長さとが従前の直動関節と異なる特徴的な点である。
図5は、図3のガイド80の構造を示す図である。図6は、図5のガイドピース81の構造を示す斜視図である。図7は、図5のガイドピース81の組立て図である。ガイド80は複数のガイドピース81を有する。複数のガイドピース81は互いの前後端部において屈曲可能に連結される。それにより、ガイド80は、起伏部4の起伏動に従って、その形状を変化させることができる。
ガイドピース81の長さは、ガイド80の形状変化に影響する。ガイドピース81が短い程、単位長さあたりの屈曲点が増えるため、ガイドピース81はより複雑な形状に変形することができる。一方で、単位長さあたりの屈曲点の増加は、第1コマ53がガイド80に衝突したときにガイド80の屈曲点に第1コマ53が引っかかるリスクを増加させ、またガイド80を予め決まった形状に変形させることを困難にさせる。そのため、ガイドピース81は適切な長さに構成されるべきである。ガイド80は、第1コマ53をその外側から案内する。そのため、ガイドピース81は、典型的には第1コマ53の長さに略等価又はそれよりも少し長く構成される。しかしながら、これは、ガイドピース81を第1コマ53よりも短く構成することを否定するものではない。ガイドピース81の幅は、典型的には第1コマ53の幅と略等価である。
ガイドピース81は短冊形状の一対のフレーム810,830を有する。一対のフレーム810,830各々は同一の形状、同一のサイズに構成される。なお、ガイド80が送り出し機構部25に装着された状態で、第1コマ53側に向くフレーム810,830の縁を「内縁」、その反対側の縁を「外縁」と称する。また、ガイド80の第1コマ53側を「内側」、その反対側を「外側」と称する。
フレーム810,830は、ガイドピース81の形状を決める主要な構成要素であり、フレーム中央の本体部分812,832と、フレーム前方の前方連結部分811,831と、フレーム後方の後方連結部分813,833とからなる。前方連結部分811,831と本体部分812,832と後方連結部分813,833とは同一の厚みに構成される。フレーム810,830の外縁は直線形状、内縁は中央の本体部分812,832に向かって幅が狭い弓形形状に構成される。このフレーム内縁の形状は、フレーム内縁から後述のベルト840を露出させる。
一対のフレーム810,830はスペーサ841,842により互いに平行に連結される。具体的には、一方のフレーム810の本体部分812には厚み方向に貫通する2つのネジ孔814,815があけられている。他方のフレーム830の本体部分832にも、厚み方向に貫通する2つのネジ孔834,835が、一方のフレーム810の2つのネジ孔814,815とそれぞれ同位置にあけられている。一対のフレーム810,830は、第1、第2スペーサ841,842により連結される。第1、第2スペーサ841,842は細長い円柱体であり、その長さは典型的には第1コマ53の幅と略等価である。第1スペーサ841は、その一端が一方のフレーム810の前方のネジ孔814の位置でネジにより締結され、他端が他方のフレーム830の前方のネジ孔834の位置でネジにより締結される。同様に第2スペーサ842は、その一端が一方のフレーム810の後方のネジ孔815の位置でネジにより締結され、他端が他方のフレーム830の後方のネジ孔835の位置でネジにより締結される。それにより、一対のフレーム810,830は一定の距離、典型的には第1コマ53の幅に略等価な距離を隔てた状態で互いに平行に連結される。一対のフレーム810,830が互いに対峙する側の面をフレームの「裏面」、その反対側の面をフレームの「表面」と称する。ガイド80の側面はフレームの表面に対応する。
フレーム810,830は、その表面が前方連結部分811,831から本体部分812,832にかけて平坦になり、本体部分812,832から後方連結部分813,833にかけて本体部分812,832の厚みに略等価な深さの段差が設けられるように構成される。それにより、一対のフレーム810,830各々の後方連結部分813,833を他の一対のフレーム810,830各々の前方連結部分811,831の内側に挿し込んだ状態で、一対のフレーム810,830の表面と他の一対のフレーム810,830の表面とを平坦、つまりガイド80の側面を平坦面にすることができる。
前方の一対のフレーム810,830の後方連結部分813,833と後方の一対のフレーム810,830各々の前方連結部分811,831とが重なる位置において、前後の一対のフレーム810,830はシャフト843により互いに屈曲可能に連結される。具体的には、一対のフレーム810,830各々の前方連結部分811,831の裏面にはシャフト受け部816が形成されている。シャフト受け部816はシャフト843と同一の断面形状を有する浅い窪みである。また、一対のフレーム810,830各々の後方連結部分813,833には、厚み方向に貫通するシャフト孔818,838があけられている。前方の一対のフレーム810,830の後方連結部分813,833を後方の一対のフレーム810,830の前方連結部分811,831の内側に挿し込み、前方の一対のフレーム810,830のシャフト孔818,838と後方の一対のフレーム810,830のシャフト受け部816とが直線上に配置された状態で、一方のフレーム810のシャフト受け部816の底面から、シャフト孔818,838を通して他方のフレーム830のシャフト受け部836の底面まで、シャフト843が懸架される。それにより、前後のガイドピース81はシャフト843を中心に屈曲可能に連結される。なお、シャフト843とシャフト孔818,838各々の内壁との間の摩擦を軽減するために、シャフト孔818,838各々の内壁にベアリングが装備されていてもよい。シャフト843は前後の一対のフレーム810,830各々に対して固定されていないが、スペーサ841,842により一対のフレーム810,830が一定の距離を隔てた状態で保持されている限り、シャフト843により前後のガイドピース81の連結状態は維持される。
ガイドピース81の屈曲角度は、ガイドピース81の端部に装備されるストッパ機構により制限することができる。ここでのガイドピース81の屈曲角度は、前方のガイドピース81の、後方のガイドピース81に対するシャフト843回りの回転角度である。例えば前後の2つのガイドピース81が直線的に整列された状態でガイドピース81の屈曲角度は0度である。前方のガイドピース81が後方のガイドピース81に対して、フレームの外縁側に直角に曲げられた状態でガイドピース81の屈曲角度は90度、フレームの内縁側に直角に曲げられた状態でガイドピース81の屈曲角度は−90度である。
ストッパ機構は、当接ピン844とスリット817とを有する。スリット817は、一方のフレーム810の前方連結部分811の裏面に設けられる。スリット817は、シャフト受け部816の中心軸を中心とした円弧形状に構成される。一方フレーム810の後方連結部分813には厚み方向に貫通するピン孔819があけられている。他方のフレーム830の後方連結部分833には非貫通のピン受け部839が形成される。前方の一対のフレーム810,830の後方連結部分813,833を後方の一対のフレーム810,830の前方連結部分811,831の内側に挿し込み、前方一対のフレーム810,830のピン孔819とピン受け部839と後方の一対のフレーム810,830のスリット817とが直線上に配置された状態で、ピン受け部839の底面からピン孔819を通って、スリット817の底面にかけて当接ピン844が懸架される。当接ピン844はガイドピース81の屈曲動作に従って、スリット817内を移動する。当接ピン844がスリット817のフレーム外縁側の端部に当接する位置で、ガイドピース81の外側への屈曲が制限される。当接ピン844がスリット817のフレーム内縁側の端部に当接する位置で、ガイドピース81の内側への屈曲が制限される。したがって、スリット817の両端位置を調整することで、ガイドピース81の外側及び内側への屈曲角度の限界角度を変更することができる。当接ピン844も前後の一対のフレーム810,830各々に対して固定されていないが、スペーサ841,842により一対のフレーム810,830が一定の距離を隔てた状態で保持されている限り、当接ピン844はピン受け部839、スリット817から外れない。
第1コマ53がガイド80に衝突することによる、第1コマ53の損傷可能性を低減するために、ガイド80には、その第1コマ53に対峙する側に可撓性を有する部材が装備される。ここでは、隣接するガイドピース81の間に可撓性を有するベルト840が掛け渡される。そのために、ガイドピース81の一対のフレーム810,830の間に2つの滑車845,846が介在される。2つの滑車845,846は、前後のガイドピース81を屈曲可能に連結するシャフト843に軸支される。滑車845,846の直径はフレーム本体部分812,832の幅よりも長く、典型的にはフレーム810,830の最大幅と等価又はフレーム810,830の最大幅よりもわずかに短い。複数のガイドピース81の先頭のガイドピース81から最後尾のガイドピース81にかけて、ベルト840は、滑車845,846に互い違いに掛け渡される。例えばガイドピース81の一方側の滑車845とその後方のガイドピース81の一方側の滑車845とに可撓性を有するベルト840が掛け渡され、ガイドピース81の他方側の滑車846とその前方のガイドピース81の他方側の滑車846とに可撓性を有するベルト840が掛け渡される。フレーム810,830の内縁の弓形形状は、ベルト840をフレーム810,830の内縁に対して内側に突出させる。それによりガイド80に衝突した場合であっても、その衝撃をベルト840で軽減することができ、可撓性を有するベルト840が装備されていない場合に比べて第1コマ53の損傷可能性を低減することができる。なお、ベルト840は滑車845,846に掛け渡されているため、その滑車845,846の回転により第1コマ53がベルト840に引っかかった状態を回避することができる。
複数のガイドピース81の先頭のガイドピース81にはアダプタ85が装備される。ガイド80は、アダプタ85を介して起伏回転関節部J2の回転側の送り出し機構部25に固定される。送り出し機構部25に固定されたガイド80は、送り出し機構部25から第1コマ列51を挟んで第2コマ列52の反対側を通って、収納部22の内部に自重により垂れ下げられる。ガイド80は、送り出し機構部25と収納部22との間を移動する第1コマ53をその外側において案内する。
ガイド80を送り出し機構部25から収納部22に垂れ下げるものであるが、ガイド80の後端はリニアスライド機構に係合させることにより、ガイド80の後端の動きを支柱部2の上下方向に規制する。リニアスライド機構は、ガイド80の揺動抑制、ガイド80の周囲衝突回避を実現する。リニアスライド機構はスライダ86とリニアレール221とからなる。例えばスライダ86はリングランナ−、リニアレール221はポールによりそれぞれ実装される。スライダ86はリニアレール221に沿って直線的に往復移動をする。スライダ86は、最後尾のガイドピース81に取り付けられる。リニアレール221は収納部22の内部にその中心軸と平行に設置される。
図8は、起伏回転関節部J2の起伏動に追従するガイド80の動作を説明するための説明図である。図8(a)は、起伏部4が最も起きた姿勢のとき(起伏角0度のとき)のガイド80の形状を示している。図8(b)は、ロボットアーム機構の水平姿勢時のガイド80の形状を示している。図8(c)は、起伏部4が最も伏せた姿勢のとき(起伏角が最大のとき)のガイド80の形状を示している。
起伏部4が最も起きた姿勢のとき、ガイド80は略直線形状をなす。このとき、ガイド80の後方部分は収納部22の内部にポール221に沿って収納されている。起伏部4が水平姿勢のとき、ガイド80の前方部分は回転軸RA2を中心とした略円弧形状、後方部分は略直線形状をなす。起伏部4が最も伏せた姿勢のとき、ガイド80は回転軸RA2を中心とした略円弧形状をなす。起伏部4の起伏動に従って、ガイド80は略直線形状から略円弧形状に少しずつ変形する。
起伏部4の姿勢が最も起きた姿勢から最も伏せた姿勢に変化すると、送り出し機構部25は起伏回転軸RA2を中心に所定角度回転する。その過程において、ガイド80は、送り出し機構部25により起伏回転軸RA2回りに引っ張られ、その後方部分が収納部22から少しずつ引き出され。ガイド80は、その先頭のガイドピース81から順に内側に少しずつ屈曲させながら、起伏回転軸RA2を中心とした円弧上に沿って移動する。起伏回転軸RA2を中心とした円弧上に沿ってガイド80が移動するように、ガイドピース81の屈曲角度が制限されている。
具体的には、ガイド80が外側に屈曲する限界角度がゼロ又はその近似値になるように、複数のガイドピース81各々のスリット817の長さ、位置が調整されている。それにより、ガイドピース81は、その後方のガイドピース81に対して外側に向かって屈曲不可であるため、ガイド80の途中部分の外側への屈曲を回避することができ、ガイド80の全体を予め決まった形状に変形させることができる。
また、ガイド80が内側に屈曲する限界角度が鋭角になるように、複数のガイドピース81各々のスリット817の両端の位置が調整されている。ガイド80の内側への屈曲角度は、回転軸RA2を中心としたどれだけの部分を、何個のガイドピース81でカバーする必要があるのかに従って、大まかに設定することができる。例えば、図8(c)に示す、起伏部4が最も伏せた姿勢のときに、ガイド80が送り出し機構部25と収納部22との間の回転軸RA2を中心とした半円部分を、5個のガイドピース81でカバーする場合、ガイドピース81の内側への屈曲角度は約36度に制限される。それにより、ガイド80は、途中部分が大きく内側に屈曲したような歪んだ円弧形状に変形することなく、回転軸RA2を中心とした円弧形状に変形することができる。
このようにガイドピース81の屈曲角度を制限することで、ガイド80は制限された角度範囲で屈曲するため、起伏動に伴ってガイド80が直線状態から円弧形状(又はアーチ形状)に変形するとき、その曲率の最大値を制限して、送り出し機構部25から収納部22にかけて緩やかな円弧形状(又はアーチ形状)を描かせる事ができる。送り出し機構部25と収納部22との間の部分において、ガイド80を回転軸RA2を中心とした円弧形状に変形させることは、ガイド80による第1コマ53のスムーズな送り出し/引き戻しに寄与する。
なお、本実施形態に係るロボットアーム機構には、ガイド80を収納部22の下方に付勢する付勢機構が付加されてもよい。自重によりガイド80を下方に垂下させる構造では例えば支柱部2を天井から吊り下げたり、側壁から水平に突き出すように設置する場合には、ガイド80が曲がりくねり、また絡まって、コマ53,54の移動を阻害するが、付勢機構はそのような事態を回避して、設置自由度を拡大する事ができる。
図9、図10に示すように、付勢機構の付勢力は例えば引張りコイルバネ90により発生される。コイルバネ90の先端にはケーブル91が接続される。ケーブル91は収納部22の下端の滑車88を介して最後尾のガイドピース81に接続される。引きバネ90の後端はケーブル87を介して収納部22内の中程のケーブル固定具89で固定される。滑車88の採用は、ガイド80の最下位置を制限する事態を回避できる。
なお、付勢機構の付勢力はコイルバネ90により発生させるものに限定されない。ゴム等の伸縮ケーブルを採用しても良い。またねじりバネを備えたケーブルボビンにケーブル91の後端を接続する構造であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…基台、2…支柱部、4…起伏部、6…手首部、7…アダプタ、14…カバー、22…収納部(支柱上部フレーム)、23…サイドフレーム、24…円筒体、25…送り出し機構、31,32、33、34…ハウジング、51…第1コマ列、52…第2コマ列、53…第1コマ、54…第2コマ、55…結合部(結合コマ)、56…ドライブギア、57…ガイドローラ、58…ローラユニット、59…ローラ、80…ガイド、86…リングランナー、221…ポール。

Claims (10)

  1. 基台に支柱部が支持され、前記支柱部上には起伏回転関節部を備えた起伏部が載置され、前記起伏部には直動伸縮性のアームを備えた直動伸縮機構が設けられるロボットアーム機構において、
    屈曲可能に連結される平板形状の複数の第1コマと、
    屈曲可能に連結される溝形状の複数の第2コマと、
    前記第1コマの先頭と前記第2コマの先頭とを結合する結合部と、
    前記第1、第2コマを前後移動自在に支持する送り出し機構部と、
    前記支柱部内に設置され、前記第1コマと前記第2コマとを収納する収納部と、
    前記送り出し機構と前記収納部との間の前記第1コマの往復動をその外側から案内するガイドとを具備し、
    前記アームが前方へ伸張するとき前記第1、第2コマは前記収納部から前記送り出し機構部に引き出され前記送り出し機構部において互いに重合されて硬直な前記アームを構成し、前記アームが収縮するとき前記第1、第2コマは前記送り出し機構部の後方へ引き戻され互いに分離されて屈曲状態で前記送り出し機構部から前記収納部に戻され、
    前記ガイドは、前記起伏回転関節部の起伏動に従って変形するように屈曲可能に連結される複数のガイドピースを有し、先頭のガイドピースが固定される前記送り出し機構から前記収納部内にかけて垂れ下がることを特徴とするロボットアーム機構。
  2. 前記ガイドが内側に屈曲する限界角度は鋭角である請求項1記載のロボットアーム機構。
  3. 前記ガイドが外側に屈曲する限界角度はゼロ又はその近似値である請求項1記載のロボットアーム機構。
  4. 前記ガイドピースは前記第1コマよりも長いことを特徴とする請求項1記載のロボットアーム機構。
  5. 前記収納部には前記収納部の中心軸と平行にポールが設置され、
    前記ガイドの後部には前記ポールが挿通するリングランナーが装備されることを特徴とする請求項1記載のロボットアーム機構。
  6. 前記ガイドピースの端部には、前記ガイドピースの屈曲軸と同軸で滑車が軸支され、複数のガイドピースの滑車の間には可撓性を有するベルトが掛け渡されることを特徴とする請求項1記載のロボットアーム機構。
  7. 前記ガイドピースはスペーサにより互いに平行に連結された一対のフレームを有し、前記一対のフレーム各々の前記第1コマ側の縁部は弓形形状に形成されることを特徴とする請求項6記載のロボットアーム機構。
  8. 前記ガイドは、その自重により前記送り出し機構から前記収納部内にかけて垂れ下がることを特徴とする請求項1記載のロボットアーム機構。
  9. 前記ガイドを前記支柱部下方に付勢する付勢機構がさらに備えられることを特徴とする請求項1記載のロボットアーム機構。
  10. 基台に支柱部が支持され、前記支柱部上には起伏回転関節部を備えた起伏部が載置され、前記起伏部には直動伸縮性のアームを備えた直動伸縮機構が設けられるロボットアーム機構において、
    屈曲可能に連結される平板形状の複数の第1コマと、
    屈曲可能に連結される溝形状の複数の第2コマと、
    前記第1コマの先頭と前記第2コマの先頭とを結合する結合部と、
    前記第1、第2コマを前後移動自在に支持する送り出し機構部と、
    前記支柱部内に設置され、前記第1コマと前記第2コマとを収納する角筒形状の収納部と、前記アームが前方へ伸張するとき前記第1、第2コマは前記収納部から前記送り出し機構部に引き出され前記送り出し機構部において互いに重合されて硬直な前記アームを構成し、前記アームが収縮するとき前記第1、第2コマは前記送り出し機構部の後方へ引き戻され互いに分離されて屈曲状態で前記送り出し機構部から前記収納部に戻され、
    前記起伏部の起伏動に従って変形し、前記送り出し機構と前記収納部との間の前記第1コマの往復動をその外側から案内するガイドと、
    を具備することを特徴とするロボットアーム機構。
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