JPWO2017208733A1 - 情報処理装置、表示方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

入金に関する処理および入金確認を簡易にする。入金先が指定された請求書データを受信すると、受信した請求書データを、請求書データの請求元および請求先それぞれの識別情報と関連づけて記憶する請求書データ記憶部12と、請求書データの請求元、請求先それぞれの処理に関する進捗を、請求元が閲覧する管理画面、および請求先が閲覧する管理画面に表示し、請求先の入金依頼に応じて請求元の指定口座に支払を行う決済サーバ装置から支払が完了した通知を受信すると、請求書データ記憶部12に記憶されている情報を参照して当該入金対象データの入金処理が完了したことを示す画面を請求元および請求先それぞれの管理画面に表示するデータ処理部11と、を有する。

Description

本発明は情報処理装置、表示方法およびプログラムに関する。
会社全体または企業グループ全体のビジネス文書(例えば、請求書等)の閲覧とその情報の一元管理を可能とする技術が知られている。
例えば、ユーザを特定するユーザ特定情報と少なくとも1つの固有の情報とをユーザ毎に関連づけたユーザ情報を記憶する第1の記憶部と、第1の記憶部に記憶される固有の情報とユーザ特定情報とを用いて所定の規則に基づきユーザ毎にコードを生成する生成部と、第1の記憶部に記憶されているユーザ情報が備える第1のユーザのユーザ特定情報を含むビジネス文書情報を記憶する第2の記憶部と、第1の記憶部にユーザ情報が記憶されている第2のユーザからのビジネス文書情報へのアクセス要求を受け付けると、第1のユーザの第1のコードと、第2のユーザの第2のコードが一致するか否かを判断し、第1のコードと第2のコードとが一致する場合、第2の記憶部に記憶されている第1のユーザが作成したビジネス文書情報へのアクセス権限を前記第2のユーザに付与する処理部と、を備える情報処理装置が知られている。
国際公開第2015/049948号
受け取った請求書に記載された請求金額を支払う一例では、支払う側のユーザが請求書に記載された指定口座にATM(Automated Teller Machine)やネットバンキングを用いて入金処理を行った後にEメール等で入金が完了した旨を請求元に通知している。
このように、支払う側のユーザは、電子データ(pdfデータ等)で請求書をもらっても、その場で直接入金処理をすることができずに、他の画面を開いたり、銀行に赴いたりしている。この入金処理を簡易にできれば便宜である。また、請求元は入金処理を行った旨を簡易に把握できれば便宜である。
1つの側面では、本発明は、入金に関する処理および入金確認を簡易にすることを目的とする。
上記目的を達成するために、開示の情報処理装置が提供される。この情報処理装置は、入金先が指定された入金対象データを受信すると、受信した入金対象データを、入金対象データの請求元および請求先それぞれの識別情報と関連づけて記憶する記憶部と、入金対象データの請求元、請求先それぞれの処理に関する進捗を、請求元が閲覧する第1の画面、および請求先が閲覧する第2の画面に表示し、請求先の入金依頼に応じて請求元の指定口座に支払を行う支払装置から支払が完了した通知を受信すると、記憶部に記憶されている情報を参照して当該入金対象データの入金処理が完了したことを示す画面を第1の画面および第2の画面に表示する表示部と、を有する。
1態様では、入金に関する処理および入金確認を簡易にすることができる。
実施の形態の請求書管理システムを示す図である。 ログイン後の端末装置に表示される画面の一例を説明する図である。 実施の形態の請求書管理装置のハードウェア構成を示す図である。 実施の形態の請求書管理装置の機能を示すブロック図である。 請求書データ記憶部に記憶される請求書データの一例を説明する図である。 決済サーバ装置の機能を説明するブロック図である。 ユーザデータ記憶部に記憶されている情報を説明する図である。 概要表示部に表示される情報を説明する図である。 概要表示部に表示される情報を説明する図である。 返送戻りの請求書データの処理を説明する図である。 確認済の請求書データの処理を説明する図である。 入金処理を説明する図である。
以下、実施の形態の請求書管理システムを、図面を参照して詳細に説明する。
<実施の形態>
図1は、実施の形態の請求書管理システムを示す図である。
実施の形態の請求書管理システム10は、請求書管理装置1が、インターネットや専用線等のネットワークを介して端末装置2a、2bに接続されている。
端末装置2aはA社、端末装置2bはB社等、端末装置2a、2bは、それぞれ異なる会社の経理部門に配置されている装置である。
端末装置2a、2bとしては、例えばデスクトップPC、ノートPC、タブレット端末、スマートフォン等が挙げられる。
請求書管理装置1と、端末装置2a、2bはWebプログラムを実装している。端末装置2a、2bは、Webブラウザを介して請求書に関する請求書データを請求書管理装置1とやりとりする。なお、本実施の形態では請求書データのやりとりを例示するが、請求書データは、入金対象データの一例である。入金対象データの他の例としては、例えば見積書、注文書、発注書、処方箋や電子カルテ等が挙げられる。
以下、請求書管理システム10をA社、およびB社の各経理担当者が利用するものとして説明する。
A社、B社の各経理担当者は、それぞれ自己に割り当てられたEmailアドレス等を用いて請求書管理装置1にユーザ登録を行うことにより、請求書管理装置1が構築する請求書処理システムにアクセスする環境を整える。
その後、例えばA社の経理担当者が端末装置2aを操作することにより、請求書管理装置1が端末装置2aに接続されたモニタにログイン画面を表示させる。経理担当者はログイン画面にメールアドレスおよびパスワードを入力することにより、請求書管理装置1が提供するサービスにログインすることができる。なお、メールアドレスは、経理担当者を識別する識別情報の一例である。
端末装置2a、2bは、ログイン後に、請求書の原本そのものを電子化した請求書データに関する処理を、請求書管理装置1を介して実行することができる。処理の種別としては、例えば、請求書データの作成、送受信、閲覧、編集等が挙げられる。
例えば、A社の経理担当者がB社宛に請求書を発行する際には、A社の経理担当者は、端末装置2aを操作することにより、ログイン後に表示される管理画面にて請求先をB社とする請求書を作成する。そして、作成した請求書の送付先にB社の経理担当者(受取人)のメールアドレスを指定した請求書データを送信する。送信された請求書データは、請求書管理装置1が保管する。
すなわち、端末装置2a、2b間で請求書データを直接やりとりするのではなく、端末装置2a、2bで作成され、請求先に送信された全ての請求書データは請求書管理装置1が保管し共有データのような取扱いとなる。そして、請求書管理装置1は、必要に応じて請求書データの閲覧、編集権限を端末装置2a、2bに与える。
このように、電子上で請求書原本そのもの電子化し、処理することができる。従って、紙やPDFによる請求書の管理や保管の手間を省くことができる。
なお、前述したように、端末装置2a、2b間で請求書データを直接やりとりするのではないが、以下の説明では、説明を分かり易くするために、例えばA社の経理担当者からB社の経理担当者のメールアドレスを宛先とする請求書データが送信された場合、一般的な請求書データのやりとりと同じく、「経理担当者が請求書データを受信する」という表現を用いる場合がある。
なお、請求書管理装置1と各端末装置2a、2bとの請求書データのやりとりは暗号化されるのが好ましい。
決済サーバ装置3は、例えばB社が口座を開設しているU銀行が管理するサーバ装置である。
決済サーバ装置3は、ネットワークを介して請求書管理装置1および他行の口座管理装置4に接続されている。口座管理装置4は、A社が口座を開設しているM銀行が管理する装置である。
例えばB社の経理担当者は、端末装置2bを介して請求書管理装置1にアクセスすることにより、A社からB社への請求書を閲覧する。そして、B社の経理担当者は、請求書に記載されたM銀行の指定口座宛に請求書管理装置1経由で入金依頼を実行する。
決済サーバ装置3が、B社からA社への入金依頼を請求書管理装置1経由で受け付けると、決済サーバ装置3は、口座管理装置4に入金データを送信する。これにより、決済サーバ装置3から請求書に記載された金額がA社の口座に振り込まれる。
なお、装置構成は図示のものに限定されない。例えば、請求書管理装置1が決済サーバ装置3の機能を兼ね備えていてもよい。口座管理装置4が決済サーバ装置3の機能を持っていても良い。決済サーバ装置3が口座管理装置4の機能を持っていても良い。
図2は、ログイン後の端末装置に表示される画面の一例を説明する図である。
図2に示す管理画面110は、端末装置2aに表示される画面の一例である。
図2に示すように、経理担当者は、メールソフトウェアのような感覚で請求書データの作成、発行、閲覧、編集等をすることができる。
ところで、前述した例では、A社の経理担当者は、自分が一度送信した請求書データは書き替えることができない。また、B社の経理担当者も請求書データを書き替えることができない。請求書データに不備がある場合は、版数の異なる請求書データを再発行することになる。また、旧版の請求書データは、破棄されずに請求書管理装置1が保管し、いつでも閲覧できる状態になる。さらに、請求書管理装置1は、請求書データの版数管理も行い、旧版の請求書データから新版の請求書データを検索したり、新版の請求書データから旧版の請求書データを検索したりすることも容易に行うことができる。
なお、管理画面110の詳細については、後に詳述する。
以下、開示の請求書管理システムをより具体的に説明する。
図3は、実施の形態の請求書管理装置のハードウェア構成を示す図である。
請求書管理装置1は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス108を介してRAM(Random Access Memory)102と複数の周辺機器が接続されている。
RAM102は、請求書管理装置1の主記憶装置として使用される。RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に使用する各種データが格納される。
バス108には、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、ドライブ装置106、および通信インタフェース107が接続されている。
ハードディスクドライブ103は、内蔵したディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。ハードディスクドライブ103は、請求書管理装置1の二次記憶装置として使用される。ハードディスクドライブ103には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、二次記憶装置としては、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置を使用することもできる。
グラフィック処理装置104には、モニタ104aが接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ104aの画面に表示させる。モニタ104aとしては、CRT(Cathode Ray Tube)を用いた表示装置や、液晶表示装置等が挙げられる。
入力インタフェース105には、キーボード105aとマウス105bとが接続されている。入力インタフェース105は、キーボード105aやマウス105bから送られてくる信号をCPU101に送信する。なお、マウス105bは、ポインティングデバイスの一例であり、他のポインティングデバイスを使用することもできる。他のポインティングデバイスとしては、例えばタッチパネル、タブレット、タッチパッド、トラックボール等が挙げられる。
ドライブ装置106は、例えば、光の反射によって読み取り可能なようにデータが記録された光ディスクや、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の持ち運び可能な記録媒体に記録されたデータの読み取りを行う。例えば、ドライブ装置106が光学ドライブ装置である場合、レーザ光等を利用して、光ディスク200に記録されたデータの読み取りを行う。光ディスク200には、Blu−ray(登録商標)、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等が挙げられる。
通信インタフェース107は、ネットワーク50に接続されている。通信インタフェース107は、ネットワーク50を介して、他のコンピュータまたは通信機器との間でデータを送受信する。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、図3には請求書管理装置1のハードウェア構成を示したが、端末装置2a、2b、決済サーバ装置3、および口座管理装置4も同様のハードウェア構成で実現することができる。
図3に示すようなハードウェア構成の請求書管理装置1内には、以下のような機能が設けられる。
図4は、実施の形態の請求書管理装置の機能を示すブロック図である。
請求書管理装置1は、データ処理部11と、請求書データ記憶部12とを有している。
データ処理部11は、経理担当者の操作に応じて図2に示す管理画面110を端末装置2a等に接続されたモニタに表示する。データ処理部11は、管理画面110を介して行われる請求書データのやり取りに応じた処理を実行する。例えば、データ処理部11は、請求書管理装置1が受信した請求書データを請求書データ記憶部12に記憶する。
請求書データ記憶部12には、請求書管理装置1が受信した請求書データが、経理担当者毎(具体的には、経理担当者のメールアドレス毎)に記憶される。請求書管理装置1が受信する請求書データは、請求元の経理担当者が請求先の経理担当者宛に送信した請求書データや、請求元の経理担当者(発行者)が下書きとして作成した請求書データが含まれる。
図5は、請求書データ記憶部に記憶される請求書データの一例を説明する図である。
本実施の形態ではデータがテーブル化されて記憶されている。
請求書データ管理テーブルT1には、請求書ID、送受信、送受信日時、担当者ステータス、相手ステータス、担当者アドレス、担当者名、相手アドレス、振込先口座、および振込予定日の欄が設けられている。横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
請求書IDの欄には、請求書データを管理するための請求書データ固有のIDが記憶されている。この請求書IDは、請求書管理装置1が請求書データを受信した時点でデータ処理部11が請求書データに割り振る。
送受信の欄には、当該経理担当者から見て当該請求書データが、受信した請求書データなのか送信した請求書データなのかを示す区分が設定される。具体的には、受信した請求書データであれば「受信」、送信した請求書データであれば「送信」が設定される。
送受信日時の欄には、当該請求書データを送受信した日時のうち、最新の日時が格納される。
担当者ステータスの欄には、当該経理担当者から見た請求書データのステータス(処理に関する進捗)が設定される。
相手ステータスの欄には、当該請求書データをやり取りをする相手の経理担当者から見た請求書データのステータスが設定される。
担当者ステータスの欄および相手ステータスの欄に設定されるステータスには、「未開封」、「返送中」、「先方破棄」、「確認済」、「支払済」、「保管箱」、「送信済」、「返送戻り」、「破棄済」、「入金済」がある。各ステータスの内容については、後に詳述する。
担当者アドレスの欄には、当該経理担当者のメールアドレスが格納される。
担当者名の欄には、当該経理担当者の所属および名前が格納される。
相手アドレスの欄には、当該請求書データをやり取りをする相手の経理担当者のメールアドレスが格納される。
なお、請求書データ管理テーブルに記憶される情報としては、図示した情報以外にも、当該経理担当者の会社名、当該請求書データをやり取りをする相手の経理担当者の会社名、各会社の郵便番号、住所、所属等、一般的な請求書に記載される情報が含まれる。
振込先口座の欄には、当該請求書データを作成する際に経理担当者が指定した振込先口座の銀行名、支店名や口座番号が少なくとも1つ格納される。
指定口座の欄には、振込先口座のうち、相手の経理担当者が振込予定として選択した口座が格納される。
振込予定日の欄には、請求金額が振り込まれる予定日(例えば当該経理担当者が指定した予定日)が格納される。
次に、決済サーバ装置3の機能を説明する。
図6は、決済サーバ装置の機能を説明するブロック図である。
決済サーバ装置3は、口座データ記憶部31と振込処理部32とユーザデータ記憶部33とを有している。
口座データ記憶部31には、U銀行におけるB社の口座情報が記憶されている。この口座情報には、B社の社名、店番号、口座番号、残高、入出金記録等が含まれる。
振込処理部32は、経理担当者が端末装置を介して送信する入金依頼情報(後述)を受信すると、経理担当者の銀行から入金依頼情報に含まれる振込口座に振込処理を実行する。
図7は、ユーザデータ記憶部に記憶されている情報を説明する図である。
ユーザデータ記憶部33には、データがテーブル化されて記憶されている。ユーザデータテーブルT2には、ユーザID、パスワード、および払出口座の欄が設けられている。横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
ユーザIDの欄には、経理担当者が請求書管理装置1にログインする際に用いるユーザIDが設定されている。
パスワードの欄には、経理担当者が請求書管理装置1にログインする際に用いるパスワードが設定されている。
払出口座の欄には、経理担当者が請求書に記載された金額を他社に払い出す際の払出口座が設定されている。
以下、図2に示す管理画面110を説明する。
<管理画面>
データ処理部11は、経理担当者の操作に応じて図2に示す管理画面110を端末装置2a等に表示する。
管理画面110には、利用者情報表示部111、ステータス表示部112、概要表示部113、請求書表示部114、および振込状況確認ボタン115が表示されている。
利用者情報表示部111には、請求書管理システムにログインしている経理担当者に関する情報(利用者情報)が表示される。図2では一例として経理担当者が所属する会社名、部署名、名字、および経理担当者のメールアドレスが表示されている。
ステータス表示部112には、請求書管理システムにログインしている経理担当者が取り扱う請求書データの数が、処理に関する進捗を示すステータス毎に名前が付けられたフォルダ形式で表示される。
大きく分けて、ステータス表示部112には受信BOX、下書き、送信BOXおよび送受信BOXの欄が設けられている。
データ処理部11は、経理担当者のメールアドレスを宛先とする請求書データを受信BOXに割り振る。
経理担当者が受信BOXを選択すると、データ処理部11は、請求書データ管理テーブルT1を参照する。そして、担当者アドレスが「bbb@xxmail.co.jp」に一致する請求書データのうち、送受信の欄が「受信」の請求書データの概要を概要表示部113に表示する。
図2に示すように、受信BOXに割り振られた請求書データのステータスの内訳は、「未開封」、「返送中」、「先方破棄」、「確認済」、「支払済」、「保管箱」がある。
「未開封」のステータスは、受信BOXに割り振られた請求書データのうち、経理担当者が未確認の請求書データに対してデータ処理部11が、割り振るステータスである。
「返送中」のステータスは、受信BOXに割り振られた請求書データのうち、経理担当者が請求元の経理担当者に返送した請求書データに対してデータ処理部11が割り振るステータスである。
「先方破棄」のステータスは、受信BOXに割り振られた請求書データのうち、受信した請求書データを経理担当者が請求元の経理担当者に返送した後に、請求元の経理担当者が破棄した請求書データに対してデータ処理部11が割り振るステータスである。
「確認済」のステータスは、受信BOXに割り振られた請求書データのうち、経理担当者が閲覧し、確認ボタン(後述)を選択した請求書データに対してデータ処理部11が割り振るステータスである。
「支払済」のステータスは、受信BOXに割り振られた請求書データのうち、経理担当者が支払ボタン(後述)を選択した請求書データに対してデータ処理部11が割り振るステータスである。
経理担当者は、支払済のステータスの請求書データを集計することで、入金明細(支払明細)を把握することができる。
「保管箱」のステータスは、ステータスが「支払済」の請求書データのうち、経理担当者が任意のタイミングで保管箱に移した請求書データに対してデータ処理部11が割り振るステータスである。
ステータス表示部112に表示される数字は、それぞれ、割り振られたステータスの数が表示されている。
例えば、ステータス表示部112の未開封の欄には、受信した請求書データのうち、経理担当者が未確認の請求書データの数が表示される。
なお、ステータス表示部112の保管箱の欄には、特に数字は表示されない。
「未開封」、「返送中」、「先方破棄」、「確認済」、「支払済」、「保管箱」の各BOXに割り振られている請求書データの内容を経理担当者が閲覧する場合には、ステータス表示部112の該当箇所を選択すればよい。
例えば、経理担当者が受信BOXを選択すると、データ処理部11は、請求書データ管理テーブルT1を参照する。そして、データ処理部11は、担当者アドレスが「bbb@xxmail.co.jp」に一致する請求書データのうち、担当者ステータスが未開封の請求書データの概要を、概要表示部113に表示する。
データ処理部11は、経理担当者が作成し、保存したが、送信先の経理担当者に未送信の請求書データを下書きに割り振る。
データ処理部11は、経理担当者が送信した請求書データを送信BOXに割り振る。
経理担当者が送信BOXを選択すると、データ処理部11は、請求書データ管理テーブルT1を参照する。そして、担当者アドレスが「bbb@xxmail.co.jp」に一致する請求書データのうち、送受信の欄が「送信」の請求書データの概要を概要表示部113に表示する。
図2に示すように、送信BOXに割り振られた請求書データのステータスの内訳には、「送信済」、「返送戻り」、「破棄済」、「入金済」、「保管箱」がある。
「送信済」のステータスは、送信BOXに割り振られた請求書データのうち、請求先の経理担当者が支払処理を行っていない請求書データに対してデータ処理部11が割り振るステータスである。
「返送戻り」のステータスは、送信BOXに割り振られた請求書データのうち、請求先の経理担当者から戻ってきた請求書データに対してデータ処理部11が割り振るステータスである。経理担当者は、請求先から戻ってきた請求書データについての処理が可能となる。
「破棄済」のステータスは、請求先の経理担当者から戻ってきた請求書データのうち、請求元の経理担当者が破棄した請求書データに対してデータ処理部11が割り振るステータスである。
「入金済」のステータスは、送信BOXに割り振られた請求書データのうち、入金が完了した請求書データに対してデータ処理部11が割り振るステータスである。データ処理部11は、先方の支払が完了した時点で請求書データのステータスを「送信済」から「入金済」に変更する。
「保管箱」のステータスは、ステータスが「入金済」の請求書データのうち、経理担当者が任意のタイミングで保管箱に移した請求書データに対してデータ処理部11が割り振るステータスである。
ステータス表示部112の保管箱の欄には、特に数字は表示されない。
「送信済」、「返送戻り」、「破棄済」、「入金済」、「保管箱」の各BOXに入っている請求書データの内容を閲覧する場合には、その箇所を選択すればよい。
概要表示部113には、前述したように、経理担当者がステータス表示部112にて選択したステータスに対応する請求書データの概要が表示される。概要としては、受信した請求書データであれば、請求元の会社名、件名、支払日時、および送信側、受信側のステータスが表示される。
これらのステータスは、請求書データを送受信した双方の経理担当者の管理画面上にそれぞれ同じものが表示される。
図8および図9は、概要表示部に表示される情報を説明する図である。
図8では、請求先の経理担当者が閲覧する管理画面110の概要表示部113に表示される請求書データの概要113aと、請求元の経理担当者が閲覧する管理画面110の概要表示部113に表示される概要113bとを図示している。
すなわち、図8に示す請求元が株式会社ABCであり、件名が○○workの請求書データD1については、請求元の経理担当者が操作する端末装置の管理画面上ではステータス表示部の「送信済」に入っている。請求元の経理担当者がステータス表示部の「送信済」を選択した際には、請求書データD1について、請求先が□□株式会社、件名が○○work、請求元の経理担当者のステータスが「送信済」、請求先の経理担当者のステータスが「未開封」である旨が概要表示部113に表示される。
また、ステータスの遷移を確認することにより、請求元の経理担当者は容易に請求先の経理担当者の処理の進捗を確認することができる。このため、双方の経理担当者が、各請求書データについて今どのような状態にあるのかを、リアルタイムに確認することができる。
図9(a)に示す概要113c、113d、113eは、いずれも請求書データD2についての概要を示している。
請求先の経理担当者が請求書データD2を閲覧し、確認ボタン(後述)を選択すると、データ処理部11は、請求元の経理担当者が操作する端末装置の管理画面110の概要表示部113に表示される情報を概要113cから概要113dに変更する。
その後、請求先の経理担当者が請求書データD2の支払処理を行うと、データ処理部11は、請求元の経理担当者が操作する端末装置の管理画面110の概要表示部113に表示される情報を概要113dから概要113eに変更する。
また、他の例として、図9(b)に示す概要113f、113gは、いずれも請求書データD3についての概要を示している。
請求先の経理担当者が請求書データD3を閲覧し、返送ボタン(後述)を選択すると、データ処理部11は、請求先の経理担当者が操作する端末装置の管理画面の概要表示部113に表示される情報を概要113fから概要113gに変更する。
再び図2に戻って説明する。
概要表示部113に表示された請求書データの概要が経理担当者により選択されると、データ処理部11は、請求書データの詳細を請求書表示部114に表示する。請求書表示部114に表示される請求書の内容は、アドレス表示部114aおよび後述する各種ボタンを供えること以外は、既存の(紙やPDFベースの)請求書と同じである。
請求書表示部114には、少なくとも1つの振込先(銀行名+支店名+口座番号)等の情報が表示される。振込先が複数表示されている場合、請求先の経理担当者は、請求書データの支払処理を行うに先だって、振込先を特定する。この振込先の特定は、例えば、請求書表示部114に予め請求元の経理担当者が設定した振込先のチェックボックスを表示し、請求先の経理担当者に指定させる方法や、請求先の経理担当者が希望する振込先をプルダウン形式等で選択させる方法等が挙げられる。前者は、請求元の経理担当者が振込先を設定する方法の一例であり、後者は、請求先の経理担当者が振込先を指定する方法の一例である。
データ処理部11は、請求先の経理担当者により指定された振込先(特定情報)を請求書データ管理テーブルT1の指定口座の欄に記憶する。
経理担当者が受信BOXに割り振られた請求書データを閲覧する場合には、データ処理部11は、送信元の経理担当者(from)のメールアドレスをアドレス表示部114aに表示する。
また、経理担当者が下書きまたは送信BOXに割り振られた請求書データを閲覧する場合には、データ処理部11は、送信先の経理担当者(to)のメールアドレスを表示する。
なお、データ処理部11は、請求書データの請求書IDを請求書表示部114に表示するようにしてもよい。
経理担当者は、管理画面110上にて請求書表示部114に表示されている請求書の処理が可能である。
具体的には、請求書データのステータスに応じて、請求書を処理するためのボタンが請求書表示部114に表示される。
図2では、ステータスが未開封の請求書データを選択したときに表示されるボタンを示している。
請求書表示部114には、確認ボタン114b、返送ボタン114cおよびコピーボタン114dが設けられている。
経理担当者により確認ボタン114bが選択されると、データ処理部11は、請求書データ管理テーブルT1を参照する。そして、請求書表示部114に表示されている請求書データの担当者ステータスを「確認済」に変更する。また、データ処理部11は、ステータス表示部112の「未開封」の数字を1つ減らし、「確認済」の数字を1つ増やす。
経理担当者により返送ボタン114cが選択されると、データ処理部11は、請求書データ管理テーブルT1を参照する。そして、請求書表示部114に表示されている請求書データの担当者ステータスを「返送中」に変更し、相手ステータスを「返送戻り」に変更する。また、データ処理部11は、ステータス表示部112の「未開封」の数字を1つ減らし、「返送中」の数字を1つ増やす。
返送された請求書データを受信した経理担当者の管理画面上では、ステータス表示部の返送戻りの数字を1つ増やす。
経理担当者によりコピーボタン114dが選択されると、データ処理部11は、当該請求書データの請求元と請求先の社名および住所が入れ替えられた新たな請求書データを作成する。そして、データ処理部11は、請求書データ管理テーブルT1に作成した請求書データに関する情報を格納する。このとき、当該請求書データの担当者ステータスは、「下書き」、相手ステータスは空欄となる。
<返送戻り処理>
図10は、返送戻りの請求書データの処理を説明する図である。
経理担当者がステータス表示部112の返送戻りを選択し、概要表示部113に表示された請求書の概要を選択すると、データ処理部11は、選択された請求書の概要に対応する請求書データを請求書表示部114に表示する。この場合、アドレス表示部114aには、請求先の経理担当者のメールアドレスが表示される。
請求書表示部114には、訂正ボタン114e、および破棄ボタン114fが設けられている。
経理担当者により訂正ボタン114eが選択されると、データ処理部11は、請求書表示部114に表示されている請求書データのステータスを「破棄済」に変更する。また、データ処理部11は、ステータス表示部112の「返送戻り」の数字を1つ減らす。また、履歴情報が追加される。
経理担当者により破棄ボタン114fが選択されると、データ処理部11は、請求書表示部114に表示されている請求書データのステータスを「破棄済」に変更する。これにより、ステータス表示部112の「送信BOX」および「返送戻り」の数字が1つ減る。
なお、請求元の経理担当者および請求先の経理担当者は破棄された請求書データについて、破棄後も閲覧することができる。
具体的には、請求元の経理担当者はステータス表示部112の「破棄済」を選択することにより、破棄された請求書データを閲覧することができる。また、請求先の経理担当者はステータス表示部112の「先方破棄」を選択することにより、破棄された請求書データを閲覧することができる。
次に、入金時の処理を説明する。
<入金処理>
図11は、確認済の請求書データの処理を説明する図である。
受信BOXの「確認済」に割り振られている請求書データが選択された場合、請求書表示部114には支払ボタン114gが配置される。請求書データに振込先口座が複数存在する場合、請求先の経理担当者により振込先口座が指定される。そして、請求先の経理担当者により支払ボタン114hが選択された場合、データ処理部11と決済サーバ装置3は、入金処理を実行する。
なお、支払ボタン114hを選択した後に、さらなる暗号化手段(ワンタイムパスワード等)を経理担当者に要求するようにしてもよい。
以下、B社からA社への入金を例に、入金処理を説明する。
図12は、入金処理を説明する図である。
[ステップS1] データ処理部11は、決済サーバ装置3に入金依頼情報を送信する。この入金依頼情報には、B社の経理担当者がシステムにログインする際に用いたユーザIDとパスワード、入金対象の請求書の請求書ID、振込先口座番号、および振込金額が含まれる。
[ステップS2] 入金依頼情報を受信した決済サーバ装置3は、ユーザIDとパスワードを用いて振込処理を実行して良いか否かを判断する。例えば、振込処理部32は、ユーザデータテーブルT2を参照する。そして、入金依頼情報に含まれるユーザIDとパスワードの組み合わせが、予め記憶しているユーザIDとパスワードの組み合わせに一致するか否かを判断する。入金依頼情報に含まれるユーザIDとパスワードの組み合わせが、予め記憶しているユーザIDとパスワードの組み合わせに一致する場合、ステップS3に遷移する。入金依頼情報に含まれるユーザIDとパスワードの組み合わせが、予め記憶しているユーザIDとパスワードの組み合わせに一致しない場合、振込処理部32は、データが一致しない旨を請求書管理装置1に応答する。
[ステップS3] 振込処理部32は、ユーザデータテーブルT2の払出口座の欄に設定されている口座から入金依頼情報に含まれる振込先口座番号に振込金額を振り込む。その後、ステップS4に遷移する。
[ステップS4] 振込処理部32は、振込完了応答を請求書管理装置1に送信する。
[ステップS5] データ処理部11は、請求書データ管理テーブルT1を参照し、当該請求書データの相手ステータスを「入金済」に設定(変更)する。また、データ処理部11は、ステータス表示部112の「送信済」の数字を1つ減らし、「入金済」の数字を1つ増やす。これにより、A社の経理担当者が管理画面110を閲覧する際には、入金が完了した請求書データが、ステータス表示部112の「入金済」に自動的に割り振られている。なお、A社の経理担当者が閲覧する管理画面110は、第2の画面の一例である。
また、データ処理部11は、請求書データ管理テーブルT1を参照し、当該請求書データの担当者ステータスを「支払済」に設定する。また、データ処理部11は、ステータス表示部112の「確認済」の数字を1つ減らし、「支払済」の数字を1つ増やす。これにより、B社の経理担当者が管理画面110を閲覧する際には、入金が完了した請求書データが、ステータス表示部112の「支払済」に自動的に割り振られている。なお、B社の経理担当者が閲覧する管理画面110は、第1の画面の一例である。
なお、データ処理部11は、画面上に表示する等の方法により、ステータスの遷移をA社およびB社の経理担当者に通知するようにしてもよい。
これにより、振込処理の自動化が可能である。
なお、本実施の形態では、銀行を介した取引を例に説明したが、銀行を介さない取引にも適用することができる。
送受信BOXには、受信BOXおよび送信BOXに入っている全ての請求書データのうち、破棄された請求書データと保管箱に割り振られた請求書データと下書きに割り振られた請求書データを除くデータが割り振られている。
以上述べたように、請求書管理システム10によれば、入金処理の自動化を図ることができる。すなわち、従来のように、ATMやネットバンク等を介して振込処理をするのではなく、経理担当者が支払ボタン114hを選択するだけで、データ処理部11が、(権利担当者から見て自動的に)指定口座に振り込み処理を実行する。そして、請求書データのステータスが(双方の経理担当者から見て自動的に)支払済を示す情報に設定される。
また、端末装置2a、2b間で請求書データを直接やりとりするのではなく、端末装置2a、2bで作成され、請求先に送信された全ての請求書データは請求書管理装置1が保管し共有データのような取扱いとなる。このため、請求先の経理担当者は、請求書データをプリントアウトすることで請求書の原本を入手することができる。
また、電子署名処理やタイムスタンプ処理等を施さなくてもよいので、税務調査のために紙の請求書をPDF化する等の手間を削減することができる。
なお、請求書管理装置1が行った処理が、複数の装置によって分散処理されるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、請求書管理装置1が請求書データ記憶部12等、各記憶部を備える構成としたが、これに限らず、各記憶部はクラウド化され、データ処理部11と別個の場所に設けられていても良い。
また、請求書としては、ビットコイン等の仮想マネーに関するものや、クレジット情報に関するもの等が含まれる。請求書自体が仮想マネーとして扱われることも含まれる。
以上、本発明の情報処理装置、表示方法およびプログラムを、図示の実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
また、本発明は、前述した各実施の形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、請求書管理装置1が有する機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等が挙げられる。磁気記憶装置には、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ等が挙げられる。光ディスクには、DVD、DVD−RAM、CD−ROM/RW等が挙げられる。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)等が挙げられる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)等の電子回路で実現することもできる。
1 請求書管理装置
2a、2b 端末装置
3 決済サーバ装置
4 口座管理装置
10 請求書管理システム
11 データ処理部
12 請求書データ記憶部
31 口座データ記憶部
32 振込処理部
33 ユーザデータ記憶部
110 管理画面
111 利用者情報表示部
112 ステータス表示部
113 概要表示部
114 請求書表示部
114c 返送ボタン
114e 訂正ボタン
114f 破棄ボタン
114g 支払ボタン
T1 請求書データ管理テーブル
T2 ユーザデータテーブル

Claims (5)

  1. 入金先が指定された入金対象データを受信すると、受信した前記入金対象データを、前記入金対象データの請求元および請求先それぞれの識別情報と関連づけて記憶する記憶部と、
    前記入金対象データの請求元、請求先それぞれの処理に関する進捗を、請求元が閲覧する第1の画面、および請求先が閲覧する第2の画面に表示し、請求先の入金依頼に応じて請求元の指定口座に支払を行う支払装置から支払が完了した通知を受信すると、前記記憶部に記憶されている情報を参照して当該入金対象データの入金処理が完了したことを示す画面を前記第1の画面および前記第2の画面に表示する表示部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示部は、処理に関する進捗を示すステータス毎に名前が付けられたフォルダを画面に表示し、前記支払装置から支払が完了した通知を受信すると、支払が完了した入金対象データを、支払が完了していないことを示すフォルダから支払済であることを示すフォルダに振り分ける請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 当該情報処理装置が前記支払装置を兼ねる請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. コンピュータが、
    入金先が指定された入金対象データの請求元、請求先それぞれの処理に関する進捗を、請求元が閲覧する第1の画面、および請求先が閲覧する第2の画面に表示し、
    請求先の入金依頼に応じて請求元の指定口座に支払を行う支払装置から支払が完了した通知を受信すると、記憶部に記憶されている前記入金対象データの請求元および請求先それぞれの識別情報が前記入金対象データに関連づけられた情報を参照して当該入金対象データの入金処理が完了したことを示す画面を前記第1の画面および前記第2の画面に表示する、
    ことを特徴とする表示方法。
  5. コンピュータに、
    入金先が指定された入金対象データの請求元、請求先それぞれの処理に関する進捗を、請求元が閲覧する第1の画面、および請求先が閲覧する第2の画面に表示し、
    請求先の入金依頼に応じて請求元の指定口座に支払を行う支払装置から支払が完了した通知を受信すると、記憶部に記憶されている前記入金対象データの請求元および請求先それぞれの識別情報が前記入金対象データに関連づけられた情報を参照して当該入金対象データの入金処理が完了したことを示す画面を前記第1の画面および前記第2の画面に表示する、
    処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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