JP7180862B2 - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents
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Description
1つの側面では、本発明は、簡単な手続で柔軟に支払を受けることを目的とする。
図1は、実施の形態の請求書管理システムを示す図である。
以下、請求書管理システム10をA社、B社、C社の各経理担当者が利用するものとして説明する。
このように、電子上で請求書原本そのもの電子化し、処理することができる。従って、紙やPDFによる請求書の管理や保管の手間を省くことができる。
一般的な請求書データのやりとりと同じく、「経理担当者が請求書データを受信する」という表現を用いる場合がある。
なお、請求書管理装置1と各端末装置2a、2b、2cとの請求書データのやりとりは暗号化されるのが好ましい。
図2は、ログイン後の端末装置に表示される画面の一例を説明する図である。
図2に示す管理画面110は、端末装置2aに表示される画面の一例である。
図2に示すように、経理担当者は、メールソフトウェアのような感覚で請求書データの作成、発行、閲覧、編集等をすることができる。
なお、管理画面110の詳細については、後に詳述する。
再び図1に戻って説明する。この請求書管理装置1には、第三者支払機関が管理する第三者支払機関管理装置3がネットワークを介して接続されている。
請求書管理装置1は、第三者支払機関管理装置3から送られてきた支払可能額を、管理画面110に提示する。
請求書管理装置1は、振込完了通知を受信すると、請求書データの支払可能額の支払いが完了したことを示す管理画面110を端末装置2aの画面に表示する。
以下、開示の請求書管理システムをより具体的に説明する。
図3は、実施の形態の請求書管理装置のハードウェア構成を示す図である。
図3に示すようなハードウェア構成の請求書管理装置1内には、以下のような機能が設けられる。
図4は、実施の形態の請求書管理装置の機能を示すブロック図である。
図5は、請求書データの一例を説明する図である。
本実施の形態ではデータがテーブル化されて記憶されている。
送受信日時の欄には、当該請求書データを送受信した日時のうち、最新の日時が格納される。
担当者ステータスの欄には、当該経理担当者から見た請求書データのステータス(処理に関する進捗)が設定される。
相手ステータスの欄には、当該請求書データをやり取りをする相手の経理担当者から見た請求書データのステータスが設定される。
担当者アドレスの欄には、当該経理担当者のメールアドレスが格納される。
担当者名の欄には、当該経理担当者の氏名が格納される。
相手アドレスの欄には、当該請求書データをやり取りをする相手の経理担当者のメールアドレスが格納される。
相手担当者名の欄には、当該請求書データをやり取りをする相手の名前が格納される。
口座情報の欄には、請求額の振り込みを希望する口座の金融機関名、店番、口座番号等が格納される。
請求額の欄には、当該請求書データの請求額が格納される。
受領額の欄には、第三者支払機関から支払いを受けたときの受領額が格納される。
次に、管理画面を説明する。
<管理画面>
データ処理部11は、経理担当者の操作に応じて図2に示す管理画面110を端末装置2a等に表示する。
ステータス表示部112には、請求書管理システムにログインしている経理担当者が取り扱う請求書データの数がステータス毎に表示される。
大きく分けて、ステータス表示部112には受信BOX、下書き、送信BOXおよび送受信BOXの欄が設けられている。
データ処理部11は、経理担当者のメールアドレスを宛先とする請求書データを受信BOXに割り振る。
経理担当者は、支払済のステータスの請求書データを集計することで、入金明細を把握することができる。
ステータス表示部112に表示される数字は、それぞれ、割り振られたステータスの数が表示されている。
例えば、ステータス表示部112の未開封の欄には、受信した請求書データのうち、経理担当者が未確認の請求書データの数が表示される。
なお、ステータス表示部112の保管箱の欄には、特に数字は表示されない。
データ処理部11は、経理担当者が作成し、保存したが、送信先の経理担当者に未送信の請求書データを下書きに割り振る。
データ処理部11は、経理担当者が発送した請求書データを送信BOXに割り振る。
ステータス表示部112の保管箱の欄には、特に数字は表示されない。
これらのステータスは、請求書データを送受信した双方の経理担当者の管理画面上にそれぞれ同じものが表示される。
図6および図7は、概要表示部に表示される情報を説明する図である。
図7(a)に示す概要113c、113d、113eは、いずれも請求書データD2についての概要を示している。
また、他の例として、図7(b)に示す概要113f、113gは、いずれも請求書データD3についての概要を示している。
再び図2に戻って説明する。
なお、データ処理部11は、請求書データの請求書IDを請求書表示部114に表示するようにしてもよい。
経理担当者は、管理画面110上にて請求書表示部114に表示されている請求書の処理が可能である。
具体的には、請求書データのステータスに応じて、請求書を処理するためのボタンが請求書表示部114に表示される。
図2では、ステータスが未開封の請求書データを選択したときに表示されるボタンを示している。
請求書表示部114には、確認ボタン114b、返送ボタン114cおよびコピーボタン114dが設けられている。
返送された請求書データを受信した経理担当者の管理画面上では、ステータス表示部の返送戻りの数字を1つ増やす。
再び図2に戻って説明する。
<社外連絡ボタン>
図8は、社外連絡データの一例を説明する図である。
本実施の形態では社外連絡データがテーブル化されて記憶されている。
連絡者アドレスの欄には、当該社外連絡データを作成した作成者のメールアドレスが格納されている。
時間の欄には、社外連絡データの作成日時が格納されている。
文言の欄には社外連絡の内容が格納されている。
<添付ファイルボタン>
図9は、添付ファイルデータの一例を説明する図である。
本実施の形態では添付ファイルデータがテーブル化されて記憶されている。
添付ファイルデータ管理テーブルT3には、ID、時間、および添付データの欄が設けられている。横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
IDの欄には、添付データを添付した際に画面に表示されていた請求書データ(添付データが関連づけられた請求書データ)の請求書IDが格納されている。
時間の欄には、添付データの添付日時が格納されている。
添付データの欄には添付データの名前が格納されている。
<履歴ボタン>
データ処理部11は、今までの双方の経理担当者の操作履歴(履歴データ)を履歴データ記憶部15に記憶しておく。
図10は、履歴データの一例を説明する図である。
本実施の形態ではデータがテーブル化されて記憶されている。
データ処理部11は、請求書データ毎に履歴データ管理テーブルT4を作成する。版数が異なれば、履歴データ管理テーブルT4は異なる。
<メモボタン>
図11は、メモデータの一例を説明する図である。
本実施の形態ではメモデータがテーブル化されて記憶されている。
メモデータ管理テーブルT6には、ID、時間、および文言の欄が設けられている。横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
IDの欄には、経理担当者がメモを作成した際に画面に表示されていた請求書データ(メモが関連づけられた請求書データ)の請求書IDが格納されている。
時間の欄には、メモデータの作成日時が格納されている。
文言の欄にはメモの内容が格納されている。
再び図2に戻って説明する。
<社外連絡一覧ボタン>
<メモ一覧ボタン>
次に、実施の形態の債権買い取り処理を説明する。
図12は、送信済ボタンが選択されたときの管理画面を示す図である。
請求書表示部114には、入金済ボタン114e、保管箱ボタン114f、コピーボタン114gおよび債権譲渡ボタン114hが設けられている。
経理担当者により債権譲渡ボタン114hが選択されると、データ処理部11は、第三者支払機関管理装置3との間で次に示す債権譲渡処理を実行する。
図13および図14は、債権譲渡処理を説明する図である。
以下、請求元がA社、請求先が株式会社B社であるものとして説明する。
[ステップS1] データ処理部11は、債権譲渡ボタン114hの選択を受け付ける。その後、ステップS2に遷移する。
[ステップS3] データ処理部11は、生成した債権譲渡判断用データを第三者支払機関管理装置3に送信する。
[ステップS4] 第三者支払機関管理装置3は、債権譲渡判断用データを受信する。
[ステップS6] 第三者支払機関管理装置3は、ステップS5にて算出した支払可能額を請求書管理装置1に送信する。
[ステップS7] 請求書管理装置1は、支払可能額を受信する。
[ステップS8] データ処理部11は、管理画面110に支払可能額を表示する。
図15は、管理画面に表示される支払可能額の一例を示す図である。
[ステップS10] データ処理部11は、支払可能額の支払いを第三者支払機関に依頼する支払依頼を第三者支払機関管理装置3に送信する。
[ステップS11] 第三者支払機関管理装置3は、支払依頼を受信する。
[ステップS12] 第三者支払機関管理装置3は、請求書データの口座情報に設定された指定口座に支払可能額を支払う。
[ステップS13] 第三者支払機関管理装置3は、支払い完了通知を請求書管理装置1に送信する。
[ステップS14] データ処理部11は、支払い完了通知を受信する。
[ステップS16] データ処理部11は、請求書データ管理テーブルT1を参照し、当該請求書データのステータスを「入金済」に変更する。
以上で図14に示す処理を終了する。
図16は、第三者支払機関から支払いを受けた請求書データを説明する図である。
第三者支払機関から支払いを受けた請求書データについては、概要表示部113にその旨が表示される。図16では一例として「※債権譲渡」が表示される。
従って、簡単な手続で柔軟に支払を受けることができる。
また、電子署名処理やタイムスタンプ処理等を施さなくてもよいので、税務調査のために紙の請求書をPDF化する等の手間を削減することができる。
なお、請求書管理装置1が行った処理が、複数の装置によって分散処理されるようにしてもよい。
また、実施の形態の金銭は、仮想通貨を含む。
また、本発明は、前述した各実施の形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
2a、2b、2c 端末装置
10 請求書管理システム
11 データ処理部
12 請求書データ記憶部
13 社外連絡データ記憶部
14 添付ファイルデータ記憶部
15 履歴データ記憶部
16 メモデータ記憶部
T1 請求書データ管理テーブル
T2 社外連絡データ管理テーブル
T3 添付ファイルデータ管理テーブル
T4 履歴データ管理テーブル
T6 メモデータ管理テーブル
Claims (5)
- 発行者から特定の受取人に向けて端末装置を介して送信され、前記受取人の金銭の支払い先を前記発行者とする請求書データをネットワークを通じて受信すると、受信した前記請求書データを、前記発行者の識別情報と前記受取人の識別情報とを関連づけて記憶する記憶部と、
前記請求書データの受信後に、前記受取人以外の第三者支払機関からの金銭の支払い指示を前記端末装置を介して前記発行者から受け付けると、前記第三者支払機関が前記受取人の情報に基づき算出した支払金額を前記端末装置を介して前記発行者に提示し、前記発行者が前記第三者支払機関から前記支払金額の支払いを受けると、前記請求書データに設定されている前記受取人の金銭の支払い先を前記発行者から前記第三者支払機関に設定する制御部と、
を有し、
前記制御部は、前記第三者支払機関から支払いを受けた前記請求書データを表示部に表示するときに、前記第三者支払機関から支払いを受けたことを示す第1の識別情報を表示し、前記第1の識別情報に対応して画面上に表示される第2の識別情報が選択されると、前記制御部は、前記第三者支払機関から支払いを受けた金額を表示することを特徴とする情報処理装置。 - 前記制御部は、前記請求書データの概要を示す概要表示部に、前記第1の識別情報を表示する請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記支払金額は、前記受取人の信頼度に基づき算出される請求項1または2に記載の情報処理装置。
- コンピュータが、
発行者から特定の受取人に向けて端末装置を介して送信され、前記受取人の金銭の支払い先を前記発行者とする請求書データをネットワークを通じて受信すると、受信した前記請求書データを、前記発行者の識別情報と前記受取人の識別情報とを関連づけて記憶する記憶部を参照し、
前記請求書データの受信後に、前記受取人以外の第三者支払機関からの金銭の支払い指示を前記端末装置を介して前記発行者から受け付けると、前記第三者支払機関が前記受取人の情報に基づき算出した支払金額を前記端末装置を介して前記発行者に提示し、前記発行者が前記第三者支払機関から前記支払金額の支払いを受けると、前記請求書データに設定されている前記受取人の金銭の支払い先を前記発行者から前記第三者支払機関に設定し、
前記第三者支払機関から支払いを受けた前記請求書データを表示部に表示するときに、前記第三者支払機関から支払いを受けたことを示す第1の識別情報を表示し、前記第1の識別情報に対応して画面上に表示される第2の識別情報が選択されると、前記第三者支払機関から支払いを受けた金額を表示する、
ことを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータに、
発行者から特定の受取人に向けて端末装置を介して送信され、前記受取人の金銭の支払い先を前記発行者とする請求書データをネットワークを通じて受信すると、受信した前記請求書データを、前記発行者の識別情報と前記受取人の識別情報とを関連づけて記憶する記憶部を参照し、
前記請求書データの受信後に、前記受取人以外の第三者支払機関からの金銭の支払い指示を前記端末装置を介して前記発行者から受け付けると、前記第三者支払機関が前記受取人の情報に基づき算出した支払金額を前記端末装置を介して前記発行者に提示し、前記発行者が前記第三者支払機関から前記支払金額の支払いを受けると、前記請求書データに設定されている前記受取人の金銭の支払い先を前記発行者から前記第三者支払機関に設定し、
前記第三者支払機関から支払いを受けた前記請求書データを表示部に表示するときに、前記第三者支払機関から支払いを受けたことを示す第1の識別情報を表示し、前記第1の識別情報に対応して画面上に表示される第2の識別情報が選択されると、前記第三者支払機関から支払いを受けた金額を表示する、
処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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