JP6611064B2 - 端末装置、表示方法およびプログラム - Google Patents
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Description
1つの側面では、本発明は、ビジネス文書に紐付けられた情報を容易に把握することを目的とする。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態の請求書管理システムを示す図である。
以下、請求書管理システム10をA社、B社、C社の各経理担当者が利用するものとして説明する。
このように、電子上で請求書原本そのもの電子化し、処理することができる。従って、紙やPDFによる請求書の管理や保管の手間を省くことができる。
一般的な請求書データのやりとりと同じく、「経理担当者が請求書データを受信する」という表現を用いる場合がある。
なお、請求書管理装置1と各端末装置2a、2b、2cとの請求書データのやりとりは暗号化されるのが好ましい。
図2は、ログイン後の端末装置に表示される画面の一例を説明する図である。
図2に示す管理画面110は、端末装置2aに表示される画面の一例である。
図2に示すように、経理担当者は、メールソフトウェアのような感覚で請求書データの作成、発行、閲覧、編集等をすることができる。
なお、管理画面110の詳細については、後に詳述する。
以下、開示の請求書管理システムをより具体的に説明する。
図3は、実施の形態の請求書管理装置のハードウェア構成を示す図である。
図3に示すようなハードウェア構成の請求書管理装置1内には、以下のような機能が設けられる。
請求書管理装置1は、データ処理部11と、請求書データ記憶部12と、社外連絡データ記憶部13と、添付ファイルデータ記憶部14と、履歴データ記憶部15と、メモデータ記憶部16とを有している。
図5は、請求書データの一例を説明する図である。
本実施の形態ではデータがテーブル化されて記憶されている。
送受信日時の欄には、当該請求書データを送受信した日時のうち、最新の日時が格納される。
担当者ステータスの欄には、当該経理担当者から見た請求書データのステータス(処理に関する進捗)が設定される。
相手ステータスの欄には、当該請求書データをやり取りする相手の経理担当者から見た請求書データのステータスが設定される。
担当者アドレスの欄には、当該経理担当者のメールアドレスが格納される。
担当者名の欄には、当該経理担当者の所属および名前が格納される。
相手アドレスの欄には、当該請求書データをやり取りする相手の経理担当者のメールアドレスが格納される。
<管理画面>
データ処理部11は、経理担当者の操作に応じて図2に示す管理画面110を端末装置2a等に表示する。
ステータス表示部112には、請求書管理システムにログインしている経理担当者が取り扱う請求書データの数がステータス毎に表示される。
大きく分けて、ステータス表示部112には受信BOX、下書き、送信BOXおよび送受信BOXの欄が設けられている。
データ処理部11は、経理担当者のメールアドレスを宛先とする請求書データを受信BOXに割り振る。
経理担当者は、支払済のステータスの請求書データを集計することで、入金明細を把握することができる。
ステータス表示部112に表示される数字は、それぞれ、割り振られたステータスの数が表示されている。
例えば、ステータス表示部112の未開封の欄には、受信した請求書データのうち、経理担当者が未確認の請求書データの数が表示される。
なお、ステータス表示部112の保管箱の欄には、特に数字は表示されない。
データ処理部11は、経理担当者が作成し、保存したが、送信先の経理担当者に未送信の請求書データを下書きに割り振る。
データ処理部11は、経理担当者が発送した請求書データを送信BOXに割り振る。
ステータス表示部112の保管箱の欄には、特に数字は表示されない。
これらのステータスは、請求書データを送受信した双方の経理担当者の管理画面上にそれぞれ同じものが表示される。
図6および図7は、概要表示部に表示される情報を説明する図である。
図7(a)に示す概要113c、113d、113eは、いずれも請求書データD2についての概要を示している。
また、他の例として、図7(b)に示す概要113f、113gは、いずれも請求書データD3についての概要を示している。
再び図2に戻って説明する。
なお、データ処理部11は、請求書データの請求書IDを請求書表示部114に表示するようにしてもよい。
経理担当者は、管理画面110上にて請求書表示部114に表示されている請求書の処理が可能である。
具体的には、請求書データのステータスに応じて、請求書を処理するためのボタンが請求書表示部114に表示される。
図2では、ステータスが未開封の請求書データを選択したときに表示されるボタンを示している。
請求書表示部114には、確認ボタン114b、返送ボタン114cおよびコピーボタン114dが設けられている。
返送された請求書データを受信した経理担当者の管理画面上では、ステータス表示部の返送戻りの数字を1つ増やす。
<返送戻り処理>
図8は、返送戻りの請求書データの処理を説明する図である。
請求書表示部114には、訂正ボタン114e、および破棄ボタン114fが設けられている。
なお、請求元の経理担当者および請求先の経理担当者は破棄された請求書データについて、破棄後も閲覧することができる。
再び図2に戻って説明する。
<社外連絡ボタン>
図9は、社外連絡データの一例を説明する図である。
本実施の形態では社外連絡データがテーブル化されて記憶されている。
社外連絡データ管理テーブルT2には、ID、時間、および文言の欄が設けられている。横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
連絡者アドレスの欄には、当該社外連絡データを作成した作成者のメールアドレスが格納されている。
時間の欄には、社外連絡データの作成日時が格納されている。
文言の欄には社外連絡の内容が格納されている。
<添付ファイルボタン>
図10は、添付ファイルデータの一例を説明する図である。
本実施の形態では添付ファイルデータがテーブル化されて記憶されている。
添付ファイルデータ管理テーブルT3には、ID、時間、および添付データの欄が設けられている。横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
IDの欄には、添付データを添付した際に画面に表示されていた請求書データ(添付データが関連づけられた請求書データ)の請求書IDが格納されている。
時間の欄には、添付データの添付日時が格納されている。
添付データの欄には添付データの名前が格納されている。
<履歴ボタン>
データ処理部11は、今までの双方の経理担当者の操作履歴を履歴データ記憶部15に記憶しておく。
図11および図12は、履歴データ記憶部に記憶されるデータの一例を説明する図である。
本実施の形態ではデータがテーブル化されて記憶されている。
データ処理部11は、請求書データ毎に履歴データ管理テーブルT4を作成する。版数が異なれば、履歴データ管理テーブルT4は異なる。
図13は、履歴表示モード時に情報表示部に表示されるデータの一例を示す図である。
<メモボタン>
図14は、メモデータの一例を説明する図である。
本実施の形態ではメモデータがテーブル化されて記憶されている。
メモデータ管理テーブルT6には、ID、時間、および文言の欄が設けられている。横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
IDの欄には、経理担当者がメモを作成した際に画面に表示されていた請求書データ(メモが関連づけられた請求書データ)の請求書IDが格納されている。
時間の欄には、メモデータの作成日時が格納されている。
文言の欄にはメモの内容が格納されている。
<社外連絡一覧表示ボタン>
図15および図16は、社外連絡一覧の一例を示す図である。
これにより、社外連絡にて用いた用語に基づき請求書データを容易に見つけることができる。
次に、請求書データを見つけるときのデータ処理部の処理を説明する。
図17は、請求書データを見つけるときのデータ処理部の処理を説明するフローチャートである。
[ステップS1] データ処理部11は、社外連絡一覧表示ボタン119の選択を受け付けるとステップS2に遷移する。
[ステップS4] データ処理部11は、入力された検索ワードを含む社外連絡のみを社外連絡一覧画面119aに表示する。
[ステップS5] データ処理部11は、表示された文言の選択を受け付けるとステップS6に遷移する。
以上で図17の説明を終了する。
また、電子署名処理やタイムスタンプ処理等を施さなくてもよいので、税務調査のために紙の請求書をPDF化する等の手間を削減することができる。
<第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態の請求書管理システムについて説明する。
以下、第2の実施の形態の請求書管理システムについて、前述した第1の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2の実施の形態の請求書管理システムは、端末装置2aがスマートフォンやタブレット等の携帯端末装置である点が第1の実施の形態と異なっている。
以下の説明では、端末装置2aを「携帯端末装置2a」と表記する。
図18は、第2の実施の形態の携帯端末装置のハードウェア構成を説明する図である。
携帯端末装置2aは、CPU(Central Processing Unit)151によって装置全体が制御されている。
CPU151には、バス157を介してRAM(Random Access Memory)152と複数の周辺機器が接続されている。
バス157には、内蔵メモリ153、グラフィック処理装置154、入力インタフェース155、および通信インタフェース156が接続されている。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
図19は、第2の実施の形態の携帯端末装置の機能を示すブロック図である。
携帯端末装置2aは、検出部21と、制御部22と、記憶部23とを有している。
記憶部23は、携帯端末装置2aが請求書管理装置とやりとりする際に用いる一時的なデータや、ディスプレイ154aに表示するデータ等が記憶される。
図20は、第2の実施の形態の請求書管理装置の機能を示すブロック図である。
第2の実施の形態の請求書管理装置1aは、メッセージデータ記憶部17をさらに有している。
メッセージデータ記憶部17には、経理担当者間でやりとりされたメッセージの履歴が、双方の経理担当者のメールアドレスに関連づけられて記憶されている。
図21は、ログイン後の携帯端末装置に表示される請求書一覧画面を説明する図である。
再び図21に戻って説明する。
図24は、携帯端末装置のディスプレイに表示される請求書データの概要を説明する図である。
概要表示部205に表示されている情報の内容は、概要表示部113と同様である。
また、概要表示部205の下部には、メニュー表示部206が表示されている。
メニュー表示部206には、新規作成ボタン206aと検索ボタン206bとが表示されている。
経理担当者により検索ボタン206bが選択されると、制御部22は、図21に示す概要表示部205をディスプレイ154aに表示する。
図25は、携帯端末装置のディスプレイに表示される詳細データを説明する図である。
図26は、ステータスを割り振るための画面を説明する図である。
図27は、携帯端末装置のディスプレイに表示されるヘッダ詳細データ表示画面を説明する図である。
ヘッダ詳細データ表示画面207eには、宛先のメールアドレスに紐付けられている経理担当者の勤務する会社名や住所等のデータが表示される。
再び図25に戻って説明する。
図28は、携帯端末装置のディスプレイに表示される明細詳細データ表示画面を説明する図である。
明細詳細データ表示画面207fには、第2画面207bでは表示が省略されていた通貨単位や、消費税の課税対象の有無等を示す情報が表示される。
再び図25に戻って説明する。
図29は、携帯端末装置のディスプレイに表示される合計詳細データ表示画面を説明する図である。
再び図25に戻って説明する。
図30は、携帯端末装置のディスプレイに表示される支払先詳細データ表示画面を説明する図である。
支払先詳細データ表示画面207hには、第2画面207bでは表示が省略されていた振込先の銀行コード、支店コード、口座種別等の情報が表示される。
再び図25に戻って説明する。
<メッセージ>
図31は、第2画面に表示されるメッセージデータを説明する図である。
<添付>
図32は、第2画面に表示される添付データのリンク情報を説明する図である。
<履歴>
図33は、第2画面に表示される履歴データを説明する図である。
第2画面207bには、当該請求書データに対する処理の履歴が表示される。
<メモ>
図34は、第2画面に表示されるメモデータを説明する図である。
第2画面207bには、当該請求書データに関連づけられたメモデータが表示される。
なお、請求書管理装置1、1aが行った処理が、複数の装置によって分散処理されるようにしてもよい。
また、本発明は、前述した各実施の形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
2a、2b、2c 端末装置(携帯端末装置)
11 データ処理部
12 請求書データ記憶部
13 社外連絡データ記憶部
14 添付ファイルデータ記憶部
15 履歴データ記憶部
16 メモデータ記憶部
17 メッセージデータ記憶部
21 検出部
22 制御部
23 記憶部
200 請求書一覧画面
201 利用者情報表示部
202 ステータス表示部
203 社外連絡一覧表示ボタン
204 メモ一覧表示ボタン
205 概要表示部
206 メニュー表示部
207 請求書表示部
207a 第1画面
207b 第2画面
207c 第3画面
207d ステータス選択画面
207e ヘッダ詳細データ表示画面
207f 明細詳細データ表示画面
207g 合計詳細データ表示画面
207h 支払先詳細データ表示画面
Claims (5)
- 記憶部と、
利用者による画面遷移動作を検出する検出部と、
前記記憶部を参照し、ビジネス文書データに関する内容を項目毎に分類した複数の項目名を表示する第1画面と、前記第1画面の下部に配置され、前記ビジネス文書データが備えるデータのうち前記各項目に対応するデータを表示する第2画面とを表示し、前記検出部による画面遷移動作の検出に応じて前記項目名に対応するデータを前記第2画面に表示する表示部と、
を有し、
前記表示部は、ビジネス文書データ固有の識別情報を表示する第3画面を前記第1画面の上部に表示し、
前記検出部が利用者による前記第2画面の選択動作を検出すると、前記表示部は、前記第3画面を表示したまま検出前に前記第2画面に表示されていたデータのより詳細なデータを前記第1画面および第2画面が表示されていた領域に表示することを特徴とする端末装置。 - 前記表示部は、現在表示されている第2画面のデータに対応する項目名の識別情報を前記第1画面に表示する請求項1に記載の端末装置。
- 前記第2画面は選択箇所を複数有し、
前記検出部は、利用者による前記第2画面の選択箇所に応じた詳細なデータを、前記第2画面が表示されていた領域に表示する請求項1または2に記載の端末装置。 - コンピュータが、
利用者による画面遷移動作を検出し、
記憶部を参照し、ビジネス文書データに関する内容を項目毎に分類した複数の項目名を表示する第1画面と、前記第1画面の下部に配置され、前記ビジネス文書データが備えるデータのうち前記各項目に対応するデータを表示する第2画面とを表示し、画面遷移動作の検出に応じて前記項目名に対応するデータを前記第2画面に表示し、
ビジネス文書データ固有の識別情報を表示する第3画面を前記第1画面の上部に表示し、
利用者による前記第2画面の選択動作を検出すると、前記第3画面を表示したまま検出前に前記第2画面に表示されていたデータのより詳細なデータを前記第1画面および第2画面が表示されていた領域に表示する、
ことを特徴とする表示方法。 - コンピュータに、
利用者による画面遷移動作を検出し、
記憶部を参照し、ビジネス文書データに関する内容を項目毎に分類した複数の項目名を表示する第1画面と、前記第1画面の下部に配置され、前記ビジネス文書データが備えるデータのうち前記各項目に対応するデータを表示する第2画面とを表示し、画面遷移動作の検出に応じて前記項目名に対応するデータを前記第2画面に表示し、
ビジネス文書データ固有の識別情報を表示する第3画面を前記第1画面の上部に表示し、
利用者による前記第2画面の選択動作を検出すると、前記第3画面を表示したまま検出前に前記第2画面に表示されていたデータのより詳細なデータを前記第1画面および第2画面が表示されていた領域に表示する、
処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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