JP7451968B2 - 情報処理システム、プログラム及び情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、帳票の認識を行う情報処理システム、プログラム及び情報処理方法に関する。
従来から、請求書等の帳票を示す画像データから、文字認識によって文字列を読み取り、予め決められた帳票定義を用いて、読み取った文字列と、その属性の認識を行う帳票認識が知られている。
上述した従来の技術では、帳票が複数のページに跨る場合には、各ページの画像データが別々の帳票として認識される可能性がある。このため、従来では、複数ページに跨る帳票を1つの帳票として扱うことが困難であり、管理に手間がかかる。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたものであり、複数のページに跨る帳票の管理を容易にすることを目的としている。
開示の技術は、情報処理装置と、端末装置と、を含む情報処理システムであって、前記情報処理装置は、帳票画像データに対する帳票認識の結果から抽出された前記帳票画像データの元となる帳票の属性情報と、前記帳票画像データとを対応付けた帳票管理情報の一覧を前記端末装置に出力する出力部と、前記一覧において特定された、前記帳票の属性情報に含まれる特定の項目が一致する複数の帳票管理情報のそれぞれに含まれる前記帳票画像データが示す帳票画像のプレビュー画像を含むプレビュー画面を、前記端末装置に表示させる表示制御部と、を有する。

複数のページに跨る帳票の管理を容易にできる。
第一の実施形態の帳票処理システムのシステム構成の一例を示す図である。 サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の一例を説明する図である。 端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 第一の実施形態の帳票定義データベースの一例を示す図である。 第一の実施形態のサーバ装置の機能を説明する図である。 第一の実施形態の帳票認識システムの動作を説明するシーケンス図である。 第一の実施形態における請求書のスキャンについて説明する図である。 第一の実施形態の帳票認識システムの動作によって生成されるジョブリストの一例を示す図である。 第一の実施形態の帳票認識部の処理を説明するフローチャートである。 認識結果データの取得について説明する図である。 第一の実施形態の請求書管理データベースの一例を示す第一の図である。 第一の実施形態の端末装置の表示例を示す第一の図である。 第一の実施形態の結合処理部の処理を説明するフローチャートである。 第一の実施形態の端末装置の表示例を示す第二の図である。 第一の実施形態の端末装置の表示例を示す第三の図である。 第一の実施形態の端末装置の表示例を示す第四の図である。 第一の実施形態の端末装置の表示例を示す第五の図である。 第一の実施形態の端末装置の表示例を示す第六の図である。 第一の実施形態の請求書管理データベースの一例を示す第二の図である。 第一の実施形態の端末装置の表示例を示す第七の図である。 第一の実施形態の端末装置の表示例を示す第八の図である。 第二の実施形態の結合処理部の処理を説明するフローチャートである。 第二の実施形態の端末装置の表示例を示す図である。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して、第一の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態の帳票処理システムのシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態の帳票認識システム100は、サーバ装置200、画像形成装置300、端末装置400を有する。本実施形態の帳票認識システム100において、サーバ装置200と、画像形成装置300と、端末装置400とは、ネットワークを介して接続される。本実施形態の帳票認識システム100は、情報処理システムの一例である。
また、本実施形態の端末装置400は、例えば、ネットワークを介して基幹システム500と接続される。基幹システム500とは、例えば、本実施形態の帳票認識システム100において帳票を認識した結果を用いて、特定の処理を行うシステムである。具体的には、例えば、基幹システム500は、会計システムや、見積もり作成システム等であっても良い。
本実施形態の帳票認識システム100において、サーバ装置200は、画像形成装置300のスキャナ機能によって読み取られた帳票の画像を示す画像データから、帳票に含まれる項目と項目の値とを抽出し、項目と項目の値とを対応付けたテキストデータとする。
以下の説明では、画像形成装置300のスキャナ機能によって読み取られた帳票の画像を帳票画像と呼び、帳票画像を示す画像データを帳票画像データと呼ぶ。
また、以下の説明では、帳票画像に含まれる項目と、この項目の値とを抽出し、項目と項目の値とをテキストデータに変換して対応付けることを、帳票認識と呼ぶ。
以下の説明では、請求書を帳票の一例として説明するが、帳票は、請求書に限定されない。本実施形態の帳票は、例えば、納品書や領収書等であっても良い。
本実施形態のサーバ装置200は、記憶部210と、帳票認識処理部220と、結合処理部290と、を有する。記憶部210には、帳票画像データベース230、帳票定義データベース240、認識結果データベース250、請求書管理データベース260が設けられている。
帳票画像データベース230は、帳票画像データが格納される。帳票定義データベース240は、帳票認識処理部220による帳票認識を行う際に参照される帳票定義情報が格納される。認識結果データベース250は、帳票認識処理部220による帳票認識の結果を示す情報である認識結果データが格納される。請求書管理データベース260は、認識結果データから抽出した請求書に関する情報と、帳票画像データとを対応付けた請求書管理情報が格納される。本実施形態の請求書管理情報とは、言い換えれば、認識結果データから抽出した帳票に関する情報と、帳票画像データとを対応付けた帳票管理情報の一例である。
本実施形態の帳票認識処理部220は、帳票画像データベース230に格納された帳票画像データを取得し、帳票定義データベース240に格納された帳票定義情報を用いて帳票認識を行い、その結果を認識結果データベース250へ格納する。帳票定義情報とは、帳票に含まれる項目名と項目の値(項目値)の記載位置を示す情報と、を含む。
本実施形態の結合処理部290は、端末装置400から帳票画像データの結合指示を受け付けると、請求書管理データベース260を参照して、結合される請求書の候補を特定し、特定された候補の一覧を端末装置400に出力する。また、結合処理部290は、端末装置400から、特定された候補から、結合する請求書が選択されて、結合の実行が指示されると、選択された請求書と対応する帳票画像データを結合する。
本実施形態の帳票認識システム100において、画像形成装置300は、スキャナ機能を有する複合機である。画像形成装置300は、コピー機能、FAX機能、スキャナ機能等を実現するためのアプリケーションが搭載されており、各機能と対応するアプリケーションを選択することで、これらの機能が実現される。
本実施形態の端末装置400は、帳票認識システム100を利用する利用者によって使用される。また、端末装置400には、サーバ装置200による帳票認識の結果が表示されても良い。
尚、本実施形態における利用者とは、例えば、帳票の発行元となる企業等である。より具体的には、例えば、利用者とは、帳票認識システム100が提供するサービスを利用するための契約を締結している事業所や企業、団体等である。
尚、図1の例では、サーバ装置200は、記憶部210内に4つのデータベースを有する構成としたが、これに限定されない。各データベースは、一部がサーバ装置200の外部装置に設けられていても良いし、各データベース全てが外部装置に設けられていても良い。
また、図1の例では、サーバ装置200が帳票認識処理部220と結合処理部290を実現するものとしたが、これに限定されない。帳票認識処理部220と結合処理部290は、複数の情報処理装置によって実現されても良い。
また、図1の例では、帳票認識システム100に含まれる画像形成装置300と端末装置400とは、それぞれ1台としているが、帳票認識システム100に含まれる画像形成装置300と端末装置400の台数は、任意の数であって良い。
次に、図2乃至図4を参照して、本実施形態の帳票認識システム100の有する各装置のハードウェア構成について説明する。
図2は、サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態のサーバ装置200は、コンピュータによって構築されており、図2に示されているように、CPU201、ROM202、RAM203、HD204、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ205、ディスプレイ206、外部機器接続I/F(Interface)208、ネットワークI/F209、データバスB、キーボード211、ポインティングデバイス212、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ214、メディアI/F216を備えた情報処理装置である。
これらのうち、CPU201は、サーバ装置全体の動作を制御する。ROM202は、IPL等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。HD204は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ205は、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ206は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する表示部である。
外部機器接続I/F208は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F209は、通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。データバスBは、図2に示されているCPU201等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード211は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス212は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ214は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW213に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。尚、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F216は、フラッシュメモリ等の記録メディア215に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
本実施形態のサーバ装置は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、ウェアラブルPC等であっても良い。
図3は、画像形成装置のハードウェア構成の一例を説明する図である。図3に示されているように、MFP(Multifunction Peripheral/Product/Printer9は、コントローラ310、近距離通信回路320、エンジン制御部330、操作パネル340、ネットワークI/F350を備えている。
これらのうち、コントローラ310は、コンピュータの主要部であるCPU301、システムメモリ(MEM-P)302、ノースブリッジ(NB)303、サウスブリッジ(SB)304、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)306、記憶部であるローカルメモリ(MEM-C)307、HDDコントローラ308、及び、記憶部であるHD309を有し、NB303とASIC306との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス321で接続した構成となっている。
これらのうち、CPU301は、画像形成装置300の全体制御を行う制御部である。NB303は、CPU301と、MEM-P302、SB304、及びAGPバス321とを接続するためのブリッジであり、MEM-P302に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタ及びAGPターゲットとを有する。
MEM-P302は、コントローラ310の各機能を実現させるプログラムやデータの格納用メモリであるROM302a、プログラムやデータの展開、及びメモリ印刷時の描画用メモリなどとして用いるRAM302bとからなる。なお、RAM302bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
SB304は、NB303とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。ASIC306は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス321、PCIバス322、HDD308およびMEM-C307をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC306は、PCIターゲットおよびAGPマスタ、ASIC306の中核をなすアービタ(ARB)、MEM-C307を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、並びに、スキャナ部331及びプリンタ部332との間でPCIバス322を介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。なお、ASIC306には、USB(Universal Serial Bus)のインターフェースや、IEEE334(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインターフェースを接続するようにしてもよい。
MEM-C307は、コピー用画像バッファ及び符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD309は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。HD309は、CPU301の制御にしたがってHD309に対するデータの読出又は書込を制御する。AGPバス321は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM-P302に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
また、近距離通信回路320には、近距離通信回路320aが備わっている。近距離通信回路320は、NFC、Bluetooth等の通信回路である。
更に、エンジン制御部330は、スキャナ部331及びプリンタ部332によって構成されている。また、操作パネル340は、現在の設定値や選択画面等を表示させ、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部340a、並びに、濃度の設定条件などの画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキー及びコピー開始指示を受け付けるスタートキー等からなる操作パネル340bを備えている。コントローラ310は、画像形成装置300全体の制御を行い、例えば、描画、通信、操作パネル340からの入力等を制御する。スキャナ部331又はプリンタ部332には、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれている。
なお、画像形成装置300は、操作パネル340のアプリケーション切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となる。ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
また、ネットワークI/F350は、通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。近距離通信回路320及びネットワークI/F350は、PCIバス322を介して、ASIC306に電気的に接続されている。
図4は、端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。本実施形態の端末装置400は、CPU401、ROM402、RAM403、EEPROM404、CMOSセンサ405、撮像素子I/F406、加速度・方位センサ407、メディアI/F409、GPS受信部411を備えている。
これらのうち、CPU401は、端末装置400全体の動作を制御する。ROM402は、CPU401やIPL等のCPU401の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。EEPROM404は、CPU401の制御にしたがって、スマートフォン用プログラム等の各種データの読み出し又は書き込みを行う。CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ405は、CPU401の制御に従って被写体(主に自画像)を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。なお、CMOSセンサではなく、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像手段であってもよい。撮像素子I/F406は、CMOSセンサ405の駆動を制御する回路である。加速度・方位センサ407は、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F409は、フラッシュメモリ等の記録メディア408に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。GPS受信部411は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
また、端末装置400は、遠距離通信回路412、CMOSセンサ413、撮像素子I/F414、マイク415、スピーカ416、音入出力I/F417、ディスプレイ418、外部機器接続I/F(Interface)419、近距離通信回路420、近距離通信回路420のアンテナ420a、及びタッチパネル421を備えている。
これらのうち、遠距離通信回路412は、通信ネットワークを介して、他の機器と通信する回路である。CMOSセンサ413は、CPU401の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。撮像素子I/F414は、CMOSセンサ413の駆動を制御する回路である。マイク415は、音を電気信号に変える内蔵型の回路である。スピーカ416は、電気信号を物理振動に変えて音楽や音声などの音を生み出す内蔵型の回路である。音入出力I/F417は、CPU401の制御に従ってマイク415及びスピーカ416との間で音信号の入出力を処理する回路である。ディスプレイ418は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL(Electro Luminescence)などの表示部の一種である。外部機器接続I/F419は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。近距離通信回路420は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の通信回路である。タッチパネル421は、利用者がディスプレイ418を押下することで、端末装置400を操作する入力手段の一種である。
また、端末装置400は、バスライン410を備えている。バスライン410は、図4に示されているCPU401等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
次に、図5を参照して、本実施形態の帳票定義データベース240について説明する。図5は、第一の実施形態の帳票定義データベースの一例を示す図である。
本実施形態の帳票定義データベース240は、予めサーバ装置200に与えられていても良い。本実施形態の帳票定義データベース240は、情報の項目として、項目ID、項目名、方向、距離等を含み、項目「項目ID」とその他の項目とが対応付けられている。
本実施形態では、帳票定義データベース240において、項目「項目ID」の値と、その他の項目の値とを含む情報を帳票定義情報と呼ぶ。
項目「項目ID」の値は、帳票に含まれる項目を特定するための識別子である。項目「項目名」の値は、項目の名称を示す。
項目「方向」、「距離」等は、文字列を抽出する範囲を示す。例えば、項目「方向」の値が「RD」であり、項目「距離」の値が「20mm」であった場合、項目名となる文字列と外接する矩形の右下の座標から下に向かって20mm以内の範囲から、文字列を抽出することを示す。
つまり、本実施形態の項目「方向」、「距離」等は、文字列を抽出する範囲を示す条件であり、この条件は、項目名と対応付けられている。尚、図5の例では、文字列を抽出する範囲を示す条件として、項目「方向」、「距離」を挙げたが、条件には、他の項目が含まれていても良い。
したがって、例えば、項目ID「2」の項目名「合計」という文字列と外接する矩形の右下の座標から下に向かって20mm以内の範囲から抽出された文字列は、項目名「合計」と対応する項目の値と認識される。
尚、帳票定義情報では、帳票に含まれる可能性のある複数の項目に関する情報が含まれるものとした。
次に、図6を参照して、本実施形態のサーバ装置200の機能について説明する。図6は、第一の実施形態のサーバ装置の機能を説明する図である。
本実施形態のサーバ装置200では、例えば、ROM202、RAM203等の記憶装置に格納されたプログラムをCPU201が読み出して実行することで、後述する各部の機能が実現される。
本実施形態のサーバ装置200は、帳票認識処理部220と、結合処理部290とを有する。帳票認識処理部220は、入力受付部221、認証処理部222、帳票認識部270を有する。
入力受付部221は、サーバ装置200に対する各種の入力を受け付ける。具体的には、入力受付部221は、帳票認識システム100にログインするための認証情報の入力を受け付ける。認証情報とは、例えば、利用者IDとパスワード等である。また、入力受付部221は、例えば、画像形成装置300から送信された帳票画像データの入力を受け付ける。
認証処理部222は、入力受付部221が入力を受け付けた認証情報に基づき、認証を行う。尚、認証処理部222は、例えば、サーバ装置200の外部に設けられた認証サーバに対して、入力された認証情報を送信し、認証サーバによる認証の結果を取得しても良い。認証処理部222は、利用者が認証されると、入力受付部221が受け付けた帳票画像データを帳票認識部270に渡しても良い。
本実施形態の帳票認識部270は、画像データ格納部271、ジョブリスト生成部272、画像データ取得部273、前処理部274、文字認識部275、項目抽出部276、管理情報生成部277、表示画面生成部278、出力部279を有する。
画像データ格納部271は、画像形成装置300から帳票画像データを受信すると、帳票画像データベース230に格納する。
ジョブリスト生成部272は、入力受付部221が画像形成装置300から帳票画像データの入力を受け付けて、ジョブリストにジョブを登録し、ジョブリストを管理する。ジョブリストの詳細は後述する。
画像データ取得部273は、帳票画像データベース230に格納された帳票画像データを取得する。前処理部274は、画像データ取得部273が取得した帳票画像データに対して、帳票認識を行うための前処理を行う。
文字認識部275は、帳票画像データから、文字列と、文字列が配置された位置を示す情報とを抽出し、読取結果データとして保持する。読取結果データの詳細は後述する。
項目抽出部276は、帳票定義データベース240に格納された帳票定義情報と、読取結果データとに基づき、帳票画像データに含まれる項目と、項目の値とを抽出して対応付けを行い、項目の項目IDと、項目の値とを対応付けた認識結果データを生成する。尚、XML形式のファイル(eXtensible Markup Language)を認識結果データとして生成しても良い。また、項目抽出部276は、帳票における項目の記載位置と、項目と項目の値との位置関係を抽出する。
管理情報生成部277は、項目抽出部276によって生成された認識結果データから、請求書に関する情報を抽出し、帳票画像データと対応付けた請求書管理情報を生成し、請求書管理データベース260へ格納する。
請求書に関する情報とは、例えば、請求書の発行元を示す情報や、請求書が発行された日を示す情報、請求書が帳票画像データとして帳票画像データベース230に登録された日を示す情報等のように、請求書の属性を示す情報である。したがって、請求書に関する情報は、請求書の属性を示す属性情報とも言える。また、属性情報は、請求書管理情報の一部であると言える。
本実施形態の管理情報生成部277は、請求書に関する情報(属性情報)を、帳票画像データの格納先を示す情報と対応付ける。
表示画面生成部278は、認識結果データベース250に格納された認識結果データを用いて、認識結果の確認画面の画面データを生成する。尚、認識結果の確認画面に表示する項目名は、予め項目IDと対応付けて登録しておき、認識結果の確認画面を生成するときに、認識結果データに含まれる項目IDに対応する項目名を特定して認識結果の確認画面に表示させると良い。
また、表示画面生成部278は、管理情報生成部277が生成した請求書管理情報の一覧を含むリスト画面の画面データを生成する。
出力部279は、表示画面生成部278が生成した認識結果の確認画面データやリスト画面の画面データを出力する。言い換えれば、出力部279は、表示画面生成部278が生成した認識結果の確認画面やリスト画面を端末装置400のウェブブラウザ上で表示させる。
本実施形態の結合処理部290は、条件保持部291、候補特定部292、結合部293、表示制御部294を有する。
条件保持部291は、結合される請求書の候補を特定する際に参照される所定の条件が記憶されている。以下の説明では、条件保持部291に保持される所定の条件を、候補条件と呼ぶ。候補条件は、帳票認識システム100の管理者によって設定されて、予め条件保持部291に保持されていても良い。また、候補条件は、端末装置400等において入力されても良い。候補条件の詳細は後述する。
候補特定部292は、端末装置400から請求書が選択されると、条件保持部291に保持された候補条件を参照し、結合される候補となる請求書を特定する。
結合部293は、候補特定部292によって特定された候補に対し、結合の指示がなされた請求書を結合する。請求書の結合とは、具体的には、複数の帳票画像データを同一の請求書として対応付けることを意味する。候補特定部292と結合部293の処理の詳細は、後述する。
表示制御部294は、結合処理部290の処理に応じて、端末装置400の表示を制御する。
次に、図7を参照して、本実施形態の帳票認識システム100の動作について説明する。図7は、第一の実施形態の帳票認識システムの動作を説明するシーケンス図である。
帳票認識システム100において、画像形成装置300は、利用者から帳票認識を行うためのアプリケーションの起動要求を受け付けると(ステップS701)、このアプリケーションを起動させる(ステップS702)。
続いて、画像形成装置300は、利用者から認証情報の入力を受け付けると(ステップS703)、この認証情報をサーバ装置200へ送信し、認証要求を行う(ステップS704)。
サーバ装置200は、認証要求を受けて、認証処理部222により認証を行い、その結果を画像形成装置300へ通知する(ステップS705)。尚、ここでは、利用者が認証された場合の動作を示している。
続いて、画像形成装置300は、請求書のスキャン指示を受け付け(ステップS706)、請求書のスキャンを行い、帳票画像データを取得する(ステップS707)。続いて、画像形成装置300は、帳票画像データをサーバ装置200へ送信する(ステップS708)。
サーバ装置200は、入力受付部221が帳票画像データの入力を受け付けると、認証処理部222がこの帳票画像データを帳票認識部270へ渡す(ステップS709)。
サーバ装置200の帳票認識部270は、帳票画像データを受け取ると、ジョブリスト生成部272により、ジョブリストにジョブを登録する(ステップS710)。続いて、帳票認識部270は、画像データ格納部271により、帳票画像データを帳票画像データベース230へ格納する(ステップS711)。
続いて、帳票認識部270は、画像データ取得部273により、帳票画像データベース230から認識する対象となる帳票画像データを取得し(ステップS712)、帳票画像を認識する処理を実行し、項目抽出部276により、認識結果データを生成する(ステップS713)。
続いて、帳票認識部270は、項目抽出部276が生成した認識結果データを認識結果データベース250に格納する(ステップS714)。
続いて、帳票認識部270は、管理情報生成部277により、認識結果データに基づき、請求書管理情報を生成し(ステップS715)、請求書管理データベース260に格納する(ステップS716)。
次に、帳票認識システム100において、端末装置400は、利用者からのブラウザの表示指示の入力を受け付けると(ステップS717)、サーバ装置200に対して認識結果データを表示させるブラウザの表示要求を行う(ステップS718)。
また、端末装置400は、利用者から認証情報の入力を受け付けて(ステップS719)、この認証情報をサーバ装置200へ送信する(ステップS720)。
サーバ装置200は、認証処理部222により、利用者の認証を行い(ステップS721)、認証された場合に、端末装置400に対し、認証結果と共に、請求書管理情報の一覧を示すリスト画面の表示指示を送信する(ステップS722)。ここでは、利用者が認証された場合の処理を示す。
端末装置400は、表示指示を受けて、請求書管理情報の一覧を示すリスト画面を表示させる(ステップS723)。言い換えれば、サーバ装置200は、出力部279により、端末装置400にリスト画面を表示させる。
以下に、図8乃至図12を参照して、帳票認識システム100の動作について、さらに説明する。
図8は、第一の実施形態における請求書のスキャンについて説明する図である。本実施形態では、画像形成装置300は、第一の認識モードと第二の認識モードとを有する。
第一の認識モードは、1ページずつスキャンした請求書の帳票画像データと、ページ毎の文字認識の実行指示をサーバ装置200へ送信するモードである。
第二の認識モードは、複数ページの請求書を一括してスキャンして取得した複数ページ分の帳票画像データと、複数ページ分の帳票画像データ毎の文字認識の実行指示をサーバ装置200へ送信するモードである。
図8の画面81は、例えば、画像形成装置300の操作パネル等に表示された認識モードの選択画面の一例を示している。
画面81では、第一の認識モードを選択するための操作ボタン81aと、第二の認識モードを選択するための操作ボタン81bと、が表示されており、図8のでは、操作ボタン81aが選択されて、第一の認識モードが選択されている。
画面81は、操作ボタン81aが選択されて、操作ボタン81cが操作されると、画面62へ遷移する。
画面82では、第一の認識モードが選択されたことを示す情報82aが表示される。この状態で、操作ボタン82bが操作されると、画像形成装置300は、例えば、ADF(Auto Document Feeder)等に配置された請求書をスキャンする。
次に、図9を参照して、本実施形態の帳票認識部270の処理によって生成される情報について説明する。図9は、第一の実施形態の帳票認識システムの動作によって生成されるジョブリストの一例を示す図である。
本実施形態のサーバ装置200は、画像形成装置300から帳票画像データが入力されると、ジョブリスト生成部272により、帳票画像データとジョブIDとを対応付けたジョブリストとして保持する。
本実施形態のジョブリスト101は、情報の項目として、ジョブID、利用者ID、帳票画像ファイルパス、認識結果ファイルパス、ステータス、定義IDを有する。
項目「ジョブID」の値は、ジョブを特定する識別子である。言い換えれば、項目「ジョブID」の値は、画像形成装置300から受信した帳票画像データを特定するための識別子である。
項目「利用者ID」の値は、帳票認識システム100にログインした利用者を特定するための識別子である。項目「画像ファイルパス」の値は、帳票画像データが格納されている格納先を示す情報である。項目「認識結果ファイルパス」の値は、帳票画像を認識した結果の認識結果データが格納されている場所を示す情報である。
項目「ステータス」の値は、帳票画像データの認識の進捗を示す。本実施形態では、項目「ステータス」の値として、未処理状態、下書き保存状態、確定済み状態、外部出力済み状態、結合済み状態の5つがある。各状態は、以下の通りである。
・未処理状態(状態1) 帳票認識によって認識結果データが取得された直後であり、認識結果の確認等が行われていない状態。
・下書き保存状態(状態2) 認識結果データの確認等の作業の途中等であり、認識結果データが確定される前の状態。
・確定済み状態(状態3) 認識結果データの確認等の作業が完了し、確定された情報として認識結果データベース250へ格納された状態。
・外部出力済み状態(状態4) 帳票認識システム100と連携する会計システム等への認識結果データの出力が完了した状態。
・結合済み状態(状態5) 認識結果データ及び認識結果データの元となる帳票画像データが、他の認識結果データ及び帳票画像データと対応付けられた状態。
本実施形態のサーバ装置200は、画像形成装置300から帳票画像データを受信すると、ジョブリスト生成部272により、ジョブIDを付与し、認証情報として取得した利用者IDを対応付けて、ジョブリスト101にレコードを追加する。そして、ジョブリスト生成部272は、帳票画像データが帳票画像データベース230に格納されると、この格納先を示す情報を項目「画像ファイルパス」の値として、追加する。
次に、図10を参照して、本実施形態の帳票認識部270の処理の詳細を説明する。図10は、第一の実施形態の帳票認識部の処理を説明するフローチャートである。図10では、図7のステップS713の処理の詳細を示している。
本実施形態の帳票認識部270は、ジョブリストから1つのジョブの選択を受け付けると(ステップS1001)、前処理部274により、画像データ取得部273が取得した帳票画像データに対して、帳票認識を行うための前処理を行う(ステップS1002)。前処理とは、具体的には、例えば、帳票画像の向きを揃える補正処理等である。
続いて、帳票認識部270は、文字認識部275により、帳票画像から、文字が形成されている領域(以下、文字フィールド)の中の文字を切り取り(ステップS1003)、文字認識する(ステップS1004)。このとき、文字認識部275は、切り出した文字の位置を示す座標も取得する。
続いて、帳票認識部270は、文字認識部275により認識された各文字列の位置関係に基づいて読取結果データを生成して、保持する(ステップS1005)。具体的に、帳票認識部270は、認識された各文字の座標に基づいて、互いの距離が予め設定された閾値以内の文字を1つの文字列として認識し、文字列と、文字列が形成された領域の位置を示す座標などの情報とを対応付けて読取結果データを生成する。
続いて、帳票認識部270は、項目抽出部276により、帳票定義データベース240の帳票定義情報に基づき、帳票画像データに含まれる項目と項目値とを抽出する(ステップS1006)。
続いて、帳票認識部270は、項目と項目値の抽出に成功したか否かを判定する(ステップS1007)。
ステップS1007において、項目と項目値の抽出に失敗した場合、帳票認識部270は、端末装置400又は画像形成装置300に対してエラーを通知し(ステップS1008)、処理を終了する。
ステップS1007において、項目と項目値の抽出に成功した場合、帳票認識部270は、項目抽出部276により、抽出された項目と項目値をマージした認識結果データを生成して、認識結果データベース250に格納する(ステップS1009)。
続いて、帳票認識部270は、ジョブリスト生成部272により、認識結果データの格納先をジョブリスト101に登録する(ステップS1010)。
続いて、帳票認識部270は、管理情報生成部277により、認識結果データを用いて請求書管理情報を生成し、請求書管理データベース260へ格納する(ステップS1011)。
次に、帳票認識部270は、表示画面生成部278により、端末装置400から表示指示を受け付けたか否か判定する(ステップS1012)。ステップS712において、表示指示を受け付けない場合、帳票認識部270は、表示指示を受け付けるまで待機する。尚、ステップS1012において表示指示を受け付けない場合、帳票認識部270は処理を終了しても良い。
ステップS1012において、表示指示を受け付けた場合、表示画面生成部278は、請求書管理情報を用いて生成された請求書管理情報の一覧を示すリスト画面を端末装置400に表示させ(ステップS1013)、処理を終了する。
次に、図11を参照して、認識結果データの取得について説明する。図11は、認識結果データの取得について説明する図である。図11に示す情報151は、帳票画像データに対し、文字認識部275による文字認識を行った結果である。
情報151は、請求書から文字フィールドを切り取り、文字フィールドの中の文字を認識した結果と、文字の位置を示す座標とから抽出した例を示す。
本実施形態の文字認識部275は、この情報151から、隣り合う位置にある文字同士をつなげて文字列(文字列)を認識する。具体的には、文字認識部275は、文字と文字との間の距離が、所定ピクセル以内である文字の組み合わせを、1つ単語として認識しても良い。
図11示す情報152は、文字認識部275により認識された文字列と、文字列の領域とを示す情報であり、文字認識部275による帳票画像の読取結果データの一例である。
また、文字認識部275は、帳票画像データから、縦線と横線で区切られた領域を1つのセルとして認識し、セル毎にセルを識別する識別情報(セルID)を付与する。
図11に示す情報153は、帳票画像データから認識されたセル毎の領域とセルIDとの対応付けを示す情報である。情報153では、キーワード「A社」が認識された領域は、セルID「2」に含まれることがわかる。したがって、キーワード「A社」は、請求書に含まれるキーワードとして、セルID「2」と対応付けられる。また、情報153の例では、セルID「7」と、キーワード「請求元」とが対応付けられていることがわかる。
本実施形態の帳票認識部270は、このようにして、帳票画像データから、キーワードとセルとを対応付ける。そして、本実施形態では、帳票定義情報を参照し、キーワード同士の位置関係から、項目名と項目の値とを抽出し、認識結果データとする。
図11の情報154は、認識結果データの一例を示す。図11の例では、帳票画像データから、項目名としてキーワード「請求元」が抽出され、その項目の値として、キーワード「A社」が抽出されたことがわかる。また、情報154の例では、項目名としてキーワード「請求日」が抽出され、その項目の値として、キーワード「2018/09/03」が抽出されたことがわかる。
次に、図12を参照して、本実施形態の請求書管理データベース260について説明する。図12は、第一の実施形態の請求書管理データベースの一例を示す第一の図である。
本実施形態の請求書管理データベース260は、帳票認識部270の処理によって生成される請求書管理情報が格納される。
請求書管理データベース260は、情報の項目として、ID、請求元、請求金額、請求日、登録日時、ステータス、明細金額合計、画像ファイルパス、請求書番号、明細情報を含む。請求書管理データベース260では、項目「ID」とその他の項目とが対応付けられている。以下の説明では、請求書管理データベース260において、項目「ID」の値と、その他の項目の値とを含む情報を、請求書管理情報と呼ぶ。
項目「ID」の値は、請求書管理情報を特定する識別情報である。項目「請求元」の値は、請求書を発行した組織の名称を示す。言い換えれば、項目「請求元」の値は、請求元を特定する情報である。
項目「請求金額」の値は、認識結果データから抽出された請求金額を示す。項目「請求日」の値は、認識結果データから抽出された請求日を示す。本実施形態の請求日は、帳票が発行された発行日の一例である。
項目「登録日時」の値は、請求書の帳票画像データが帳票画像データベース230に格納された日時を示す。項目「ステータス」の値は、帳票画像の認識の進捗を示す。ここでの項目「ステータス」の値は、ジョブリストにおける項目「ステータス」の値と同様である。
項目「明細金額合計」の値は、認識結果データから抽出した明細情報に含まれる金額の合計を示す。項目「画像ファイルパス」の値は、帳票画像データベース230における帳票画像データの格納先を示す。
項目「請求書番号」の値は、認識結果データから抽出した請求書番号を示す。項目「明細情報」の値は、認識結果データから抽出した明細情報を示す。明細情報とは、例えば、帳票の明細部に記載された明細項目名と、明細項目の値とを対応付けた情報である。帳票の明細部とは、データの集計結果等を示す部分であり、明細項目毎に、同じ形式のデータが縦方向に繰り返し印刷された部分である。
本実施形態では、例えば、請求書管理情報のうち、請求元、請求金額、請求日、明細金額合計、請求書番号、明細情報は、請求書の属性情報として、認識結果データから抽出されるものとしても良い。
また、本実施形態では、例えば、ID、登録日時、ステータス、画像ファイルパスは、請求書に対して帳票認識部270が処理を行う際に、管理情報生成部277によって付与される情報であっても良い。
例えば、図12の例では、管理情報生成部277は、認識結果データから、請求元「A社」と、請求金額「54,000」と、請求日「2019/09/03」と、明細金額「38,200」と、明細情報「1.応接テーブル○円・・」を、請求書の属性情報として抽出する。
そして、管理情報生成部277は、請求書の属性情報に対し、IDと、登録日時と、ステータスと、画像ファイルパスを付与する。
本実施形態では、このように、請求書の属性情報に、帳票画像データの格納先である画像ファイルパスを対応付けることで、請求書の属性情報と、帳票画像データとを対応付けた請求書管理情報を生成する。
以下の説明では、請求書管理データベース260において、ID毎の請求書管理情報を1レコードと呼ぶ場合がある。
次に、図13を参照して、端末装置400の表示例について説明する。図13は、第一の実施形態の端末装置の表示例を示す第一の図である。
図13に示す画面131は、図7のステップS723において、端末装置400に表示されるリスト画面の一例を示している。
画面131は、請求書管理情報の一覧が表示される表示欄132と、請求書の結合を指示する操作ボタン133とを含む。
表示欄132では、レコード毎に選択欄が設けられており、図13の例では、請求元が「A社」のレコード132aが選択されている。
本実施形態では、サーバ装置200は、画面131において、レコード132aが選択された状態で、操作ボタン133が操作されると、結合処理部290により、レコード132aが示す請求書と結合される請求書の候補を特定する処理が実行される。
以下に、本実施形態のサーバ装置200における結合処理部290の処理について説明する。図14は、第一の実施形態の結合処理部の処理を説明するフローチャートである。
本実施形態の結合処理部290は、リスト画面におけるレコードの選択を受け付けると(ステップS1401)、候補特定部292により、項目「ステータス」の値が「未処理」であり、且つ、条件保持部291に保持された候補条件を満たすレコードのセットを特定する(ステップS1402)。
言い換えれば、候補特定部292は、項目「ステータス」の値が「未処理」であり、候補条件を満たす請求書管理情報の組み合わせを特定する。
本実施形態では、このように、項目「ステータス」の値が未処理のレコードから、結合の候補を特定することで、下書き保存状態、確定済み状態、結合済み状態とされた認識結果データが、他の認識結果データと誤って結合されることを防止できる。
ここで、本実施形態の候補条件について説明する。
本実施形態の候補条件は、請求書管理情報の一部である属性情報に含まれる項目を用いて決められている。属性情報に含まれる項目とは、請求元、請求金額、請求日、登録機日時、明細金額合計等を含む。
候補条件は、具体的には、以下のようなものが挙げられる。
・項目「請求元」の値が一致する(候補条件1)。
・項目「請求元」の値と項目「請求日」の値の両方が一致する(候補条件2)。
・項目「請求元」の値が一致し、且つ、項目「登録日時」が選択されたレコードの登録に日時から24時間以内である(候補条件3)。
本実施形態の条件保持部291は、これらの候補条件を示す情報を保持している。また、本実施形態の条件保持部291では、複数の候補条件において、候補特定部292によって参照される候補条件が予め設定されていても良い。また、本実施形態では、帳票認識システム100の管理者等が使用する端末装置に対し、候補条件を設定するための設定画面を表示させても良い。
ステップS1402では、例えば、候補条件2が設定されていたとする。この場合、候補特定部292は、請求書管理データベース260を参照し、項目「ステータス」の値が「未処理」であり、且つ、項目「請求元」の値と項目「請求日」の値の両方が一致するレコード(請求書管理情報)のセットを特定する。
尚、本実施形態では、特定の候補条件が設定されていなくでも良い。その場合、候補特定部292は、条件保持部291に保持されている複数の候補条件毎にレコードを特定しても良い。
また、候補特定部292は、ある候補条件を満たす複数のセットが特定されても良い。具体的には、例えば、レコードの選択を受け付けずに、図13の操作ボタン133が操作された場合には、候補条件を満たすレコードのセットを複数特定しても良い。
続いて、結合処理部290は、候補特定部292により、レコードのセットが特定されたか否かを判定する(ステップS1403)。ステップS1403において、レコードのセットが特定されない場合とは、候補条件2を満たす請求書管理情報が存在せず、結合の対象となる請求書が存在しないことを示す。
したがって、ステップS1403におい、レコードのセットが特定されない場合、結合処理部290は、処理を終了する。
ステップS1403において、レコードのセットが特定された場合、結合処理部290は、表示制御部294により、リスト画面において、特定されたレコードの表示態様を、他のレコードと異ならせる(ステップS1404)。以下の説明では、ステップS1403で特定されたレコードの表示態様を、第一の表示態様と呼ぶ場合がある。
続いて、結合処理部290は、リスト画面において、特定されたレコードの選択を受け付けると(ステップS1405)、結合部293により、選択された各レコードから、項目「請求金額」の値と、項目「明細金額合計」の値とを取得する(ステップS1406)。
続いて、結合部293は、各レコードの項目「請求金額」の値の合計と、項目「明細金額合計」の値の合計と、が一致するか否かを判定する(ステップS1407)。
ステップS1407において、各レコードの項目「請求金額」の値の合計と、項目「明細金額合計」の値の合計と、が一致する場合、後述するステップS1413へ進む。
ステップS1407において、各レコードの項目「請求金額」の値の合計と、項目「明細金額合計」の値の合計と、が一致しない場合、結合処理部290は、表示制御部294により、請求金額の合計、明細金額合計の合計とが一致しないことを示す警告を端末装置400に表示させる(ステップS1408)。
続いて、結合処理部290は、候補特定部292により、請求金額の合計、明細金額の合計との差分を算出する(ステップS1409)。続いて、候補特定部292は、ステータスが未処理で、且つ、算出した差分と、項目「明細金額」の値が差分と一致するレコードを特定する(ステップS1410)。
続いて、結合処理部290は、ステップS1410において、該当するレコードが特定されたか否かを判定する(ステップS1411)。ステップS1411において、該当するレコードが特定されなかった場合、結合処理部290は、処理を終了する。
ステップS1411において、該当するレコードが特定された場合、結合処理部290は、表示制御部294により、リスト画面における、ステップS1410で特定したレコードの表示態様を、他のレコードと異ならせる(ステップS1412)。
尚、本実施形態では、ステップS1410で特定されたレコードの表示態様を第二の表示態様と呼ぶ場合がある。本実施形態の表示制御部294は、第一の表示態様と第二の表示態様とを異ならせても良い。
続いて、結合処理部290は、特定されたレコードの結合が可能であることを示す通知を利用者に通知する(ステップS1413)。具体的には、結合処理部290は、表示制御部294により、端末装置400に、結合が可能であることを示す情報を表示させても良い。
続いて、結合処理部290は、端末装置400から、プレビュー表示の指示を受け付けると(ステップS1414)、表示制御部294により、端末装置400に、特定されたレコードと対応する請求書のプレビュー画面を表示させる(ステップS1415)。言い換えれば、表示制御部294は、結合される候補となる請求書のプレビュー画面を表示させる。
続いて、結合処理部290は、結合の指示を受け付けると(ステップS1416)、結合部293により、結合処理を実行し(ステップS1417)、処理を終了する。
以下に、図15乃至図18を参照して、端末装置400の表示例について説明する。図15は、第一の実施形態の端末装置の表示例を示す第二の図である。
図15に示す画面131Aは、図14のステップS1404で端末装置400に表示される画面の一例を示す。
画面131Aでは、レコード132aが選択されて、操作ボタン133が操作された場合に、ステータスが未処理であり、且つ、候補条件2を満たすレコードとして、132bが特定され、レコード132a、132bが第一の表示態様で表示された状態を示している。
尚、第一の表示態様とは、例えば、表示欄132に表示された請求書管理情報の一覧のうち、レコード132a、132bの背景色を他のレコードの背景色と異ならせた表示態様であっても良い。また、第一の表示態様とは、表示欄132に表示された請求書管理情報の一覧のうち、レコード132a、132bを太線で囲うような表示態様であっても良い。第一の表示態様は、表示欄132において、特定されたレコードと、他のレコードとが区別できるような表示態様であれば良い。
画面131Aにおいて、レコード132aとレコード132bのセットが選択されると、結合処理部290は、レコード132aとレコード132bの請求金額の合計と明細金額合計の合計を算出する。
ここで、レコード132aは、ID「1」の請求書管理情報であり、レコード132bは、ID「4」の請求書管理情報である(図12参照)。したがって、結合処理部290は、ID「1」の請求書管理情報とID「4」の請求書管理情報のそれぞれの請求金額の合計と、明細金額合計の合計を算出する。
ID「1」の請求書管理情報の請求金額は「54,000」であり、ID「4」の請求書管理情報の請求金額は「0」である。したがって、ID「1」の請求書管理情報とID「4」の請求書管理情報の請求金額は、「54,000」である。
また、ID「1」の請求書管理情報の明細金額合計は「38,200」であり、ID「4」の請求書管理情報の明細金額合計は「15,800」である。したがって、ID「1」の請求書管理情報とID「4」の請求書管理情報の明細金額合計の合計は、「54,000」であり、請求金額の合計と一致する。
したがって、結合処理部290は、これらの請求書管理情報の結合が可能であることを利用者に通知する。
具体的には、結合処理部290は、画面131Aに、レコード132a、132bの結合が可能であることを示す情報と、プレビュー画面の表示を指示する操作ボタンを含むウィンドウ等を表示させても良い。
画面131Aにおいて、プレビュー画面の表示が指示されると、結合処理部290は、特定されたレコードと対応する請求書のプレビュー画面を表示させる。
図16は、第一の実施形態の端末装置の表示例を示す第三の図である。図16に示す画面161は、図14のステップS1415で端末装置400に表示されるプレビュー画面の一例を示す。
画面161は、表示欄162、表示欄163、操作ボタン164等を有する。表示欄162には、候補特定部292によって特定された、結合される候補となる請求書のプレビュー画像が表示される。
表示欄163は、結合する請求書のプレビュー画像が表示される。言い換えれば、表示欄163は、表示欄162に表示された請求書の候補から、実際に結合する請求書として選択された請求書のプレビュー画像が表示される。このプレビュー画像は、選択された請求書を読み取った帳票画像データから生成される。言い換えれば、プレビュー画像は、請求書(帳票)を読み取った帳票画像データから生成される画像である。
本実施形態では、例えば、表示欄162に表示されたプレビュー画像を選択し、表示欄163に移動させる操作が行われると、表示欄163に選択されたプレビュー画像が表示される。
具体的には、例えば、表示欄162に表示されたプレビュー画像は、端末装置400の利用者によるドラッグ&ドロップ等の操作によって、表示欄163に移動されても良い。
また、本実施形態では、表示欄163に表示されたプレビュー画像の並び順を入れ替える操作等によって、請求書の結合順を決めることができる。
図16の例では、表示欄162には、プレビュー画像165、166、167を含む5つのプレビュー画像が表示されている。また、表示欄163には、プレビュー画像165、166、167が表示されている。したがって、図16の例では、候補特定部292によって特定された結合の候補となる請求書から、プレビュー画像165、166、167と対応する請求書が、結合する請求書として選択されたことがわかる。
また、図16の例では、表示欄163の上から順に、プレビュー画像165、166、167と表示されており、プレビュー画像165、166、167のそれぞれと対応する請求書が、この表示順に結合される。
画面161において、操作ボタン164が操作されると、結合処理部290は、結合処理の実行の指示を受け付けて、表示欄163に表示されたプレビュー画像と対応する請求書の帳票画像データを結合する。
このように、実施形態によれば、帳票画像データベース230に格納された帳票画像データの中から、同一の請求書とされるべき請求書の候補の帳票画像を端末装置400の利用者に提示することができる。また、本実施形態では、端末装置400の利用者によって、複数ページに跨る請求書の結合順を設定することができる。したがって、本実施形態によれば、端末装置400利用者による、複数のページに跨る帳票の管理を、容易にすることができる。
図17は、第一の実施形態の端末装置の表示例を示す第四の図である。図17に示す画面161Aは、図14のステップS1415で端末装置400に表示されるプレビュー画面の他の例を示す。
図17に示す画面161Aでは、表示欄162Aにおいて、複数の候補条件毎に、特定されたレコードと対応する請求書のプレビュー画像が表示されている。
表示欄162Aには、領域162aと領域162bを含む。領域162aは、候補条件2で特定されたレコードと対応する請求書のプレビュー画像が表示され、領域162bは、候補条件3で特定されたレコードと対応する請求書のプレビュー画像が表示される。
また、領域162aには、候補条件2を示す情報162cが表示され、領域162bには、候補条件3を示す情報162dが表示されている。
本実施形態では、このように、候補条件毎に特定された請求書のプレビュー画像を表示させることができる。
また、本実施形態では、表示欄162Aに表示されたプレビュー画像のうち、領域162aに表示されたプレビュー画像と、領域162bに表示されたプレビュー画像と、の両方から、表示欄163に移動させるプレビュー画像を選択することができる。
図18は、第一の実施形態の端末装置の表示例を示す第五の図である。図18に示す画面131Bは、図14のステップS1412で表示される画面の一例である。
図18では、図14のステップS1405において、レコード132aとレコード132cのセットが選択された場合を示している。
この場合、候補特定部292は、レコード132aとレコード132cの請求金額の合計と明細金額合計の合計を算出する。
ここで、レコード132aは、ID「1」の請求書管理情報であり、レコード132cは、ID「6」の請求書管理情報である(図12参照)。したがって、ID「1」の請求書管理情報とID「4」の請求書管理情報の請求金額は、「54,000」と「11,000」の合計である「65,000」である。
また、ID「1」の請求書管理情報の明細金額合計は「38,200」であり、ID「6」の請求書管理情報の明細金額合計は「11,000」である。したがって、ID「1」の請求書管理情報とID「4」の請求書管理情報の明細金額合計の合計は、「49,200」であり、請求金額の合計と一致しない。
したがって、結合処理部290は、画面131Bに、明細金額合計と、請求金額が一致しないことを示す警告を表示させる。
また、候補特定部292は、請求書管理データベース260から、ステータスが未処理で、且つ、明細金額合計が、「65,000」と「49,200」の差分である「15,800」であるレコードを特定する。具体的には、候補特定部292は、ID「4」の請求書管理情報(レコード132b)が特定される。
ここで特定されたID「4」のレコード132bは、画面131Bにおいて、レコード132aとレコード132cとは異なる第二の表示態様で表示される。
具体的には、レコード132bは、例えば、第一の表示態様で表示されるレコード132aとレコード132cと異なる表示態様であり、且つ、候補特定部292によって特定されていないレコードの表示態様とも異なるように表示される。
本実施形態では、このように、結合の候補として選択された複数の請求書において、請求金額と、明細金額合計とが一致するか否かを判定する。そして、一致しない場合には、結合される請求書が不足している可能性があるものとし、その不足している請求書と対応するレコードを特定し、利用者に提示することができる。
図19は、第一の実施形態の端末装置の表示例を示す第六の図である。図19に示す画面131Cは、図14のステップS1404で表示される画面の一例である。
図19に示す画面131Cは、図13に示す画面131において、レコードの選択を受け付けずに、操作ボタン133が操作された場合の画面の一例である。尚、ここでは、候補条件2が設定されていたものとする。
この場合、候補特定部292は、請求書管理データベース260の中から、候補条件2を満たすレコードのセットの全てを特定する。
候補条件2は、請求元と請求元が一致していることであるため、候補特定部292は、請求書管理データベース260に格納されたレコード(請求書管理情報)のうち、ID「1」のレコード132aと、ID「4」のレコード132bとを1つ目のセットとして特定する(図12参照)。また、候補特定部292は、ID「3」のレコード132eと、ID「5」のレコード132fとを2つのセットとして特定する。
結合処理部290の表示制御部294は、セットが特定されると、画面131Cにおいて、各セットに含まれるレコードの表示態様を変更する。
画面131Cでは、1つ目のセットに含まれるレコード132a、132bの背景色と、2つ目のセットに含まれるレコード132e、132fの背景色と、を異ならせる。
このように、本実施形態では、リスト画面において、セット毎に、各セットに含まれるレコードの表示態様を異ならせることで、複数のセットが特定されたことを利用者に容易に把握させることができる。
次に、図20を参照して、本実施形態の結合処理部290による結合処理について説明する。図20は、第一の実施形態の請求書管理データベースの一例を示す第二の図である。
本実施形態の結合処理部290は、結合処理の実行を指示されると、結合部293により、結合処理が指示されたセットに含まれるレコードのステータスを「結合済み状態」とし、セットに含まれるレコードを結合した新たなレコードを生成する。そして、結合部293は、生成した新たなレコードを請求書管理データベース260に追加する。
図20に示す請求書管理データベース260Aでは、ID「1」のレコードと、ID「4」のレコードとを含むセットに対する結合処理の実行が指示された場合を示している。
この場合、結合処理部290の結合部293は、ID「1」のレコードのステータスと、ID「4」のレコードのステータスと、を「結合済み」とする。
また、結合部293は、ID「1」のレコードと、ID「4」のレコードとを結合した新たなレコードとして、ID「7」のレコードを生成する。
ID「7」のレコードにおいて、項目「請求金額」の値は、ID「1」のレコードの請求金額と、ID「4」のレコードの請求金額を合計した値である。また、ID「7」のレコードにおいて、項目「請求元」と項目「請求日」の値は、ID「1」のレコード及びID「4」のレコードと同様である。
また、ID「7」のレコードにおいて、項目「登録日時」の値は、ID「7」のレコードが生成されて請求書管理データベース260に格納された日時を示す。
ID「7」のレコードにおいて、項目「ステータス」の値は、生成された直後は、「未処理」となる。尚、本実施形態では、新たに生成されたレコードの項目「ステータス」の値に、このレコードが、他のレコードを結合して生成されたものであることを示す情報を含めても良い。
図20の例では、ID「7」のレコードにおいて、項目「ステータス」の値に、このレコードがID「1」のレコード及びID「4」のレコードの結合結果であることを示す情報が含まれている。
ID「7」のレコードにおいて、項目「明細金額合計」の値は、ID「1」のレコードの明細金額合計と、ID「4」のレコードの明細金額合計を合計した値である。
ID「7」のレコードにおいて、項目「画像ファイルパス」の値は、ID「1」のレコードに含まれる格納先と、ID「4」のレコードに含まれる格納先と、を含む。ID「7」のレコードにおいて、項目「明細情報」の値は、ID「1」のレコードに含まれる明細情報と、ID「4」のレコードに含まれる明細情報と、を含む。
本実施形態の結合部293は、このように、結合処理が指示されたセットに含まれる複数のレコードのそれぞれと対応付けられた帳票画像データを含む、1つのレコードを生成する。
本実施形態では、以上の処理によって、複数の帳票画像データを同一の請求書として対応付ける。
したがって、本実施形態によれば、複数のページを含む帳票において、各ページの帳票画像データが別々の帳票として認識されることを防止でき、複数ページを含む帳票を正しく認識することができる。
また、本実施形態のサーバ装置200は、画像形成装置300によって、帳票をスキャンすることで、帳票画像データを取得するものとしたが、これに限定されない。サーバ装置200は、例えば、端末装置400等から、帳票画像データを受信しても良い。
図21は、第一の実施形態の端末装置の表示例を示す第七の図である。図21の画面131Dは、結合処理が行われ後のリスト画面の一例を示す。図21に示す画面131Dは、図20に示す請求書管理データベース260Aを参照して表示される。
画面131Dの表示欄132Aにおいて、レコード132aのステータスと、レコード132bのステータスとは、「結合済み」とされる。言い換えれば、レコード132aとレコード132bのステータスは、レコード132a、132bが結合済みであることを示す情報を示している。
また、表示欄132Aには、新たにレコード132gが追加されている。このレコード132gは、結合処理によって生成された、ID「7」のレコードに対応する。
レコード132gでは、ステータスとして、このレコードが結合処理によって生成されたものであることを示す情報「結合結果、ID「1」、「4」が表示されている。また、レコード132gのステータスとして、未処理状態であることが表示されている。
このように、本実施形態では、リスト画面において、各レコードのステータスに、結合済みであることを示す情報や、結合処理によって生成された結果であることを示す情報を表示させる。
尚、本実施形態では、画面181Dにおいて、レコード132gが選択されると、レコード132gと対応する認識結果データの確認画面が表示されても良い。この確認画面には、レコード132gと対応付けられた全ての帳票画像データを表示させることができる。
したがって、本実施形態によれば、端末装置400の利用者に、結合されたレコードと、結合処理によって生成されたレコードとを容易に把握させることができる。
図22は、第一の実施形態の端末装置の表示例を示す第八の図である。図22に示す画面171は、帳票画像データを端末装置400からサーバ装置200へ送信する際に、端末装置400に表示される画面の一例である。
画面171は、操作ボタン172、173と、表示欄174とを有する。操作ボタン172は、1ページずつスキャンした請求書の帳票画像データと、ページ毎の文字認識の実行指示をサーバ装置200へ送信する第一の認識モードを選択するための操作ボタンである。
操作ボタン173は、複数ページの請求書を一括してスキャンして取得した複数ページ分の帳票画像データと、複数ページ分の帳票画像データ毎の文字認識の実行指示をサーバ装置200へ送信する第二の認識モードを選択するための操作ボタンである。
表示欄174は、サーバ装置200へ送信される帳票画像データのファイル名等が表示される。
このように、本実施形態では、端末装置400等の一般的な情報処理装置からでも帳票画像データをサーバ装置200にアップロードすることができる。したがって、本実施形態の帳票認識システム100に画像形成装置300が含まれていなくても良い。
また、本実施形態では、画像形成装置300や端末装置400において、第一の認識モードと第二の認識モードを選択させることができる。
したがって、例えば、複数ページの請求書を、第二の認識モードでサーバ装置200に送信した後に、この請求書に追加すべきページが残存する場合等には、このページを第一の認識モードでサーバ装置200に送信すれば良い。そして、サーバ装置200において、結合処理部290の処理によって、第二の認識モードで送信された複数ページの請求書の帳票画像データと、第一の認識モードで送信された1ページの請求書の帳票画像データとを結合すれば良い。
このように、本実施形態では、一括してスキャンした請求書の帳票画像データと、ページ毎にスキャンした請求書の帳票画像データとを結合して1つの請求書とすることができる。したがって、本実施形態によれば、例えば、一括したスキャンから漏れたページや、スキャンし忘れたページ等が存在する場合にも、結合処理部290によって、これらのページの帳票画像データを、対応付けるべき帳票画像データと結合させることができ、複数ページに跨る帳票の管理にかかる手間を低減できる。
(第二の実施形態)
以下に、図面を参照して、第二の実施形態について説明する。第二の実施形態は、結合処理の実行を、認識結果の確認画面から行う点が、第一の実施形態と相違する。よって、以下の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点について説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには、第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図23は、第二の実施形態の結合処理部の処理を説明するフローチャートである。本実施形態のサーバ装置200は、結合処理部290により、図7のステップS723で表示されたリスト画面において、レコードの認識結果の確認画面の表示要求を受け付ける(ステップS2301)。
具体的には、サーバ装置200は、図13に示す画面131の表示欄132から、レコードの選択を受け付けると、このレコードの確認画面の表示要求を受け付けたものとする。
続いて、サーバ装置200は、帳票認識部270の表示画面生成部278により、選択されたレコードの認識結果の確認画面を端末装置400に表示させる(ステップS2302)。続いて、サーバ装置200は、確認画面において結合の候補となる請求書を特定する処理の実行指示を受け付ける(ステップS2303)。
サーバ装置200において、結合処理部290は、この指示を受け付けると、候補特定部292により、設定されている候補条件と、確認画面に含まれる請求元を特定する情報と、に基づき、ステータスが未処理であり、且つ、候補条件を満たすレコードを特定する(ステップS2304)。ここで特定される候補が、認識結果の確認画面が表示されたレコードとの結合される候補となる。
続いて、結合処理部290は、候補特定部292により、レコードが特定されたか否かを判定する(ステップS2305)。ステップS2305におい、レコードが特定されない場合、結合処理部290は、処理を終了する。
ステップS2305において、レコードが特定された場合、結合処理部290は、表示制御部294により、リスト画面を表示させ、リスト画面において、特定されたレコードを第一の表示態様で表示させる(ステップS2306)。
続いて、結合処理部290は、リスト画面において、特定されたレコードの選択を受け付けると(ステップS2307)、結合部293により、選択されたレコードから、項目「請求金額」の値と、項目「明細金額合計」の値とを取得する(ステップS2308)。
続いて、結合部293は、ステップS2301で選択されたレコードの請求金額とステップS2308で取得された請求金額との合計と、ステップS2301で選択されたレコードの明細金額合計とステップS2308で取得された明細金額合計との合計と、が一致するか否かを判定する(ステップS2309)。
ステップS2309において、一致しない場合、結合処理部290は、表示制御部294により、請求金額の合計と明細金額合計の合計が一致しないことを示す警告を端末装置400に表示させ(ステップS2310)、ステップS2307に戻る。
ステップS2309において、一致する場合、結合処理部290は、ステップS2311へ進む。ステップS2311からステップS2315までの処理は、図14のステップS1413からステップS1417までの処理と同様であるから、説明を省略する。
尚、本実施形態では、ステップS2309において、一致しない場合には警告を通知して処理を終了するものとしたが、これに限定されない。本実施形態では、ステップS2309において、一致しない場合には、警告を通知した後に、図14のステップS1409以降の処理を実行しても良い。
次に、図24を参照して、本実施形態の端末装置400の表示例について説明する。図24は、第二の実施形態の端末装置の表示例を示す図である。
図24に示す画面181は、表示欄21、22、23、24と、入力欄25と、操作ボタン26、27と、操作ボタン182とを含む。
表示欄21には、帳票画像データが示す帳票画像が表示される。表示欄22には、帳票画像データと対応付する請求書管理情報のステータスが表示される。図24の例では、表示欄22には、「未処理」と表示されており、表示欄22に表示された帳票画像データと対応する請求書管理情報は、未処理状態(状態1)であることがわかる。
表示欄23には、表示欄21に表示された帳票画像から取得された請求書に関する情報が表示される。表示欄24には、表示欄21に表示された帳票画像から取得された明細情報が表示される。表示欄25には、明細情報等に基づく仕訳情報が入力される。
操作ボタン26は、画面181に表示された認識結果データの状態を、下書き保存状態に変更するための操作ボタンである。操作ボタン27は、画面181に表示された認識結果データの状態を、確定済み状態に変更するための操作ボタンである。
操作ボタン182は、画面181に表示された認識結果データと対応するレコードと、結合される候補となるレコードを特定する処理の実行を指示するための操作ボタンである。
言い換えれば、操作ボタン182は、画面181に表示された認識結果データから抽出された請求書管理情報(レコード)との結合の候補となる請求書管理情報を特定する処理の実行をサーバ装置200に要求するための操作ボタンである。
本実施形態では、画面181は、操作ボタン182が操作されると、表示欄23に表示された請求元に対し、候補条件を満たすレコードが第一の表示態様で表示されたリスト画面へ遷移しても良い。
このように、本実施形態によれば、認識結果の確認画面を閲覧している最中に、確認中の請求書との結合の候補となる請求書の特定を指示することができる。言い換えれば、本実施形態によれば、認識結果の確認画面からリスト画面に戻らずに、確認画面から直接結合の候補となる請求書の特定を指示することができる。したがって、本実施形態によれば、リスト画面に戻る手間が削減でき、操作性を向上させることができる。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
実施形態に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。
ある実施形態では、サーバ装置200は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。同様に、サーバ装置200は、互いに通信するように構成された複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。
さらに、帳票認識部270、結合処理部290の機能は、サーバ装置200によって実行することができる。また、サーバ装置200の各要素は、複数の装置に分けられていても良い。
また、明細書中の対応テーブル(表)は、機械学習の学習効果によって生成されたものでもよい。ここで、機械学習とは、コンピュータに人のような学習能力を獲得させるための技術であり、コンピュータが、データ識別等の判断に必要なアルゴリズムを、事前に取り込まれる学習データから自律的に生成し,新たなデータについてこれを適用して予測を行う技術のことをいう。機械学習のための学習方法は、教師あり学習、教師なし学習、半教師学習、強化学習、深層学習のいずれかの方法でもよく、さらに、これらの学習方法を組み合わせた学習方法でもよく、機械学習のための学習方法は問わない。
上述した各実施形態では、例えば、結合された複数のレコードと、これらのレコードを特定する際に参照された候補条件とを対応付けた情報を記録しておき、この情報に基づいて、候補条件に対して重み付け等を行っても良い。本実施形態では、この処理を、機械学習によって行っても良い。
このように、候補条件に対して重み付けを行うことで、結合処理が実行される可能性が高いレコードのセットを特定することができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 帳票認識システム
200 サーバ装置
210 記憶部
220 帳票認識処理部
230 帳票画像データベース
240 帳票定義データベース
250 認識結果データベース
260 請求書管理データベース
270 帳票認識部
271 画像データ格納部271
272 ジョブリスト生成部
273 画像データ取得部
274 前処理部
275 文字認識部
276 項目抽出部
277 管理情報生成部
278 表示画面生成部
279 出力部
290 結合処理部
291 条件保持部
292 候補特定部
293 結合部
294 表示制御部
300 画像形成装置
400 端末装置
特開2016-51339号公報

Claims (11)

  1. 報処理装置と、端末装置と、を含む情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    帳票画像データに対する帳票認識の結果から抽出された前記帳票画像データの元となる帳票の属性情報と、前記帳票画像データとを対応付けた帳票管理情報の一覧を前記端末装置に出力する出力部と、
    前記一覧において特定された、前記帳票の属性情報に含まれる特定の項目が一致する複数の帳票管理情報のそれぞれに含まれる前記帳票画像データが示す帳票画像のプレビュー画像を含むプレビュー画面を、前記端末装置に表示させる表示制御部と、を有する情報処理システム。
  2. 前記特定の項目は、前記帳票の発行元であり、
    前記出力部は、
    前記一覧を含み、前記一覧において、帳票の発行元が一致する複数の帳票管理情報の表示態様を、帳票の発行元が該発行元と一致しない帳票管理情報の表示態様と異ならせたリスト画面を前記端末装置に表示させ、
    さらに、前記表示制御部は、
    前記リスト画面において、帳票の発行元が一致する複数の帳票管理情報のそれぞれに含まれる帳票画像データのプレビュー表示の指示を受け付けると、前記端末装置に前記プレビュー画面を表示させる、請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記プレビュー画面は、
    第一の表示欄と第二の表示欄を含み、前記一覧において特定された、前記帳票の属性情報に含まれる特定の項目が一致する複数の帳票管理情報のそれぞれに含まれる前記帳票画像データが示す帳票画像のプレビュー画像は、前記第一の表示欄に表示され、
    前記第一の表示欄において、選択された複数のプレビュー画像が、前記第二の表示欄に表示される、請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記帳票管理情報は、
    前記帳票画像データの認識の進捗を示すステータスを含み、
    前記一覧から、
    前記帳票画像データの認識の進捗を示すステータスが、前記認識による結果の確認が行われていない未処理状態を示し、且つ、前記帳票の属性情報に含まれる特定の項目が一致する帳票管理情報を特定する候補特定部を有し、
    前記表示制御部は、
    前記候補特定部により特定された帳票管理情報に含まれる前記帳票画像データが示す帳票画像のプレビュー画像を、帳票画像データを結合させる帳票の候補として、前記第一の表示欄に表示させる、請求項3記載の情報処理システム。
  5. 帳票画像データの結合処理の実行指示を受け付けて、前記第二の表示欄に表示された前記複数のプレビュー画像の元となる複数の帳票画像データを結合させる結合部を有する、請求項4記載の情報処理システム。
  6. 前記帳票は請求書であり、
    前記帳票管理情報において、前記請求書の属性を示す属性情報と、前記請求書を読み取った帳票画像データとが対応付けられている、請求項5記載の情報処理システム。
  7. 前記結合部は、
    前記複数の帳票画像データと、前記複数の帳票画像データに含まれる各帳票画像データと対応付けられた請求書の属性を示す属性情報と、を対応付けた新たな帳票管理情報を生成し、
    前記表示制御部は、
    前記新たな帳票管理情報を前記一覧に追加する、請求項6記載の情報処理システム。
  8. 前記表示制御部は、
    前記一覧において、前記結合部によって結合された帳票画像データを含む帳票管理情報における、前記ステータスに、結合済みを示す情報を含める、請求項7記載の情報処理システム。
  9. 前記出力部は、
    前記リスト画面において、前記一覧から帳票管理情報が選択されると、選択された帳票管理情報の抽出元となる帳票認識の結果の確認画面を前記端末装置に表示させ、
    前記候補特定部は、
    前記確認画面において、結合させる帳票の特定の指示を受けて、前記一覧から、前記特定の項目の値が、前記選択された帳票管理情報における前記特定の項目と値が一致する帳票管理情報を特定する、請求項8記載の情報処理システム。
  10. 帳票画像データに対する帳票認識の結果から抽出された前記帳票画像データの元となる帳票の属性情報と、前記帳票画像データとを対応付けた帳票管理情報の一覧を端末装置に出力し、
    前記一覧において特定された、前記帳票の属性情報に含まれる特定の項目が一致する複数の帳票管理情報のそれぞれに含まれる前記帳票画像データが示す帳票画像のプレビュー画像を含むプレビュー画面を前記端末装置に表示させる、処理を情報処理装置に実行させる、プログラム。
  11. 報処理装置による情報処理方法であって、前記情報処理装置が、
    帳票画像データに対する帳票認識の結果から抽出された前記帳票画像データの元となる帳票の属性情報と、前記帳票画像データとを対応付けた帳票管理情報の一覧を端末装置に出力し、
    前記一覧において特定された、前記帳票の属性情報に含まれる特定の項目が一致する複数の帳票管理情報のそれぞれに含まれる前記帳票画像データが示す帳票画像のプレビュー画像を含むプレビュー画面を前記端末装置に表示させる、情報処理方法。
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