JPWO2017208365A1 - システム - Google Patents

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Abstract

制御装置(1A)は、被制御装置(51)を制御するための制御プログラムを記憶するプログラム記憶部(12)と、プログラム記憶部(12)に記憶された制御プログラムを周期的に実行して被制御装置(51)を制御する実行部(13)と、他の制御装置(2)に格納するための書込み用プログラムを受信する受信部(11)と、受信部(11)によって受信された書込み用プログラムを他の制御装置(2)に送信する送信部(14)とを有する。

Description

本発明は、被制御装置を制御する制御装置に関する。
従来、被制御装置を制御する制御装置が用いられている。制御装置の一例は、プログラマブルロジックコントローラである。以下では、プログラマブルロジックコントローラをPLCと記載する。従来、編集装置が被制御装置を制御するための制御プログラムを制御装置に送信し、制御装置は編集装置から受信した制御プログラムを実行して被制御装置を制御する(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−181930号公報
従来、編集装置が制御プログラムを制御装置に送信するので、制御装置が複数個存在する場合、編集装置は制御プログラムを制御装置に送信する動作を複数回実行する。複数の制御装置にできるだけ早く制御プログラムを送信する技術が提供されることが要求されている。更に言うと、制御装置に格納するための書込み用プログラムを複数の制御装置にできるだけ早く送信する技術が提供されることが要求されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、制御装置に格納するための書込み用プログラムを複数の制御装置にできるだけ早く送信することを可能とする制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、被制御装置を制御するための制御プログラムを記憶するプログラム記憶部と、プログラム記憶部に記憶された制御プログラムを周期的に実行して被制御装置を制御する実行部と、他の制御装置に格納するための書込み用プログラムを受信する受信部と、受信部によって受信された書込み用プログラムを他の制御装置に送信する送信部とを有する。
本発明にかかる制御装置は、制御装置に格納するための書込み用プログラムを複数の制御装置にできるだけ早く送信することを可能とするという効果を奏する。
実施の形態1の制御装置の構成図 実施の形態2の制御装置の構成図 実施の形態3の制御装置の構成図 実施の形態3の制御装置における特定情報記憶部に記憶される装置特定情報の一例を示す図 実施の形態3の変形例の制御装置の構成図 実施の形態4の制御装置の構成図 実施の形態5の制御装置の構成図 実施の形態5の制御装置における未完了記憶部に記憶される未完了情報の一例を示す図 実施の形態6の制御装置の構成図 実施の形態7のシステムの構成図 実施の形態7の第2の他の制御装置の構成図 実施の形態7の制御装置の構成図 実施の形態1の制御装置を構成する少なくとも一部の構成要素が処理回路であることを示す図 実施の形態1の制御装置を構成する少なくとも一部の構成要素がプロセッサであることを示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる制御装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
まず、実施の形態1の制御装置1の構成を説明する。図1は、実施の形態1の制御装置1の構成図である。図1には、制御装置1と共に、パーソナルコンピュータ50、被制御装置51、他の制御装置2及び被制御装置52が示されている。図1では、パーソナルコンピュータ50はPC50と記載されている。以下では、パーソナルコンピュータ50を、PC50と記載する。
制御装置1は被制御装置51を制御する装置であって、制御装置1にはPC50が接続されており、PC50は制御プログラム及び書込み用プログラムを記憶している。PC50は、編集装置の一例である。制御プログラムは被制御装置を制御するためのプログラムであり、書込み用プログラムは制御装置1及び他の制御装置2に格納するためのプログラムである。PC50には、制御プログラム及び書込み用プログラムを制御装置1に送信するためのアプリケーションソフトウェアがインストールされており、PC50は、アプリケーションソフトウェアにしたがって、制御プログラム及び書込み用プログラムを制御装置1に送信する。
制御装置1は、PC50から制御プログラム及び書込み用プログラムを受信する受信部11と、受信部11によって受信された制御プログラム及び書込み用プログラムを記憶するプログラム記憶部12とを有する。制御装置1は、プログラム記憶部12に記憶された制御プログラムを周期的に実行して被制御装置51を制御する実行部13と、プログラム記憶部12に記憶された書込み用プログラムを他の制御装置2に送信する送信部14とを更に有する。制御装置1の一例はPLCであり、被制御装置51の一例はアクチュエータである。
他の制御装置2は、被制御装置52を制御することができる装置であって、制御装置1の送信部14が送信した書込み用プログラムを受信する受信部21と、受信部21によって受信された書込み用プログラムを記憶するプログラム記憶部22と、被制御装置52を制御する実行部23とを有する。実施の形態1では、書込み用プログラムと制御プログラムとは同一である。実行部23は、プログラム記憶部22に記憶された書込み用プログラムを周期的に実行して被制御装置52を制御する。他の制御装置2の一例はPLCであり、被制御装置52の一例はアクチュエータである。
次に、実施の形態1のPC50、制御装置1及び他の制御装置2の動作を説明する。ユーザはPC50を操作してPC50にアプリケーションソフトウェアを実行させる。PC50は、アプリケーションソフトウェアにしたがって、制御プログラム及び書込み用プログラムを制御装置1に送信する。制御装置1では、受信部11がPC50から制御プログラム及び書込み用プログラムを受信する。
プログラム記憶部12は、受信部11によって受信された制御プログラム及び書込み用プログラムを記憶し、実行部13は、プログラム記憶部12に記憶された制御プログラムを周期的に実行して被制御装置51を制御する。送信部14は、プログラム記憶部12に記憶された書込み用プログラムを他の制御装置2に送信する。
他の制御装置2では、受信部21が、制御装置1の送信部14が送信した書込み用プログラムを受信し、プログラム記憶部22は、受信部21によって受信された書込み用プログラムを記憶する。書込み用プログラムと制御プログラムとは同一であるので、実行部23は、プログラム記憶部22に記憶された書込み用プログラムを周期的に実行して被制御装置52を制御する。
上述の通り、制御装置1は書込み用プログラムを他の制御装置2に送信する。実施の形態1では、書込み用プログラムと制御プログラムとは同一であるので、制御装置1が書込み用プログラムを他の制御装置2に送信することにより、制御装置1が被制御装置51を制御するように、他の制御装置2は被制御装置52を制御することができる。
従来、編集装置のみが制御プログラムを制御装置に送信するので、制御装置が複数個存在する場合、編集装置は制御プログラムを制御装置に送信する動作を複数回実行する。つまり、書込み用プログラムと制御プログラムとが同一であって制御装置が複数個存在する場合、従来、編集装置は書込み用プログラムを制御装置に送信する動作を複数回実行する。制御装置1が用いられれば、編集装置が書込み用プログラムを制御装置1に送信した後において、編集装置と制御装置1とが複数の制御装置に書込み用プログラムを送信する動作を分担することができる。
そのため、編集装置が書込み用プログラムを送信する回数を少なくすることができる。つまり、制御装置1は、制御装置に格納するための書込み用プログラムを複数の制御装置にできるだけ早く送信することを可能とする。加えて、編集装置は書込み用プログラムを送信する回数が少なくなったことで時間の余裕を持つ。その結果、編集装置は、制御装置1が用いられなければ書込み用プログラムを送信する予定であった時間において、書込み用プログラムを送信する動作以外の動作を実行することができる。書込み用プログラムを送信する動作以外の動作の一例は、書込み用プログラムの加工である。
なお、実施の形態1では、書込み用プログラムと制御プログラムとは同一であるので、PC50は書込み用プログラムのみを記憶して書込み用プログラムのみを制御装置1に送信してもよい。制御装置1では、受信部11は書込み用プログラムのみを受信し、プログラム記憶部12は書込み用プログラムのみを記憶してもよい。
また、実施の形態1では書込み用プログラムと制御プログラムとは同一であるが、書込み用プログラムと制御プログラムとが同一であるとは限定されない。
実施の形態2.
次に、実施の形態2の制御装置1Aを説明する。図2は、実施の形態2の制御装置1Aの構成図である。図2には、制御装置1Aと共に、PC50、被制御装置51、他の制御装置2及び被制御装置52が示されている。実施の形態2の制御装置1Aは、実施の形態1の制御装置1と同様に、受信部11、プログラム記憶部12、実行部13及び送信部14を有するが、実施の形態2の受信部11、プログラム記憶部12及び送信部14の機能は、実施の形態1の受信部11、プログラム記憶部12及び送信部14の機能と異なる。実施の形態1では、書込み用プログラムは制御装置1及び他の制御装置2に格納するためのプログラムであるが、実施の形態2では、書込み用プログラムは他の制御装置2に格納するためのプログラムである。実施の形態2では、実施の形態1と異なる部分を説明する。なお、制御装置1Aの一例はPLCである。
実施の形態2では、PC50は、書込み用プログラムを制御装置1Aに送信するが、制御プログラムを制御装置1Aに送信しない。実施の形態2の受信部11は、PC50から書込み用プログラムを受信し、制御プログラムを受信しない。実施の形態2のプログラム記憶部12は、被制御装置を制御するための制御プログラムをあらかじめ記憶しており、受信部11によって受信された書込み用プログラムを記憶しない。
実施の形態2の送信部14は、受信部11によって受信された書込み用プログラムを他の制御装置2に送信する。実施の形態2の実行部13は、プログラム記憶部12に記憶された制御プログラムを周期的に実行して被制御装置51を制御する。他の制御装置2は、実施の形態1と同様に、制御装置1Aから書込み用プログラムを受信して記憶し、書込み用プログラムを周期的に実行して被制御装置52を制御する。
上述の通り、実施の形態2の制御装置1Aは、実施の形態1の制御装置1に類似しているが、実施の形態2では、送信部14は受信部11によって受信された書込み用プログラムを他の制御装置2に送信する。つまり、制御装置1Aは、PC50から他の制御装置2へ書込み用プログラムを中継する中継装置である。
他の制御装置2が実施の形態1の制御装置1に置き換えられると共に実施の形態1の制御装置1の受信部11が実施の形態2の制御装置1Aから書込み用プログラムを受信する場合、制御装置1は書込み用プログラムを他の制御装置2に送信するので、実施の形態1と同様に、編集装置と制御装置1とが複数の制御装置に書込み用プログラムを送信する動作を分担することができる。つまり、実施の形態2の制御装置1Aも、書込み用プログラムを複数の制御装置にできるだけ早く送信することを可能とすることに寄与することができる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3の制御装置1Bを説明する。図3は、実施の形態3の制御装置1Bの構成図である。図3には、制御装置1Bと共に、PC50、被制御装置51、他の制御装置2、他の制御装置2A、他の制御装置2B、被制御装置52、被制御装置53及び被制御装置54が示されている。実施の形態3の制御装置1Bは、実施の形態1の制御装置1に類似するが、制御装置1が有していない特定情報記憶部15を有する。実施の形態3では、実施の形態1と異なる部分を説明する。なお、制御装置1Bの一例はPLCである。
実施の形態3の制御装置1Bの詳細を説明する前に、他の制御装置2A、他の制御装置2B、被制御装置53及び被制御装置54について説明する。他の制御装置2Aは、実施の形態1の他の制御装置2と同様に、被制御装置53を制御することができる装置である。他の制御装置2Bは、他の制御装置2と同様に、被制御装置54を制御することができる装置である。
他の制御装置2A及び他の制御装置2Bの各々は、他の制御装置2と同様に、受信部、プログラム記憶部及び実行部を有する。他の制御装置2A及び他の制御装置2Bの構成が他の制御装置2の構成と同じであるため、図3では、他の制御装置2、他の制御装置2A及び他の制御装置2Bの内部の構成は示されていない。他の制御装置2A及び他の制御装置2Bの一例はPLCであり、被制御装置53及び被制御装置54の一例はアクチュエータである。
実施の形態3の制御装置1Bは、実施の形態1の制御装置1が有する受信部11、プログラム記憶部12、実行部13及び送信部14を有すると共に、複数の他の制御装置のうちの書込み用プログラムの格納対象の他の制御装置を特定する装置特定情報を記憶する特定情報記憶部15を有する。実施の形態3では、複数の他の制御装置が存在する。複数の他の制御装置の具体例は、他の制御装置2、他の制御装置2A及び他の制御装置2Bである。
制御装置1Bの受信部11は、PC50から、制御プログラム及び書込み用プログラムを受信すると共に、複数の他の制御装置のうちの書込み用プログラムの格納対象の他の制御装置を特定する装置特定情報を受信する。特定情報記憶部15は、受信部11によって受信された装置特定情報を記憶する。図4は、実施の形態3の制御装置1Bにおける特定情報記憶部15に記憶される装置特定情報の一例を示す図である。図4の装置特定情報は、複数の他の制御装置の具体例である他の制御装置2、他の制御装置2A及び他の制御装置2Bのうちで、書込み用プログラムの格納対象の他の制御装置が他の制御装置2及び他の制御装置2Bであることを示すテーブルである。
送信部14は、複数の他の制御装置のうちの、特定情報記憶部15が記憶する装置特定情報によって特定される他の制御装置に、プログラム記憶部12に記憶された書込み用プログラムを送信する。図4の装置特定情報が、書込み用プログラムの格納対象の他の制御装置が他の制御装置2及び他の制御装置2Bであることを示しているので、送信部14は、複数の他の制御装置のうちの、他の制御装置2及び他の制御装置2Bに書込み用プログラムを送信する。
他の制御装置2及び他の制御装置2Bでは、受信部が、制御装置1Bの送信部14が送信した書込み用プログラムを受信し、プログラム記憶部が受信部によって受信された書込み用プログラムを記憶する。
実施の形態3の制御装置1Bは、複数の他の制御装置のうちの、特定情報記憶部15が記憶する装置特定情報によって特定される他の制御装置に書込み用プログラムを送信する。図4の装置特定情報が用いられる場合、制御装置1Bは、他の制御装置2及び他の制御装置2Bに書込み用プログラムを送信し、他の制御装置2Aには書込み用プログラムを送信しない。つまり、ユーザは、ユーザが所望する書込み用プログラムの格納対象の他の制御装置を特定する装置特定情報をPC50に入力すれば、ユーザが所望する他の制御装置だけに書込み用プログラムを記憶させることができる。
書込み用プログラムと制御プログラムとが同一であれば、他の制御装置2は被制御装置52を制御し、他の制御装置2Bは被制御装置54を制御する。他の制御装置2Aは被制御装置53を制御しない。つまり、ユーザは制御装置1Bを用いることにより、所望する被制御装置だけを制御することができる。
なお、実施の形態2の制御装置1Aも、特定情報記憶部15を有してもよい。実施の形態2の制御装置1Aが有する複数の構成要素のすべてと特定情報記憶部15とを有する制御装置を、制御装置1Cと定義する。制御装置1Cは、実施の形態3の変形例の制御装置である。図5は、実施の形態3の変形例の制御装置1Cの構成図である。
制御装置1Cの受信部11は、PC50から、書込み用プログラムを受信すると共に、複数の他の制御装置のうちの書込み用プログラムの格納対象の他の制御装置を特定する装置特定情報を受信する。特定情報記憶部15は、受信部11によって受信された装置特定情報を記憶する。送信部14は、複数の他の制御装置のうちの、特定情報記憶部15が記憶する装置特定情報によって特定される他の制御装置に、受信部11によって受信された書込み用プログラムを送信する。
制御装置1Cは、特定情報記憶部15を有するので、制御装置1Bと同様に、複数の他の制御装置のうちの、特定情報記憶部15が記憶する装置特定情報によって特定される他の制御装置に書込み用プログラムを送信する。書込み用プログラムと制御プログラムとが同一であれば、実施の形態3と同様に、ユーザは制御装置1Cを用いることにより、所望する被制御装置だけを制御することができる。
実施の形態4.
次に、実施の形態4の制御装置1Dを説明する。図6は、実施の形態4の制御装置1Dの構成図である。図6には、制御装置1Dと共に、PC50、被制御装置51、他の制御装置2、他の制御装置2A、他の制御装置2B、被制御装置52、被制御装置53及び被制御装置54が示されている。実施の形態4の制御装置1Dは、実施の形態1の制御装置1及び実施の形態3の制御装置1Bに類似するが、制御装置1及び制御装置1Bが有していない送信元記憶部16を有する。実施の形態4では、送信元記憶部16に関する事項を主に説明する。なお、制御装置1Dの一例はPLCである。
送信元記憶部16は、自装置が書込み用プログラムの送信元であることを示す送信元情報を記憶する。自装置は、送信元記憶部16が含まれる制御装置1Dである。ユーザがPC50に送信元情報を入力すると、PC50は送信元情報を制御装置1Dに送信する。制御装置1Dでは、受信部11が送信元情報を受信し、送信元記憶部16は、受信部11によって受信された送信元情報を記憶する。
送信元情報が、自装置である制御装置1Dが書込み用プログラムの送信元であることを示しているので、送信部14は、書込み用プログラムを通信可能な複数の他の制御装置のすべてに送信する。実施の形態4では、複数の他の制御装置のすべては、他の制御装置2、他の制御装置2A及び他の制御装置2Bである。そのため、送信部14は、書込み用プログラムを、他の制御装置2、他の制御装置2A及び他の制御装置2Bに送信する。
他の制御装置2、他の制御装置2A及び他の制御装置2Bでは、受信部が、制御装置1Dの送信部14が送信した書込み用プログラムを受信し、プログラム記憶部が受信部によって受信された書込み用プログラムを記憶する。
送信元情報が、自装置である制御装置1Dが書込み用プログラムの送信元であることを示しているので、実施の形態4の制御装置1Dは、複数の他の制御装置のすべてに書込み用プログラムを送信する。そのため、ユーザは、制御装置1Dを用いれば、制御装置1Dが書込み用プログラムの送信元であることを示す送信元情報をPC50に入力するだけで、複数の他の制御装置のすべてに書込み用プログラムを記憶させることができる。
更に言うと、ユーザは、複数の他の制御装置のすべてに書込み用プログラムを記憶させたい場合、制御装置1Dを用いることにより、書込み用プログラムの格納対象の他の制御装置を個別に特定する装置特定情報をPC50に入力することなく、複数の他の制御装置のすべてに書込み用プログラムを記憶させることができる。
書込み用プログラムと制御プログラムとは同一であってもよく、書込み用プログラムと制御プログラムとが同一であれば、複数の他の制御装置のすべては、制御装置1Dが被制御装置51を制御するように、対応する被制御装置を制御する。実施の形態4では、複数の他の制御装置のすべては、他の制御装置2、他の制御装置2A及び他の制御装置2Bである。そのため、他の制御装置2は、制御装置1Dが被制御装置51を制御するように、被制御装置52を制御し、他の制御装置2Aは、制御装置1Dが被制御装置51を制御するように、被制御装置53を制御し、他の制御装置2Bは、制御装置1Dが被制御装置51を制御するように、被制御装置54を制御する。すなわち、ユーザは、制御装置1Dを用いれば、すべての被制御装置の各々を互いに同期させて制御することができる。
実施の形態5.
次に、実施の形態5の制御装置1Eを説明する。図7は、実施の形態5の制御装置1Eの構成図である。図7には、制御装置1Eと共に、PC50、被制御装置51、他の制御装置2、他の制御装置2A、他の制御装置2B、被制御装置52、被制御装置53及び被制御装置54が示されている。実施の形態5の制御装置1Eは、実施の形態1の制御装置1、実施の形態3の制御装置1B及び実施の形態4の制御装置1Dに類似するが、制御装置1、制御装置1B及び制御装置1Dが有していない判断部17及び未完了記憶部18を有する。実施の形態5では、判断部17及び未完了記憶部18に関する事項を主に説明する。なお、制御装置1Eの一例はPLCである。
判断部17は、送信部14が書込み用プログラムを複数の他の制御装置に送信した場合、複数の他の制御装置の各々について書込み用プログラムの受信を完了したか否かを判断する。具体的には、複数の他の制御装置の各々は、書込み用プログラムの受信を完了した場合、書込み用プログラムの受信を完了したことを示す情報を制御装置1Eに送信する。判断部17は、書込み用プログラムの格納対象の複数の他の制御装置の各々について、送信部14が書込み用プログラムを送信してからあらかじめ決められた時間内に書込み用プログラムの受信を完了したことを示す情報が送信されたか否かを検出して、複数の他の制御装置の各々が書込み用プログラムの受信を完了したか否かを判断する。なお、実施の形態5では、送信部14は、複数の他の制御装置の各々から書込み用プログラムの受信を完了したことを示す情報を受信する機能を有し、複数の他の制御装置の各々における受信部は、書込み用プログラムの受信を完了したことを示す情報を制御装置1Eに送信する機能を有する。
未完了記憶部18は、判断部17による判断をもとに、送信部14が書込み用プログラムを複数の他の制御装置に送信した場合、複数の他の制御装置のうちで書込み用プログラムの受信を完了していない装置を特定する未完了情報を記憶する。
図8は、実施の形態5の制御装置1Eにおける未完了記憶部18に記憶される未完了情報の一例を示す図である。図8の未完了情報は、複数の他の制御装置が他の制御装置2、他の制御装置2A及び他の制御装置2Bであって、複数の他の制御装置のうちで、他の制御装置2及び他の制御装置2Bは書込み用プログラムの受信を完了しているものの、他の制御装置2Aは書込み用プログラムの受信を完了していないことを示している。
送信部14は、複数の他の制御装置に書込み用プログラムを送信した後に、未完了記憶部18に記憶される未完了情報によって特定される装置であって書込み用プログラムの受信を完了していない他の制御装置に、書込み用プログラムを再度送信する。送信部14が、書込み用プログラムを複数の他の制御装置である他の制御装置2、他の制御装置2A及び他の制御装置2Bに送信した場合を想定する。図8の未完了情報が示す通り他の制御装置2Aだけが書込み用プログラムの受信を完了していない場合、送信部14は、書込み用プログラムを他の制御装置2Aに再度送信する。
上述のように、実施の形態5の制御装置1Eは、書込み用プログラムを複数の他の制御装置に送信した場合、書込み用プログラムの受信を完了していない他の制御装置に、書込み用プログラムを再度送信する。つまり、制御装置1Eは、何らかの理由で書込み用プログラムを受信しなかった又は受信することができなかった他の制御装置に、書込み用プログラムを受信する新たな機会を与えることができる。他の制御装置は、書込み用プログラムを受信すると、プログラム記憶部により書込み用プログラムを記憶する。そのため、制御装置1Eを用いることにより、格納対象の複数の他の制御装置のすべてに書込み用プログラムを記憶させる確率を高めることができる。
なお、判断部17及び未完了記憶部18は、実施の形態3の制御装置1B及び実施の形態4の制御装置1Dに設けられてもよい。その場合、ユーザは、制御装置1B又は制御装置1Dを用いれば、格納対象の複数の他の制御装置のすべてに書込み用プログラムを記憶させる確率を高めることができる。
実施の形態6.
次に、実施の形態6の制御装置1Fを説明する。図9は、実施の形態6の制御装置1Fの構成図である。図9には、制御装置1Fと共に、PC50、第2の他の制御装置60、被制御装置70、被制御装置51、他の制御装置2及び被制御装置52が示されている。実施の形態6の制御装置1Fは、実施の形態1の制御装置1、実施の形態3の制御装置1B、実施の形態4の制御装置1D及び実施の形態5の制御装置1Eに類似している。
しかしながら、制御装置1Fは、PC50からではなく第2の他の制御装置60から書込み用プログラムを受信し、受信した書込み用プログラムを他の制御装置2に送信する。実施の形態6では、制御装置1Fが有する複数の機能のうちの、制御装置1、制御装置1B、制御装置1D及び制御装置1Eが有する機能とは異なる機能を主に説明する。なお、制御装置1Fの一例はPLCである。
実施の形態6の制御装置1Fの詳細を説明する前に、第2の他の制御装置60を説明する。第2の他の制御装置60にはPC50が接続されており、PC50は制御プログラム及び書込み用プログラムを記憶している。第2の他の制御装置60は、受信部61、プログラム記憶部62、実行部63、送信部64及び特定情報記憶部65を有する。第2の他の制御装置60の一例は、PLCである。
ユーザは、書込み用プログラムの格納対象の制御装置を特定する装置特定情報をPC50に入力する。装置特定情報は、書込み用プログラムの格納対象の制御装置が、第2の他の制御装置60、制御装置1F及び他の制御装置2であることを示す情報であると仮定する。
ユーザが装置特定情報をPC50に入力すると、PC50は、第2の他の制御装置60に、制御プログラム、書込み用プログラム及び装置特定情報を送信する。第2の他の制御装置60では、受信部61がPC50から制御プログラム、書込み用プログラム及び装置特定情報を受信し、プログラム記憶部62は、受信部61によって受信された制御プログラム及び書込み用プログラムを記憶する。特定情報記憶部65は、受信部61によって受信された装置特定情報を記憶する。
実行部63は、プログラム記憶部62に記憶された制御プログラムを周期的に実行して被制御装置70を制御する。特定情報記憶部65に記憶された装置特定情報が、書込み用プログラムの格納対象の制御装置のひとつが制御装置1Fであることを示しているので、送信部64は、プログラム記憶部62に記憶された書込み用プログラムと、特定情報記憶部65に記憶された装置特定情報とを制御装置1Fに送信する。
制御装置1Fでは、受信部11が第2の他の制御装置60から書込み用プログラム及び装置特定情報を受信し、プログラム記憶部12は、受信部11によって受信された書込み用プログラムを記憶する。特定情報記憶部15は、受信部11によって受信された装置特定情報を記憶する。特定情報記憶部15に記憶された装置特定情報が、書込み用プログラムの格納対象の制御装置のひとつが他の制御装置2であることを示しているので、送信部14は、プログラム記憶部12に記憶された書込み用プログラムを他の制御装置2に送信する。
上述のように、制御装置1Fは、第2の他の制御装置60から書込み用プログラムを受信して他の制御装置2に送信する。つまり、ユーザが装置特定情報をPC50に入力すると、書込み用プログラムは、第2の他の制御装置60、制御装置1F及び他の制御装置2の順に伝搬する。すなわち、第2の他の制御装置60が第1世代の制御装置であり、制御装置1Fが第2世代の制御装置であり、他の制御装置2が第3世代の制御装置であって、第1から第3までの各世代の制御装置が書込み用プログラムを順に記憶することができる。
書込み用プログラムは制御プログラムと同一であってもよく、書込み用プログラムと制御プログラムとが同一であれば、各世代の制御装置は、制御プログラム又は書込み用プログラムを実行することにより、対応する被制御装置を同期して制御することができる。
なお、第2の他の制御装置60は、書込み用プログラム及び装置特定情報を制御装置1Fに送信するのではなく、書込み用プログラム及び装置特定情報と共に、プログラム記憶部62に記憶された制御プログラムを制御装置1Fに送信してもよい。その場合、制御装置1Fでは、受信部11が第2の他の制御装置60から制御プログラム、書込み用プログラム及び装置特定情報を受信し、プログラム記憶部12は、受信部11によって受信された制御プログラム及び書込み用プログラムを記憶する。つまり、プログラム記憶部12は、第2の他の制御装置60が送信した書込み用プログラムと共に、制御プログラムを記憶してもよい。プログラム記憶部12によって記憶される制御プログラムは、第2の他の制御装置60が送信した制御プログラムに限定されない。
実施の形態7.
次に、実施の形態7のシステム30を説明する。図10は、実施の形態7のシステム30の構成図である。システム30は、PC50と、第2の他の制御装置68と、7個の制御装置31−37とを有しており、第2の他の制御装置68及び7個の制御装置31−37の各々はネットワーク40によって接続されている。
第2の他の制御装置68は、実施の形態6の第2の他の制御装置60が有するすべての構成要素と、実施の形態5の制御装置1Eが有する判断部17及び未完了記憶部18とを有する。図11は、実施の形態7の第2の他の制御装置68の構成図である。なお、実施の形態7では、送信部64は、複数の制御装置の各々から書込み用プログラムの受信を完了したことを示す情報を受信する機能を有する。
7個の制御装置31−37の各々は、実施の形態6の制御装置1Fが有するすべての構成要素と、実施の形態5の制御装置1Eが有する判断部17及び未完了記憶部18とを有する。図12は、実施の形態7の制御装置31の構成図である。なお、実施の形態7では、受信部11は、書込み用プログラムの受信を完了した場合、書込み用プログラムの受信が完了したことを示す情報を第2の他の制御装置68又は他の制御装置に送信する機能を有する。送信部14は、複数の他の制御装置の各々から書込み用プログラムの受信を完了したことを示す情報を受信する機能を有する。6個の制御装置32−37の各々の構成は、制御装置31の構成と同じである。
ユーザが装置特定情報をPC50に入力すると、PC50は、第2の他の制御装置68に、制御プログラム、書込み用プログラム及び装置特定情報を送信する。装置特定情報は、書込み用プログラムの格納対象の制御装置が第2の他の制御装置68及び制御装置31−37であることを示す情報であると仮定する。
装置特定情報が、書込み用プログラムの格納対象の制御装置が第2の他の制御装置68及び制御装置31−37であることを示しているので、第1ステップにおいて、第2の他の制御装置68は、書込み用プログラム及び装置特定情報を制御装置31に送信する。図10において、第2の他の制御装置68に破線で接続されている表68aは、第2の他の制御装置68によって保持される表であって、装置特定情報と、複数の制御装置31−37の各々について書込み用プログラムの受信を完了したか否かを特定する未完了情報とを含む。
図10において、「M68」は第2の他の制御装置68を意味しており、「S31」は制御装置31を意味しており、「S32」は制御装置32を意味している。同様に、「SX」は制御装置Xを意味しており、Xは33から37までの整数である。図10において、「未」は書込み用プログラムの受信が完了していないことを示し、「完」は書込み用プログラムの受信が完了したことを示している。
上述の通り、第1ステップにおいて、第2の他の制御装置68は、書込み用プログラム及び装置特定情報を制御装置31に送信する。制御装置31は、第2の他の制御装置68から書込み用プログラム及び装置特定情報を受信し、書込み用プログラム及び装置特定情報を受信したことを示す情報を第2の他の制御装置68に送信する。第2の他の制御装置68は、表68aのS31について、未完了情報を「未」から「完」に上書きする。
第1ステップにおいて、制御装置31に破線で接続されている表31aは、制御装置31によって保持される表であって、装置特定情報と、複数の制御装置31−37の各々について書込み用プログラムの受信を完了したか否か特定する未完了情報とを含む。制御装置31は、第2の他の制御装置68から書込み用プログラム及び装置特定情報を受信したので、表31aのS31について、「完」を記録する。
第1ステップにおいて、制御装置32−37の各々は書込み用プログラム及び装置特定情報を受信していないので、表68a及び表31aのS32−S37については「未」が記録されている。
上述の通り、装置特定情報は、書込み用プログラムの格納対象の制御装置が第2の他の制御装置68及び制御装置31−37であることを示しているので、第2ステップにおいて、第2の他の制御装置68は書込み用プログラム及び装置特定情報を制御装置32に送信すると共に、書込み用プログラム及び装置特定情報を制御装置32に送信したことを示す情報を制御装置31に送信する。制御装置31は、書込み用プログラム及び装置特定情報を制御装置33に送信すると共に、書込み用プログラム及び装置特定情報を制御装置33に送信したことを示す情報を第2の他の制御装置68に送信する。
制御装置32は、第2の他の制御装置68から書込み用プログラム及び装置特定情報を受信し、書込み用プログラム及び装置特定情報を受信したことを示す情報を第2の他の制御装置68、制御装置31及び制御装置33に送信する。制御装置33は、制御装置31から書込み用プログラム及び装置特定情報を受信し、書込み用プログラム及び装置特定情報を受信したことを示す情報を第2の他の制御装置68、制御装置31及び制御装置32に送信する。
第2ステップにおいて、第2の他の制御装置68及び制御装置31は、表68a及び表31aのS32及びS33について、未完了情報を「未」から「完」に上書きする。制御装置32及び制御装置33は、各々が保持する表32a及び表33aのS31からS33までについて、「完」を記録する。なお、第2ステップの終了時において、表68a及び表31aの内容は表32a及び表33aの内容と同じである。
上述の通り、装置特定情報は、書込み用プログラムの格納対象の制御装置が第2の他の制御装置68及び制御装置31−37であることを示しているので、第3ステップにおいて、第2の他の制御装置68は書込み用プログラム及び装置特定情報を制御装置34に送信すると共に、書込み用プログラム及び装置特定情報を制御装置34に送信したことを示す情報を制御装置31−33及び制御装置35−37に送信する。制御装置31は、書込み用プログラム及び装置特定情報を制御装置35に送信すると共に、書込み用プログラム及び装置特定情報を制御装置35に送信したことを示す情報を第2の他の制御装置68、制御装置32−34及び制御装置36−37に送信する。
制御装置32は、書込み用プログラム及び装置特定情報を制御装置36に送信すると共に、書込み用プログラム及び装置特定情報を制御装置36に送信したことを示す情報を第2の他の制御装置68、制御装置31、制御装置33−35及び制御装置37に送信する。制御装置33は、書込み用プログラム及び装置特定情報を制御装置37に送信すると共に、書込み用プログラム及び装置特定情報を制御装置37に送信したことを示す情報を第2の他の制御装置68、制御装置31−32及び制御装置34−36に送信する。
制御装置34は、第2の他の制御装置68から書込み用プログラム及び装置特定情報を受信し、書込み用プログラム及び装置特定情報を受信したことを示す情報を第2の他の制御装置68、制御装置31−33及び制御装置35−37に送信する。制御装置35は、制御装置31から書込み用プログラム及び装置特定情報を受信し、書込み用プログラム及び装置特定情報を受信したことを示す情報を第2の他の制御装置68、制御装置31−34及び制御装置36−37に送信する。
制御装置36は、制御装置32から書込み用プログラム及び装置特定情報を受信し、書込み用プログラム及び装置特定情報を受信したことを示す情報を第2の他の制御装置68、制御装置31−35及び制御装置37に送信する。制御装置37は、制御装置33から書込み用プログラム及び装置特定情報を受信し、書込み用プログラム及び装置特定情報を受信したことを示す情報を第2の他の制御装置68及び制御装置31−36に送信する。
第3ステップにおいて、第2の他の制御装置68及び制御装置31−33は、表68a及び表31a−表33aのS34−S37について、未完了情報を「未」から「完」に上書きする。制御装置34−37は、各々が保持する表34a−表37aのS31からS37までについて、「完」を記録する。なお、第3ステップの終了時において、表68a及び表31a−表33aの内容は表34a−表37aの内容と同じである。
従来、PC50が制御装置31−37のすべてに書込み用プログラムを送信する場合、PC50は、第2の他の制御装置68に書込み用プログラムを送信した後、制御装置31−37の各々に書込み用プログラムを順に送信する。つまり、PC50は、第2の他の制御装置68に書込み用プログラムを送信した後、七つのステップで制御装置31−37の各々に書込み用プログラムを送信する。
それに対し、実施の形態7のシステム30では、PC50が第2の他の制御装置68に書込み用プログラムを送信した後、第1から第3の三つのステップで、制御装置31−37のすべてに書込み用プログラムを送信することができる。したがって、システム30は、従来より短時間で、複数の制御装置に書込み用プログラムを送信することができる。加えて、ユーザは、システム30を用いれば、第2の他の制御装置68に書込み用プログラムを送信させる操作をPC50に対して行うだけで、書込み用プログラムを制御装置31−37のすべてに送信させることができる。
実施の形態7では、制御装置31−33の各々は、ひとつの制御装置に書込み用プログラムを送信するが、制御装置31−33の少なくとも一部は、複数の制御装置に書込み用プログラムを送信してもよい。
実施の形態1から7において、他の制御装置に送信される書込み用プログラムは、プログラムの全部であってもよいし、プログラムの一部であってもよい。
なお、実施の形態1の制御装置1を構成する受信部11、実行部13及び送信部14の複数の構成要素の機能の一部又は全部は、処理回路81によって実現されてもよい。図13は、実施の形態1の制御装置1を構成する少なくとも一部の構成要素が処理回路81であることを示す図である。処理回路81は、専用のハードウェアである。すなわち、処理回路81は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、並列プログラム化されたプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はこれらを組み合わせたものである。制御装置1を構成する受信部11、実行部13及び送信部14の複数の構成要素の一部は、残部とは別個の専用のハードウェアであってもよい。
制御装置1を構成する受信部11、実行部13及び送信部14の複数の構成要素の一部又は全部は、メモリ91に格納されるプログラムを実行するプロセッサ92であってもよい。図14は、実施の形態1の制御装置1を構成する少なくとも一部の構成要素がプロセッサ92であることを示す図である。プロセッサ92は、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、又はDSP(Digital Signal Processor)である。
制御装置1を構成する少なくとも一部の構成要素がプロセッサ92である場合、制御装置1を構成する少なくとも一部の構成要素の機能は、プロセッサ92と、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア又はファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ91に格納される。プロセッサ92は、メモリ91に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置1を構成する一部の構成要素の機能を実現する。
すなわち、制御装置1を構成する一部の構成要素がプロセッサ92である場合、制御装置1は、制御装置1を構成する一部の構成要素によって実行されるステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ91を有する。メモリ91に格納されるプログラムは、制御装置1を構成する一部の構成要素が実行する手順又は方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。メモリ91は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク又はDVD(Digital Versatile Disk)等である。
制御装置1を構成する複数の構成要素の機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、残部をソフトウェア又はファームウェアで実現してもよい。このように、制御装置1を構成する複数の構成要素の機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって実現することができる。
実施の形態2の制御装置1A、実施の形態3の制御装置1B、実施の形態3の変形例の制御装置1C、実施の形態4の制御装置1D、実施の形態5の制御装置1E、実施の形態6の制御装置1F及び実施の形態7の制御装置31−37についても、各制御装置を構成する少なくとも一部の構成要素は処理回路81又はプロセッサ92であってもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略又は変更することも可能である。
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F,31,32,33,34,35,36,37 制御装置、2,2A,2B 他の制御装置、11,21,61 受信部、12,22,62 プログラム記憶部、13,23,63 実行部、14,64 送信部、15,65 特定情報記憶部、16 送信元記憶部、17 判断部、18 未完了記憶部、30 システム、50 PC、51,52,53,54,70 被制御装置、60,68 第2の他の制御装置、81 処理回路、91 メモリ、92 プロセッサ。
本発明は、被制御装置を制御する複数の制御装置を有するシステムに関する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、制御装置に格納するための書込み用プログラムを複数の制御装置にできるだけ早く送信することを可能とする制御装置を有するシステムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の制御装置と、編集装置から書込み用プログラムを受信する第2の制御装置とを有する。複数の制御装置及び第2の制御装置の各々は、制御プログラムを周期的に実行して対応する被制御装置を制御する装置である。第2の制御装置は、第1世代の制御装置である。複数の制御装置のうちの一部の制御装置は、複数の第2世代の制御装置である。複数の制御装置のうちの複数の第2世代の制御装置以外の制御装置は、複数の第3世代の制御装置である。第1世代の制御装置は、書込み用プログラムを複数の第2世代の制御装置の各々に送信する。複数の第2世代の制御装置の各々は、第1世代の制御装置によって送信された書込み用プログラムを受信し、書込み用プログラムを複数の第3世代の制御装置のうちのいずれか1個の制御装置に送信する。
本発明にかかるシステムに含まれる制御装置は、制御装置に格納するための書込み用プログラムを複数の制御装置にできるだけ早く送信することを可能とするという効果を奏する。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の制御装置と、編集装置から書込み用プログラムを受信する第2の制御装置とを有する。複数の制御装置及び第2の制御装置の各々は、制御プログラムを周期的に実行して対応する被制御装置を制御する装置である。第2の制御装置は、第1世代の制御装置である。複数の制御装置のうちの一部の制御装置は、複数の第2世代の制御装置である。複数の制御装置のうちの複数の第2世代の制御装置以外の制御装置は、複数の第3世代の制御装置である。第1世代の制御装置は、編集装置から受信した書込み用プログラムを複数の第2世代の制御装置の各々に送信する。複数の第2世代の制御装置の各々は、第1世代の制御装置によって送信された書込み用プログラムを受信し、第1世代の制御装置から受信した書込み用プログラムを複数の第3世代の制御装置のうちのいずれか1個の制御装置に送信する。第1世代の制御装置及び複数の第2世代の制御装置の各々は、書込み用プログラムの格納対象の制御装置を特定する装置特定情報を記憶する特定情報記憶部を更に有する。第1世代の制御装置及び複数の第2世代の制御装置の各々は、特定情報記憶部が記憶する装置特定情報によって特定される制御装置に書込み用プログラム及び装置特定情報を送信する。複数の第2世代の制御装置及び複数の第3世代の制御装置の各々は、第1世代の制御装置、複数の第2世代の制御装置及び複数の第3世代の制御装置のうちの書込み用プログラムを自装置に送信していない制御装置に、書込み用プログラム及び装置特定情報を受信したことを示す情報を送信する。

Claims (8)

  1. 被制御装置を制御するための制御プログラムを記憶するプログラム記憶部と、
    前記プログラム記憶部に記憶された前記制御プログラムを周期的に実行して前記被制御装置を制御する実行部と、
    他の制御装置に格納するための書込み用プログラムを受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された前記書込み用プログラムを前記他の制御装置に送信する送信部と
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記プログラム記憶部は、前記書込み用プログラムを記憶しない
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記プログラム記憶部は、前記受信部によって受信された前記書込み用プログラムを更に記憶し、
    前記送信部は、前記プログラム記憶部に記憶された前記書込み用プログラムを前記他の制御装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  4. 複数の他の制御装置のうちの前記書込み用プログラムの格納対象の前記他の制御装置を特定する装置特定情報を記憶する特定情報記憶部を更に備え、
    前記送信部は、前記複数の他の制御装置のうちの、前記特定情報記憶部が記憶する前記装置特定情報によって特定される前記他の制御装置に前記書込み用プログラムを送信する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 自装置が前記書込み用プログラムの送信元であることを示す送信元情報を記憶する送信元記憶部を更に備え、
    前記送信部は、前記送信元記憶部に記憶された前記送信元情報をもとに、前記書込み用プログラムを通信可能な複数の他の制御装置のすべてに送信し、
    前記複数の他の制御装置の各々は、前記他の制御装置である
    ことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  6. 前記送信部が前記書込み用プログラムを複数の前記他の制御装置に送信した後に、前記複数の前記他の制御装置のうちで前記書込み用プログラムの受信を完了していない装置を特定する未完了情報を記憶する未完了記憶部を更に備え、
    前記送信部は、前記未完了記憶部に記憶される前記未完了情報によって特定される装置であって前記書込み用プログラムの受信を完了していない前記他の制御装置に、前記書込み用プログラムを再度送信する
    ことを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記受信部は、第2の他の制御装置から前記書込み用プログラムを受信する
    ことを特徴とする請求項3又は6に記載の制御装置。
  8. 前記書込み用プログラムと前記制御プログラムとは同一である
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の制御装置。
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