JP2014120986A - スレーブ機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザがコンフィギュレーションファイルの取得を容易に行うことができるスレーブ機器を提供する。
【解決手段】実施形態のスレーブ機器によれば、メモリに、各通信ノードを定義するコンフィギュレーションに使用される、コンフィギュレーションファイルを生成するために必要な生成情報が記憶されている。そして、ファイル生成・送信手段は、コンフィギュレーションファイルの送信要求トリガが与えられると、前記生成情報に基づいてコンフィギュレーションファイルを生成し、当該ファイルを外部端末に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、フィールドネットワークに接続されてマスタ機器と通信を行うスレーブ機器に関する。
現在、プロセスオートメーションシステムやファクトリーオートメーションシステムを構築するには、フィールドネットワークが必要不可欠となっている。フィールドネットワークの構築には、所謂コンフィギュレータと称するソフトウェアによりネットワーク環境のコンフィギュレーションを行う方式が広く用いられている。コンフィギュレータを使用して構築されるネットワークにインバータ装置をスレーブ機器として接続するには、インバータ装置をコンフィギュレータに認識させるためのコンフィギュレーションファイルが必要となる。
コンフィギュレーションファイルには、装置の名称・容量・ソフトウェアバージョン・対応するネットワークのサービス内容を始めとした様々な情報が記載されている。そして、コンフィギュレータは、これらの情報を元にインバータ装置を識別するコンフィグレーションを実行する。また、インバータ装置のコンフィギュレーションファイルに、インバータ装置に設定可能なパラメータの情報も含ませておき、これらのパラメータ情報に基づきパラメータ設定を行う機能がサポートされているコンフィギュレータも多く見られる。
ただし、フィールドネットワークの種類に応じて、拡張子・記述方法・記述内容など、コンフィギュレーションファイルの定義は異なっている。例えば、EtherNet/IP(登録商標)ではEDSファイルが、Profibus(登録商標)ではGSDファイルと呼ばれるコンフィギュレーションファイルが用意されるが、同じインバータ装置のために作られたファイルであっても互換性は無い。
FDT/DTM等と呼ばれる、複数のフィールドネットワークを統合して、コンフィギュレーションを行う手法も提案されているが、複数のフィールドネットワークを統合する都合上、最大公約数的な機能のみしか利用できないことが多い。また、各フィールドネットワーク専用のコンフィギュレータを使用する手法と比較すると、一般的なシステム構築に用いられる手法とは異なるものとなる。
特開2009−181247号公報
以上のような事情から、各インバータ装置について適切なコンフィギュレーションファイルをユーザへ提供するためには、多種に亘るコンフィギュレーションファイルを用意する必要がある。一つの製品群に対して、同じような意味を持つ複数のコンフィギュレーションファイルを用意することは、提供するメーカにとって非常に煩雑な作業である。多くの場合は、煩雑さを避けるためにコンフィギュレーションファイルに記載する情報量を削減して一本化を図るが、必要十分な情報量を持ったコンフィギュレーションファイルを提供できていないことも多い。
一方、ユーザから見た場合も、同じような意味を持つ多数の選択肢の中から適切なコンフィギュレーションファイルを選択する必要がある。また、コンフィギュレーションファイルはインバータ装置の販売店、または製造メーカのWebサイトを通じて入手する体制が取られていることが多く、その都度入手先のWebサイトにアクセスする必要があり、ファイルの取得作業が煩わしいという問題がある。
そこで、ユーザがコンフィギュレーションファイルの取得を容易に行うことができるスレーブ機器を提供する。
実施形態のスレーブ機器によれば、メモリに、各通信ノードを定義するコンフィギュレーションに使用される、コンフィギュレーションファイルを生成するために必要な生成情報が記憶されている。そして、ファイル生成・送信手段は、コンフィギュレーションファイルの送信要求トリガが与えられると、前記生成情報に基づいてコンフィギュレーションファイルを生成し、当該ファイルを外部端末に送信する。
また、実施形態のスレーブ機器によれば、メモリにコンフィギュレーションファイルが記憶されている。そして、ファイル送信手段は、コンフィギュレーションファイルの送信要求トリガが与えられると、当該ファイルを外部端末に送信する。
第1実施形態であり、パソコンとインバータ装置とが通信ケーブルを介して接続された状態を示す図 ネットワークシステム全体の構成を示す図 パソコンとインバータ装置との間で行われる処理を示すシーケンス図 生成されたコンフィギュレーションファイルの一例を示す図(その1) 生成されたコンフィギュレーションファイルの一例を示す図(その2) 第2実施形態を示す図1相当図 図3に示す端子(1)において実行される処理を示す図 第3実施形態を示す図1相当図 図3に示す端子(2)において実行される処理を示す図 第4実施形態であり、図3に示す端子(3)において実行される処理を示す図 第5実施形態であり、図3に示す端子(4),(5)において実行される処理を示す図 第6実施形態であり、インバータ装置にUSBメモリが接続された状態を示す図 インバータ装置によって行われる処理を示すシーケンス図 第7実施形態を示す図13相当図 第8実施形態を示す図1相当図
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図1ないし図5を参照して説明する。図2は、ネットワークシステム全体の構成を示している。マスタ機器(通信ノード)であるコントローラ1とパーソナルコンピュータ(パソコン)2とは、例えばEtherNet/IPなどのプロトコルによる上位通信バス3を介して接続されており、これらは上位層ネットワーク(コントロールネットワーク)4を構成している。パソコン2(外部端末)は、ネットワークの初期設定を行ったり、実際に通信が行われている状況をモニタするために接続される。
コントローラ1と、スレーブ機器(通信ノード)である例えばインバータ装置5,工作機械6,リモートI/O7,ゲートウェイ8等は、例えばProfibusなどのプロトコルによる下位通信バス9を介して接続されており、これらは下位層ネットワーク(狭義のフィールドネットワーク)10を構成している。そして、ゲートウェイ8には、例えばリレー11,スイッチ12,I/O機器13等が、例えばAS-iなどのプロトコルによる最下位通信バス14を介して接続されており、これらは最下位層ネットワーク(フィールドエンドネットワーク)15を構成している。
コンフィギュレータは、パソコン2にインストールされるソフトウェアであり、各スレーブ機器に関するコンフィギュレーションファイルを読み込む。そして、コントローラ1と各スレーブ機器とが下位層ネットワーク10を介して通信可能となるように初期設定を行うため、コンフィギュレーションを行う。本実施形態では、コンフィギュレーションファイルは、後述するようにスレーブ機器側より提供される。また、コンフィギュレーションが行われる際に、コントローラ1とパソコン2とは、例えばUSB等のシリアル通信やインターネット等を介して接続される。
図1は、パソコン(PC)2とインバータ装置5とが例えばRS485などの通信ケーブル16を介して接続された状態を示している。また、インバータ装置5の内部については、本実施形態の要旨に係る機能部分のみをブロックで示している。インバータ装置5は、CPU21(ファイル生成・送信手段)と、例えばEEPROMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ22と、通信IC23とを備えている。CPU21は、不揮発性メモリ22に対してデータの書き込み及び読み出しを行い、通信IC23を制御してパソコン2とシリアル通信を行う。
通信IC23は、インバータ装置5の本体に設けられたコネクタ24を介して通信ケーブル16に接続されている。そして、パソコン2が送信したデータを受信するとパラレルに変換してCPU21に出力し、CPU21が書き込んだデータをシリアル変換してパソコン2に送信する。不揮発性メモリ22には、図示しない制御プログラム等と共に、コンフィギュレーションファイルを生成するための情報(生成情報)であるインバータ固有情報25,インバータ装置5の制御に使用されるパラメータ情報26(設定情報)が記憶されている。ここで、インバータ固有情報25は、例えばインバータ装置5の形式や容量,ソフトウェアのバージョンなどの情報である。
尚、一般的なインバータ装置であれば、インバータ固有情報25や、パラメータ情報26を構成する複数のアイテムは、制御プログラムのソースコードやその他のデータ領域に分散して配置されている。本実施形態における情報25及び26は、コンフィギュレーションファイルの生成を容易にするため、予め所定の格納領域にまとめて配置されている。すなわち、上記格納領域が生成情報格納エリアに対応する。また、格納エリア27は、上記の情報25及び26に基づいて生成されるコンフィギュレーションファイルを格納するためのエリアである。
次に、本実施形態の作用について説明する。図3は、パソコン2とインバータ装置5との間で行われる処理を示すシーケンス図である。インバータ装置5のCPU21は、電源が投入されて起動すると初期設定等を行う(B1)。ユーザがパソコン2を操作することで、パソコン2よりコンフィギュレーションファイルの生成/送信指示(送信要求コマンド,送信要求トリガ)が送信されると(A1)、CPU21は、不揮発性メモリ22よりインバータ固有情報25及びパラメータ情報26を読み出し、コンフィギュレーションファイルを生成する(B2)。生成したファイルは、不揮発性メモリ22の格納エリア27に書き込まれて記憶される。
それから、生成されたコンフィギュレーションファイルは、パソコン2側に送信される(B3)。パソコン2は、受信したコンフィギュレーションファイルを、ハードディスクなどの記憶装置に記憶する。その後、ユーザは、パソコン2でコンフィギュレータを起動して、取得したファイルを用いてコンフィギュレーションを行う。尚、図3に示されている端子(1)〜(5)は、対応するイベントが発生した時点で割り込み的に実行される処理に対応するもので、これらについては第2実施形態以降で説明する。
図4は、生成されたコンフィギュレーションファイルの一例を示すものである。図4(a)はインバータ固有情報25の一例であり、
ProdCode = 31000;EtherNet
がインバータ装置の形式コードである。図4(b)はパラメータ情報25の一例であり、
2000,3200000,10000
という数値が、それぞれパラメータRPI Rangeの下限値,上限値,初期値に対応している。
また、図5もパラメータ情報26の一例であり、インバータ装置に対応するI/Oスキャン(定期通信)の情報である。例えば、
Assem20 =
は、番号20のアセンブリに対応するものである。
以上のように本実施形態によれば、インバータ装置5の不揮発性メモリ22に、各通信ノードを定義するコンフィギュレーションに使用される、コンフィギュレーションファイルを生成するために必要なインバータ固有情報25を記憶する。そして、CPU21は、パソコン2よりコンフィギュレーションファイルの生成/送信指示が与えられると、インバータ固有情報25に基づいてコンフィギュレーションファイルを生成し、当該ファイルをパソコン2に送信する。したがって、ユーザは、パソコン2を操作するだけでインバータ装置5に対応するコンフィギュレーションファイルを、インバータ装置5より容易に取得することができる。
(第2実施形態)
図6及び図7は第2実施形態であり、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第2実施形態のインバータ装置31(スレーブ機器)は、不揮発性メモリ22とは別に、RAM等の揮発性メモリ32を備えている。そして、不揮発性メモリ22には、制御プログラム等と共にインバータ固有情報25及びパラメータ情報26が記憶され、生成されたコンフィギュレーションファイルの格納エリアは、揮発性メモリ32に設けられている。
次に、第2実施形態の作用について説明する。図7は、インバータ装置31のCPU21により、図3に示す端子(1)において実行される処理を示す。CPU21は、制御プログラムに従い、不揮発性メモリ22よりインバータ固有情報25及びパラメータ情報26を読み出す(C1)。それから、読み出した情報を、揮発性メモリ32の格納領域に、コード(制御プログラム)上で定義されるコンフィギュレーションファイルの形式で書き込む(C2)。
そして、第1実施形態と同様に、図3に示すステップA1において、パソコン2よりコンフィギュレーションファイルの生成/送信指示が送信されると、CPU21は、揮発性メモリ32において上記格納領域に書き込んだインバータ固有情報25及びパラメータ情報26を読み出すと、同メモリ32内にあるコンフィギュレーションファイルの格納領域にファイルを書き込んで生成する(B2)。以降の処理は、第1実施形態と同様である。
以上のように第2実施形態によれば、インバータ装置31のCPU21は、不揮発性メモリ22よりインバータ固有情報25及びパラメータ情報26を読み出し、揮発性メモリ32内にあるコンフィギュレーションファイルの格納領域に当該ファイルを書き込んで生成する。したがって、不揮発性メモリ22として必要な容量を削減することができる。
(第3実施形態)
図8及び図9は第3実施形態であり、第1実施形態と異なる部分のみ説明する。図8に示すインバータ装置5Aは、本体にヒューマンインターフェイス(以下、HMIと称す)28を備えている。HMI28(入力手段)は、入力用の操作キーや、数字やアルファベット等を表示可能な7セグメントディスプレイ等からなるもので、ユーザが例えばパラメータ情報26の入力設定を行う際に使用する。
次に、第3実施形態の作用について説明する。図9は、インバータ装置5のCPU21により、図3に示す端子(2)において実行される処理を示す。ユーザがHMI28を操作することで、例えばパラメータ情報26の変更を必要とする、例えばインバータ装置5の制御特性を変更した場合を想定する。この時、パラメータ変更用の関数(プログラムモジュール)が起動されて、対応するエリアのパラメータが変更される(D1)。すると、CPU21は、上記関数がコールされたことをトリガとして、パラメータ情報26を更新する。
以上のように第3実施形態によれば、CPU21は、ユーザにより不揮発性メモリ22に記憶されているパラメータ情報26の変更を必要とするインバータ装置5の制御特性が更新されると、不揮発性メモリ22に別途格納領域が設けられているパラメータ情報26を更新する。したがって、コンフィギュレーションファイルを生成する際に含まれるパラメータ情報26を、常時最新の状態に維持することができる。
(第4実施形態)
図10は第4実施形態であり、第3実施形態と異なる部分について説明する。図10は、インバータ装置5のCPU21により、図3に示す端子(3)において実行される処理を示す。第4実施形態では、インバータ固有情報25の1つとして、インバータ装置5が接続されるフィールドネットワークの種類(プロトコル)を指定するもの(指定情報に対応)が、不揮発性メモリ22に記憶されている。すなわち、EtherNet/IPやProfibus等に対応したコードがパラメータとして指定されている。
CPU21は、ステップB1の実行後に上記エリアを参照し、作成するコンフィギュレーションファイルを、指定されたプロトコルのフィールドネットワークに対応させるように決定する(F1)。以降は第1実施形態と同様に、ステップB2,B3を実行する。
以上のように第4実施形態によれば、CPU21は、不揮発性メモリ22に記憶されているフィールドネットワークの指定情報を取得すると、当該指定情報により指定されたフィールドネットワークの種類に応じてコンフィギュレーションファイルを生成する。したがって、インバータ装置5が実際に接続されるフィールドネットワークの種類に対応したコンフィギュレーションファイルを生成できる。
(第5実施形態)
図11は第5実施形態であり、第4実施形態と異なる部分について説明する。図11は(a)は、パソコン2により図3に示す端子(4)において実行される処理,(b)インバータ装置5のCPU21により図3に示す端子(5)において実行される処理を示す。ユーザがパソコン2のソフトウェアを起動し、例えばGUI(Graphic User Interface)を操作することで、インバータ装置5が接続されるフィールドネットワークの種類(プロトコル)を選択する(指定情報に対応,G1)。
すると、パソコン2は、選択されたプロトコルに対応するコンフィギュレーションファイルの生成を指定する(G2)。すなわち、フィールドネットワークを指定する情報が、ステップG2で送信されるコマンドに含まれることになる。以降は第1実施形態と同様に、ステップA1を実行する。そして、インバータ装置5のCPU21は、受信したコマンド内の指定情報を参照すると、作成するコンフィギュレーションファイルを、指定されたプロトコルのフィールドネットワークに対応させるように決定する(H1)。以降は第1実施形態と同様にステップB2,B3を実行する。
以上のように第5実施形態によれば、CPU21は、ユーザにより設定された、フィールドネットワークの種類を指定する指定情報を取得すると、当該指定情報により指定されたフィールドネットワークの種類に応じてコンフィギュレーションファイルを生成する。したがって、インバータ装置5が実際に接続されるフィールドネットワークの種類に対応したコンフィギュレーションファイルを生成できる。
(第6実施形態)
図12及び図13は第6実施形態である。第6実施形態のインバータ装置41は、HMI28を備えていると共に、CPU42(ファイル生成・送信手段)及びUSB(Universal Serial Bus)に対応した通信IC43を備えている。更に、上記本体にはUSBポート45が設けられており、USBポート45には、外部記憶装置であるUSBメモリ46(外部端末)が接続される。
次に、第6実施形態の作用について説明する。図3相当図である図13は、インバータ装置41側の処理のみとなる。そして、端子(2),(3)の間には、ステップB4が挿入されている。ステップB4において、ユーザがHMI28を操作することで、コンフィギュレーションファイルの生成/送信を指示する入力(送信要求コマンドの入力,送信要求トリガ)が行われると、CPU42は、ステップB2’,B3’を実行し、コンフィギュレーションファイルの生成,送信を行う。
尚、ステップB2’にて生成したコンフィギュレーションファイルは、不揮発性メモリ22に書き込むことなく、ステップB3’においてUSBメモリ46に送信される。すると、USBメモリ46は、送信されたコンフィギュレーションファイルを、自身に書き込んで記憶する。
以上のように第6実施例によれば、インバータ装置41にユーザが入力操作を行うためのHMI28を備え、CPU42は、HMI28を介してコンフィギュレーションファイルの生成/送信を指示する入力があると当該ファイルの生成,送信を行う。したがって、インバータ装置41単体でコンフィギュレーションファイルの生成を行うことができ、生成したファイルをUSBメモリ46に送信して記憶させることができる。そして、不揮発性メモリ22にはコンフィギュレーションファイルの格納エリアを設ける必要がなくなるので、容量を削減できる。
(第7実施形態)
図14は第7実施形態であり、第6実施形態と異なる部分のみ説明する。図13相当図である図14では、ステップB4に替えてステップB5が配置されている。ステップB5において、CPU42(外部端末検出手段)が、USBメモリ46がUSBポート45に接続されたことを検出すると(送信要求トリガ)、ステップB2’,B3’を実行する。したがって、第7実施形態では、コンフィギュレーションファイルを生成するために、HMI28は必ずしも必要ではない。
以上のように第7実施形態によれば、CPU42は、USBメモリ46がUSBポート45に接続されてUSB通信が可能な状態となったことを検出すると当該ファイルの生成,送信を行うようにした。したがって、第6実施形態のようにユーザがHMI28を介して入力操作を行わずとも、コンフィギュレーションファイルの生成・送信を行うことができる。
(第8実施形態)
図15は第8実施形態であり、第1実施形態と異なる部分について説明する。第8実施形態では、インバータ装置5Bの不揮発性メモリ22Bには、コンフィギュレーションファイルの格納エリア27のみしか設けられておらず、当該格納エリア27には、インバータ装置5Bが出荷される前の段階で、予め生成されたコンフィギュレーションファイルが記憶されている。そして、CPU21B(ファイル送信手段)は、第1実施形態と同様にパソコン2からの送信要求コマンドを受信すると、格納エリア27よりコンフィギュレーションファイルを読み出してパソコン2側に送信する。すなわち、図3におけるステップB3のみを実行する。
以上のように第8実施形態によれば、インバータ装置5Bの不揮発性メモリ22Bに予め生成されたコンフィギュレーションを記憶させておき、CPU21Bは、送信要求トリガが与えられると、当該コンフィギュレーションファイルをパソコン2に送信する。したがって、不揮発性メモリ22Bの容量を第1実施形態の不揮発性メモリ22よりも削減できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば第1実施形態において、パソコン2とインバータ装置5との間の通信を、例えばBluetooth(登録商標)や無線LAN等の無線通信で行っても良い。
RS485の通信ケーブル内に配置される給電線を利用して、パソコン2からインバータ装置5側に、CPU21,不揮発性メモリ22,通信IC23を動作させるための電源を供給しても良い。
メモリは、インバータ装置5に内蔵されるものに限らず、インバータ装置5に接続されるスマートフォンやタブレット、SDカード等の外部記憶装置であっても良い。第6実施形態におけるUSBメモリについても、その他SDカード等の外部記憶装置であっても良い。
インバータ装置に限ることなく、その他、例えば工作機械6,リモートI/O7,ゲートウェイ8等、フィールドネットワークに接続されてマスタ機器と通信を行うスレーブ機器であれば適用が可能である。
図面中、1はコントローラ(マスタ機器)、2はパーソナルコンピュータ(外部端末)、5はインバータ装置(スレーブ機器)、10は下位層ネットワーク(フィールドネットワーク)、21はCPU(ファイル生成・送信手段)、22は不揮発性メモリ、25はインバータ固有情報(生成情報)、26はパラメータ情報(設定情報)、28はHMI(入力手段)、31はインバータ装置(スレーブ機器)、32は揮発性メモリ、41はインバータ装置(スレーブ機器)、42はCPU(ファイル生成・送信手段,外部端末検出手段)、46はUSBメモリ(外部端末)を示す。

Claims (8)

  1. フィールドネットワークに接続されてマスタ機器と通信を行うスレーブ機器であって、
    前記通信を行うために各通信ノードを定義するコンフィギュレーションに使用される、コンフィギュレーションファイルを生成するために必要な生成情報が記憶されているメモリと、
    外部端末と通信を行うための通信手段と、
    コンフィギュレーションファイルの送信要求トリガが与えられると、前記生成情報に基づいてコンフィギュレーションファイルを生成し、当該コンフィギュレーションファイルを前記外部端末に送信するファイル生成・送信手段とを備えることを特徴とするスレーブ機器。
  2. 前記ファイル生成・送信手段は、前記外部端末より送信された、コンフィギュレーションファイルの送信要求コマンドの受信を、前記送信要求トリガとすることを特徴とする請求項1記載のスレーブ機器。
  3. 前記外部端末が、前記通信手段を介して通信可能な状態となったことを検出する外部端末検出手段を備え、
    前記ファイル生成・送信手段は、前記外部端末が通信可能な状態となったことを、前記送信要求トリガとすることを特徴とする請求項1記載のスレーブ機器。
  4. ユーザが入力操作を行うための入力手段を備え、
    前記ファイル生成・送信手段は、前記入力手段を介して送信要求コマンドの入力があったことを、前記送信要求トリガとすることを特徴とする請求項1記載のスレーブ機器。
  5. 前記外部端末が、前記通信手段を介して通信可能な状態となったことを検出する外部端末検出手段と、
    ユーザが入力操作を行うための入力手段とを備え、
    前記生成情報には、前記送信要求トリガとして何れを選択するか決定するための選択パラメータが含まれており、
    前記ファイル生成・送信手段は、前記選択パラメータに基づいて、前記送信要求コマンドの受信,前記外部端末が通信可能な状態となったこと,前記入力手段を介して送信要求コマンドの入力があったことの何れかを、前記送信要求トリガとすることを特徴とする請求項2記載のスレーブ機器。
  6. 前記メモリには、機器本体の制御に関する設定情報も記憶されており、
    前記ファイル生成・送信手段は、前記設定情報も前記生成情報の一部として取り扱い、前記設定情報が更新されたことをトリガとして、前記生成情報を更新することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載のスレーブ機器。
  7. 前記ファイル生成・送信手段は、フィールドネットワークの種類を指定する指定情報を取得可能に構成され、前記指定情報により指定されたフィールドネットワークの種類に応じて、前記コンフィギュレーションファイルを生成することを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載のスレーブ機器。
  8. フィールドネットワークに接続されてマスタ機器と通信を行うスレーブ機器であって、
    前記通信を行うためのコンフィギュレーションに使用される、コンフィギュレーションファイルが記憶されているメモリと、
    外部端末と通信を行うための通信手段と、
    コンフィギュレーションファイルの送信要求トリガが与えられると、当該コンフィギュレーションファイルを前記外部端末に送信するファイル送信手段とを備えることを特徴とするスレーブ機器。
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