JP2014120986A - スレーブ機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実施形態のスレーブ機器によれば、メモリに、各通信ノードを定義するコンフィギュレーションに使用される、コンフィギュレーションファイルを生成するために必要な生成情報が記憶されている。そして、ファイル生成・送信手段は、コンフィギュレーションファイルの送信要求トリガが与えられると、前記生成情報に基づいてコンフィギュレーションファイルを生成し、当該ファイルを外部端末に送信する。
【選択図】図1
Description
また、実施形態のスレーブ機器によれば、メモリにコンフィギュレーションファイルが記憶されている。そして、ファイル送信手段は、コンフィギュレーションファイルの送信要求トリガが与えられると、当該ファイルを外部端末に送信する。
以下、第1実施形態について図1ないし図5を参照して説明する。図2は、ネットワークシステム全体の構成を示している。マスタ機器(通信ノード)であるコントローラ1とパーソナルコンピュータ(パソコン)2とは、例えばEtherNet/IPなどのプロトコルによる上位通信バス3を介して接続されており、これらは上位層ネットワーク(コントロールネットワーク)4を構成している。パソコン2(外部端末)は、ネットワークの初期設定を行ったり、実際に通信が行われている状況をモニタするために接続される。
ProdCode = 31000;EtherNet
がインバータ装置の形式コードである。図4(b)はパラメータ情報25の一例であり、
2000,3200000,10000
という数値が、それぞれパラメータRPI Rangeの下限値,上限値,初期値に対応している。
また、図5もパラメータ情報26の一例であり、インバータ装置に対応するI/Oスキャン(定期通信)の情報である。例えば、
Assem20 =
は、番号20のアセンブリに対応するものである。
図6及び図7は第2実施形態であり、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第2実施形態のインバータ装置31(スレーブ機器)は、不揮発性メモリ22とは別に、RAM等の揮発性メモリ32を備えている。そして、不揮発性メモリ22には、制御プログラム等と共にインバータ固有情報25及びパラメータ情報26が記憶され、生成されたコンフィギュレーションファイルの格納エリアは、揮発性メモリ32に設けられている。
図8及び図9は第3実施形態であり、第1実施形態と異なる部分のみ説明する。図8に示すインバータ装置5Aは、本体にヒューマンインターフェイス(以下、HMIと称す)28を備えている。HMI28(入力手段)は、入力用の操作キーや、数字やアルファベット等を表示可能な7セグメントディスプレイ等からなるもので、ユーザが例えばパラメータ情報26の入力設定を行う際に使用する。
図10は第4実施形態であり、第3実施形態と異なる部分について説明する。図10は、インバータ装置5のCPU21により、図3に示す端子(3)において実行される処理を示す。第4実施形態では、インバータ固有情報25の1つとして、インバータ装置5が接続されるフィールドネットワークの種類(プロトコル)を指定するもの(指定情報に対応)が、不揮発性メモリ22に記憶されている。すなわち、EtherNet/IPやProfibus等に対応したコードがパラメータとして指定されている。
図11は第5実施形態であり、第4実施形態と異なる部分について説明する。図11は(a)は、パソコン2により図3に示す端子(4)において実行される処理,(b)インバータ装置5のCPU21により図3に示す端子(5)において実行される処理を示す。ユーザがパソコン2のソフトウェアを起動し、例えばGUI(Graphic User Interface)を操作することで、インバータ装置5が接続されるフィールドネットワークの種類(プロトコル)を選択する(指定情報に対応,G1)。
図12及び図13は第6実施形態である。第6実施形態のインバータ装置41は、HMI28を備えていると共に、CPU42(ファイル生成・送信手段)及びUSB(Universal Serial Bus)に対応した通信IC43を備えている。更に、上記本体にはUSBポート45が設けられており、USBポート45には、外部記憶装置であるUSBメモリ46(外部端末)が接続される。
図14は第7実施形態であり、第6実施形態と異なる部分のみ説明する。図13相当図である図14では、ステップB4に替えてステップB5が配置されている。ステップB5において、CPU42(外部端末検出手段)が、USBメモリ46がUSBポート45に接続されたことを検出すると(送信要求トリガ)、ステップB2’,B3’を実行する。したがって、第7実施形態では、コンフィギュレーションファイルを生成するために、HMI28は必ずしも必要ではない。
図15は第8実施形態であり、第1実施形態と異なる部分について説明する。第8実施形態では、インバータ装置5Bの不揮発性メモリ22Bには、コンフィギュレーションファイルの格納エリア27のみしか設けられておらず、当該格納エリア27には、インバータ装置5Bが出荷される前の段階で、予め生成されたコンフィギュレーションファイルが記憶されている。そして、CPU21B(ファイル送信手段)は、第1実施形態と同様にパソコン2からの送信要求コマンドを受信すると、格納エリア27よりコンフィギュレーションファイルを読み出してパソコン2側に送信する。すなわち、図3におけるステップB3のみを実行する。
例えば第1実施形態において、パソコン2とインバータ装置5との間の通信を、例えばBluetooth(登録商標)や無線LAN等の無線通信で行っても良い。
RS485の通信ケーブル内に配置される給電線を利用して、パソコン2からインバータ装置5側に、CPU21,不揮発性メモリ22,通信IC23を動作させるための電源を供給しても良い。
インバータ装置に限ることなく、その他、例えば工作機械6,リモートI/O7,ゲートウェイ8等、フィールドネットワークに接続されてマスタ機器と通信を行うスレーブ機器であれば適用が可能である。
Claims (8)
- フィールドネットワークに接続されてマスタ機器と通信を行うスレーブ機器であって、
前記通信を行うために各通信ノードを定義するコンフィギュレーションに使用される、コンフィギュレーションファイルを生成するために必要な生成情報が記憶されているメモリと、
外部端末と通信を行うための通信手段と、
コンフィギュレーションファイルの送信要求トリガが与えられると、前記生成情報に基づいてコンフィギュレーションファイルを生成し、当該コンフィギュレーションファイルを前記外部端末に送信するファイル生成・送信手段とを備えることを特徴とするスレーブ機器。 - 前記ファイル生成・送信手段は、前記外部端末より送信された、コンフィギュレーションファイルの送信要求コマンドの受信を、前記送信要求トリガとすることを特徴とする請求項1記載のスレーブ機器。
- 前記外部端末が、前記通信手段を介して通信可能な状態となったことを検出する外部端末検出手段を備え、
前記ファイル生成・送信手段は、前記外部端末が通信可能な状態となったことを、前記送信要求トリガとすることを特徴とする請求項1記載のスレーブ機器。 - ユーザが入力操作を行うための入力手段を備え、
前記ファイル生成・送信手段は、前記入力手段を介して送信要求コマンドの入力があったことを、前記送信要求トリガとすることを特徴とする請求項1記載のスレーブ機器。 - 前記外部端末が、前記通信手段を介して通信可能な状態となったことを検出する外部端末検出手段と、
ユーザが入力操作を行うための入力手段とを備え、
前記生成情報には、前記送信要求トリガとして何れを選択するか決定するための選択パラメータが含まれており、
前記ファイル生成・送信手段は、前記選択パラメータに基づいて、前記送信要求コマンドの受信,前記外部端末が通信可能な状態となったこと,前記入力手段を介して送信要求コマンドの入力があったことの何れかを、前記送信要求トリガとすることを特徴とする請求項2記載のスレーブ機器。 - 前記メモリには、機器本体の制御に関する設定情報も記憶されており、
前記ファイル生成・送信手段は、前記設定情報も前記生成情報の一部として取り扱い、前記設定情報が更新されたことをトリガとして、前記生成情報を更新することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載のスレーブ機器。 - 前記ファイル生成・送信手段は、フィールドネットワークの種類を指定する指定情報を取得可能に構成され、前記指定情報により指定されたフィールドネットワークの種類に応じて、前記コンフィギュレーションファイルを生成することを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載のスレーブ機器。
- フィールドネットワークに接続されてマスタ機器と通信を行うスレーブ機器であって、
前記通信を行うためのコンフィギュレーションに使用される、コンフィギュレーションファイルが記憶されているメモリと、
外部端末と通信を行うための通信手段と、
コンフィギュレーションファイルの送信要求トリガが与えられると、当該コンフィギュレーションファイルを前記外部端末に送信するファイル送信手段とを備えることを特徴とするスレーブ機器。
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---|---|---|---|---|
JPH08202657A (ja) * | 1995-01-26 | 1996-08-09 | Matsushita Electric Works Ltd | ネットワーク管理システム |
JP2001175433A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-06-29 | Nec Corp | 無線アダプタ |
JP2005094683A (ja) * | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Funai Electric Co Ltd | ゲートウェイ |
JP2009181247A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Yokogawa Electric Corp | フィールドネットワークシステム |
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2012
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