JP2013084112A - プログラマブルコントローラシステム、そのプログラミング装置、プログラマブルコントローラ、プログラム、デバッグ方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】開発支援装置60側では、コンパイラ62が、図形言語プログラムのソースコード66を入力してコンパイルすることで、最適化機械語オブジェクト67、デバッグ可能機械語オブジェクト68を生成する。このオブジェクト67生成の際の各図形要素の展開順序を展開順番対応表69に記憶しておき、オブジェクト68生成の際にはこの展開順番対応表69に記憶された展開順序に従ってコンパイルを行う。PLC80側では、通常時は最適化機械語オブジェクト67(84)を実行し、デバッグ時にはデバッグ可能機械語オブジェクト68(85)に切り替えて実行する。
【選択図】図12
Description
最近では、プログラムサイズの肥大化、システムの複雑化に伴い、ユーザアプリケーションの高速化が望まれており、ハードウェアだけでなくソフトウェア(コンパイラ)による高速化が実現されている。
例えば、まず「C=A+B」が実行され、続いて「F=(A+B)×D」が実行されるソースコードがあった場合、これをコンパイルすると、まず「C=A+B」に関しては最適化困難なため通常のコンパイルが行われ、下記の機械語オブジェクトが生成される。
ADD B
ST C
次に、「F=(A+B)×D」関しては、最適化コンパイルが可能であり、コンパイルの結果、例えば(A+B)の部分が「LD C」となる。例えばこの様にして、不要な変数や演算の削除が行われる。この様にして作成された機械語オブジェクト(最適化機械語オブジェクト)は、その実行の際に、A+Bに係る演算を行う必要がなく、変数Cの値のロードを行えば済むので、処理の高速化が図れる。
ここで、上記のように最適化機械語オブジェクトではソースコード上でデバッグすること(所謂“ソースコードレベルデバッグ/ソースコードデバッグ”)が困難となる問題に対して、例えば下記の従来技術が知られている。
図1、図2は、本例のプログラマブルコントローラシステムの構成例である。特に図1はプログラミング装置の詳細構成例を示し、図2はプログラマブルコントローラの詳細構成例を示すものである。
上記シーケンス制御プログラムの実行コード(機械語オブジェクト)が、I/O106を介してPLC200にダウンロードされることにより、PLC200側の図2に示すCPUモジュール210は、ユーザプログラムメモリ213などに保持されていたシーケンス制御プログラムの実行コード(旧バージョン等)を、ダウンロードされた実行コード(新バージョン等)に更新することができる。
このCPUモジュール210は、図2に示す例では、CPU211、システムプログラムメモリ(FLASH)212、ユーザプログラムメモリ(RAM)213、PLC固有バスインタフェース214、ユーザデータメモリ(RAM)215、システムワークメモリ(RAM)216、ドライバ/レシーバ217等を有し、これらがバス218に接続されている。
プログラミング装置100(プログラミングローダ)は、上記の通り、ユーザによって任意のプログラム・ソースコード(上記シーケンス制御プログラムのソースプログラム等)を作成させる支援機能(図示のユーザインタフェース部11)や、このソースコードを機械語オブジェクトに変換するコンパイル機能(図示のコンパイラ12)を備える。
一方、PLC200は、図3に示すオブジェクト展開部25、デバッグ制御部26、プログラム実行部27等の各種機能部を有する。
図4は、プログラミング装置における支援処理の一例を示すフローチャート図である。
尚、図4の処理は、プログラミング装置100において図3には示していない不図示の全体制御部が行うものとして説明する。
図5の例の処理メニュー画面上には、少なくとも、コンパイル開始ボタン31、デバッグ開始ボタン32、終了ボタン33、デバッグ終了ボタン34の各種コマンドボタンが配置されている。ユーザがマウス、キーボード等の入力装置102を操作して、これらボタン31〜34のうちの任意のボタンを選択することで、所望のコマンドを選択・指定することができる。
まず、上記の通り、ステップS6では、デバッグ開始ボタン32が選択されたか否かを判定する。
すなわち、まず、デバッグ時にPLCの処理を停止させるべき箇所(ユーザが任意に決める;通常、複数個所となる)に、それぞれ、“ブレークポイント”を設定させる(ステップS7)。これは、例えば不図示のブレークポイント設定画面を表示する等して、この画面上でユーザに所望の“ブレークポイント”箇所を設定させる。
一方、PLC200は、例えば図6や図7に示す処理を実行する。
図7は、プログラマブルコントローラにおけるデバッグ制御処理の一例を示すフローチャート図である。
図7の処理は、上記ステップS7やS8の処理に伴ってプログラミング装置100側から送られてくるデバッグ開始通知(上記の通り、デバッグ情報(一例を図9に示す)が付加されている)を受信することで開始する。図9に示す例では、デバッグ情報は、識別番号51とブレーク位置52から成る。識別番号51は、上記識別番号41と同様であるが、ここでは特にデバッグ対象のソースコードに対応する機械語オブジェクトを示すIDを意味する。ブレーク位置52は、例えば上記ステップS7で設定されたブレークポイントの位置を示す情報であり、複数あってもよい。
プログラミング装置100を使用してPLC200に機械語オブジェクトをダウンロードする為には、ユーザは、まず、プログラミング装置100のユーザインタフェース部11の上記機能によって、ニーモニック言語、あるいはラダー言語、FBD言語等の図形言語で記述した、制御プログラムのソースコードを作成する。次に、ユーザは、作成したソースコードをコンパイルさせて機械語オブジェクトを生成させる。これは、例えば、プログラミング装置100の表示器103に上記図5の処理メニュー画面を表示させて、上記コンパイル開始ボタン31を選択・指示することで実現させる。この指示に応じて、コンパイラ12は、上記ソースコードをコンパイルして上記最適化機械語オブジェクト13を生成し、これを不図示の記憶領域に格納する。
図11に示す例では、上記デバッグ情報は、識別番号51=‘2’であり、ブレーク位置52=‘2’となっている。
その後、PLC200のプログラム実行部27は、識別番号‘2’のPOUに関しては、非最適化機械語オブジェクト23(ここでは55d)を実行することになる。そして、このオブジェクト55dを実行中に、ブレークポイント処理コード(上記例では2行目に挿入されている)を実行した時点で、当該オブジェクト55dの実行を停止し、待機状態となる。そして、例えば、プログラムをブレーク(停止)したこと、及び所定のデータ(たとえばCPU211のレジスタ値や入出力モジュール222の入出力データなど)を、プログラミング装置100へ送信する。
ここで、上記実施例1のようにプログラミング装置側で1つのソースコードに対して2つのコンパイラによって最適化と非最適化の2種類の機械語オブジェクトを生成してPLC側にダウンロードし、PLC側でこれら2種類の機械語オブジェクトの両方を実行する(実行時期は異なる)構成の場合、この2種類の機械語オブジェクトの実行論理(演算結果)が同一となることが必要となる。もし同一ソースコードに係わる2種類の機械語オブジェクトの演算結果が異なると、これら2種類の機械語オブジェクトを切り替えて実行した場合、システムの動作が不安定となり、ユーザに存在を与える可能性がある。
図12は、実施例2のプログラマブルコントローラシステムの機能構成例である。
図示のプログラマブルコントローラシステムは、開発支援装置(ローダ)60、PLC(ターゲット)80等から成る。
開発支援装置60は、インタフェース機能部61、コンパイラ62、通信機能部63等の各種機能部を有する。尚、開発支援装置60は、画面(ディスプレイ)64、入力装置65等も有する。
すなわち、PLC80は、プログラム実行管理機能部81、アドレステーブル82、通信機能部83等の処理機能部を有する。アドレステーブル82、通信機能部83は、図1のアドレステーブル24、通信部21と同じであると見做してよく、ここでの説明は省略する。プログラム実行管理機能部81は、図1のオブジェクト展開部25、デバッグ制御部26、プログラム実行部27のすべての機能を含むものと見做してもよい。従って、PLC80の処理機能については、ここでは説明を省略するが、PLC80は、上記ダウンロードされる最適化機械語オブジェクト67、デバッグ可能機械語オブジェクト68を、図示の最適化機械語オブジェクト84、デバッグ可能機械語オブジェクト85として記憶する。
尚、図13に示す例では、コンパイル処理の際に、ソースコードから一旦、中間コード(中間言語)を生成して、その後、中間コードから機械語オブジェクトを生成する例であるが、この例に限るものではない。中間コードを生成することなく、ソースコードから直接的に機械語オブジェクトを生成するものであってよい。尚、中間コード(中間言語)は、例えばC言語であるが、この例に限らない。
図示の例では、展開順番対応表69は、各図形要素の識別用IDである図形ID91に対応付けて、各図形要素の展開順番を示す実行順番(展開順番)92が登録される。図示の例では、図形ID91=‘1’、‘2’、‘3’の3つの図形要素の展開順番(実行順番)は、‘1’→‘3’→‘2’の順となる。
この様に、本手法では、2つのコンパイラ62a、62bで、図形要素の展開順番および各変数へのメモリアドレス割当て内容を、同一にすることができる。尚、変数アドレス対応表70の具体例は、特に示さないが、例えば各変数の識別用IDに対応付けて、その変数に割当てたアドレスの情報(例えば割当てたメモリ領域の先頭アドレスとサイズ等)が登録される。
図15(a)には、ラダー図やファンクションブロック図等の図形言語プログラムの図形要素を示す。
図15(a),(b)の例については特に説明しないが、図15(b)の例では3つの図形要素が任意の位置に配置されていることになる。
この例では、C=A+Bを演算する図形要素95と、F=C+Dを演算する図形要素96を示している。これら図形要素95、96の処理のどちらを先に実行するかによって、演算結果が異なる場合が有り得る。しかしながら、図15(c)に示す例では、図形要素95と図形要素96のどちらを先に実行するか明確ではない。
この例の場合、仮に図形要素95→図形要素96の順に実行されると、まず、C=A+B=1+2=3となってCの値が上記100から3へと更新された後、F=C+D=3+10=13となる。よって、演算結果(上記演算後の各変数A,B,C,D,Fに係るメモリ保持値)は、A=1、B=2、C=3、D=10、F=13となる。
第一のコンパイラは、任意の図形言語プログラムのソースコードを、該ソースコードを構成する各図形要素の展開順序を決定しつつ該展開順序に従ってコンパイルして第一の機械語オブジェクトを生成すると共に、少なくとも上記各図形要素の展開順序を所定の記憶領域(記憶部)に記憶する。
そして、例えば、上記第一の機械語オブジェクトと上記第二の機械語オブジェクトの何れか一方は、通常のコンパイル処理によって生成される、デバッグ可能な機械語オブジェクトである非最適化機械語オブジェクトであり、他方は最適化コンパイル処理によって生成される、最適化された機械語オブジェクトである最適化機械語オブジェクトである。
すなわち、上記プログラマブルコントローラは、
上記最適化機械語オブジェクトを保持する第一の記憶領域と、上記非最適化機械語オブジェクトを保持する第二の記憶領域と、上記最適化機械語オブジェクトの格納アドレスまたは上記非最適化機械語オブジェクトの格納アドレスを登録するアドレステーブルとを有する。
12 コンパイラ
13 最適化機械語オブジェクト
14 通信部
15 非最適化機械語オブジェクト
21 通信部
22 最適化機械語オブジェクト
23 非最適化機械語オブジェクト
24 アドレステーブル
25 オブジェクト展開部
26 デバッグ制御部
27 プログラム実行部
31 コンパイル開始ボタン
32 デバッグ開始ボタン
33 終了ボタン
34 デバッグ終了ボタン
41 識別番号
42 種別
43 機械語オブジェクト(機械語オブジェクト本体)
51 識別番号
52 ブレーク位置
55 データパケット
55a,55b,55c,55d 機械語オブジェクト
60 開発支援装置(ローダ)
61 インタフェース機能部
62 コンパイラ
62a コンパイラ(通常)
62b コンパイラ(最適化)
63 通信機能部
64 画面(ディスプレイ)
65 入力装置
66 ソースコード
67 最適化機械語オブジェクト
68 デバッグ可能機械語オブジェクト
69 展開順番対応表
70 変数アドレス対応表
71 ソースコード識別番号対応表
80 PLC
81 プログラム実行管理機能部
82 アドレステーブル
83 通信機能部
84 最適化機械語オブジェクト
85 デバッグ可能機械語オブジェクト
91 図形ID
92 実行順番
95,96 図形要素
100 プログラミング装置
101 中央演算処理装置(CPU)
102 入力装置
103 表示器
104 内部メモリ
105 記憶装置
106 入出力インタフェース(I/O)
107 共通バス
200 プログラマブルコントローラ(PLC)
210 CPUモジュール
211 CPU
212 システムプログラムメモリ(FLASH)
213 ユーザプログラムメモリ(RAM)
214 PLC固有バスインタフェース
215 ユーザデータメモリ(RAM)
216 システムワークメモリ(RAM)
217 ドライバ/レシーバ
218 バス
222 入出力モジュール
300 制御機器
400 信号線
Claims (12)
- プログラミング装置とプログラマブルコントローラとを有するPLCシステムであって、
前記プログラミング装置は、
任意の図形言語プログラムのソースコードを、該ソースコードを構成する各図形要素の展開順序を決定しつつ該展開順序に従ってコンパイルして第一の機械語オブジェクトを生成すると共に、少なくとも前記各図形要素の展開順序を記憶手段に記憶する第一のコンパイラ手段と、
前記ソースコードを、前記記憶手段に記憶された前記各図形要素の展開順序を参照して、該展開順序に従ってコンパイルして第二の機械語オブジェクトを生成する第二のコンパイラ手段と、
前記第一の機械語オブジェクトと前記第二の機械語オブジェクトとを、前記プログラマブルコントローラにダウンロードするダウンロード手段と、
を有することを特徴とするPLCシステム。 - 前記第一の機械語オブジェクトと前記第二の機械語オブジェクトの何れか一方は、通常のコンパイル処理によって生成される、デバッグ可能な機械語オブジェクトである非最適化機械語オブジェクトであり、他方は最適化コンパイル処理によって生成される、最適化された機械語オブジェクトである最適化機械語オブジェクトであることを特徴とする請求項1記載のPLCシステム。
- 前記プログラマブルコントローラは、
通常時は前記最適化機械語オブジェクトを実行し、デバッグ時には前記非最適化機械語オブジェクトに切り替えて実行するプログラム実行手段を有することを特徴とする請求項2記載のPLCシステム。 - 前記第一のコンパイラ手段は、前記第一の機械語オブジェクト生成の際に、前記ソースコードから一旦中間言語を生成した後に該中間言語から前記第一の機械語オブジェクトを生成するものであって、該中間言語生成の際に前記各図形要素を展開順序の決定と前記記憶手段への記憶を行い、
前記第二のコンパイラ手段は、前記第二の機械語オブジェクト生成の際に、前記ソースコードから一旦中間言語を生成した後に該中間言語から前記第二の機械語オブジェクトを生成するものであって、該中間言語生成の際に前記記憶手段に記憶された前記各図形要素の展開順序を参照して該中間言語の生成を行うことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のPLCシステム。 - 前記第一のコンパイラ手段は、更に、前記コンパイルの際にソースコードの各変数に割当てたメモリアドレスの情報を前記記憶手段に記憶し、
前記第二のコンパイラ手段は、前記コンパイルの際に更に、該記憶されたメモリアドレス情報を参照することで、前記各変数に前記第一のコンパイラ手段と同じメモリアドレスを割当てることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のPLCシステム。 - 前記プログラマブルコントローラは、
前記最適化機械語オブジェクトを保持する第一の記憶領域と、
前記非最適化機械語オブジェクトを保持する第二の記憶領域と、
前記最適化機械語オブジェクトの格納アドレスまたは前記非最適化機械語オブジェクトの格納アドレスを登録するアドレステーブルと、
該アドレステーブルに登録されている格納アドレスに応じて、前記最適化機械語オブジェクトと前記非最適化機械語オブジェクトの何れか一方を実行する前記プログラム実行手段と、
前記アドレステーブルに前記最適化機械語オブジェクトの格納アドレスを登録することで、前記プログラム実行手段に前記最適化機械語オブジェクトを実行させる最適化機械語オブジェクト実行手段と、
前記プログラミング装置からのデバッグ指示に応じて前記アドレステーブルに前記非最適化機械語オブジェクトの格納アドレスを登録することで、前記プログラム実行手段に前記非最適化機械語オブジェクトを実行させるデバッグ制御手段と、
を更に有することを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載のPLCシステム。 - 前記プログラマブルコントローラは、
前記プログラミング装置から前記最適化機械語オブジェクト、前記非最適化機械語オブジェクトがダウンロードされると、受信した最適化機械語オブジェクトは前記第一の記憶領域内に格納すると共に該格納アドレスを前記アドレステーブルに登録し、受信した非最適化機械語オブジェクトは前記第二の記憶領域内に格納するオブジェクト転送手段を更に有することを特徴とする請求項6記載のPLCシステム。 - 前記プログラミング装置は、前記デバッグ指示を前記プログラマブルコントローラへ送信すると共に、これに伴って、任意に設定された前記非最適化機械語オブジェクトの実行の停止位置を示すブレーク位置情報も前記プログラマブルコントローラへ送信するデバッグ指示手段を更に有し、
前記プログラマブルコントローラにおいて、
前記デバッグ制御手段は、前記デバッグ指示と共に前記ブレーク位置情報を受信すると、前記非最適化機械語オブジェクトにおいて、該ブレーク位置情報に応じた所定位置に、機械語オブジェクトの実行を停止するためのブレーク命令を挿入し、
前記プログラム実行手段は、前記非最適化機械語オブジェクトの実行中には、前記ブレーク命令の実行に伴い、該非最適化機械語オブジェクトの実行を停止すると共に該停止状態を前記プログラミング装置へ送信することを特徴とする請求項6または7記載のPLCシステム。 - 前記最適化機械語オブジェクトは、POU単位で前記第一の記憶領域に保持され、
前記非最適化機械語オブジェクトも、POU単位で前記第二の記憶領域に保持され、
前記プログラム実行手段は、前記デバッグ時に、任意のPOUに関してのみ前記非最適化機械語オブジェクトに切り替えて実行することを特徴とする請求項6〜8の何れかに記載のPLCシステム。 - プログラミング装置とプログラマブルコントローラとを有するPLCシステムにおける前記プログラミング装置であって、
任意の図形言語プログラムのソースコードを、該ソースコードを構成する各図形要素を展開順序を決定しつつ該展開順序に従ってコンパイルして第一の機械語オブジェクトを生成すると共に、少なくとも前記各図形要素の展開順序を記憶手段に記憶する第一のコンパイラ手段と、
前記ソースコードを、前記記憶手段に記憶された前記各図形要素の展開順序を参照して、該展開順序に従ってコンパイルして第二の機械語オブジェクトを生成する第二のコンパイラ手段と、
前記第一の機械語オブジェクトと前記第二の機械語オブジェクトとを、前記プログラマブルコントローラにダウンロードするダウンロード手段と、
を有することを特徴とするPLCシステムのプログラミング装置。 - プログラミング装置とプログラマブルコントローラとを有するPLCシステムにおける前記プログラミング装置のコンピュータを、
任意の図形言語プログラムのソースコードを、該ソースコードを構成する各図形要素を展開順序を決定しつつ該展開順序に従ってコンパイルして第一の機械語オブジェクトを生成すると共に、少なくとも前記各図形要素の展開順序を記憶手段に記憶する第一のコンパイラ手段と、
前記ソースコードを、前記記憶手段に記憶された前記各図形要素の展開順序を参照して、該展開順序に従ってコンパイルして第二の機械語オブジェクトを生成する第二のコンパイラ手段と、
前記第一の機械語オブジェクトと前記第二の機械語オブジェクトとを、前記プログラマブルコントローラにダウンロードするダウンロード手段、
として機能させるためのプログラム。 - プログラミング装置とプログラマブルコントローラとを有するPLCシステムの前記プログラミング装置におけるデバッグ方法であって、
任意の図形言語プログラムのソースコードを、該ソースコードを構成する各図形要素を展開順序を決定しつつ該展開順序に従ってコンパイルして第一の機械語オブジェクトを生成すると共に、少なくとも前記各図形要素の展開順序を記憶手段に記憶し、
前記ソースコードを、前記記憶手段に記憶された前記各図形要素の展開順序を参照して、該展開順序に従ってコンパイルして第二の機械語オブジェクトを生成することを特徴とするデバッグ方法。
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