JP4760607B2 - プログラマブルコントローラ - Google Patents
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Description
前記プログラムメモリには、前記POUインスタンスに付けた番号順にインスタンス管理データを並べたインスタンス管理テーブルと、前記POUに番号に付けた番号順にPOU管理データを並べたPOU管理テーブルを設け、前記データメモリにはインスタンス領域とスタック領域を設け、
プログラム型POUまたはファンクションブロック型POUは、POUインスタンス起動用CAL命令を前記インスタンス管理テーブルの管理番号をオペランドとし、該インスタンス管理テーブルに示されるPOU管理番号から前記POU管理テーブルを参照し、目的のPOUを起動することで、前記インスタンス領域を前記インスタンス管理テーブルに有するインスタンス毎のインスタンス領域先頭アドレスを用いて切替える手段を備えたことを特徴とする。
(1)JISB3503が規定するPOUとインスタンスの概念に沿った演算方式が実現できる。
図2と図3によって、ファンクション型POUの起動処理を説明する。図2において、メインプログラム21でインスタンス#1(INS#1)がCAL命令で呼び出されると、インスタンス管理テーブル24の#1エントリが参照される。インスタンス#1はプログラム型POUインスタンスであり、この中にはデータメモリ30のインスタンス34領域に置かれるインスタンス#1領域の先頭アドレスと、プログラムメモリ20のPOUインスタンス23領域に置かれるインスタンス#1の先頭アドレスが示される。
図4の例に従って、プログラム型及びファンクションブロック型POUの起動処理を説明する。メインプログラム21でインスタンス#1(INS#1)がCAL命令で呼び出されると、インスタンス管理テーブル24の#1エントリが参照される。インスタンス#1はプログラム型POUインスタンスである。この中にはデータメモリ30のインスタンス#1領域先頭アドレスと、プログラムメモリのPOUインスタンス#1の先頭アドレスが示される。
この場合には、インスタンス管理番号をオペランドとするCAL命令を使用する。この命令では指定されたインスタンス管理テーブル24に示された、データメモリ30のインスタンス34領域の先頭アドレスをインスタンスポインタ(IP)にセットする。POUインスタンス23の中で別のPOUインスタンスがCALされると、それまで使っていたIPが書き換わってしまう。そのため、図6のように、POUインスタンスを起動するCAL命令の場合には戻りアドレスだけでなく、現状のIPもスタック35にPUSHする必要がある。
通常は現在動作中のPOUインスタンスやPOUがアクセスするデータメモリ30のインスタンス領域は範囲が決まっている。他のインスタンス領域をアクセスすると、他POUインスタンスや他POUの演算が正しく行われない。
20 プログラムメモリ
30 データメモリ
11 レジスタ
21 メインプログラム
22 POU
23 POUインスタンス
24 インスタンス管理テーブル
25 POU管理テーブル
31 入力データ(I)
32 出力データ(Q)
33 メモリデータ(M)
34 インスタンス(INS)
35 スタック
Claims (4)
- メインプログラム、変数定義部と演算命令を記述するボディ部から構成されるPOU、およびPOUインスタンスを使用してアプリケーションプログラムを構築したプログラムメモリと、インストラクションの演算対象となる入力データ、出力データおよびメモリデータを各領域に格納したデータメモリと、前記プログラムメモリ内に置かれたインストラクションを順番に読み込んで、インストラクションのオペランドで指定された前記データメモリ内のデータや内部レジスタのデータに対する演算を行う演算チップを備えたプログラマブルコントローラであって、
前記プログラムメモリには、前記POUインスタンスに付けた番号順にインスタンス管理データを並べたインスタンス管理テーブルと、前記POUに番号に付けた番号順にPOU管理データを並べたPOU管理テーブルを設け、前記データメモリにはインスタンス領域とスタック領域を設け、
プログラム型POUまたはファンクションブロック型POUは、POUインスタンス起動用CAL命令を前記インスタンス管理テーブルの管理番号をオペランドとし、該インスタンス管理テーブルに示されるPOU管理番号から前記POU管理テーブルを参照し、目的のPOUを起動することで、前記インスタンス領域を前記インスタンス管理テーブルに有するインスタンス毎のインスタンス領域先頭アドレスを用いて切替える手段を備えたことを特徴とするプログラマブルコントローラ。 - 前記スタックに一時変数を持つファンクション型POUは、起動用CAL命令では前記POU管理テーブルの管理番号をオペランドとし、前記インスタンス管理テーブルに示されるPOU管理番号からPOU管理テーブルを参照し、目的のPOUを直接に起動する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコントローラ。
- 前記プログラム型POUまたはファンクションブロック型POUは、CAL命令実行時に、前記演算チップの内部レジスタの内容をスタックにPUSHすることで、POUインスタンス/POU単位に閉じたプログラムを構築することを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコントローラ。
- 前記インスタンス管理テーブルは、前記インスタンス領域の先頭アドレスと最終アドレスを持つことで、ハードウェア的手段、またはソフトウェア的手段により、アクセスアドレスの範囲をチェックすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のプログラマブルコントローラ。
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JP2006217626A JP4760607B2 (ja) | 2006-08-10 | 2006-08-10 | プログラマブルコントローラ |
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Family
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Family Applications (1)
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2006
- 2006-08-10 JP JP2006217626A patent/JP4760607B2/ja active Active
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