JPWO2017204271A1 - ポリビニルアルコール系フィルム、およびその製造方法、ならびにそのポリビニルアルコール系フィルムを用いた偏光膜 - Google Patents
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Abstract
Description
(A)上記ポリビニルアルコール系フィルムから任意の向きで切り出された長辺10cm×短辺5cmの長方形の試験片と、この試験片の長辺方向の第1端縁部の中央に取り付けられた質量5gの重石とを備えた試験体を、上記試験片の長辺方向の第2端縁部の中央で支持して吊るした状態で、上記試験体全体を30℃の水に10秒間浸漬する条件。
75≦Σ(Tn×Sn)/D≦110 ・・・(1)
Σ(Ty×Sy)<Σ(Tx×Sx) ・・・(2)
Σ(Ty×Sy)+T0≦Σ(Tx×Sx)≦Σ(Ty×Sy)+T0×10 ・・・(3)
本発明のポリビニルアルコール系フィルムは、50℃の水に1分間浸漬するという条件で溶出試験を行なった際に、ポリビニルアルコール系樹脂の溶出量が、900ppm/m2以下であり、かつ下記Aの条件で測定した短辺方向のカール角度が、135°以下であることを特徴とする。
(A)上記ポリビニルアルコール系フィルムから任意の向きで切り出された長辺10cm×短辺5cmの長方形の試験片(第1の試験片)と、この試験片の長辺方向の第1端縁部の中央に取り付けられた質量5gの重石とを備えた試験体を、上記試験片の長辺方向の第2端縁部の中央で支持して吊るした状態で、上記試験体全体を30℃の水に10秒間浸漬する条件。
なお、一般的に、偏光膜製造時にポリビニルアルコール系フィルムは50℃近辺の温水に1分間程度浸漬されることから、本発明においては、50℃1分間という浸漬条件を指標とした。
また、本発明における溶出量(ppm/m2)とは、溶出濃度(ppm)を、実際に溶出試験に供した試験片の面積(m2)で除して、1m2換算したものである。
なお、かかる試験前の調湿は、後述する30℃での溶出試験においても適用される。
なお、一般的に、偏光膜製造時の膨潤工程において、ポリビニルアルコール系フィルムが30℃近辺の温水で数分間膨潤されることから、本発明においては、上記のように30℃2分間という浸漬条件も指標とした。かかる30℃2分間の浸漬における溶出量を低減する手法は、上記50℃1分間の浸漬の場合に説明した手法と同様のものがあげられる。
カール角度が135°より大きいと、偏光膜製造時に折れやしわが発生しやすくなり、本発明の目的を達成することができない。
すなわち、本発明のポリビニルアルコール系フィルムの製造方法は、ポリビニルアルコール系樹脂の水溶液を連続的にキャスト型に吐出および流延して製膜する製膜工程と、その製膜したフィルムを上記キャスト型から剥離した後、その製膜したフィルムを乾燥させる乾燥工程とを備えたポリビニルアルコール系フィルムの製造方法であって、上記乾燥工程における上記製膜したフィルムの乾燥が、上記製膜したフィルムの表面と裏面を交互に複数の金属製加熱ロールに接触させることにより行われる。そして、本発明の製造方法では上記乾燥工程の設定条件に最大の特徴がある。
まず、上記製膜工程について詳しく説明する。
ここで、本発明における平均ケン化度は、JIS K 6726に準じて測定されるものである。
すなわち、まず、上記ポリビニルアルコール系樹脂を、水を用いて洗浄し、遠心分離機等を用いて脱水して、含水率50重量%以下のポリビニルアルコール系樹脂ウェットケーキとすることが好ましい。含水率が大きすぎると、所望する水溶液濃度にすることが難しくなる傾向がある。
かかるポリビニルアルコール系樹脂ウェットケーキを温水や熱水に溶解して、ポリビニルアルコール系樹脂水溶液を調製する。
次いで、上記剥離されたフィルム(製膜されたフィルム)を加熱して乾燥する前記乾燥工程について詳しく説明する。
かかる熱ロールR1〜R7は、加熱機能を有する金属製のものであれば特に限定されないが、表面をハードクロムメッキ処理または鏡面処理した直径0.2〜2mのロールであることが好ましく、かかる熱ロールの本数は、通常2〜30本、好ましくは10〜25本であることが好ましい。なお、本発明においては、表面温度が40℃以上に加熱、および温度調節されたものを熱ロールとする。
75≦Σ(Tn×Sn)/D≦110 ・・・(1)
76≦Σ(Tn×Sn)/D≦100 ・・・(1’)
78≦Σ(Tn×Sn)/D≦92 ・・・(1’’)
80≦Σ(Tn×Sn)/D≦90 ・・・(1’’’)
・1番目の熱ロールの表面温度T1=70℃、1番目の熱ロールとフィルムとの接触時間S1=6秒間。
・2番目の熱ロールの表面温度T2=80℃、2番目の熱ロールとフィルムとの接触時間S2=7秒間。
・3番目の熱ロールの表面温度T3=90℃、3番目の熱ロールとフィルムとの接触時間S3=8秒間。
かかる熱ロールの表面温度が低すぎると乾燥不足になる傾向があり、熱ロールの表面温度Tnが高すぎるとポリビニルアルコール系樹脂の結晶化が進行して、偏光膜製造時の膨潤性が均一でなくなる傾向がある。
Σ(Ty×Sy)<Σ(Tx×Sx) ・・・(2)
Σ(Ty×Sy)<0.9×Σ(Tx×Sx) ・・・(2’)
0.8×Σ(Tx×Sx)<Σ(Ty×Sy)<0.9×Σ(Tx×Sx) ・・・(2’’)
・1番目の熱ロールの表面温度T1=70℃、1番目の熱ロールとフィルムとの接触時間S1=6秒間。
・2番目の熱ロールの表面温度T2=80℃、2番目の熱ロールとフィルムとの接触時間S2=7秒間。
・3番目の熱ロールの表面温度T3=90℃、3番目の熱ロールとフィルムとの接触時間S3=8秒間。
Σ(Ty×Sy)+T0≦Σ(Tx×Sx)≦Σ(Ty×Sy)+T0×10 ・・・(3)
Σ(Ty×Sy)+T0×2≦Σ(Tx×Sx)≦Σ(Ty×Sy)+T0×6・・・(3’)
Σ(Ty×Sy)+T0×3≦Σ(Tx×Sx)≦Σ(Ty×Sy)+T0×4・・・(3’’)
かかる熱処理温度は、50〜150℃であることが好ましく、特に好ましくは70〜130℃である。なお、その熱処理温度は、上記熱処理方法が上記フローティングドライヤーで熱風を吹き付ける方法である場合は、その熱風の温度を意味し、上記熱処理方法が上記赤外線ランプで近赤外線を照射する方法である場合は、その近赤外線の温度を意味する。かかる熱処理時間は、特に限定されないが、フローティングドライヤーを用いる場合、10〜100秒間であることが好ましく、特に好ましくは20〜80秒間である。なお、上記熱処理方法は、熱ロールを用いない方法とする。
上記乾燥工程後、必要に応じて上記熱処理が行なわれ、流れ方向(MD方向)に長い本発明のポリビニルアルコール系フィルムが得られる。このポリビニルアルコール系フィルムは、幅方向(TD方向)の両端部がスリットされ、芯管にロール状に巻き取られることにより、フィルム巻装体に作製される。
Rth={(nx+ny)/2−nz}×1000×D ・・・(4)
本発明の偏光膜は、上記ポリビニルアルコール系フィルムを、前記フィルム巻装体から繰り出して水平方向に搬送し、膨潤、染色、ホウ酸架橋、延伸、洗浄、乾燥等の工程を経て製造される。
なお、偏光度は、一般的に2枚の偏光膜を、その配向方向が同一方向になるように重ね合わせた状態で、波長λにおいて測定した光線透過率(H11)と、2枚の偏光膜を、配向方向が互いに直交する方向になる様に重ね合わせた状態で、波長λにおいて測定した光線透過率(H1)より、下記式にしたがって算出される。
偏光度=〔(H11−H1)/(H11+H1)〕1/2
単体透過率は、分光光度計を用いて偏光膜単体の光線透過率を測定して得られる値である。
ここで、本発明の偏光膜を用いた偏光板の製造方法について説明する。
上記偏光板は、本発明の偏光膜の片面または両面に、接着剤を介して、光学的に等方性な樹脂フィルムを保護フィルムとして貼合することにより、作製される。保護フィルムとしては、例えば、セルローストリアセテート、セルロースジアセテート、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、シクロオレフィンポリマー、シクロオレフィンコポリマー、ポリスチレン、ポリエーテルスルホン、ポリアリーレンエステル、ポリ−4−メチルペンテン、ポリフェニレンオキサイド等のフィルムまたはシートがあげられる。
〔ポリビニルアルコール系樹脂の溶出量(ppm/m2)〕
得られたポリビニルアルコール系フィルムを、23℃50%RHで24時間調湿した後、100mm×100mm(0.01m2)の試験片(前記第2の試験片)を切り出し、1Lのイオン交換水に50℃1分間浸漬して溶出液を得た。かかる溶出液10mLに発色試薬(イオン交換水500g、ヨウ化カリウム7.4g、ヨウ素0.65g、ホウ酸10.6g)10mLを室温(25℃)で混合した後、分光光度計(島津製作所社製:UV−3100PC)を用いて波長690nmの吸光度を測定し、あらかじめ作成した検量線からポリビニルアルコール系樹脂の濃度(ppm)を算出し、面積換算することで溶出量(ppm/m2)とした。
上記と同様にして、30℃2分間浸漬した場合の溶出量(ppm/m2)を求めた。
得られたポリビニルアルコール系フィルムから長辺10cm×短辺5cmの試験片(前記第1の試験片)を切り出した。このとき、その試験片の長辺を上記フィルムの長さ方向(MD方向)とし、短辺を上記フィルムの幅方向(TD方向)とした。そして、図2(a)に示すように、上記試験片1の長辺方向の下端縁部の中央を、(第1の)クリップ(コクヨ製「目玉クリップ極豆」;口幅20mm;質量2.1g)2aで挟み、そのクリップ2aに針金2bを巻きつけた。それらクリップ2aおよび針金2bで総質量5gの重石2とし、上記試験片1と重石2とからなる試験体を作製した。その後、上記試験片1の長辺方向の上端縁部の中央を、(第2の)クリップ(同上)3aで挟み、そのクリップ3aに紐3bを結びつけた(クリップ3aと紐3bとからなる吊り下げ治具3を上記試験片1の長辺方向の上端縁部の中央部に取り付けた)。次いで、上記クリップ3a付き試験体を上記紐3bで吊り下げた状態で、その試験体全体を水槽4内の30℃の水4aに浸漬した。そして、その浸漬から10秒経過時点および2分経過時点の短辺方向(幅方向)のカール角度α(°)を、図2(b)に示すように、水槽4(図示せず)の上部から目視で観察した。なお、図2(b)では、構成をわかりやすくするために、上記重石2、吊り下げ治具3および水槽4を図示していない。また、上記カール角度αは、上記試験片1の平面部分と、上記短辺方向のカールした部分の端縁部の接線方向とがなす角度である。
得られた偏光膜の幅方向(TD方向)の中央部と両側端部(偏光膜の両側端の各端から10cm内側とする)から、長さ4cm×幅4cmの試験片を切り出し、自動偏光フィルム測定装置(日本分光社製:VAP7070)を用いて、偏光度(%)と単体透過率(%)を測定した。かかる測定を、偏光膜の長さ方向(MD方向)の中央部と先端部/終端部(偏光膜の先端および終端の各端から10m内側とする)について行なった。
得られた偏光膜の幅方向(TD方向)の中央部と両端側部(偏光膜の両側端の各端から10cm内側とする)から、長さ30cm×幅30cmの試験片を切り出し、クロスニコル状態の2枚の偏光板(単体透過率43.5%、偏光度99.9%)の間に45°の角度で挟んだのちに、表面照度14,000lxのライトボックスを用いて、透過モードで光学的な色ムラを観察し、以下の基準で評価した。かかる測定を、偏光膜の長さ方向(MD方向)の中央部と先端部/終端部(偏光膜の両側端の各端から10m内側とする)について行なった。
(評価基準)
○・・・色ムラがなかった。
×・・・色ムラがあった。
かかる評価を、偏光膜の長さ方向(MD方向)の中央部と先端部/終端部(偏光膜の先端および終端の各端から10m内側とする)について行なった。
重量平均分子量142,000、ケン化度99.8モル%のポリビニルアルコール系樹脂2,000kg、水5,000kg、可塑剤としてグリセリン220kgを入れ、撹拌しながら140℃まで昇温して加圧溶解した後、樹脂濃度25重量%に濃度調整を行ない、均一に溶解したポリビニルアルコール系樹脂水溶液を得た。次に上記ポリビニルアルコール系樹脂水溶液を、ベントを有する2軸押出機に供給して脱泡した後、水溶液温度を95℃にし、T型スリットダイ吐出口より、回転するキャストドラム(表面温度92℃)に吐出(吐出速度2.5m/分)および流延して製膜した。その製膜したフィルムをキャストドラムから剥離し、そのフィルムの表面と裏面(キャストドラムとの接触面)とを合計15本の熱ロールに交互に接触させながら乾燥した。乾燥条件〔前記式(1)〜(3)参照〕は下記の表1に示される通りである。次いで、フローティングドライヤーを用いて、上記剥離したフィルムの両面から120℃の熱風を吹き付けて熱処理を行ない、厚さ60μmのポリビニルアルコール系フィルムを得た。最後に、そのポリビニルアルコール系フィルムの幅方向(TD方向)の両端部をスリットして芯管にロール状に巻き取ることにより、フィルム巻装体(ポリビニルアルコール系フィルムの寸法:幅5m、長さ5km)を得た。
そして、上記フィルム巻装体を水蒸気バリアフィルムで2重巻きして包装し、包装体を得た。上記水蒸気バリアフィルムとして、アルミニウム蒸着ポリエステルフィルム(アルミニウムを50nm蒸着したポリエチレンテレフタレートフィルム、12μm厚)とポリエチレンフィルム(25μm厚)の積層フィルムを用いた。次いで、上記包装体を雰囲気温度26℃のロールストッカーで15日間保管した。保管後のポリビニルアルコール系フィルムの特性を下記の表1に示す。
得られた上記ポリビニルアルコール系フィルムを上記フィルム巻装体から繰り出し、搬送ロールを用いて水平方向に搬送し、まず、水温30℃の水槽に浸漬して膨潤させながら2分間で流れ方向(MD方向)に1.7倍に延伸した。次に、ヨウ素0.5g/L、ヨウ化カリウム30g/Lよりなる28℃の水溶液中に浸漬して染色しながら0.5分間で流れ方向(MD方向)に1.6倍に延伸し、ついでホウ酸40g/L、ヨウ化カリウム30g/Lよりなる50℃の水溶液に浸漬してホウ酸架橋しながら1分間で流れ方向(MD方向)に2.1倍に一軸延伸した。最後に、ヨウ化カリウム水溶液で洗浄を行ない、50℃で2分間乾燥して総延伸倍率5.8倍の偏光膜を得た。得られた偏光膜の特性を下記の表2に示す。
下記の表1に示される条件で製造する以外は、実施例1と同様にして、フィルム巻装体(ポリビニルアルコール系フィルムの寸法:厚さ60μm、幅5m、長さ5km)を得た。さらに、実施例1と同様にして、そのフィルム巻装体を保管した。保管後のポリビニルアルコール系フィルムの特性を下記の表1に示す。さらに、実施例1と同様にして、偏光膜を得た。得られた偏光膜の特性を下記の表2に示す。
実施例1において、吐出速度2.5m/分を1.9m/分とし、下記の表1に示される条件で製造する以外は実施例1と同様にして、フィルム巻装体(ポリビニルアルコール系フィルムの寸法:厚さ45μm、幅5m、長さ5km)を得た。さらに、実施例1と同様にして、そのフィルム巻装体を保管した。保管後のポリビニルアルコール系フィルムの特性を下記の表1に示す。さらに、実施例1と同様にして、偏光膜を得た。得られた偏光膜の特性を下記の表2に示す。
実施例1において、吐出速度2.5m/分を1.3m/分とし、下記の表1に示される条件で製造する以外は実施例1と同様にして、フィルム巻装体(ポリビニルアルコール系フィルムの寸法:厚さ30μm、幅5m、長さ5km)を得た。さらに、実施例1と同様にして、そのフィルム巻装体を保管した。保管後のポリビニルアルコール系フィルムの特性を下記の表1に示す。さらに、実施例1と同様にして、偏光膜を得た。得られた偏光膜の特性を下記の表2に示す。
下記の表1に示される条件で製造する以外は、実施例1と同様にして、フィルム巻装体(ポリビニルアルコール系フィルムの寸法:厚さ60μm、幅5m、長さ5km)を得た。さらに、実施例1と同様にして、そのフィルム巻装体を保管した。保管後のポリビニルアルコール系フィルムの特性を下記の表1に示す。さらに、実施例1と同様にして、偏光膜を得た。得られた偏光膜の特性を下記の表2に示す。
なお、偏光膜製造後にホウ酸架橋槽の薬液を目視で確認したところ白濁が見られ、薬液の循環フィルターには目詰まりが発生していた。
実施例1において、吐出速度2.5m/分を1.9m/分とし、下記の表1に示される条件で製造する以外は、実施例1と同様にして、フィルム巻装体(ポリビニルアルコール系フィルムの寸法:厚さ45μm、幅5m、長さ5km)を得た。さらに、実施例1と同様にして、そのフィルム巻装体を保管した。保管後のポリビニルアルコール系フィルムの特性を下記の表1に示す。さらに、実施例1と同様にして、偏光膜の製造を開始したが、膨潤工程においてフィルム端部に折れが発生し製造を中止した。偏光膜の得られた部分(先端部)の特性を下記の表2に示す。
実施例1において、吐出速度2.5m/分を1.3m/分とし、下記の表1に示される条件で製造する以外は実施例1と同様にして、フィルム巻装体(ポリビニルアルコール系フィルムの寸法:厚さ30μm、幅5m、長さ5km)を得た。さらに、実施例1と同様にして、そのフィルム巻装体を保管した。保管後のポリビニルアルコール系フィルムの特性を下記の表1に示す。さらに、実施例1と同様にして、偏光膜を製造しようとしたが、膨潤工程においてフィルム端部に折れが発生し、続く延伸工程で破断が発生したため、偏光膜は得られなかった。
実施例1において、吐出速度2.5m/分を2.1m/分とし、合計18本の熱ロールを用いて下記の表1に示される条件で製造する以外は実施例1と同様にして、フィルム巻装体(ポリビニルアルコール系フィルムの寸法:厚さ50μm、幅5m、長さ5km)を得た。さらに、実施例1と同様にして、そのフィルム巻装体を保管した。保管後のポリビニルアルコール系フィルムの特性を下記の表1に示す。
さらに、実施例1と同様にして、偏光膜を製造しようとしたが、膨潤工程においてフィルム端部に折れが発生し、続く延伸工程で破断が発生したため、偏光膜は得られなかった。
Claims (12)
- 50℃の水に1分間浸漬した際のポリビニルアルコール系樹脂の溶出量が、900ppm/m2以下であり、かつ下記Aの条件で測定した短辺方向のカール角度が、135°以下であることを特徴とするポリビニルアルコール系フィルム。
(A)上記ポリビニルアルコール系フィルムから任意の向きで切り出された長辺10cm×短辺5cmの長方形の試験片と、この試験片の長辺方向の第1端縁部の中央に取り付けられた質量5gの重石とを備えた試験体を、上記試験片の長辺方向の第2端縁部の中央で支持して吊るした状態で、上記試験体全体を30℃の水に10秒間浸漬する条件。 - 上記Aの条件において、上記試験体の浸漬時間を2分間としたとき、測定した短辺方向のカール角度が、40°以下であることを特徴とする請求項1記載のポリビニルアルコール系フィルム。
- 上記ポリビニルアルコール系フィルムが長尺のフィルムであり、上記試験片の長辺がそのフィルムの長さ方向であり、短辺が上記フィルムの幅方向であることを特徴とする請求項1または2記載のポリビニルアルコール系フィルム。
- 30℃の水に2分間浸漬した際のポリビニルアルコール系樹脂の溶出量が、50ppm/m2以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のポリビニルアルコール系フィルム。
- 厚さ20〜60μm、長さ5km以上、幅4m以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のポリビニルアルコール系フィルム。
- ポリビニルアルコール系樹脂の水溶液を連続的にキャスト型に吐出および流延して製膜する製膜工程と、その製膜したフィルムを上記キャスト型から剥離した後、その製膜したフィルムを乾燥させる乾燥工程とを備えた、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリビニルアルコール系フィルムの製造方法であって、上記乾燥工程における上記製膜したフィルムの乾燥が、上記製膜したフィルムの表面と裏面を交互に複数の金属製加熱ロールに接触させることにより行われることを特徴とするポリビニルアルコール系フィルムの製造方法。
- 上記乾燥工程に用いる上記金属製加熱ロールの総数がP本であり、上記キャスト型から剥離したフィルムがn番目に接触する上記金属製加熱ロールの表面温度をTn(℃)、そのn番目の金属製加熱ロールと上記フィルムの接触時間をSn(秒間)、製造されるポリビニルアルコール系フィルムの厚さをD(μm)、上記nを1以上上記P以下の整数としたとき、Tn×Snの総和を表すΣ(Tn×Sn)が下記式(1)を満足することを特徴とする請求項6記載のポリビニルアルコール系フィルムの製造方法。
75≦Σ(Tn×Sn)/D≦110 ・・・(1) - 上記乾燥工程に用いる上記金属製加熱ロールの総数がP本であり、上記キャスト型から剥離したフィルムがx番目に接触する上記金属製加熱ロールの表面温度をTx(℃)、上記フィルムがy番目に接触する上記金属製加熱ロールの表面温度をTy(℃)、上記x番目の金属製加熱ロールと上記フィルムの接触時間をSx(秒間)、上記y番目の金属製加熱ロールと上記フィルムの接触時間をSy(秒間)、上記xを1以上上記P以下の奇数、上記yを2以上上記P以下の偶数としたとき、Tx×Sxの総和を表すΣ(Tx×Sx)と、Ty×Syの総和を表すΣ(Ty×Sy)とが、下記式(2)を満足することを特徴とする請求項6または7記載のポリビニルアルコール系フィルムの製造方法。
Σ(Ty×Sy)<Σ(Tx×Sx) ・・・(2) - 上記乾燥工程に用いる上記金属製加熱ロールの総数がP本であり、上記キャスト型から剥離したフィルムがx番目に接触する上記金属製加熱ロールの表面温度をTx(℃)、上記フィルムがy番目に接触する上記金属製加熱ロールの表面温度をTy(℃)、上記x番目の金属製加熱ロールと上記フィルムの接触時間をSx(秒間)、上記y番目の金属製加熱ロールと上記フィルムの接触時間をSy(秒間)、キャスト型の表面温度をT0(℃)、上記xを1以上上記P以下の奇数、上記yを2以上上記P以下の偶数としたとき、Tx×Sxの総和を表すΣ(Tx×Sx)と、Ty×Syの総和を表すΣ(Ty×Sy)とが、下記式(3)を満足することを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載のポリビニルアルコール系フィルムの製造方法。
Σ(Ty×Sy)+T0≦Σ(Tx×Sx)≦Σ(Ty×Sy)+T0×10 ・・・(3) - 上記乾燥工程で乾燥させたフィルムを芯管にロール状に巻き取ることによりフィルム巻装体を作製し、このフィルム巻装体を水蒸気バリアフィルムで包装した状態で、25〜30℃の雰囲気温度で5日間以上保管することを特徴とする請求項6〜9のいずれか一項に記載のポリビニルアルコール系フィルムの製造方法。
- 請求項6〜10のいずれか一項に記載のポリビニルアルコール系フィルムの製造方法により製造されることを特徴とするポリビニルアルコール系フィルム。
- 請求項1〜5、11のいずれか一項に記載のポリビニルアルコール系フィルムが用いられていることを特徴とする偏光膜。
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