JPWO2017169528A1 - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2017169528A1 JPWO2017169528A1 JP2018508863A JP2018508863A JPWO2017169528A1 JP WO2017169528 A1 JPWO2017169528 A1 JP WO2017169528A1 JP 2018508863 A JP2018508863 A JP 2018508863A JP 2018508863 A JP2018508863 A JP 2018508863A JP WO2017169528 A1 JPWO2017169528 A1 JP WO2017169528A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- tank
- storage amount
- sensor
- recording apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17503—Ink cartridges
- B41J2/1752—Mounting within the printer
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17566—Ink level or ink residue control
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/18—Ink recirculation systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J29/00—Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
- B41J29/38—Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J29/00—Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
- B41J29/46—Applications of alarms, e.g. responsive to approach of end of line
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H7/00—Controlling article feeding, separating, pile-advancing, or associated apparatus, to take account of incorrect feeding, absence of articles, or presence of faulty articles
- B65H7/20—Controlling associated apparatus
Abstract
Description
インクを吐出する記録ヘッドと、
インクを貯留する第1のタンクと、
前記第1のタンクから供給されるインクを貯留する第2のタンクと、
前記第1のタンクから前記第2のタンクへインクを送液する第1の送液手段と、
前記第2のタンクから前記記録ヘッドへインクを送液する1又は複数の第2の送液手段と、
前記第2のタンクに所定の標準貯留量のインクが貯留されているか否かを判別する基準センサーと、
前記第2のタンクに前記標準貯留量より大きい上限貯留量のインクが貯留されているか否かを判別する上限センサーと、
前記第2のタンクに前記標準貯留量より小さい下限貯留量のインクが貯留されているか否かを判別する下限センサーと、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記基準センサーの検出結果に応じて前記第1の送液手段の動作有無を決定し、
前記上限センサー及び前記下限センサーの検出結果に応じた所定の異常対応動作を行う
ことを特徴とするインクジェット記録装置である。
前記記録ヘッドから前記第2のタンクへインクを戻す回収流路を備え、
前記上限貯留量と前記標準貯留量の差は、前記第2のタンクから送出されてから当該第2のタンクへ戻るまでのインク流路のインク容量よりも大きいことを特徴としている。
所定の報知動作を行う報知部を備え、
前記制御部は、前記基準センサーが前記標準貯留量のインクを検出しない場合に前記第1の送液手段を動作させ、当該第1の送液手段を動作させてから所定の継続基準時間以上前記基準センサーが前記標準貯留量のインクを検出しない場合には、前記報知部に報知動作を行わせる
ことを特徴としている。
前記制御部は、前記下限センサーが前記下限貯留量のインクを検出しない場合に、前記異常対応動作として前記記録ヘッドからのインク吐出を禁止することを特徴としている。
前記下限貯留量は、前記記録ヘッドによる形成画像として設定可能な最大範囲の画像の形成に必要な最大のインク量以上に定められており、
前記制御部は、前記下限センサーが前記下限貯留量のインクを検出しなくなったタイミングで形成途中の画像を形成後、次の画像の形成を開始する前に、前記記録ヘッドからのインク吐出を禁止することを特徴としている。
前記第1の送液手段による最大のインク送液速度は、前記記録ヘッドの動作中における当該記録ヘッドからの最大のインク吐出量に応じた前記第2の送液手段によるインク送液速度よりも大きいことを特徴としている。
前記第2の送液手段と前記記録ヘッドとの間には第3のタンクが設けられていることを特徴としている。
前記制御部は、前記基準センサーが前記標準貯留量のインクを検出しない場合に前記第1の送液手段を動作させるとともに、前記基準センサーが再び前記標準貯留量を検出するまでの前記第1の送液手段の動作時間を計数し、1又は複数回の当該計数の結果に基づいて前記所定の継続基準時間を設定することを特徴としている。
図1は、本発明の実施形態のインクジェット記録装置100の全体斜視図である。
梁部材234は、搬送ベルト14の上部(記録媒体の搬送面側)において搬送方向と交差する向き(ここでは直交する向き、即ち幅方向)で略平行に二本設けられ、当該梁部材234の両端にそれぞれ支持部235が固定される。支持部235には、昇降モーター232、電磁ブレーキ233及びキャリッジ22が取り付けられている。
キャリッジ22は、制御部40(図3参照)からの制御信号に基づいて駆動される昇降モーター232及び電磁ブレーキ233の動作に応じて上下されて位置が定められる。
図2は、本実施形態のインクジェット記録装置100におけるインク流路に係る構成を説明する図である。
メインタンク31は、インク色ごとに各々設けられて、ラック35に配列されている。メインタンク31のインクは、供給ポンプ32により画像形成部20に送液される。メインタンク31は、その全体を交換可能となっており、供給ポンプ32の動作状態に拘わらず供給ポンプ32へのインク流路と着脱可能に形成されている。即ち、供給ポンプ32を動作状態としたままメインタンク31が取り付けられることで、即座にインクの画像形成部20への送液が再開される。
供給ポンプ32としては、特に限られないが、例えば、ダイヤフラムポンプやチューブポンプなどが用いられ得る。
メンテナンス流路265には、メンテナンス流路流通バルブ266が設けられている。
また、送液ポンプ253とフィルター254との間、メンテナンス流路265のメンテナンス流路流通バルブ266より下流側、及び中間タンク流路260の中間タンク流通バルブ261より下流側には、各々逆止弁281、282、283を経てサブタンク251へインクを戻す解放流路が設けられている。送液ポンプ253によりサブタンク251から送出されたインクがフィルター254、脱気モジュール255、中間タンク262や送液共通流路256などの不具合によりインクジェットヘッド211へ流れない場合や流せない場合などに送液流路の途中で滞留するインクが増加してインクの圧力が上昇した際に、このインクの圧力が所定の圧力閾値を超えると、これらリリーフ弁としての逆止弁281〜283が開放されてインクをサブタンク251に戻すことが出来る。
本実施形態のインクジェット記録装置100では、サブタンク251は、大気開放されており、インクにかかる圧力は、通常ほぼ大気圧に保たれる。
ここでは、真空ポンプ293により脱気モジュール255の真空領域側の空気が吸引されている。ここでいう真空領域は、必ずしも超高真空である必要はなく、大気圧より十分に低い所定の気圧が予め設定される。圧力センサー294が真空領域側の気圧を計測し、当該圧力センサー294の計測値に応じて真空ポンプ293の動作が制御される。
中間基準センサー262bは、適切な背圧を得るのに適切に設定された中間基準インク量を検出する。当該中間基準センサー262bによる中間基準インク量のインクの検出有無に応じて送液ポンプ253の動作有無が適宜制御される。また、中間上限センサー262aは、中間タンク262の維持に危険とならないように定められた上限インク量を検出する。通常では、中間タンク262のインク量が通常以上に上昇してインクの圧力が上昇すると、逆止弁283が開放されてインクがサブタンク251へ戻されるが、逆止弁283が正常に機能しない場合などには、この中間上限センサー262aによる検出に応じてインクの供給動作に係る処理を全て中止させたり他の適切な処理を行わせたりすることが出来る。
ここでは、個別流路257は例として4つ記載されているが、この数はインクジェットヘッド211へのインクの供給やノズルからの吐出動作に問題を生じない範囲において適宜設定され得る。
図3は、インクジェット記録装置100の機能構成を示すブロック図である。
インクジェット記録装置100は、上述の搬送モーター12、供給ポンプ32、送液ポンプ253、回収ポンプ275、真空ポンプ293、基準センサー251a、下限センサー251b、上限センサー251c、中間上限センサー262a、中間基準センサー262b、圧力センサー294、液量センサー292a、中間タンク流通バルブ261、メンテナンス流路流通バルブ266、共通供給バルブ263、個別供給バルブ258、バイパスバルブ270、回収バルブ273、循環バルブ274、電磁ブレーキ233、及び昇降モーター232に加えて、制御部40と、通信部41と、操作表示部42と、ヘッド駆動部24と、モータードライバー231と、報知動作部43(報知部)などを備える。
ROM403は、制御プログラムや初期設定データなどを記憶する。制御プログラムには、上述のインクの供給制御に係るプログラムが含まれ、また、初期設定データには、報知基準時間(所定の継続基準時間)の初期値が含まれる。この報知基準時間は、メインタンク31からサブタンク251へのインク供給時における供給ポンプ32の動作時間(送液動作の継続時間)の異常検出に係る基準時間である。即ち、供給ポンプ32の動作時間がこの報知基準時間を超えても供給ポンプ32の動作を停止するレベル、即ち、標準貯留量のインクが貯留されない場合には、インクの供給異常、主に、メインタンク31のインク切れであると判断される。この報知基準時間の初期値としては、想定される最大動作時間、例えば、最もインクを消費する画像(即ち、ベタ画像)の形成時におけるインク消費速度(時間当たりのインク吐出量)と供給ポンプ32の通常動作によるインク送液速度との差に応じて、標準貯留量のインク量が回復されるのに必要な時間に若干の余裕を持たせた時間を設定することが出来る。
なお、形成対象の画像が切り替わったときには、記憶されている供給時間履歴データ403aの各実測値を削除して、報知基準時間を初期値に戻すこととしても良い。
ヘッド駆動部24に係る配線は、インクジェットヘッド211内でインク流路とまとめて形成され、また、部分的に別個に形成される。
これらに加えて、インクジェット記録装置100は、記録媒体上に形成された画像の画質異常(不良)を検出するためのラインセンサーや供給された記録媒体が正常に搬送面に載置されていないことを検出する載置異常検出センサーといった読取部などを備えていても良い。
インクジェット記録装置100では、基準センサー251aによる標準貯留量のインクの検出有無のみに従って(応じて)供給ポンプ32の動作を制御する。その一方で、下限センサー251bの検出結果に基づいてメインタンク31からのインク供給異常、即ち、主にメインタンク31のインク切れを判断するとともにインクジェットヘッド211の動作可否を決定し、更に、上限センサー251cの検出結果に応じてサブタンク251へのインク流入異常を検出し、各々の異常に対応する動作(異常対応動作)として、報知動作や各部の動作制御を行う。
このインク供給制御処理は、インクジェット記録装置100の動作が開始される際に起動され、動作の正常又は異常検出による停止まで継続的に実行される。
このとき、制御部40は、供給ポンプ32の動作を停止しても良い。この場合、或いは、ステップS112の動作前に既に供給ポンプ32の動作が停止されている場合には、ユーザーは、メインタンク31を交換した後に、操作表示部42への所定の入力操作により供給ポンプ32の動作を再開させる必要がある。供給ポンプ32の動作再開時に、インクジェットヘッド211の動作がリセットされる場合には、ユーザーは、併せて画像形成に係る命令を再度行うことになる。
図5は、インク供給制御処理の変形例を示すフローチャートである。
この変形例のフローチャートを実行する場合には、下限センサー251bの検出する下限貯留量が上記のケースよりも若干高く設定される。即ち、下限貯留量を切った後も所定の限度内で画像形成が続き得るので、当該所定の限度に対応した分だけ下限貯留量が高く定められる。
ここでいう形成途中の画像とは、例えば、枚葉紙一枚分などの区切られた記録媒体の画像形成可能範囲全域に対応する形成画像の全体や、同一画像を複数回繰り返して形成する場合の一回分の画像形成範囲などといった、形成範囲ごとに設定される単位画像データに対応するものであって、個別の部分画像や同一の画像パターンが複数含まれていても良い。即ち、下限貯留量は、この単位画像データとしてインクジェット記録装置100で設定可能な最大サイズ(最大範囲)の画像形成に必要な最大インク量(即ち、ベタ画像に必要なインク量)以上に定められる。
ステップS131の処理に移行すると、制御部40は、基準センサーがオフ状態になってからの経過時間が「0」であるか否かを判別する(ステップS131)。経過時間が「0」であると判別された場合には(ステップS131で“YES”)、制御部40は、供給ポンプ32の動作を開始させるとともに、経過時間と供給ポンプ32の送液動作時間(動作時間)との計数を開始する(ステップS132)。それから、制御部40の処理は、ステップS101に戻る。
このように、インクジェット記録装置100では、標準貯留量を検出する基準センサー251aの検出に応じて供給ポンプ32の動作を定めるので、複数のパラメーターを用いずとも容易に動作制御が行われる。また、供給ポンプ32の動作有無に係る判断に必要なセンサーの数を必要以上に増やさなくて良い。
また、通常時にはインク貯留量が標準貯留量から大きく外れないので、サブタンクの容量に比して、標準貯留量の上下に定められる上限貯留量及び下限貯留量までのマージン(容積の差)を大きくとりやすい。これにより、ちょっとした異常、特に、メインタンク31のインク切れによるインク供給異常の発生時に、即座にインクジェットヘッド211の動作を停止させる必要が無くなる一方で、上限貯留量以上や下限貯留量未満といったインクジェット記録装置100の動作上問題になるレベルのインク貯留量を確実に検出して、報知動作やインクジェットヘッド211の動作禁止などの異常対応動作を適切に行うことが出来る。
従って、このインクジェット記録装置100では、より適切な動作効率でサブタンク251のインク貯留量の異常に対応しつつインクをインクジェットヘッドに供給することが出来る。
従って、インクジェット記録装置100では、メンテナンスなどでインク流路(循環流路)中のインクを全てサブタンク251に正常に回収することが可能であるとともに、供給ポンプ32やサブタンク251などの異常により本当にサブタンク251が溢れる虞があるといった異常な状況を適切に判断することが出来る。また、通常では、基準センサー251aのみで標準貯留量前後よりもインク貯留量が大幅に増加することが想定されないので、インク流路のインクの回収を見込んでもサブタンク251の容量マージンを必要以上に大きく取ることなく適切なサイズとすることが出来る。
即ち、サブタンク251のインク貯留量が想定通り回復しない場合には、インク供給異常、主に、メインタンク31のインク切れが生じているので、これを基準センサー251aのみの検出で容易且つ速やかに検出し、ユーザーに報知を行ってメインタンク31の交換などを促すことが出来る。また、このときに、正常なインク貯留量の範囲が狭いことで、異常が検出されてから実際にインクジェットヘッド211への正常なインク供給が困難な状況になる下限貯留量までの幅をサブタンク251のサイズに比して広く定めることが出来るので、ユーザーに対してより余裕を持ってメインタンク31の交換などを促すことが出来る。
即ち、初期値としては、継続基準時間としてインクジェットヘッド211によるインク吐出量が最大となる場合に対応する最大時間に設定されるのが最も確実であるが、実際の形成対象画像に応じてインク吐出量が異なるので、当該異なるインク吐出量に応じた実測値に基づいてより短い継続基準時間を設定することで、より速やか且つ確実にインクの供給異常を検出してユーザーに報知することが出来る。
例えば、上記実施の形態では、異常対応動作として、操作表示部42の表示画面や報知動作部43で実行可能な所定の報知動作を行い、また、インクジェット記録装置100の各部の動作や、インクジェットヘッド211の動作禁止などを行うこととしたが、その他、通信部41を介した電子メールやメッセージの送信など、種々の動作が可能である。
また、上記実施形態では、インク流路が循環流路であるものとして説明したが、サブタンク251へ戻す回収流路が無い場合であっても本発明を適用することが出来る。
その他、上記実施の形態で示した構成、配置や制御内容などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
10 搬送部
11 駆動ローラー
12 搬送モーター
14 搬送ベルト
20 画像形成部
211 インクジェットヘッド
22 キャリッジ
23 キャリッジ昇降部
231 モータードライバー
232 昇降モーター
233 電磁ブレーキ
234 梁部材
235 支持部
24 ヘッド駆動部
251 サブタンク
251a 基準センサー
251b 下限センサー
251c 上限センサー
252 流量計
253 送液ポンプ
254 フィルター
255 脱気モジュール
256 送液共通流路
257 個別流路
258 個別供給バルブ
259 ダンパー
260 中間タンク流路
261 中間タンク流通バルブ
262 中間タンク
262a 中間上限センサー
262b 中間基準センサー
263 共通供給バルブ
265 メンテナンス流路
266 メンテナンス流路流通バルブ
27 回収流路
270 バイパスバルブ
271 逆止弁
272 回収共通流路
273 回収バルブ
274 循環バルブ
275 回収ポンプ
281〜283 逆止弁
29 吸引部
291 逆止弁
292 チャンバー
292a 液量センサー
293 真空ポンプ
294 圧力センサー
30 インク貯留部
31 メインタンク
32 供給ポンプ
35 ラック
40 制御部
401 CPU
402 RAM
403 ROM
403a 供給時間履歴データ
403b 報知基準時間
404 メモリー
41 通信部
42 操作表示部
43 報知動作部
49 バス
Claims (8)
- インクを吐出する記録ヘッドと、
インクを貯留する第1のタンクと、
前記第1のタンクから供給されるインクを貯留する第2のタンクと、
前記第1のタンクから前記第2のタンクへインクを送液する第1の送液手段と、
前記第2のタンクから前記記録ヘッドへインクを送液する1又は複数の第2の送液手段と、
前記第2のタンクに所定の標準貯留量のインクが貯留されているか否かを判別する基準センサーと、
前記第2のタンクに前記標準貯留量より大きい上限貯留量のインクが貯留されているか否かを判別する上限センサーと、
前記第2のタンクに前記標準貯留量より小さい下限貯留量のインクが貯留されているか否かを判別する下限センサーと、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記基準センサーの検出結果に応じて前記第1の送液手段の動作有無を決定し、
前記上限センサー及び前記下限センサーの検出結果に応じた所定の異常対応動作を行う
ことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記記録ヘッドから前記第2のタンクへインクを戻す回収流路を備え、
前記上限貯留量と前記標準貯留量の差は、前記第2のタンクから送出されてから当該第2のタンクへ戻るまでのインク流路のインク容量よりも大きいことを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。 - 所定の報知動作を行う報知部を備え、
前記制御部は、前記基準センサーが前記標準貯留量のインクを検出しない場合に前記第1の送液手段を動作させ、当該第1の送液手段を動作させてから所定の継続基準時間以上前記基準センサーが前記標準貯留量のインクを検出しない場合には、前記報知部に報知動作を行わせる
ことを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェット記録装置。 - 前記制御部は、前記下限センサーが前記下限貯留量のインクを検出しない場合に、前記異常対応動作として前記記録ヘッドからのインク吐出を禁止することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記下限貯留量は、前記記録ヘッドによる形成画像として設定可能な最大範囲の画像の形成に必要な最大のインク量以上に定められており、
前記制御部は、前記下限センサーが前記下限貯留量のインクを検出しなくなったタイミングで形成途中の画像を形成後、次の画像の形成を開始する前に、前記記録ヘッドからのインク吐出を禁止することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記第1の送液手段による最大のインク送液速度は、前記記録ヘッドの動作中における当該記録ヘッドからの最大のインク吐出量に応じた前記第2の送液手段によるインク送液速度よりも大きいことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第2の送液手段と前記記録ヘッドとの間には第3のタンクが設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記制御部は、前記基準センサーが前記標準貯留量のインクを検出しない場合に前記第1の送液手段を動作させるとともに、前記基準センサーが再び前記標準貯留量を検出するまでの前記第1の送液手段の動作時間を計数し、1又は複数回の当該計数の結果に基づいて前記所定の継続基準時間を設定することを特徴とする請求項3記載のインクジェット記録装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016064238 | 2016-03-28 | ||
JP2016064238 | 2016-03-28 | ||
PCT/JP2017/008674 WO2017169528A1 (ja) | 2016-03-28 | 2017-03-06 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2017169528A1 true JPWO2017169528A1 (ja) | 2019-02-07 |
JP6908022B2 JP6908022B2 (ja) | 2021-07-21 |
Family
ID=59964047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018508863A Active JP6908022B2 (ja) | 2016-03-28 | 2017-03-06 | インクジェット記録装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP3437884B1 (ja) |
JP (1) | JP6908022B2 (ja) |
WO (1) | WO2017169528A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7330832B2 (ja) | 2019-09-20 | 2023-08-22 | 株式会社Screenホールディングス | 印刷装置および印刷装置における液体循環方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1142795A (ja) * | 1997-07-28 | 1999-02-16 | Canon Inc | インクジェット記録装置及びカラーフィルタ製造装置 |
JP2000318184A (ja) * | 1999-05-11 | 2000-11-21 | Canon Inc | インクジェット記録装置および、該インクジェット記録装置を有するカラーフィルタ製造装置 |
JP2005219376A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Fuji Photo Film Co Ltd | ポンプ駆動装置及びこれを備えた画像形成装置 |
JP2006198969A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Ricoh Co Ltd | インクジェット印刷機及びインクジェット印刷方法 |
JP2011201176A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 記録装置および記録方法 |
US20110279495A1 (en) * | 2010-05-11 | 2011-11-17 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Ink jet recording apparatus |
WO2015098220A1 (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-02 | コニカミノルタ株式会社 | インクジェット記録装置及びその制御方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002273906A (ja) * | 2001-01-09 | 2002-09-25 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録装置および同装置におけるインク消費量演算機能の補正方法 |
JP4051894B2 (ja) * | 2001-05-09 | 2008-02-27 | 富士ゼロックス株式会社 | インクジェット記録装置 |
JP4460866B2 (ja) * | 2003-09-25 | 2010-05-12 | オリンパス株式会社 | インク経路の管理装置及びその方法 |
JP4384067B2 (ja) * | 2004-03-23 | 2009-12-16 | キヤノン株式会社 | 液体吐出装置および液体処理方法 |
US7845784B2 (en) * | 2006-12-28 | 2010-12-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Ink supplying mechanism and ink supplying method |
JP5222564B2 (ja) * | 2008-01-04 | 2013-06-26 | 理想科学工業株式会社 | インク循環確認方法及びインク充填方法 |
US20110279583A1 (en) * | 2010-05-17 | 2011-11-17 | Silverbrook Research Pty Ltd | Liquid container with passive capacity state sensing |
US8646860B1 (en) * | 2012-07-23 | 2014-02-11 | Xerox Corporation | Piezoelectric sensor arrangement for sensing fluid level in small volume and irregular shape reservoirs |
JP6215113B2 (ja) * | 2014-03-31 | 2017-10-18 | 株式会社日立産機システム | インクジェット記録装置 |
-
2017
- 2017-03-06 JP JP2018508863A patent/JP6908022B2/ja active Active
- 2017-03-06 WO PCT/JP2017/008674 patent/WO2017169528A1/ja active Application Filing
- 2017-03-06 EP EP17774073.5A patent/EP3437884B1/en active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1142795A (ja) * | 1997-07-28 | 1999-02-16 | Canon Inc | インクジェット記録装置及びカラーフィルタ製造装置 |
JP2000318184A (ja) * | 1999-05-11 | 2000-11-21 | Canon Inc | インクジェット記録装置および、該インクジェット記録装置を有するカラーフィルタ製造装置 |
JP2005219376A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Fuji Photo Film Co Ltd | ポンプ駆動装置及びこれを備えた画像形成装置 |
JP2006198969A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Ricoh Co Ltd | インクジェット印刷機及びインクジェット印刷方法 |
JP2011201176A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 記録装置および記録方法 |
US20110279495A1 (en) * | 2010-05-11 | 2011-11-17 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Ink jet recording apparatus |
WO2015098220A1 (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-02 | コニカミノルタ株式会社 | インクジェット記録装置及びその制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP3437884B1 (en) | 2021-10-13 |
WO2017169528A1 (ja) | 2017-10-05 |
EP3437884A4 (en) | 2019-04-17 |
JP6908022B2 (ja) | 2021-07-21 |
EP3437884A1 (en) | 2019-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4720876B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP5555505B2 (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP5962661B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2011115990A (ja) | 液体吐出装置 | |
EP2572886A1 (en) | Ink supply device and ink supply method for inkjet recording apparatus | |
JP2008173816A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP6446231B2 (ja) | インクジェット印刷装置 | |
JP6690380B2 (ja) | 液滴吐出装置及び液滴吐出装置の制御方法 | |
WO2017169528A1 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP6651809B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP5683800B2 (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP7121594B2 (ja) | インクジェットプリンタおよびインクジェットプリンタの制御方法 | |
JP6950682B2 (ja) | 液滴吐出装置及び液滴吐出装置のメンテナンス方法 | |
JP2010173241A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP2009101668A (ja) | インク供給制御方法 | |
JP6429160B2 (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP2018075740A (ja) | 液滴吐出装置及び液滴吐出装置のメンテナンス方法 | |
JP5361764B2 (ja) | インクジェットプリンタ及びその異常検出方法 | |
JP2017094579A (ja) | 液体吐出装置 | |
JP7110988B2 (ja) | 記録部のメンテナンス方法及びインクジェット記録装置 | |
JP6828412B2 (ja) | 記録部のメンテナンス方法及びインクジェット記録装置 | |
JP5486386B2 (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP2021066028A (ja) | 液体吐出装置 | |
JP2023007060A (ja) | 印刷装置、インク供給装置、及びインク供給方法 | |
JP2024057224A (ja) | インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201117 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210115 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210601 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210614 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6908022 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |