JPWO2017164234A1 - プレコート金属板 - Google Patents

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Abstract

このプレコート金属板は、金属板と、前記金属板の少なくとも一方の表面に設けられ、光輝顔料と、平均粒径が200〜400nmであり含有量が0.5〜4.0質量%である白色顔料とを含有し、膜厚が5〜30μmである塗膜と、を備え、前記白色顔料が、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、塩基性炭酸塩及びシリカからなる群から選ばれる少なくとも1種であり、前記塗膜での前記光輝顔料の含有量を質量%単位でAとし、前記白色顔料の含有量を質量%単位でBとしたときに、B/Aの値が0.03〜0.27である。

Description

本発明は、プレコート金属板に関する。
本願は、2016年3月22日に、日本に出願された特願2016−56852号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
家電分野、建材分野、自動車分野等で用いられている金属板は、加工後に塗装が施されることが多かった。一方、近年では、金属板の表面に、予め着色された塗膜(着色塗膜)を被覆し、塗膜を被覆した状態で加工される場合がある。加工後に塗装が施される金属板をポストコート金属板と呼称し、着色塗膜を被覆した状態で加工される金属板をプレコート金属板と呼称する場合がある。
近年、インテリア嗜好性の高まり等を反映して、プレコート金属板において高級な意匠性が求められており、プレコート金属板表面にメタリック塗装を施すデザインが多用されている。消費者の塗色に対する要求は多様化しており、視線方向による色調及び光輝性の変化の差の小さいメタリック塗装はその1つである。
なお、メタリック塗装が施されたプレコート金属板を、単にプレコート金属板と呼称する場合と、メタリックプレコート金属板と呼称する場合とがある。同様に、メタリック塗装が施されたポストコート金属板を、単にポストコート金属板と呼称する場合と、メタリックポストコート金属板と呼称する場合とがある。また、視線方向による色調及び光輝性の変化をフリップフロップ性と呼称する場合がある。フリップフロップ性が大きいとは、視線方向により色調及び光輝性が大きく変化することを表し、フリップフロップ性が小さいとは、視線方向により色調及び光輝性がほとんど変化しないことを表す。
従来のメタリックプレコート金属板に関する技術のほとんどは、メタリック感の強い着色塗膜を得ることを課題としている。
例えば、特許文献1では、白色度及び金属光沢感に優れ、かつ、フリップフロップ性の大きい塗膜を形成するために、アルミフレークを塗面に対して平行に配向させるとともに、未硬化のベース塗料の塗面にアルミフレークの水分散液を塗布している。
特許文献2、3では、フリップフロップ性の大きいメタリック塗膜や、メタリック感を有する成形品用熱可塑性樹脂組成物を製造するために、光輝顔料である鱗片状アルミニウム顔料や高アスペクト比のアルミニウム粉に、鱗片状グラファイト顔料や、干渉パールマイカを添加する技術が記載されている。
特許文献4は、黒味感の色調を抑えたパール調乳白感と虹彩感を発現する下地隠蔽性に優れたメタリック塗料組成物として、二酸化チタン顔料、顔料担持鱗片状アルミニウム顔料、二酸化チタン以外の着色顔料、パール顔料及び塗膜形成樹脂を組成成分とするメタリック塗料組成物を開示している。
特許文献5は、光輝感のあるメタリック仕上げのプレコートメタルの製法として、金属板上にプライマー塗膜を介して、もしくは介さずに、α−酸化鉄を60重量%以上含有する雲母状酸化鉄粉、塗膜形成樹脂及び着色顔料を含有する有機溶剤型塗料を塗装する方法を開示している。
特許文献6は、ビヒクル、金属酸化物被覆アルミナフレーク顔料(A)、及びアルミニウムフレーク顔料又は微粒子二酸化チタン顔料(B−1)、を含有し、隠蔽性を有することを特徴とする光輝性塗料組成物を開示している。
特許文献7は、(1)アルミニウムフレーク顔料、(2)暗部領域を有する干渉マイカ顔料、(3)前記(2)の暗部領域を有する干渉マイカ顔料以外の干渉性光輝性顔料、および(4)ビヒクルを含有する光輝性塗料組成物を開示している。
特許文献8は、耐薬品性及び耐候性に優れた塗膜を形成できる塗料組成物として、数平均分子量5000〜30000、水酸基価5〜100mgKOH/g、油長3〜30%である脂肪酸変性ポリエステル樹脂(A1)を50〜100質量%含有するポリエステル樹脂成分(A)、ブチルエーテル化メラミン樹脂(B1)を50〜100質量%含有するメラミン樹脂成分(B)及び光輝顔料成分(C)を含有する塗料組成物を開示している。
特許文献9は、2コート1ベーク塗装方法で塗装した場合に、メタリックベース塗膜とクリヤー塗膜との混層による色相変動がなく、透明感に優れ、緻密な光輝感があり、フリップフロップ性が強い塗膜として、ウレア変性アクリル樹脂(A)、ウレタン変性ポリエステル樹脂(B)、硬化剤(C)、光輝性顔料(D)および無機微粒子(E)を含有する溶剤型メタリックベース塗料組成物を開示している。
特許文献10は、金属板の少なくとも片面に、有機樹脂Aを造膜成分とし、表面が不活性化処理されたフレーク状のアルミニウム顔料Cを含む塗膜α(膜厚:1.5〜10μm)を有する、メタリック調外観を有するクロメートフリー塗装金属板を開示している。
日本国特開2000−000514号公報 日本国特開2000−271536号公報 日本国特開2000−319521号公報 日本国特開平6−299100号公報 日本国特開平2−212564号公報 日本国特開2000−86945号公報 日本国特開2001−164191号公報 日本国特開2014−9288号公報 日本国特開2005−220289号公報 国際公開WO2013/065354
メタリックポストコート金属板の場合、塗装が薄くなりやすいコーナー部においても十分なメタリック感を有するために、コーナー部も含めて塗膜の膜厚としては30〜100μm必要である。塗装後の乾燥時間は、塗膜の膜厚に応じた時間が必要となる。
一方、メタリックプレコート金属板(特に、メタリックプレコート鋼板)は、連続製造ラインで製造されるため、塗装後の加熱乾燥ラインの長さが限られており、短時間で乾燥を完了させる必要がある。そのため、塗膜の膜厚は3〜30μmと、メタリックポストコート金属板の塗膜の膜厚に比較して薄手である。
なお、膜厚の厚い塗膜を短時間で急激に乾燥させると、塗膜中の溶媒が急速に加熱蒸発することにより突沸し、塗膜にワキと呼ばれる欠陥が多発して、メタリックプレコート金属板の外観が劣化する。
メタリックプレコート金属板の塗膜は膜厚が薄いため、フレーク状(鱗片状)の光輝顔料が強く配向し、光輝顔料の偏平面が塗膜表面と平行に並んだ状態に光輝顔料が配置される。この結果、メタリックプレコート金属板の外観は、ある方向から見るとメタリック感が強く、別の方向から見るとメタリック感が弱くなる(つまり、フリップフロップ性が強くなる)傾向がある。
メタリックプレコート金属板は上述のような外観を有するが、特許文献1〜10では、メタリックプレコート金属板のメタリック感の向上又は強いフリップフロップ性を有するメタリックプレコート金属板を得ることを目的としている。つまり、本発明のように、視線方向による色調及び光輝性の変化が小さい(つまり、弱いフリップフロップ性を有する)メタリックプレコート金属板に関する従来技術はほとんど無かった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、視線方向による色調及び光輝性の変化が小さい、つまり、弱いフリップフロップ性を有するプレコート金属板(メタリックプレコート金属板)を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決して、係る目的を達成するために以下の手段を採用する。
(1)本発明の一態様に係るプレコート金属板は、金属板と、前記金属板の少なくとも一方の表面に設けられ、光輝顔料と、平均粒径が200〜400nmであり含有量が0.5〜4.0質量%である白色顔料とを含有し、膜厚が5〜30μmである塗膜と、を備え、前記白色顔料が、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、塩基性炭酸塩及びシリカからなる群から選ばれる少なくとも1種であり、前記塗膜での前記光輝顔料の含有量を質量%単位でAとし、前記白色顔料の含有量を質量%単位でBとしたときに、B/Aの値が0.03〜0.27である。
(2)上記(1)に記載のプレコート金属板において、前記白色顔料の前記平均粒径が、250〜350nmであってもよい。
(3)上記(1)又は(2)に記載のプレコート金属板において、前記光輝顔料が、アルミニウムフレークであってもよい。
(4)上記(1)〜(3)の何れか一態様に記載のプレコート金属板において、前記B/Aの値が、0.05〜0.20であってもよい。
(5)上記(1)〜(4)の何れか一態様に記載のプレコート金属板において、表面に対して入射角45°で光を入射させ、前記光の正反射光が出射する角度を0°とし、前記光の入射位置を90°としたとき、変角色差計を用いて測定した15°における明度であるL15と、110°における明度であるL110との差分であるL15−L110が、70以下であってもよい。
(6)上記(1)〜(5)の何れか一態様に記載のプレコート金属板において、前記塗膜の表面に、更にクリア塗膜を有してもよい。
上記態様によれば、視線方向による色調及び光輝性の変化が小さいプレコート金属板を提供することが可能である。
変角色差計による明度Lの測定原理を示す図である。 従来技術に係るポストコート金属板の断面構造を示す模式図である。 従来技術に係るプレコート金属板の断面構造を示す模式図である。 本実施形態に係るプレコート金属板の断面構造を示す模式図である。 本実施形態に係るプレコート金属板の構成を示す模式図である。 本実施形態に係るプレコート金属板の構成を示す模式図である。
まず、本発明に至る背景となった知見について説明する。
本発明者らは、上記課題を解決するために、まず、ポストコート金属板と、プレコート金属板とにおける、塗膜の性状の違いを調査した。
調査の結果、ポストコート金属板では、光輝顔料の厚みに対して相対的に塗膜の膜厚が大きいため、塗膜内において、光輝顔料の配向性の自由度が高く、ポストコート金属板に入射した光が拡散反射する傾向があることを知見した。
一方、本発明者らは、プレコート金属板に関して以下の点を知見した。つまり、光輝顔料の厚みに対して相対的に塗膜の膜厚が小さいために、塗膜内において、光輝顔料の偏平面が塗膜表面に対して平行な向きに配向している。その結果、プレコート金属板に入射した光は正反射することが多く、これにより、視線方向による色調及び光輝性の差異が大きくなる(つまり、フリップフロップ性が大きくなる)。
本発明者らは、プレコート金属板においてフリップフロップ性を小さくするために、塗膜中に微細な白色顔料を適量混入させることにより、フリップフロップ性を小さくすることができることを見出して、本発明に至った。
次に、本発明者らは、従来技術に係るポストコート金属板及び従来技術に係るプレコート金属板及び本実施形態に係るプレコート金属板において、フリップフロップ性が異なる原因を調査した。
図1は、変角色差計による色調測定の原理を示す図である。図1は、測定面(塗装面)に対して左斜め上45°の方向から入射光線を当て、正反射に相当する右斜め45°の方向を基準の角度(0°)として(つまり、光の入射位置を90°として)、入射光線側に、15°、25°、45°(鉛直上方)、75°、及び110°の方向に受光器を配置して、明度L等を測定する様子を示している。
一般に、人間の視覚は、Lab(L*a*bと表現される場合もある)空間で表現することができ、このうちaは赤方向、−aは緑方向、bは黄色方向、−bは青方向を表しており、Lは明度(明るさ)を表している。
本発明者らは、上述の指標のうち、メタリック塗膜のフリップフロップ性の差異は、主として明度を表すL値の差異に起因することを知見した。
つまり、本発明者らは、角度によってL値の差異が大きい場合にはフリップフロップ性が大きく、角度によるL値の差異が小さい場合にはフリップフロップ性が小さいことを知見した。
本発明者らが受光器を各角度に配置してL値を測定した結果、15°におけるL値と、110°におけるL値の差分△Lが70以下であれば、プレコート金属板においても、ポストコート金属板と類似したフリップフロップ性を実現できることを知見した。
図2Aは、従来技術に係るポストコート金属板の断面構造を示す模式図である。図2Bは、従来技術に係るプレコート金属板の断面構造を示す模式図である。図2Cは、本実施形態に係るプレコート金属板の断面構造を示す模式図である。
図2Aに示すように、従来技術に係るポストコート金属板では、塗膜の膜厚が30〜100μmと相対的に厚いために、塗膜中の光輝顔料5の配向性が小さい、つまり、光輝顔料5は様々な方向を向いて存在している。左斜め上から入射した光線は様々な方向を向いた光輝顔料5の偏平面で反射する結果、反射光は様々な方向に進む。これにより、ポストコート金属板の表面では、フリップフロップ性が小さい。
図2Bに示すように、従来技術に係るプレコート金属板では、塗膜の膜厚が相対的に小さい(3〜30μm程度)ため、光輝顔料5は、塗膜内で塗膜表面と略平行の角度に配向する。これにより、プレコート金属板に入射した光は正反射する確率が高くなり、フリップフロップ性が大きくなる。
図2Cに示すように、本実施形態に係るプレコート金属板では、塗膜中に微細な白色顔料7を適量混入させている。この白色顔料7により、光輝顔料5に到達する前の入射光線や、光輝顔料5により反射された反射光線が拡散する。その結果、光輝顔料5の配向性が高いにもかかわらず、従来のプレコート金属板よりもフリップフロップ性が小さくなる。
なお、図2Cにおいては、白色顔料7の径を実際より拡大して表示している。
したがって、本実施形態に係るプレコート金属板は、塗膜中に微細な白色顔料7を適量含有することにより、視線方向による色調及び光輝性の変化(フリップフロップ性)を小さくすることができる。
以下、実施形態に係るプレコート金属板を、図面を参照して説明する。
(プレコート金属板10)
最初に、プレコート金属板10について説明する。
図3及び4は、プレコート金属板10の構成を示す模式図である。
図3及び4に示すように、プレコート金属板10は、金属板1と、金属板1の少なくとも一方の表面に設けられ、光輝顔料5と、平均粒径が200〜400nmであり含有量が0.5〜4.0質量%である白色顔料7とを含有し、膜厚が5〜30μmである塗膜3とを備える。また、白色顔料7が、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、塩基性炭酸塩及びシリカからなる群から選ばれる何れか1種以上である。
<金属板1>
プレコート金属板10は、基材として金属板1を備える。金属板1は特に限定されず、公知の金属板を用いることができ、合金材料製であってもよい。そのような金属板1の例として、鋼板、ステンレス鋼板、アルミ板、アルミ合金板、チタン板、銅板等が挙げられる。
金属板1は、表面にめっきが施されていてもよい。めっきの種類としては、亜鉛めっき、アルミめっき、銅めっき、ニッケルめっき等が挙げられる。これらの合金めっきであってもよい。鋼板の場合は、溶融亜鉛めっき鋼板、電気亜鉛めっき鋼板、亜鉛−ニッケル合金めっき鋼板、溶融合金化亜鉛めっき鋼板、アルミめっき鋼板、アルミ−亜鉛合金化めっき鋼板等、一般に公知の鋼板及びめっき鋼板を用いることができる。
<塗膜3>
プレコート金属板10は、金属板1の少なくとも一方の表面に設けられ、光輝顔料5と、平均粒径が200〜400nmであり含有量が0.5〜4.0質量%である白色顔料7とを含有し、膜厚が5〜30μmである塗膜3とを備える。
塗膜3は、図3に示すように、金属板1の片面に設けられていてもよく、図4に示すように、金属板1の両面に設けられていてもよい。
<光輝顔料5>
塗膜3は、光輝顔料5を有する。ここで、光輝顔料5とは、パール顔料、ガラスフレーク顔料、メタリック顔料等の光輝感を持つ顔料の総称である。
具体的には、パール顔料としては、マイカ、合成マイカなどの一般に公知のパール顔料を用いることができ、市販のものを使用してもよい。
ガラスフレーク顔料とは、フレーク状にしたガラス粉のことであり、表面に金属や金属酸化物でコーティングしたものを用いてもよい。ガラスフレーク顔料としては、市販のものを使用してもよい。
メタリック顔料としては、例えば、アルミニウム、銀等の金属の微粒子やフレーク状の微粒子などを用いることができる。
光輝顔料5としては、好適なメタリック外観を得ることのできるメタリック顔料が好ましく、特にアルミニウムフレークが好ましい。
ただし、光輝顔料5として、特許文献4に記載されている顔料担持鱗片状アルミニウム顔料(鱗片状アルミニウム顔料の表面に有機系または無機系の着色顔料を化学的に吸着させたメタリック顔料)、特許文献5に記載されている雲母状酸化鉄粉又は特許文献6に記載されている金属酸化物被覆アルミナフレーク顔料を用いると、好適なフリップフロップ性が得られないため好ましくない。
この理由は定かではないが、上述の顔料を塗膜3中に添加した場合、上述の顔料と後述する白色顔料7との間に何らかの相互作用が働き、好適なフリップフロップ性が得られないためであると考えられる。
光輝顔料5の形は特に限定されないが、光を好適に反射するために、フレーク状であることが好ましい。ここで、フレーク状とは、アスペクト比(平均粒子径D50(累積重量50%粒子径)/厚み比)が一般に5〜20のものをいう。
光輝顔料5の大きさも特に限定されないが、好適なフリップフロップ性を得るために、平均粒子径(D50(累積重量50%粒子径))が20〜50μmであることが好ましく、厚さが0.5〜5.0μmであることが好ましい。
<白色顔料7>
塗膜3は、平均粒径が200〜400nmであり含有量が0.5〜4.0質量%である白色顔料7を含有する。
白色顔料7の種類、粒径及び添加量によっては、白色顔料7としての作用が発現して、塗膜3に曇りや光沢喪失、或いは、色調がブルーグレー調となってしまうので、白色顔料7の種類、粒径及び添加量を適宜選択する必要がある。
白色顔料7は、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、塩基性炭酸塩及びシリカからなる群から選ばれる少なくとも1種である。塗膜3中に含まれる白色顔料7が上述の化合物のいずれか1種以上であると、好適なフリップフロップ性を得られるため好ましい。
白色顔料7の平均粒径は、200〜400nmである。
白色顔料7の平均粒径が200nm以下では、十分な拡散反射作用を得ることができないため好ましくない。また、白色顔料7の平均粒径が400nm超では、白色顔料としての作用が発現して、例えば色調がブルーグレー調となり、メタリック感が喪失してしまうため好ましくない。白色顔料7の平均粒径は、250〜350nmが好ましい。
塗膜3は、白色顔料7を0.5〜4.0質量%含有する。
白色顔料7の含有量が0.5質量%未満の場合、好適なフリップフロップ性が得られないため好ましくない。白色顔料7の含有量が4質量%超の場合、塗膜3の透明性が低下して、メタリック感が喪失するおそれがあるため好ましくない。
塗膜3は、白色顔料7を1.0〜3.0質量%含有することが好ましく、1.5〜2.5質量%含有することがより好ましい。
塗膜3の白色顔料7の含有量を0.5〜4.0質量%とすることで、プレコート金属板10の表面を照射した光が、好適に反射する。プレコート金属板10を照射した光は、乱反射と近い態様で反射するが、いわゆる乱反射とは異なり、極少量の白色顔料7の拡散反射が正反射以外のメタリック感を底上げする態様で反射する。
従来技術では、白色塗膜を形成するために塗膜に白色顔料を添加する場合には、例えば国際公開第2014/175420号では、白色顔料である酸化チタンを塗膜中に30〜60質量%添加している。
一方、本実施形態では、白色塗膜を形成するために白色顔料7を添加しているのではなく、塗膜3が好適なフリップフロップ性を有するために白色顔料7を添加している。そのため、従来技術と比較して、塗膜3への白色顔料7の添加量が大幅に少なく、0.5〜4.0質量%である。
塗膜3の主成分である樹脂は特に限定されない。透明度が高いことから、塗膜3の樹脂としては、ポリエチレン、ポリエステル及びアクリル等が好ましい。
従来のメタリック塗膜と同様に、塗膜3中に着色剤(染料)や各種添加剤を混入できる他、表面にクリア塗膜(不図示)を重ねて形成してもよい。塗膜3に添加する着色剤(染料)としては、アゾ染料、アントラキノン染料、インジゴイド染料、硫化染料、フタロシアニン染料、ジフェニルメタンおよびトリフェニルメタン染料、その他ニトロ染料、アクリジン染料等、公知のものが用いられる。
<塗膜3の光輝顔料5と白色顔料7との含有比率について>
上述したように、塗膜3は光輝顔料5と白色顔料7とを含有するが、好適なフリップフロップ性を奏するためには、塗膜3における光輝顔料5の含有量(単位:質量%)をA、塗膜3における白色顔料7の含有量(単位:質量%)をBとしたときに、B/Aの値が0.03〜0.27である必要がある。好ましくは、B/Aの値は0.05〜0.20であり、より好ましくは0.06〜0.18である。
塗膜3に添加することのできる各種添加剤としては、消泡剤、レベリング剤、分散補助剤等の添加剤等、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、エステル系、パラフィン系、フッ素系などの有機ワックス成分、二硫化モリブデン等の無機ワックス成分等、塗料粘度を下げるための希釈剤、溶剤、水等が挙げられる。
(プレコート金属板10の製造方法)
次に、プレコート金属板10の製造方法について説明する。
プレコート金属板10は、一般的な連続塗装ラインや切板用の塗装ラインを使用して、適宜必要な処理を選択し、選択した処理を実施することで製造できる。塗装ラインの代表的な製造工程としては、洗浄、乾燥、化成処理、乾燥、塗装、乾燥及び焼付け、冷却、乾燥の順で行われる。しかしながら、本実施形態におけるプレコート金属板10の製造工程はこれに限定されるものではない。
塗膜3の表面にクリアコート膜(不図示)を形成する場合には、塗膜3を乾燥及び焼付け硬化した後に、クリアコート膜用の塗料(以下、「クリア塗料」と呼称称する)を塗装して乾燥及び焼付け硬化してもよい。あるいは、塗膜用の塗料とともにクリヤー塗料をウェットオンウェットまたは多層同時塗布方式により塗装した後に、積層された2層を同時に乾燥及び焼付け硬化してもよい。ウェットオンウェットまたは多層同時塗布方式によると、製造工程がさらに省略されるため、より好適である。
なお、金属板1が亜鉛系めっき鋼板であった場合には、連続電気めっき鋼板設備、または連続溶融亜鉛めっき鋼板設備における、めっき工程の後にウェットオンウェット塗装設備または同時多層塗布設備を有するラインにて製造することによって、めっき金属表面の酸化皮膜が形成される前に塗布することができ、酸化皮膜による外観不良を防止することができる。
ここで、多層同時塗布とは、スロットダイコータまたはスライドホッパー式のカーテンコータ等の平行な2個以上のスリット等から異なる塗料を積層するように吐出させることが可能な装置により、複数の塗液を同時に積層した状態で基材に塗布し、この積層された塗液を同時に乾燥及び焼付けさせる方法である。
ウェットオンウェット塗装とは、一度基材上に塗液を塗装した後に、この塗液が乾燥する前のウェット状態で、その上に他の塗液をさらに塗布し、積層された多層の塗液を同時に乾燥及び焼付けする方法である。具体的には、ウェットオンウェット塗装の方法として、例えば、ロールコーティング、ディップコーティング、カーテンフローコーティング、ローラーカーテンコーティング等の塗装方法で、塗膜層を1層塗装した後、この塗膜層を乾燥焼付けする前に、さらにその上に、カーテンフローコーティング、ローラーカーテンコーティング、スライドホッパー式カーテンコーティング、スロットダイコーティング等の基材と非接触で塗装できる方法にて2層目の塗装を施した後に、積層されたウェット状態の複層塗膜を同時に乾燥焼付けする方法などが挙げられる。
本実施形態において、多層同時塗布、または、ウェットオンウェット塗装した塗膜を同時に乾燥・焼付け硬化する方法としては、一般に公知の塗料用焼付け炉、例えば、熱風乾燥炉、直下型加熱炉、誘導加熱炉、赤外線加熱炉、または、これらを併用した加熱炉等を用いることができる。
このように、未乾燥状態の塗液を積層して同時塗布することにより、従来は、各層ごとに行っていた乾燥工程をまとめて行うことから、生産性や製造コストの点でも有利であり、また、乾燥設備が少なくて済むという利点もある。
<実施例1>
塗膜を形成する樹脂としてポリエステルを用いた。塗膜の組成を表中に記載するように変化させて塗料ベースを作成し、亜鉛めっき鋼板上に表中に記載の膜厚を有する塗膜を形成して試料とした。各試料に対して、フリップフロップ性(ΔL)、メタリック感及び外観を後述の方法で評価した。
<フリップフロップ性(ΔL)>
各試料のフリップフロップ性は、次のようにして測定した。まず、X−RITE社製の変角色差計MA−68IIを使用して、15°におけるL値であるL15と、110°におけるL値であるL110とを測定した。次に、L15−L110=△Lの式で表されるΔLを算出し、ΔLをフリップフロップ性の指標とした。
フリップフロップ性は、ΔLの値によって次のように評価した。
VeryGood:ΔL≦60
Good:60<ΔL≦65
Fair:65<ΔL≦70
Bad:70<ΔL
上述の4段階評価で、VeryGood、Good、Fairと評価されたものを合格とした。
<メタリック感>
メタリック感は次のように評価した。
プレコート金属板のメタリック感の評価に熟練した評価者8名が、自然昼光下におけるプレコート金属板のメタリック感を、以下の3段階で評価した。
3点:メタリック感がある
2点:メタリック感が低い
1点:メタリック感が無い
8名による合計得点により、メタリック感は、次の4段階で評価した。
Very Good:20点以上24点以下
Good:16点以上20点未満
Fair:12点以上16点未満
Bad:8点以上12点未満
上述の4段階評価で、VeryGood、Good、Fairと評価されたものを合格とした。
<外観>
外観は次のように評価した。
プレコート金属板の外観の評価に熟練した評価者1名が、自然昼光におけるプレコート金属板の外観を観察した。
外観は、次の2段階で評価した。
Good:欠陥が認められない場合
Bad:1mmφ以上の欠陥が認められた場合
上述の2段階評価で、Goodと評価されたものを合格とした。
各実施例及び比較例の条件及び評価結果を表1〜5に示す。
Figure 2017164234
Figure 2017164234
Figure 2017164234
Figure 2017164234
Figure 2017164234
表1〜3に示すように、本発明の条件を充足する実施例では、フリップフロップ性、メタリック感及び外観の全ての評価が好適であった。
一方、表4及び5に示すように、本発明の条件を充足しない比較例では、フリップフロップ性、メタリック感又は外観のいずれかの評価が不適であった。
<実施例2>
次に、光輝顔料及び白色顔料に関する条件は変えずに、塗膜中の樹脂の種類を変えて、実施例1と同様にフリップフロップ性、メタリック感及び外観について調べた。
評価結果を表6に示す。
Figure 2017164234
表6に示すように、どの樹脂を用いた場合であっても好適な評価結果を得ることができた。
なお、表1〜表6において、光輝顔料として用いられているアルミニウムは、アルミニウムフレークを指す。
上記一実施形態によれば、視線方向による色調及び光輝性の変化が小さいプレコート金属板を提供することが可能である。
1 金属板
3 塗膜
5 光輝顔料
7 白色顔料
10 プレコート金属板

Claims (6)

  1. 金属板と;
    前記金属板の少なくとも一方の表面に設けられ、光輝顔料と、平均粒径が200〜400nmであり含有量が0.5〜4.0質量%である白色顔料とを含有し、膜厚が5〜30μmである塗膜と;
    を備え、
    前記白色顔料が、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、塩基性炭酸塩及びシリカからなる群から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記塗膜での前記光輝顔料の含有量を質量%単位でAとし、前記白色顔料の含有量を質量%単位でBとしたときに、B/Aの値が0.03〜0.27である
    ことを特徴とするプレコート金属板。
  2. 前記白色顔料の前記平均粒径が、250〜350nmである
    ことを特徴とする、請求項1に記載のプレコート金属板。
  3. 前記光輝顔料が、アルミニウムフレークである
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のプレコート金属板。
  4. 前記B/Aの値が、0.05〜0.20である
    ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載のプレコート金属板。
  5. 表面に対して入射角45°で光を入射させ、前記光の正反射光が出射する角度を0°とし、前記光の入射位置を90°としたとき、変角色差計を用いて測定した15°における明度であるL15と、110°における明度であるL110との差分であるL15−L110が、70以下である
    ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載のプレコート金属板。
  6. 前記塗膜の表面に、更にクリア塗膜を有する
    ことを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載のプレコート金属板。
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