JP2005169385A - 塗装方法 - Google Patents

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竜生 倉持
Takashi Kawasaki
尚 河崎
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Abstract

【課題】緻密な粒子感及び金属感を有し、さらに高彩度で高深み感を有するメタリック塗色を有する複層塗膜を形成でき、自動車外板などの上塗り塗装として好適な塗装方法を提供する。
【解決手段】被塗面上に、光輝性顔料を含有するメタリックベース塗料(A)を塗装し、次いでカラークリヤー塗料(B)を塗装する方法であって、該メタリックベース塗料(A)が、IV値 が230以上で、ミクロ光輝感測定器による粒子感の測定値(HG値)が60以下となる塗膜を形成するものであることを特徴とする塗装方法。
【選択図】 なし

Description

本発明は、緻密な粒子感及び金属感を有し、さらに高彩度で高深み感を有するメタリック塗色を有する複層塗膜を形成でき、自動車外板などの上塗り塗装として好適な塗装方法に関する。
メタリック塗膜は、この塗膜中に含有させたメタリック顔料に外部からの入射光が反射してキラキラと輝き、該塗膜の各種色調と相俟って変化に富んだ独特の美粧性外観を有しており、特に自動車、オートバイ等の金属製物品に多く施されている。
メタリック塗膜の形成方法として、例えば、特許文献1には、比較的濃色の顔料を含有するメタリックベース塗膜の上に、この比較的濃色の顔料と同系統色の高彩度顔料を低濃度で含有するカラークリヤー塗膜を形成するメタリック塗装方法が記載されている。また特許文献2には、メタリックベース塗料、透明性を有する第2ベース塗料及びクリヤー塗料を順次塗装するメタリック塗膜形成方法が記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載の方法においては、メタリックベース塗膜中の比較的濃色の顔料がメタリック感を低下させるため、メタリック塗膜の深み感及び高彩度感が得られ難いという問題がある。また特許文献2に記載の方法においては、透明性を有する第2ベース塗膜の膜厚の少しの変動によって塗色が大きく変化するため塗装ラインの管理が困難であり、又一般部に比べて膜厚が厚くなりやすいエッジ部の色が濃くなり、いわゆる額縁現象を生じるといった問題があった。
そこで本出願人は、メタリックベース塗膜の上に、特定の光線透過率を有するカラークリヤー塗膜を2層形成すること、好ましくは更にメタリックベース塗膜の塗色を特定のものとすることによって深み感及び高彩度感に優れたメタリック塗膜を得ることができ、又膜厚変動による塗色の変動が小さく塗装ラインの管理が容易でエッジ部に額縁現象を発生しないメタリック塗膜形成方法を提案した(例えば特許文献3参照)。しかしながら、さらに緻密な粒子感、金属感を有する塗色が要望されつつあり、特許文献3の方法では不十分であった。
特公平2−38267号公報 WO97/47396号公報 特開2002−86057号公報
本発明の目的は、緻密な粒子感及び金属感を有し、さらに高彩度で高深み感を有するメタリック塗色を有する複層塗膜を形成でき、自動車外板などの上塗り塗装として好適な、塗装方法を提供することにある。
本発明者らは、上記問題を解決すべく鋭意検討した結果、特定の性質を有するメタリックベース塗膜を形成し、さらにクリヤー塗膜をカラークリヤーとすることで、非常に緻密な粒子感及び金属感を有し、さらに高彩度で高深み感を有するメタリック塗色の複層塗膜が形成できることを見出し本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明は、被塗面上に、光輝性顔料を含有するメタリックベース塗料(A)を塗装し、次いでカラークリヤー塗料(B)を塗装する方法であって、該メタリックベース塗料(A)が、IV値 が230以上で、ミクロ光輝感測定器による粒子感の測定値(HG値)が60以下となる塗膜を形成するものであることを特徴とする塗装方法に関する。
本発明方法によれば、特定のメタリックベース塗膜を形成することによって非常に緻密な粒子感及び金属感を付与でき、さらにメタリックベース塗膜上にカラークリヤーを塗装することによって高彩度で高深み感を有するメタリック塗色を有する複層塗膜を形成できる。本発明の塗装方法は、自動車外板や部品などの上塗り塗装として非常に有用である。
本発明方法は、被塗面上にメタリックベース塗料(A)を塗装し、次いでカラークリヤー塗料(B)を塗装するものである。
上記被塗物としては、例えば、自動車外板、バンパーやホィール等の自動車部品などに用いられる金属製またはプラスチック製の素材が挙げられ、該素材は、必要に応じて、カチオン電着塗料などの下塗塗料、中塗塗料などを順次塗装し硬化させたもの、或いは未硬化の状態のものであっても良い。
本発明方法に使用されるメタリックベース塗料(A)は、光輝性顔料を必須とし、必要に応じて着色顔料及び/又は染料を含有するものであり、通常、有機溶剤及び/又は水を主たる溶媒とし、基体樹脂及び架橋剤を含有するものである。
光輝性顔料としては、例えばアルミニウムフレーク、蒸着アルミニウム、金属酸化物被覆アルミナフレーク、金属酸化物被覆シリカフレーク、グラファイト顔料、金属酸化物被覆マイカ、チタンフレーク、ステンレスフレーク、塩化オキシビスマス、板状酸化鉄顔料、金属めっきガラスフレーク、金属酸化物被覆ガラスフレーク、ホログラム顔料などが挙げられ、これらは単独で又は2種以上併用して用いることができる。該光輝性顔料としてはアスペクト比(平均粒子径/平均厚み)が約30以上のものを使用することが配向性の点から望ましい。
上記光輝性顔料の配合量は、塗料(A)中の樹脂固形分100重量部に対して5〜100重量部、好ましくは10〜50重量部の範囲内が適当である。
着色顔料としては、例えば二酸化チタン、カーボンブラック、亜鉛華、モリブデンレッド、プルシアンブルー、コバルトブルー、フタロシアニン顔料、アゾ顔料、キナクリドン顔料、イソインドリン顔料、スレン系顔料、ペリレン顔料などが挙げられ、これらは単独で又は2種以上併用して用いることができる。染料としては、例えばアゾ系染料、アントラキノン系染料、インジゴイド染料、カーボニウム染料、キノンイミン染料、フタロシアニン染料などが挙げられ、これらは単独で又は2種以上併用して用いることができる。該着色顔料としては、平均粒子径が約0.1μm以下のものが光輝感を損なわない点から望ましい。
上記着色顔料及び染料の配合量は、塗料(A)中の樹脂固形分100重量部に対して0.1〜30重量部、好ましくは1〜30重量部の範囲内が適当である。
メタリックベース塗料(A)に使用される基体樹脂としては、例えば、水酸基、エポキシ基、カルボキシル基、シラノール基のような架橋性官能基を有するアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂等を挙げることができる。また架橋剤としては、メラミン樹脂、尿素樹脂等のアミノ樹脂やポリイソシアネート、ブロックポリイソシアネート、ポリエポキシド、ポリカルボン酸等を挙げることができる。上記ポリエポキシドやポリカルボン酸は、共重合体等のポリマーであっても良い。
メタリックベース塗料(A)には、さらに必要に応じて、体質顔料、硬化触媒、紫外線吸収剤、塗面調製剤、レオロジーコントロール剤、酸化防止剤、消泡剤、ワックスなどの塗料用添加剤等を適宜含有することができる。
メタリックベース塗料(A)の塗装は、回転式静電塗装、エアースプレー(二流体ノズル)、エアレススプレーなどによって行なうことができる。
本発明では、上記メタリックベース塗料(A)によって得られる塗膜が、IV値が230以上、好ましくは250以上で、ミクロ光輝感測定器による粒子感の測定値(HG値)が60以下、好ましくは50以下となることが必須である。
本明細書において、「IV値」は、Intensity Valueの略であって、明暗度を意味するものであり、光輝性顔料を含有する塗膜において、光輝性顔料の配向性、メタリック感などの指標として用いられる特性値である。IV値は数値が大きい程、光輝性顔料の配向性が良好で光輝感が高いことを示す。IV値は、例えば関西ペイント社製、「アルコープ」を用いて測定することができる。
また本明細書において、「HG」は、Hi−light Graininessの略であり、HG値は、ミクロ光輝感測定器を使用して得られる、塗膜面のハイライトの粒子感測定値である。「ミクロ光輝感」は、光輝性顔料を含む塗色に発現する固有の光輝性の質感を意味し、例えばアルミ、マイカ等の目の粗さやギラギラ、キラキラした輝き、ザラザラした質感、粒子の大きさなどが該当する。ミクロ光輝感測定器は、光源、CCDカメラ及び画像解析装置を備えていれば特に制限はないが、例えば特開2001−221690号公報に開示のものが適用でき、具体的には先端に集光レンズを取り付けた光ファイバー式のハロゲンライトを光源として測定面に対して垂線上に設置し、ミノルタ製「RD−175」にAFマクロ100mmF2.8レンズを取り付けたCCDカメラにて塗膜面の撮影を照射光が入射しない角度にて行ない、撮影した画像はコンピュータ上で原画像データが512×512画素のモノクロ256階調のデジタル画像データに切り出したうえで、画像解析ソフトにてデジタル処理できるものである。HG値は、光照射された塗膜面をCCDカメラで撮影した2次元画像を2次元フーリエ変換してなる空間周波数スペクトルから低空間周波数成分のパワーを積分及び直流成分で正規化して得られる2次元パワースペクトル積分値を下記式(数1)から得て、この2次元パワースペクトル積分値(IPSL値)をもとに次記の一次式により計算したMGRの値として算出することができる。即ちIPSLの値が、0.32以上の場合は、MGR=[(IPSL×1000)−285]/2 とし、IPSLの値が、0.15<IPSL<0.32の範囲内にある場合は、MGR=[IPSL×(35/0.17)−(525/17)]/2とし、IPSLの値が、0.15以下の場合は、MGR=0とする。
MGRの値は、光輝性顔料の粒子感のないもは0とし、最も光輝性顔料の粒子感のあるものはほぼ100とした値であって、「粒子感」の少ない緻密なものほど小さい数値を示す。
Figure 2005169385
(式中、νは空間周波数、θは角度、Pはパワースペクトル、0〜Lは抽出した低空間周波数領域であり、Lは抽出した周波数の上限を意味する)
本発明ではIV値及びHG値を特定範囲とするためには、種々手法はあるが、例えば配合する光輝性顔料の濃度を高める、そのメタリックベース塗料(A)による塗膜を薄膜化する、多ステージ塗装を行なう、或いは塗装時の塗料固形分を低くするなどの方法が挙げられる。薄膜化は、光輝性顔料濃度が高い塗料(塗料(A)中の樹脂固形分100重量部に対して光輝性顔料が20〜200重量部、好ましくは20〜100重量部、さらに好ましくは25〜80重量部)を塗装膜厚(乾燥膜厚)が0.3〜5μm、好ましくは0.3〜3μmとなるように塗装することによって光輝性顔料の配向を向上させる方法である。多ステージ塗装は、2ステージ以上、好ましくは3ステージ以上で塗装する方法であり、特に第2ステージ以降の各ステージにおける塗装膜厚(乾燥膜厚)が0.3〜5μm、好ましくは0.3〜4μmの範囲内となるように塗装することが、また第1ステージ塗装後にベイク又はプレヒートすることが、光輝性顔料の配向性向上の点から望ましい。
本発明方法に使用されるカラークリヤー塗料(B)は、透明性を阻害しない程度に着色顔料及び/又は染料を配合したカラークリヤーであって、基体樹脂、架橋剤などの樹脂成分、及び有機溶剤や水などの溶媒を含有し、さらに必要に応じて光輝性顔料、紫外線吸収剤、光安定剤などを配合してなる有機溶剤系或いは水系の熱硬化性塗料であり、この塗料から得られるクリヤー塗膜を透して下層塗膜のメタリック感を視認できる程度の透明性を有するものである。
上記着色顔料及び染料としては、前述のメタリックベース塗料(A)の説明で列記した中から適宜選択して単独で又は2種以上併用して用いることができる。着色顔料及び染料の配合量は、塗料(B)中の樹脂固形分100重量部に対して0.01〜20重量部、好ましくは0.1〜10重量部の範囲内が適当である。
カラークリヤー塗料(B)に使用される基体樹脂としては、例えば水酸基、カルボキシル基、シラノール基、アルコキシシリル基、エポキシ基などの架橋性官能基を含有するアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、フッ素樹脂、ウレタン樹脂、シリコン含有樹脂などが挙げられ、特に架橋性官能基含有アクリル樹脂が好適である。また架橋剤としては、これらの官能基と反応しうるメラミン樹脂、尿素樹脂、(ブロック)ポリイソシアネート化合物、エポキシ化合物、カルボキシル基含有化合物、酸無水物、アルコキシシリル基含有化合物などが挙げられる。基体樹脂と架橋剤との使用割合は、固形分重量で、前者が50〜90重量%、好ましくは65〜80重量%、後者が50〜10重量%、好ましくは45〜20重量%の範囲内が適当である。
カラークリヤー塗料(B)には、さらに必要に応じて硬化触媒、塗面調製剤、レオロジーコントロール剤、酸化防止剤、消泡剤、ワックスなどの塗料用添加剤を配合してもよい。
本発明方法では、上記カラークリヤー塗料(B)による塗膜上に、さらにクリヤー塗料(C)を必要に応じて、複層塗膜の美粧性、仕上り外観、塗膜物性等向上の点から塗装することができる。
クリヤー塗料(C)は、基体樹脂、架橋剤などの樹脂成分、及び有機溶剤や水などの溶媒を含有し、さらに必要に応じて紫外線吸収剤、光安定剤などを配合してなる有機溶剤系或いは水系の熱硬化性塗料であり、この塗料から得られるクリヤー塗膜を透して下層塗膜のメタリック感を視認できる程度の透明性を有するものである。該クリヤー塗料(C)は、前述のカラークリヤー塗料(B)の説明で例示した構成成分から適宜選択して配合組成を構成することができる。
クリヤー塗料(C)は、透明性を阻害しない程度に着色顔料及び/又は染料を配合したカラークリヤーであっても良い。その場合には、クリヤー塗料(C)による塗膜上に、さらにクリヤー塗料(E)を複層塗膜の美粧性、仕上り外観、塗膜物性等向上の点から塗装することができる。クリヤー塗料(E)は、基体樹脂、架橋剤などの樹脂成分、及び有機溶剤や水などの溶媒を含有し、さらに必要に応じて紫外線吸収剤、光安定剤などを配合してなる有機溶剤系或いは水系の熱硬化性塗料であり、この塗料から得られるクリヤー塗膜を透して下層塗膜のメタリック感を視認できる程度の透明性を有するものである。該クリヤー塗料(E)は、前述のカラークリヤー塗料(B)の説明で例示した構成成分から適宜選択して配合組成を構成することができる。
カラークリヤー(B)、クリヤー塗料(C)、さらにはクリヤー塗料(E)の塗装は、回転式静電塗装、エアースプレー(二流体ノズル)、エアレススプレーなどによって行なうことができる。
本発明方法では、また、被塗面上にカラーベース塗料(D)を塗装した後、前述のメタリックベース塗料(A)を塗装することもできる。
上記カラーベース塗料(D)は、着色顔料及び/又は染料を含有するものであり、通常、有機溶剤及び/又は水を主たる溶媒とし、基体樹脂及び架橋剤を含有するものである。
カラーベース塗料(D)に使用される基体樹脂としては、例えば、水酸基、エポキシ基、カルボキシル基、シラノール基のような架橋性官能基を有するアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂等を挙げることができる。また架橋剤としては、メラミン樹脂、尿素樹脂等のアミノ樹脂やポリイソシアネート、ブロックポリイソシアネート、ポリエポキシド、ポリカルボン酸等を挙げることができる。上記ポリエポキシドやポリカルボン酸は、共重合体等のポリマーであっても良い。
カラーベース塗料(D)に使用される着色顔料としては、塗料で通常使用されている着色顔料、例えば、チタン白、亜鉛華などの白色顔料;シアニンブルー、インダスレンブルーなどの青色顔料;シアニングリーン、緑青などの緑色顔料;アゾ系やキナクリドン系などの有機赤色顔料、ベンガラなどの赤色顔料;ベンツイミダゾリン系、イソインドリノン系、イソインドリン系及びキノフタロン系などの有機黄色顔料、チタンイエロー、黄鉛などの黄色顔料;カーボンブラックなど黒色顔料などが挙げられ、これらは単独で又は2種以上併用して用いることができる。
染料としては、例えばアゾ系染料、アントラキノン系染料、インジゴイド染料、カーボニウム染料、キノンイミン染料、フタロシアニン染料などが挙げられ、これらは単独で又は2種以上併用して用いることができる。
上記着色顔料及び染料の配合量は、塗料(D)中の樹脂固形分100重量部に対して1〜150重量部、好ましくは3〜100重量部の範囲内が適当である。
カラーベース塗料(D)には、さらに必要に応じて、体質顔料、硬化触媒、紫外線吸収剤、塗面調製剤、レオロジーコントロール剤、酸化防止剤、消泡剤、ワックスなどの塗料用添加剤等を適宜含有することができる。
カラーベース塗料(D)の塗装は、回転式静電塗装、エアースプレー(二流体ノズル)、エアレススプレーなどによって行なうことができる。
本発明方法では、各塗料を塗装毎に硬化させて積層しても良いし、各塗料を順次塗装後に得られる複層膜を同時に硬化させても良い。好適には、メタリックベース塗料(A)を塗装し、得られる未硬化塗膜上に、カラークリヤー塗料(B)を塗装し、2層塗膜を同時に硬化させた後に、必要に応じてクリヤー塗料(C)を塗装することが望ましい。またカラーベース塗料(D)を塗装し、得られる未硬化塗膜上にメタリックベース塗料(A)を塗装し、両塗膜を硬化後にカラークリヤー塗料(B)を塗装し硬化させ、さらにクリヤー塗料(C)を塗装して硬化させる、或いはカラーベース塗料(D)、メタリックベース塗料(A)を順次塗装し、得られる未硬化塗膜上に、カラークリヤー塗料(B)を塗装し、3層塗膜を同時に硬化させた後にクリヤー塗料(C)を塗装することが望ましい。クリヤー塗料(E)は、硬化又は未硬化のクリヤー塗料(C)による塗膜上に塗装され、硬化させても良いし、また下層膜と同時に硬化させても良い。これら塗膜の硬化には、通常、100〜180℃程度の温度で10〜60分程度の時間加熱することが望ましい。
上記メタリックベース塗料(A)による塗膜の膜厚(乾燥膜厚)は、0.3〜30μm、好ましくは1〜20μm、カラークリヤー塗料(B)による塗膜の膜厚(乾燥膜厚)は、15〜55μm、好ましくは25〜40μm、クリヤー塗料(C)による塗膜の膜厚(乾燥膜厚)は、15〜55μm、好ましくは25〜40μmが適当である。またカラーベース塗料(D)による塗膜の膜厚(乾燥膜厚)は、15〜60μm、好ましくは20〜40μmの範囲内が適当である。さらにクリヤー塗料(E)を塗り重ねる場合には、クリヤー塗料(E)による塗膜の膜厚(乾燥膜厚)は、15〜55μm、好ましくは25〜40μmの範囲内が適当である。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。尚、「部」及び「%」は、別記しない限り「重量部」及び「重量%」を示す。
メタリックベース塗料(A)の製造
製造例1
水酸基含有アクリル樹脂70部、ブチルエーテル化メラミン樹脂30部からなる混合物に、アルミニウム粉末(平均粒子径約15μm、厚み0.1〜1μm)35部と有機溶剤(キシレン/酢酸エチル=1/1重量比)の混合分散物を加えて攪拌し、これを酢酸エチル/トルエン/「スワゾール#1000」(コスモ石油社製、芳香族炭化水素系溶剤)=50/20/30の混合溶剤で粘度13秒(フォードカップ#4、20℃)に調整してメタリックベース塗料(A−1)を得た。
製造例2
製造例1において、樹脂固形分100部に対しアルミ量を30部とし、さらにフタロシアニンブルー(青色顔料)5部配合する以外は製造例1と同様にしてメタリックベース塗料(A−2)を得た。
製造例3
製造例2において、フタロシアニンブルーの代わりにペリレンレッド(赤色顔料)を同量配合する以外は製造例2と同様にしてメタリックベース塗料(A−3)を得た。
製造例4
製造例1において、アルミニウム粉末として、平均粒子径約15μmで厚み0.01〜0.1μmの蒸着アルミニウムを樹脂固形分100部に対して40部配合する以外は製造例1と同様にしてメタリックベース塗料(A−4)を得た。
製造例5
製造例2において、樹脂固形分100部に対しアルミ量を15部とする以外は製造例2と同様にしてメタリックベース塗料(A−5)を得た。
製造例6
製造例5において、アルミニウム粉末として、平均粒子径約10μmで厚み0.1〜1μmのアルミニウム粉末を用いる以外は製造例5と同様にしてメタリックベース塗料(A−6)を得た。
製造例7
製造例1において、樹脂固形分100部に対しアルミ量を15部とする以外は製造例1と同様にしてメタリックベース塗料(A−7)を得た。
カラークリヤー塗料(B)の製造
製造例8
水酸基含有アクリル樹脂70部、ブチルエーテル化メラミン樹脂30部、フタロシアニンブルー3部からなる混合物を、有機溶剤(キシレン/酢酸エチル=1/1重量比)に混合分散して、「スワゾール#1000」(コスモ石油社製、芳香族炭化水素系溶剤)で粘度20秒(フォードカップ#4、20℃)に調整してカラークリヤー塗料(B−1)を得た。
製造例9
製造例8において、フタロシアニンブルーの代わりにペリレンレッドを同量配合する以外は製造例8と同様にしてカラークリヤー塗料(B−2)を得た。
製造例10
製造例8において、フタロシアニンブルー量を4部とする以外は製造例8と同様にしてカラークリヤー塗料(B−3)を得た。
製造例11
製造例9において、ペリレンレッド量を4部とする以外は製造例9と同様にしてカラークリヤー塗料(B−4)を得た。
クリヤー塗料(C)の製造
カルボキシル基含有アクリル樹脂50部、エポキシ基含有アクリル樹脂50部、「チヌビン900」(チバガイギ社製、紫外線吸収剤)1部、テトラブチルアンモニウムブロマイド1部及び「BYK−300」(ビックケミー社製、表面調整剤)0.1部からなる混合物を、「スワゾール#1000」(コスモ石油社製、芳香族炭化水素系溶剤)で粘度20秒(フォードカップ#4、20℃)に調整してクリヤー塗料(C−1)を得た。
カラーベース塗料(D)
水酸基含有アクリル樹脂70部、ブチルエーテル化メラミン樹脂30部、フタロシアニンブルー10部、カーボンブラック1部、チタン白5部からなる混合物を、キシレン/「スワゾール#1000」=50/50の混合溶剤で粘度20秒(フォードカップ#4、20℃)に調整してカラーベース塗料(D−1)を得た。
塗装
実施例1
脱脂及びりん酸亜鉛処理した鋼板にカチオン電着塗料及びポリエステル樹脂系中塗り塗料を順次塗装し、加熱硬化せしめてなる被塗物に、前記にて製造したメタリックベース塗料(A−1)を塗装膜厚が約3μm(硬化塗膜として)となるように塗装し、室温で3分間放置後、その上にカラークリヤー塗料(B−1)を塗装膜厚が30μm(硬化塗膜として)となるように塗装し、10分間放置後140℃で30分間加熱硬化して塗装板を得た。該メタリックベース塗料(A−1)による塗膜のIV値は270で、HG値は48であった。尚、IV及びHGの測定には、上記の通り被塗物上にメタリックベース塗料を塗装し140℃で30分間加熱硬化した塗板を用いた。
比較例1
実施例1において、メタリックベース塗料(A−1)の代わりにメタリックベース塗料(A−7)を用いて塗装膜厚が約15μm(硬化塗膜として)となるように塗装する以外は実施例1と同様にして塗装板を作成した。該メタリックベース塗料(A−7)による塗膜のIV値は225で、HG値は57であった。
実施例2
脱脂及びりん酸亜鉛処理した鋼板にカチオン電着塗料及びポリエステル樹脂系中塗り塗料を順次塗装し、加熱硬化せしめてなる被塗物に、前記にて製造したメタリックベース塗料(A−1)を塗装膜厚が約3μm(硬化塗膜として)となるように塗装し、室温で3分間放置後、その上にカラークリヤー塗料(B−1)を塗装膜厚が30μm(硬化塗膜として)となるように塗装し、10分間放置後140℃で30分間加熱硬化した。該メタリックベース塗料(A−1)による塗膜のIV値 は270で、HG値は48であった。
さらに室温まで除冷後、クリヤー塗料(C−1)を塗装膜厚が30μm(硬化塗膜として)となるように塗装し、10分間放置後140℃で30分間加熱硬化して塗装板を得た。
実施例3〜6
実施例2において、メタリックベース塗料、カラークリヤー塗料として表1に示す組合せで用いる以外は実施例2と同様にして塗装板を作成した。
Figure 2005169385
比較例2
脱脂及びりん酸亜鉛処理した鋼板にカチオン電着塗料及びポリエステル樹脂系中塗り塗料を順次塗装し、加熱硬化せしめてなる被塗物に、メタリックベース塗料(A−5)を塗装膜厚が約15μm(硬化塗膜として)となるように塗装し、室温で3分間放置後、その上にカラークリヤー塗料(B−1)を塗装膜厚が30μm(硬化塗膜として)となるように塗装し、10分間放置後140℃で30分間加熱硬化した。該メタリックベース塗料(A−5)による塗膜のIV値 は220で、HG値は55であった。
さらに室温まで除冷後、クリヤー塗料(C−1)を塗装膜厚が30μm(硬化塗膜として)となるように塗装し、10分間放置後140℃で30分間加熱硬化して塗装板を得た。
比較例3
比較例2において、メタリックベース塗料(A−5)の代わりにメタリックベース塗料(A−6)を用いる以外は比較例2と同様にして塗装板を作成した。その際の該メタリックベース塗料(A−6)による塗膜のIV値 は160で、HG値は30であった。
実施例7
脱脂及びりん酸亜鉛処理した鋼板にカチオン電着塗料及びポリエステル樹脂系中塗り塗料を順次塗装し、加熱硬化せしめてなる被塗物に、前記にて製造したカラーベース塗料(D−1)を塗装膜厚が約30μm(硬化塗膜として)となるように塗装し、室温で3分間放置後、その上にメタリックベース塗料(A−2)を塗装膜厚が約3μm(硬化塗膜として)となるように塗装し、10分間放置後140℃で30分間加熱硬化した。該メタリックベース塗料(A−2)による塗膜のIV値 は250で、HG値は46であった。
さらに室温まで除冷後、その上にカラークリヤー塗料(B−1)を塗装膜厚が30μm(硬化塗膜として)となるように塗装し、10分間放置後140℃で30分間加熱硬化して塗装板を得た。
実施例8
脱脂及びりん酸亜鉛処理した鋼板にカチオン電着塗料及びポリエステル樹脂系中塗り塗料を順次塗装し、加熱硬化せしめてなる被塗物に、前記にて製造したカラーベース塗料(D−1)を塗装膜厚が約30μm(硬化塗膜として)となるように塗装し、室温で3分間放置後、その上にメタリックベース塗料(A−2)を塗装膜厚が約3μm(硬化塗膜として)となるように塗装し、10分間放置後140℃で30分間加熱硬化した。該メタリックベース塗料(A−2)による塗膜のIV値 は250で、HG値は46であった。
次いで室温まで除冷後、その上にカラークリヤー塗料(B−1)を塗装膜厚が30μm(硬化塗膜として)となるように塗装し、10分間放置後140℃で30分間加熱硬化した。さらに室温まで除冷後、クリヤー塗料(C−1)を塗装膜厚が30μm(硬化塗膜として)となるように塗装し、10分間放置後140℃で30分間加熱硬化して塗装板を得た。
実施例9
脱脂及びりん酸亜鉛処理した鋼板にカチオン電着塗料及びポリエステル樹脂系中塗り塗料を順次塗装し、加熱硬化せしめてなる被塗物に、メタリックベース塗料(A−1)を各ステージの膜厚が約3μm(硬化塗膜として)で全4ステージ合計12μmとなるように多ステージ塗装を行ない、室温で3分間放置後、その上にカラークリヤー塗料(B−1)を塗装膜厚が30μm(硬化塗膜として)となるように塗装し、10分間放置後140℃で30分間加熱硬化した。該メタリックベース塗料(A−1)による塗膜のIV値は305で、HG値は42であった。
さらに室温まで除冷後、クリヤー塗料(C−1)を塗装膜厚が30μm(硬化塗膜として)となるように塗装し、10分間放置後140℃で30分間加熱硬化して塗装板を得た。
性能評価試験
上記実施例及び比較例で得られた塗装板の彩度及び深み感を下記の通り評価した。結果を表2に示す。
(*1)彩度(C値):C値は、L***表色系のabクロマであるC* abの値であり、JIS Z 8729(1994)に規定されている通り、色座標のa*及びb*を用いた式 C* ab=[(a*2+(b*2]1/2で表され、L***表色系において彩度を表す量である。C値は、X−Rite(エックス−ライト)社製、多角度変角分光光度計「MA68−2」を使用して、塗膜に45度の入射角度で光照射したときの鏡面反射軸と受光軸とがなす受光角度25度の条件で測定した。
また彩度(目視)は、各塗装板の塗膜面を目視で観察し、下記基準で評価した。
目視評価基準:
○:光輝感に優れ、発色が鮮やかである
△:光輝感に劣り、発色がやや濁っている
×:光輝感が鈍く、発色が濁っている。
(*2)深み感:各塗装板の塗膜面を目視で観察し、下記基準で評価した。
目視評価基準:
○:ハイライトからシェードにかけての明度変化が大きく奥行き感がある
△:ハイライトからシェードにかけての明度変化がやや小さく奥行き感にやや劣る
×:ハイライトからシェードにかけての明度変化が小さく奥行き感がない
Figure 2005169385

Claims (10)

  1. 被塗面上に、光輝性顔料を含有するメタリックベース塗料(A)を塗装し、次いでカラークリヤー塗料(B)を塗装する方法であって、該メタリックベース塗料(A)が、IV値が230以上で、ミクロ光輝感測定器による粒子感の測定値(HG値)が60以下となる塗膜を形成するものであることを特徴とする塗装方法。
  2. メタリックベース塗料(A)が、塗料中の樹脂固形分100重量部に対して光輝性顔料を5〜100重量部の範囲内で含有する請求項1記載の塗装方法。
  3. メタリックベース塗料(A)が、塗料中の樹脂固形分100重量部に対して着色顔料及び/又は染料を0.1〜30重量部の範囲内で含有する請求項1記載の塗装方法。
  4. メタリックベース塗料(A)による塗膜を塗装膜厚(乾燥膜厚)が0.3〜5μmとする請求項1記載の塗装方法。
  5. メタリックベース塗料(A)を多ステージにて塗装する請求項1記載の塗装方法。
  6. カラークリヤー塗料(B)による塗膜上に、さらにクリヤー塗料(C)を塗装する請求項1記載の塗装方法。
  7. クリヤー塗料(C)が、カラークリヤーである請求項6記載の塗装方法。
  8. クリヤー塗料(C)による塗膜上に、さらにクリヤー塗料(E)を塗装する請求項6又は7記載の塗装方法。
  9. 被塗面上に、カラーベース塗料(D)を塗装した後、その上にメタリックベース塗料(A)を塗装する請求項1記載の塗装方法。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項記載の塗装方法によって得られる塗装物品。

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