JPWO2017163555A1 - 小麦粉組成物の製造方法 - Google Patents

小麦粉組成物の製造方法 Download PDF

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Abstract

小麦粉組成物の原料を攪拌装置に供給する供給工程(S10)と、前記攪拌装置を用いて前記原料を加水して攪拌する攪拌工程(S11)と、複数の開口を有し環状に形成されたスクリーン及び前記スクリーンの内側に設けられた押出羽根を備えた押出造粒装置を用いて、前記攪拌工程において攪拌されることにより生成された前記小麦粉組成物においてグルテンの生成を抑えるように前記押出羽根を高速回転させ、前記小麦粉組成物を前記スクリーンの前記開口から押し出し造粒する造粒工程(S12)と、前記造粒工程において造粒された前記小麦粉組成物を乾燥する乾燥工程(S13)とを含む。

Description

本発明は、顆粒状の小麦粉組成物を製造する製造方法に関するものである。
原料等を混合し、押出造粒することにより顆粒状食品を製造する方法が知られている。例えば特許文献1には、液体エキスを含有する顆粒状食品を製造する方法について記載されている。この方法によれば、澱粉を含む粉体原料と液体エキスとを所定の割合で混合した混合物を押出造粒する。また、特許文献2には、原材料(例えば上述の混合物)を押出造粒する押出造粒機について記載されている。この押出造粒機は、複数の開口を有する環状スクリーンと環状スクリーンの内側に設けられた押出羽根とを備え、押出羽根を回転させることにより環状スクリーン内に投入された原材料を押圧し、環状スクリーンの開口から原材料を押し出すことにより造粒する。
特開2014−33619号公報 特開2000−254476号公報
ところで、小麦粉を含む粉体原料である小麦粉組成物については、粉が舞い、水に溶き辛く、水に溶いたときダマになりやすい等の特質があるため、取扱い容易な顆粒状の小麦粉組成物の実用化が求められている。ここで、攪拌羽根で粉体原料を拡散させ、拡散した状態の粉体原料に水を加え、加水された粉体原料を乾燥させることにより小麦粉組成物を顆粒化する攪拌造粒法が存在するが、この攪拌造粒法では、加水ムラが激しいため均一な粒径を有する顆粒状の小麦粉組成物を得ることができない。
特許文献2記載の押出造粒機等を用いて加水された粉体原料を押出造粒すると、均一な粒径を有する顆粒状の小麦粉組成物を得ることができる。しかしながら、この押出造粒機においては、通常20〜100rpmの低速で押出羽根を回転させるため、加水された粉体原料が押出羽根により徐々に押圧され十分に練られた状態で環状スクリーンの開口から押し出される。したがって、得られる顆粒状の小麦粉組成物は、硬く、水に溶け難い。小麦粉の成分であるグリアジンとグルテニンとが加水され練られることによりグルテンが生成されるからである。よって、従来の方法では、均一な粒径を有し、且つグルテンの生成を抑制した水に溶け易い顆粒状の小麦粉組成物を製造することは困難であった。
本発明の目的は、均一な粒径を有し、水に溶け易い小麦粉組成物を製造する小麦粉組成物の製造方法を提供することである。
本発明の小麦粉組成物の製造方法は、小麦粉組成物の原料を攪拌装置に供給する供給工程と、前記攪拌装置を用いて前記原料を加水して攪拌する攪拌工程と、複数の開口を有し環状に形成されたスクリーン及び前記スクリーンの内側に設けられた押出羽根を備えた押出造粒装置を用いて、前記攪拌工程において攪拌されることにより生成された前記小麦粉組成物においてグルテンの生成を抑えるように前記押出羽根を高速回転させ、前記小麦粉組成物を前記スクリーンの前記開口から押し出し造粒する造粒工程と、前記造粒工程において造粒された前記小麦粉組成物を乾燥する乾燥工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の小麦粉組成物の製造方法は、前記乾燥工程において流動層乾燥装置を用いて前記小麦粉組成物を乾燥することを特徴とする。
また、本発明の小麦粉組成物の製造方法は、前記押出工程において前記押出羽根を500〜10000rpmの回転数で回転させることを特徴とする。
また、本発明の小麦粉組成物の製造方法は、前記スクリーンの前記開口の径が0.5〜3.0mmであることを特徴とする。
本発明の小麦粉組成物の製造方法によれば、均一な粒径を有し、水に溶け易い小麦粉組成物を製造することができる。
実施の形態に係る顆粒小麦粉製造装置の概略構成を示す図である。 サイジングミルの構成を示す概略図である。 サイジングミルの構成を示す斜視図である。 振動流動層乾燥機の概略構成を示す図である。 実施の形態に係る顆粒小麦粉製造装置のシステム構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る顆粒状の小麦粉を製造する製造方法について説明するためのフローチャートである。 実施例及び比較例において作製された顆粒小麦粉の粒度分布を示すグラフである。 実施例及び比較例において作製された顆粒小麦粉のTotal Energyの変動結果を示すグラフである。 実施例において作製された顆粒小麦粉をSEMにより撮影した写真である。 実施例及び比較例において作製された顆粒小麦粉の破断強度を示すグラフである。 比較例1において作製された顆粒小麦粉をSEMにより撮影した写真である。 比較例2において作製された顆粒小麦粉をSEMにより撮影した写真である。 比較例3において作製された顆粒小麦粉をSEMにより撮影した写真である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態に係る顆粒小麦粉製造装置について説明する。図1は、この実施の形態に係る顆粒小麦粉製造装置の概略構成を示す図である。この実施の形態に係る顆粒小麦粉製造装置2は、顆粒状の小麦粉(以下、顆粒小麦粉という。)を製造するための装置であって、図1に示すように、スクリューフィーダ4、攪拌装置6、押出造粒装置8、及び振動流動層乾燥機10を備えている。なお、この実施の形態においては、顆粒小麦粉製造装置2を用いて顆粒状の小麦粉を製造する場合を例に挙げて説明するが、小麦粉を含む粉体、即ち小麦粉組成物を顆粒状にする場合においても本発明を適用することができる。
スクリューフィーダ4は、小麦粉を攪拌装置6に供給するための供給装置である。スクリューフィーダ4は、小麦粉を投入する小麦粉投入口4a、回転軸と螺旋羽根とからなる回転可能なスクリュー4b、スクリュー4bを内部に配置し小麦粉を搬送する搬送部4c、及び小麦粉を排出する小麦粉排出口4dを備えている。攪拌装置6に供給される小麦粉の量は、スクリュー4bの回転数を制御することにより調整される。
攪拌装置6は、小麦粉を加水して攪拌する装置である。攪拌装置6は、小麦粉が供給される小麦粉供給口6a、回転軸と複数の攪拌棒とからなるミキサー6b、ミキサー6bを内部に配置し加水された小麦粉を攪拌する攪拌部6c、及び加水され攪拌された小麦粉(以下、攪拌物という。)を排出する攪拌物排出口6dを備えている。小麦粉供給口6aから供給された小麦粉は、給水部35から霧状の水が攪拌部6c内に供給されると、ミキサー6bによって水と攪拌される。ミキサー6bは800〜1000rpmで回転するため、加水された小麦粉は高速で攪拌され、練られずに水と混ぜ合わされる。
押出造粒装置8は、攪拌装置6により加水され攪拌された攪拌物をサイジングミル9により押出し造粒する装置である。押出造粒装置8は、攪拌物が供給される攪拌物供給部8a、サイジングミル9、及び押出造粒された顆粒小麦粉を排出する顆粒排出部8bを備えている。図2は、サイジングミル9の構成を説明するための概略図、図3は、サイジングミル9の概略構成を示す斜視図である。サイジングミル9は、図2及び図3に示すように、スクリーン12、回転軸14、及び押出羽根16を備えている。
スクリーン12は、環状に形成され、下部に形成される円形状の下部開口、及び上部に形成される円形状であって下部開口の径より大きい径を有する円形状の上部開口を有している。また、スクリーン12の環状の側面は、図3に示すように、パンチング等により形成された複数の円形状の開口12aを有している。なお、この実施の形態においては、開口12aの径が2mmであるが、開口12aの径は0.5〜3.0mmであることが望ましい。
回転軸14は、スクリーン12の内側且つスクリーン12の下部開口の中心と上部開口の中心とを結ぶ線上であって、スクリーン12の下部開口に設けられている。回転軸14は、スクリーン12の下部開口を塞いでおり、小麦粉においてグルテンの生成を抑えるように500〜10000rpmの高速で回転可能に構成されている。
押出羽根16は、スクリーン12の内側に設けられており、回転軸14に取り付けられている。押出羽根16は、スクリーン12の内側面との間に所定の隙間を有して配置されている。また、押出羽根16は、回転軸14と共に回転したとき、スクリーン12の内側面に沿って回転するように構成されている。攪拌物供給部8aから供給された攪拌物は、高速回転する押出羽根16によりスクリーン12の内側面に練られずに押圧され、開口12aから顆粒状となって押し出される。
振動流動層乾燥機10は、押出造粒装置8により押出造粒された顆粒小麦粉を乾燥する装置である。図4に示すように、振動流動層乾燥機10は、顆粒小麦粉が供給される顆粒供給部18、乾燥炉20、乾燥させた顆粒小麦粉を排出する顆粒排出部22、網板24、網板24を介して熱風を乾燥炉20に導入する熱風導入部26、及び乾燥炉20から熱風を導出する熱風導出部28を備えている。振動流動層乾燥機10は、図4の矢印A1に示す方向(上下方向)に振動可能に構成されている。
熱風発生機40から吹出された熱風は、図4の矢印A2に示すように、熱風導入部26に導入され、網板24を介して乾燥炉20内を図4の矢印A3に示す方向(上方向)に進む。そして、熱風吸引機42を駆動することにより、乾燥炉20内の空気は、図4の矢印A4に示すように、熱風導出部28から導出され、熱風吸引機42により吸引される。
顆粒供給部18から供給された顆粒小麦粉は、乾燥炉20内の網板24上に誘導され、網板24下部から供給される熱風により乾燥される。このとき、振動流動層乾燥機10は上下方向に振動しているため、顆粒小麦粉も網板24上で振動する。乾燥された顆粒小麦粉は、顆粒排出部22から排出される。
図5は、この実施の形態に係る顆粒小麦粉製造装置2のシステム構成を示すブロック図である。顆粒小麦粉製造装置2は、図5に示すように、顆粒小麦粉製造装置2の各部を統括的に制御する制御部30を備えている。
制御部30には、スクリュー駆動部32、ミキサー駆動部34、給水部35、回転駆動部36、加振部38、熱風発生機40、及び熱風吸引機42が接続されている。制御部30は、スクリュー駆動部32に対して制御信号を出力する。スクリュー駆動部32は、制御部30の制御に従い、スクリューフィーダ4のスクリュー4bの回転駆動を制御する。また、制御部30は、ミキサー駆動部34に対して制御信号を出力する。ミキサー駆動部34は、制御部30の制御に従い、攪拌装置6のミキサー6bの回転駆動を制御する。
また、制御部30は、給水部35に対して制御信号を出力する。給水部35は、制御部30の制御に従い、攪拌部6c内に水を供給する。また、制御部30は、回転駆動部36に対して制御信号を出力する。回転駆動部36は、制御部30の制御に従い、サイジングミル9の回転軸14の回転駆動を制御する。また、制御部30は、加振部38に対して制御信号を出力する。加振部38は、制御部30の制御に従い、振動流動層乾燥機10の上下方向における振動を制御する。また、制御部30は、熱風発生機40の駆動を制御する。熱風発生機40は、制御部30の制御に従い、熱風の発生を制御する。また、制御部30は、熱風吸引機42の駆動を制御する。熱風吸引機42は、制御部30の制御に従い、熱風導出部28を介して乾燥炉20内の熱風の吸引を制御する。
次に、図面を参照して、この実施の形態に係る顆粒小麦粉製造装置2を用いて顆粒状の小麦粉(顆粒小麦粉)を製造する方法について説明する。図6は、顆粒小麦粉を製造する方法について説明するためのフローチャートである。
まず、図示しない上流側に設置されている他の装置または作業者等によりスクリューフィーダ4の小麦粉投入口4aに小麦粉が投入されると、制御部30は、小麦粉を攪拌装置6に供給するために、スクリューフィーダ4のスクリュー4bを駆動させる(ステップS10)。具体的には、制御部30は、スクリュー駆動部32に対して制御信号を出力する。スクリュー駆動部32は、制御部30の制御に従い、スクリュー4bを所定の回転数で回転させる。スクリュー4bが回転駆動することにより、小麦粉投入口4aから投入された小麦粉は、搬送部4c内を進み、小麦粉排出口4dから排出され、攪拌装置6へ供給される。なお、制御部30は、スクリュー4bの回転数を制御することにより、攪拌装置6に供給される小麦粉の量を調整する。
次に、制御部30は、攪拌装置6を用いて小麦粉を加水して攪拌するために、攪拌装置6のミキサー6bを駆動させ、且つ給水部35による給水を開始させる(ステップS11)。具体的には、制御部30は、ミキサー駆動部34に対して制御信号を出力する。ミキサー駆動部34は、制御部30の制御に従い、ミキサー6bを800〜1000rpmの回転数で回転させる。また、制御部30は、給水部35に対して制御信号を出力し、攪拌部6c内に霧状の水を供給させる。スクリューフィーダ4の小麦粉排出口4dから排出された小麦粉は、小麦粉供給口6aから供給され、攪拌部6c内で霧状の水と混ぜられる。ミキサー6bは800〜1000rpmで回転するため、加水された小麦粉は高速で攪拌され、練られずに水と混ぜ合わされる。攪拌部6c内でミキサー6bにより攪拌された攪拌物は、攪拌物排出口6dから排出され、サイジングミル9へ供給される。なお、この実施の形態においては、1箇所から攪拌部6c内に給水しているが、2箇所以上から攪拌部6c内に給水してもよい。
次に、制御部30は、押出造粒装置8を用いて攪拌物を押出造粒するために、サイジングミル9の回転軸14を回転駆動させる(ステップS12)。具体的には、制御部30は、回転駆動部36に対して制御信号を出力する。回転駆動部36は、制御部30の制御に従い、回転軸14を500〜10000rpmの回転数で高速回転させる。攪拌装置6の攪拌物排出口6dから排出された攪拌物は、攪拌物供給部8aから供給され、500〜10000rpmの高速で回転する押出羽根16によりスクリーン12の内側面に練られずに押圧され、グルテンの生成が抑制された顆粒状となって開口12aから押し出される。開口12aから押し出された顆粒小麦粉は、顆粒排出部8bから排出され、振動流動層乾燥機10へ供給される。
次に、制御部30は、振動流動層乾燥機10を用いて顆粒小麦粉を乾燥するための制御を行う(ステップS13)。即ち、制御部30は、加振部38、熱風発生機40、及び熱風吸引機42に対して制御信号を出力する。加振部38は、制御部30の制御に従い、振動流動層乾燥機10に上下方向の強振動を与える。熱風発生機40は、制御部30の制御に従い、熱風の発生を開始する。熱風吸引機42は、制御部30の制御に従い、熱風の吸引を開始する。
熱風発生機40から熱風導入部26に向けて吹出された熱風は、図4の矢印A2に示す方向に進み、熱風導入部26に導入される。そして、熱風導入部26から導入した熱風は、網板24を介して図4の矢印A3に示す方向(上方向)に進み、乾燥炉20内に導入される。更に、熱風吸引機42の吸引力により、図4の矢印A4に示すように、熱風導出部28から導出され、熱風吸引機42により吸引される。
押出造粒装置8の顆粒排出部8bから排出された顆粒小麦粉は、顆粒供給部18から供給され、乾燥炉20内の網板24上に誘導され、網板24下部から供給される熱風により乾燥される。このとき、振動流動層乾燥機10は上下方向に振動しているため、顆粒小麦粉も網板24上で振動する。振動により顆粒小麦粉の乾燥が促進される。乾燥された顆粒小麦粉は、乾燥炉20内から顆粒排出部22に誘導され、顆粒排出部22から排出される。なお、この実施の形態に係る顆粒小麦粉製造装置2はバッチ式または連続式であって、連続式の場合には、上述のステップS10〜S13の処理を同時に連続して行う。
この実施の形態に係る顆粒小麦粉を製造する方法によれば、押出羽根16を500〜10000rpmの回転数で高速回転させて攪拌物をスクリーン12の内側面に押圧するため、グルテンの生成を抑えた状態で開口12aから顆粒状となって押し出される。また、振動流動層乾燥機10を用いて顆粒小麦粉の崩壊を抑えつつ素早く顆粒小麦粉を乾燥させることができる。したがって、均一な粒径を有し、水に溶け易い顆粒状の小麦粉を製造することができる。
(実施例)
顆粒小麦粉製造装置2(スクリューフィーダ4、攪拌装置6、押出造粒装置8、及び振動流動層乾燥機10)を用いて、小麦粉を原料とする顆粒小麦粉を作製した。造粒条件を表1に示す。
実施例において作製された顆粒小麦粉の粒度分布を測定した。粒度分布の測定には、3350μm、2800μm、2360μm、2000μm、1700μm、1400μm、1200μm、1000μm、850μm、600μm、500μm、350μm、200μm、及び100μmの目開きの篩を使用した。実施例におけるフルイ下の累積割合を図7のグラフAに示す。図7のグラフAに示すように、実施例により得られた顆粒小麦粉の粒度分布はシャープであり、粒度の均一性が高いという結果を得た。
また、実施例により得られた顆粒小麦粉のd75/d25(累積割合75%の粒度を25%の粒度で割ったもの)の値を表2に示す。d75/d25の値が1に近いほど粒度の均一性が高いと評価した。表2に示すように、実施例により得られた顆粒小麦粉のd75/d25の値は1.1であり、粒度の均一性が高いという結果を得た。
また、実施例により得られた顆粒小麦粉の代表径(多く作製された顆粒の粒径)の値を表2に示す。目標粒度(例えばスクリーンの開口径等)に近いものが良いと評価した。表2に示すように、実施例により得られた顆粒小麦粉の代表径は1400〜1700μmであり、目標粒度に近いという結果を得た。
また、実施例において作製された顆粒小麦粉の流動性について評価した。流動性の評価には、レオメーター(FT4:パウダーレオメーター:マルバーン製)を使用し、測定回数を11回、羽根回転速度を100mm/sとした。実施例における測定結果を図8のグラフAに示す。Total Energy(mJ g/ml:縦軸)の変動が小さいほど流動性が良いと評価した。図8のグラフAに示すように、実施例により得られた顆粒小麦粉のTotal Energy(mJ g/ml)の変動は小さく、流動性が良いという結果を得た。
また、実施例において作製された顆粒小麦粉を走査電子顕微鏡(SEM)により60倍の倍率で撮影した。顆粒小麦粉をSEMにより撮影した写真を図9に示す。図9に示すように、実施例により得られた顆粒小麦粉の表面は、ポーラスであり、細孔が多く表面積が大きくなるため、崩壊性及び溶解性が良いという結果を得た。
また、実施例において作製された顆粒小麦粉の崩壊性を測定した。崩壊性の測定には、引張圧縮試験装置(2軸物性試験システム:レオナー:山電製)を使用した。くさび形のプランジャーを顆粒小麦粉に押し当て、押し当てた方向(圧縮方向)における破断強度解析を行った。実施例における解析結果を図10のグラフAに示す。図10のグラフAに示すように、実施例により得られた顆粒小麦粉は、小さい荷重で変形し、破断し、亀裂が生じている。
また、実施例により得られた顆粒小麦粉の硬さエネルギー(顆粒小麦粉が破断するのに必要なエネルギー)の値を表2に示す。表2に示すように、実施例により得られた顆粒小麦粉の硬さエネルギーは542kJ/m3で小さく、上述の破断強度解析結果と併せて崩壊性が良いという結果を得た。
また、実施例において作製された顆粒小麦粉の溶解性について実験した。具体的には、常温の水道水200gに対して顆粒小麦粉を30g投入し(固形分濃度:13%)、100回マドラーで攪拌した後、500μmの目開きの篩にかけてダマを観察した。実施例により得られた顆粒小麦粉においては、少量の溶け残りがあるもののダマはなく、溶解性が良いという結果を得た。
(比較例1)
スクリューフィーダ4、攪拌装置6、押出造粒装置8、及び既知の気流乾燥機(図示せず)を用いて、小麦粉を原料とする顆粒小麦粉を作製した。造粒条件を表1に示す。
実施例と同様の方法で、比較例1において作製された顆粒小麦粉の粒度分布を測定した。比較例1におけるフルイ下の累積割合を図7のグラフBに示す。図7のグラフBに示すように、比較例1により得られた顆粒小麦粉の粒度分布はシャープでなく、粒度の均一性が高くないという結果を得た。
また、比較例1により得られた顆粒小麦粉のd75/d25の値を表2に示す。表2に示すように、比較例1により得られた顆粒小麦粉のd75/d25の値は3.2であり、粒度の均一性が高くないという結果を得た。
また、比較例1により得られた顆粒小麦粉の代表径の値を表2に示す。表2に示すように、比較例1により得られた顆粒小麦粉の代表径は1200〜1400μmであり、目標粒度に近くないという結果を得た。
また、実施例と同様の方法で、比較例1において作製された顆粒小麦粉の流動性について評価した。比較例1における測定結果を図8のグラフBに示す。図8のグラフBに示すように、比較例1により得られた顆粒小麦粉のTotal Energy(mJ g/ml)の変動は小さくなく、流動性が良くないという結果を得た。
また、比較例1において作製された顆粒小麦粉をSEMにより100倍の倍率で撮影した。顆粒小麦粉をSEMにより撮影した写真を図11に示す。図11に示すように、比較例1により得られた顆粒小麦粉の表面は、ポーラスであり、細孔が多く表面積が大きくなるため、崩壊性及び溶解性が良いという結果を得た。
また、実施例と同様の方法で、比較例1において作製された顆粒小麦粉の崩壊性を測定した。比較例1における破断強度解析結果を図10のグラフBに示す。図10のグラフBに示すように、比較例1により得られた顆粒小麦粉は、小さい荷重で変形し、破断し、亀裂が生じている。
また、比較例1により得られた顆粒小麦粉の硬さエネルギーの値を表2に示す。表2に示すように、比較例1により得られた顆粒小麦粉の硬さエネルギーは523kJ/m3で小さく、上述の破断強度解析結果と併せて崩壊性が良いという結果を得た。
また、実施例と同様の方法で、比較例1において作製された顆粒小麦粉の溶解性について実験した。比較例1により得られた顆粒小麦粉においては、少量の溶け残りがあるもののダマはなく、溶解性が良いという結果を得た。
(比較例2)
スクリューフィーダ4、攪拌装置6、押出羽根を低速で回転させる従来の押出造粒装置(図示せず)、及び振動流動層乾燥機10を用いて、小麦粉を原料とする顆粒小麦粉を作製した。造粒条件を表1に示す。
実施例と同様の方法で、比較例2において作製された顆粒小麦粉の粒度分布を測定した。比較例2におけるフルイ下の累積割合を図7のグラフCに示す。図7のグラフCに示すように、比較例2により得られた顆粒小麦粉の粒度分布はシャープであり、粒度の均一性が高いという結果を得た。
また、比較例2により得られた顆粒小麦粉のd75/d25の値を表2に示す。表2に示すように、比較例2により得られた顆粒小麦粉のd75/d25の値は1.2であり、粒度の均一性が高いという結果を得た。
また、比較例2により得られた顆粒小麦粉の代表径の値を表2に示す。表2に示すように、比較例2により得られた顆粒小麦粉の代表径は1700〜2000μmであり、目標粒度に近いという結果を得た。
また、実施例と同様の方法で、比較例2において作製された顆粒小麦粉の流動性について評価した。比較例2における測定結果を図8のグラフCに示す。図8のグラフCに示すように、比較例2により得られた顆粒小麦粉のTotal Energy(mJ g/ml)の変動は実施例のものより大きいという結果を得た。
また、比較例2において作製された顆粒小麦粉をSEMにより50倍の倍率で撮影した。顆粒小麦粉をSEMにより撮影した写真を図12に示す。図12に示すように、比較例2により得られた顆粒小麦粉の表面は、ポーラスでないという結果を得た。
また、実施例と同様の方法で、比較例2において作製された顆粒小麦粉の崩壊性を測定した。比較例2における破断強度解析結果を図10のグラフCに示す。図10のグラフCに示すように、比較例2により得られた顆粒小麦粉は、小さい荷重で変形及び破断せず、亀裂も生じていない。
また、比較例2により得られた顆粒小麦粉の硬さエネルギーの値を表2に示す。表2に示すように、比較例2により得られた顆粒小麦粉の硬さエネルギーは903kJ/m3で小さくなく、上述の破断強度解析結果と併せて崩壊性が良くないという結果を得た。
また、実施例と同様の方法で、比較例2において作製された顆粒小麦粉の溶解性について実験した。比較例2により得られた顆粒小麦粉においては、ダマ及び溶け残りが多く見られ、溶解性が悪いという結果を得た。
(比較例3)
スクリューフィーダ4、攪拌装置6、押出羽根を低速で回転させる従来の押出造粒装置(図示せず)、及び既知の気流乾燥機(図示せず)を用いて、小麦粉を原料とする顆粒小麦粉を作製した。造粒条件を表1に示す。
実施例と同様の方法で、比較例3において作製された顆粒小麦粉の粒度分布を測定した。比較例3におけるフルイ下の累積割合を図7のグラフDに示す。図7のグラフDに示すように、比較例3により得られた顆粒小麦粉の粒度分布はシャープとはいえず、粒度の均一性が高くないという結果を得た。
また、比較例3により得られた顆粒小麦粉のd75/d25の値を表2に示す。表2に示すように、比較例3により得られた顆粒小麦粉のd75/d25の値は1.8であり、粒度の均一性が高くないという結果を得た。
また、比較例3により得られた顆粒小麦粉の代表径の値を表2に示す。表2に示すように、比較例3により得られた顆粒小麦粉の代表径は1700〜2000μmであり、目標粒度に近いという結果を得た。
また、実施例と同様の方法で、比較例3において作製された顆粒小麦粉の流動性について評価した。比較例3における測定結果を図8のグラフDに示す。図8のグラフDに示すように、比較例3により得られた顆粒小麦粉のTotal Energy(mJ g/ml)の変動は実施例のものより大きいという結果を得た。
また、比較例3において作製された顆粒小麦粉をSEMにより50倍の倍率で撮影した。顆粒小麦粉をSEMにより撮影した写真を図13に示す。図13に示すように、比較例3により得られた顆粒小麦粉の表面は、ポーラスでないという結果を得た。
また、実施例と同様の方法で、比較例3において作製された顆粒小麦粉の崩壊性を測定した。比較例3における破断強度解析結果を図10のグラフDに示す。図10のグラフDに示すように、比較例3により得られた顆粒小麦粉は、小さい荷重で変形及び破断せず、亀裂も生じていない。
また、比較例3により得られた顆粒小麦粉の硬さエネルギーの値を表2に示す。表2に示すように、比較例3により得られた顆粒小麦粉の硬さエネルギーは1030kJ/m3で小さくなく、上述の破断強度解析結果と併せて崩壊性が良くないという結果を得た。
また、実施例と同様の方法で、比較例3において作製された顆粒小麦粉の溶解性について実験した。比較例3により得られた顆粒小麦粉においては、ダマ及び溶け残りが見られ、溶解性が良くないという結果を得た。
以上より、実施例において作製された顆粒小麦粉によれば、粒度均一性、流動性、崩壊性、及び溶解性のすべてについて良い結果を得ることができた。これに対し、比較例1において作製された顆粒小麦粉によれば、崩壊性及び溶解性について良い結果を得たが、粒度均一性及び流動性について良い結果を得ることができなかった。また、比較例2において作製された顆粒小麦粉によれば、粒度均一性について良い結果を得たが、流動性、崩壊性及び溶解性について良い結果を得ることができなかった。また、比較例3において作製された顆粒小麦粉によれば、粒度均一性、流動性、崩壊性、及び溶解性のすべてについて良い結果を得ることができなかった。したがって、実施例において作製された顆粒小麦粉が最も粒度均一性、流動性、崩壊性、及び溶解性に優れていることがわかった。
2…顆粒小麦粉製造装置、4…スクリューフィーダ、6…攪拌装置、8…押出造粒装置、10…振動流動層乾燥機、12…スクリーン、14…回転軸、16…押出羽根、18…顆粒供給部、20…乾燥炉、22…顆粒排出部、24…網板、26…熱風導入部、28…熱風導出部、30…制御部、32…スクリュー駆動部、34…ミキサー駆動部、35…給水部、36…回転駆動部、38…加振部、40…熱風発生機、42…熱風吸引機。

Claims (4)

  1. 小麦粉組成物の原料を攪拌装置に供給する供給工程と、
    前記攪拌装置を用いて前記原料を加水して攪拌する攪拌工程と、
    複数の開口を有し環状に形成されたスクリーン及び前記スクリーンの内側に設けられた押出羽根を備えた押出造粒装置を用いて、前記攪拌工程において攪拌されることにより生成された前記小麦粉組成物においてグルテンの生成を抑えるように前記押出羽根を高速回転させ、前記小麦粉組成物を前記スクリーンの前記開口から押し出し造粒する造粒工程と、
    前記造粒工程において造粒された前記小麦粉組成物を乾燥する乾燥工程と、
    を含むことを特徴とする小麦粉組成物の製造方法。
  2. 前記乾燥工程においては、流動層乾燥装置を用いて前記小麦粉組成物を乾燥することを特徴とする請求項1記載の小麦粉組成物の製造方法。
  3. 前記押出工程においては、前記押出羽根を500〜10000rpmの回転数で回転させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の小麦粉組成物の製造方法。
  4. 前記スクリーンの前記開口の径は、0.5〜3.0mmであることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の小麦粉組成物の製造方法。
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