JPWO2017150315A1 - 直動伸縮機構及びそれを備えたロボットアーム機構 - Google Patents

直動伸縮機構及びそれを備えたロボットアーム機構 Download PDF

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Abstract

目的は、直動伸縮機構において手首部に装備される関節部に電力や制御信号を供給するための電気ケーブルによる直動伸縮機構の伸縮動作に対する干渉を軽減し、且つ電気ケーブルの損傷を抑制することにある。
直動伸縮機構は連結された平板形状の複数の第1コマ53と、連結された断面コ字形の溝形状を有する複数の第2コマ54とを有する。複数の第1コマの先頭と複数の第2コマの先頭とは結合部55で結合される。第1コマが第2コマの上部に接合されたとき直線状に硬直し、第1、第2コマは互いに分離されたとき屈曲状態に復帰する。第2コマ各々の底板541には内側に突出した突出部546,550が幅方向に延在される。突出部の縁部548,549の角は面取りされている。

Description

本発明の実施形態は直動伸縮機構及びそれを備えたロボットアーム機構に関する。
従来から多関節ロボットアーム機構が産業用ロボットなど様々な分野で用いられている。発明者らは直動伸縮機構の実用化を達成した。この直動伸縮機構は、肘関節を不要とし、特異点解消を実現する今後非常に有益な構造である。
直動伸縮機構は、屈曲自在に連結された複数の平板形状のコマと、同様に屈曲自在に底部側で連結された複数のコ字溝形状のコマとを有してなり、これらが互いに接合することで直線状に硬直され一定の剛性を有する柱状のアーム部が構成される。直動伸縮機構のモータが順回転すると柱状体となったアーム部がアーム支持部から送り出され、逆回転するとアーム部は引き戻される。アーム支持部の後方ではコマの接合状態は解除され、硬直状態から屈曲状態に回復する。屈曲状態に回復した2種類のコマはその一方のコマの底部側に屈曲され、支柱部内部に収容される。アーム部の先端には手首部が取り付けられる。手首部にはエンドエフェクタの姿勢を任意に変更するために直交3軸の回転軸を備える3つの関節部が装備される。
この手首部に装備される3つの関節部にはそれらを動作させるために必要な電力や制御信号を供給するための電気ケーブルが接続される。これら電気ケーブルがロボットアーム機構の動作に干渉しないよう、また電気ケーブルの損傷を抑制するための工夫が必要とされている。
目的は、直動伸縮機構において手首部に装備される関節部に電力や制御信号を供給するための電気ケーブルによる直動伸縮機構の伸縮動作に対する干渉を軽減し、且つ電気ケーブルの損傷を抑制することにある。
本実施形態に係る直動伸縮機構は、平板形状の複数の第1コマと、断面コ字形の溝形状を有する複数の第2コマとを有する。第1コマは互いに前後端において屈曲可能に連結される。第2コマは互いに底板前後端において屈曲可能に連結される。複数の第1コマの先頭と複数の第2コマの先頭とは結合部で結合される。第1コマが第2コマの上部に接合されたとき直線状に硬直し、第1、第2コマは互いに分離されたとき屈曲状態に復帰する。支持部は、第1、第2コマを前後移動自在に支持するとともに、第1、第2コマが前方に移動するとき第1、第2コマを接合させ、第1、第2コマが後方に移動するとき第1、第2コマを分離させる。第2コマ各々の底板には内側に突出した突出部が幅方向に延在される。突出部の縁部の角は面取りされている。
図1は、本実施形態に係る直動伸縮機構を備えたロボットアーム機構の外観斜視図である。 図2は、図1のロボットアーム機構の側面図である。 図3は、図1のロボットアーム機構の内部構造を示す図である。 図4は、図1のロボットアーム機構を図記号により示す図である。 図5は、図3の第1コマを示す図である。 図6は、図3の第2コマを示す図である。 図7は、図3の第2コマ列の内部を挿通する電気ケーブルを示す図である。 図8は、図3の第2コマ内部に装着される電気ケーブルガイド板を示す図である。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係る直動伸縮機構を説明する。なお、本実施形態に係る直動伸縮機構は、単独の機構(関節)として使用することができるが、ここでは、複数の関節部のうち一の関節部が本実施形態に係る直動伸縮機構部で構成された極座標型のロボットアーム機構を例に説明する。
図1、図2は本実施形態に係る直動伸縮機構を備えたロボットアーム機構の外観図である。図3は直動伸縮機構の内部構造を示している。図4はロボットアーム機構を図記号で表している。ロボットアーム機構は、複数、ここでは6つの関節部J1,J2,J3,J4,J5,J6を有する。複数の関節部J1,J2,J3,J4,J5,J6は基台1から順番に配設される。一般的に、第1、第2、第3関節部J1,J2,J3は根元3軸と呼ばれ、第4、第5、第6関節部J4,J5,J6は主にエンドエフェクタ(手先効果器)の姿勢を変化させる手首3軸と呼ばれる。根元3軸を構成する関節部J1,J2,J3の少なくとも一つは直動伸縮機構である。ここでは第3関節部J3が直動伸縮機構として構成される。
第1関節部J1は基台1の接地面に対して垂直な第1回転軸RA1を中心としたねじり関節である。第2関節部J2は第1回転軸RA1に対して垂直に配置される第2回転軸RA2を中心とした曲げ関節である。第3関節部J3は第2回転軸RA2に対して垂直に配置される第3軸(移動軸)RA3を中心として直線的にアーム部5が伸縮する直動伸縮機構である。第4関節部J4は第3移動軸RA3と略一致する第4回転軸RA4を中心としたねじり関節である。第5関節部J5は第4回転軸RA4に対して垂直に配置される第5回転軸RA5を中心とした曲げ関節である。第6関節部J6は第4回転軸RA4と第5回転軸RA5とに対して垂直に配置される第6回転軸RA6を中心とした曲げ関節である。
ロボットアーム機構の基台1には円筒体をなす支柱部2が設置される。支柱部2は第1関節部J1を収容する。第1関節部J1はねじり回転軸RA1を備える。回転軸RA1は例えば鉛直方向に平行である。第1関節部J1の回転によりアーム部5は水平に旋回する。支柱部2は支柱下部2−1と支柱上部2−2とからなる。支柱下部2−1は第1関節部J1の固定部に接続される。支柱上部2−2は第1関節部J1の回転部に接続され、回転軸RA1を中心に軸回転する。円筒体をなす支柱部2の内部中空には後述する第3関節部J3の第1、第2コマ列51,52が収納される。支柱上部2−2には第2関節部J2を収容する起伏部4が設置される。第2関節部J2の回転軸RA2は例えば水平である。第2関節部J2は支柱上部2−2に設置される。第2関節部J2の回転によりアーム部5は上下に起伏する。
第3関節部J3を成す直動伸縮機構は発明者らが新規に開発した構造を備えており、従前の直動範囲が限定的であって、直動範囲と同長の引き込み範囲を備えたソリッドな直動関節とは明確に区別される。第3関節部J3によりアーム部(柱状体)5がその中心軸(伸縮中心軸RA3)に沿って直線的剛性を維持した状態で前後に伸縮する。アーム部5は第1コマ列51と第2コマ列52とを有する。第1コマ列51は屈曲自在に連結された複数の第1コマ53からなる。図5に示すように、第1コマ53は略平板形に構成される。第2コマ列52は屈曲自在に連結された複数の第2コマ54からなる。第2コマ54は図6に示すように横断面コ字形状の溝状体をなす。第2コマ54は底板どうしで屈曲自在に連結される。第2コマ列52の屈曲は、第2コマ54の側板の端面どうしが当接する位置で制限される。その位置では第2コマ列52は直線的に配列する。第1コマ列51のうち先頭の第1コマ53と、第2コマ列52のうち先頭の第2コマ54とは結合コマ55により接続される。例えば、結合コマ55は第2コマ54と第1コマ53とを合成した形状を有している。
第1、第2コマ列51,52は四角筒体形状の支持部(ローラーユニット)58の上下ローラ59に押圧されて接合される。接合された第1、第2コマ列51,52は柱状のアーム部5を構成する。支持部58の後方にはドライブギア(ピニオン)56が設けられる。ドライブギア56は減速器を介して図示しないモータに接続される。図5(b)に示すように第1コマ53の内壁の幅中央には連結方向に沿ってリニアギア239が形成されている。複数の第1コマ53が直線状に整列されたときに隣合うリニアギア239は直線状につながって、長いリニアギア(ラック)を構成する。ドライブギア(ピニオン)56は、直線状のリニアギア239に噛合される。直線状につながったリニアギア239はドライブギア56とともにラックアンドピニオン機構を構成する。ドライブギア56が順回転するときアーム部5が前方に伸長する。ドライブギア56が逆回転するときアーム部5が起伏部4の内部に引き戻され収縮する。支持部58の後方まで引き戻され、上下ローラ59による押圧から開放された第1、第2コマ列51,52は互いに分離する。分離した第1、第2コマ列51,52はそれぞれ屈曲可能な状態に復帰する。屈曲可能な状態に復帰した第1、第2コマ列51,52は、起伏部4内でともに同じ方向(第2コマ54の底板側)に屈曲し、支柱部2の内部に収納される。このとき、第1コマ列51は第2コマ列52に略平行な状態で収納される。
アーム部5の先端には手首部6が取り付けられる。手首部6は第4〜第6関節部J4〜J6を装備する。第4〜第6関節部J4〜J6は直交3軸の回転軸RA4〜RA6を備える。第4関節部J4は伸縮中心軸RA3と略一致する第4回転軸RA4を中心としたねじり回転関節であり、この第4関節部J4の回転によりエンドエフェクタは揺動回転される。第5関節部J5は第4回転軸RA4に対して垂直に配置される第5回転軸RA5を中心とした曲げ回転関節であり、この第5関節部J5の回転によりエンドエフェクタは前後に傾動回転される。第6関節部J6は第4回転軸RA4と第5回転軸RA5とに対して垂直に配置される第6回転軸RA6を中心としたねじり回転関節であり、この第6関節部J6の回転によりエンドエフェクタは軸回転される。
エンドエフェクタは、手首部6の第6関節部J6の回転部下部に設けられたアダプタ7に取り付けられる。エンドエフェクタは、第1、第2、第3関節部J1,J2,J3により任意位置に移動され、第4、第5、第6関節部J4,J5,J6により任意姿勢に配置される。特に第3関節部J3のアーム部5の伸縮距離の長さは、基台1の近接位置から遠隔位置までの広範囲の対象にエンドエフェクタを到達させることを可能にする。第3関節部J3はそれを構成する直動伸縮機構により実現される直線的な伸縮動作とその伸縮距離の長さとが特徴的である。
図5(a)は第1コマ列51を構成する第1コマ53の側面図、図5(b)は第1コマ53の斜視図である。第1コマ53の本体部530は矩形平板形状をなし、その前端には一対の軸受ブロック531が両側に分離して設けられ、本体部530の後端中央には軸受ブロック532が設けられる。第1コマ53の前端の一対の軸受ブロック531の間に、他の第1コマ53の後端の軸受ブロック532が嵌め込まれる。前端の軸受ブロック531には、第1コマ53の幅方向と平行に軸孔533が貫通されている。後端の軸受ブロック532にも、第1コマ53の幅方向と平行に軸孔534が貫通されている。前後の第1コマ53において、後方の第1コマ53の軸受ブロック531の間に、前方の第1コマ53の軸受ブロック532が差し込まれ、軸孔533と軸孔534とは連通し、シャフトが挿入される。
図6(a)は第2コマ54の斜視図、図6(b)は第2コマ54の側面図、図6(c)は第2コマ54の前面図、図6(c)は第2コマ54の背面図、図6(d)は第2コマ54の前面図、図6(e)は第2コマ54の平面図、図6(f)は第2コマ54のA−A断面図である。第2コマ54は底板541と一対の側板540からなる全体として断面コ字形の溝形状(鞍形状)を有する。底板541の後端の幅中央には軸受(ベアリング)545を支持する軸受ブロック543が設けられる。底板541の前端には軸受544を支持する一対の軸受ブロック542が両側に分離して設けられる。前後の第2コマ54において、前方の第2コマ54の一対の軸受ブロック542の間に、後方の第2コマ54の軸受ブロック543が嵌め込まれる。前方の第2コマ54の軸受ブロック542の軸受544は、後方の第2コマ54の軸受ブロック543の軸受545と連通する。連通する軸受544,545に図示しないシャフトが挿入される。前後の第2コマ54はシャフトを中心に互いに回転自在に連結される。第2コマ列52は内側(底板541の表面側)には屈曲可能であり、その反対側には前後の第2コマ24はそれら側板540の端面同士が当接する直線的に配列する位置で係止する。
第2コマ54の底板541の前縁には突出部546が内側に突出した状態で幅方向と平行に全幅にわたって延在される。突出部546は後述する第2コマ54の後端の軸受ブロック543とともにケーブル100を支持する。なお、突出部546は第2コマ54を補強する機能も備えて、その意味で補強リブともいう。突出部546の高さは第2コマ54の後端の軸受ブロック543の高さと等価に構成される。底板541の突出部546から連続して突出部546が両側板540の前縁に内側に突出した状態で高さ方向に沿って延在される。底板541の突出部546から側板540の突出部547にかけて屈曲する屈曲部分555の内縁は円弧状をなす。底板541の突出部546の上縁の縁部の角548は面取り、好ましくは丸め面取りされている。同様に側板540の突出部547の縁部の角553,556も同様に面取り、好ましくは丸め面取りされている。
第2コマ54の後端の幅中央には軸受ブロック543が設けられる。軸受ブロック543の後縁は円弧状に、内側縁550は矩形に形成されている。軸受ブロック543の内側縁550から連続して突出部551が両側板540に内側に突出した状態で高さ方向に沿って延在される。軸受ブロック543の内縁550から側板540の突出部551にかけて屈曲する屈曲部分558の内縁部は円弧状をなす。軸受ブロック543の内側縁550の縁部の角549は面取り、好ましくは丸め面取りされている。
手首部6に装備される3つの関節部J4,J5,J6への電力/制御電気ケーブルは、支柱部2の内部から、起伏部4内を通り、アーム部5の内部を挿通され、そして関節部J4,J5,J6に至る経路で配置される。このケーブルにはアーム部5の伸縮に対応するよう、弛んだケーブルが第2コマ54の内部で湾曲して絡むことがないように伸縮性のある伸縮ケーブルが採用されており、アーム部5が最も収縮した状態でもある程度の張力を発生するようケーブル長が設計されている。
第2コマ54の内側に突出する部分の縁部の角548、549、552、553は全て面取りされており、また屈曲部分555、558も円弧状になされ、さらに突出部546の高さを軸受ブロック543の高さと等価に構成していることから、図7に示すようにケーブル100が直線的に配線され、その外被が第2コマ54の内部構造の特にこれら縁部の角に引っ掛かることなく滑らかに摺動し、したがって第2コマ54の内部でケーブル100が損傷を受けたり、それによりアーム部5の伸縮動作が阻害される事態も軽減され得る。これら作用効果は特に起伏部4において第2コマ列52が支柱部2に向かって大きく屈曲する箇所においてケーブル100がその張力により底板541の前後の縁部の角548、549に押し付けられる状況では顕著である。
なお、上述の説明では突出部546、547、550、551が第2コマ54の前後縁に設けられると説明したが、その位置に限定されることは無く、例えば第2コマ54の中央又はその付近に突出部が設けられるものであってもよい。また突出部546、547、550、551の縁部の角が面取りされていると説明したが、それに加えてポリアセタール(POM)やポリアミド(PA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などの自己潤滑性樹脂でこれら突出部の縁部の角を被覆するようにしてもよく、さらには第2コマ54の内面全体を被覆するようにしてもよい。また突出部の縁部の角を面取りしないで、当該縁部の角に自己潤滑性樹脂製のキャップを被せるようにしてもよい。
また図8に示すように、突出部546、547、550、551の縁部の角の面取りに加えて、又は当該縁部の角の面取りに代えて、ケーブルを挿通させるケーブルガイド孔561を略中央に備えた自己潤滑性樹脂製のケーブルガイド板560を第2コマ54の中央又はその付近に幅方向と平行に設置するものであってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
54…第2コマ、540…側板、541…底板、546,547,550,551…突出部、548,549,552,553…面取りされた縁部の角。

Claims (6)

  1. 平板形状の複数の第1コマと、前記第1コマは互いに前後端において屈曲可能に連結される、
    断面コ字形の溝形状を有する複数の第2コマと、前記第2コマは互いに底板前後端において屈曲可能に連結される、
    前記複数の第1コマの先頭と前記複数の第2コマの先頭とを結合する結合部と、前記第1コマが前記第2コマに接合されたとき直線状に硬直し、前記第1、第2コマは互いに分離されたとき屈曲状態に復帰する、
    前記第1、第2コマを前後移動自在に支持するとともに、前記第1、第2コマが前方に移動するとき前記第1、第2コマを接合させ、前記第1、第2コマが後方に移動するとき前記第1、第2コマを分離させる支持部とを具備し、
    前記第2コマ各々の底板には内側に突出した突出部が幅方向に延在され、前記突出部の縁部の角は面取りされていることを特徴とする直動伸縮機構。
  2. 前記第2コマ各々の一端の幅中央には軸受ブロックが設けられ、前記軸受ブロックの縁部の角は面取りされていることを特徴とする請求項1記載の直動伸縮機構。
  3. 前記突出部の高さは前記軸受ブロックの高さに等価であることを特徴とする請求項2記載の直動伸縮機構。
  4. 前記突出部は前記底板から側板にかけて屈曲して設けられ、前記突出部の側板部分の縁部の角は面取りされていることを特徴とする請求項1記載の直動伸縮機構。
  5. 前記突出部の前記底板から前記側板にかけて屈曲する部分の内縁部は円弧状をなすことを特徴とする請求項1記載の直動伸縮機構。
  6. 基台に旋回回転関節部を備えた支柱部が支持され、前記支柱部上には起伏回転関節部を備えた起伏部が載置され、前記起伏部には直動伸縮性のアーム部を備えた直動伸縮機構が設けられ、前記アームの先端にはエンドエフェクタを装着可能な手首部が装備され、前記手首部には前記エンドエフェクタの姿勢を変更するための少なくとも一の回転関節部が装備されてなるロボットアーム機構において、
    前記直動伸縮機構は、
    平板形状の複数の第1コマと、前記第1コマは互いに前後端において屈曲可能に連結される、
    断面コ字形の溝形状を有する複数の第2コマと、前記第2コマは互いに底板前後端において屈曲可能に連結される、
    前記複数の第1コマの先頭と前記複数の第2コマの先頭とを結合する結合部と、前記第1コマが前記第2コマに接合されたとき直線状に硬直して前記アーム部を構成し、前記第1、第2コマは互いに分離されたとき屈曲状態に復帰する、
    前記第1、第2コマを前後移動自在に支持するとともに、前記第1、第2コマが前方に移動するとき前記第1、第2コマを接合させ、前記第1、第2コマが後方に移動するとき前記第1、第2コマを分離させる支持部とを有し、
    前記手首部の回転関節部への電力/制御電気ケーブルは、前記連結される第2コマの内部を挿通され、
    前記第2コマ各々の底板には内側に突出した突出部が幅方向に延在され、前記突出部の縁部の角は面取りされていることを特徴とするロボットアーム機構。
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