JPWO2017145414A1 - 炊飯器 - Google Patents

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Abstract

おねばの吹きこぼれが抑制される炊飯器を得ることを目的とする。内釜を収容する内釜収容部及び内釜を加熱する加熱手段を有する本体と、本体にヒンジ結合されて本体の内釜収容部の上部を覆う蓋体と、を備えた炊飯器であって、蓋体は、閉じられた状態で、本体との間に隙間が形成され、内釜が本体に収容された状態で、本体から内釜の側壁外面に当接するリップ部を有するシール部材と、シール部材を保持する保持リングと、本体の一部を構成する内ケースと、を備える。内ケースは、内釜収容部の開口部を構成し、保持リングは、内ケースの下部に位置し、内釜収容部の内部において上下方向の位置が保持され、シール部材は、保持リングと内ケースとの間で保持される。

Description

本発明は、おねばの吹きこぼれを抑制する炊飯器に関する。
従来、炊飯器は、炊飯時に炊飯器内の蒸気を外部に放出させるおねば分離ケースを備えている(たとえば、特許文献1参照)。おねば分離ケースは、上面が開口して弁機構を有する蒸気口ケースと、蒸気口ケースの上面開口部に設けた蒸気口カバーと、で構成され、蒸気口カバーの上面には、弁機構の真上の位置からその側方に変位した部分に蒸気排出孔が形成されている。
おねば分離ケース内部には、いくつかの障壁が設けられている。この障壁によっておねば分離ケース内部に流入する蒸気またはおねばの勢いが弱められ、蒸気排出孔からおねばが噴出することを防ぎ、蒸気のみが炊飯器の外へ排出される構造となっている。
特許第3549457号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術の場合には、蒸気流入口から蒸気排出孔までの流路を長く確保することが必要だった。そして、おいしいご飯を炊き上げるために投入電力を大きくした場合には、更に長く流路を確保する必要があった。
このため、製品本体に対してのおねば分離ケースが占める体積の割合は大きくなってしまい、デザイン的制約が大きかった。一方、おねば分離ケースを小さく構成した場合には、電力を間欠的に出力するなどのおいしさとは相反する制御をせざるを得なかった。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、おねばの吹きこぼれが抑制される炊飯器を得ることを目的とする。
本発明に係る炊飯器は、内釜を収容する内釜収容部及び前記内釜を加熱する加熱手段を有する本体と、前記本体にヒンジ結合されて該本体の前記内釜収容部の上部を覆う蓋体と、を備える炊飯器であって、前記内釜が前記本体に収容された状態で、前記本体から前記内釜の側壁外面に当接するリップ部を有するシール部材と、該シール部材を保持する保持リングと、前記本体の一部を構成する内ケースと、を備え、前記蓋体は、閉じられた状態で、前記本体との間に隙間が形成され、前記内ケースは、前記内釜収容部の開口部を構成し、前記保持リングは、前記内ケースの下部に位置し、前記内釜収容部の内部において上下方向の位置が保持され、前記シール部材は、前記保持リングと前記内ケースとの間で保持されるものである。
本発明に係る炊飯器によれば、内釜が本体に収容された状態で、本体から内釜の側壁外面に当接するシール部材を備え、蓋体を閉じた状態で、蓋体と本体の間に隙間が形成されている。この構成により、本体に収容され、蓋体を閉じた状態でシール部材と当接する箇所から上方の内釜の側壁外面が外気に触れる。また、シール部材によって内釜の下方で発生した熱が上方へ逃げることを抑制する。このため、シール部材と当接する箇所から上方の内釜の側壁を外気によって冷却することができ、加熱中に湧き上がったおねばの泡が内釜の上部の側壁内側に接触すると、おねばの泡が冷却され、内釜の下部に戻されるため、おねばの吹きこぼれを抑制することができる。さらに、シール部材を保持する保持リングを備え、シール部材を保持リングと内ケースとの間に配置することにより、着脱自在に設けられている内釜の着脱持にシール部材が変形したり、外れたりすることが無い。また、炊飯器の組み立て時においても、シール部材が変形することなく、組み立てが容易であり、作業にかかる時間を減少させ、製品の品質も確保できる。
本発明の実施の形態1に係る炊飯器を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る炊飯器を示す図1のA−A断面の説明図である。 本発明の実施の形態1に係る炊飯器を示す図1のB−B断面の説明図である。 本発明の実施の形態1に係る炊飯器の図2のE部を示す拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る炊飯器の図3のF部を示す拡大図である。 本発明の実施の形態1に係るシール部材及び保持リングを組み合わせた状態の斜視図である。 図6のC−C断面を示す拡大図である。 本発明の実施の形態1に係るシール部材の斜視図である。 図8のD−D断面を示す拡大図である。 本発明の実施の形態2に係るシール部材を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係るシール部材を示す斜視図である。
以下に、本発明に係る炊飯器の実施の形態について説明する。なお、図面の形態は一例であり、本発明を限定するものではない。また、各図において同一の符号を付したものは、同一のまたはこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。さらに、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る炊飯器100を示す斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る炊飯器100を示す図1のA−A断面の説明図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る炊飯器100を示す図1のB−B断面の説明図である。
<炊飯器100の全体構造>
図1〜3に示されるように、本発明の実施の形態1に係る炊飯器100は、本体1を備える。本体1の上部には、内釜収容部15の上部開口部が形成されている。上部開口部は、本体1にヒンジ2で軸連結された本体1の内釜収容部15の上部を覆う蓋体3によって開閉される。
<蓋体3の構造>
蓋体3は、図示しないヒンジばねにて常時上部開口部を開放する開方向に付勢されている。また、蓋体3は、図示しないラッチとラッチ解除ボタン4とによって、開閉される。
蓋体3の下面には、内蓋5が着脱可能に設けられている。内蓋5は、内釜6の開口部をシールする環状のパッキン7を固定した固定枠8に固定される。
蓋体3と内蓋5との間には、内蓋5側の表面を図示しない金属板で覆われたヒータ9が設けられている。ヒータ9は、給電されると抵抗加熱で発熱する。ヒータ9は、蓋体3に這わせた線状のヒータである。
蓋体3の内蓋5よりも上側には、蒸気に混入するおねばを分離するおねば分離ケース10が取り付けられている。おねば分離ケース10には、案内筒11及び開閉弁12が設けられている。案内筒11の下端部の図示しない蒸気孔から流入した蒸気は、蓋体3のおねば分離ケース10を経て、蓋体3上部の蒸気排出孔13から外部に放出される。加熱が停止して内釜6の内圧が低下して開閉弁12が開弁すると、おねばが内釜6に戻される。
おねば分離ケース10は、炊飯中に発生する蒸気とおねばとを分離し、蒸気を蒸気排出孔13に導くと共に、おねばを内釜6に戻す機能を有する。
また、蓋体3には、温度センサ14が設置されている。温度センサ14は、ヒータ9とおねば分離ケース10との間に配置されている。
<内釜6及び内釜収容部15>
炊飯器100は、本体1内にコイル台となる内釜収容部15を備え、内釜収容部15には、水、米などが入れられる有底筒状の内釜6が着脱自在に収容される。内釜6は、SUS製である。内釜6は、内釜収容部15の下面の中心部の周りとその外周のコーナー部に配置された加熱手段としての電磁誘導コイル16により加熱されて炊飯される。
内釜6の外面は、例えばブラスト加工等の表面に凹凸を設ける加工又は塗装等により凹凸が形成される。
内釜6は、蓋体3の閉時に、内蓋5側に設けたパッキン7がフランジ6aの上面に押圧されることによって密閉される。
また、内釜収容部15には、底部中央に、貫通穴17が形成される。貫通穴17には、内釜温度センサ18が出没自在に設置されている。
内釜収容部15は、開口部を構成する内ケース33を備える。内ケース33は、炊飯器100の本体1の上面を構成し、その上面は、内釜6を支持する支持体19を上方に突出させて備える。
<内釜6の支持構造>
次に、内釜6の支持構造について説明する。
内釜6は、最上部に径方向外向きに延出されたフランジ6aが形成される。図5に示すように、フランジ6aは、内釜収容部15への収容時に、本体1の内釜収容部15の上部開口部の縁にて上方に突出した複数の支持体19に載置されて支持される。複数の支持体19は、上部開口部の縁に周方向に点在して設置されている。このため、内釜6は、複数の支持体19に支持されることにより、内釜収容部15に収容された状態で、上部が内釜収容部15から突出している。このため、炊飯器100内には、本体1と、蓋体3と、内釜6とに囲まれた内部空間30が形成されている。
本体1と蓋体3との間には隙間31が形成され、内部空間30は隙間31を介して炊飯器100の外に広がる外部空間32と通ずる。このため、本体1の内釜収容部15から突出している内釜6の上部は、蓋体3の閉時に、内釜6の側壁上部6bの外側が本体1と蓋体3との間の隙間31から流入する外気に触れる。特に、図5に示すように、内釜6は、複数の支持体19に支持されない部位では、内釜6の上部が本体1の内釜収容部15から露出し、内釜6の側壁上部6bの外側が本体1と蓋体3との間の隙間31から流入する外気に直接的に触れる。
<シール部材20及び保持リング40>
次に、シール部材20について説明する。
内釜収容部15には、内釜6が内釜収容部15に収容された状態で、本体1から内釜6の側壁外面に当接するシール部材20を備えている。シール部材20は、シリコンゴムといった耐熱性のある軟質素材の弾性体で形成される。
図4は、本発明の実施の形態1に係る炊飯器100の図2のE部を示す拡大図である。図5は、本発明の実施の形態1に係る炊飯器100の図3のF部を示す拡大図である。図6は、本発明の実施の形態1に係るシール部材20及び保持リング40を組み合わせた状態の斜視図である。図7は、図6のC−C断面を示す拡大図である。
図6に示されるように、シール部材20及び保持リング40はリング状であり、シール部材20及び保持リング40は、内釜収容部15の側壁に沿って横1周にわたって配置される。
図2及び図3に示されるように、シール部材20と保持リング40とを組み合わせた部品は、内釜収容部15の入口の開口部を形成する内ケース33の下側に配置されている。また、内ケース33は、シール部材20と保持リング40とを組み合わせた部品を外周部から囲む円筒部33aを備える。シール部材20と保持リング40とを組み合わせた部品は、その円筒部33aの内側に沿って配置されている。シール部材20のリップ部20aは、保持リング40の内周側の面よりも内側にはみ出しており、炊飯器100に組み込まれた状態においては内釜収容部15内にはみ出ているように配置されている。また、シール部材20は、内釜6の最大炊飯量時の最大水位線21よりも上方に配置される。すなわち、内釜6の最大炊飯量時の最大水位線21が、内釜6の側壁外面に当接するシール部材20よりも下方に位置する。
シール部材20と保持リング40とを組み合わせた部品の下部には放熱板34が配置されている。放熱板34は、内釜収容部15の内部側壁部を構成し、加熱装置で発生した熱を拡散し、内釜収容部15内を熱するためのものである。実施の形態1において、放熱板34は、板金を円筒形状にして形成されている。筒形状の放熱板34は、上側の端部と下側の端部とは、板金を丸めるように形成されており、上側の端部及び下側の端部は、円筒形状の半径方向に厚みを持たせている。放熱板34の上端部は、保持リング40の直下に配置されている。炊飯器100の組み立て時には、図2及び図3において内ケース33の下側からシール部材20と保持リング40とを組み合わせた部品を挿入し、その後図2及び図3においてシール部材20と保持リング40とを組み合わせた部品の下側から放熱板34を挿入する。この構造により、放熱板34は保持リング40を下方向から支持することができる。
保持リング40の外周面には、係止突起40aが複数箇所設けられている。実施の形態1においては、係止突起40aは、保持リング40の外周面に2つを1セットとして並べて配置されており、2つの係止突起40aのセット同士の間隔が均等になるように4箇所に配置されている。係止突起40aは、内ケース33の円筒部33aの内側に挿入される。保持リング40の外周面にある係止突起40aは、内ケース33の円筒部33aの内周面に設けられている図示されていない凹みに引っ掛かる。これにより、内ケース33に対する保持リング40の上下方向位置が定まる。なお、1セットあたりに設けられている係止突起40aの数量及び保持リング40に係止突起40aのセットを何箇所設けるかは上記の形態に限定されない。
図7に示されるように、シール部材20は、保持リング40の上側の面に設けられた凹部40bに嵌め込まれている。保持リング40は、内側リブ40cと外側リブ40eを備える。内側リブ40cは、凹部40bの保持リング40内周側の壁を構成し、かつ保持リング40の内周面を構成する。外側リブ40eは、凹部40bの外周側の壁を構成し、かつ保持リング40の外周面を構成する。つまり、凹部40bは内側リブ40cと外側リブ40eの間に形成されている。また、凹部40bは、凹部40bの底面から上方向に延びる突起部40dを備える。
図8は、本発明の実施の形態1に係るシール部材20の斜視図である。図9は、図8のD−D断面を示す拡大図である。
図9に示されるように、シール部材20は、内周端部が下方に垂れ下がるリップ部20aを有している。リップ部20aは、薄い板状であり、内釜収容部15の内側に向かって延びている。薄い板状のリップ部20aは、内釜収容部15の開口部から内釜6の挿入方向に向かって傾斜している。このように、リップ部20aは、シール部材20の上端内周部から径方向内向きに下方に垂れ下がる。このため、内釜6が内釜収容部15に収容されるときに、リップ部20aの上面20aaが内釜6の外面に当接する。
また、リップ部20aに対しシール部材20の外周側は、張り出し部20bが形成されている。リップ部20aと張り出し部20bは、被支持部20cにより繋がれている。被支持部20cは、リップ部20aとほぼ同じ厚さの部分であり、張り出し部20bに対して炊飯器100における上下方向の寸法が小さく形成されている。また、張り出し部20bの下面には、下面から上方向に向かって溝部20dが形成されている。
図7に示されるように、張り出し部20bは、保持リング40の凹部40bに嵌め込まれている。実施の形態1において、張り出し部20bの上下方向の寸法H2は、保持リング40の外側リブ40eの凹部40b底面からの高さと同じ寸法にされている。また、保持リング40の内側リブ40cの凹部40b底面からの高さは、外側リブ40eの高さ寸法から、シール部材20の被支持部20cの厚みの分だけ低くなっている。シール部材20の張り出し部20bの下面に設けられた溝部20dには、保持リング40の突起部40dが挿入される。溝部20dの深さは、突起部40dの高さ寸法以上になっている。つまり、保持リング40の形状は、シール部材20の張り出し部20bの形状に沿うように形成されている。このように構成されることにより、シール部材20は、保持リング40の凹部40bに嵌め込まれた状態から容易に脱落することがない。組み立て時において、シール部材20が保持リング40から脱落しにくいため、作業も容易になるという利点がある。
図5に示されるように、被支持部20cは、内ケース33の下側の面と保持リング40の内側リブ40cと間に位置する。実施の形態1において、内ケース33の下側の面と保持リング40の内側リブ40cと間は距離Lに形成されており、距離Lと被支持部20cの厚み寸法H1との関係は、L=H1となっている。また、張り出し部20bの炊飯器100における上下方向の寸法H2は、L<H2となっている。このように構成されることにより、張り出し部20bは、内ケース33と保持リング40の凹部40bとにより形成される空間から内釜収容部15の内側方向に引き出されることがない。内釜6を内釜収容部15に挿入するとき、又は内釜6を内釜収容部15から引き出すときに、シール部材20のリップ部20aが内釜6の側壁外面との摺動により上又は下方向に引っ張られる。このようにリップ部20aを引っ張る力が加わっても、シール部材20は、内ケース33と保持リング40との間から外れにくくなっている。
なお、被支持部20cの厚み寸法H1は、炊飯器100内に組み込まれる前の状態においては、L<H1となっていても良い。シール部材20が弾性を有する材料で構成されていれば、シール部材20が保持リング40の内側リブ40cと内ケース33との間に挟みこまれても材料の弾性により変形し、L=H1とすることができる。厚み寸法H1が炊飯器100内に組み込まれる前の状態においてL<H1となっていることにより、被支持部20cは、内ケース33と保持リング40の内側リブ40cとの間で所定の力で挟みこむことができる。この構成により、シール部材20は、内釜収容部15の内側側壁部に強固に固定され、内釜6の挿抜の際の脱落、変形を抑えることができる。
図5に示されるように、リップ部20aの上面20aaは、内釜6と面接触するので、内釜6を本体1の内釜収容部15に収容したときにシールされる。これにより、内釜収容部15において内釜6の下部を加熱した熱がシール部材20よりも上方に逃げることを抑制する。一方、内釜収容部15において内釜6のフランジ6aを含む側壁上部6bは、シール部材20よりも上方で外気に触れて冷却され易い。
リップ部20aを有するシール部材20は、ブラスト加工が施された成形型で成形される。リップ部20aの上面20aaは、表面に微細な凹凸形状を有する。リップ部20aの上面20aaの凹凸形状は、内釜6の外面に施されている凹凸形状と合わせて、内釜6を内釜収容部15に収容するときのリップ部20aと内釜6との摺動抵抗を低減する。なお、リップ部20aの上面20aaに施された凹凸形状は、シール部材20全体に施されていても良い。
図9に示されるように、シール部材20のリップ部20aの先端付近の下面には、複数の突起20eが形成される。複数の突起20eは、リング状のリップ部20aに均一な間隔を空けて配置されている。内釜収容部15に収容された内釜6を持ち上げる際に、リップ部20aがひっくり返って下面が内釜6に接触する状態になる。このとき、リップ部20aの下面の複数の突起20eが内釜6に対して点接触の状態になり、摺動抵抗が低減され、内釜6を内釜収容部15から容易に取り外すことができる。
<シール部材20の作用>
次に、上記のような構成の炊飯器100により炊飯する場合の作用について説明する。
水と米とを入れた内釜6を炊飯器100の本体1内に収容して蓋体3を閉じ、操作部22に設けた炊飯スイッチをONすると、電磁誘導コイル16の作用によって内釜6が加熱される。内釜6内の水が沸騰すると、おねばを含んだ蒸気が発生する。このとき、内釜6の内圧が上昇しているため、おねば分離ケース10の開閉弁12は、押し上げられて閉弁する。このため、おねばを含む蒸気は、蒸気孔から案内筒11を通って、おねば分離ケース10内に導かれる。おねば分離ケース10は、炊飯中に発生する蒸気とおねばとを分離し、蒸気を蒸気排出孔13に導く。そして、加熱が停止して内釜6の内圧が低下すると、開閉弁12が自重及びおねばの重量によって下降して開弁し、おねばを内釜6に戻す。
一方、内釜6の側壁の外側には、シール部材20のリップ部20aが当接し、内釜収容部15に収容された状態で本体1の内釜収容部15から突出した内釜6の側壁上部6bの外側が本体1と蓋体3の間の隙間31から流入する外気に触れる。また、シール部材20によって内釜6の下方で発生した熱が上方へ逃げることを抑制する。このため、シール部材20と当接する箇所より上部の内釜6の側壁を外気によって冷却することができ、加熱中に内釜6内の径方向外側で湧き上がったおねばの泡が内釜6の上部の側壁内側に接触すると、おねばの泡が冷却され、内釜6の下部に戻されるため、おねばの吹きこぼれを抑制することができる。したがって、投入電力または投入電力の継続時間が大きくても、おねばの吹きこぼれが抑制され、おいしいご飯を炊くことができる。
実施の形態1においては、シール部材20は、保持リング40に組み付けられていることにより形状をリング状に保持することができるため、炊飯器100の組立の際に、シール部材20を所定の位置に組み込むのが容易になる。また、保持リング40と内ケース33とによりシール部材20を挟み込む構造であり、かつ、シール部材20に上下方向寸法の大きい張り出し部20bを設けることにより、炊飯器100の使用時に内釜6を挿抜してもシール部材20の脱落が生じにくくなっている。以上の構造により、シール部材20は、より弾性変形しやすい材料を使用することができるため、シール部材20と内釜6の側壁との間の接触をより良くすることができ、シール性をより高くすることも可能になる。
実施の形態2.
実施の形態2では、シール部材20Aのリップ部20aの形状が上記実施の形態と異なる。その他の構成は、実施の形態1と同様であるので、その特徴部分のみ説明する。
図10は、本発明の実施の形態2に係るシール部材20Aを示す斜視図である。
実施の形態2に係るシール部材20Aには、リップ部20aに複数のスリット20fが形成されている。複数のスリット20fは、リング状のリップ部20aに均一の間隔を空けて等配される。
これにより、内釜6とリップ部20aとの摺動抵抗が低減され、内釜収容部15に収容された内釜6が取り出し易くなる。
実施の形態3.
実施の形態3では、シール部材20Bのリップ部20a1、20a2の形状が上記実施の形態と異なる。その他の構成は、実施の形態1と同様であるので、その特徴部分のみ説明する。
図11は、本発明の実施の形態3に係るシール部材20Bを示す斜視図である。
実施の形態3に係るシール部材20Bには、スリット20fが形成されて分断されたリップ部20a1が隣り合う分断されたリップ部20a2と上下方向にずれて配置されている。すなわち、分断されたリップ部20a1、20a2は、上段リップ部20a1と下段リップ部20a2とから構成される。
これにより、内釜6の出し入れ作業時に、上下方向にずれて配置されると共に分断されたリップ部20a1、20a2で内釜6を支持して内釜6が傾くことを抑制する。このため、ユーザは内釜6の出し入れ作業がし易くなる。また、内釜6とリップ部20a1、20a2との摺動抵抗が低減され、内釜収容部15に収容された内釜6が取り出し易くなる。
<効果>
(1)以上に説明した実施の形態1〜3によれば、炊飯器100は、内釜6を収容する内釜収容部15及び内釜を加熱する加熱手段を有する本体1と、本体1にヒンジ2により結合されて本体1の内釜収容部15の上部を覆う蓋体3と、を備える。内釜6が本体1に収容された状態で、本体1から内釜6の側壁外面に当接するリップ部20aを有するシール部材20と、シール部材20を保持する保持リング40と、本体1の一部を構成する内ケース33と、を備える。蓋体3は、閉じられた状態で、本体1との間に隙間31が形成される。内ケース33は、内釜収容部15の開口部を構成する。保持リング40は、内ケース33の下部に位置し、内釜収容部15の内部において上下方向の位置が保持されている。シール部材20は、保持リング40と内ケース33との間で保持される。
このように構成されることにより、本体1に収容された状態で、内釜6の側壁上部6bの外側が外気に触れる。また、シール部材20によって内釜6の下方で発生した熱が上方へ逃げることを抑制する。このため、シール部材20と当接する箇所より上部の内釜6の側壁を外気によって冷却することができ、加熱中に湧き上がったおねばの泡が内釜6の上部の側壁内側に接触すると、おねばの泡が冷却され、内釜6の下部に戻されるため、おねばの吹きこぼれを抑制することができる。したがって、投入電力が大きい場合または投入電力の継続時間が長い場合であっても、おねばの吹きこぼれが抑制され、おいしいご飯を炊くことができる。
また、おいしいご飯を炊き上げるために投入電力を大きくした場合であっても、おねば分離ケース10に長く流路を確保する必要がない。このため、製品本体に対してのおねば分離ケース10が占める体積の割合が小さくて済み、デザイン的制約が小さくなる。
また、シール部材20は、保持リング40に組み付けられていることにより形状をリング状に保持することができるため、炊飯器100の組立の際に、シール部材20を所定の位置に組み込むのが容易になる。さらに、保持リング40と内ケース33とによりシール部材20を挟み込む構造であり、かつ、シール部材20に上下方向寸法の大きい張り出し部20bを設けることにより、炊飯器100の使用時に内釜6を挿抜してもシール部材20が所定の位置から脱落しにくくなっている。これにより、シール部材20は、より弾性変形しやすい材料を使用することができるため、シール部材20が内釜6の側壁により接触しやすくすることができ、シール部材20より下部の、内釜6の側壁と内釜収容部15の内側側壁部とにより形成される空間のシール性をより高くすることも可能になる。
(2)実施の形態1〜3によれば、シール部材20は、リップ部20aから外側に張り出し、かつ保持リング40に嵌め込まれる張り出し部20bと、リップ部20aと張り出し部20bとの間をつなぐ被支持部20cと、を備える。保持リング40は、保持リング40の全周の上面側に張り出し部20bが収容される凹部40bと、凹部40bの内側の壁を構成する内側リブ40cと、を備える。内側リブ40cと内ケース33とは、本体1における上下方向に距離Lを持って配置される。距離Lは、張り出し部20bの上下方向の寸法H2よりも小さく、被支持部20cの上下方向の寸法H1に形成される。
このように構成されることにより、上記(1)に記載された効果に加えて以下の効果を得ることができる。リップ部20aと張り出し部20bとの間に位置する被支持部20cは、内ケース33と保持リング40の内側リブ40cとの間に挟まれる。そして、内ケース33と保持リング40の内側リブ40cとの距離Lが張り出し部20bの上下方向の寸法H2よりも小さいため、張り出し部20bに対し内釜収容部15の内側方向に引き出される荷重がかかっても、張り出し部20bはその距離Lを通過することができない。このため、シール部材20は、組み付けられた所定の位置から脱落することがない。よって、内釜6の挿抜が繰り返されても、シール部材20は、シール部材20より下部の、内釜6の側壁と内釜収容部15の内側側壁部とにより形成される空間のシール性を維持することができる。
(3)実施の形態1〜3によれば、リップ部20aは、張り出し部20bよりも薄い板状で、内釜収容部15の内側に向かって延びており、内釜収容部15の開口部から内釜6の挿入方向に傾斜し、内径が内釜6の側壁外面の外径より小さい。
このように構成されることにより、上記(1)及び(2)に記載された効果に加えて以下の効果を得ることができる。シール部材20は、リップ部20a、20a1、20a2の上面が本体1の内釜収容部15に収容された内釜6に接触し、内釜6の下方で発生した熱が上方へ逃げない効果を向上させる。また、リップ部20a、20a1、20a2が下方に垂れ下がり、内釜6を本体1の内釜収容部15に収容するときにリップ部20a、20a1、20a2が邪魔にならない。
(4)実施の形態1〜3によれば、保持リング40の凹部40bは、内部の上方向に向けて延びる突起部40dを備える。シール部材20の張り出し部20bは、下面に開口する溝部20dを備える。突起部40dは、溝部20dに挿入される。
このように構成されることにより、上記(1)〜(3)に記載された効果に加えて以下の効果を得ることができる。シール部材20は、保持リング40の凹部40bに嵌め込まれるが、凹部40bの底面に突起部40dがあり、シール部材20の溝部20dに挿入されることによりシール部材20と保持リング40との接触面積が増える。よって、シール部材20は、保持リング40に嵌め込まれた状態から脱落しにくくなるため、炊飯器100の組み立て時においても容易に外れにくくなり、組み立て作業が容易になる。また、炊飯器100の使用時においては、内釜6の挿抜により張り出し部20bに対し内釜収容部15の内側方向に引き出される荷重がかかっても、張り出し部20bが保持リング40の凹部から外れにくく、シール部材20は組み立てられた状態を維持することができる。
(5)実施の形態1〜3によれば、内釜収容部15は、加熱装置で発生した熱を内釜収容部15の内側にむけて放熱する放熱板34を備える。放熱板34は、内釜収容部15の内部側壁部を構成し、保持リング40の下部に設けられている。
このように構成されることにより、上記(1)〜(4)に記載された効果に加えて以下の効果を得ることができる。保持リング40は、放熱板34の上側端部により下側から支持されるため、保持リング40及びシール部材20の上下方向の位置を保持することができる。
(6)実施の形態1〜3によれば、内釜6の側壁外面は、内釜収容部15より上方へ突出している。
(7)また、内釜6は、最上部に径方向外向きに延出されるフランジ6aを有する。本体は、内釜収容部15の縁にて上方に突出してフランジ6aを支持する複数の支持体19を有する。
これらのように構成されることにより、上記(1)〜(5)に記載された効果に加えて以下の効果を得ることができる。内釜6は、本体1に収容された状態で、側壁上部6bを本体1の内釜収容部15から突出させることができる。このため、内釜6の側壁上部6bは、複数の支持体19に支持されていない部位にて、本体1の内釜収容部15から突出して側壁上部6bの外側を露出し、蓋体3の閉時に、内釜6の側壁上部6bの外側が本体1と蓋体3との間の隙間31から流入する外気に触れる。
(8)実施の形態1〜3によれば、内釜6の最大炊飯量時の最大水位線21が、内釜6の側壁外面に当接するシール部材20よりも下方に位置する。
このように構成されることにより、上記(1)〜(7)に記載された効果に加えて以下の効果を得ることができる。内釜6の最大炊飯量時の最大水位線21が、内釜6の外面に当接するシール部材20よりも下方に位置する。この構成によると、シール部材20によって内釜6の下方で発生した熱が上方へ逃げない状態で水と米とを加熱することができる。
(9)実施の形態1〜3によれば、前記リップ部の先端付近の下面には、複数の突起20eが形成されている。
このように構成されることにより、上記(1)〜(8)に記載された効果に加えて以下の効果を得ることができる。リップ部20a、20a1、20a2の先端付近の下面には、複数の突起20eが形成された。この構成によると、内釜6を取り出すときにリップ部20a、20a1、20a2がひっくり返り、複数の突起20eが内釜6と接触する。このため、リップ部20a、20a1、20a2と内釜6は点接触する状態となり、摺動抵抗が低減されて取り出し易い。また、リップ部20a、20a1、20a2の上面20aaには突起20eが無いので、内釜6を本体1の内釜収容部15に収容したときに、シールが確実に行われ、熱が上方へ逃げ難い。
(10)実施の形態1〜3によれば、リップ部20aは、表面に凹凸を有する。
このように構成されることにより、上記(1)〜(9)に記載された効果に加えて、内釜6とリップ部20a、20a1、20a2との間の摺動抵抗が低減され、内釜6の収容が容易になるという効果が得られる。
(11)実施の形態1〜3によれば、内釜6の外面は、表面に凹凸を有する。
このように構成されることにより、上記(1)〜(10)に記載された効果に加えて、内釜6とリップ部20a、20a1、20a2との間の摺動抵抗が低減され、内釜6の収容が容易になる。
(12)実施の形態2によれば、リップ部20aには、複数のスリット20fが形成されている。
このように構成されることにより、上記(1)〜(11)に記載された効果に加えて、リップ部20a1、20a2が変形し易くなり、内釜6の出し入れ作業が容易になる。
(13)実施の形態3によれば、スリット20fが形成されて分断されたリップ部20a1、20a2は、隣り合う分断された前記リップ部と上下方向にずれて配置されている。
このように構成されることにより、上記(1)〜(12)に記載された効果に加えて、スリット20fが形成されて分断されたリップ部20a1、20a2は、隣り合う分断されたリップ部20a1、20a2と上下方向にずれて配置された。この構成によると、内釜6の出し入れ作業時に上下方向にずれて配置されると共に分断されたリップ部20a1、20a2で内釜6を支持して内釜6が傾くことを抑制する。このため、ユーザは内釜6の出し入れ作業がし易くなる。
なお、上記の各実施の形態の構成を適宜組み合わせることも当初から予定している。また、今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 本体、2 ヒンジ、3 蓋体、4 ラッチ解除ボタン、5 内蓋、6 内釜、6a フランジ、6b 側壁上部、7 パッキン、8 固定枠、9 ヒータ、10 おねば分離ケース、11 案内筒、12 開閉弁、13 蒸気排出孔、14 温度センサ、15 内釜収容部、16 電磁誘導コイル、17 貫通穴、18 内釜温度センサ、19 支持体、20 シール部材、20A シール部材、20B シール部材、20a リップ部、20a1 上段リップ部、20a2 下段リップ部、20aa 上面、20b 張り出し部、20c 被支持部、20d 溝部、20e 突起、20f スリット、21 最大水位線、22 操作部、30 内部空間、31 隙間、32 外部空間、33 内ケース、33a 円筒部、34 放熱板、40 保持リング、40a 係止突起、40b 凹部、40c 内側リブ、40d 突起部、40e 外側リブ、100 炊飯器、H1 寸法、H2 寸法、L 距離。

Claims (13)

  1. 内釜を収容する内釜収容部及び前記内釜を加熱する加熱手段を有する本体と、前記本体にヒンジ結合されて該本体の前記内釜収容部の上部を覆う蓋体と、を備える炊飯器であって、
    前記内釜が前記本体に収容された状態で、前記本体から前記内釜の側壁外面に当接するリップ部を有するシール部材と、
    該シール部材を保持する保持リングと、
    前記本体の一部を構成する内ケースと、を備え、
    前記蓋体は、
    閉じられた状態で、前記本体との間に隙間が形成され、
    前記内ケースは、
    前記内釜収容部の開口部を構成し、
    前記保持リングは、
    前記内ケースの下部に位置し、前記内釜収容部の内部において上下方向の位置が保持され、
    前記シール部材は、
    前記保持リングと前記内ケースとの間で保持される、炊飯器。
  2. 前記シール部材は、
    前記リップ部から外側に張り出し、かつ前記保持リングに嵌め込まれる張り出し部と、
    前記リップ部と前記張り出し部との間をつなぐ被支持部と、を備え、
    前記保持リングは、
    当該保持リングの全周の上面側に前記張り出し部が収容される凹部と、
    該凹部の内側の壁を構成する内側リブと、を備え、
    前記内側リブと前記内ケースとは、
    前記本体における上下方向に距離を持って配置され、
    前記距離は、
    前記張り出し部の上下方向の寸法よりも小さく、前記被支持部の上下方向の寸法以上である、請求項1に記載の炊飯器。
  3. 前記リップ部は、
    薄い板状で、前記内釜収容部の内側に向かって延びており、
    前記内釜収容部の前記開口部から前記内釜の挿入方向に傾斜している、請求項2に記載の炊飯器。
  4. 前記保持リングの前記凹部は、
    内部の上方向に向けて延びる突起部を備え、
    前記シール部材の前記張り出し部は、
    下面に開口する溝部を備え、
    前記突起部は、
    前記溝部に挿入される、請求項2又は3に記載の炊飯器。
  5. 前記内釜収容部は、
    加熱装置で発生した熱を前記内釜収容部の内側にむけて放熱する放熱板を備え、
    前記放熱板は、
    前記内釜収容部の内部側壁部を構成し、
    前記保持リングの下部に設けられている、請求項1〜4の何れか1項に記載の炊飯器。
  6. 前記内釜の前記側壁外面は、前記内釜収容部より上方へ突出している、請求項1〜5の何れか1項に記載の炊飯器。
  7. 前記内釜は、最上部に径方向外向きに延出されるフランジを有し、
    前記本体は、前記内釜収容部の縁にて上方に突出して前記フランジを支持する複数の支持体を有する、請求項1〜6の何れか1項に記載の炊飯器。
  8. 前記内釜の最大炊飯量時の最大水位線が、前記内釜の前記側壁外面に当接する前記シール部材よりも下方に位置する、請求項1〜7の何れか1項に記載の炊飯器。
  9. 前記リップ部の先端付近の下面には、複数の突起が形成された、請求項1〜8の何れか1項に記載の炊飯器。
  10. 前記リップ部は、表面に凹凸を有する、請求項1〜9の何れか1項に記載の炊飯器。
  11. 前記内釜の外面は、表面に凹凸を有する、請求項1〜10の何れか1項に記載の炊飯器。
  12. 前記リップ部には、複数のスリットが形成された、請求項1〜11の何れか1項に記載の炊飯器。
  13. 前記スリットが形成されて分断された前記リップ部は、隣り合う分断された前記リップ部と上下方向にずれて配置された、請求項12に記載の炊飯器。
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