JP2017153506A - 炊飯器 - Google Patents

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健太郎 橋元
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【課題】おねばの吹きこぼれが抑制される炊飯器を得る。【解決手段】炊飯器は、内釜6を収容する内釜収容部および内釜を加熱する加熱手段を有する本体と、本体にヒンジ結合されて本体の内釜収容部15の上部を覆う蓋体と、を備える。内釜が本体に収容された状態で、本体から内釜の側壁外面に当接するシール部材と、シール部材よりも下方に位置し、内釜収容部と内釜収容部の外部とを連通する通気口50と、を備える。通気口は、通気口を開閉する開閉弁51を備える。開閉弁は、内釜収容部の気圧が外部の気圧より低くなった時に開放される。【選択図】図9

Description

本発明は、おねばの吹きこぼれを抑制する炊飯器に関する。
従来、炊飯器は、炊飯時に炊飯器内の蒸気を外部に放出させるおねば分離ケースを備えている(たとえば、特許文献1参照)。おねば分離ケースは、上面が開口して弁機構を有する蒸気口ケースと、蒸気口ケースの上面開口部に設けた蒸気口カバーと、で構成され、蒸気口カバーの上面には、弁機構の真上の位置からその側方に変位した部分に蒸気排出孔が形成されている。
おねば分離ケース内部には、いくつかの障壁が設けられている。この障壁によっておねば分離ケース内部に流入する蒸気またはおねばの勢いが弱められ、蒸気排出孔からおねばが噴出することを防ぎ、蒸気のみが炊飯器の外へ排出される構造となっている。
特許第3549457号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術の場合には、蒸気流入口から蒸気排出孔までの流路を長く確保することが必要だった。そして、おいしいご飯を炊き上げるために投入電力を大きくした場合には、更に長く流路を確保する必要があった。
このため、製品本体に対してのおねば分離ケースが占める体積の割合は大きくなってしまい、デザイン的制約が大きかった。一方、おねば分離ケースを小さく構成した場合には、電力を間欠的に出力するなどのおいしさとは相反する制御をせざるを得なかった。
また、おねばの吹きこぼれを抑制するために、内釜の側壁と内釜収容部の内壁及び底面とシール部材により閉じられた空間を形成し、熱せられているシール部材よりも下部にある空間の空気が内釜上部にこない構成にすることが考えられるが、このような構成の炊飯器においては、内釜を炊飯器本体から引き抜く際に内釜の側壁と内釜収容部の内壁及び底面とシール部材により閉じられた空間が負圧になり、内釜と炊飯器本体とが離れにくく、容易に内釜を引き抜けないという課題がある。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、おねばの吹きこぼれが抑制される炊飯器において、内釜を本体から引き抜く作業が容易にできる構造を有する炊飯器を得ることを目的とする。
本発明に係る炊飯器は、内釜を収容する内釜収容部および前記内釜を加熱する加熱手段を有する本体と、前記本体にヒンジにより結合されて該本体の前記内釜収容部の上部を覆う蓋体と、を備えた炊飯器であって、前記本体に組み込まれるシール部材と、前記シール部材よりも下方に位置し、前記内釜収容部と前記内釜収容部の外部とを連通する通気口と、該通気口を開閉する開閉弁と、を備え、前記シール部材は、前記内釜が前記本体に収容された状態で前記内釜の側壁外面に当接し、前記開閉弁は、前記内釜収容部の気圧が前記外部の気圧より低くなった時に開放されるものである。
本発明に係る炊飯器によれば、内釜が本体に収容された状態で、本体から内釜の側壁外面に当接するシール部材を備え、シール部材より下部に通気口を有し、通気口に内釜収容部の気圧が外部よりも低くなった時に開放する開閉弁を有する。この構成により、内釜収容部に収容された内釜を引き抜く際に、内釜の側壁と、内釜収容部の内部側壁及び底面と、シール部材とにより閉じられた空間の気圧を外部の気圧と同じにすることができる。これにより、シール部材によって内釜の下方で発生した熱が上方へ逃げることを抑制し、おねばの吹きこぼれを抑制できる炊飯器においても、内釜の引き抜きが容易になり、さらにシール部材と内釜の側壁とのシール性を高めることも可能となる。
本発明の実施の形態1に係る炊飯器を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る炊飯器を示す図1のA−A断面の説明図である。 本発明の実施の形態1に係る炊飯器を示す図1のB−B断面の説明図である。 本発明の実施の形態1に係る炊飯器の図3のF部を示す拡大図である。 本発明の実施の形態1に係るシール部材及び保持リングを組み合わせた状態の斜視図である。 図5のC−C断面を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係るシール部材の斜視図である。 図7のD−D断面を示す拡大図である。 図2のE部の拡大図である。
以下に、本発明に係る炊飯器100の実施の形態について説明する。なお、図面の形態は一例であり、本発明を限定するものではない。また、各図において同一の符号を付したものは、同一のまたはこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。さらに、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る炊飯器100を示す斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る炊飯器100を示す図1のA−A断面の説明図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る炊飯器100を示す図1のB−B断面の説明図である。
<炊飯器100の全体構造>
図1〜3に示されるように、本発明の実施の形態1に係る炊飯器100は、本体1を備える。本体1の上部には、内釜収容部15の上部開口部が形成されている。上部開口部は、本体1にヒンジ2で軸連結された本体1の内釜収容部15の上部を覆う蓋体3によって開閉される。
<蓋体3の構造>
蓋体3は、図示しないヒンジばねにて常時上部開口部を開放する開方向に付勢されている。また、蓋体3は、図示しないラッチとラッチ解除ボタン4とによって、開閉される。
蓋体3の下面には、内蓋5が着脱可能に設けられている。内蓋5は、内釜6の開口部をシールする環状のパッキン7を固定した固定枠8に固定される。
蓋体3と内蓋5との間には、内蓋5側の表面を図示しない金属板で覆われたヒータ9が設けられている。ヒータ9は、給電されると抵抗加熱で発熱する。ヒータ9は、蓋体3に這わせた線状のヒータである。
蓋体3の内蓋5よりも上側には、蒸気に混入するおねばを分離するおねば分離ケース10が取り付けられている。おねば分離ケース10には、案内筒11および開閉弁12が設けられている。案内筒11の下端部の図示しない蒸気孔から流入した蒸気は、蓋体3のおねば分離ケース10を経て、蓋体3上部の蒸気排出孔13から外部に放出される。加熱が停止して内釜6の内圧が低下して開閉弁12が開弁すると、おねばが内釜6に戻される。
おねば分離ケース10は、炊飯中に発生する蒸気とおねばとを分離し、蒸気を蒸気排出孔13に導くと共に、おねばを内釜6に戻す機能を有する。
また、蓋体3には、温度センサ14が設置されている。温度センサ14は、ヒータ9とおねば分離ケース10との間に配置されている。
<内釜6及び内釜収容部15>
炊飯器100は、本体1内にコイル台となる内釜収容部15を備え、内釜収容部15には、水、米などが入れられる有底筒状の内釜6が着脱自在に収容される。内釜6は、SUS製である。内釜6は、内釜収容部15の下面の中心部の周りとその外周のコーナー部に配置された加熱手段としての電磁誘導コイル16により加熱されて炊飯される。
内釜6の外面は、例えばブラスト加工等の表面に凹凸を設ける加工又は塗装等により凹凸が形成される。
内釜6は、蓋体3の閉時に、内蓋5側に設けたパッキン7がフランジ6aの上面に押圧されることによって密閉される。
また、内釜収容部15には、底部中央に、貫通穴17が形成される。貫通穴17には、内釜温度センサ18が出没自在に設置されている。
内釜収容部15は、開口部を構成する内ケース33を備える。内ケース33は、炊飯器100の本体1の上面を構成し、その上面は、内釜6を支持する支持体19を上方に突出させて備える。
<内釜6の支持構造>
次に、内釜6の支持構造について説明する。
内釜6は、最上部に径方向外向きに延出されたフランジ6aが形成される。図5に示すように、フランジ6aは、内釜収容部15への収容時に、本体1の内釜収容部15の上部開口部の縁にて上方に突出した複数の支持体19に載置されて支持される。複数の支持体19は、上部開口部の縁に周方向に点在して設置されている。このため、内釜6は、複数の支持体19に支持されることにより、内釜収容部15に収容された状態で、上部が内釜収容部15から突出している。このため、炊飯器100内には、本体1と、蓋体3と、内釜6とに囲まれた内部空間30が形成されている。
本体1と蓋体3との間には隙間31が形成され、内部空間30は隙間31を介して炊飯器100の外に広がる外部空間32と通ずる。このため、本体1の内釜収容部15から突出している内釜6の上部は、蓋体3の閉時に、内釜6の側壁上部の外側が本体1と蓋体3との間の隙間31から流入する外気に触れる。特に、図5に示すように、内釜6は、複数の支持体19に支持されない部位では、内釜6の上部が本体1の内釜収容部15から露出し、内釜6の側壁上部の外側が本体1と蓋体3との間の隙間31から流入する外気に直接的に触れる。
<シール部材20及び保持リング40>
次に、シール部材20について説明する。
内釜収容部15には、内釜6が内釜収容部15に収容された状態で、本体1から内釜6の側壁外面に当接するシール部材20を備えている。図2及び図3に示されるように、シール部材20と保持リング40とを組み合わせた部品は、内釜収容部15の入口の開口部を形成する内ケース33の下側に配置されている。また、内ケース33は、シール部材20と保持リング40とを組み合わせた部品を外周部から囲む円筒部33aを備える。シール部材20と保持リング40とを組み合わせた部品は、その円筒部33aの内側に沿って配置されている。
図4は、本発明の実施の形態1に係る炊飯器100の図3のF部を示す拡大図である。図5は、本発明の実施の形態1に係るシール部材20及び保持リング40を組み合わせた状態の斜視図である。図6は、図5のC−C断面を示す説明図である。図5に示されるように、シール部材20及び保持リング40はリング状であり、シール部材20及び保持リング40は、内釜収容部15の側壁に沿って横1周にわたって配置される。
シール部材20のリップ部20aは、保持リング40の内周側の面よりも内側にはみ出しており、炊飯器100に組み込まれた状態においては内釜収容部15内にはみ出ているように配置されている。また、シール部材20は、内釜6の最大炊飯量時の最大水位線21よりも上方に配置される。すなわち、内釜6の最大炊飯量時の最大水位線21が、内釜6の側壁外面に当接するシール部材20よりも下方に位置する。
シール部材20と保持リング40とを組み合わせた部品の下部には放熱板34が配置されている。放熱板34は、内釜収容部15の内部側壁部を構成し、加熱装置で発生した熱を拡散し、内釜収容部15内を熱するためのものである。実施の形態1において、放熱板34は、板金を円筒形状にして形成されている。筒形状の放熱板34は、上側の端部と下側の端部とは、板金を丸めるように形成されており、上側の端部及び下側の端部は、円筒形状の半径方向に厚みを持たせている。放熱板34の上端部は、保持リング40の直下に配置されている。炊飯器100の組み立て時には、図2及び図3において内ケース33の下側からシール部材20と保持リング40とを組み合わせた部品を挿入し、その後図2及び図3においてシール部材20と保持リング40とを組み合わせた部品の下側から放熱板34を挿入する。この構造により、放熱板34は保持リング40を下方向から支持することができる。
保持リング40の外周面には、係止突起40aが複数箇所設けられている。実施の形態1においては、係止突起40aは、保持リング40の外周面に2つを1セットとして並べて配置されており、2つの係止突起40aのセット同士の間隔が均等になるように4箇所に配置されている。係止突起40aは、内ケース33の円筒部33aの内側に挿入される。保持リング40の外周面にある係止突起40aは、内ケース33の円筒部33aの内周面に設けられている図示されていない凹みに引っ掛かる。これにより、内ケース33に対する保持リング40の上下方向位置が定まる。なお、1セットあたりに設けられている係止突起40aの数量及び保持リング40に係止突起40aのセットを何箇所設けるかは上記の形態に限定されない。
図6に示されるように、シール部材20は、保持リング40の上側の面に設けられた凹部40bに嵌め込まれている。保持リング40は、内側リブ40cと外側リブ40eを備える。内側リブ40cは、凹部40bの保持リング40内周側の壁を構成し、かつ保持リング40の内周面を構成する。外側リブ40eは、凹部40bの外周側の壁を構成し、かつ保持リング40の外周面を構成する。つまり、凹部40bは内側リブ40cと外側リブ40eの間に形成されている。また、凹部40bは、凹部40bの底面から上方向に延びる突起部40dを備える。
図7は、本発明の実施の形態1に係るシール部材20の斜視図である。図8は、図7のD−D断面を示す拡大図である。
図8に示されるように、シール部材20は、内周端部が下方に垂れ下がるリップ部20aを有している。リップ部20aは、薄い板状であり、内釜収容部15の内側に向かって延びている。薄い板状のリップ部20aは、内釜収容部15の開口部から内釜6の挿入方向に向かって傾斜している。リップ部20aの内径は、内釜6の外径よりも小さい。このように、リップ部20aは、シール部材20の上端内周部から径方向内向きに下方に垂れ下がる。このため、内釜6が内釜収容部15に収容されるときに、リップ部20aの上面20aaが内釜6の外面に当接する。
また、リップ部20aに対しシール部材20の外周側は、張り出し部20bが形成されている。リップ部20aと張り出し部20bは、被支持部20cにより繋がれている。被支持部20cは、リップ部20aとほぼ同じ厚さの部分であり、張り出し部20bに対して炊飯器100における上下方向の寸法が小さく形成されている。また、張り出し部20bの下面には、下面から上方向に向かって溝部20dが形成されている。
図6に示されるように、張り出し部20bは、保持リング40の凹部40bに嵌め込まれている。実施の形態1において、張り出し部20bの上下方向の寸法H2は、保持リング40の外側リブ40eの凹部40b底面からの高さと同じ寸法にされている。また、保持リング40の内側リブ40cの凹部40b底面からの高さは、外側リブ40eの高さ寸法から、シール部材20の被支持部20cの厚みの分だけ低くなっている。シール部材20の張り出し部20bの下面に設けられた溝部20dには、保持リング40の突起部40dが挿入される。溝部20dの深さは、突起部40dの高さ寸法以上になっている。つまり、保持リング40の形状は、シール部材20の張り出し部20bの形状に沿うように形成されている。このように構成されることにより、シール部材20は、保持リング40の凹部40bに嵌め込まれた状態から容易に脱落することがない。シール部材20は、シリコンゴムといった耐熱性のある軟質素材の弾性体で形成される。よって、シール部材20は、作業者が炊飯器100内に組み込む時に容易に変形しやすく、所定の位置に組み立てる際に位置を合わせるのが困難である。しかし、実施の形態1によれば、組み立て時において、シール部材20が保持リング40から脱落しにくく、保持リング40によりシール部材20の形状が保持されるため、シールリングを所定の位置に組み付ける作業も容易になるという利点がある。
図4に示されるように、被支持部20cは、内ケース33の下側の面と保持リング40の内側リブ40cとの間に位置する。実施の形態1において、内ケース33の下側の面と保持リング40の内側リブ40cとの間は距離Lに形成されており、距離Lと被支持部20cの厚み寸法H1との関係は、L=H1となっている。また、張り出し部20bの炊飯器100における上下方向の寸法H2は、L<H2となっている。このように構成されることにより、張り出し部20bは、内ケース33と保持リング40の凹部40bとにより形成される空間から内釜収容部15の内側方向に引き出されることがない。内釜6を内釜収容部15に挿入するとき、又は内釜6を内釜収容部15から引き出すときに、シール部材20のリップ部20aが内釜6の側壁外面との摺動により上又は下方向に引っ張られる。このようにリップ部20aを引っ張る力が加わっても、シール部材20は、内ケース33と保持リング40との間から外れにくくなっている。
なお、被支持部20cの厚み寸法H1は、炊飯器100内に組み込まれる前の状態においては、L<H1となっていても良い。シール部材20が弾性を有する材料で構成されていれば、シール部材20が保持リング40の内側リブ40cと内ケース33との間に挟みこまれても材料の弾性により変形し、L=H1とすることができる。厚み寸法H1が炊飯器100内に組み込まれる前の状態においてL<H1となっていることにより、被支持部20cは、内ケース33と保持リング40の内側リブ40cとの間で所定の力で挟みこむことができる。この構成により、シール部材20は、内釜収容部15の内側側壁部に強固に固定され、内釜6の挿抜の際の脱落、変形を抑えることができる。
図4に示されるように、リップ部20aの上面20aaは、内釜6と全周にわたって面接触するので、内釜6を本体1の内釜収容部15に収容したときにシールが確実に行われる。これにより、内釜収容部15において内釜6の下部を加熱した熱がシール部材20よりも上方に逃げることを抑制する。一方、内釜収容部15において内釜6のフランジ6aを含む側壁上部6bは、シール部材20よりも上方で外気に触れて冷却され易い。
リップ部20aを有するシール部材20は、ブラスト加工が施された成形型で成形される。リップ部20aの上面20aaは、表面に微細な凹凸形状を有する。リップ部20aの上面20aaの凹凸形状は、内釜6の外面に施されている凹凸形状と合わせて、内釜6を内釜収容部15に収容するときのリップ部20aと内釜6との摺動抵抗を低減する。なお、リップ部20aの上面20aaに施された凹凸形状は、シール部材20全体に施されていても良い。
図8に示されるように、シール部材20のリップ部20aの先端付近の下面には、複数の突起20eが形成される。複数の突起20eは、リング状のリップ部20aに均一な間隔を空けて配置されている。内釜収容部15に収容された内釜6を持ち上げる際に、リップ部20aがひっくり返って下面が内釜6に接触する状態になる。このとき、リップ部20aの下面の複数の突起20eが内釜6に対して点接触の状態になり、摺動抵抗が低減され、内釜6を内釜収容部15から容易に取り外すことができる。
<シール部材20の作用>
次に、上記のような構成の炊飯器100により炊飯する場合のシール部材20の作用について説明する。
水と米とを入れた内釜6を炊飯器100の本体1内に収容して蓋体3を閉じ、操作部22に設けた炊飯スイッチをONすると、電磁誘導コイル16の作用によって内釜6が加熱される。内釜6内の水が沸騰すると、おねばを含んだ蒸気が発生する。このとき、内釜6の内圧が上昇しているため、おねば分離ケース10の開閉弁12は、押し上げられて閉弁する。このため、おねばを含む蒸気は、蒸気孔から案内筒11を通って、おねば分離ケース10内に導かれる。おねば分離ケース10は、炊飯中に発生する蒸気とおねばとを分離し、蒸気を蒸気排出孔13に導く。そして、加熱が停止して内釜6の内圧が低下すると、開閉弁12が自重およびおねばの重量によって下降して開弁し、おねばを内釜6に戻す。
一方、内釜6の側壁外面には、シール部材20のリップ部20aが当接し、内釜収容部15に収容された状態で本体1の内釜収容部15から突出した内釜6の側壁上部の外側が本体1と蓋体3の間の隙間31から流入する外気に触れる。また、シール部材20によって内釜6の下方で発生した熱が上方へ逃げることを抑制する。このため、シール部材20と当接する箇所より上部の内釜6の側壁を外気によって冷却することができ、加熱中に内釜6内の径方向外側で湧き上がったおねばの泡が内釜6の上部の側壁内側に接触すると、おねばの泡が冷却され、内釜6の下部に戻されるため、おねばの吹きこぼれを抑制することができる。したがって、投入電力または投入電力の継続時間が大きくても、おねばの吹きこぼれが抑制され、おいしいご飯を炊くことができる。
実施の形態1においては、シール部材20は、保持リング40に組み付けられていることにより形状をリング状に保持することができるため、炊飯器100の組立の際に、シール部材20を所定の位置に組み込むのが容易になる。また、保持リング40と内ケース33とによりシール部材20を挟み込む構造であり、かつ、シール部材20に上下方向寸法の大きい張り出し部20bを設けることにより、炊飯器100の使用時に内釜6を挿抜してもシール部材20の脱落が生じにくくなっている。以上の構造により、シール部材20は、より弾性変形しやすい材料を使用することができるため、シール部材20と内釜6の側壁との間の接触をより良くすることができ、シール性をより高くすることも可能になる。
<通気口50及び開閉弁51>
図9は、図2のE部の拡大図である。内釜収容部15の底部には、内釜収容部15の内部と外部とを連通させる通気口50が備えられている。内釜収容部15の外部は、炊飯器100の外部空間32と連通している。通気口50には、通気口50を開閉する開閉弁51が備えられている。開閉弁51は、上部に平板状の弁体51aを備える。弁体51aは、下面に凸形状部51bを備えている。凸形状部51bは、通気口50の周囲を囲むように形成されており、内釜収容部15の底面と接触している。弁体51aと凸形状部51bとにより通気口50が囲まれることにより、通気口50と内釜収容部15の内部の空間とは遮断されている。
開閉弁51は、弁体51aから下方向に柱状の接続部51cが延びている。接続部51cは、通気口50を通り内釜収容部15の外部空間60側に延びている。接続部51cは、通気口50の穴の側面にガイドされ、上下に移動できるように構成されている。接続部51cの先端には、抜け止め部51dが設けられている。抜け止め部51dは、通気口50の開口の幅よりも大きく形成されている。抜け止め部51dにより、開閉弁51は、上に移動しても、通気口50から抜けないようになっている。
通気口50は、内釜収容部15の底面に開口を上方にむけて形成されている。弁体51aは、その通気口50を上から塞ぐように配置されている。弁体51aから下方向に延びる接続部51cも、通気口50が開口している方向に平行になっている。よって、開閉弁51は、通気口50の中心軸と平行な方向に移動するようになっている。接続部51cと通気口50の側面との間には隙間があり、弁体51aが上に移動するとその隙間に空気が通過出来るようになっている。
<通気口50及び開閉弁51の作用>
上記のような構成の炊飯器100における通気口50及び開閉弁51の作用について説明する。炊飯器100の内釜収容部15には上記のようにシール部材20が設けられている。シール部材20の先端側は、内釜収容部15に納められた内釜6の側壁外面と接する。これにより、内釜6の側壁外面と、内釜収容部15の内部側壁及び底面と、シール部材20とにより閉じられた空間である加熱空間70が形成される。加熱空間70は、密閉状態に形成されていても良いが、実施の形態1においては内釜収容部15の内部側壁及び側面を構成する部品同士の隙間がある。図2及び図3に示される電磁誘導コイル16により内釜6は熱せられる。又、その他の加熱装置により加熱空間70の空気が熱せられる。この時、高火力で内釜6の内部の水と米とを熱するためには、熱せられた加熱空間70の空気は、なるべく外部に流出しないようにすることが望ましい。
加熱空間70は、炊飯器100から内釜6を抜き取る際に内釜6が上に移動すると加熱空間70の容積が急に大きくなるため、内部の空気の気圧が低くなる。内釜収容部15には実際には隙間を有しているが、その隙間は小さいため、使用者が通常行う手順により内釜6を引き抜くと、加熱空間70は、内部の気圧が下がってしまう。すると、負圧により炊飯器100の本体1は、内釜6の外側面から離れないため、使用者が内釜6を持ち上げるとそれとともに持ち上がってしまう。こうならないようにするためには、使用者は、内釜収容部15の隙間から加熱空間70に空気が流れ込む早さに合わせてゆっくりと内釜を引き抜き、加熱空間70の気圧が下がらないように作業する必要がある。
しかし、実施の形態1における炊飯器100は、内釜収容部15の底面に通気口50を備えており、通気口50には開閉弁51が備えられている。そのため、使用者が内釜6を持ち上げると、加熱空間70は気圧が下がり、弁体51aの下面側が面している外部空間60の気圧の方が大きくなるため、開閉弁51は上方向に移動する。開閉弁51が上方向に移動すると、通気口50を覆っていた弁体51aが開放され、加熱空間70は、外部空間60と連通し、外部空間60と同じ気圧になる。外部空間60は、炊飯器100の外部空間32に連通しているため、空気の気圧が大気圧と同じになっている。従って、加熱空間70の空気の気圧も大気圧と同じになる。これにより、図9において、内釜6の上側の空間80と加熱空間70とは同じ気圧になるため、内釜6を引き抜く際に炊飯器100の本体1が共に持ち上がってしまうことがなく、使用者は容易に内釜6を引き抜くことができる。
また、炊飯時には、通気口50は開閉弁51により閉じられているため、加熱空間70の空気は外部に流出しにくいため、内釜6を効率よく加熱することができる。また、上記の構造により開閉弁51は、内釜6を内釜収容部15から引き抜く方向と同じ方向に作動するため、内釜6が引き抜かれ弁体51aの上部の空間が広がるとともに開閉弁51が上に移動するため、開閉弁51の移動する空間ができる。これにより、開閉弁51の動きが内釜6により阻害されないため、確実に開閉弁51が開放される。
なお、開閉弁51の形態は、実施の形態1に説明されているのみに限定されない。開閉弁51は、自重により弁体51aが通気口50を塞ぎ、接続部51cが通気口50内に挿入され上下方向に移動可能にされている弁だけでなく、ヒンジ周りに回転し開閉する弁や、使用する材料の弾性力により通気口50を閉じているような弁であっても良い。
また、必要に応じ通気口50及び開閉弁51の設置数を増やしても良い。通気口50の開口面積が大きい方が開閉弁51が開いたときに加熱空間70に空気が流れ込みやすいため、内釜6の上側の空間80と加熱空間70との気圧差が生じにくいため、内釜6の引き抜きが容易になる。
また、通気口50及び開閉弁51は、内釜収容部15の底面ではなく、その他の部位に設けても良い。ただし、内釜6の側壁外面と、内釜収容部15の内部側壁及び底面と、シール部材20とにより閉じられた空間に設置されている必要がある。すなわち、通気口50及び開閉弁51は、内釜収容部15において、シール部材20よりも下方に位置している必要がある。
<効果>
(1)以上に説明した実施の形態1によれば、炊飯器100は、内釜6を収容する内釜収容部15および内釜を加熱する加熱手段を有する本体1と、本体1にヒンジ2により結合されて本体1の内釜収容部15の上部を覆う蓋体3と、を備える。さらに炊飯器100は、本体1に組み込まれるシール部材20と、シール部材20よりも下方に位置し、内釜収容部15と内釜収容部15の外部とを連通する通気口50と、通気口50を開閉する開閉弁51とを備える。シール部材20は、内釜6が本体1に収容された状態で、本体1から内釜6の側壁外面に当接するリップ部20aを有する。開閉弁51は、内釜収容部15の気圧が外部の気圧より低くなった時に開放される。
このように構成されることにより、内釜6が本体1に収容された状態から引き抜く際に、内釜6の側壁外面と、内釜収容部15の内部側壁及び底面と、シール部材20とにより閉じられた空間である加熱空間70は、開閉弁51が開放されることにより気圧が外部空間60と同じ気圧になる。外部空間60は、炊飯器100の外部の空間に連通しているため、加熱空間70も大気圧と同じ気圧になる。これにより、加熱空間70が負圧になることがないため、内釜6を容易に引き抜くことが可能である。また、シール部材20と内釜6との間のシール性を高めても、上記の通気口50及び開閉弁51が設けられていることにより通気口50から加熱空間70内に空気を流入させることができるため、よりシール性の高い材料を使用したシール部材20を採用することも可能である。
(2)実施の形態1によれば、開閉弁51は、内釜収容部15側に動き通気口50を開放する。
このように構成されることにより、上記(1)に記載された効果に加えて、開閉弁51は、内釜6が引き抜かれ加熱空間70の気圧が下がり、外部の気圧よりも低くなると同時に開放される。また、開閉弁51も簡単な構造により実現できる。
(3)実施の形態1によれば、開閉弁51は、自重により通気口50を塞ぐ。
このように構成されることにより、上記(1)及び(2)に記載された効果に加えて、内釜6を内釜収容部15から引き抜くとき以外は通気口50を塞ぐことができ、特に炊飯時には加熱空間70の熱せられた空気を外部に流出するのを抑制することができる。
(4)実施の形態1によれば、通気口50は、内釜収容部15の底面に配置されている。
このように構成されることにより、上記(1)〜(3)の効果に加えて、内釜6が引き抜かれる方向と開閉弁51が動く方向とを合わせることができる。内釜6が引き抜かれると、開閉弁51の上部の空間が広がると共に加熱空間70の気圧が下がる。これにより、開閉弁51が内釜収容部15内で上方に動くが、内釜6も上方に動くため、開閉弁51の動きが内釜6により阻害されないという利点がある。
(5)実施の形態1によれば、内釜6の側壁外面は、内釜収容部15より上方へ突出している。また、内釜6は、最上部に径方向外向きに延出されるフランジ6aを有し、本体1は、内釜収容部15の縁にて上方に突出してフランジ6aを支持する複数の支持体19を有する。さらに、内釜6の最大炊飯量時の最大水位線21が、内釜6の前記側壁外面に当接するシール部材20よりも下方に位置する。
これらのように構成されることにより、上記(1)〜(4)に記載された効果に加えて以下の効果を得ることができる。内釜6の側壁上部6bは、複数の支持体19に支持されていない部位にて、本体1の内釜収容部15から突出して側壁上部6bの外側を露出し、蓋体3の閉時に、内釜6の側壁上部6bの外側が本体1と蓋体3との間の隙間31から流入する外気に触れる。また、内釜6の最大炊飯量時の最大水位線21が、内釜6の外面に当接するシール部材20よりも下方に位置する。この構成によると、シール部材20によって内釜6の下方で発生した熱が上方へ逃げない状態で水と米とを加熱することができる。以上により、おねばの吹きこぼれを抑制しつつ、内釜6の引き抜きも容易になり、さらにシール性の高いシール部材20を採用することも可能となるため、内釜内部の水と米とを効率よく熱することができる。
(6)実施の形態1によれば、リップ部20aは、表面に凹凸を有する。また、内釜6の外面は、表面に凹凸を有する。
上記(1)〜(5)に記載された効果に加えて、内釜6とリップ部20aとの間の摺動抵抗が低減され、内釜6の収容が容易になるという効果が得られる。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 本体、2 ヒンジ、3 蓋体、4 ラッチ解除ボタン、5 内蓋、6 内釜、6a フランジ、6b 側壁上部、7 パッキン、8 固定枠、9 ヒータ、10 おねば分離ケース、11 案内筒、12 開閉弁、13 蒸気排出孔、14 温度センサ、15 内釜収容部、16 電磁誘導コイル、17 貫通穴、18 内釜温度センサ、19 支持体、20 シール部材、20a リップ部、20a1 上段リップ部、20a2 下段リップ部、20aa 上面、20b 張り出し部、20c 被支持部、20d 溝部、20e 突起、21 最大水位線、22 操作部、30 内部空間、31 隙間、32 外部空間、33 内ケース、33a 円筒部、34 放熱板、40 保持リング、40a 係止突起、40b 凹部、40c 内側リブ、40d 突起部、40e 外側リブ、50 通気口、51 開閉弁、51a 弁体、51b 凸形状部、51c 接続部、51d 抜け止め部、60 外部空間、70 加熱空間、80 空間、100 炊飯器、H1 寸法、H2 寸法、L 距離。

Claims (9)

  1. 内釜を収容する内釜収容部および前記内釜を加熱する加熱手段を有する本体と、
    前記本体にヒンジにより結合されて該本体の前記内釜収容部の上部を覆う蓋体と、を備えた炊飯器であって、
    前記本体に組み込まれるシール部材と、
    前記シール部材よりも下方に位置し、前記内釜収容部と前記内釜収容部の外部とを連通する通気口と、
    該通気口を開閉する開閉弁と、を備え、
    前記シール部材は、
    前記内釜が前記本体に収容された状態で前記内釜の側壁外面に当接し、
    前記開閉弁は、
    前記内釜収容部の気圧が前記外部の気圧より低くなった時に開放される、炊飯器。
  2. 前記開閉弁は、
    前記内釜収容部の前記外部から前記内釜収容部の方向に動き前記通気口を開放する、請求項1に記載の炊飯器。
  3. 前記開閉弁は、
    自重により前記通気口を塞ぐ、請求項1又は2に記載の炊飯器。
  4. 前記通気口は、
    前記内釜収容部の底部に配置されている、請求項1〜3の何れか1項に記載の炊飯器。
  5. 前記内釜の前記側壁外面は、前記内釜収容部より上方へ突出している請求項1〜4の何れか1項に記載の炊飯器。
  6. 前記内釜は、最上部に径方向外向きに延出されるフランジを有し、
    前記本体は、前記内釜収容部の縁にて上方に突出して前記フランジを支持する複数の支持体を有する、請求項1〜5の何れか1項に記載の炊飯器。
  7. 前記内釜の最大炊飯量時の最大水位線が、前記内釜の前記側壁外面に当接する前記シール部材よりも下方に位置する請求項1〜6のいずれか1項に記載の炊飯器。
  8. 前記シール部材は、表面に凹凸を有する請求項1〜7のいずれか1項に記載の炊飯器。
  9. 前記内釜の外面は、表面に凹凸を有する請求項1〜8のいずれか1項に記載の炊飯器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113892831A (zh) * 2021-10-22 2022-01-07 宁波方太厨具有限公司 一种内胆排气结构及烹饪装置

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