JPWO2017130441A1 - 金属空気電池 - Google Patents

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Abstract

特に、従来に比べて、高い出力かつ出力を長期間持続させることが出来る金属空気電池を提供することを目的とする。本発明における金属空気電池(1)は、ケース(2)と、前記ケースの両側に配置された空気極(3)と、前記空気極から内側に離間して配置された複数枚の金属極(4)と、を有し、前記金属極同士は、間に空間(S)を介して対向していることを特徴とする。本発明の金属空気電池によれば、反応生成物が、空気極と金属極との間に堆積するのを抑制できる。また、空気極と金属極との間の距離の自由度が高い。以上により、高い出力かつ出力を長期間持続させることができる。

Description

本発明は、金属空気電池に係り、特に、負極である金属極の構造に関する。
金属空気電池では、正極である空気極において、大気中の酸素を正極活物質として利用し、当該酸素の酸化還元反応が行われる。一方、負極である金属極において、金属の酸化還元反応が行われる。金属空気電池のエネルギー密度は高く、災害時等における非常用電源等の役割として期待されている。
空気極は、例えば、筐体の両側に配置され、金属極は、空気極の間に電解液を介して対向している(特許文献1の図1参照)。特許文献1に記載の金属空気電池では、金属極が、集電体と、集電体の両側に形成された電極活性物質とで構成されている。
特開2015−99740号公報
従来における金属空気電池の構造では、以下のような問題点があった。すなわち、電池反応によって生じた反応生成物が、空気極と金属極との間に堆積し、この結果、電池反応の低下による、所定出力の持続性低下が問題となった。
また、特許文献1に記載の金属空気電池のように、両側に空気極が配置され、その間に金属極が配置される構成では、空気極と金属極との間の距離の自由度が低く、十分に高い出力が得られない問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、特に、従来に比べて、高い出力かつ出力を長期間持続させることが出来る金属空気電池を提供することを目的とする。
本発明における金属空気電池は、ケースと、前記ケースの両側に配置された空気極と、前記空気極から内側に離間して配置された複数枚の金属極と、を有し、前記金属極同士は、間に空間を介して対向していることを特徴とする。
本発明では、前記ケースは、複数に分割されており、前記金属極は、夫々、別の前記ケースに配置されるとともに、各金属極の少なくとも一方は、前記ケースの対向部よりも内側に配置されており、複数の前記ケースが、前記対向部を対向させて組み合わされて、前記金属極の間に前記空間が形成される構成とすることが出来る。
具体的には、一例として、外側枠体及び前記対向部としての内側枠体を有する第1のケース及び第2のケースと、前記第1のケースの前記外側枠体に配置される第1の空気極と、前記第1のケースの前記内側枠体側に配置される第1の金属極と、前記第2のケースの前記外側枠体に配置される第2の空気極と、前記第2のケースの前記内側枠体側に配置される第2の金属極と、を備えており、前記第1の金属極と前記第2の金属極のうち、少なくとも一方が、前記内側枠体よりも内側に配置されており、前記第1のケースと前記第2のケースとが、前記内側枠体を内側に向けて組み合わされて、前記第1の金属極と前記第2の金属極との間に前記空間が形成される構成とすることが出来る。
本発明では、前記空気極は、筒状で形成されており、あるいは前記筒状の一部が欠けた形状であってもよい。
また本発明における金属空気電池は、ケースと、前記ケース内に配置された、筒状、あるいは前記筒状の一部が欠けた形状の空気極と、前記空気極から内側に離間して配置された、筒状あるいは前記筒状の一部が欠けた形状の金属極と、を有し、前記金属極の筒状内部は、空間とされていることを特徴とする。
本発明では、前記金属極は、前記ケースから着脱可能に取り付けられることが好ましい。また本発明では、前記金属極には、前記金属極の内側から外側にかけて貫通するスリット、あるいは穴が設けられていることが好ましい。
また本発明では、前記金属極は、一端部が前記ケース側に固定された固定端であり、他端部が自由端とされていることが好ましい。
また本発明では、前記金属極を構成する金属は、特に限定されないが、例えば、マグネシウム又はマグネシウム合金である。
本発明の金属空気電池によれば、反応生成物が、空気極と金属極との間に堆積するのを抑制できる。また、空気極と金属極との間の距離の自由度が高い。以上により、従来に比べて、高い出力かつ出力を長期間持続させることが出来る。
本発明の第1の実施の形態における、金属空気電池の模式図(縦断面図)である。 本発明の第2の実施の形態における、金属空気電池の模式図(縦断面図)である。 金属極の下端を自由端とした構造において、反応生成物による金属極の状態を説明するための、金属空気電池の模式図(縦断面図)である。 本発明の第3の実施の形態における、金属空気電池の模式図(縦断面図)である。 本発明の第4の実施の形態における、金属極の模式図(正面図)である。 本発明の第5の実施の形態における、金属空気電池の模式図(横断面図)である。 本発明の第6の実施の形態における、金属空気電池の模式図(横断面図)である。
以下、本発明の一実施の形態(以下、「実施の形態」と略記する。)について、詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態における、金属空気電池の模式図(縦断面図)である。縦断面とは、ケースの高さ方向に沿って切断した切断面を指す。以下、同様である。図1Aに示すように、金属空気電池1は、ケース2と、ケース2の両側に配置された空気極3と、空気極3の内側に離間して配置された金属極4と、を有して構成される。空気極3は正極であり、金属極4は負極である。
ケース2は、電気絶縁性であり、且つ、電解液の漏洩防止が可能なプラスチック樹脂や紙等で形成される。ケース2の第1の側面2aと、第2の側面2bには、夫々、開口窓5が形成されている。複数の空気極3が、第1の側面2aと第2の側面2bの枠に、夫々固定される。このとき、開口窓5により各空気極3の外側面は、空気に曝される。
例えば、ケース外観の、縦寸法、横寸法及び高さ寸法は、数cm〜数十cm単位である。また、ケース2の形状は、例えば、直方体、立方体、円柱、角柱等である。ケース2は、単体で構成されていてもよいし、複数のパーツを組み合わせたものであってもよい。なお、ケース2の大きさや形状等は、特に限定されるものでない。
図1Aに示すケース2には、天井部2cに、金属極4を、金属空気電池1の外側からケース内部に挿入可能な挿入孔6が設けられている。
図1Aに示すように、金属極4は、空気極3よりも内側に配置される。空気極3と金属極4との間には所定の間隔(ギャップ)Gが設けられる。間隔Gは、例えば、0.5〜20mmであり、好ましくは、0.5〜5mmであり、更に好ましくは、0.5〜2.5mmである。0.5mm以上であれば、反応生成物が金属極4と空気極3の間に堆積し、空気極3及び金属極4を破損することがなく、20mm以下、好ましくは、5mm以下、更に好ましくは2.5mm以下であれば十分な出力を得ることが出来る。なお、間隔Gは、安定した出力を得るため、図1Aに示す左右両側の空気極3−金属極4間で略同一となるように調整される。
また、空気極3及び金属極4の形状を限定するものでないが、例えば、主面が長方形、正方形等の薄い平板である。
図1Aに示すように、空気極3は、正極端子8に電気的に接続されている。また、金属極4は、負極端子9に接続されている。
図1Aに示すように、空気極3と金属極4とは電解液7を介して対向している。空気極3と金属極4は互いに電解液7に接触している。
図1に示す金属空気電池1が、マグネシウム空気電池であるとき、金属極4の近傍においては、下記(1)で示す酸化反応が生じる。また、空気極3においては、下記(2)で示す還元反応が生じる。マグネシウム空気電池全体としては、下記(3)に示す反応が起こり、放電が行われる。
(1) 2Mg →2Mg2++4e
(2)O+2HO+4e →4OH
(3)2Mg+O+2HO →2Mg(OH)
ところで、従来の金属空気電池においては、例えば、特許文献1に示すように、ケースの両側に空気極が配置され、ケースの略中心位置に金属極が配置される構成であった。しかしながら、このような構成においては、空気極と金属極との間に、電池反応における反応生成物が堆積することで、所定出力の持続性が問題とされた。また、空気極と金属極との間の距離の自由度が低く、十分に高い出力が得られない問題もあった。
そこで本発明者らは、金属極の構造を改良し、空気極と金属極との間の反応生成物の堆積を、従来に比べて抑制できる金属空気電池を構築するに至った。すなわち図1Aに示すように、第1の実施の形態では、金属極4は複数枚設けられ、これら金属極4同士が、間に空間Sを介して対向している。空間Sは、金属極4とケース2との間に設けられた隙間13に連通している。ここで「空間」とは、金属極4の内面(対向面)4a間を、特許文献1のような集電体等で埋めずに、電解液7で満たすことができる三次元的な広がりを指す。
このように、金属極4同士を、空間Sを介して対向させることで、空間Sを、反応生成物の堆積可能な領域として利用できる。すなわち、本実施の形態では、反応生成物を、金属極4とケース2との間に設けられた隙間13から、金属極4の内面4a側にスムースに移行させることができ、ケース2内での反応生成物の分散性を向上させることが出来る。したがって、空気極3と金属極4との間の反応生成物の堆積量を、従来よりも低減させることが出来る。
また本実施の形態では、複数枚の金属極4を、空間Sを介して対向させることで、空気極3と金属極4との間隔Gの自由度を高くできる。したがって、高い出力を得るために、空気極3と金属極4との各間隔Gを狭くすることが出来る。
また本実施の形態では、金属極4同士を、空間Sを介して対向させることで、空間Sに電解液7を注入でき、電解液7の容量を大きくできる。この結果、電池反応に必要な電解液7を十分に保持することが出来る。これにより、高い出力且つ出力を長期間持続させることが出来る。特に、金属空気電池1の小型化に伴って、本実施の形態の構成は効果的である。
図1Aに示す構造では、2枚の金属極4が、上端4bの位置で導電性の平板状の連結部10により連結されている。そして、負極端子9が連結部10の位置に電気的に接続されている。連結部10は、ケース2の天井部2cの上面側で固定支持される。
図1Aでは、連結部10により連結された金属極4は、ケース2に対して着脱可能に支持されている。従って、出力低下や反応終了時等に伴い、金属極4の交換が可能である。
図1Bに示す構成では、金属極4の上端4bがリード線等の導体11にて電気的に接続されている。図1Bでは、金属極4の上端4bは、天井部2cよりも上方に突き出している。そして、金属極4の上端4b間が導体11で接続されている。図1Bに示す構成においても、金属極4は、ケース2に対して着脱可能に支持されている。
<第2の実施の形態>
以下、第1の実施の形態以外の金属空気電池の構成について説明するが、金属極が、間に空間Sを介して対向している特徴的構成を備えていることに変わりがない。したがって、第2の実施の形態以降では、空間Sを介して金属極が対向配置される特徴的構成以外の異なる部分を中心に説明する。また、図2以降において、図1と同じ符号は、図1と同じ部分を指している。
図2は、本発明の第2の実施の形態における、金属空気電池の模式図(縦断面図)である。図2Aは、図1Aと同様に、金属極4の上端4bが導電性の連結部10で連結されているが、連結部10は、ケース2内に収納されている。また、図2Bは、図1Bと同様に、金属極4の上端4bが、リード線等の導体11により電気的に接続されているが、金属極4全体がケース2内に収納されている。
したがって、図2に示す実施の形態では、金属極4をケース2に対し着脱不可である。よって、図2では、使い捨ての金属空気電池1となる。
図2Cは、図2Bと同様に、使い捨ての金属空気電池1であるが、図2Cでは、金属極4の下端4cが、固定部12により固定されている。図2Cに示すように、固定部12は、ケース2の底面部2dの表面から上方に突出している。図2Cに示す構成では、金属極4の上端4bと下端4cとがケース2に直接、あるいは、間接的に固定された構造とされている。なお、図2Cでは、図面上、金属極4とケース2との間に隙間がないように見えるが、実際には、金属極4とケース2との側面間等に、空間Sに通じる隙間が設けられている。そして、反応生成物を、金属極4とケース2との間の隙間から、金属極4間の空間Sに移行させることができる。
図2Bの構成では、図2Cと同様に、金属極4の上端4b側は、ケース2の天井部2c側に導体11を介して固定されているが、図2Cと異なって、下端4cは固定されていない。すなわち、下端4cは自由端とされている。
図3は、金属極の下端を自由端とした構造において、反応生成物による金属極の状態を説明するための、金属空気電池の模式図(縦断面図)である。
図3に示すように、金属極4の下端4cを自由端とすることで、金属極4の下端4c側を揺動させることができる。このため、空気極3と金属極4との間に堆積した反応生成物Pによる押圧力を受けて金属極4の下端4c側を内側に変位させることが出来る。これにより、反応生成物Pによる空気極3及び金属極4への押圧力を緩和でき、空気極3や金属極4の破損を抑制することが出来る。
なお、上記の効果は、図1に示す金属極4の構成においても適切に発揮することが出来る。
<第3の実施の形態>
図4は、本発明の第3の実施の形態における、金属空気電池の模式図(縦断面図)である。図4において、図1、図2と同じ符号は、図1、図2と同じ箇所を示している。また、図4は、金属空気電池を構成する各ケースを組み合わせる前の状態を示す。
図4に示すように、ケース2は、第1のケース32及び第2のケース42に分割されている。図4に示すように第1のケース32は、相対向する外側枠体32a及び内側枠体32bを備える。同様に、第2のケース42は、相対向する外側枠体42a及び内側枠体42bを備える。図4に示すように、第1のケース32の内側枠体32bには凸部50が形成されている。また、図4に示すように、第2のケース42の内側枠体42bには凹部51が形成されている。したがって、第1のケース32は雄型のケース構造であり、第2のケース42は雌型のケース構造である。
図4に示すように、第1のケース32の外側枠体32aには、第1の空気極33が設置され、第1のケース32の内側枠体32b側には、第1の金属極34が設置される。同様に、第2のケース42の外側枠体42aには第2の空気極43が設置され、内側枠体42bには、第2の金属極44が設置される。
図4に示すように、第1の金属極34は、第1のケース32の内側枠体32bよりも内側(外側枠体32aに近づく方向)に位置している。同様に、第2の金属極44は、第2のケース42の内側枠体42bよりも内側(外側枠体42aに近づく方向)に位置している。ここで、「内側枠体よりも内側」とは、凸部50や凹部51等のケース接続部を除く、内側枠体の表面よりも内側であることを指す。
これにより、第1のケース32の内側枠体32bと、第2のケース42の内側枠体42bとを対向させて各ケース32、33を、例えば、凹凸嵌合により組み合わせると、図1、図2と同様に、金属極34、44の間に所定幅の空間Sを形成することが出来る。空間Sの幅は、各ケース32、42に配置する金属極34、44の設置位置により調整することが出来る。また、同時に、空気極33、43と、金属極34、44との間の間隔(ギャップ)Gを調整することができる。
このように、図4の金属空気電池では、ケース2を複数に分割し、各ケース32、42に金属極34、44を配置する。しかも、金属極34、44を、各ケース32、42の対向部としての内側枠体32b、42bよりも内側に配置する。これにより、各ケース32、42を合体させるだけで、所望の空間Sを、金属極34、44間に簡単に設けることが出来る。また、限定するものではないが、図4の構造は、例えば、ケース2内に、金属極34、44が固定支持される構造に特に有用である。ケース2を分割し、分割されたケース32、42を組み合わせる構造とすることで、簡単且つ適切にケース2内に金属極34、44を固定支持することが出来る。
なお、図4では、第1の金属極34及び第2の金属極44の双方が、各ケース32、42の内側枠体32b、42bよりも内側に位置しているが、少なくとも一方が、ケースの内側枠体よりも内側に位置している構造であってもよい。これによっても、分割された各ケースを組み合わせることで、金属極34、44間に空間Sを形成することが出来る。
また図4とは異なって、例えば、第1の空気極33、第2の空気極43、第1の金属極34、及び第2の金属極44が夫々個別のケースに配置されており、金属極34、44を配置した各ケースを組み合わせたときに、金属極34、44間に空間Sが形成されるように構成してもよい。あるいは、空気極は、第1の空気極33、及び第2の空気極43のように複数に分割されておらず、後述する筒状体等で構成されていてもよい。
<第4の実施の形態>
図5は、本発明の第4の実施の形態における、金属極の模式図(正面図)である。図5Aに示すように、金属極4には、スリット20が設けられている。図5Aでは、スリット20は2本であるが、数を限定するものではない。スリット20は、金属極4の下端4cから上端4bに向けての途中の位置まで設けられている。
一方、図5Bでは、スリット21が、金属極4の下端4cから上端4bに至り、3枚の短冊状片に分離されている。これら短冊状片は、例えば図1Aに示す連結部10によって連結されている。
また、図5Cでは、金属極4にスリット状の穴22が形成されている。穴22の形状や数を特に限定するものではない。
これらスリット20、21や穴22は、図1Aに示す金属極4の内面4aから外面(空気極3との対向面)にかけて貫通している。
図5に示すように、金属極4にスリットや穴を設けることで、反応生成物を、スリットや穴を通して、金属極4の間に設けられた空間S(図1等参照)にスムースに移行させることが出来る。よって、図5の構成によれば、より効果的に、空気極3と金属極4との間に反応生成物が堆積する不具合を抑制できる。
なお、第4の実施の形態は、他の実施の形態にも適用することが可能である。
<第5の実施の形態>
図6は、本発明の第5の実施の形態における、金属空気電池の模式図(横断面図)である。横断面とは、ケースの平面方向に沿って切断した切断面を、上方向から見た断面を指す。
図6Aでは、空気極3が筒状に形成されている。一方、金属極4は、空気極3の内側に離間して2枚、設けられている。なお、「筒状」とは、中空形状を意味し、平面視にてリング状を成すものは全て含まれる。
図6Aに示すように、空気極3は、金属極4と対向する対向部3aと、対向部3a間を接続する接続部3bとで構成される。空気極3の外観形状は限定されないが、例えば、図6Aに示す角丸長方形や、多角形、円形、楕円形等である。一方、図6Bの構成では、図6Aに示す空気極3の接続部3bの一部が欠けた形状とされている。
なお、図6において、対向部3aと接続部3bとの複数パーツを組み合わせて空気極3を構成してもよいし、対向部3aと接続部3bとが一体で形成された空気極3とすることも出来る。
図6の構成では、空気極3の表面積を広く確保でき、高い出力を得ることが出来る。
<第6の実施の形態>
図7は、本発明の第6の実施の形態における、金属空気電池の模式図(横断面図)である。
図7に示す構成では、空気極3と金属極4の双方が、筒状で形成されている。図7に示す構成において、空気極3は、図1等と同様に、ケースの両側に分離された複数枚の構成であってもよい。
図7に示す構成では、金属極4の筒状内部15が、空間Sとされている。また、図7に示す筒状の金属極4の一部が欠けた形状であってもよい。
図7に示す構成では、空気極3に対向する金属極4の体表面積を広く確保することが出来る。加えて、空気極3と金属極4との間の間隔Gを全周にわたって狭く設定できる。これにより、効果的に高い出力を達成できる。しかも、金属極4の筒状内部15が空間Sとされ、空間Sは、金属極4とケース2との間に設けられた隙間(例えば、金属極4の下端とケース2との間の隙間)と連通している。このため、空間Sは、筒状内部15を反応生成物の堆積領域として使用できる。よって、高い出力且つ出力を長期間持続させることが出来る。
<空気極>
続いて、空気極3の構成について説明する。空気極3は、導電材層と集電体との積層構造で形成することができる。なお、導電材層が、ケース2内に収容される電解液と接触する内側層である。
導電材層は、導電性材料をバインダ樹脂により結着させることにより形成することが出来る。導電材層を構成する導電性材料を限定するものでない。従来から知られている金属空気電池の導電材層を構成する材料を全て使用できる。例えば、好適な導電性材料としては、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、活性炭、及びカーボンナノチューブ等の炭素材料を挙げることが出来る。
空気極3の導電材層に用いられるバインダ樹脂は、特に限定されない。例えば、好適なバインダ樹脂としては、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、エチレン・テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、エチレン・クロロトリフルオロエチレン共重合体(ECTFE)、ポリフッ化ビニル(PVF)等のフッ素樹脂を挙げることが出来る。
なお、導電材層には、従来から知られている空気金属電池正極用の電極触媒が含有されていてもよい。例えば、電極触媒は、白金(Pt)、ルテニウム(Ru)、イリジウム(Ir)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、オスミウム(Os)、タングステン(W)、鉛(Pb)、鉄(Fe)、クロム(Cr)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、マンガン(Mn)、バナジウム(V)、モリブデン(Mo)、ガリウム(Ga)、アルミニウム(Al)、銅(Cu)等の金属及びその化合物、並びに、これらの合金等を例示できる。
空気極3を構成する集電体層は、空気と接する外側層である。集電体層は、導電性の金属材料からなる金網、エキスパンドメタル、織物、パンチングシート、エッチング箔、発泡体等を好適に使用することが出来る。
導電性の金属材料としては特に限定されないが、例えば、ステンレス鋼(SUS)、銅、ニッケル等を挙げることが出来る。
<金属極>
本実施の形態では、金属極4の材質を限定するものでないが、亜鉛、アルミニウム、マグネシウム等の金属又はそれらの合金が好ましい。
なお合金としては、従来から知られている金属空気電池の負極を構成する全ての材質を適用できる。
例えば、マグネシウム空気電池であれば、金属極4には、マグネシウム又はマグネシウム合金が使用される。
なお、本実施の形態では、金属空気電池1を複数連結してなる金属空気電池ユニットを構成してもよい。
本発明の金属空気電池によれば、従来に比べて、高い出力を、長時間、持続させることが出来る。したがって、本発明の金属空気電池を、災害時等における非常用電源等として有効に適用することが出来る。
本出願は、2016年1月26日出願の特願2016−012628に基づく。この内容は全てここに含めておく。

本発明における金属空気電池は、ケースと、前記ケースの両側に配置され、外側面が空気に曝される空気極と、前記空気極から内側に離間して配置された複数枚の金属極と、を有し、前記金属極同士は、間に空間を介して対向しており、前記金属極の間の前記空間と、前記空気極と前記金属極との間の間隔とは連通しており、前記空間及び前記間隔は、前記ケースに注入された電解液により満たされることを特徴とする。
本発明では、外側枠体及び内側枠体を有する、前記ケースを構成する第1のケース及び第2のケースと、前記第1のケースの前記外側枠体に配置される第1の空気極と、前記第1のケースの前記内側枠体側に配置される第1の金属極と、前記第2のケースの前記外側枠体に配置される第2の空気極と、前記第2のケースの前記内側枠体側に配置される第2の金属極と、を備えており、前記第1の金属極と前記第2の金属極のうち、少なくとも一方が、前記内側枠体よりも内側に配置されており、前記第1のケースと前記第2のケースとが、前記内側枠体を内側に向けて組み合わされて、前記第1の金属極と前記第2の金属極との間に前記空間が形成される構成とすることが出来る。
また本発明における金属空気電池は、ケースと、前記ケース内に配置された、筒状、あるいは前記筒状の一部が欠けた形状の、外側面が空気に曝される空気極と、前記空気極から内側に離間して配置された、筒状あるいは前記筒状の一部が欠けた形状の金属極と、を有し、前記金属極の筒状内部は、空間とされており、前記筒状内部の空間と、前記空気極と金属極との間の間隔とは連通しており、前記空間及び前記間隔は、前記ケースに注入された電解液により満たされることを特徴とする。

Claims (9)

  1. ケースと、
    前記ケースの両側に配置された空気極と、
    前記空気極から内側に離間して配置された複数枚の金属極と、を有し、
    前記金属極同士は、間に空間を介して対向していることを特徴とする金属空気電池。
  2. 前記ケースは、複数に分割されており、
    前記金属極は、夫々、別の前記ケースに配置されるとともに、各金属極の少なくとも一方は、前記ケースの対向部よりも内側に配置されており、
    複数の前記ケースが、前記対向部を対向させて組み合わされて、前記金属極の間に前記空間が形成されることを特徴とする請求項1に記載の金属空気電池。
  3. 外側枠体及び前記対向部としての内側枠体を有する第1のケース及び第2のケースと、
    前記第1のケースの前記外側枠体に配置される第1の空気極と、
    前記第1のケースの前記内側枠体側に配置される第1の金属極と、
    前記第2のケースの前記外側枠体に配置される第2の空気極と、
    前記第2のケースの前記内側枠体側に配置される第2の金属極と、を備えており、
    前記第1の金属極と前記第2の金属極のうち、少なくとも一方が、前記内側枠体よりも内側に配置されており、
    前記第1のケースと前記第2のケースとが、前記内側枠体を内側に向けて組み合わされて、前記第1の金属極と前記第2の金属極との間に前記空間が形成されることを特徴とする請求項2に記載の金属空気電池。
  4. 前記空気極は、筒状で形成されており、あるいは前記筒状の一部が欠けた形状であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の金属空気電池。
  5. ケースと、
    前記ケース内に配置された、筒状、あるいは前記筒状の一部が欠けた形状の空気極と、
    前記空気極から内側に離間して配置された、筒状あるいは前記筒状の一部が欠けた形状の金属極と、を有し、
    前記金属極の筒状内部は、空間とされていることを特徴とする金属空気電池。
  6. 前記金属極は、前記ケースから着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の金属空気電池。
  7. 前記金属極には、前記金属極の内側から外側にかけて貫通するスリット、あるいは穴が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の金属空気電池。
  8. 前記金属極は、一端部が前記ケース側に固定された固定端であり、他端部が自由端とされていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の金属空気電池。
  9. 前記金属極を構成する金属は、マグネシウム又はマグネシウム合金であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の金属空気電池。
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