JPWO2017006442A1 - 波動歯車装置および波動発生器 - Google Patents

波動歯車装置および波動発生器 Download PDF

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Abstract

フラット型波動歯車装置(1)の波動発生器(5)は、2つのウエーブベアリング(13、14)の間に配置した挿入部材(15)を有している。挿入部材(15)はプラグ(11)の楕円状外周面(12)に圧入および接着剤によって固定されている。挿入部材(15)の内輪当接部(23)は、ウエーブベアリング(13、14)の内輪(16a、19)に中心軸線(1a)の方向から当接している。フラット型波動歯車装置(1)の動作状態において、ウエーブベアリング(13、14)に作用するスラスト力によって、これらがプラグ(11)に対して、中心軸線(1a)の方向に移動してしまうことを防止できる。

Description

本発明はフラット型と呼ばれる波動歯車装置の波動発生器に関し、複数個、例えば2個のウエーブベアリングを備えた波動発生器に関する。
フラット型の波動歯車装置は、特許文献1に開示されているように、2つの剛性の内歯歯車と、1つの円筒状の可撓性の外歯歯車と、1つの波動発生器とを備えている。波動発生器は、楕円状輪郭の剛性のプラグと、このプラグの楕円状外周面に圧入したウエーブベアリングとを備えている。
波動発生器には、当該波動発生器が軸線方向に移動することを制限する移動制限機構が取り付けられている。移動制限機構は、波動発生器のプラグから軸線方向の両側に突出する部材が、波動発生器の両側に配置したベアリングで支持する、もしくはプレートに当接することで、波動発生器のプラグが軸線方向に移動することを制限している。
フラット型の波動歯車装置の波動発生器としては、2つのウエーブベアリングを備えたものが知られており、非特許文献1に開示されている。2つのウエーブベアリングは、プラグの楕円状外周面に圧入されている。2個のウエーブベアリングを用いることにより、外歯歯車を2つの内歯歯車のそれぞれに対して確実にかみ合わせることができる。
図5に示すように、非特許文献1に開示の波動発生器100では、2個のウエーブベアリング113、114がプラグ111の外周面112に圧入によって固定されている。これらのウエーブベアリング113、114の間にはリテーナ押さえ124が配置されており、双方のウエーブベアリング113、114からボールリテーナ117、121が軸線方向に外れないようにしている。リテーナ押さえ124は、プラグ111の外周面112よりも一回り大きな中心穴を備えたリング状の部材であり、プラグ111および双方のウエーブベアリング113、114に対して遊びのある状態で対峙している。
特開2011−110976号公報
"製品情報,FRシリースコンポーネント"、[online],株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ、[平成27年4月9日検索]、インターネット<URL:1436250763441_0>
ここで、非特許文献1に開示の波動発生器のように、2つのウエーブベアリングがプラグ外周面に圧入された構造の波動発生器においては、次のような解決すべき課題がある。
波動歯車装置においては、機構上、波動発生器にスラスト力が作用する。図5においては矢印A、Bで示すように、動作状態に応じて、反対方向にスラスト力が作用する。ここで、異常な高トルクの下で波動歯車装置を動作させると、波動発生器のウエーブベアリングに大きなスラスト力が作用する。スラスト力がプラグに対する圧力による固定力よりも大きいと、ウエーブベアリングがプラグに対して軸線方向に移動するおそれがある。
ウエーブベアリングの移動は、特許文献1に記載の移動制限機構を用いてプラグの移動を拘束しても、防止することができない。また、装置の部品レイアウトによっては、ウエーブベアリングの両側のスペースに、移動制限機構を配置できない場合もある。
さらに、ウエーブベアリングに作用するスラスト力が、2つのウエーブベアリングを相互に接近させる方向に作用する場合がある。スラスト力によって2つのウエーブベアリングが接近する方向に移動すると、リテーナ押さえを挟み、双方のウエーブベアリングが軸線方向から押し付けられる。この結果、ウエーブベアリングのそれぞれに大きな摺動抵抗が作用し、ウエーブベアリングの円滑な回転が阻害されるおそれがある。
本発明の課題は、スラスト力によるウエーブベアリングの移動を防止あるいは抑制可能な波動発生器、および当該波動発生器を備えた波動歯車装置を提供することにある。
本発明は、外歯歯車を非円形に撓めて、第1、第2内歯歯車のそれぞれに対して部分的にかみ合わせ、前記外歯歯車と前記第1、第2内歯歯車とのかみ合い位置を円周方向に移動させる、波動歯車装置の波動発生器において、
剛性のプラグと、
前記プラグの外周面に形成した非円形外周面と、
前記非円形外周面に圧入した第1、第2ウエーブベアリングと、
挿入部材と
を有しており、
前記第1、第2ウエーブベアリングは、前記プラグの中心軸線の方向に、所定の間隔を開けて配置されており、
前記挿入部材は、前記中心軸線の方向において、前記第1、第2ウエーブベアリングの間に配置されており、
前記挿入部材は、内輪当接部およびリテーナ押さえ部を備えており、
前記内輪当接部は、前記第1、第2ウエーブベアリングのそれぞれの内輪に対して、前記中心軸線の方向から当接しており、
前記リテーナ押さえ部は、前記第1、第2ウエーブベアリングのそれぞれのボールリテーナに対して前記中心軸線の方向から対峙しており、
前記内輪当接部は、前記プラグに一体形成され、あるいは、前記中心軸線の方向に移動しないように、前記プラグの前記外周面に固定されており、
前記リテーナ押さえ部は、前記内輪当接部に一体形成され、あるいは、前記内輪当接部に対して、前記中心軸線の方向に移動しないように、固定されていることを特徴としている。
波動歯車装置を異常な高トルクの下で動作させると、隣り合う第1、第2ウエーブベアリングに大きなスラスト力が作用する。
第1、第2ウエーブベアリングに、中心軸線の方向に沿って、これらを相互に接近させる方向に大きなスラスト力が作用することがある。第1、第2ウエーブベアリングのそれぞれの内輪は、プラグに固定した挿入部材の内輪当接部に対して中心軸線の方向から当接している。したがって、第1、第2ウエーブベアリングは移動することがない。また、第1、第2ウエーブベアリングのボールリテーナのそれぞれに対して、挿入部材のリテーナ押さえ部は中心軸線の方向において適切な位置に保持されるので、双方のボールリテーナがリテーナ押さえ部を挟み、軸線の方向に押し付けた状態に陥ることもない。
第1、第2ウエーブベアリングに、中心軸線の方向に沿って、同一方向に大きなスラスト力が作用することがある。第1、第2ウエーブベアリングに作用するスラスト力は、ウエーブベアリングのそれぞれのプラグに対する圧入部分、および、挿入部材のプラグに対する固定部分によって分担される。よって、第1、第2ウエーブベアリングがスラスト力の作用方向に移動してしまうことを防止あるいは抑制できる。
ここで、第1、第2ウエーブベアリングに、中心軸線の方向に沿って、これらを相互に離す方向に大きなスラスト力が作用することが考えられる。この場合における第1、第2ウエーブベアリングの軸線の方向の移動を阻止するには、例えば、プラグにおける軸線の方向の両側の端面に内輪押さえ板を取り付け、これらの内輪押さえ板を、第1、第2ウエーブベアリングの内輪に対して軸線の方向から当接あるいは対峙させておけばよい。
内輪押さえ板を配置する代わりに、第1、第2ウエーブベアリングの内輪を、プラグの非円形外周面にカシメ固定して、当該内輪の軸線の方向の移動を阻止することも可能である。すなわち、プラグの非円形外周面に第1、第2ウエーブベアリングが圧入された状態において、プラグに対して中心軸線の方向の両側から力を加えることによって当該プラグを変形させ、これによって、第1、第2ウエーブベアリングの内輪を非円形外周面にカシメ固定してもよい。
本発明において、前記内輪当接部を、前記プラグの前記外周面に対して、前記中心軸線の方向から圧入することによって、当該外周面に固定することができる。この場合には、前記リテーナ押さえ部を、前記内輪当接部に一体形成しておくことができる。換言すると、内輪当接部とリテーナ押さえ部を、単一部品として製作して、プラグに圧入して固定することができる。
また、前記内輪当接部を前記プラグに一体形成することができる。この場合には、前記リテーナ押さえ部としてC形止め輪を用いることができる。前記C形止め輪は、前記内輪当接部の外周面に形成した円環状の溝に嵌め込むことによって、当該内輪当接部に固定される。リテーナ押さえ部としてC形止め輪を用いると、リテーナ押さえ部をプラグに形成した内輪当接部に組み付ける作業を簡単に行うことができる。
次に、本発明の波動歯車装置は、
剛性の第1内歯歯車と、
前記第1内歯歯車の隣に同軸に配置された剛性の第2内歯歯車と、
前記第1、第2内歯歯車の内側に同軸に配置され、前記第1、第2内歯歯車にかみ合い可能な可撓性の外歯歯車と、
前記外歯歯車を非円形に撓めて前記第1、第2内歯歯車に対して部分的にかみ合わせ、前記外歯歯車と前記第1、第2内歯歯車とのかみ合い位置を円周方向に移動させる波動発生器と
を有しており、
前記波動発生器は、剛性のプラグ、前記プラグの外周面に形成した非円形外周面、前記非円形外周面に圧入した第1、第2ウエーブベアリング、および、挿入部材を備えており、
前記第1、第2ウエーブベアリングは、前記プラグの中心軸線の方向に、所定の間隔を開けて同軸に配置されており、
前記挿入部材は、前記中心軸線の方向において、前記第1、第2ウエーブベアリングの間に配置されており、
前記挿入部材は、内輪当接部およびリテーナ押さえ部を備えており、
前記内輪当接部は、前記第1、第2ウエーブベアリングのそれぞれの内輪に対して前記中心軸線の方向から当接しており、
前記リテーナ押さえ部は、前記第1、第2ウエーブベアリングのそれぞれのボールリテーナに対して前記中心軸線に沿った方向から対峙しており、
前記内輪当接部は、前記プラグに一体形成され、あるいは、前記中心軸線の方向に移動しないように、前記プラグの前記外周面に固定されており、
前記リテーナ押さえ部は、前記内輪当接部に一体形成され、あるいは、前記内輪当接部に対して、前記中心軸線の方向に移動しないように、固定されていることを特徴としている。
前記内輪当接部を、前記プラグの前記外周面に対して、前記中心軸線の方向から圧入することによって、当該外周面に固定することができる。この場合には、前記リテーナ押さえ部を、前記内輪当接部に一体形成しておくことができる。
前記内輪当接部を前記プラグに一体形成しておくこともできる。この場合には、前記リテーナ押さえ部としてのC形止め輪を、前記内輪当接部の外周面に形成した円環状の溝に嵌め込むことによって、当該内輪当接部に固定することができる。
また、前記プラグにおける前記中心軸線の方向の両側の端面にそれぞれ取り付けた第1、第2内輪押さえ板を有し、前記第1内輪押さえ板と前記内輪当接部との間に前記第1ウエーブベアリングの前記内輪が挟まれ、前記第2内輪押さえ板と前記内輪当接部との間に、前記第2ウエーブベアリングの前記内輪が挟まれていることが望ましい。
この代わりに、前記非円形外周面に圧入された前記第1、第2ウエーブベアリングを、前記プラグに対して前記中心軸線の方向の両側から力を加えることによる当該プラグの変形によって、前記非円形外周面にカシメ固定しておくことも可能である。
本発明を適用したフラット型波動歯車装置を示す縦断面図および正面図である。 図1のフラット型波動歯車装置の部分拡大断面図である。 図1の波動発生器の別の例を示す部分拡大断面図である。 図1の波動発生器の更に別の例を示す部分拡大断面図である。 フラット型波動歯車装置を示す部分拡大断面図である。
発明の実施の形態
以下に、図面を参照して、本発明を適用したフラット型波動歯車装置の実施の形態を説明する。
図1(a)は本実施の形態に係るフラット型波動歯車装置を示す縦断面図であり、図1(b)はその正面図であり、一部を省略してある。フラット型波動歯車装置1は、固定側の内歯歯車2および出力側の内歯歯車3と、円筒状をした可撓性の外歯歯車4と、波動発生器5とを備えている。
内歯歯車2、3は、中心軸線1aの方向に僅かの隙間を空けて、同軸に配列されている。外歯歯車4は内歯歯車2、3の内側に同軸に配置されている。外歯歯車4は内歯歯車2、3を包含する歯幅を備えている。外歯歯車4の外歯4aは、その歯幅方向の一方の側の部分が第1内歯歯車2の内歯2aに対峙し、他方の側の部分が第2内歯歯車3の内歯3aに対峙している。
波動発生器5は、外歯歯車4を非円形、本例では楕円状に撓めて、内歯歯車2、3に対して、楕円形状の長軸Lの位置においてかみ合わせている。波動発生器5が回転すると、外歯歯車4と内歯歯車2、3との間のかみ合い位置が円周方向に移動する。
例えば、固定側の内歯歯車2の歯数に比べて、出力側の内歯歯車3の歯数が2n枚少ない(nは正の整数)。内歯歯車3と外歯歯車4の歯数は同一である。波動発生器5が1回転する間に、外歯歯車4は、固定側の内歯歯車2に対して歯数差分に対応する角度だけ相対回転する。出力側の内歯歯車3は外歯歯車4と一体となって回転する。内歯歯車3の回転が不図示の負荷部材の側に出力される。
図2はフラット型波動歯車装置1の部分拡大断面図である。図1、図2を参照して説明すると、波動発生器5は剛性のプラグ11と、プラグ11の外周面に形成した楕円状外周面12と、楕円状外周面12に中心軸線1aの方向から圧入して接着固定した第1、第2ウエーブベアリング13、14と、これらのウエーブベアリングの間に配置されているリング状の挿入部材15とを備えている。
第1、第2ウエーブベアリング13、14は、楕円状外周面12上において、中心軸線1aの方向に、僅かの間隔を開けて同軸に配列されている。第1ウエーブベアリング13は、内輪16a、外輪16b、これらの間に配置したボールリテーナ17、および、ボールリテーナ17によって円周方向に一定の間隔で転動自在の状態で保持されている複数個のボール18を備えている。第2ウエーブベアリング14も同一構造であり、内輪19、外輪20、ボールリテーナ21およびボール22を備えている。
挿入部材15は、中心軸線1aの方向において、第1、第2ウエーブベアリング13、14の間に位置している。挿入部材15は中心軸線1aの方向において対称な断面形状をしており、その内周側に形成した広幅のリング状の内輪当接部23と、その外周側に一体形成した狭い幅のリング状のリテーナ押さえ部24と、プラグ11の両側の端面の外周側部分に固定した円盤状の内輪押さえ板25、26とを備えている。
挿入部材15の内輪当接部23における中心軸線1aの方向の両側の円環状の端面は、それぞれ、第1、第2ウエーブベアリング13、14の内輪16a、19の円環状の端面にそれぞれ当接している。挿入部材15のリテーナ押さえ部24における中心軸線1aの方向の両側の円環状の端面は、それぞれ、第1、第2ウエーブベアリング13、14のボールリテーナ17、21の円環状の端面に対して僅かの隙間で対峙している。
本例では、挿入部材15の内輪当接部23は、プラグ11の楕円状外周面12に中心軸線1aの方向から圧入されると共に接着剤によって固定されている。これにより、挿入部材15は、中心軸線1aの方向に移動しないように、プラグ11の楕円状外周面12に固定されている。
一方、プラグ11に取り付けた内輪押さえ板25の外周縁部分は、プラグ11の楕円状外周面12から半径方向の外方に僅かに突出しており、第1ウエーブベアリング13の内輪16aの円環状の端面に対峙している。これにより、内輪16aは、中心軸線1aの方向において、挿入部材15の内輪当接部23と第1内輪押さえ板25の外周縁部分との間に挟まれている。同様に、他方の内輪押さえ板26の外周縁部分は、第2ウエーブベアリング14の内輪19の円環状の端面に対峙している。これにより、内輪19は、挿入部材15の内輪当接部23と第2内輪押さえ板26の外周縁部分との間に挟まれている。
フラット型波動歯車装置1の動作状態において、第1、第2ウエーブベアリング13、14にはスラスト力が作用する。第1、第2ウエーブベアリング13、14を相互に接近させる方向にスラスト力が作用した場合には、これらの間に位置する挿入部材15の内輪当接部23がスペーサとして機能して、第1、第2ウエーブベアリング13、14が中心軸線1aの方向に移動することが防止される。
第1、第2ウエーブベアリング13、14に対して同一方向にスラスト力が作用する場合には、スラスト力は、第1、第2ウエーブベアリング13、14の圧入固定部分と、挿入部材15の圧入固定部分によって分担される。よって、第1、第2ウエーブベアリング13、14が中心軸線1aの方向の移動することが防止あるいは抑制される。
第1、第2ウエーブベアリング13、14を相互に離す方向にスラスト力が作用した場合には、これらの中心軸線1aの方向への移動が、これらの両側に位置する内輪押さえ板25、26によって阻止される。このように、第1、第2ウエーブベアリング13、14がプラグ11から中心軸線1aの方向に移動してしまうことを確実に防止できる。
(波動発生器の別の例)
ここで、挿入部材15の内輪当接部23は、圧入および接着剤によってプラグ11に固定されている。この代わりに、挿入部材15の内輪当接部23をプラグ11に一体形成することも可能である。
図3は、挿入部材の内輪当接部がプラグに一体形成されている波動発生器を示す部分拡大断面図である。この図に示す波動発生器5Aの基本構成は上記の波動発生器5と同一であるので、挿入部材15Aについて説明する。
挿入部材15Aは内輪当接部23Aおよびリテーナ押さえ部24Aとを備えている。内輪当接部23Aは、プラグ11の楕円状外周面から半径方向の外方に突出した一定厚さ、一定幅の円環状突起である。リテーナ押さえ部24AはC形止め輪である。C形止め輪は、内輪当接部23Aの円形外周面に形成した円環状の溝23aに嵌め込むことによって、中心軸線1aの方向に移動しないように内輪当接部23Aに固定されている。
挿入部材15Aを備えた波動発生器5Aを用いたフラット型波動歯車装置1Aによっても、上記のフラット型波動歯車装置1と同様な作用効果が得られる。また、C形止め輪を溝23aに嵌め込むだけで良いので、挿入部材15Aをプラグ11の楕円状外周面に圧入する場合に比べて、挿入部材15Aの組み付け作業が容易になる。
次に、上記の波動発生器5、5Aでは、一対の内輪押さえ板25、26を用いて、相互に離す方向に作用するスラスト力による第1、第2ウエーブベアリング13、14の移動を阻止している。このような移動を阻止する機構として、内輪押さえ板25、26を配置する代わりに、第1、第2ウエーブベアリング13、14の内輪16a、19を、プラグ11の楕円状外周面12に対してカシメ固定する機構を採用することができる。
具体的な方法としては、図4に矢印31、32で示すように、プラグ11の両側の端面11a、11bにおける外周縁側の部分に、ポンチ等の工具を用いて中心軸線1aの方向から打痕を付けて、当該プラグ11の楕円状外周面12における両側の部分を変形させ、内輪16a、19を当該楕円状外周面12にカシメ固定する。打痕は、端面11a、11bにおける外周側の部分において、円周方向に等間隔で複数箇所に付ければよい。このように構成した波動発生器5Bを備えた波動歯車装置1Bにおいても、上記の波動発生器5、5Aを用いる場合と同様な作用効果が得られる。
なお、上記の各例では、波動発生器のプラグは楕円状外周面を備え、外歯歯車を楕円状に撓めて、内歯歯車に対して2か所でかみ合わせている。波動発生器のプラグによって、外歯歯車をスリーローブ形状に撓めて、内歯歯車に対して円周方向における3箇所でかみ合わせることも可能である。この場合には、固定側の内歯歯車と外歯歯車の歯数差を、3n(nは正の整数)とすればよい。
波動発生器には、当該波動発生器が軸線方向に移動することを制限する移動制限機構が取り付けられている。移動制限機構は、波動発生器のプラグから軸線方向の両側に突出する部材が、波動発生器の両側に配置したベアリングで支持されることで、もしくはプレートに当接することで、波動発生器のプラグが軸線方向に移動することを制限している。
"製品情報,FRシリースコンポーネント"、[online],株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ、[平成27年4月9日検索]、インターネット<URL:http://www.hds.co.jp/products/lineup/hd/01sr07_fr_2a/>
挿入部材15は、中心軸線1aの方向において、第1、第2ウエーブベアリング13、14の間に位置している。挿入部材15は中心軸線1aの方向において対称な断面形状をしており、その内周側に形成した広幅のリング状の内輪当接部23と、その外周側に一体形成した狭い幅のリング状のリテーナ押さえ部24とを備えている。プラグ11は、その両側の端面の外周側部分に固定した円盤状の内輪押さえ板25、26備えている。

Claims (10)

  1. 外歯歯車を非円形に撓めて、第1、第2内歯歯車のそれぞれに対して部分的にかみ合わせ、前記外歯歯車と前記第1、第2内歯歯車とのかみ合い位置を円周方向に移動させる、波動歯車装置の波動発生器において、
    剛性のプラグと、
    前記プラグの外周面に形成した非円形外周面と、
    前記非円形外周面に圧入した第1、第2ウエーブベアリングと、
    挿入部材と
    を有しており、
    前記第1、第2ウエーブベアリングは、前記プラグの中心軸線の方向に、所定の間隔を開けて配置されており、
    前記挿入部材は、前記中心軸線の方向において、前記第1、第2ウエーブベアリングの間に配置されており、
    前記挿入部材は、内輪当接部およびリテーナ押さえ部を備えており、
    前記内輪当接部は、前記第1、第2ウエーブベアリングのそれぞれの内輪に対して、前記中心軸線の方向から当接しており、
    前記リテーナ押さえ部は、前記第1、第2ウエーブベアリングのそれぞれのボールリテーナに対して前記中心軸線の方向から対峙しており、
    前記内輪当接部は、前記プラグに一体形成され、あるいは、前記中心軸線の方向に移動しないように、前記プラグの前記外周面に固定されており、
    前記リテーナ押さえ部は、前記内輪当接部に一体形成され、あるいは、前記内輪当接部に対して、前記中心軸線の方向に移動しないように、固定されている波動歯車装置の波動発生器。
  2. 前記内輪当接部は、前記プラグの前記外周面に対して、前記中心軸線の方向から圧入することによって、当該外周面に固定されており、
    前記リテーナ押さえ部は、前記内輪当接部に一体形成されている請求項1に記載の波動歯車装置の波動発生器。
  3. 前記内輪当接部は、前記プラグに一体形成されており、
    前記リテーナ押さえ部はC形止め輪であり、
    前記C形止め輪は、前記内輪当接部の外周面に形成した円環状の溝に嵌め込むことによって、当該内輪当接部に固定されている請求項1に記載の波動歯車装置の波動発生器。
  4. 前記プラグにおける前記中心軸線の方向の両側の端面にそれぞれ取り付けた第1、第2内輪押さえ板を有し、
    前記第1内輪押さえ板と前記内輪当接部との間に前記第1ウエーブベアリングの前記内輪が挟まれ、
    前記第2内輪押さえ板と前記内輪当接部との間に、前記第2ウエーブベアリングの前記内輪が挟まれている請求項1に記載の波動歯車装置の波動発生器。
  5. 前記非円形外周面に圧入された前記第1、第2ウエーブベアリングは、前記プラグに対して前記中心軸線の方向の両側から力を加えることによる当該プラグの変形によって、前記非円形外周面にカシメ固定されている請求項1に記載の波動歯車装置の波動発生器。
  6. 剛性の第1内歯歯車と、
    前記第1内歯歯車の隣に同軸に配置された剛性の第2内歯歯車と、
    前記第1、第2内歯歯車の内側に同軸に配置され、前記第1、第2内歯歯車にかみ合い可能な可撓性の外歯歯車と、
    前記外歯歯車を非円形に撓めて前記第1、第2内歯歯車に対して部分的にかみ合わせ、前記外歯歯車と前記第1、第2内歯歯車とのかみ合い位置を円周方向に移動させる波動発生器と
    を有しており、
    前記波動発生器は、剛性のプラグ、前記プラグの外周面に形成した非円形外周面、前記非円形外周面に圧入した第1、第2ウエーブベアリング、および、挿入部材を備えており、
    前記第1、第2ウエーブベアリングは、前記プラグの中心軸線の方向に、所定の間隔を開けて配置されており、
    前記挿入部材は、前記中心軸線の方向において、前記第1、第2ウエーブベアリングの間に配置されており、
    前記挿入部材は、内輪当接部およびリテーナ押さえ部を備えており、
    前記内輪当接部は、前記第1、第2ウエーブベアリングのそれぞれの内輪に対して前記中心軸線の方向から当接しており、
    前記リテーナ押さえ部は、前記第1、第2ウエーブベアリングのそれぞれのボールリテーナに対して前記中心軸線の方向から対峙しており、
    前記内輪当接部は、前記プラグに一体形成され、あるいは、前記中心軸線の方向に移動しないように、前記プラグの前記外周面に固定されており、
    前記リテーナ押さえ部は、前記内輪当接部に一体形成され、あるいは、前記内輪当接部に対して、前記中心軸線に沿った方向に移動しないように、固定されている波動歯車装置。
  7. 前記内輪当接部は、前記プラグの前記外周面に対して、前記中心軸線の方向から圧入することによって、当該外周面に固定されており、
    前記リテーナ押さえ部は、前記内輪当接部に一体形成されている請求項6に記載の波動歯車装置。
  8. 前記内輪当接部は、前記プラグに一体形成されており、
    前記リテーナ押さえ部はC形止め輪であり、
    前記C形止め輪は、前記内輪当接部の外周面に形成した円環状の溝に嵌め込むことによって、当該内輪当接部に固定されている請求項6に記載の波動歯車装置。
  9. 前記プラグにおける前記中心軸線の方向の両側の端面にそれぞれ取り付けた第1、第2内輪押さえ板を有し、
    前記第1内輪押さえ板と前記内輪当接部との間に前記第1ウエーブベアリングの前記内輪が挟まれ、
    前記第2内輪押さえ板と前記内輪当接部との間に、前記第2ウエーブベアリングの前記内輪が挟まれている請求項6に記載の波動歯車装置。
  10. 前記非円形外周面に圧入された前記第1、第2ウエーブベアリングは、前記プラグに対して前記中心軸線の方向の両側から力を加えることによる当該プラグの変形によって、前記非円形外周面にカシメ固定されている請求項6に記載の波動歯車装置。
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