JP2010019286A - 減速装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きな剛性で10〜50程度の中減速比が得られ、外輪の外径寸法をコンパクトに設計できる減速装置を提供することである。
【解決手段】筒部1aに偏心した円筒内径面を有する入力軸1と、複数のカム山2aを外径面に等ピッチで形成した出力軸2と、複数のローラ3を保持するポケット4を設けた環状の保持器部5aを有する中間軸5とを同軸心上に配置し、保持器部5aを円周方向に等分割した分割点の数がカム山2aの数と1つだけ異なる分割点の位置にポケット4を設け、筒部1aの偏心した円筒内径面と出力軸2の外径面のカム山2aとに、各ポケット4に保持されたローラ3を転接させて、カム山2aの1ピッチ分の形状を、入力軸1を回転させて出力軸2がカム山2aの1ピッチ分回転するときに、ポケット4に保持されるローラ3が外接する形状とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、産業用ロボットや自動車用補機等に用いられる減速装置に関する。
産業用ロボットや自動車用補機等に用いられる小型の減速装置として、偏心円板を有する入力軸と、この偏心円板の外径面に転接する複数のローラを円周方向に等ピッチで保持するポケットを設けた環状の保持器部を有する出力軸と、これらのローラが転接する複数のカム山を内径面の円周方向に等ピッチで形成した内歯車とを同軸心上に配置し、ローラの数をカム山の数よりも少なくして、カム山の形状を、入力軸を回転させたときに、ポケットに保持されるローラが偏心円板の外径面に沿って公転する軌跡の外径側包絡線と合致させて、ポケットに保持されたローラの公転を出力軸の回転として出力する減速装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された減速装置では、ローラの数がカム山の数よりも1つ少なく、出力軸は入力軸と逆方向に回転し、入力軸が1回転したときにローラがカム山の1ピッチ分だけ公転して、ローラの数と等しい減速比が得られる。
特公平2−28027号公報
特許文献1に記載された減速装置は、産業用ロボットや自動車用補機等で必要とされる10〜50程度の中減速比が得られ、剛性も大きくすることができるが、トルク伝達時に外輪には円周方向の引張応力が発生し、外輪の円周方向にカム山の数だけ急な肉厚変動があるので、多数の薄肉部に応力集中が発生しやすい。このため、外輪の肉厚を十分に厚く設定する必要があり、外輪の外径寸法が大きくなって、コンパクトな設計が阻害される問題がある。
そこで、本発明の課題は、大きな剛性で10〜50程度の中減速比が得られ、外輪の外径寸法をコンパクトに設計できる減速装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の減速装置は、筒部に偏心した円筒内径面を有する入力軸と、複数のカム山を外径面に等ピッチで形成した出力軸と、前記入力軸の偏心した円筒内径面と前記出力軸のカム山を形成した外径面とに転接する複数のローラを保持するポケットを設けた環状の保持器部を有する中間軸とを同軸心上に配置し、前記環状の保持器部を円周方向に等ピッチで分割したときの分割点の数が、前記カム山の数と1つだけ異なる分割点の全ての位置または一部の間引いた位置に、前記ローラを保持するポケットを設けて、前記カム山の1ピッチ分の形状を、前記入力軸を回転させて前記出力軸がカム山の1ピッチ分回転するときに、前記ポケットに保持されるローラが外接する形状とした構成を採用した。
すなわち、入力軸の筒部に偏心した円筒内径面を設け、その内径側に配置した出力軸の外径面にカム山を形成して、これらの間に中間軸の保持器部のポケットに保持したローラを転接させるようにし、環状の保持器部を円周方向に等ピッチで分割したときの分割点の数が、カム山の数と1つだけ異なる分割点の全ての位置または一部の間引いた位置に、ローラを保持するポケットを設けて、カム山の1ピッチ分の形状を、入力軸を回転させて出力軸がカム山の1ピッチ分回転するときに、ポケットに保持されるローラが外接する形状とすることにより、外輪が円周方向で偏心による1周期だけの緩やかな肉厚変動を有するものとして、大きな剛性で10〜50程度の中減速比が得られ、外輪の外径寸法をコンパクトに設計できるようにした。
前記保持器部のローラを保持するポケットを、前記分割点の一部の間引いた位置に設け、この間引き間隔を円周方向で均等にすることにより、出力軸の回転バランスを良好に保って、ポケットの加工数とローラの組込み数を減らすことができる。
前記保持器部の分割点の数を前記カム山の数よりも1つだけ少なくすることにより、各段の減速装置の出力軸を入力軸と同方向に回転させることができる。分割点の数がカム山の数よりも1つだけ少ない場合は、後の図2に示すように、入力軸1が時計回りに回転し、偏心した円筒内径面とカム山2aが形成された出力軸2の外径面との環状空間の極大部Aが時計回りに0°(12時)の位置、極小部Bが180°(6時)の位置にあるとすると、入力軸1の回転に伴って、極大部Aと極小部Bは時計回りに移動し、環状空間の右半分は広くなる傾向、環状空間の左半分は狭くなる傾向となる。このため、環状空間の右半分に存在するローラ3はカム山2aを上る外径方向へ、環状空間の左半分に存在するローラ3はカム山2aを下る内径方向へ相対移動し、図中に矢印で示すように、出力軸2は入力軸1と同じ時計回りに回転する。
なお、分割点の数をカム山の数よりも1つだけ多くした場合は、後の図3に示すように、入力軸1の回転方向と環状空間の極大部Aおよび極小部Bの位置を図2の場合と同じ設定とすると、同様に、環状空間の右半分に存在するローラ3はカム山2aを上る外径方向へ、環状空間の左半分に存在するローラ3はカム山2aを下る内径方向へ相対移動し、この場合は、図中に矢印で示すように、出力軸2は入力軸1と逆の反時計回りに回転する。
前記減速装置を軸方向に直列に複数段に配列し、隣接する前段の減速装置の前記出力軸の出力端側に、前記偏心した円筒内径面を有する筒部を設けて、その後段の減速装置の入力軸とすることにより、簡単に減速比を増大させることができる。
前記隣接する前段の減速装置とその後段の減速装置の前記中間軸のポケット間に位相差を付与し、これらの中間軸を互いに反対回りにねじるように付勢することにより、前段の出力軸で後段の入力軸となる一体の出入力軸の回転方向がたを解消し、延いては、複数段の減速装置の回転方向がたを低減することができる。
前記入力軸の円筒内径面を、前記筒部に内嵌した転がり軸受の内輪の内径面で形成することにより、ローラと円筒内径面とのスリップを少なくして、ローラと円筒内径面の摩耗を抑制することができる。
前記転がり軸受を針状ころ軸受とすることにより、径方向寸法をコンパクトに設計することができる。
前記出力軸のカム山を形成した外径部を軸方向に分割して、分割した一方の外径部を別体のカム山部材とし、分割した他方の外径部との間に軸方向で弾性部材を介在させて、このカム山部材のカム山と前記他方の外径部のカム山との間に位相差を設けることにより、ローラを位相差のある2つのカム山で挟み込むようにして、減速装置の回転方向がたを低減することができる。
本発明の減速装置は、入力軸の筒部に偏心した円筒内径面を設け、その内径側に配置した出力軸の外径面にカム山を形成して、これらの間に中間軸の保持器部のポケットに保持したローラを転接させるようにし、環状の保持器部を円周方向に等ピッチで分割したときの分割点の数が、カム山の数と1つだけ異なる分割点の全ての位置または一部の間引いた位置に、ローラを保持するポケットを設けて、カム山の1ピッチ分の形状を、入力軸を回転させて出力軸がカム山の1ピッチ分回転するときに、ポケットに保持されるローラが外接する形状としたので、大きな剛性で10〜50程度の中減速比が得られ、外輪の外径寸法をコンパクトに設計することができる。
前記保持器部のローラを保持するポケットを、分割点の一部の間引いた位置に設け、この間引き間隔を円周方向で均等にすることにより、出力軸の回転バランスを良好に保って、ポケットの加工数とローラの組込み数を減らすことができる。
前記保持器部の分割点の数をカム山の数よりも1つだけ少なくすることにより、各段の減速装置の出力軸を入力軸と同方向に回転させることができる。
前記減速装置を軸方向に直列に複数段に配列し、隣接する前段の減速装置の出力軸の出力端側に、偏心した円筒内径面を有する筒部を設けて、その後段の減速装置の入力軸とすることにより、簡単に減速比を増大させることができる。
前記隣接する前段の減速装置とその後段の減速装置の中間軸のポケット間に位相差を付与し、これらの中間軸を互いに反対回りにねじるように付勢することにより、前段の出力軸で後段の入力軸となる一体の出入力軸の回転方向がたを解消し、延いては、複数段の減速装置の回転方向がたを低減することができる。
前記入力軸の円筒内径面を、筒部に内嵌した転がり軸受の内輪の内径面で形成することにより、ローラと円筒内径面とのスリップを少なくして、ローラと円筒内径面の摩耗を抑制することができる。
前記転がり軸受を針状ころ軸受とすることにより、径方向寸法をコンパクトに設計することができる。
前記出力軸のカム山を形成した外径部を軸方向に分割して、分割した一方の外径部を別体のカム山部材とし、分割した他方の外径部との間に軸方向で弾性部材を介在させて、このカム山部材のカム山と他方の外径部のカム山との間に位相差を設けることにより、ローラを位相差のある2つのカム山で挟み込むようにして、減速装置の回転方向がたを低減することができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。図1および図2は、第1の実施形態を示す。この減速装置は、内径面が偏心した筒部1aを有する入力軸1と、複数のカム山2aを外径面に等ピッチで形成した出力軸2と、複数のローラ3を保持するポケット4を設けた環状の保持器部5aを有する中間軸5とを同軸心上に配置し、偏心した筒部1aの内径面に内嵌した針状ころ軸受6の内輪6aの円筒内径面と出力軸2の外径面のカム山2aとに、各ポケット4に保持されたローラ3を転接させたものであり、保持器部5aを円周方向に等ピッチで分割したときの分割点の数Nが、カム山2aの数よりも1つだけ少なくなる分割点の全ての位置に、ローラ3を保持するポケット4が設けられ、カム山2aの1ピッチ分の形状が、入力軸1を回転させて出力軸2がカム山2aの1ピッチ分回転するときに、ポケット4に保持されるローラ3が外接する形状となっている。この実施形態では、ポケット4とローラ3の数、すなわち分割点の数Nが15、カム山2aの数が16とされている。なお、中間軸5は外向きに張り出す円環部5bを固定されて、回り止めされるようになっている。
以下に、上述した減速装置の減速メカニズムを説明する。図2に示したように、入力軸1が時計回りに回転し、偏心した内輪6aの円筒内径面とカム山2aが形成された出力軸2の外径面との環状空間の極大部Aが時計回りに0°の位置、極小部Bが180°の位置にあるとすると、入力軸1の回転に伴って、極大部Aと極小部Bは時計回りに移動し、環状空間の右半分は広くなる傾向、環状空間の左半分は狭くなる傾向となる。このため、環状空間の右半分に存在するローラ3はカム山2aを上る外径方向へ、環状空間の左半分に存在するローラ3はカム山2aを下る内径方向へ相対移動し、図中に矢印で示すように、出力軸2は入力軸1と同じ時計回りに回転する。
この実施形態では、分割点の数Nがカム山2aの数よりも1つだけ少ないので、入力軸1が1回転すると出力軸2はカム山2aの1ピッチ分だけ時計回りに回転し、入力軸1と出力軸2の減速比は、カム山2aの数と等しくなる。
図3は、第1の実施形態の変形例を示す。この変形例では、保持器部5aの分割点の数Nが15、カム山2aの数が14とされ、分割点の数Nがカム山2aの数よりも1つだけ多くなっており、第1の実施形態のものと同様に、全ての分割点にローラ3を保持するポケット4が設けられている。図2と同様に、入力軸1が時計回りに回転し、偏心した内輪6aの円筒内径面とカム山2aが形成された出力軸2の外径面との環状空間の極大部Aが時計回りに0°の位置、極小部Bが180°の位置にあるとすると、環状空間の右半分は広くなる傾向、環状空間の左半分は狭くなる傾向となり、環状空間の右半分に存在するローラ3はカム山2aを上る外径方向へ、環状空間の左半分に存在するローラ3はカム山2aを下る内径方向へ相対移動し、この変形例では、図中に矢印で示すように、出力軸2は入力軸1と逆の反時計回りに回転する。
図4は、第2の実施形態を示す。この減速装置は、基本的な構成は第1の実施形態のものと同じであり、前記分割点の数Nを15とした保持器部5aの分割点の一部に、2つおきに間引いてローラ3を保持するポケット4が、円周方向に均等な間引き間隔で5箇所に設けられている点が異なる。その他の部分は同じであり、減速特性も第1の実施形態のものと同じである。
上述した第2の実施形態では、分割点の数N(=15)を、その約数である3で除して、保持器部のポケットを均等な間引き間隔で5箇所に設けたが、別の約数である5で除して3箇所に設けることもできる。分割点の数Nが他の数である場合も、その約数で除した数の箇所に、保持器部のポケットを均等な間引き間隔で設けるとよい。
図5および図6は、第3の実施形態を示す。この減速装置は、第1の実施形態の減速装置を軸方向に直列に2段に配列し、1段目の減速装置の出力軸2の出力端側に偏心した内径面を有する筒部11aを設けて、2段目の減速装置の入力軸11としたものであり、筒部11aの内径面に針状ころ軸受6が内嵌され、その内輪6aの円筒内径面と2段目の出力軸12の外径面のカム山12aとに、2段目の中間軸15の保持器部15aのポケット14に保持された複数のローラ13が接触している。1段目と2段目の減速装置のカム山2a、12aとポケット4、14は互いに同数とされ、いずれもカム山2a、12aの数がポケット4、14の数よりも1つだけ多くなっている。なお、1段目と2段目のカム山2a、12aの数とポケット4、14の数は、互いに同数でなく異なる数としてもよい。
図6(a)、(b)に示すように、前記1段目と2段目の中間軸5、15は、保持器部5a、15aのポケット4、14間に位相差が設けられ、1段目の中間軸5は時計回りに、2段目の中間軸15は反時計回りに、互いに反対回りにねじるように、それぞれの円環部5b、15bで付勢されている。したがって、1段目の出力軸2で2段目の入力軸11となる一体の出入力軸の回転方向がたが解消され、延いては、2段の減速装置の回転方向がたが低減される。
図7および図8は、第4の実施形態を示す。この減速装置は、基本的な構成は第1の実施形態のものと同じであり、前記出力軸2のカム山2aを設けた外径部が軸方向で分割され、分割された別体のカム山部材7aが他方の一体外径部7bとの間に軸方向で弾性部材としてのゴムリング8を介在させて突き合わされ、カム山部材7aのカム山2aと一体外径部7bのカム山2aとの間に小さな位相差が設けられている点が異なる。この実施形態では、ローラ3を位相差のある2つのカム山2aで挟み込むようにして、減速装置の円周方向がたを低減することができる。
図9および図10は、第4の実施形態の変形例を示す。この変形例では、前記分割された別体のカム山部材7aと一体外径部7bとの対向面に、円周方向に延びる円弧溝9を設け、これらの円弧溝9にコイルばね10を収納して、カム山部材7aのカム山2aと一体外径部7bのカム山2aとの間に位相差を設け、コイルばね10の復元力によって、ローラ3を位相差のある2つのカム山2aで挟み込むようにしている。なお、コイルばね10を収納する各円弧溝9は、円周方向の複数箇所に設けてもよい。
第1の実施形態の減速装置を示す縦断面図 図1のII−II線に沿った断面図 図2の変形例を示す断面図 第2の実施形態の減速装置を示す横断面図 第3の実施形態の減速装置を示す縦断面図 a、bは、それぞれ図5のVIa−VIa線とVIb−VIb線に沿った断面図 第4の実施形態の減速装置を示す縦断面図 図7の要部を拡大して示す断面図 図7の変形例を示す縦断面図 図9のX−X線に沿った断面図
符号の説明
1、11 入力軸
1a、11a 筒部
2、12 出力軸
2a、12a カム山
3、13 ローラ
4、14 ポケット
5、15 中間軸
5a、15a 保持器部
5b、15b 円環部
6 針状ころ軸受
6a 内輪
7a カム山部材
7b 一体外径部
8 ゴムリング
9 円弧溝
10 コイルばね

Claims (8)

  1. 筒部に偏心した円筒内径面を有する入力軸と、複数のカム山を外径面に等ピッチで形成した出力軸と、前記入力軸の偏心した円筒内径面と前記出力軸のカム山を形成した外径面とに転接する複数のローラを保持するポケットを設けた環状の保持器部を有する中間軸とを同軸心上に配置し、前記環状の保持器部を円周方向に等ピッチで分割したときの分割点の数が、前記カム山の数と1つだけ異なる分割点の全ての位置または一部の間引いた位置に、前記ローラを保持するポケットを設けて、前記カム山の1ピッチ分の形状を、前記入力軸を回転させて前記出力軸がカム山の1ピッチ分回転するときに、前記ポケットに保持されるローラが外接する形状とした減速装置。
  2. 前記保持器部のローラを保持するポケットを、前記分割点の一部の間引いた位置に設け、この間引き間隔を円周方向で均等にした請求項1に記載の減速装置。
  3. 前記保持器部の分割点の数を前記カム山の数よりも1つだけ少なくした請求項1または2に記載の減速装置。
  4. 前記減速装置を軸方向に直列に複数段に配列し、隣接する前段の減速装置の前記出力軸の出力端側に、前記偏心した円筒内径面を有する筒部を設けて、その後段の減速装置の入力軸とした請求項1乃至3のいずれかに記載の減速装置。
  5. 前記隣接する前段の減速装置とその後段の減速装置の前記中間軸のポケット間に位相差を付与し、これらの中間軸を互いに反対回りにねじるように付勢した請求項4に記載の減速装置。
  6. 前記入力軸の円筒内径面を、前記筒部に内嵌した転がり軸受の内輪の内径面で形成した請求項1乃至5のいずれかに記載の減速装置。
  7. 前記転がり軸受を針状ころ軸受とした請求項6に記載の減速装置。
  8. 前記出力軸のカム山を形成した外径部を軸方向に分割して、分割した一方の外径部を別体のカム山部材とし、分割した他方の外径部との間に軸方向で弾性部材を介在させて、このカム山部材のカム山と前記他方の外径部のカム山との間に位相差を設けた請求項1乃至7のいずれかに記載の減速装置。
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