JPWO2017002345A1 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2017002345A1
JPWO2017002345A1 JP2017526173A JP2017526173A JPWO2017002345A1 JP WO2017002345 A1 JPWO2017002345 A1 JP WO2017002345A1 JP 2017526173 A JP2017526173 A JP 2017526173A JP 2017526173 A JP2017526173 A JP 2017526173A JP WO2017002345 A1 JPWO2017002345 A1 JP WO2017002345A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
storage chamber
insulating material
component storage
vacuum heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017526173A
Other languages
English (en)
Inventor
翔太 垣内
翔太 垣内
智弘 藤田
智弘 藤田
修平 杉本
修平 杉本
美桃子 井下
美桃子 井下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Publication of JPWO2017002345A1 publication Critical patent/JPWO2017002345A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D19/00Arrangement or mounting of refrigeration units with respect to devices or objects to be refrigerated, e.g. infrared detectors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/06Walls
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/08Parts formed wholly or mainly of plastics materials

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

凹凸が存在している部分であっても、信頼性を低下させることなく真空断熱材の配置を可能として断熱性を高めるとともに、部品収納室が設置される部分の断熱性も向上させて、しかもその断熱性能を安定化させて、省エネルギ性が高く庫内容積も大きくできる冷蔵庫を提供する。部品収納室(111)に収納された発熱部品(17,15)と、部品収納室と貯蔵室(6)との間に設けられた真空断熱材(55)とを備え、部品収納室は、壁面に発熱部品が取り付けられるための凹凸部(18)を有し、凹凸部が設けられた壁面の裏側の壁面にスペーサ部材(21)が配設され、スペーサ部材は凹凸部に沿った凹凸形状を有する面を備えるとともに、前記凹凸形状に沿った面とは反対側の面が実質的に平面形状を有し、真空断熱材は前記平面形状を有する面に設置されている。内箱(3)または外箱(2)の真空断熱材と対向する部分に、空気抜き孔(26)が設けられている。

Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に本体の断熱構成に関する。
一般に冷蔵庫の本体は、内箱と外箱との間に発泡断熱材が充填されて構成されている。さらに最近では、内箱と外箱との間に真空断熱材が配置されて、断熱性を高めている。また、本体の適所、例えば上部後方には、部品収納室が設けられ、部品収納室に本体内の冷蔵室等を冷却する冷凍サイクルの圧縮機および凝縮器等が組み込まれて構成されている(例えば、特許文献1参照)。
図20Aおよび図20Bは、特許文献1に記載されている冷蔵庫の断面構成を示す。図20Aおよび図20Bに示す冷蔵庫555は、本体500内に冷蔵室501、冷凍室502および野菜室503等を有するとともに、本体500の上部後方に部品収納室504が設けられている。部品収納室504には、冷蔵室501、冷凍室502および野菜室503等を冷却する冷凍サイクルを構成する圧縮機505および凝縮器等が配置されている。
本体500は、内箱506と外箱507との間に真空断熱材508が配置されているとともに、発泡ウレタン等からなる発泡断熱材509が充填されて構成されており、断熱性が発揮される。
しかしながら、上記のような従来の冷蔵庫は、圧縮機および凝縮器が設置される部品収納室の壁面に、これらの部品を取り付けるため凹凸が形成されており、この凹凸が形成されている部分に真空断熱材を設置し難いという問題がある。
すなわち、真空断熱材が配置される部分に凹凸が存在していると、この凹凸が真空断熱材に接して真空断熱材の外被袋を破袋してしまう虞があり、真空断熱材を設置しても真空断熱材本来の断熱性が得られず、信頼性に欠けるという問題がある。
このため、凹凸のある部分は、発泡断熱材のみによる断熱構成となっており、外部からの熱が侵入しやすく、熱侵入を効率よく抑制して省エネルギ性を向上させる際の障害の一つとなっている。
また、凹凸が存在する部品収納室からの熱侵入を少なくすべく、凹凸のある部分は、内箱と外箱との間に充填された発泡断熱材の厚み、すなわち部品収納室の壁厚を、他の部分の壁厚よりも厚くする等の構造を有するよう構成されているため、その分本体内の庫内容積を減じる等の問題が生じる。
上述したような問題は、部品収納室に限らず例えば制御ユニット等の各種部品の設置部であっても、これらの部品を設置するための凹凸が存在する部分であれば生じる可能性がある。特に、凹凸を必要とする部品が、熱を発生するものであって、しかもその発生熱量が比較的大きなものである圧縮機および凝縮器などの場合、このような部品が設置される部品収納室においては、上記のような問題の影響は大きく、省エネルギ性向上および庫内容積確保に対して大きな障害となっている。
また、上記のように構成された冷蔵庫555は、本体500の側面、背面および天面のいずれにも真空断熱材508が配置されているが、圧縮機505および凝縮器が設置されている部品収納室504と、冷蔵室501との間は、発泡断熱材509のみによる断熱構成となっている。
これは、部品収納室504自体が狭く、部品収納室504と冷蔵室501との間の面積が小さいため、真空断熱材508を設けるより、凹凸部が形成されている部分の発泡断熱材509の厚みを他の部分より厚くした断熱構造とする方がコストパフォーマンス的に好ましいからである。
しかしながら、昨今、冷蔵庫に対する省エネルギ性向上の要求は一層厳しくなり、圧縮機による冷却運転の効率化等による省エネルギ化推進はもちろん、本体500自体の断熱性もさらに向上させて省エネルギを推進する必要性に迫られている。
特開2013−50267号公報
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであり、凹凸が存在している部分であっても、信頼性を低下させることなく真空断熱材の配置を可能として断熱性を高めるとともに、部品収納室が設置される部分の断熱性も向上させて、しかもその断熱性能を安定化させて、省エネルギ性が高く庫内容積も大きくできる冷蔵庫を提供する。
具体的には、本発明の実施の形態の一例による冷蔵庫は、内箱および外箱を有する本体と、内箱および外箱の間に配設された発泡断熱材と、本体に設けられた貯蔵室および部品収納室と、部品収納室に収納された発熱部品と、部品収納室と貯蔵室との間に設けられた真空断熱材とを備える。部品収納室は、壁面に発熱部品が取り付けられるための凹凸部を有し、凹凸部が設けられた壁面の裏の壁面には、スペーサ部材が設けられている。スペーサ部材は、凹凸部の凹凸形状に沿った形状を有する面を備えるとともに、凹凸部の凹凸形状に沿った形状を有する面とは反対側の面が実質的に平面形状を有する。真空断熱材は、スペーサ部材の実質的に平面形状を有する面に設置されている。また、内箱または外箱の真空断熱材と対向する部分には、空気抜き孔が設けられている。
このような構成により、本体を構成する内箱或いは外箱の壁面に存在する凹凸部によって真空断熱材の外被袋が破袋されるようなことを防止できる。また、凹凸部が存在する部分であっても信頼性を損なうことなく真空断熱材が設置されることができ、断熱性を向上させることができる。さらに、凹凸部が形成されている内箱或いは外箱の壁厚も、従来に比べ薄くすることができる。加えて、本体の内箱または外箱の真空断熱材と対向する部分に空気抜き孔が設けられているため、真空断熱材およびスペーサ部材が新設されることにより発泡断熱材が充填される空間が狭くなっても、発泡断熱材が発泡充填されるとき、発泡断熱材充填空間内の空気は、空気抜き孔に向かってスムーズに流れ、発泡断熱材が発泡しながら円滑に空間内を進行することができる。これにより、凹凸部にボイドが生じることを防止でき、発泡断熱材自体の断熱性能のばらつきを抑制して、凹凸部を有する部品収納室の壁の断熱性能を安定化させることができる。
また、本発明の実施の形態の一例による冷蔵庫は、本体の部品収納室と貯蔵室との間に、真空断熱材が配置され、真空断熱材は、部品収納室に設置された発熱部品の貯蔵室の壁面への投影面より大きい面積を有するよう構成されていてもよい。
このような構成により、本体の部品収納室に設置された圧縮機等の発熱部品からの輻射熱を真空断熱材によってより確実に断熱でき、本体全体としての断熱性を高めて省エネルギ性を向上させることができる。しかも、部品収納室と貯蔵室との間に、真空断熱材が設けられることによって、部品収納室と貯蔵室との間の壁厚を従来よりも薄くすることができ、本体内の内容積を拡充することができる。
また、本発明の実施の形態の一例による冷蔵庫は、空気抜き孔が、本体の内箱または外箱の真空断熱材と対向する部分の実質的に中心部分に位置するよう配設されていてもよい。
このような構成により、発泡断熱材の発泡充填時に、真空断熱材と対向する狭い発泡断熱材充填空間の全域にわたって真空断熱材の外周部分から中心部分に向かって空気が抜けて発泡断熱材の発泡が進行していくので、発泡断熱材充填空間全域にわたってボイド発生を抑えることができ、断熱性能の安定化が促進され、省エネルギ性を向上することができる。
また、本発明の実施の形態の一例による冷蔵庫は、空気抜き孔が、環状に配列形成され、環状に配列形成された空気抜き孔で囲まれた部分には、補助断熱材が配置されていてもよい。
このような構成により、空気抜き孔の中央部付近でボイドが発生するようなことがあっても、このボイドが発生した部分は補助断熱材によって断熱されるので、ボイドによる断熱性能の低下の影響を排除することができ、断熱性能の確固たる安定化を実現してより確実に省エネルギ性を向上させることができる。
また、本発明の実施の形態の一例による冷蔵庫は、部品収納室が、本体の上部後方に設けられていてもよい。
このような構成により、部品収納室内に比較的温度が高くなる圧縮機或いは凝縮器等が設置されていても、部品収納室からの熱を信頼性を低下させることなく効率よく断熱し、かつ、壁厚を薄型化することができる。これにより、冷蔵庫の省エネルギ性および庫内容積拡充効果を高いものとすることができる。
また、本発明の実施の形態の一例による冷蔵庫は、部品収納室が、隣接する貯蔵室と、縦方向の壁面および横方向の壁面の少なくとも二面で対向するように配設され、真空断熱材は、この少なくとも二面に沿うように実質的にL字状に折り曲げられて形成され、スペーサ部材に貼り付けられ固定されていてもよい。
このような構成により、部品収納室の縦方向の壁(縦壁)および横方向の壁(横壁)の少なくとも二面で断熱性を向上させることができるとともに、部品収納室の縦壁および横壁それぞれに個別の真空断熱材を設置する場合に比べ、生産性を向上させることができる。したがって、生産コストをさらに抑制することができる。しかも、L字状に折り曲げられた真空断熱材は、テープ等によってスペーサ部材に貼り付けられ固定されているため、スプリングバックによって発泡断熱材充填空間を狭めるようなことがなく、発泡断熱材の流動性を安定させてボイド発生抑制効果を上げることができ、断熱性能をより確実に安定化させることができる。
また、本発明の実施の形態の一例による冷蔵庫は、スペーサ部材の実質的に平面形状を有する面の外周部に、凸部が設けられ、凸部によって真空断熱材が位置規制されるよう構成されていてもよい。
このような構成により、スペーサ部材に設置される真空断熱材が、発泡断熱材の流動および発泡によってずれ動くことを確実に防止できる。また、このような構成により、内箱または外箱の真空断熱材と対向する位置に設けられた空気抜き孔が、真空断熱材で狭められた発泡断熱材充填空間の実質的に中央部に確実に位置させることができるため、ボイド発生を効率よく抑制することができる。これにより、断熱性能をさらに確実に安定化させることができる。しかも、真空断熱材のずれ動きによって生じる損傷破袋も確実に防止でき、断熱性能の安定化がさらに促進され信頼性を向上させることができる。
また、本発明の実施の形態の一例による冷蔵庫は、凸部が、スペーサ部材の外周部に形成されるとともに、凸部の表面と、スペーサ部材に設置されたときの真空断熱材の外側の表面とが、実質的に同一表面を形成するよう凸部の高さが設定されていてもよい。
このような構成により、真空断熱材の表面を流動する発泡断熱材はスムーズに流れ、真空断熱材とスペーサ部材との間に段差等がある場合等に生じやすい流動性の低下により発生しがちなボイドをも抑制できる。したがって、設計通りの高い断熱性能を安定的に確保でき、断熱性能をさらに安定化させることができる。
また、本発明の実施の形態の一例による冷蔵庫は、スペーサ部材が、発泡スチロールで形成されていてもよい。
このような構成により、スペーサ部材は、本体の内箱または外箱に形成された凹凸部の形状が複雑なものであっても、成型によって凹凸部の形状に沿う形に容易に製造されることができる。また、スペーサ部材自体も断熱性を持つことになるため、真空断熱材および発泡断熱材の断熱効果と合わさってより高い断熱性を安定的に発揮させることができる。これにより、コストダウンを図りつつ省エネルギ性および庫内容積拡充効果をさらに高いレベルで実現することができる。
また、本発明の実施の形態の一例による冷蔵庫は、真空断熱材が、部品収納室に設置された発熱部品の、部品収納室と隣接する貯蔵室の壁面への投影面積より大きい面積を有するよう構成されていてもよい。
このような構成により、本体の部品収納室に設置された圧縮機等の発熱部品からの輻射熱を真空断熱材によってより確実に断熱でき、本体全体としての断熱性を高めて省エネルギ性を向上させることができる。しかも、真空断熱材が部品収納室と貯蔵室との間に設けられたことによって、部品収納室と貯蔵室との間の壁厚を従来よりも薄くすることができ、本体内の内容積を拡充することができる。
また、本発明の実施の形態の一例による冷蔵庫は、真空断熱材が、発熱部品の、部品収納室と隣接する貯蔵室の壁面への投影面積と実質的に同じ面積を有する部分より、発熱部品の部品収納室と隣接する貯蔵室の壁面への投影面積と実質的に同じ面積を有する部分以外の部分の方が大きい面積を有するよう構成されていてもよい。
このような構成により、発熱部品からの輻射熱を受けて温度が高くなる真空断熱材の、発熱部品投影面積と同じ面積を有する部分の熱が、真空断熱材の発熱部品投影面積と同じ面積を有する部分以外の部分に伝導拡散するため、真空断熱材を低温化することができ、真空断熱材の断熱効果を高め、省エネルギ性をさらに向上させることができる。
また、本発明の実施の形態の一例による冷蔵庫は、部品収納室が、発熱部品を冷却する冷却ファンを備え、真空断熱材が、少なくとも発熱部品を冷却した後の空気が流れる部分を覆う大きさを有するよう構成されていてもよい。
このような構成により、真空断熱材は、発熱部品からの輻射熱のみならず、部品収納室内に存在する比較的温度の高い空気、すなわち、発熱部品を冷却した後の比較的温度の高い空気の熱も断熱することができ、省エネルギ性をさらに高めることができる。
また、本発明の実施の形態の一例による冷蔵庫は、真空断熱材は、部品収納室の横幅と実質的に同じ大きさの幅を有するよう構成されていてもよい。
このような構成により、圧縮機等を含む部品収納室内の発熱部品からの輻射熱を断熱することができるとともに、部品収納室の横幅ほぼ一杯に設けられた真空断熱材が、断熱性能をさらに高め、部品収納室の強度、ひいては本体の強度を向上させることができる。また、発泡断熱材充填前の本体搬送時等に本体が変形することを防止することもでき、品質向上を図ることもできる。
また、本発明の実施の形態の一例による冷蔵庫は、凹凸部は、発熱部品が取り付けられる部品取付部を有していてもよい。
このような構成により、部品収納室と貯蔵室との間に配置された真空断熱材が、部品収納室の壁面に存在する凹凸部によって破袋されるようなことがなくなり、凹凸部が存する部分であっても信頼性を損なうことなく真空断熱材が設置されることができるため、断熱性を向上させることができる。しかも、本体の壁厚を従来に比べ薄くすることができ、本体の内容積を拡充することもできる。
また、本発明の実施の形態の一例による冷蔵庫は、部品収納室が、部品収納室ケースをさらに有し、部品収納室ケースに凹凸部が設けられるとともに、部品収納室は、外箱の上部に設けられた切欠き部に部品収納室ケースが装着されることにより本体に配置されていてもよい。また、本発明の実施の形態の一例による冷蔵庫は、スペーサ部材および真空断熱材が、部品収納室ケースに装着されて部品収納室ケースと一体化されユニット化されていてもよい。
このような構成により、外箱に部品収納室ケースを取り付けるだけでスペーサ部材および真空断熱材も設置することができる。すなわち、部品収納室ケースを単独で外箱に取付けたのち、部品収納室ケースにスペーサ部材と真空断熱材とを個別に装着させるような場合に比べ、迅速かつ容易に、スペーサ部材および真空断熱材が設置されることができ、生産性を向上させ、生産コストを下げることができる。
図1は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の断面図である。 図3は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の背面斜視図である。 図4は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室が設けられている部分を示す分解斜視図である。 図5は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の内箱および部品収納室ケースを示す背面分解斜視図である。 図6は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室が設けられている部分を背面から見た正面図である。 図7は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室が設けられている部分を示す拡大斜視図である。 図8は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室が図7の10−10線で切断された部分の斜視図である。 図9は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室が図7の11−11線で切断された部分の斜視図である。 図10は、図7の10−10線断面図である。 図11は、図7の11−11線断面図である。 図12は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室ケースユニットを示す斜視図である。 図13は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室ケースユニットを示す分解斜視図である。 図14Aは、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室ケースユニットの分解斜視図である。 図14Bは、本発明の実施の形態の部品収納室ケースユニットの図14Aとは反対側から見た分解斜視図である。 図15は、本発明の実施の形態の冷蔵庫のスペーサ部材と真空断熱材との断面図である。 図16は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室に設置された真空断熱材の位置関係を示す正面図である。 図17は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室部分における空気抜き構成を示す拡大断面図である。 図18は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室部分における発泡断熱材の充填材流れ(空気抜き流れ)を説明するための概略図である。 図19は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室部分における発泡断熱材の充填材流れ(空気抜き流れ)を冷蔵室内面側から示す拡大断面図である。 図20Aは、従来の冷蔵庫の横断面図である。 図20Bは、従来の冷蔵庫の正面断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の斜視図、図2は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の断面図、および、図3は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の背面斜視図である。また、図4は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室が設けられている部分を示す分解斜視図であり、図5は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の内箱および部品収納室ケースを示す背面分解斜視図である。
図1〜図5において、冷蔵庫200の本体1は、図2に示すように主に鋼板が用いられた外箱2と、ABSなどの硬質樹脂で成型された内箱3とを有する。外箱2と内箱3との間には、硬質発泡ウレタン等の発泡断熱材4が充填されている。また、本体1の外箱2と内箱3との間、より具体的には、外箱2と内箱3との間の側面、背面および天面に、真空断熱材5が配置されている。
本体1の内部には、冷蔵室6、冷凍室7および野菜室8等の複数の貯蔵室が設けられており、複数の貯蔵室それぞれの開口部には、開閉自在な扉9が設けられている。また、本体1内には、冷蔵室6、冷凍室7および野菜室8等に冷気を供給するダクトが設けられている。冷蔵室6に冷気を供給するダクト部材6aは、図2に示すように、内箱3の背部内面に沿わせて設けられ、その上部は止めビス6b(図5参照)によって内箱3に固定されている。止めビス6bは、後述する部品収納室の縦壁と対向する部分に突出して内箱3側の凹凸部を構成している。
また、図4に示すように、本体1の壁には、凹凸部18が形成されている。また、本体1を構成する外箱2の上部後方には、切欠き部2aが設けられており、実質的にL字状の部品収納室ケース110が切欠き部2aに嵌め込まれて装着され、部品収納室111が凹状に形成されている。なお、実質的にL字状とは、図4に示すように、外箱2の縦方向および水平方向に切り出された切欠き部2aの縦壁面および底面に沿う形状を意味し、本体1の側方から見た断面がL字のような形状をいう。部品収納室ケース110は、外箱2の一部を構成するよう配設されていてもよい。部品収納室111の上部および背面部は、部品収納室カバー111aによって覆われており、部品収納室カバー111aには吸気孔12および排気孔13が設けられている。
図6は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室が設けられている部分を背面から見た正面図であり、図7は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室が設けられた部分を示す拡大斜視図である。また、図8は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室の図7の10−10線で切断された部分の斜視図であり、図9は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室の図7の11−11線で切断された斜視図である。図10は、図7の10−10線断面図であり、図11は、図7の11−11線断面図である。図12は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室ケースユニットを示す斜視図であり、図13は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室ケースユニットを示す分解斜視図である。また、図14Aは、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室ケースユニットの分解斜視図であり、図14Bは、本発明の実施の形態の部品収納室ケースユニットの図14Aとは反対側の面から見た分解斜視図である。図15は、本発明の実施の形態の冷蔵庫のスペーサ部材および真空断熱材との断面図であり、図16は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室に設置された真空断熱材の位置関係を示す正面図である。また、図17は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室が設けられた部分における空気抜き構成を示す拡大断面図であり、図18は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室が設けられた部分における発泡断熱材の充填の流れ(空気抜き流れ)を説明するための概略図である。図19は、本発明の実施の形態の冷蔵庫の部品収納室が設けられた部分における発泡断熱材の充填の流れ(空気抜き流れ)を貯蔵室内面側から示す拡大断面図である。
部品収納室111には、冷凍サイクルを構成する部品である凝縮器15、冷却ファン16および圧縮機17が風上(吸気孔12)側から順に設置されており、冷却ファン16を駆動することにより凝縮器15および圧縮機17を空冷している。
部品収納室111を構成する部品収納室ケース110は、図7および図8に示すように、少なくとも二つの壁面、例えば、部品収納室ケース110の縦壁および横壁の壁面に、複数の凹凸を有する凹凸部18が形成されており、凹凸部18を利用して凝縮器15、冷却ファン16および圧縮機17等が取り付けられ固定されている。具体的には、例えば、図7に示すように、部品収納室111の底面に存在する凹凸部18の一部が部品取付部19として構成されており、圧縮機17が部品取付部19にゴムブッシュ20を介してネジ止め固定されている。
部品収納室ケース110の少なくとも二つの壁(縦壁および横壁)とこれに対向する内箱3の縦壁および横壁との間は、図10および図11に示すように、スペーサ部材21を介して真空断熱材55が設置され、発泡断熱材44が充填された断熱構造を有するよう構成されている。
スペーサ部材21は、発泡スチロールを成型して構成されており、図14Aおよび図14Bに示すように、スペーサ部材21の部品収納室ケース110の凹凸部18と接する側の面22aは、凹凸部18の形状に沿う形状を有し、凹凸部18が形成されている部品収納室ケース110の壁面の裏側の壁面に嵌合装着されている。
また、スペーサ部材21は、部品収納室ケース110の凹凸部18と接する側の面22aと反対側の面22bが実質的に平面形状を有するよう構成されている。また、面22bの外周部には、凸部23が、スペーサ部材21の外周に沿って、連続または非連続(すなわち、数箇所に分けて)に形成されており、凸部23で囲まれた面22bの平面部に真空断熱材55が設置されている。このとき、凸部23の高さ(スペーサ部材21の、凸部23で囲まれた平面部の表面を基準として外方に突出した部分の高さ)は、真空断熱材55がスペーサ部材21に設置されたとき、真空断熱材55の外側表面と凸部23の突出部の表面とが実質的に同一表面を形成するよう、設定されている。例えば、本実施の形態においては、凸部23は、図15に示すように、凸部23の高さが、真空断熱材55の平坦部の厚み(高さ)と実質的に同等の高さを有するように構成されている。これにより、真空断熱材55の外側表面と凸部23の突出部の表面とが実質的に同一表面を形成する。
スペーサ部材21の面22bに設置された真空断熱材55は、図12および図13に示すように、一枚の真空断熱材が実質的にL字状に折り曲げられて形成され、スペーサ部材21が部品収納室ケース110との間を挟み込むように部品収納室ケース110にテープ24で貼付けられて一つのユニット部品となるよう、一体化されユニット化されている。
また、真空断熱材55は、図6に示すように、その横幅が、部品収納室111の横幅と実質的に同じ大きさとなるように形成されている。また、真空断熱材55は、その縦幅が、部品収納室111の縦幅と実質的に同じ大きさとなるように形成されていてもよい。真空断熱材55は、部品収納室111に設置された圧縮機17および凝縮器15などの発熱部品の、部品収納室111と隣接する貯蔵室の壁面への投影面積より大きい面積を有するよう構成されている。
また、スペーサ部材21は、図7、図14Aおよび図14Bに示すように、部品収納室ケース110の凹凸部18が形成されている壁面の裏側の壁面との間に、圧縮機17の部品取付部19につながる発泡断熱材通路25が形成されている。本実施の形態では、図8および図13の矢印Xで示すように、部品収納室ケース110の前端片とスペーサ部材21の前端面との間から発泡断熱材通路25に発泡断熱材44が流れ込むように構成されている。発泡断熱材44は、発泡断熱材通路25を介して部品取付部19まで流れ込み、図10に示すように、部品取付部19の裏面とスペーサ部材21の面22aとの間で発泡固化して配設されている。
さらに、真空断熱材55と対向する本体1の内箱3の真空断熱材55と対向する部分には、図5に示すように、空気抜き孔26が複数設けられている。空気抜き孔26は、真空断熱材55の内箱3の壁への投影面積の実質的に中央部に形成されており、図5に示すように、環状に、例えば本実施の形態においては、四角枠形状に、配列して形成されている。また、環状の空気抜き孔26によって囲まれた部分には、発泡スチロール等からなる補助断熱材27が配設されている。
また、内箱3のダクト部材6aにより覆われる部位には、別の空気抜き孔26aが複数設けられている。
以上のように構成された本実施の形態の冷蔵庫200について、以下その動作を説明する。
本実施の形態の冷蔵庫200は、本体1の上部後方の部品収納室111に、発熱部品である圧縮機17および凝縮器15が設けられており、これらが熱を発してその熱が部品収納室111の縦壁および横壁を介して本体1内の貯蔵室、例えば冷蔵室6に侵入しようとする。
しかしながら、本実施の形態の冷蔵庫200は、部品収納室111と冷蔵室6との間の縦横の壁に真空断熱材55が設けられているため、発泡断熱材44による断熱に加え、真空断熱材55による断熱作用が働いて、圧縮機17および凝縮器15からの熱をより確実に断熱することができる。
このような構成により、部品収納室111からの熱侵入による冷蔵室6内の温度上昇を従来の発泡断熱材のみによる断熱に比べ大幅に低減することができ、その分、圧縮機17の運転、すなわち冷却頻度を抑えることができ、省エネルギ性を向上させることができる。
また、部品収納室111と冷蔵室6との間に真空断熱材55が設けられているため、部品収納室111の断熱性を飛躍的に向上させることができる。これにより、部品収納室111の縦壁および横壁と内箱3の縦壁および横壁との間の壁厚を薄くすることができる。したがって、壁厚が薄く形成されることができる分、本体1の外形を大きくすることなく冷蔵室6の内容積を大きくすることができる。
また、本実施の形態の冷蔵庫200において、部品収納室111の凹凸部18が形成されている壁面の裏面にスペーサ部材21が配置されており、スペーサ部材21は、凹凸部18の凹凸形状に沿う形状を有する面22aとは反対側の面22bが、実質的に平面形状を有するよう構成されている。また、スペーサ部材21の実質的に平面形状を有する面22bに、真空断熱材55が配設されている。このような構成により、部品収納室111の壁面に存在する凹凸部18によって真空断熱材55の外被袋が破袋するようなことを防ぐことができる。
したがって、凹凸部18が存する部分であっても真空断熱材55が有する本来の高い断熱性を発揮させ続けることができ、断熱に対する信頼性を確保することができる。
しかも、本体1の内箱3の真空断熱材55と対向する部分には空気抜き孔26が設けられているため、真空断熱材55およびスペーサ部材21を新設したことによって発泡断熱材44が流動しにくくなりボイドが発生すること等を抑制することができ、断熱性能を安定化させ信頼性を高めることができる。
発泡断熱材44の充填は、通常、冷蔵庫200が、本体1の開口部が下に、本体1の背面側が上に向くように設置された状態で、本体1の背面側に設けられた充填口28から発泡断熱材44の充填が行われ、置換された空気は、内箱3の背面に設けた空気抜き孔26aより排出される。
よって、本体1を構成する外箱2と内箱3との間に充填される発泡断熱材44は、図17および図18に示すように、通常、内箱3の背面の両側方部に位置する外箱2の充填口28から、内箱3開口縁側に液体として落下しながら流れた後、反転して発泡しながら内箱3と外箱2との間を通って内箱3背面中央側に向かって流動する。
その際、図11等に示すように、部品収納室111と冷蔵室6との間に配設された部品収納室ケース110と内箱3との縦壁および横壁の間の空間29(以下、発泡断熱材充填空間29と称す)は、新たに敷設された真空断熱材55の厚み寸法分だけ狭くなる。このため、この部分を流動する発泡断熱材44の流れが悪くなってボイドが発生し、発泡断熱材44自体の断熱性能がばらつく、すなわち安定した断熱性能を得づらく信頼性が低下する。
このような問題を解決するには、内箱3の壁面と、部品収納室ケース110の縦壁および横壁との間で形成される発泡断熱材充填空間29の寸法を、真空断熱材55およびスペーサ部材21が新設される前と同じ寸法となるよう、本体1を構成することが考えられる。しかしながら、そのような構成とすると、折角真空断熱材55が設けられたのにもかかわらず、真空断熱材55およびスペーサ部材21の厚さ寸法分だけ壁厚が厚くなってしまい、本体1の内容積を減じてしまう結果になる。
この点、本実施の形態で例示した構成によれば、真空断熱材55と対向する部分に空気抜き孔26が設けられているため、発泡断熱材充填空間29が狭くなっても、発泡断熱材充填空間29内の空気は空気抜き孔26に向かってスムーズに流れるので、発泡断熱材44が発泡しながら円滑に進行することが可能となり、ボイドが生じることを防止できる。
したがって、発泡断熱材44自体の断熱性能のばらつきを抑制して凹凸部18が存在する部分の断熱性能を安定化させることができる。しかも、発泡断熱材充填空間29も狭いまま維持して壁厚を薄くすることができるので、貯蔵室の内容積拡充効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、空気抜き孔26は、内箱3の真空断熱材55と対向する部分の実質的に中心部分に位置するように構成されているため、真空断熱材55の外周部分から中心部分に向かって空気が抜けて発泡断熱材44の発泡が進行していく。したがって、真空断熱材55と対向する発泡断熱材充填空間29全域にわたってボイド発生を防ぐことができ、断熱性能が安定化し、省エネルギ性を向上させることができる。
さらに、空気抜き孔26は、環状に配列形成され、空気抜き孔26で囲まれた部分に補助断熱材27が配置されているため、万が一、空気抜き孔26の中央部付近でボイドが発生するようなことがあっても、ボイドが発生した部分は補助断熱材27によって断熱することができる。したがって、ボイドによる断熱性低下の影響を補助断熱材27による断熱によって排除することができ、断熱性能の確固たる安定化を実現してより確実に省エネルギ性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、部品収納室111は、外箱2の上部後方に設けられた切欠き部2aに部品収納室ケース110が装着されて配設されている。また、部品収納室ケース110にスペーサ部材21および真空断熱材55が装着されてこれらが一体化され、ユニット化されている。このような構成により、生産性を高め、生産コストを低減させることが可能となる。
すなわち、本実施の形態では、部品収納室ケース110、スペーサ部材21および真空断熱材55がユニット化されているので、部品収納室ケース110を外箱2の切欠き部2aに取り付けるだけでスペーサ部材21および真空断熱材55を設置することができる。しかも、部品収納室ケース110が外箱2に取付けられた後に、部品収納室ケース110にスペーサ部材21と真空断熱材55とをそれぞれ装着する場合に比べ、迅速かつ容易にこれらを外箱2に設置できる。したがって、生産性を向上させることができ、生産コストを低減することができる。
加えて、真空断熱材55は、テープ24等によってスペーサ部材21に貼り付け固定されているため、スプリングバックによって発泡断熱材充填空間29を狭めるようなことがなく、発泡断熱材44の流動性を安定させてボイド発生抑制効果を向上させることができ、断熱性能をより確実に安定化させることができる。
また、本実施の形態では、スペーサ部材21は、発泡スチロールで形成されているため、凹凸部18の形状が複雑なものであっても、成型によってスペーサ部材21を凹凸部18の形状に沿う形に容易に製造することができ、コストダウンが可能となる。
しかも、スペーサ部材21自体も断熱性を有することになるため、真空断熱材55および発泡断熱材44の断熱効果と合わさってより高い断熱性を発揮させることができる。
したがって、コストダウンを図りつつ、省エネルギ性および庫内容積拡充を実現することができる。
また、スペーサ部材21は、真空断熱材55が設置される面22bの外周部に凸部23が設けられ、凸部23によって囲まれた面22bに真空断熱材55が設置されている。このため、スペーサ部材21に設置された真空断熱材55が、外箱2と内箱3との間に充填される発泡断熱材44の流動と発泡によって位置ずれするようなことを防止できる。
したがって、真空断熱材55と対向する部分に設けられた空気抜き孔26が真空断熱材55で狭められた発泡断熱材充填空間29の実質的に中央部に確実に保持されて、ボイド発生を効率よく抑制することができ、断熱性能をさらに確実に安定化させることができる。しかも、真空断熱材55のずれ動きによって生じる損傷破袋も確実に防止でき、断熱性能の安定化をさらに促進し信頼性を向上させることができる。
また、本実施の形態において、凸部23は、スペーサ部材21の外周部に形成され、好ましくはスペーサ部材21の外周に沿って、形成されている。また、凸部23は、スペーサ部材21に真空断熱材55が設置されたとき、凸部23の突出部の表面と真空断熱材55の外側の表面とが実質的に同一表面を形成するよう、凸部23の高さが設定されている。例えば、本実施の形態では、凸部23は、その突出部分(スペーサ部材21の平面部表面から外方に突出している部分)の高さが、真空断熱材55の平坦部の厚み(高さ)と実質的に同等高さとなるよう構成されている。このような構成により、発泡断熱材44の発泡充填時、内箱3と真空断熱材55との間を発泡断熱材44がスムーズに流れることができる。したがって、真空断熱材55の表面と凸部23の表面との間に段差等がある場合および凸部23が外周に沿って複数に分かれて設けられているような場合等に、発泡断熱材44の流動性の低下により発生しがちなボイドの発生をも抑制でき、設計通りの高い断熱性能を安定的に実現でき、断熱性能をさらに安定化させることができる。
また、真空断熱材55は、部品収納室111の縦方向の壁および横方向の壁の少なくとも二面に沿うように実質的にL字状に折り曲げられて形成されてスペーサ部材21に装着されている。これにより、部品収納室111の縦方向の壁および横方向の壁の少なくとも二面それぞれに個別の真空断熱材を設置する場合に比べ、生産性を向上させることができ、生産コストを抑制することができる。
一方、部品収納室111に設置された圧縮機17は熱を発すると同時に振動も発する。しかしながら、本実施の形態では、圧縮機17などの発熱部品が取り付けられるための部品取付部19が設けられている壁面の裏側の壁面には、発泡断熱材44が充填固化されて配設されているため、発泡断熱材44によって部品取付部19の強度を高くすることができ、圧縮機17がぐらつくことなく確実かつ強固に取り付け固定されることができる。
すなわち、部品取付部19が形成されている凹凸部18にスペーサ部材21を介して真空断熱材55が配置され、そのままの状態で発泡断熱材44が充填固化された場合、部品取付部19はスペーサ部材21で支えるような形となってその強度に不安が生じる。しかしながら、本実施の形態の構成によれば、部品取付部19とスペーサ部材21との間に発泡断熱材44が流し込まれて発泡固化され発泡断熱材44で支持されるよう構成されているため、十分な強度を確保することができる。
したがって、重量があって振動する圧縮機17なども、部品取付部19に確実かつ強固に取付けられ固定されることができる。これと同時に、本体1に振動が伝番して騒音を発生するようなことも抑制できる。つまり、スペーサ部材21が設置されたことにより懸念される強度低下を解消し、断熱性を高めつつ部品取付強度を高めて信頼性を向上させることができる。
さらに、真空断熱材55は、部品収納室111の横幅ほぼ一杯に形成されて、発熱部品である圧縮機17および凝縮器15の大きさより大きく形成されている。また、真空断熱材55は、選択的に、部品収納室111の縦幅もほぼ一杯に形成されて、発熱部品である圧縮機17および凝縮器15の大きさより大きく形成されている。より具体的には、真空断熱材55は、発熱部品が、本体1の部品収納室111に隣接する貯蔵室の壁面に投影された面積(発熱部品投影面積)と同じ面積を有する部分(発熱部品投影面積部分)より、発熱部品投影面積部分以外の部分の方が大きな面積を有するように構成されている。このような構成により、断熱効果を高めることができる。
すなわち、真空断熱材55は、圧縮機17および凝縮器15を含む部品収納室111内の発熱部品すべてからの輻射熱を断熱する。また、真空断熱材55は、圧縮機17等の発熱部品からの輻射熱に影響されることなく、その断熱効果を効果的に発揮して断熱する。一方、真空断熱材55は、その大きさが発熱部品投影面積と同じか小さいと、圧縮機17等の発熱部品から受ける輻射熱が外被材を構成しているアルミ箔に蓄積されて放散されずに温度上昇してしまい、断熱効果が低下する。しかしながら、本実施の形態の冷蔵庫200の場合、真空断熱材55は、発熱部品投影面積部分より、発熱部品投影面積部分以外の部分の方が大きくなるように構成されているため、発熱部品投影面積部分で蓄積された輻射熱を、発熱部品投影面積部分以外の部分で放散させることができ、真空断熱材55の表面温度を低温化することができる。したがって、真空断熱材55の表面温度が高くなって断熱効果を減じるようなことがなく、より高い断熱効果を得ることが可能となって省エネルギ性を一段と向上させることができる。
また、真空断熱材55は、部品収納室111の横幅ほぼ一杯に形成されている。また、真空断熱材55は、選択的に、部品収納室111の縦幅もほぼ一杯に形成されている。このような構成により、圧縮機17等の発熱部品からの輻射熱のみならず部品収納室111内に存在する比較的高い温度の空気、すなわち、図16の矢印で示す圧縮機17および凝縮器15等の発熱部品を冷却した後の比較的高い温度の空気の熱も断熱することができ、省エネルギ性をさらに高めることができる。
加えて、部品収納室111の横幅とほぼ同じ大きさに形成された真空断熱材55は、部品収納室111の補強材としても機能し、部品収納室111の強度、ひいては本体1の強度を向上させることができる。同様に、真空断熱材55が部品収納室111の縦幅とほぼ同じ大きさに形成された場合も、真空断熱材55は、部品収納室111の補強材としても機能し、部品収納室111の強度、ひいては本体1の強度を向上させることができる。さらに、真空断熱材55は、発泡断熱材充填後の本体1の強度はもちろんのこと、発泡断熱材充填前の本体1の搬送時等における本体1の変形等をも防止でき、品質向上を図ることもできる。
以上、本発明について、実施の形態を用いて説明してきたが、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の目的を達成する範囲内で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施の形態では、凹凸部の存在する部分として本体1の上部に設けられた部品収納室111を例示して説明したが、本体1の背面および天面に設けられる制御ユニット等の収納室(図2のYで示す部分)であってもよく、圧縮機17および凝縮器15そして制御ユニット等の部品の収納室など断熱が必要とされる部位であって部品取付用などの凹凸部が設けられる部分であればどのようなところであっても適用できる。
また、上記実施の形態で説明した部品取付部19の強度対策構成は、圧縮機17が取り付けられる部品取付部を例として説明したが、凝縮器15或いは冷却ファン16等の部品であってもよく、重量があって振動するものであれば特に効果的である。
さらに、スペーサ部材21は、本体1の外箱2側、すなわち外箱2の一部となる部品収納室ケース110側に設けられたものを例示して説明したが、これはダクト部材固定用の止めビス6bが突出して凹凸形状となっている内箱3側に設けられてもよい。またこれと同様に、空気抜き孔26も外箱2側に設けられてもよい。
以上のように、上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。つまり、本発明の範囲は上述の説明ではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上述べたように、本発明は、本体の凹凸部が存在している部分の断熱性を、信頼性を低下させたり断熱性能のばらつきを招来したりすることなく向上させることができるとともに、壁厚も薄くでき、省エネルギ性が高く庫内容積も大きい冷蔵庫を提供することができる。よって、家庭用冷蔵庫をはじめとして業務用冷蔵庫および自動販売機など他の冷凍冷蔵応用商品にも広く利用されることができる。
1 本体
2 外箱
2a 切欠き部
3 内箱
4,44 発泡断熱材
5,55 真空断熱材
6 冷蔵室
6a ダクト部材
6b 止めビス
7 冷凍室
8 野菜室
9 扉
110 部品収納室ケース
111 部品収納室
12 吸気孔
13 排気孔
15 凝縮器
16 冷却ファン
17 圧縮機(発熱部品)
18 凹凸部
19 部品取付部
20 ゴムブッシュ
21 スペーサ部材
22a,22b 面
23 凸部
24 テープ
25 発泡断熱材通路
26,26a 空気抜き孔
27 補助断熱材
28 充填口
29 発泡断熱材充填空間

Claims (14)

  1. 内箱および外箱を有する本体と、前記内箱および前記外箱の間に配設される発泡断熱材と、前記本体に設けられた貯蔵室および部品収納室と、前記部品収納室に収納された発熱部品と、前記部品収納室と前記貯蔵室との間に設けられた真空断熱材とを備え、前記部品収納室は、壁面に前記発熱部品が取り付けられるための凹凸部を有し、前記凹凸部が設けられた前記壁面の裏側の壁面には、スペーサ部材が配設され、前記スペーサ部材は、前記凹凸部の凹凸形状に沿った形状を有する面を備えるとともに、前記凹凸部の前記凹凸形状に沿った形状を有する面とは反対側の面が実質的に平面形状を有し、前記真空断熱材は、前記実質的に平面形状を有する面に設置され、前記内箱または前記外箱の前記真空断熱材と対向する部分に、空気抜き孔が設けられた冷蔵庫。
  2. 前記空気抜き孔は、前記本体の前記内箱または前記外箱の前記真空断熱材と対向する前記部分の実質的に中心部分に位置するよう設けられた請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記空気抜き孔は、環状に配列形成され、前記環状に配列形成された前記空気抜き孔で囲まれた部分には、補助断熱材が配置された請求項1または2記載の冷蔵庫。
  4. 前記部品収納室は、前記本体の上部後方に設けられた請求項1〜3のいずれか1項記載の冷蔵庫。
  5. 前記部品収納室は、前記貯蔵室と、縦方向の面および横方向の面の少なくとも二面で対向するように配設され、前記真空断熱材は、前記部品収納室の前記少なくとも二面に沿うように実質的にL字状に折り曲げられて形成され、前記スペーサ部材に貼り付けられ固定された請求項4記載の冷蔵庫。
  6. 前記スペーサ部材は、前記実質的に平面形状を有する面の外周部に凸部が設けられ、前記凸部によって前記真空断熱材が位置規制されるよう構成された請求項1〜5のいずれか1項記載の冷蔵庫。
  7. 前記凸部は、前記スペーサ部材の前記外周部に形成されるとともに、前記スペーサ部材に設置されたときの前記真空断熱材の外側の表面と、前記凸部の表面とが、実質的に同一表面を形成するよう、前記凸部の高さが設定された請求項6記載の冷蔵庫。
  8. 前記スペーサ部材は、発泡スチロールで形成された請求項1〜7のいずれか1項記載の冷蔵庫。
  9. 前記真空断熱材は、前記部品収納室に設置された前記発熱部品の、前記部品収納室と隣接する前記貯蔵室の壁面への投影面積より大きい面積を有するよう構成された請求項1〜8のいずれか1項記載の冷蔵庫。
  10. 前記真空断熱材は、前記投影面積と同じ面積を有する部分より、前記投影面積と同じ面積を有する部分以外の部分の方が大きい面積を有するよう構成された請求項9記載の冷蔵庫。
  11. 前記部品収納室は、前記発熱部品を冷却する冷却ファンを備え、前記真空断熱材は、少なくとも前記発熱部品を冷却した後の空気が流れる部分を覆う大きさを有するよう構成された請求項1〜10のいずれか1項記載の冷蔵庫。
  12. 前記真空断熱材は、前記部品収納室の横幅と実質的に同じ大きさの幅を有する請求項1〜11のいずれか1項記載の冷蔵庫。
  13. 前記凹凸部は、前記発熱部品が取り付けられる部品取付部を有する請求項1〜12のいずれか1項記載の冷蔵庫。
  14. 前記部品収納室は、部品収納室ケースをさらに有し、前記部品収納室ケースに前記凹凸部が設けられるとともに、前記部品収納室は、前記外箱の上部に設けられた切欠き部に前記部品収納室ケースが装着されることにより前記本体に配置され、前記スペーサ部材および前記真空断熱材は、前記部品収納室ケースに装着されて前記部品収納室ケースと一体化されユニット化された請求項1〜13のいずれか1項記載の冷蔵庫。
JP2017526173A 2015-06-29 2016-06-24 冷蔵庫 Pending JPWO2017002345A1 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015129417 2015-06-29
JP2015129417 2015-06-29
JP2015129416 2015-06-29
JP2015129416 2015-06-29
PCT/JP2016/003054 WO2017002345A1 (ja) 2015-06-29 2016-06-24 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2017002345A1 true JPWO2017002345A1 (ja) 2018-04-19

Family

ID=57608224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017526173A Pending JPWO2017002345A1 (ja) 2015-06-29 2016-06-24 冷蔵庫

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPWO2017002345A1 (ja)
CN (1) CN107709908A (ja)
WO (1) WO2017002345A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102658455B1 (ko) * 2017-02-17 2024-04-17 엘지전자 주식회사 냉온장고, 및 진공단열체

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007003067A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2008128516A (ja) * 2006-11-17 2008-06-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2010223510A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2014052111A (ja) * 2012-09-06 2014-03-20 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2014142170A (ja) * 2012-12-26 2014-08-07 Toshiba Corp 冷蔵庫の断熱箱体の製造方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59139888U (ja) * 1983-03-09 1984-09-18 株式会社日立製作所 真空断熱材配設構造
TW593919B (en) * 2002-05-31 2004-06-21 Matsushita Refrigeration Vacuum heat insulating material and method for producing the same, and refrigerator using the vacuum heat insulating material
JP2005106354A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Hitachi Ltd 冷蔵庫の断熱箱体
JP2006046789A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP3823997B2 (ja) * 2004-10-27 2006-09-20 松下電器産業株式会社 冷蔵庫
JP2006284172A (ja) * 2006-04-28 2006-10-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2007327715A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Hitachi Appliances Inc 断熱箱体及びその製造方法
CN101169300A (zh) * 2006-10-26 2008-04-30 海尔集团公司 设有直管状冷凝器的冰箱
JP2014043987A (ja) * 2012-08-27 2014-03-13 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP6071796B2 (ja) * 2013-08-06 2017-02-01 三菱電機株式会社 冷蔵庫の扉及びこれを備えた冷蔵庫
JP2015052398A (ja) * 2013-09-05 2015-03-19 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007003067A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2008128516A (ja) * 2006-11-17 2008-06-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2010223510A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2014052111A (ja) * 2012-09-06 2014-03-20 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2014142170A (ja) * 2012-12-26 2014-08-07 Toshiba Corp 冷蔵庫の断熱箱体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN107709908A (zh) 2018-02-16
WO2017002345A1 (ja) 2017-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6092719B2 (ja) 冷蔵庫
KR101622008B1 (ko) 냉장고용 중앙 격벽 밀착구조 및 이를 구비한 냉장고
JP2012021665A (ja) 冷蔵庫
JP6448984B2 (ja) 冷蔵庫
JP5303397B2 (ja) 冷蔵庫
WO2017002345A1 (ja) 冷蔵庫
JP2015052398A (ja) 冷蔵庫
JP6515334B2 (ja) 冷蔵庫
JP2006220386A (ja) 冷蔵庫
JP6356393B2 (ja) 冷蔵庫
JP2005106354A (ja) 冷蔵庫の断熱箱体
JP6744383B2 (ja) 冷蔵庫
JP2013253755A (ja) 冷蔵庫
JP2016166693A (ja) 冷蔵庫
JP2017083046A (ja) 冷蔵庫
JP4334929B2 (ja) 冷却貯蔵庫
KR200359551Y1 (ko) 송풍용 팬모터의 장착구조
JP2011237120A (ja) 冷蔵庫
JP6955608B2 (ja) 冷蔵庫
JP6236623B2 (ja) 冷蔵庫
JP2018044682A (ja) 冷蔵庫
JP6784713B2 (ja) 断熱箱体
JP2017215097A (ja) 冷蔵庫
JP6113612B2 (ja) 真空断熱材及びこれを用いた冷蔵庫
JP2024086242A (ja) 冷蔵庫及び冷蔵庫の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20190123

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190617

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200428

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200626

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20201201