JPWO2016170637A1 - 部品実装機、部品実装機の制御方法、部品実装機の制御プログラム、記録媒体、部品実装システム - Google Patents

部品実装機、部品実装機の制御方法、部品実装機の制御プログラム、記録媒体、部品実装システム Download PDF

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Abstract

テープフィーダー(4)は、送り方向(Ds)におけるテープ(TP)の位置を検知する角度検知器(47)を有するとともに、部品が部品供給位置(Ls)に位置決めされた状態にあるテープ(TP)の位置を角度検知器(47)により検知した結果であるテープ初期位置(Li)を記憶部に記憶する。そして、テープフィーダー(4)がフィーダー保持部(31)に装着されると、主制御部(100)は、角度検知器(47)が検知するテープ(TP)の位置をテープ現在位置(Lr)として確認し、テープ現在位置(Lr)とテープ初期位置(Li)とを比較した結果に基づき頭出しの要否を判定する。したがって、テープフィーダー(4)の装着後において頭出しの要否の判定に要する時間の短縮化を図ることが可能となっている。

Description

この発明は、複数の部品を収容するテープを送り出して部品を供給するテープフィーダーにおいてテープの頭出しを行う技術に関する。
従来、テープフィーダーが供給する部品を実装ヘッドにより基板に移載する部品実装機が知られている。かかる部品実装機では、テープフィーダーが複数の部品を収容するテープを間欠的に送り出すことで部品供給位置に部品を供給し、実装ヘッドが部品供給位置に供給された部品を吸着して基板に移載する。また、特許文献1〜3では、テープフィーダーは部品実装機に対して着脱可能であり、テープフィーダーが部品実装機に新たに装着された際には、テープフィーダー内の部品を部品供給位置に位置させるためにテープフィーダーを送り出すいわゆる頭出しを実行する。
特許文献1では、テープフィーダーである部品供給ユニットが新たに装着されると、カメラを吸着位置の上方に移動させる。そして、複数のポケットに部品を収容するテープのポケットをカメラで撮像し、ポケットの位置と吸着位置との距離を確認する。その結果、これらの間の距離が所定未満である場合は頭出しを実行せず、これらの間の距離が所定以上である場合は頭出しを実行する。
特許文献2では、テープフィーダーが新たに装着されると、装着ヘッドに取り付けられたレーザー変位センサーを部品取出口の上方に移動させる。そして、レーザー変位センサーが検知する高さに基づき部品取出口における部品の有無を確認する。その結果、部品取出口に部品が有る場合は頭出しを実行せず、部品取出口に部品が無い場合は頭出しを実行する。
特許第5075214号公報 特開2012−142347号公報
このように特許文献1、2では、テープフィーダーが新たに装着された際には、頭出しによって位置決めすべき位置からテープがずれているかを確認し、その結果に基づいて頭出しの要否を判定している。ただし、頭出しの要否を判定には、テープフィーダーの装着後に、カメラあるいはレーザー変位センサーをテープフィーダーの部品供給位置の上方に移動させる必要がある。そのため、テープフィーダーの装着後において頭出しの要否の判定に時間を要してしまう。その結果、このテープフィーダーを用いた部品の実装を速やかに開始できない場合があった。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、テープフィーダーの装着後において頭出しの要否の判定に要する時間の短縮化を図ることを可能とする技術の提供を目的とする。
本発明の部品実装機は、上記の目的を達成するために、複数の部品を収容するテープを送り方向に送り出して部品を部品供給位置に供給するテープフィーダーと、テープフィーダーを着脱可能に保持するフィーダー保持部と、フィーダー保持部に装着されたテープフィーダーが部品供給位置に供給する部品を基板に実装するヘッドユニットと、テープの位置を送り方向に調整してテープに収容された部品を部品供給位置に位置決めする頭出しの要否を、フィーダー保持部に装着されたテープフィーダーについて判定する制御部と、記憶部とを備え、テープフィーダーは、送り方向におけるテープの位置を検知する検知部を有し、記憶部は、部品が部品供給位置に位置決めされた状態にあるテープの位置を検知部により検知した結果であるテープ初期位置を記憶し、制御部は、テープフィーダーがフィーダー保持部に装着されると、検知部が検知するテープの位置をテープ現在位置として確認し、テープ現在位置とテープ初期位置とを比較した結果に基づき頭出しの要否を判定する。
本発明の部品実装機の制御方法は、上記の目的を達成するために、複数の部品を収容するテープを送り方向に送り出して部品を部品供給位置に供給可能なテープフィーダーが部品実装機のフィーダー保持部に装着されたことを確認する工程と、部品が部品供給位置に位置決めされた状態にあるテープの位置をテープフィーダーに設けられた検知部により検知した結果であるテープ初期位置を記憶部から読み出す工程と、テープフィーダーが部品実装機に取り付けられた状態において検知部が検知するテープの位置であるテープ現在位置とテープ初期位置とを比較した結果に基づき頭出しの要否を判定する工程とを備える。
本発明の部品実装機の制御プログラムは、上記の目的を達成するために、上記の部品実装機の制御方法が備える各工程をコンピューターに実行させる。
本発明の記録媒体は、上記の目的を達成するために、上記の部品実装機の制御プログラムをコンピューターにより読み出し可能に記録する。
本発明の部品実装システムは、上記の目的を達成するために、複数の部品を収容するテープを送り方向に送り出して部品を部品供給位置に供給するテープフィーダーと、テープフィーダーを着脱可能に保持するフィーダー保持部と、フィーダー保持部に装着されたテープフィーダーにより部品供給位置に供給される部品を基板に実装するヘッドユニットとを有する部品実装機と、テープの位置を送り方向に調整してテープに収容された部品を部品供給位置に位置決めする頭出しをテープフィーダーに対して実行可能である、フィーダー保持部とは別に設けられた段取り作業部と、フィーダー保持部に装着されたテープフィーダーについて頭出しの要否を判定する制御部と、記憶部と、を備え、テープフィーダーは、送り方向におけるテープの位置を検知する検知部を有し、記憶部は、段取り作業部で実行された頭出しによって部品が部品供給位置に位置決めされた状態にあるテープの位置を検知部が検知した結果であるテープ初期位置を記憶し、制御部は、テープフィーダーがフィーダー保持部に装着されると、検知部が検知するテープの位置をテープ現在位置として確認し、テープ現在位置とテープ初期位置とを比較した結果に基づき頭出しの要否を判定する。
このように構成された本発明(部品実装機、部品実装機の制御方法、部品実装機の制御プログラム、記録媒体)は、テープフィーダーは、送り方向におけるテープの位置を検知する検知部を有するとともに、部品が部品供給位置に位置決めされた状態にあるテープの位置を検知部により検知した結果であるテープ初期位置を記憶部に記憶する。そして、テープフィーダーがフィーダー保持部に装着されると、検知部が検知するテープの位置をテープ現在位置として確認し、テープ現在位置とテープ初期位置とを比較した結果に基づき頭出しの要否を判定する。したがって、テープフィーダーの装着後において頭出しの要否の判定に要する時間の短縮化を図ることが可能となっている。
本発明によれば、テープフィーダーの装着後において頭出しの要否の判定に要する時間の短縮化を図ることが可能となる。
本発明にかかる部品実装機の一例を模式的に示す平面図である。 図1の部品実装機の外観を示す斜視図である。 図1の部品実装機が備えるフィーダーの一例を示す斜視図である。 リールから引き出したテープを図3のフィーダーに取り付けた様子を示す斜視図である。 部品実装機が備える電気的構成の一例を示すブロック図である。 図1、図2および図5に示した部品実装機を備えた部品実装システムの一例を示すブロック図である。 部品実装システムで実行可能な段取り作業の一例を示す図である。
図1は、本発明にかかる部品実装機の一例を模式的に示す平面図である。図2は、図1の部品実装機の外観を示す斜視図である。両図および以下の図では、基板搬送方向X、幅方向Yおよび鉛直方向ZからなるXYZ直交座標系を適宜示す。部品実装機10は、搬送レーン20により基板Sを搬送しつつ、部品供給機構11から供給する部品をヘッドユニット60によって実装するものである。
具体的には、部品実装機10の基台12上には、2列の搬送レーン20が基板搬送方向Xに並列に延びており、各搬送レーン20によって基板Sを基板搬送方向Xに搬送することができる。搬送レーン20は、基台12において基板Sを基板搬送方向Xへ搬送する一対のコンベア21を有する。そして、搬送レーン20は、搬入された基板Sを実装作業位置(図1に示す基板Sの位置)まで搬送し、当該実装作業位置で停止させる。また、実装作業位置に対しては図示を省略する保持装置が設けられており、実装作業位置に停止した基板Sは、保持装置によって保持される。続いて、搬送レーン20は、実装作業位置において部品の実装を受けた基板Sを実装作業位置から基板搬送方向Xへ搬出する。
これら2本の搬送レーン20の幅方向Yの両側のそれぞれには、部品供給機構11が配置されている。各部品供給機構11は、部品実装機10のハウジング13に対して着脱可能な台車3に、テープフィーダー4およびリール5を取り付けた構成を有する。台車3は、基板搬送方向Xに一列に並ぶ複数のテープフィーダー4を着脱可能に保持するフィーダー保持部31と、基板搬送方向Xに並ぶ複数のリール5をフィーダー保持部31の斜め下方で着脱可能に保持するリール保持部32とを有する。リール5には、複数の部品(電子部品)を等ピッチで収容したテープTP(図4)が巻かれており、リール保持部32に保持されたリール5から引き出されたテープTPがフィーダー保持部31に保持されたテープフィーダー4に取り付けられる。そして、テープフィーダー4は、取り付けられたテープTPに収容された部品を、搬送レーン20側へ送り出して部品供給位置Ls(図3、図4)に供給する。
また、部品実装機10は、2台のヘッドユニット60と、これらヘッドユニット60を個別に移動させる移動機構70とを有する。各ヘッドユニット60は、ノズルによって部品を吸着する実装ヘッド(図示省略)を有し、移動機構70によってテープフィーダー4と基板Sとの間を移動することで、テープフィーダー4の部品供給位置Lsで吸着した部品を基板Sに実装する。移動機構70は、基台12上で幅方向Yに延びる2本のY軸レール72と、これらY軸レール72に架設されてY軸レール72に沿って移動する2個のY軸スライダー74とを有する。2個のY軸スライダー74は、2個のヘッドユニット60に対応して設けられており、各Y軸スライダー74は、ヘッドユニット60を保持しつつ、ヘッドユニット60を伴って幅方向Yへ移動する。また、各Y軸スライダー74は、X方向に延びるX軸レール741と、X軸レール741に沿って移動するブロック742とを有し、ヘッドユニット60はブロック742に取り付けられている。したがって、各ヘッドユニット60は、X方向へ移動可能な状態でY軸スライダー74に保持されている。そのため、各ヘッドユニット60は、移動機構70によってXY面内で移動することができる。
さらに、各ヘッドユニット60には、カメラ62が取り付けられている。したがって、各カメラ62は、移動機構70によってヘッドユニット60に伴ってXY面内で移動することができる。カメラ62は下方に向けて配置されており、基板Sの表面を上方から撮像することができる。かかるカメラ62としては、例えばCCD(Charge Coupled Device)を用いることができる。
図3は、図1の部品実装機が備えるフィーダーの一例を示す斜視図である。図4は、リールから引き出したテープを図3のフィーダーに取り付けた様子を示す斜視図である。テープフィーダー4は、台車3のフィーダー保持部31に対して幅方向Yから着脱可能に装着されている。
テープフィーダー4のフィーダー本体40は、テープTPの送り方向Dsに長尺な形状を有し、送り方向Dsの先端部分において上方に開口する部品供給位置Lsを有する。さらに、フィーダー本体40は、送り方向Dsの後端に設けられたテープ入口401と、送り方向Dsの先端に設けられたテープ出口402とを有する。そして、リール5より引き出されたテープTPは、テープ入口401よりテープフィーダー4内に送入されて、部品供給位置Lsを経由した後に、テープ出口402からテープフィーダー4外に送出される。
具体的には、テープフィーダー4は、フィーダー本体40内で回転可能に支持された円形のスプロケット41を、テープ入口401からテープ出口402に到るテープTPの移動経路の途中(テープ出口402の手前)に有する。このスプロケット41は、送り方向Dsにおけるフィーダー本体40の先端部分に設けられて部品供給位置Lsに対向しており、テープTPの周縁に沿って等ピッチで並ぶテープTPの複数の係合孔に係合する。こうして、スプロケット41は、部品供給位置LsのテープTPを支持する。さらに、フィーダー本体40は、スプロケット41を回転駆動する駆動モーター42(図5)を内蔵しており、スプロケット41が駆動モーター42の駆動力によって回転することで、テープTPを送り方向Dsに移動させる。
フィーダー本体40の送り方向Dsの後端においては、テープ入口401の上方に操作パネル43が設けられている。この操作パネル43には、作業者が操作可能なフィードボタン431、バックボタン432およびファンクションボタン433等の各種ボタンが設けられている。例えば、作業者がフィードボタン431を押すと、駆動モーター42が順方向に回転し、テープ入口401からテープ出口402へ向けて送り方向Dsに沿ってテープTPを移動させる。あるいは、作業者がバックボタン432を押すと、駆動モーター42が逆方向(順方向と逆の方向)に回転し、テープ出口402からテープ入口401へ向けて送り方向Dsに沿ってテープTPを移動させる。こうして、作業者はフィードボタン431およびファンクションボタン433を選択的に操作することで、送り方向DsにおけるテープTPの位置を調整することができる。
フィーダー本体40には、テープ出口402側に向けて(送り方向Dsの先端に向けて)突出するクランプ部材44が設けられている。そして、テープフィーダー4がフィーダー保持部31に装着された状態では、クランプ部材44がフィーダー保持部31に係合してフィーダー保持部31にクランプされる。また、フィーダー本体40の送り方向Dsの後端においては、上方へ付勢されたクランプ解除レバー45が設けられており、作業者はクランプ解除レバー45を押し下げることで、クランプ部材44とフィーダー保持部31とのクランプを解除して、テープフィーダー4をフィーダー保持部31から取り外すことができる。さらに、フィーダー本体40には、クランプ部材44の下方にコネクター46が設けられている。
図5は、部品実装機が備える電気的構成の一例を示すブロック図である。同図に示すように、部品実装機10は、CPU(Central Processing Unit)やメモリーで構成されたコンピューターである主制御部100をハウジング13内に有し、主制御部100が部品実装機10の動作を統括して制御する。さらに、部品実装機10は、記憶部101、ユーザーインターフェース102およびコネクター103をハウジング13内に有する。記憶部101は、例えばHDD(Hard Disk Drive)で構成されており、主制御部100が実行するプログラムPやデータを記憶する。ユーザーインターフェース102は、例えばタッチパネル方式の液晶ディスプレイで構成されており、部品実装機10の状態を示す情報を主制御部100から受け取って作業者に表示するとともに作業者からの入力を受け付けて主制御部100に送信する。コネクター103は、フィーダー保持部31に装着されたテープフィーダー4のコネクター46と電気的に接続して、テープフィーダー4との間の通信や電力供給のインターフェースを担う。
一方、テープフィーダー4は、図3および図4を用いて説明した構成以外に、角度検知器47、記憶部48およびフィーダー制御部49をフィーダー本体40内に有する。角度検知器47はスプロケット41の回転角度を検知するものであり、例えばスプロケット41に取り付けられた磁石の磁界をホール素子で検知するといった構成で実現できる。上述のとおり、スプロケット41は回転することでテープTPを送り方向Dsに移動させるものであり、角度検知器47が検知するスプロケット41の回転角度は送り方向DsにおけるテープTPの位置を示すものとなる。記憶部48は、例えばHDDで構成されており、各種データを記録する。フィーダー制御部49は、CPUやメモリーで構成されたコンピューターであり、テープフィーダー4の動作を統括的に制御する。特に、フィーダー制御部49は、ボタン431、432の操作等によりテープTPが送り方向Dsに移動する度に、角度検知器47により検知されるスプロケット41の回転角度を記憶部48に記憶する。
図6は、図1、図2および図5に示した部品実装機を備えた部品実装システムの一例を示すブロック図である。同図に示すように、部品実装システム1は、上述の部品実装機10の他にサーバー80と段取り装置90とを備える。サーバー80は、パーソナルコンピューターであり部品実装システム1の全体を統括的に制御する。段取り装置90は、例えば台車3のフィーダー保持部31から取り外されたテープフィーダー4の段取り作業に使用される。
つまり、部品実装機10では、フィーダー保持部31に装着された各テープフィーダー4が供給する部品をヘッドユニット60により基板Sに実装する実装処理の途中において、作業者が一のテープフィーダー4をフィーダー保持部31から取り外す場合がある。これは、新たなテープTPのテープフィーダー4への装着や、テープフィーダー4の修理等の段取りを目的に行われる。そして、段取り装置90はこのような目的に対応するのに適している。つまり、段取り装置90は、フィーダー保持部31から取り外されたテープフィーダー4を着脱可能に保持することができる。したがって、作業者は、テープフィーダー4を段取り装置90に装着しつつテープフィーダー4に所望の作業を実行した後に、テープフィーダー4をフィーダー保持部31に装着することができる。
図7は、部品実装システムで実行可能な段取り作業の一例を示す図である。同図では、作業者が段取り装置90でテープフィーダー4の頭出しを実行した後に、テープフィーダー4をフィーダー保持部31に装着する場合が例示されている。ここで、頭出しは、テープフィーダー4に装着されたテープTPの位置を送り方向Dsに調整してテープTPに収容された部品を部品供給位置Lsに位置決めする操作である。
まず、作業者は、段取り装置90にテープフィーダー4を装着する(ステップS101)。これによって、作業者は、テープフィーダー4への新たなテープTPの装着や、テープフィーダー4の修理等を簡便に実行できる。続いて、作業者は、当該テープフィーダー4に装着されたテープTPの頭出しを実行する(ステップS102)。具体的には、作業者は、テープTPに収納された部品と部品供給位置Lsとの位置関係を目視により確認しつつ、フィードボタン431やバックボタン432を操作してテープTPを送り方向Dsへ移動させる。これによって、テープTPに収納された部品を部品供給位置Lsに位置させて、テープTPの頭出しを完了する。
また、上述のとおり、テープフィーダー4のフィーダー制御部49は、テープTPの移動が実行される度に、角度検知器47が検知するスプロケット41の回転角度(すなわち、送り方向DsにおけるテープTPの位置)を記憶部48に記憶する。したがって、記憶部48に記憶されたスプロケット41の回転角度のうち最新の回転角度は、テープTP内の部品が部品供給位置Lsに位置決めされた状態での送り方向DsにおけるテープTPの位置であるテープ初期位置Liを示す。
段取り装置90での頭出しが完了すると、作業者はテープフィーダー4を段取り装置90から取り外してフィーダー保持部31まで運び(ステップS103)、テープフィーダー4をフィーダー保持部31に装着する(ステップS104)。この際、作業者は、テープフィーダー4に取り付けられたテープTPを巻きまわすリール5と一緒に、テープフィーダー4を運搬する。こうしてテープフィーダー4がフィーダー保持部31に装着されると、テープフィーダー4のコネクター46とハウジング13のコネクター103とが電気的に相互に接続される。これによって、主制御部100はコネクター103、46を介してテープフィーダー4にアクセスして、テープフィーダー4との間で通信や電力供給を行うことが可能となる。
続くステップS105〜S110は、プログラムPに従って主制御部100により実行される。つまり、ステップS105では、主制御部100は、フィーダー本体40への電力供給が開始されたことに基づき、テープフィーダー4のフィーダー保持部31への装着を検知する(ステップS105で「YES」)。ステップS106では、主制御部100は、テープフィーダー4にアクセスして、テープフィーダー4の記憶部48に記憶されたテープ初期位置Liを読み出す。また、ステップS106では、主制御部100は、テープフィーダー4にアクセスして、テープフィーダー4の角度検知器47が検知するスプロケット41の現在の回転角度、換言すれば送り方向DsにおけるテープTPの現在の位置であるテープ現在位置Lrを取得する。
そして、主制御部100は、テープ初期位置Liおよびテープ現在位置Lrに基づき、フィーダー保持部31に装着されたテープフィーダー4についてテープTPの頭出しが必要か否かを判定する(ステップS108)。具体的には、テープ現在位置Lrとテープ初期位置Liの差の絶対値が所定の閾値以上であれば、頭出しが必要と判定し(ステップS108で「YES」)、テープ現在位置Lrとテープ初期位置Liの差の絶対値が当該閾値未満であれば、頭出しが不要と判定する(ステップS108で「NO」)。
ステップS108で頭出しが必要と判定された場合は、主制御部100は、頭出し実行指令をフィーダー制御部49に出力する。これによって、フィーダー制御部49は、テープ現在位置Lrとテープ初期位置Liの差に相当する距離(位置ずれ量)だけテープTPを送り方向Dsに移動させて、頭出しを実行する(ステップS109)。具体的には、テープ現在位置Lrがテープ初期位置Liよりも送り方向Dsの先端側(図中の矢印側)にずれている場合は、テープTPを送り方向Dsの後端側(図中の矢印の反対側)へ向けて位置ずれ量だけ移動させる。一方、テープ現在位置Lrがテープ初期位置Liよりも送り方向Dsの後端側にずれている場合は、テープTPを送り方向Dsの先端側へ向けて位置ずれ量だけ移動させる。
そして、ステップS108で頭出しが不要と判定された場合、あるいはステップS109で頭出しが完了すると、主制御部100は、フィーダー保持部31に装着されたテープフィーダー4からの部品のピックアップを許可するフラグを立てる(ステップS110)。これによって、以後の実装処理では、ヘッドユニット60は、当該テープフィーダー4が部品供給位置Lsに供給する部品を吸着して、基板Sに実装する。
以上のように構成された実施形態では、テープフィーダー4は、送り方向DsにおけるテープTPの位置を検知する角度検知器47を有するとともに、部品が部品供給位置Lsに位置決めされた状態にあるテープTPの位置を角度検知器47により検知した結果であるテープ初期位置Liを記憶部に記憶する。そして、テープフィーダー4がフィーダー保持部31に装着されると、主制御部100は、角度検知器47が検知するテープTPの位置をテープ現在位置Lrとして確認し、テープ現在位置Lrとテープ初期位置Liとを比較した結果に基づき頭出しの要否を判定する。したがって、テープフィーダー4の装着後において頭出しの要否の判定に要する時間の短縮化を図ることが可能となっている。
また、主制御部100は、頭出しが必要と判定すると、テープフィーダー4の頭出しを実行する。これによって、段取り装置90から取り外したテープフィーダー4をフィーダー保持部31に運搬して取り付ける過程でテープフィーダー4に生じた揺れや衝撃等によりテープTPの位置がずれたとしても、テープTPの部品を部品供給位置Lsに的確に戻すことができる。しかも、テープフィーダー4のテープTPをテープ現在位置Lrとテープ初期位置Liとの差だけ送り方向Dsに送ることで頭出しを実行している。これによって、頭出しの要否の判定に用いてテープ初期位置Liおよびテープ現在位置Lrを有効活用して、テープフィーダー4の装着後における頭出しを簡便に実行することが可能となっている。
また、主制御部100は、頭出しが不要と判定すると、頭出しを実行せずに、テープフィーダー4の部品供給位置Lsからヘッドユニット60により部品をピックアップして基板Sに実装する。これによって、不要な頭出しを行うことなく、テープフィーダー4が供給する部品の基板Sへの実装を速やかに開始することができる。
また、テープ初期位置Liを記憶する記憶部48は、テープフィーダー4のフィーダー本体40に内蔵されている。かかる構成では、上記の例のように複数のテープフィーダー4がフィーダー保持部31に取り付けられているような場合においても、主制御部100は、対象のテープフィーダー4にアクセスすることで、対象のテープフィーダー4の記憶部48に記憶されたテープ初期位置Liを的確に取得できる。
また、テープフィーダー4は、回転することでテープTPを送り方向Dsに送るスプロケット41を有し、角度検知器47はスプロケット41の回転角度に基づき送り方向DsにおけるテープTPの位置を検知する。かかる構成は、スプロケット41の回転角度に基づきテープTPの位置を検知するため、テープフィーダー4のフィーダー保持部31への装着の際にテープ現在位置Lrを速やかに取得して、頭出しの要否を判定できる。したがって、テープフィーダー4の装着後において頭出しの要否の判定に要する時間の短縮化を図るにあたって有利となる。
上記のように本実施形態では、部品実装システム1が本発明の「部品実装システム」の一例に相当し、段取り装置90が本発明の「段取り作業部」の一例に相当し、部品実装機10が本発明の「部品実装機」の一例に相当し、テープフィーダー4が本発明の「テープフィーダー」の一例に相当し、フィーダー保持部31が本発明の「フィーダー保持部」の一例に相当し、ヘッドユニット60が本発明の「ヘッドユニット」の一例に相当し、主制御部100が本発明の「制御部」あるいは「コンピューター」の一例に相当し、記憶部48が本発明の「記憶部」の一例に相当し、テープTPが本発明の「テープ」の一例に相当し、送り方向Dsが本発明の「送り方向」の一例に相当し、部品供給位置Lsが本発明の「部品供給位置」の一例に相当し、テープ初期位置Liが本発明の「テープ初期位置」の一例に相当し、テープ現在位置Lrが本発明の「テープ現在位置」の一例に相当し、スプロケット41が本発明の「回転部材」あるいは「スプロケット」の一例に相当し、プログラムPが本発明の「部品実装機の制御プログラム」の一例に相当し、記憶部101が本発明の「記録媒体」の一例に相当する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したものに対して種々の変更を加えることが可能である。例えば、ステップS108で頭出しが必要と判断した後の動作を変更しても良い。具体的には、主制御部100は、ステップS108で頭出しが必要と判断すると、頭出しの実行を促す表示をユーザーインターフェース102(インターフェース)に表示しても良い。かかる構成では、作業者はユーザーインターフェース102での表示内容を確認した結果に応じて、頭出しを適切に実行することができる。なお、この際の作業者による頭出しは、上述のステップS102と同様にして実行すれば良い。
あるいは、主制御部100は、ステップS108で頭出しが必要と判断すると、カメラ62(確認部)により撮像した部品と部品供給位置Lsとの位置関係に基づき頭出しを実行しても良い。具体的には、主制御部100は、カメラ62を部品供給位置Lsの上方に位置決めして、部品供給位置Lsの近傍の部品と部品供給位置Lsとをカメラ62の視野に収める。続いて、主制御部100は、フィーダー制御部49を介して駆動モーター42を制御することで、テープTPを送り方向Dsに移動させる。そして、主制御部100は、テープTP内の部品が部品供給位置Lsに一致したことをカメラ62の撮像結果から確認すると、テープTPを停止させる。かかる構成では、主制御部100により頭出しを実行することができ、作業者の手間を省略することができる。
また、スプロケット41の回転角度を検知する具体的構成も変更可能である。例えば、エンコーダーやレゾルバ等を用いてスプロケット41の回転角度を検知しても構わない。
また、上記実施形態では、テープTPの位置をスプロケット41の回転角度に基づき検知していた。しかしながら、例えば、駆動モーター42や、駆動モーター42からスプロケット41の間に設けられたギア等の回転角度に基づきテープTPの位置を検知するように構成しても構わない。
また、上記実施形態では、段取り装置90は、部品実装機10と別体で設けられていた。しかしながら、段取り装置90を部品実装機10に取り付けて、部品実装機10と一体的に構成しても良い。
また、プログラムPを記録する記録媒体の具体的構成は、上記の部品実装機10のようなHDDに限られず、光ディスクやUSB(Universal Serial Bus)メモリー等でも構わない。
以上、具体的な実施形態を例示して説明してきたように、本発明では例えば、制御部は、頭出しが必要と判定すると、テープフィーダーのテープをテープ現在位置とテープ初期位置との差だけ送り方向に送ることで頭出しを実行するように、部品実装機を構成しても良い。かかる構成では、テープフィーダーの装着後における頭出しを簡便に実行することができる。
また、作業者との間のインターフェースをさらに備え、制御部は、頭出しが必要と判定すると、インターフェースを介して頭出しの実行を作業者に促すように、部品実装機を構成しても良い。かかる構成では、作業者は、インターフェースを確認した結果に応じて、頭出しを適切に実行することができる。
また、テープフィーダーの部品供給位置に対向して、テープに収納された部品と部品供給位置との位置関係を確認する確認部をさらに備え、制御部は、頭出しが必要と判定すると、テープに収容された部品と部品供給位置との位置関係を確認部により確認しつつテープフィーダーのテープを送り方向に送ることで頭出しを実行するように、部品実装機を構成しても良い。かかる構成では、制御部により、頭出しを実行することができる。
また、制御部は、頭出しが不要と判定すると、頭出しを実行せずに、テープフィーダーの部品供給位置からヘッドユニットにより部品をピックアップして基板に実装するように、部品実装機を構成しても良い。かかる構成では、不要な頭出しを行うことなく、テープフィーダーが供給する部品の基板への実装を速やかに開始することができる。
また、記憶部は、テープフィーダーに内蔵されているように、部品実装機を構成しても良い。かかる構成では、例えば複数のテープフィーダーがフィーダー保持部に取り付けられているような場合においても、制御部は、対象のテープフィーダーにアクセスすることで、対象のテープフィーダーの記憶部に記憶されたテープ初期位置を的確に取得できる。
また、テープフィーダーは、回転することでテープを送り方向に送る回転部材を有し、検知部は回転部材の回転角度に基づき送り方向におけるテープの位置を検知するように、部品実装機を構成しても良い。かかる構成は、回転部材の回転角度に基づきテープの位置を検知するため、フィーダー保持部へのテープフィーダーの装着の際にテープ現在位置を速やかに取得して、頭出しの要否を判定できる。したがって、テープフィーダーの装着後において頭出しの要否の判定に要する時間の短縮化を図るにあたって有利となる。
具体的には、回転部材は、テープに設けられた孔に係合しつつ回転することでテープを送り方向に送るスプロケットであるように、部品実装機を構成しても良い。
1…部品実装システム
10…部品実装機
31…フィーダー保持部
4…テープフィーダー
41…スプロケット
48…記憶部
60…ヘッドユニット
100…主制御部
101…記憶部
TP…テープ
Ds…送り方向
Ls…部品供給位置
Li…テープ初期位置
Lr…テープ現在位置
P…プログラム

Claims (12)

  1. 複数の部品を収容するテープを送り方向に送り出して前記部品を部品供給位置に供給するテープフィーダーと、
    前記テープフィーダーを着脱可能に保持するフィーダー保持部と、
    前記フィーダー保持部に装着された前記テープフィーダーが前記部品供給位置に供給する前記部品を基板に実装するヘッドユニットと、
    前記テープの位置を前記送り方向に調整して前記テープに収容された前記部品を前記部品供給位置に位置決めする頭出しの要否を、前記フィーダー保持部に装着された前記テープフィーダーについて判定する制御部と、
    記憶部と
    を備え、
    前記テープフィーダーは、前記送り方向における前記テープの位置を検知する検知部を有し、
    前記記憶部は、前記部品が前記部品供給位置に位置決めされた状態にある前記テープの位置を前記検知部により検知した結果であるテープ初期位置を記憶し、
    前記制御部は、前記テープフィーダーが前記フィーダー保持部に装着されると、前記検知部が検知する前記テープの位置をテープ現在位置として確認し、前記テープ現在位置と前記テープ初期位置とを比較した結果に基づき前記頭出しの要否を判定する部品実装機。
  2. 前記制御部は、前記頭出しが必要と判定すると、前記テープフィーダーの前記テープを前記テープ現在位置と前記テープ初期位置との差だけ前記送り方向に送ることで前記頭出しを実行する請求項1に記載の部品実装機。
  3. 作業者との間のインターフェースをさらに備え、
    前記制御部は、前記頭出しが必要と判定すると、前記インターフェースを介して前記頭出しの実行を作業者に促す請求項1に記載の部品実装機。
  4. 前記テープフィーダーの前記部品供給位置に対向して、前記テープに収納された前記部品と前記部品供給位置との位置関係を確認する確認部をさらに備え、
    前記制御部は、前記頭出しが必要と判定すると、前記テープに収容された前記部品と前記部品供給位置との位置関係を前記確認部により確認しつつ前記テープフィーダーの前記テープを前記送り方向に送ることで前記頭出しを実行する請求項1に記載の部品実装機。
  5. 前記制御部は、前記頭出しが不要と判定すると、前記頭出しを実行せずに、前記テープフィーダーの前記部品供給位置から前記ヘッドユニットにより部品をピックアップして前記基板に実装する請求項1ないし4のいずれか一項に記載の部品実装機。
  6. 前記記憶部は、前記テープフィーダーに内蔵されている請求項1ないし5のいずれか一項に記載の部品実装機。
  7. 前記テープフィーダーは、回転することで前記テープを前記送り方向に送る回転部材を有し、前記検知部は前記回転部材の回転角度に基づき前記送り方向における前記テープの位置を検知する請求項1ないし6のいずれか一項に記載の部品実装機。
  8. 前記回転部材は、前記テープに設けられた孔に係合しつつ回転することで前記テープを前記送り方向に送るスプロケットである請求項7に記載の部品実装機。
  9. 複数の部品を収容するテープを送り方向に送り出して前記部品を部品供給位置に供給可能なテープフィーダーが部品実装機のフィーダー保持部に装着されたことを確認する工程と、
    前記部品が前記部品供給位置に位置決めされた状態にある前記テープの位置を前記テープフィーダーに設けられた検知部により検知した結果であるテープ初期位置を記憶部から読み出す工程と、
    前記テープフィーダーが部品実装機に取り付けられた状態において前記検知部が検知する前記テープの位置であるテープ現在位置と前記テープ初期位置とを比較した結果に基づき前記頭出しの要否を判定する工程と
    を備える部品実装機の制御方法。
  10. 請求項9に記載の部品実装機の制御方法が備える前記各工程をコンピューターに実行させる部品実装機の制御プログラム。
  11. 請求項10に記載の部品実装機の制御プログラムをコンピューターにより読み出し可能に記録する記録媒体。
  12. 複数の部品を収容するテープを送り方向に送り出して前記部品を部品供給位置に供給するテープフィーダーと、前記テープフィーダーを着脱可能に保持するフィーダー保持部と、前記フィーダー保持部に装着された前記テープフィーダーにより前記部品供給位置に供給される前記部品を基板に実装するヘッドユニットとを有する部品実装機と、
    前記テープの位置を前記送り方向に調整して前記テープに収容された前記部品を前記部品供給位置に位置決めする頭出しを前記テープフィーダーに対して実行可能である、前記フィーダー保持部とは別に設けられた段取り作業部と、
    前記フィーダー保持部に装着された前記テープフィーダーについて前記頭出しの要否を判定する制御部と、
    記憶部と、
    を備え、
    前記テープフィーダーは、前記送り方向における前記テープの位置を検知する検知部を有し、
    前記記憶部は、前記段取り作業部で実行された前記頭出しによって前記部品が前記部品供給位置に位置決めされた状態にある前記テープの位置を前記検知部が検知した結果であるテープ初期位置を記憶し、
    前記制御部は、前記テープフィーダーが前記フィーダー保持部に装着されると、前記検知部が検知する前記テープの位置をテープ現在位置として確認し、前記テープ現在位置と前記テープ初期位置とを比較した結果に基づき前記頭出しの要否を判定する部品実装システム。
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