JPWO2016158840A1 - イメージセンサユニット、画像読取装置、画像形成装置および紙葉類識別装置 - Google Patents

イメージセンサユニット、画像読取装置、画像形成装置および紙葉類識別装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2016158840A1
JPWO2016158840A1 JP2017509964A JP2017509964A JPWO2016158840A1 JP WO2016158840 A1 JPWO2016158840 A1 JP WO2016158840A1 JP 2017509964 A JP2017509964 A JP 2017509964A JP 2017509964 A JP2017509964 A JP 2017509964A JP WO2016158840 A1 JPWO2016158840 A1 JP WO2016158840A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image sensor
unit
light
ultraviolet
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017509964A
Other languages
English (en)
Inventor
堀口 智之
智之 堀口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Components Inc
Original Assignee
Canon Components Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Components Inc filed Critical Canon Components Inc
Publication of JPWO2016158840A1 publication Critical patent/JPWO2016158840A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D7/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
    • G07D7/06Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency using wave or particle radiation
    • G07D7/12Visible light, infrared or ultraviolet radiation
    • G07D7/121Apparatus characterised by sensor details
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/20Filters
    • G02B5/208Filters for use with infrared or ultraviolet radiation, e.g. for separating visible light from infrared and/or ultraviolet radiation
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/20Filters
    • G02B5/22Absorbing filters
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D7/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
    • G07D7/06Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency using wave or particle radiation
    • G07D7/12Visible light, infrared or ultraviolet radiation
    • G07D7/1205Testing spectral properties
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/024Details of scanning heads ; Means for illuminating the original
    • H04N1/028Details of scanning heads ; Means for illuminating the original for picture information pick-up
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/19Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Optical Filters (AREA)

Abstract

イメージセンサユニット(60)は、被照明体に対して少なくとも紫外光を主走査方向に沿って照射する光源部(25)と、被照明体からの光を集光する集光体(32)と、集光体(32)により集光された光を電気信号へと変換するイメージセンサ(75)と、被照明体とイメージセンサ(75)との間に配置され、被照明体により反射される光のうち紫外光をカットし、被照明体に施された蛍光物質が紫外光により励起されることで発生する蛍光を透過する紫外カット部(65)と、を有し、イメージセンサ(75)は、光源部(25)から照射された紫外光のうち反射部によって反射され、紫外カット部(65)を透過しない光を検出する紫外検出部(77)を有する。

Description

本発明は、イメージセンサユニット、画像読取装置、画像形成装置および紙葉類識別装置に関する。
紙幣、有価証券などの紙葉類には真贋を判定するために蛍光インクなどで施された蛍光画像が形成されているものがある。このような紙葉類に紫外光を照射することで蛍光画像が発光するので、発光された蛍光画像を読取ることで紙葉類の真贋を判定することができる。
特許文献1には蛍光画像を読取るために紫外光LED光源を備えた光学ラインセンサ装置が開示されている。特許文献1の光学ラインセンサ装置では、被照明体とイメージセンサとの間に波長410nm以下の可視光および紫外光をカットするフィルタを配置することで蛍光画像の検出能力を高めている。
特開2012−190253号公報
特許文献1のような光学ラインセンサ装置に用いられる紫外光LED光源は、経年劣化などによって照射強度が低下してしまう。照射強度が低下してしまうと、読取る画像の輝度が低下してしまう。そのため、経年劣化による照射強度の低下を打ち消すように紫外光LED光源の照射強度を補正する必要がある。
一般的に可視光を発する光源を備えるイメージセンサユニットでは、いわゆる白基準に向かって光を照射し、白基準で反射した光をイメージセンサによって検出し、検出した反射光の強度に応じて光源の照射強度を補正している。
しかしながら、特許文献1のように被照明体とイメージセンサとの間に波長410nm以下の可視光および紫外光をカットするフィルタが配置されている場合には、白基準で反射された紫外光はフィルタによってカットされてしまうために、イメージセンサは白基準で反射された紫外光を検出することができない。したがって、紫外光を発する光源の照射強度を補正することができないという問題がある。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、紫外光を照射する光源部の照射強度を補正することができるイメージセンサユニット等を提供することを目的とする。
本発明のイメージセンサユニットは、被照明体に対して少なくとも紫外光を主走査方向に沿って照射する光源部と、前記被照明体からの光を集光する集光体と、前記集光体により集光された光を電気信号へと変換するイメージセンサと、前記被照明体と前記イメージセンサとの間に配置され、前記被照明体により反射される光のうち紫外光をカットし、前記被照明体に施された蛍光物質が紫外光により励起されることで発生する蛍光を透過する紫外カット部と、を有するイメージセンサユニットであって、前記イメージセンサは、前記光源部から照射された紫外光のうち反射部によって反射され、前記紫外カット部を透過しない光を検出する紫外検出部を有することを特徴とする。
本発明の画像読取装置は、上述したイメージセンサユニットと、前記イメージセンサユニットと前記被照明体とを相対的に移送させる移送部と、を有することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、イメージセンサユニットと、前記イメージセンサユニットと前記被照明体とを相対的に移送させる移送部と、前記イメージセンサユニットにより読取られた画像を記録媒体に形成する画像形成部と、を有することを特徴とする。
本発明の紙葉類識別装置は、上述したイメージセンサユニットと、前記被照明体としての紙葉類を移送させる移送部と、前記紙葉類を識別する基準となる基準データを記憶する記憶部と、前記イメージセンサユニットに読取られた画像情報と、前記記憶部に記憶されている前記基準データとを比較して前記紙葉類を識別する比較部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、紫外光を照射する光源部の照射強度を補正することができる。
図1は、画像読取装置の要部構成を示す断面図である。 図2は、イメージセンサユニットの分解斜視図である。 図3は、イメージセンサユニットの拡大分解斜視図である。 図4は、イメージセンサユニットの平面図である。 図5は、第1実施形態のイメージセンサユニットの断面図である。 図6は、第1実施形態のイメージセンサユニットの拡大断面図である。 図7は、第2実施形態のイメージセンサユニットの断面図である。 図8は、第2実施形態のイメージセンサユニットの拡大断面図である。 図9は、フラットベッド方式のスキャナの構成の一例を示す斜視図である。 図10は、シートフィード方式のスキャナの構成の一例を示す断面図である。 図11は、画像形成装置の外観を示す斜視図である。 図12は、画像形成装置内の画像形成部を示す斜視図である。
以下、図面に基づき、本発明に係るイメージセンサユニット、画像読取装置、画像形成装置および紙葉類識別装置の好適な実施形態について説明する。以下の説明においては、三次元の各方向を、X,Y,Zの各矢印で示す。X方向が主走査方向であり、Y方向が主走査方向に直角な副走査方向であり、Z方向が垂直方向(上下方向)である。
(第1実施形態)
本実施形態の画像読取装置100は、紙幣、有価証券などの紙葉類の真贋判定を行う紙葉類識別装置として機能する。
図1は、本実施形態のイメージセンサユニット10を備えた画像読取装置100の要部構成を示す断面図である。ここで先ず、これらの全体構成について概略を説明する。本実施形態では、被照明体として典型的には紙幣Sとする。なお、紙幣Sに限らず、その他の対象物に対しても本発明は適用可能である。
画像読取装置100の所定部には、紙幣Sの搬送方向Fに、対をなして紙幣Sを挟みながら搬送するための移送部としての搬送ローラ101A、101Bと搬送ローラ102A、102Bとが所定の間隔をおいて配置される。これらの搬送ローラ101A、101Bおよび102A、102Bは駆動機構により回転駆動されるようになっており、紙幣Sは所定の搬送速度でイメージセンサユニット10に対して搬送方向Fに相対的に移送される。
イメージセンサユニット10は、搬送ローラ101A、101Bと搬送ローラ102A、102Bとの間に配置され、移送される紙幣Sに対して光を照射し、紙幣Sからの反射光の画像情報を読取る。
イメージセンサユニット10には比較部103が接続されている。比較部103はイメージセンサユニット10により読取られた画像情報を取得する。また、比較部103は記憶部104に記憶されている基準データを読出し、取得した画像情報と比較して、紙幣Sの真贋を識別する。
次に、イメージセンサユニット10の構成について説明する。本実施形態のイメージセンサユニット10は、紫外光をカットする紫外カット部を備えていながら、紫外光を照射する光源部の照射強度を検出できる。
図2は、イメージセンサユニット10の分解斜視図である。図3は、図2に示すイメージセンサユニット10のうち、主走査方向における一方側を拡大した斜視図である。図4は、カバー体を省略したイメージセンサユニット10の平面図である。図5は、図4に示すI−I線を矢印方向から見たイメージセンサユニット10の断面図である。
イメージセンサユニット10は概して直方体に形成され、その長手方向が主走査方向となり、これに直交する副走査方向は紙幣Sの搬送方向Fとなる。
イメージセンサユニット10は、フレーム11、光源部25、集光体32、フィルタ部材34、センサ基板38、イメージセンサ45、基準部材50などを備えている。これらの構成部材のうち、光源部25は照明装置として機能する。また、フレーム11、光源部25、集光体32、フィルタ部材34、センサ基板38およびイメージセンサ45は、読取る紙幣Sの主走査方向の寸法に応じた長さに形成される。
フレーム11は、イメージセンサユニット10の各構成部材を収容するフレーム本体12と、フレーム本体12に蓋着されるカバー体18とを有する。
フレーム本体12は、イメージセンサユニット10の各構成部材を所定の位置に支持する。フレーム本体12は、主走査方向を長手方向とする略直方体であって、例えば、黒色に着色されて遮光性を有する樹脂材料で形成される。樹脂材料としては、例えばポリカーボネートなどが適用できる。
図1に示すように、フレーム本体12には、光源部25を収容する光源収容部13と、集光体32を収容する集光体収容部15と、センサ基板38を収容する基板収容部16とが主走査方向に形成される。
光源収容部13は、上側(紙幣S側)に向かって開口する空間である。光源収容部13は、光源部25を支持する光源支持部14が形成される。光源支持部14は、光源部25を傾斜した状態に支持する。光源支持部14は、フレーム11の主走査方向に間隔をあけて複数、形成される。光源部25は、光源支持部14上に塗布された接着剤によって光源収容部13内に固定される。
集光体収容部15は、上側に向かって開口する溝である。集光体収容部15は、集光体32を光軸が上下方向に沿った状態に収容する。集光体32は、集光体収容部15に塗布された接着剤によって集光体収容部15内に固定される。
基板収容部16は、下側に開口する空間である。基板収容部16は、センサ基板38を実装面が上下方向に直交する状態に収容する。センサ基板38は、フレーム11に形成された図示しないボスなどを熱カシメすることで基板収容部16内に固定される。集光体収容部15と基板収容部16とは、開口部17を介して連通する。
カバー体18は、フレーム本体12内に塵が侵入するのを防止する。また、カバー体18は、光源部25からの光を紙幣Sに向かって透過させ、紙幣Sからの光をフレーム本体12内に透過させる。カバー体18は、フレーム本体12を上側から覆うように、例えば両面テープなどを用いて固定される。カバー体18は、保持体19とカバーガラス20とを有する。
保持体19は、カバーガラス20を中央で保持する。保持体19は、主走査方向を長手方向とする略平板状であって、例えば、黒色に着色されて遮光性を有する樹脂材料で形成される。樹脂材料としては、例えばポリカーボネートなどが適用できる。
カバーガラス20は、主走査方向を長手方向とする平板状の透過部材である。カバーガラス20は、ガラスに限られず、例えばアクリルやポリカーボネートなどの透明な樹脂材料が適用できる。
光源部25は、移送される紙幣Sに対して少なくとも紫外光を主走査方向に沿ってライン状に照射する。図4に示すように、光源部25は有効読取範囲Eを超えた位置まで配置され、有効読取範囲Eよりも主走査方向に広い範囲に光を照射する。ここで、有効読取範囲Eとは、イメージセンサユニット10が実際に紙幣Sを読取る範囲である。
光源部25は、複数の光源26と、複数の光源26を実装する光源基板30とを有する。図3に示すように、光源26は、表面に発光素子としてのLEDチップ27が配置される、いわゆるトップビュータイプの表面実装型のLEDパッケージが適用できる。LEDパッケージは、LEDチップ27がLEDパッケージの表面に透明樹脂によって封止された状態で配置される。ここでは、紙幣Sの蛍光画像(紙幣Sに紫外光を照射した際に紙幣Sに含まれている蛍光物質から発せられる蛍光により形成される文字や図形)を検出するために、例えば350nm〜400nmの紫外光を照射する光源26を用いる。ここで、蛍光物質とは、一般には、ある特定の波長の光を吸収して、その光よりも長い波長の光(蛍光)を発する性質をもつ物質をいう。特に本発明においては、紫外光を吸収して可視光(蛍光)を発する性質を持つ物質をいう。
なお、光源部25は、複数の光源26の全てが紫外光を照射するように構成してもよく、複数の光源26のいくつかが、例えば、赤、緑、青などの可視光および赤外光を照射するように構成してもよい。
光源基板30は、主走査方向を長手方向とする平板状である。光源基板30には、複数の光源26が主走査方向に沿って一列に配列した状態で実装される。光源基板30には図示しない回路パターンが施され、実装した光源26同士を電気的に導通させる。なお、光源基板30は、複数の光源26を主走査方向に沿って一列で実装する場合に限られず、二列以上で実装してもよい。
集光体32は、紙幣Sからの光を集光し、イメージセンサ45上に結像する。集光体32は、主走査方向を長手方向とする棒状に形成される。図5に示すように、集光体32は有効読取範囲Eを超えた位置まで配置される。集光体32は、例えば複数の正立等倍結像型の結像素子(ロッドレンズ)が主走査方向に直線状に配列されるロッドレンズアレイが適用できる。なお、集光体32は、イメージセンサ45上に結像できればよく、例えば各種マイクロレンズアレイなど、従来公知の各種集光機能を有する光学部材が適用できる。
フィルタ部材34は、所定の波長の光を遮断する。フィルタ部材34は、主走査方向を長手方向とする平板状に形成される。図5に示すように、フィルタ部材34は有効読取範囲Eを超えた位置まで配置される。また、フィルタ部材34は、集光体32の主走査方向の長さおよびイメージセンサ45の主走査方向の長さと同一であり、集光体32の下面に沿って配置される。
本実施形態のフィルタ部材34は、主走査方向の全長に亘って紫外カット部35が形成される。紫外カット部35は、紙幣Sからの光のうち紫外光を吸収することで、紫外光をカットする。具体的には、紫外カット部35は、略450nm以下の光(可視光の一部および紫外光)をカットする。逆に、紫外カット部35は、略450nmよりも長い波長の光を透過する。したがって、紙幣Sに施された蛍光物質が紫外光により励起されることで発生する蛍光は、例えば400nm〜700nmの波長であり500nm〜650nmの波長が中心であるため、紫外カット部35は蛍光を透過させることができる。
紫外カット部35は、透明フィルムに紫外光吸収剤を含ませた紫外吸収フィルム、透過率や屈曲率の異なる金属酸化物や誘電体を蒸着させたガラスが適用できる。なお、紫外カット部35は、少なくとも紫外光をカットできればよく、材料や構造に限定されない。また、紫外カット部35は、集光体32の下面に配置される場合に限られず、紙幣Sとイメージセンサ45との間に配置されていればよい。したがって、例えば集光体32の上面および下面の少なくとも一方に蒸着膜を形成することで紫外カット部35を構成してもよい。
センサ基板38は、各種構成部材を実装する。センサ基板38は、主走査方向を長手方向とする平板状に形成される。図2に示すように、センサ基板38のうち上面の実装面39には、照度記憶部としての照度記憶回路41、照度比較部としての照度比較回路42、補正部としての駆動回路43、イメージセンサ45などが実装される。また、図1に示すように、センサ基板38のうち下面の実装面40には、イメージセンサユニット10に対して信号を送受信したり、電気を供給したりするためのケーブルを接続するコネクタ44が実装される。
照度記憶回路41は、光源部25の照射強度を補正するときの必要な情報を記憶する。具体的には、照度記憶回路41は、光源部25の基準の照射強度の情報、および、照射強度を補正するときの情報などを記憶する。照度記憶回路41には、公知の各種不揮発メモリが適用できる。
照度比較回路42は、光源部25の照射強度と、照度記憶回路41に記憶された基準の照射強度とを比較する。
駆動回路43は、光源部25およびイメージセンサ45を制御して駆動させる。具体的には、駆動回路43は、光源部25を発光させたり、イメージセンサ45に光を検出させたりする。また、駆動回路43は、照度比較回路42による比較結果に基づいて光源部25の照射強度を補正する。照度比較回路42、駆動回路43による照射強度の補正については、後述する。
イメージセンサ45は、紙幣Sからの光が集光体32によって結像された光を受光して電気信号に変換する。イメージセンサ45は、集光体32の下側に配置される。イメージセンサ45は、イメージセンサユニット10の読取りの解像度に応じた複数の光電変換素子から構成されるイメージセンサIC48の所定数を実装面39上に主走査方向に直線状に配列される。イメージセンサ45は有効読取範囲Eを超えた位置まで配置される。なお、イメージセンサ45は、紙幣Sからの光を電気信号に変換できるものであればよく、上述した構成に限定されない。イメージセンサIC48には、従来公知の各種イメージセンサICが適用できる。
図5に示すように、イメージセンサ45は、読取用検出部46と、補正用検出部47とを有する。
読取用検出部46は、主に有効読取範囲Eに位置する。読取用検出部46は、紙幣Sの蛍光画像が紫外光により励起されることで発生し、紫外カット部35を透過する蛍光を検出する。
一方、補正用検出部47は、有効読取範囲Eの外側に位置する。補正用検出部47は、平面視で見て基準部材50と重なり合っている。補正用検出部47は、基準部材50が紫外光により励起されることで発生する蛍光を検出する。
基準部材50は、光源26から照射された光の照射強度を判定するための部材である。基準部材50は、平板状に形成される。
基準部材50は、フレーム11の主走査方向における両端にそれぞれ取付けられている。具体的には、図4の二点鎖線で示すように、基準部材50はフレーム11内において集光体32の主走査方向における両端部と重なり合う位置に配置される。また、図5に示すように、基準部材50は紙幣Sと集光体32との間であって、カバー体18の下面に取付けられている。
本実施形態の基準部材50は、紫外光が照射され励起されることで蛍光を発生する材料により構成される。具体的には、基準部材50は、例えばポリエチレンテレフタラート(PET)やポリ塩化ビニル(PVC)などの有機物が適用できる。また、基準部材50は、光源部25からの紫外光が照射される下面に、蛍光インクが施されている。
したがって、光源部25から紫外光が照射されることで基準部材50の蛍光インクが励起して蛍光を発光する。また、紫外光の一部が蛍光インクを透過したとしても、基準部材50の材料自体が励起して蛍光を発光する。基準部材50は、紫外光により励起されることで例えば450nm〜700nmの波長の光が発生する。
次に、上述したように構成されるイメージセンサユニット10の基本動作について説明する。搬送ローラ101A、101Bおよび102A、102Bは所定の搬送速度で搬送方向Fに紙幣Sを移送する。このとき、光源部25は、図1において代表的に示される矢印Eのように紙幣Sの読取位置Oを指向して発光する。したがって、紙幣Sの下面には、主走査方向に亘ってライン状の光が均一に照射される。
このとき、紙幣Sに蛍光画像が含まれている場合、紫外光によって励起されることで蛍光が発生する。蛍光は集光体32によって集光され、イメージセンサ45(読取用検出部46)上に結像される。なお、蛍光画像ではない位置に照射された紫外光は、紙幣Sによって反射されるが、途中でフィルタ部材34の紫外カット部35がカットするためにイメージセンサ45上には結像されない。イメージセンサ45の読取用検出部46は、結像された蛍光を電気信号に変換して、画像として読取る。また、光源部25に紫外光以外の光を発する光源26を含む場合には、順次、光源26を発光させることで、イメージセンサ45の読取用検出部46は結像された光を電気信号に変換して、画像として読取る。
イメージセンサ45は1走査ライン分読取ることで、紙幣Sの主走査方向における1走査ラインの読取動作を完了する。1走査ラインの読取動作終了後、紙幣Sの副走査方向への移動に伴い、上述と同様に次の1走査ライン分の読取動作が行われる。このように紙幣Sを搬送方向Fに移送しながら1走査ライン分ずつ読取動作を繰り返すことで、紙幣Sの全面が順次走査されて画像情報の読取りが実施される。
イメージセンサユニット10は読取った画像情報を比較部103に送信し、比較部103は基準データと、取得した画像情報と比較することで、紙幣Sの真贋を識別することができる。
次に、上述したように構成されるイメージセンサユニット10の補正動作について図6を参照して説明する。図6は、図5に示すイメージセンサユニット10の主走査方向の他方側の一部拡大図である。
まず、イメージセンサユニット10を製造してから出荷する前に、駆動回路43は光源部25を照射させる。光源部25は、有効読取範囲Eを越えて外側にまで紫外光を照射することから、その一部は基準部材50を照射する。したがって、基準部材50は、紫外光によって励起されることで蛍光を発生する。蛍光は集光体32によって集光され、紫外カット部35でカットされることなくイメージセンサ45(補正用検出部47)上に結像される。イメージセンサ45の補正用検出部47は、結像された蛍光を電気信号に変換して読取ることで、基準部材50を介した光源部25の照射強度を検出する。駆動回路43は、補正用検出部47により検出された照射強度を、基準の照射強度として照度記憶回路41に記憶する。このとき、基準部材50に照射された紫外光の一部は、基準部材50によって反射されるが紫外カット部35によってカットされるために、イメージセンサ45上には結像されない。なお、本実施形態では、イメージセンサユニット10の両側に、それぞれ基準部材50と補正用検出部47とが配置されているために、2つの補正用検出部47で検出された照射強度の平均値を基準の照射強度として記憶してもよい。
その後、イメージセンサユニット10が出荷された後、イメージセンサユニット10は定期的(例えば起動ごと)に上述した動作と同様、基準部材50を介して光源部25の照射強度を検出する。照度比較回路42は、イメージセンサ45の補正用検出部47により検出された照射強度と、照度記憶回路41に記憶された基準の照射強度とを比較する。駆動回路43は、照度比較回路42による比較結果に基づいて、イメージセンサ45の補正用検出部47により検出される照射強度が基準の照射強度になるように電流制御したり、PWM制御したりすることで光源部25の照射強度を補正する。したがって、紙幣Sを読取る場合には、光源部25は補正された照射強度の紫外光を照射することができる。すなわち、光源部25の光源26が経年劣化により照射強度が低下したとして、光源部25では製造時と変わらない照射強度の光を照射することができる。
なお、本実施形態では、イメージセンサユニット10の両側に、それぞれ基準部材50と補正用検出部47とが配置されているために、駆動回路43は2つの補正用検出部47で検出された照射強度の平均値が、基準の照射強度になるように光源部25の照射強度を補正してもよい。
本実施形態では、基準部材50の材料として、紫外光により励起されることで蛍光を発生する材料を用いた。そのため、イメージセンサユニット10が紫外カット部35を備えていても、イメージセンサ45は基準部材50を介した光源部25の照射強度を検出することができる。したがって、イメージセンサユニット10は、基準部材50で発生した蛍光に基づいて光源部25の照射強度を補正することができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、基準部材50の材料として、紫外光により励起されることで蛍光を発生する材料を用いる場合について説明した。このように蛍光を発生させるためには、基準部材50の材料に蛍光反応が生じる有機物が適用される。一方、蛍光反応が生じる有機物は、紫外光が照射されることで経年劣化してしまう。したがって、光源部25の照射強度を補正するために、紫外光を基準部材50に照射して蛍光を検出したとしても、基準部材50が劣化しているか光源部25が劣化しているのか分からず、光源部25の照射強度を精度よく補正することができない場合がある。
そこで、本実施形態では、基準部材に紫外光が照射されても劣化しない材料を用いる。この場合、基準部材は、紫外光が照射されても励起せず、紫外光を反射するだけである。したがって、本実施形態のフィルタ部材は、一部が基準部材により反射された紫外光を透過できるように構成する。
以下、本実施形態のイメージセンサユニット60について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については適宜その説明を省略する。
本実施形態のイメージセンサユニット60は、第1実施形態のイメージセンサユニット10の構成部材のうち、基準部材50、フィルタ部材34、イメージセンサ45をそれぞれ基準部材80、フィルタ部材64、イメージセンサ75に置き換えたものである。また、基準部材80、フィルタ部材64、イメージセンサ75が配置される位置などは、図1〜図4に示すように、第1実施形態の基準部材50、フィルタ部材34、イメージセンサ45と同様であり、異なる部分を中心に説明する。
図7は、図4に示すI−I線を矢印方向から見た第2実施形態のイメージセンサユニット60の断面図である。図8は、図7に示すイメージセンサユニット60の主走査方向の他方側の一部拡大図である。
基準部材80は、光源26から照射された光の照射強度を判定するための部材である。本実施形態の基準部材80は、照射された紫外光を反射させる反射部として機能する。すなわち、基準部材80は、少なくとも反射面が紫外光に対して励起しない材料を含んで構成される。具体的には、図8に示すように、基準部材80は、ポリ塩化ビニル(PVC)からなる基部81と、アルミニウム合金などの無機物を含有するインクからなる反射層82と、フッ素コーティングからなる保護層83とを積層させた材料が適用できる。このような材料として、スリーエムジャパン株式会社の「JS−1805XL」を用いることができる。なお、無機物を含有するインクは紫外光に対して励起しない特性がある。また、フッ素コーティングは紫外光を透過させると共に、反射層を保護する特性がある。
その他、基準部材80にはポリプロピレン(PP)に硫酸バリウム(BaSO4)を含有させた材料などが適用できる。なお、ポリプロピレンは紫外光に対して励起せず、硫酸バリウムは紫外光を効率よく反射させる特性がある。
フィルタ部材64は、紫外カット部65と、紫外透過部66とを有する。
紫外カット部65は、主に有効読取範囲Eに位置する。紫外カット部65は、紙幣Sからの光のうち紫外光をカットし、紙幣Sの蛍光画像が紫外光により励起されることで発生する蛍光を透過する。すなわち、紫外カット部65は、第1実施形態の紫外カット部35と同一の機能である。
一方、紫外透過部66は、有効読取範囲Eの外側に形成される。具体的には、紫外透過部66は、平面視で見て基準部材80と重なる位置に形成される。紫外透過部66は、紫外光を透過する。すなわち、紫外透過部66は、基準部材80によって反射された紫外光を透過する。なお、紫外透過部66は、紫外光に限られず可視光および赤外光なども透過できるように構成される。したがって、紫外透過部66は、例えば第1実施形態のフィルタ部材34の紫外カット部35のうち両端の蒸着を省略して単にガラスにすることで構成することができる。また、紫外透過部66は、第1実施形態のフィルタ部材34の紫外カット部35のうち一端または両端を切り欠いて、集光体32およびイメージセンサ75よりも短くすることで構成することができる。
イメージセンサ75は、集光体32によって結像された光を受光して電気信号に変換する。イメージセンサ75は、読取用検出部76と、補正用検出部77とを有する。
読取用検出部76は、主に有効読取範囲Eに位置する。読取用検出部76は、平面視で見てフィルタ部材64の紫外カット部65と重なり合っている。したがって、読取用検出部76は、紙幣Sの蛍光画像が紫外光により励起されることで発生し、紫外カット部65を透過する蛍光を検出する。
一方、補正用検出部77は、有効読取範囲Eの外側に位置する。補正用検出部77は、平面視で見て基準部材80および紫外透過部66に重なり合っている。換言すると、補正用検出部77は、紫外カット部65と重なり合わない。したがって、補正用検出部77は、光源部25によって照射された紫外光のうち基準部材80によって反射され、紫外カット部65を透過しない光を検出する。すなわち、補正用検出部77は、紫外検出部として機能する。
上述したように構成されるイメージセンサユニット60の基本動作は、第1実施形態と同様である。
次に、イメージセンサユニット60の補正動作について図8を参照して説明する。
まず、イメージセンサユニット60を製造してから出荷する前に、駆動回路43は光源部25を照射させる。光源部25は、有効読取範囲Eを越えて外側にまで紫外光を照射することから、その一部は基準部材80を照射する。基準部材80に照射された紫外光は、保護層83を透過して反射層82により反射される。ここで、本実施形態の基準部材80は、照射された紫外光により励起されることなく反射する。したがって、反射された紫外光は集光体32によって集光される。集光体32によって集光された紫外光は、紫外透過部66を透過することから、フィルタ部材64によってカットされることなく、イメージセンサ75(補正用検出部77)上に結像される。イメージセンサ75の補正用検出部77は、結像された紫外光を電気信号に変換して読取ることで、基準部材80を介した光源部25の照射強度を検出する。駆動回路43は、補正用検出部77により検出された照射強度を、基準の照射強度として照度記憶回路41に記憶する。
その後、イメージセンサユニット60が出荷された後、イメージセンサユニット60は定期的(例えば起動ごと)に上述した動作と同様、基準部材80を介して光源部25の照射強度を検出する。照度比較回路42は、イメージセンサ75の補正用検出部77により検出された照射強度と、照度記憶回路41に記憶された基準の照射強度とを比較する。駆動回路43は、照度比較回路42による比較結果に基づいて、イメージセンサ75の補正用検出部77により検出される照射強度が基準の照射強度になるように電流制御したり、PWM制御したりすることで光源部25の照射強度を補正する。したがって、紙幣Sを読取る場合には、光源部25は補正された照射強度の紫外光を照射することができる。すなわち、光源部25の光源26が経年劣化により照射強度が低下したとして、光源部25では製造時と変わらない照射強度の光を照射することができる。
なお、本実施形態では、イメージセンサユニット60の両側に、それぞれ基準部材80と補正用検出部77とが配置されているために、駆動回路43は2つの補正用検出部77で検出された照射強度の平均値が、基準の照射強度になるように光源部25の照射強度を補正してもよい。
本実施形態のように、イメージセンサ75は、基準部材80によって反射され、紫外カット部65を透過しない光を検出する補正用検出部77を有する。すなわち、基準部材80によって反射された紫外光は、紫外カット部65によってカットされずに補正用検出部77により検出される。そのため、イメージセンサユニット60が紫外カット部65を備えていても、補正用検出部77は基準部材80を介した光源部25の照射強度を検出することができる。したがって、イメージセンサユニット60は、基準部材80で反射された紫外光に基づいて光源部25の照射強度を補正することができる。
このとき、イメージセンサ75の補正用検出部77は、紫外光により励起されることで発生した蛍光ではなく、補正対象とする光源部25の紫外光を直接、検出することから、光源部25の照射強度を精度よく補正することができる。
また、基準部材80には、紫外光が照射されても励起されずに反射させる無機物などを用いることができる。そのため、基準部材80は、紫外光が照射されても劣化を防止することができる。したがって、イメージセンサ75の補正用検出部77で検出される光源部25の照射強度には基準部材80の劣化の影響は除かれているために、イメージセンサユニット60は光源部25の照射強度を精度よく補正することができる。
また、イメージセンサ75の補正用検出部77は、平面視において、集光体32と重なり合う一方、フィルタ部材64の紫外カット部65とは重なり合わない位置に配置される。したがって、補正用検出部77は紫外透過部66を透過する紫外光を検出することができる。
また、補正用検出部77は、有効読取範囲Eの外側に配置される。このように、イメージセンサ75のうち補正用検出部77を紙幣Sの読取りには用いず、光源部25の照射強度の補正のために用いることで、イメージセンサユニット60は光源部25の照射強度を精度よく補正することができる。
また、基準部材80はフレーム11に取付けられている。したがって、光源部25と基準部材80との間の相対位置は常に変わらないため、イメージセンサユニット60は任意のタイミングで光源部25の照射強度を補正することができる。
また、基準部材80の少なくとも一部は、平面視において、集光体32と重なり合う一方、フィルタ部材64の紫外カット部65とは重なり合わない位置に配置される。したがって、補正用検出部77は基準部材80によって反射され、かつ紫外透過部66を透過する紫外光を検出することができる。
また、基準部材80は、有効読取範囲Eの外側に配置される。基準部材80を有効読取範囲Eに位置させてしまうと、紙幣Sの画像を読取るときに基準部材80の画像も読取ってしまう。基準部材80を有効読取範囲Eの外側に配置することで、紙幣Sの読取り精度の低下を防止することができる。
また、基準部材80は、集光体32の主走査方向における両側の端部または両側のうち何れか一方側の端部と重なり合う位置に配置される。したがって、紙幣Sの画像を読取るときに基準部材80の画像も読取ってしまうことが防止される。また、集光体32の長手方向における両側の端部と重なり合う位置に基準部材80を配置することで、補正用検出部77は2つの基準部材80から反射された紫外光の照射強度に基づいて光源部25の照射強度を補正することができ、イメージセンサ75は光源部25の照射強度を精度よく補正することができる。
また、基準部材80のうち反射層82は紫外光に対して励起しない材料を含んでいる。したがって、基準部材80は紫外光による劣化を防止することができる。
(第3実施形態)
次に、上述したイメージセンサユニット10、60を画像読取装置としてのフラットベッド方式のスキャナに適用した構成について図9を参照して説明する。
図9は、フラットベッド方式のスキャナの構成の一例を示す斜視図である。
スキャナ110は、筺体111と、被照明体載置部としてのプラテンガラス112と、イメージセンサユニット10、60と、イメージセンサユニット10、60を駆動する駆動機構と、回路基板113と、プラテンカバー114とを有する。プラテンガラス112は、ガラスなどの透明板からなり、筺体111の上面に取り付けられる。プラテンカバー114は、プラテンガラス112に載置された被照明体Pを覆うように、筺体111に対してヒンジ機構などを介して開閉可能に取付けられる。イメージセンサユニット10、60と、イメージセンサユニット10、60を駆動するための駆動機構と、回路基板113とは、筺体111内に収容される。なお、スキャナ110がプラテンガラス112を有するため、イメージセンサユニット10,60はカバー体18を有さなくてもよい。したがって、基準部材50、80は例えばプラテンガラス112の下面であって被照明体Pと重なり合わない位置に取付けることができる。
駆動機構は、保持部材115と、ガイドシャフト116と、駆動モータ117と、ワイヤー118とを含む。保持部材115は、イメージセンサユニット10、60を囲むように保持する。ガイドシャフト116は、保持部材115をプラテンガラス112に沿って読取方向(副走査方向)に移動可能にガイドする。駆動モータ117と保持部材115とはワイヤー118を介して連結されており、駆動モータ117の駆動力によってイメージセンサユニット10、60を保持する保持部材115を副走査方向に移動させる。そして、イメージセンサユニット10、60は、駆動モータ117の駆動力によって副走査方向に移動しながら、プラテンガラス112に載置された被照明体Pである原稿などを読取る。このように、イメージセンサユニット10、60と被照明体Pとを相対的に移動させながら、被照明体Pを読取る。
回路基板113には、イメージセンサユニット10、60が読取った画像に所定の画像処理を施す画像処理回路や、イメージセンサユニット10、60を含むスキャナ110の各部を制御する制御回路や、スキャナ110の各部に電力を供給する電源回路などが構築される。
(第4実施形態)
次に、上述したイメージセンサユニット10、60を画像読取装置としてのシートフィード方式のスキャナに適用した構成について図10を参照して説明する。
図10は、シートフィールド方式のスキャナの構成の一例を示す断面図である。
スキャナ120は、筺体121と、イメージセンサユニット10、60と、搬送ローラ122と、回路基板123とを有する。搬送ローラ122は、図示を省略した駆動機構によって回転し、被照明体Pを挟んで搬送する。回路基板123には、イメージセンサユニット10、60を含むスキャナ120の各部を制御する制御回路や、スキャナ120の各部に電力を供給する電源回路などが構築される。
そして、スキャナ120は、搬送ローラ122によって被照明体Pを読取り方向(副走査方向)に搬送しつつ、イメージセンサユニット10、60により被照明体Pを読取る。すなわち、イメージセンサユニット10、60と被照明体Pとを相対的に移動させながら、被照明体Pを読取る。なお、図10では、被照明体Pの片面を読取るスキャナ120の例を示すが、2つのイメージセンサユニット10、60が被照明体Pの搬送経路を挟んで対向するように設けられ、被照明体Pの両面を読取る構成であってもよい。
(第5実施形態)
次に、上述したイメージセンサユニット10、60を画像形成装置に適用した構成について図11および図12を参照して説明する。
図11は、画像形成装置の外観を示す斜視図である。図12は、画像形成装置の筺体の内部に設けられる画像形成部を抜き出して示した斜視図である。
画像形成装置130は、フラットベッド方式のスキャナとインクジェット方式のプリンタとの複合機(MFP;Multifunction Printer)である。画像形成装置130は、画像を読取る画像読取手段としての画像読取部131と、画像を形成する画像形成手段としての画像形成部132とを有する。画像形成装置130の画像読取部131には、イメージセンサユニット10、60が組み込まれる。なお、画像形成装置130の画像読取部131は、上述した画像読取装置と共通の構成が適用できる。したがって、画像読取装置と共通の構成については説明を省略する。
図11に示すように、画像形成装置130には、操作部133が設けられる。操作部133には、操作メニューや各種メッセージなどを表示する表示部134と、画像形成装置130を操作するための各種操作ボタン135が設けられる。また、図12に示すように、画像形成装置130の筺体136の内部には、画像形成部132が設けられる。画像形成部132は、搬送ローラ137と、ガイドシャフト138と、インクジェットカートリッジ139と、モータ140と、一対のタイミングプーリ141とを有する。搬送ローラ137は、駆動源の駆動力によって回転し、記録媒体としての印刷用紙Rを副走査方向に搬送する。ガイドシャフト138は棒状の部材であり、その軸線が印刷用紙Rの主走査方向に平行となるように画像形成装置130の筺体136に固定される。
インクジェットカートリッジ139は、ガイドシャフト138上をスライドすることによって、印刷用紙Rの主走査方向に往復動できる。インクジェットカートリッジ139は、例えば、シアンC、マゼンタM、イエローY、黒Kのインクを備えたインクタンク142(142C,142M,142Y,142K)と、インクタンク142にそれぞれ設けられた吐出ヘッド143(143C,143M,143Y,143K)から構成される。一対のタイミングプーリ141の一方は、モータ140の回転軸に取り付けられる。そして、一対のタイミングプーリ141は、印刷用紙Rの主走査方向に互いに離れた位置に設けられる。タイミングベルト144は、一対のタイミングプーリ141に平行掛けに巻き掛けられ、所定の箇所がインクジェットカートリッジ139に連結される。
画像形成装置130の画像読取部131は、イメージセンサユニット10、60が読取った画像を、印刷に適した形式の電気信号に変換する。画像形成装置130の画像形成部132は、画像読取部131のイメージセンサユニット10、60が変換した電気信号に基づいて、搬送ローラ137、モータ140、インクジェットカートリッジ139を駆動し、印刷用紙Rに画像を形成する。また、画像形成装置130の画像形成部132は、外部から入力された電気信号に基づいて画像を形成することができる。なお、画像形成装置130のうち、画像形成部132の構成および動作は、従来公知の各種プリンタと同じ構成が適用できる。したがって、詳細な説明は省略する。なお、画像形成部132としてインクジェット方式による画像形成装置を説明したが、電子写真方式、熱転写方式、ドットインパクト方式などどのような方式であっても構わない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
上述した第1および第2実施形態では、照度記憶回路41、照度比較回路42、駆動回路43がセンサ基板38に実装されている場合について説明したが、この場合に限られない。すなわち、照度記憶回路41、照度比較回路42および駆動回路43の少なくとも何れか一つは、画像読取装置100内であってイメージセンサユニット10、60とは別体に構成されていてもよい。
上述した第1および第2実施形態では、基準部材50、80をそれぞれ2つずつ配置する場合について説明したが、この場合に限られず、3つ以上配置してもよく、逆に有効読取範囲Eの外側に一つのみ配置してもよい。
上述した第1および第2実施形態では、イメージセンサユニット10、60を出荷する前に、駆動回路43が光源部25を実際に照射させ、検出された照射強度を、基準の照射強度として照度記憶回路41に記憶する場合について説明したが、この場合に限られない。すなわち、実際に照射させずに経験あるいは計算で算出される照度強度を、基準の照射強度として照度記憶回路41に記憶してもよい。
上述した第1および第2実施形態では、光源基板30に複数の光源26を主走査方向に沿って実装した光源部25を用いる場合について説明したが、この場合に限られず、紙幣Sに対して少なくとも紫外光を主走査方向に沿ってライン状に照射するものであれば、どのような構成であってもよい。例えば、主走査方向に長く形成された導光体と、導光体の端面に配置される光源とを有する光源部であってもよい。
上述した第1および第2実施形態では、紙幣Sの搬送路に対して、下側にイメージセンサユニット10を配置する場合について説明したが、この場合に限られず、図1に示す二点鎖線で示すように、上側にイメージセンサユニット10を配置してもよい。また、搬送路を挟んだ上下にそれぞれイメージセンサユニット10を配置してもよい。搬送路を挟んで上下に、イメージセンサユニット10を配置することで、紙幣Sの表裏両面を一回の搬送で読取ることを可能となる。
本発明は、イメージセンサユニット、画像読取装置、画像形成装置および紙葉類識別装置に利用することができる。
(第4実施形態)
次に、上述したイメージセンサユニット10、60を画像読取装置としてのシートフィード方式のスキャナに適用した構成について図10を参照して説明する。
図10は、シートフィー方式のスキャナの構成の一例を示す断面図である。
スキャナ120は、筺体121と、イメージセンサユニット10、60と、搬送ローラ122と、回路基板123とを有する。搬送ローラ122は、図示を省略した駆動機構によって回転し、被照明体Pを挟んで搬送する。回路基板123には、イメージセンサユニット10、60を含むスキャナ120の各部を制御する制御回路や、スキャナ120の各部に電力を供給する電源回路などが構築される。

Claims (14)

  1. 被照明体に対して少なくとも紫外光を主走査方向に沿って照射する光源部と、
    前記被照明体からの光を集光する集光体と、
    前記集光体により集光された光を電気信号へと変換するイメージセンサと、
    前記被照明体と前記イメージセンサとの間に配置され、前記被照明体により反射される光のうち紫外光をカットし、前記被照明体に施された蛍光物質が紫外光により励起されることで発生する蛍光を透過する紫外カット部と、を有するイメージセンサユニットであって、
    前記イメージセンサは、前記光源部から照射された紫外光のうち反射部によって反射され、前記紫外カット部を透過しない光を検出する紫外検出部を有することを特徴とするイメージセンサユニット。
  2. 前記紫外検出部は、平面視において、前記集光体と重なり合う一方、前記紫外カット部とは重なり合わない位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサユニット。
  3. 前記紫外検出部は、前記被照明体の画像を読取る範囲である有効読取範囲の外側に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のイメージセンサユニット。
  4. 前記紫外カット部を有するフィルタ部材を有し、
    前記フィルタ部材は、紫外光が透過する紫外透過部を有し、
    前記紫外検出部は、平面視において、前記紫外透過部と重なり合う位置に配置されることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のイメージセンサユニット。
  5. 前記光源部、前記集光体、前記イメージセンサ、および、前記紫外カット部を収容するフレームを有し、
    前記反射部は、前記フレームに取付けられることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載のイメージセンサユニット。
  6. 前記反射部の少なくとも一部は、平面視において、前記集光体と重なり合う一方、前記紫外カット部とは重なり合わない位置に配置されることを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載のイメージセンサユニット。
  7. 前記反射部は、前記被照明体の画像を読取る範囲である有効読取範囲の外側に配置されることを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載のイメージセンサユニット。
  8. 前記反射部は、平面視において、前記集光体の主走査方向における一方側の端部または両側の端部と重なり合う位置に配置されることを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載のイメージセンサユニット。
  9. 前記反射部は、紫外光に対して励起しない材料を含むことを特徴とする請求項1ないし8の何れか1項に記載のイメージセンサユニット。
  10. 前記紫外光に対して励起しない材料として、硫酸バリウムまたはアルミニウム合金を含むことを特徴とする請求項9に記載のイメージセンサユニット。
  11. 前記光源部の基準の照射強度を記憶する照度記憶部と、
    前記紫外検出部により検出された前記光源部の照射強度と、前記照度記憶部に記憶され
    た基準の照射強度とを比較する照度比較部と、
    前記照度比較部による比較結果に基づいて前記光源部の照射強度を補正する補正部と、を有することを特徴とする請求項1ないし10の何れか1項に記載のイメージセンサユニット。
  12. 請求項1ないし11の何れか1項に記載のイメージセンサユニットと、
    前記イメージセンサユニットと前記被照明体とを相対的に移送させる移送部と、
    を有することを特徴とする画像読取装置。
  13. 請求項1ないし11の何れか1項に記載のイメージセンサユニットと、
    前記イメージセンサユニットと前記被照明体とを相対的に移送させる移送部と、
    前記イメージセンサユニットにより読取られた画像を記録媒体に形成する画像形成部と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項1ないし11の何れか1項に記載のイメージセンサユニットと、
    前記被照明体としての紙葉類を移送させる移送部と、
    前記紙葉類を識別する基準となる基準データを記憶する記憶部と、
    前記イメージセンサユニットに読取られた画像情報と、前記記憶部に記憶されている前記基準データとを比較して前記紙葉類を識別する比較部と、
    を有することを特徴とする紙葉類識別装置。
JP2017509964A 2015-04-01 2016-03-28 イメージセンサユニット、画像読取装置、画像形成装置および紙葉類識別装置 Pending JPWO2016158840A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015075297 2015-04-01
JP2015075297 2015-04-01
PCT/JP2016/059866 WO2016158840A1 (ja) 2015-04-01 2016-03-28 イメージセンサユニット、画像読取装置、画像形成装置および紙葉類識別装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020120576A Division JP7015877B2 (ja) 2015-04-01 2020-07-14 イメージセンサユニット、画像読取装置、画像形成装置および紙葉類識別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2016158840A1 true JPWO2016158840A1 (ja) 2018-03-08

Family

ID=57005113

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017509964A Pending JPWO2016158840A1 (ja) 2015-04-01 2016-03-28 イメージセンサユニット、画像読取装置、画像形成装置および紙葉類識別装置
JP2020120576A Active JP7015877B2 (ja) 2015-04-01 2020-07-14 イメージセンサユニット、画像読取装置、画像形成装置および紙葉類識別装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020120576A Active JP7015877B2 (ja) 2015-04-01 2020-07-14 イメージセンサユニット、画像読取装置、画像形成装置および紙葉類識別装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10354470B2 (ja)
JP (2) JPWO2016158840A1 (ja)
WO (1) WO2016158840A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10354470B2 (en) * 2015-04-01 2019-07-16 Canon Components, Inc. Image sensor unit, image reading apparatus, image forming apparatus, and paper sheet distinguishing apparatus
JP6867270B2 (ja) 2017-10-19 2021-04-28 グローリー株式会社 光ラインセンサユニット
JP7076309B2 (ja) * 2018-07-11 2022-05-27 株式会社ヴィーネックス 光ラインセンサユニット
JP2020036148A (ja) * 2018-08-29 2020-03-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置および画像形成装置
DE112019004451T5 (de) * 2018-09-05 2021-06-10 Mitsubishi Electric Corporation Bildlesevorrichtung
JP7109683B2 (ja) * 2019-10-04 2022-07-29 三菱電機株式会社 イメージセンサユニット及びイメージセンサユニットの製造方法

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05276379A (ja) * 1992-03-27 1993-10-22 Eastman Kodak Japan Kk 電子画像読み取り装置
CA2108811C (en) * 1992-10-23 2000-05-16 Toshio Hayashi Image reading apparatus, copying apparatus, image processing apparatus, and image processing method
US5434901A (en) * 1992-12-07 1995-07-18 Olympus Optical Co., Ltd. Soft X-ray microscope
US5724152A (en) * 1993-01-01 1998-03-03 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus and image processing apparatus for reading optical information of visible and non-visible light
US5749830A (en) * 1993-12-03 1998-05-12 Olympus Optical Co., Ltd. Fluorescent endoscope apparatus
US5747796A (en) * 1995-07-13 1998-05-05 Sharp Kabushiki Kaisha Waveguide type compact optical scanner and manufacturing method thereof
JP3139736B2 (ja) 1996-07-25 2001-03-05 古河電気工業株式会社 蛍光パターン検出装置
US6544193B2 (en) * 1996-09-04 2003-04-08 Marcio Marc Abreu Noninvasive measurement of chemical substances
JP2002197506A (ja) * 2000-12-26 2002-07-12 Glory Ltd Uv・蛍光検出装置及びそのセンシング方法
JP4552331B2 (ja) 2001-01-30 2010-09-29 沖電気工業株式会社 媒体判別装置
US7354733B2 (en) * 2001-03-29 2008-04-08 Cellect Technologies Corp. Method for sorting and separating living cells
CN1278284C (zh) * 2002-02-28 2006-10-04 日本电产科宝株式会社 纸张类荧光检测传感器
US7755676B2 (en) * 2002-08-30 2010-07-13 Fujifilm Corporation Multi-band image photographing method and apparatus, and program for executing the method
JP2005027033A (ja) * 2003-07-02 2005-01-27 Nikon Corp カラー撮像装置
JP4786910B2 (ja) * 2005-02-07 2011-10-05 Hoya株式会社 電子内視鏡
CA2682467C (en) * 2007-03-29 2016-12-06 Glory Ltd. Paper-sheet recognition apparatus, paper-sheet processing apparatus, and paper-sheet recognition method
JP2010033176A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Toshiba Corp 蛍光・残光検出装置および紙葉類処理装置
JP5440110B2 (ja) * 2009-03-30 2014-03-12 株式会社リコー 分光特性取得装置、分光特性取得方法、画像評価装置、及び画像形成装置
JP5874116B2 (ja) * 2009-07-30 2016-03-02 国立研究開発法人産業技術総合研究所 画像撮影装置および画像撮影方法
DE102009058662A1 (de) * 2009-12-16 2011-06-22 Karl Storz GmbH & Co. KG, 78532 Verfahren zum Prüfen eines optischen Untersuchungssystems
JP5244952B2 (ja) 2010-12-21 2013-07-24 キヤノン・コンポーネンツ株式会社 イメージセンサユニット、及び、画像読取装置
JP5537473B2 (ja) 2011-03-10 2014-07-02 株式会社ヴィーネックス 光学ラインセンサ装置及び有価紙面の鑑別方法
US20130088603A1 (en) * 2011-10-11 2013-04-11 Thomas D. Pawlik Compact viewer for invisible indicia
DE202013012940U1 (de) * 2012-05-04 2023-01-19 Soraa, Inc. LED-Lampen mit verbesserter Lichtqualität
JP2013258496A (ja) 2012-06-11 2013-12-26 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、画像形成装置及び画像読取り方法
US9560284B2 (en) * 2012-12-27 2017-01-31 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Information communication method for obtaining information specified by striped pattern of bright lines
AU2013381730B2 (en) * 2013-03-12 2017-07-27 Ventana Medical Systems, Inc. Digitally enhanced microscopy for multiplexed histology
US9407838B2 (en) * 2013-04-23 2016-08-02 Cedars-Sinai Medical Center Systems and methods for recording simultaneously visible light image and infrared light image from fluorophores
JP5762466B2 (ja) * 2013-05-08 2015-08-12 キヤノン・コンポーネンツ株式会社 イメージセンサユニット、紙葉類識別装置、画像読取装置および画像形成装置
US10354470B2 (en) * 2015-04-01 2019-07-16 Canon Components, Inc. Image sensor unit, image reading apparatus, image forming apparatus, and paper sheet distinguishing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020174395A (ja) 2020-10-22
US20180096553A1 (en) 2018-04-05
WO2016158840A1 (ja) 2016-10-06
US10354470B2 (en) 2019-07-16
JP7015877B2 (ja) 2022-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7015877B2 (ja) イメージセンサユニット、画像読取装置、画像形成装置および紙葉類識別装置
JP5529318B2 (ja) 照明装置、イメージセンサユニット、画像読取装置、および、紙葉類鑑別装置
JP6255313B2 (ja) イメージセンサユニット、紙葉類識別装置、画像読取装置および画像形成装置
JP6081407B2 (ja) イメージセンサユニット、読取装置、画像形成装置および回路基板
JP6180564B2 (ja) イメージセンサユニット、紙葉類識別装置、画像読取装置および画像形成装置
JP5244952B2 (ja) イメージセンサユニット、及び、画像読取装置
JP5873907B2 (ja) 照明装置、イメージセンサユニット、画像読取装置および画像形成装置
JP5518820B2 (ja) イメージセンサユニットおよび画像読取装置
JP6560935B2 (ja) 照明装置、イメージセンサユニット、画像読取装置、画像形成装置および紙葉類識別装置
JP5815782B2 (ja) イメージセンサユニット、画像読取装置および画像形成装置
JP6579863B2 (ja) 読取装置および透過光源ユニット
JP2018093279A (ja) イメージセンサユニット、紙葉類識別装置、画像読取装置および画像形成装置
JP5907935B2 (ja) 照明装置、イメージセンサユニット、画像読取装置および画像形成装置
US9247095B2 (en) Image sensor unit, image reading apparatus, and image forming apparatus
US8797607B2 (en) Method and apparatus for deciding recording media based on light from a linear light source that passes a slit in a light shielding portion
JP6625125B2 (ja) イメージセンサユニット、紙葉類識別装置、画像読取装置
JP2016005130A (ja) イメージセンサユニット、画像読取装置および紙葉類識別装置
JP6630618B2 (ja) イメージセンサユニット、紙葉類識別装置、画像読取装置、画像形成装置
JP2018026622A (ja) イメージセンサユニット、紙葉類識別装置、画像読取装置
JP2018082433A (ja) イメージセンサユニット、紙葉類識別装置、画像読取装置、画像形成装置
JP2017046247A (ja) イメージセンサユニット、紙葉類識別装置、画像読取装置、画像形成装置
JP2015195152A (ja) 照明装置、イメージセンサユニット、画像読取装置および画像形成装置
US20190289162A1 (en) Image reading apparatus
JP2017225083A (ja) イメージセンサユニット、紙葉類識別装置、画像読取装置、画像形成装置
JP2016005076A (ja) 照明装置、イメージセンサユニット、画像読取装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171005

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190521

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190521

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200414