JP2018093279A - イメージセンサユニット、紙葉類識別装置、画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】イメージセンサユニットの反り量を調整できるようにする。【解決手段】イメージセンサユニットは、読取対象物からの光を集光する集光体と、集光体により集光された光を受光して電気信号に変換するイメージセンサと、集光体とイメージセンサとが収容された長尺形状を有する本体フレーム10と、本体フレーム10の長尺方向に延伸する側面3に設けられる長尺形状の剛性部材4と、を有し、剛性部材4は少なくとも2箇所の固定箇所において本体フレーム10の側面3に固定されており、固定箇所どうしの間には、剛性部材4と本体フレーム10との間に反り量調整部材411を介在させることによって本体フレーム10の集光体の光軸方向の反り量を調整できる反り量調整部41a〜41cが設けられる。【選択図】図4
Description
本発明は、イメージセンサユニット、紙葉類識別装置、画像読取装置および画像形成装置に関する。
スキャナーなどの画像読取装置や、コピー機やMFP(Multifunction Printer)などの画像形成装置には、長尺棒状のイメージセンサユニットが適用されるものがある。そして、このような画像読取装置や画像形成装置においては、イメージセンサユニットを読取対象に対して相対的に所定の方向に移動させながら、イメージセンサユニットによって読取対象を読取る。このようなイメージセンサユニットは、前記所定の方向視において読取対象物との距離があえて不均一になるように反らせて(湾曲させて)使用されることがある。この反り量は、適用対象に応じて異なることがある。また、イメージセンサユニットの製造誤差によりイメージセンサユニットに所望の反り量とは異なる量の反りが発生することがある。特にこれは樹脂製のフレームを用いる場合に発生しやすい。さらには、イメージセンサユニットを構成する各部材の寸法が、材料の経年劣化などによって変動することがある。この場合、この寸法の変動によってイメージセンサユニットの反り量が変動することがある。このため、イメージセンサユニットの反り量を調整できるようにしたいという要求がある。
特許文献1には、イメージセンサユニットと読取対象物との距離を調整する構成として、カム機構を用いる構成が開示されている。このような構成によれば、カムを回転させることによって、イメージセンサユニットの個体ごとに読取対象との距離を調整できる。しかしながら、特許文献1には、イメージセンサユニットの反り量を調整するための構成は開示されていない。
上記実情に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、イメージセンサユニットの反り量を調整できるようにすることである。
前記課題を解決するため、本発明は、読取対象物からの光を受光することによって前記読取対象物を読取ることができるイメージセンサユニットであって、前記読取対象物からの光を集光する集光体と、前記集光体により集光された光を受光して電気信号に変換するイメージセンサと、前記集光体と前記イメージセンサとが収容された長尺形状を有する本体フレームと、前記本体フレームの長尺方向に延伸する側面に設けられる長尺形状の剛性部材と、を有し、前記剛性部材は少なくとも2箇所の固定箇所において前記本体フレームの前記側面に固定されており、前記固定箇所どうしの間には、前記剛性部材と前記本体フレームとの間に反り量調整部材を介在させることによって前記本体フレームの前記集光体の光軸方向の反り量を調整できる反り量調整部が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、イメージセンサユニットの反り量を調整することができる。
以下、本発明を適用できる実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施形態では、イメージセンサユニットと、このイメージセンサユニットが適用された紙葉類識別装置、画像読取装置および画像形成装置を示す。イメージセンサユニットは、紙葉類などの読取対象物Pに対して副走査方向に相対的に移動しながら光を照射し、その反射光や透過光によって読取対象物Pを読取る。なお、本発明において、「光」とは、可視光のみならず、紫外線、赤外線などの可視光以外の波長帯域の電磁波を含むものとする。また、各図において、イメージセンサユニットの三次元の各方向を、X,Y,Zの各矢印で示す。X軸方向はイメージセンサユニットの長尺方向であり、例えば主走査方向である。Y軸方向はイメージセンサユニットの短尺方向であり、例えば副走査方向である。Z軸方向は上下方向である。なお、上下方向については、読取対象物Pに向ける側を上側とし、その反対側を下側とする。
<イメージセンサユニットの構成例>
まず、イメージセンサユニット1の構成例について、図1〜図3を参照して説明する。図1は、イメージセンサユニット1の構成例を模式的に示す分解斜視図である。図2は、イメージセンサユニット1の構成例を模式的に示す外観斜視図である。図3は、図2のIII−III線断面図であり、イメージセンサユニット1を主走査方向に直角な面で切断した断面を示す図である。図1〜図3に示すように、イメージセンサユニット1は、本体フレーム10と、光源11と、導光体12と、導光体カバー13と、集光体14と、センサ基板15と、本体カバー17とを有する。さらに、イメージセンサユニット1は、本体フレーム10の反り(具体的には、副走査方向視における上下方向の反り)の量を調整するための剛性部材4と反り量調整部材411を有する。
まず、イメージセンサユニット1の構成例について、図1〜図3を参照して説明する。図1は、イメージセンサユニット1の構成例を模式的に示す分解斜視図である。図2は、イメージセンサユニット1の構成例を模式的に示す外観斜視図である。図3は、図2のIII−III線断面図であり、イメージセンサユニット1を主走査方向に直角な面で切断した断面を示す図である。図1〜図3に示すように、イメージセンサユニット1は、本体フレーム10と、光源11と、導光体12と、導光体カバー13と、集光体14と、センサ基板15と、本体カバー17とを有する。さらに、イメージセンサユニット1は、本体フレーム10の反り(具体的には、副走査方向視における上下方向の反り)の量を調整するための剛性部材4と反り量調整部材411を有する。
光源11には、LED素子を有するLEDパッケージなどといった、各種の点状光源が適用される。例えば、光源11には、赤色(R)と緑色(G)と青色(B)と赤外線(Ir)の各発色光(波長域)のLED素子を有するLEDパッケージが適用される。ただし、光源11の構成および発光色は特に限定されない。例えば光源11には、一種類の発光色(波長域)のLED素子を有するLEDパッケージが適用される構成であってもよい。また、光源11はLEDパッケージに限定されるものではない。
導光体12は、光源11が発する光を線状化(線光源化)してイメージセンサユニット1の外部(読取対象物Pの側)に出射するための光学部材である。導光体12は、例えばアクリル系の樹脂などといった透明な材料からなり、全体として主走査方向に細長い棒状の形状を有する。導光体12の長尺方向(主走査方向)の一方または両方の端面には、光源11が発する光が入射する光入射面121が設けられる。図1においては、両方の端面に光入射面121が設けられる構成を例に示す。導光体12の側面には、後述する光拡散面122(図3参照)と光出射面123とが設けられる。また、導光体12には、導光体カバー13と位置決めするための係合部124が設けられる。係合部124としては、例えば、主走査方向の端部に設けられ、副走査方向に突出する突起が適用できる。
導光体12の光拡散面122は、光入射面121から入射した光を拡散させるための面であり、主走査方向に長い形状を有する。光拡散面122には、例えば、導光体12の外部に光を出射するためのプリズムパターン(図略)が形成される。プリズムパターンには、例えば、断面が略三角形で、長尺方向(主走査方向)に直交する方向に延伸する凸状の構造が適用できる。このほか、光拡散面122には、光を拡散させるためのドットパターンなどが印刷される構成であってもよい。光出射面123は、光入射面121から入射した光を読取対象物Pに向けて出射する面である。光出射面123は、光源11の発する光を線状化(線光源化)できるように、主走査方向に細長い形状を有する。
なお、図1においては、導光体12の長尺方向(主走査方向)の両端面に光入射面121が設けられる構成を示すが、一方の端面にのみ設けられる構成であってもよい。また、図1と図3では、イメージセンサユニット1が2本の導光体12を有する構成を示すが、イメージセンサユニット1が有する導光体12の数は限定されない。例えば、イメージセンサユニット1が1本の導光体12を有する構成であってもよく、3本以上の導光体12を有する構成であってもよい。
導光体カバー13は、導光体12に装着される部材であり、主走査方向に長い棒状で、主走査方向に直角な面で切断した断面形状が略「U」字形状や略「C」字形状に形成される。そして、導光体カバー13は、光を拡散させる機能と光の利用効率の向上を図る機能とを有する。このような機能のため、導光体カバー13は、たとえば酸化チタンの粉末が混合されたポリカーボネートなどといった、光の反射率が高い材料によって形成される。導光体カバー13の内側には、光反射面131が設けられる。光反射面131は、導光体12の光拡散面122から外部に出射した光を反射させて、再び導光体12の内部に入射させるための面であり、導光体12の光拡散面122と同様に、主走査方向に長い形状を有する。なお、導光体カバー13の内側の面の一部が光反射面131であってもよく、全部が光反射面131であってもよい。そして、導光体カバー13が導光体12に装着されると、導光体カバー13の光反射面131が導光体12の光拡散面122を覆う(導光体カバー13に設けられる光反射面131が導光体12の側面に設けられる光拡散面122と対向する)。
導光体カバー13の主走査方向の端部近傍には、導光体12の係合部124が係合可能な被係合部132が設けられる。導光体12の係合部124として突起が適用される構成であれば、導光体カバー13に設けられる被係合部132として、例えば係合部124が嵌まり込むことができる開口部または凹部が適用される。そして、導光体12に設けられる係合部124が導光体カバー13に設けられる被係合部132に係合すると、導光体12と導光体カバー13とが相対的に位置決めされた状態に保持される。
集光体14は、読取対象物Pからの光をイメージセンサ16(後述)の表面に結像させる(集光する)光学部材である。集光体14には、たとえば、一般的なロッドレンズアレイ(マイクロレンズアレイ)が適用できる。一般的なロッドレンズアレイは、複数の正立等倍結像型の結像素子(ロッドレンズ)が長尺方向に直線状に配列された構成を有する。なお、集光体14の具体的な構成は限定されない。
センサ基板15は、配線板152と、配線板152に設けられたイメージセンサ16および光源11とを有する。また、センサ基板15は、外部と電気的に接続するためのコネクタ151を有していてもよい。配線板152は、上下方向視で主走査方向に長い形状(例えば、略長方形)を有する。なお、配線板152の構成は特に限定されるものではなく、公知のプリント配線板など、公知の各種配線板が適用できる。
イメージセンサ16は、集光体14により結像した光(読取対象物Pからの光)を受光して電気信号に変換する。イメージセンサ16は、直線状(一次元状)に配列された複数の光電変換素子を有する。例えばイメージセンサ16には、イメージセンサICアレイが適用できる。イメージセンサICアレイは、複数のイメージセンサICを有し、これら複数のイメージセンサICが配線板152の上面に主走査方向に直線状に配列して実装されることによって形成される。各々のイメージセンサICは、直線状(一次元状)に配列された複数の光電変換素子(受光素子と称することもある)を有する。なお、イメージセンサ16は、直線状(一次元状)に配列された複数の光電変換素子を有する構成であればよく、具体的な構成は限定されない。例えば、イメージセンサ16に含まれる複数の光電変換素子の数や間隔は、イメージセンサユニット1の仕様などに応じて適宜設定される。また、イメージセンサ16にイメージセンサICアレイが適用される構成において、イメージセンサICアレイを形成するイメージセンサICの構成も特に限定されるものではなく、従来公知の各種イメージセンサICが適用できる。さらに、イメージセンサ16にイメージセンサICアレイが適用される構成においては、イメージセンサICが千鳥状に複数列配列されてもよい。
本体フレーム10は、イメージセンサユニット1の筺体である。本体フレーム10は、例えば、遮光性を有する材料により形成される。例えば、本体フレーム10の材料には、黒色に着色されたポリカーボネートなど、各種の樹脂材料が適用できる。本体フレーム10は、主走査方向に長い長尺形状を有する。例えば、上下方向視において主走査方向に長い長方形の形状を有する。本体フレーム10には、導光体収容部101と、集光体収容部102と、センサ基板収容部103と、光源収容部104とが設けられる。導光体収容部101は、導光体カバー13が装着された導光体12を収容可能な領域である。集光体収容部102は、集光体14を収容可能な領域である。センサ基板収容部103は、センサ基板15を収容する領域である。
導光体収容部101は、導光体カバー13が装着された導光体12を収容可能な領域である。導光体収容部101は、本体フレーム10の上側寄りに設けられ、本体フレーム10の長尺方向に長く上側が開口する。導光体収容部101の副走査方向の一側には、押さえ片105が設けられる。押さえ片105は、弾性変形可能な舌片状の構成を有し、導光体カバー13が装着されて導光体収容部101に収容された導光体12を、副走査方向の反対側の一側および上下方向の下側に向けて付勢する。
集光体収容部102は、集光体14を収容可能な領域である。集光体収容部102は、本体フレーム10の上側寄りに設けられ、本体フレーム10の長尺方向に長く、上側と下側の両方が開口する。集光体収容部102の底部(下側)に設けられる開口部は、後述するセンサ基板収容部103と繋がっている。
なお、図1に示すように、イメージセンサユニット1が1つの集光体14と2つの導光体12とを有する構成である場合には、本体フレーム10には、1つの集光体収容部102と2つの導光体収容部101とが設けられる。この場合には、図1に示すように、2つの導光体収容部101の間に1つの集光体収容部102が設けられる。イメージセンサユニット1が1つの集光体14と1つの導光体12とを有する構成である場合には、1つの集光体収容部102と1つの導光体収容部101とが並ぶように設けられる。
センサ基板収容部103は、センサ基板15を収容可能な領域である。図3に示すように、センサ基板収容部103は、本体フレーム10の下側寄り(具体的には、導光体収容部101と集光体収容部102と光源収容部104の下側)に設けられ、下側が開口する。
光源収容部104は、光源11を収容可能な領域である。光源収容部104は、本体フレーム10の長尺方向の両端部近傍に、導光体収容部101の長尺方向の両外側に設けられる。光源収容部104は、導光体収容部101と連通しているとともに、センサ基板収容部103とも繋がっている。
本体カバー17は、透明で平板状の部材である。本体カバー17には、例えばガラス板などが適用される。なお、本体カバー17は、光の透過率が高い材料からなり、本体フレーム10の上側を覆うことができる構成であればよく、具体的な構成は限定されるものではない。
剛性部材4と反り量調整部材411は、本体フレーム10の反り量を調整するとともに、本体フレーム10が反った状態を保持する部材である。剛性部材4は、所定の方向(主走査方向)に長い棒状や板状などといった長尺形状を有する。ここで、「本体フレーム10の反り」とは、副走査方向視において、中央部が下側に窪むように反ること、および、中央部が上側に張り出すように反ることをいうものとする。
また、剛性部材4は、本体フレーム10よりも剛性が高い(反りにくい)。例えば、前述のように本体フレーム10が樹脂材料により形成される構成であれば、剛性部材4には鋼材などの金属材料により形成される構成が適用できる。ただし、剛性部材4は鋼材に限定されるものではなく、本体フレーム10よりも高い剛性を有するものであればよい。例えば剛性部材4には、鋼材のほか、アルミ合金やチタンなどといった、各種金属材料が適用できる。
なお、剛性部材4は、所定の方向(主走査方向)に長い棒状や板状の長尺形状を有していればよく、具体的な形状は特に限定されない。例えば、剛性部材4は、全体として略平板状の形状であってもよく、断面が略L字(すなわち、アングル材)や略U字形状(すなわち、チャンネル材)などであってもよい。そして、副走査方向視において、長尺方向の中央部が上側に張り出すような態様や、下側に窪むような態様では反りにくい(剛性が高い)形状であることが好ましい。例えば、平板形状であれば、幅(副走査方向寸法)よりも高さ(上下方向寸法)の方が大きい形状が適用できる。
反り量調整部材411は、所定の上下方向寸法を有する部材である。なお、反り量調整部材411の具体的な形状は特に限定されるものではない。反り量調整部材411には、例えば、シート状や板状や棒状やブロック状の形状など、各種形状が適用できる。また、反り量調整部材411の材質も特に限定されるものではない。ただし、反り量調整部材411は、圧縮変形し難い材料からなる構成であることが好ましい。例えば、反り量調整部材411には、各種金属材料や、硬質の樹脂材料(たとえば、アクリルやポリカーボネートなど)が適用できる。
次に、イメージセンサユニット1の組み付け構造について説明する。
導光体カバー13が装着された導光体12は、導光体収容部101に収容される。導光体カバー13が装着された導光体12が導光体収容部101に収容されると、本体フレーム10に設けられる押さえ片105が、導光体12および導光体カバー13を副走査方向の一方側および下側に付勢する。このため、導光体12は、導光体収容部101の副走査方向の一方の内周面と底面とに付勢された状態で当接する。したがって、導光体12は、導光体収容部101の内部に収容されると、本体フレーム10に対して副走査方向および上下方向に位置決めされた状態となる。
集光体14は、光軸が上下方向に平行となる向きで集光体収容部102に収容される。集光体収容部102に収容された集光体14は、例えば紫外線硬化型の接着剤などによって、本体フレーム10に接着固定される。なお、イメージセンサユニット1が紙葉類識別装置5や画像読取装置7や画像形成装置9に組み込まれた状態では、集光体14の上側の焦点は、読取対象物Pの読取対象となる面に位置するように、本体フレーム10の上端面よりも上側に設定される。イメージセンサユニット1の本体フレーム10の上端面から集光体14の上側の焦点までの距離は、イメージセンサユニット1の構成(仕様など)や、イメージセンサユニット1が適用される紙葉類識別装置5や画像読取装置7や画像形成装置9の構成(仕様など)に応じて適宜設定されるものであり、特に限定されるものではない。
センサ基板15は、センサ基板収容部103に収容される。その状態では、センサ基板15の上面に設けられているイメージセンサ16が、集光体収容部102に収容されている集光体14の光軸上に位置する。そして、イメージセンサ16が有する複数の光電変換素子のそれぞれは、集光体収容部102に収容されている集光体14の下側の焦点に位置する。
光源11は、光源収容部104に収容される。光源収容部104と導光体収容部101とは一体に繋がっており、光源収容部104に収容された光源11は導光体収容部101に収容されている導光体12の光入射面121に向けて光を照射できる。また、光源11は、センサ基板収容部103に収容されているセンサ基板15の配線板152に、電気的に接続されるとともに物理的に接合される。
本体カバー17は、導光体12と集光体14と光源11が収容された本体フレーム10に、上側から取付けられる。本体カバー17は、少なくとも導光体12から出射される光の経路および読取対象物Pからの光の経路となる部分は透明である。例えば、本体カバー17は、少なくとも前記光の経路となる部分がガラスや透明な樹脂などにより形成される。なお、本体カバー17は、一部が透明であってもよく全体が透明であってもよい。本体カバー17は、例えば紫外線硬化型の接着剤によって本体フレーム10の上側に接着固定される。本体カバー17が接着固定されると、導光体収容部101と集光体収容部102と光源収容部104とは、上側から蓋をされた状態となる。このため、本体フレーム10の内部に塵埃などの異物が侵入することが防止される。
剛性部材4は、本体フレーム10の側面3に装着され、所定の固定箇所において本体フレーム10に固定される。例えば、剛性部材4の長尺方向の両端部の2箇所が、本体フレーム10の長尺方向の両端部のそれぞれにネジなどによって固定される。具体的な固定箇所は、有効読取範囲の外側(長尺方向においてイメージセンサ16の両端よりも外側)であることが好ましい。なお、長尺方向の両端部の2箇所の固定箇所(ここでは、ネジ止め箇所)どうしの間においては、剛性部材4は本体フレーム10に固定されない。このため、本体フレーム10は、2箇所の固定箇所どうしの間において、剛性部材4に対して上下方向に相対的に変位(変形)できる。すなわち、本体フレーム10は、長尺方向の中央部が上側に張り出すように反ること、および、長尺方向の中央部が下側に窪むように反ることができる。
また、剛性部材4は、本体フレーム10の2つの側面3の両方に装着される構成であることが好ましい。この場合、本体フレーム10が反ることができるように、剛性部材4の固定箇所の長尺方向位置は、2つの側面3で同じであること(副走査方向視において、一方の側面3の固定箇所と他方の側面3の固定箇所とが重畳すること)が好ましい。
なお、剛性部材4の固定構造は、上記構造に限定されるものではない。例えば、本体フレーム10の長尺方向の両端部に副走査方向に突出するボスを設けるとともに、剛性部材4の長尺方向の両端部にボス孔を設け、本体フレーム10に設けられるボスを剛性部材4に設けられるボス孔にボスを挿通してカシメる構成であってもよい。また、剛性部材4の両端部に、副走査方向に突出する突起部を設けるとともに、本体フレーム10の側面3に凹部を設け、剛性部材4の突起部を本体フレーム10の側面3の凹部に嵌め込む込む構成であってもよい。さらに、剛性部材4の両端部を、接着剤によって本体フレーム10の側面3の両端部に接着固定する構成であってもよい。要は、剛性部材4の長尺方向の両端部が、本体フレーム10の側面3の両端部に固定され、長尺方向の中間部(換言すると、2箇所の固定箇所どうしの間)は、剛性部材4に対して上下方向に変位(変形)可能な構造であればよい。前述のように、剛性部材4の長尺方向の両端部が本体フレーム10の側面3の両端部に固定され、それ以外の部分(特に、2箇所の固定箇所どうしの間の部分)が本体フレーム10に固定されない構成であれば、本体フレーム10の中間部は、剛性部材4に対して上下方向へ変位(変形)可能となる。
そして、本体フレーム10と剛性部材4とには、反り量調整部材411を介在させることによって本体フレーム10の反り量を調整できる反り量調整部41a〜41cが設けられる。反り量調整部41a〜41cの構成については後述する。
<イメージセンサユニットの読取動作>
ここで、イメージセンサユニット1が読取対象物Pを読取る読取動作の例について説明する。イメージセンサユニット1は読取対象物Pと副走査方向に相対的に移動しながら(イメージセンサユニット1を読取対象物に対して移動させながら、読取対象物Pをイメージセンサユニット1に対して移動させながら)、読取対象物Pに光を照射し、読取対象物Pからの光によって読取対象物Pに設けられるパターンを読取る。
ここで、イメージセンサユニット1が読取対象物Pを読取る読取動作の例について説明する。イメージセンサユニット1は読取対象物Pと副走査方向に相対的に移動しながら(イメージセンサユニット1を読取対象物に対して移動させながら、読取対象物Pをイメージセンサユニット1に対して移動させながら)、読取対象物Pに光を照射し、読取対象物Pからの光によって読取対象物Pに設けられるパターンを読取る。
光源11は、各色の発光素子を順次点灯する。光源11が発する光は、導光体12の両端面に設けられる光入射面121から導光体12の内部に入射する。導光体12の内部に入射して光出射面123に到達した光は、光出射面123から読取対象物Pの読取ラインOに向かって出射する。また、導光体12の内部に入射して光拡散面122に到達した光は、光拡散面122に設けられるプリズムパターンから外部に出射する。導光体12の光拡散面122は導光体カバー13の光反射面131に覆われるため(対向しているため)、プリズムパターンから外部に出射した光は、導光体カバー13の光反射面131で乱反射し、導光体12の光拡散面122から導光体12の内部に再入射する。再入射した光は、光出射面123から読取対象物Pの読取りラインOに向かって出射する。
読取対象物Pからの反射光は、集光体収容部102に収容されている集光体14を通過し、センサ基板15の上面に設けられているイメージセンサ16に結像する。イメージセンサ16は、受光した光を電気信号に変換して出力する。そして、イメージセンサユニット1は、読取対象物Pに対して副走査方向に相対的に移動しながら、上述の動作を行う。これにより、イメージセンサユニット1は、読取対象物Pを読取ることができる。
イメージセンサユニット1が後述する紙葉類識別装置5や画像読取装置7や画像形成装置9に組み込まれた状態では、本体フレーム10と読取対象物Pとの距離(本体カバー17が設けられる構成であれば、本体カバー17と読取対象物Pとの距離)が、所定の距離に維持されることが好ましい。この場合、イメージセンサユニット1が後述する紙葉類識別装置5や画像読取装置7や画像形成装置9に組み込まれた状態で、イメージセンサユニット1の本体フレーム10を反った状態に維持することがある。例えば、イメージセンサユニット1と読取対象物Pとのスムーズな相対的な移動を確保するなどの観点から、イメージセンサユニット1の本体フレーム10を、長尺方向の中間部を下側に窪むように反らせた状態とすることがある。
この反り量は、イメージセンサユニット1の組込対象となる紙葉類識別装置5や画像読取装置7や画像形成装置9の構成(仕様など)に応じて異なることがある。また、イメージセンサユニット1を形成する各部材の材料の経年劣化などによって、本体フレーム10の反り量が経年的に変化することがある。例えば、本体カバー17が紫外線硬化型の接着剤によって本体フレーム10に接着固定される構成では、この接着剤が経年劣化して寸法が変化し、その結果、本体フレーム10の反り量が経年的に変化することがある。そうすると、本体フレーム10が所望の反り量と異なるようになることがある。そこで、本発明の実施形態では、次に説明する反り量調整部41a〜41cによって、本体フレーム10の反り量が所望の反り量となるように調整する。
(反り量調整部の第1の例)
まず、第1の例に係る反り量調整部41aについて、図4と図5を参照して説明する。図4は、第1の例に係る反り量調整部41aの構成を模式的に示す斜視図であり、図2のIV部拡大図である。図5は、反り量調整部41aによる本体フレーム10の反り量の調整を模式的に示す副走査方向視の側面図であり、図5(a)は反り量調整部材411を用いる前の状態を示し、図5(b)は反り量調整部材411が用いられている状態を示す。なお、図5は、本体フレーム10の反りを強調するため、各部材の寸法や形状を実際とは異ならせてある。
まず、第1の例に係る反り量調整部41aについて、図4と図5を参照して説明する。図4は、第1の例に係る反り量調整部41aの構成を模式的に示す斜視図であり、図2のIV部拡大図である。図5は、反り量調整部41aによる本体フレーム10の反り量の調整を模式的に示す副走査方向視の側面図であり、図5(a)は反り量調整部材411を用いる前の状態を示し、図5(b)は反り量調整部材411が用いられている状態を示す。なお、図5は、本体フレーム10の反りを強調するため、各部材の寸法や形状を実際とは異ならせてある。
本体フレーム10の側面3には、剛性部材4が固定される2箇所の固定箇所どうしの間に、反り量調整用凸部31が設けられる。なお、反り調整用凸部31の具体的な長尺方向位置は限定されないが、例えば、本体フレーム10の長尺方向の中央や、2箇所の固定箇所どうしの中央などが適用できる。要は、剛性部材4が固定される2箇所の固定箇所どうしの間のいずれかの位置であればよい。反り量調整用凸部31は、副走査方向外側に突出する凸部である。なお、反り量調整用凸部31は、本体フレーム10に一体に設けられる構成であってもよく、別部材が固定される構成であってもよい。この反り量調整用凸部31は、副走査方向視においては剛性部材4の下側に位置するように設けられ、上下方向視(集光体14の光軸方向視)においては、少なくとも一部分が剛性部材4と重畳するように設けられる。そして、本体フレーム10に設けられる反り量調整用凸部31と、剛性部材4のうちの上下方向視(集光体14の光軸方向視)においてこの反り量調整用凸部31と重畳する部分が、第1の例に係る反り量調整部41aを形成する。
すなわち、図5(b)に示すように、反り量調整部材411を反り量調整用凸部31と剛性部材4との間に介在するように設けることによって、本体フレーム10を、長尺方向の中央部が下側に向かって窪むように反らせることができる。具体的には、本体フレーム10の反り量調整用凸部31と剛性部材4の下辺(下面)との間に、これらの隙間よりも上下方向寸法が大きい反り量調整部材411を介在させると、反り量調整部材411によって本体フレーム10と剛性部材4との隙間が押し広げられた状態となる。本体フレーム10は剛性部材4よりも剛性が小さいことから、反り量調整部材411によってこの隙間が押し広げられた状態となると、本体フレーム10の中央部が下側に窪むように反った状態となる。
このように、反り量調整用凸部31と剛性部材4の下辺(下面)との間に反り量調整部材411を介在させることによって、本体フレーム10を、その長尺方向の中央部が下側に窪むように反った状態に保持できる。また、この反り量は、反り量調整部材411の上下方向寸法に応じて決まる。したがって、介在させる反り量調整部材411の上下方向寸法を変更したり、介在させる反り量調整部材411の数を変更したりすることによって、本体フレーム10の反り量を調整できる。特に、イメージセンサユニット1の本体フレーム10が樹脂製である場合には、金属製ある場合に比べて、反りが発生しやすい。このため、本発明の実施形態に用に、本体フレーム10が樹脂製である場合に有効である。なお、反り量調整部材411によって本体フレーム10の反り量が調整されているか否かは、反り量調整部材411を反り量調整用凸部31と剛性部材4の下辺との間から取り外すことによって容易に検証できる。すなわち、反り量調整部材411を取り外した状態でイメージセンサユニット1をしばらく放置しておくと、反り量調整部材411により反り量が調整されていた場合には、本体フレーム10の形状が調整前の形状に戻る。したがって、本体フレーム10の形状の変化を観察することにより、反り量調整部材411によって本体フレーム10の反り量が調整されているか否かを検証できる。
なお、本体フレーム10が反った状態での形状を主走査方向の中心に関して対称とするためには、2箇所の固定部が本体フレーム10の長尺方向の中心に関して対称の位置に設けられ、反り量調整用凸部31が本体フレーム10の長尺方向の中心に位置するように設けられる構成であることが好ましい。ただし、2箇所の固定部や反り量調整用凸部31の具体的な位置は、特に限定されるものではない。これらの位置は、本体フレーム10をどのような形状に反らせたいかによって適宜設定される。要は、剛性部材4は、長尺方向に離れた少なくとも2箇所において本体フレーム10に固定され、反り量調整用凸部31は、長尺方向の2箇所の固定箇所どうしの間に位置するように設けられる構成であればよい。
また、図4と図5では、反り量調整用凸部31が剛性部材4の下側に位置するように設けられる構成を示したが、このような構成に限定されるものではない。反り量調整用凸部31は、剛性部材4の上側に位置するように設けられる構成であってもよい。反り量調整用凸部31が剛性部材4の上側に位置するように設けられる構成であれば、反り量調整用凸部31と剛性部材4の上辺(上面)との間に反り量調整部材411を介在させることにより、本体フレーム10をその長尺方向の中央部が上側に張り出すように反らせることができ、かつその反り量を調整できる。さらに、反り量調整用凸部31が剛性部材4の上下両側に設けられる構成であってもよい。この場合には、本体フレーム10を、長尺方向の中央部が上側に張り出すように反らせること、および、長尺方向の中央部が下側に窪むように反らせることの両方が可能であり、かつ、両方の場合において反り量を調整できる。
さらに、図4と図5では、本体フレーム10の一方の側面3に1つの反り量調整用凸部31(すなわち、1箇所の反り量調整部41a)が設けられる構成を示したが、反り量調整用凸部31の数(反り量調整部41aの数)は特に限定されるものではない。例えば、本体フレーム10のそれぞれの側面3には、複数の反り量調整用凸部31が設けられる構成であってもよい。この場合には、それぞれの反り量調整用凸部31と剛性部材4との間に反り量調整部材411を介在させることによって、本体フレーム10の反り量を精密に調整できるようになる。
(反り量調整部の第2の例)
次に、反り量調整部41bの第2の例について、図6と図7を参照して説明する。なお、第1の例と共通の構成には同じ符号を付し、説明を省略する。図6は、第2の例に係る反り量調整部41bの構成を模式的に示す斜視図であり、図2のIV部拡大図に相当する図である。図7は、反り量調整部41bによる本体フレーム10の反り量の調整を模式的に示す副走査方向視の側面図であり、図7(a)は反り量調整部材411を用いる前の状態を示し、図7(b)は反り量調整部材411が用いられている状態を示す。
次に、反り量調整部41bの第2の例について、図6と図7を参照して説明する。なお、第1の例と共通の構成には同じ符号を付し、説明を省略する。図6は、第2の例に係る反り量調整部41bの構成を模式的に示す斜視図であり、図2のIV部拡大図に相当する図である。図7は、反り量調整部41bによる本体フレーム10の反り量の調整を模式的に示す副走査方向視の側面図であり、図7(a)は反り量調整部材411を用いる前の状態を示し、図7(b)は反り量調整部材411が用いられている状態を示す。
図6と図7に示すように、剛性部材4の長尺方向の中間部には、反り量調整用開口部33が設けられる。反り量調整用開口部33は、副走査方向に貫通する貫通孔状の開口部である。また、本体フレーム10の側面3には、剛性部材4が固定される2箇所の固定箇所どうしの間に、反り量調整用凸部32が設けられる。反り量調整用凸部32は、副走査方向外側に突出する凸部であり、第1の例に係る反り量調整用凸部31と共通の構成が適用できる。ただし、第2の例においては、反り量調整用凸部32は、剛性部材4に設けられる反り量調整用開口部33に入り込んでいる。このため、上下方向視(集光体14の光軸方向視)において、反り量調整用凸部32の少なくとも一部分が、反り量調整用開口部33の内周面と重畳している。このように、本体フレーム10に設けられる反り量調整用凸部32と、剛性部材4に設けられる反り量調整用開口部33の内周面とが、第2の例に係る反り量調整部41bを形成する。
そして、図7(b)に示すように、反り量調整部材411を本体フレーム10の反り量調整用凸部32と剛性部材4の反り量調整用開口部33の内周面との間に介在するように設けることによって、本体フレーム10の長尺方向の中間部を上側に張り出すように反らせることや、下側に窪むように反らせることができる。このように、本体フレーム10の反り量調整用凸部32と剛性部材4の反り量調整用開口部33の内周面(特に上面または下面)との間に反り量調整部材411を介在させることによって、本体フレーム10を反らせた状態に保持することができる。また、この反り量は、第1の例と同様に、反り量調整部材411の上下方向寸法に応じて決まる。したがって、介在させる反り量調整部材411の上下方向寸法を変更したり、介在させる反り量調整部材411の数を変更したりすることによって、本体フレーム10の反り量を調整できる。
なお、本体フレーム10の反り量調整用凸部32と剛性部材4の反り量調整用開口部33が設けられる位置(すなわち、第2の例に係る反り量調整部41bが設けられる位置)は、第1の例と同じ位置が適用できる。また、第1の例と同様に、第2の例に係る反り量調整部41bが複数設けられる構成であってもよい。
(反り量調整部の第3の例)
次に、反り量調整部41cの第3の例について、図8を参照して説明する。なお、第1の例と共通の構成には同じ符号を付し、説明を省略する。図8は、第3の例に係る反り量調整部41cの構成を模式的に示す断面図であり、図8(a)は反り量調整部材411を用いる前の状態を示し、図8(b)は反り量調整部材411が用いられている状態を示す。
次に、反り量調整部41cの第3の例について、図8を参照して説明する。なお、第1の例と共通の構成には同じ符号を付し、説明を省略する。図8は、第3の例に係る反り量調整部41cの構成を模式的に示す断面図であり、図8(a)は反り量調整部材411を用いる前の状態を示し、図8(b)は反り量調整部材411が用いられている状態を示す。
本体フレーム10の側面3には、剛性部材4が固定される2箇所の固定箇所どうしの間に、反り量調整用凹部35が設けられる。この反り量調整用凹部35は、副走査方向内側に向かって窪む凹部が適用できる。一方、剛性部材4の長尺方向の中間部には、副走査方向を本体フレーム10の側面3の側に向かって突出する反り量調整用凸部34が設けられる。そして、剛性部材4に設けられる反り量調整用凸部34が、本体フレーム10の側面3に設けられる反り量調整用凹部35に入り込んでいる。このため、上下方向視(集光体14の光軸方向視)において、剛性部材4に設けられる反り量調整用凸部34の少なくとも一部分は、本体フレーム10に設けられる反り量調整用凹部35の内周面と重畳している。このように、剛性部材4に設けられる反り量調整用凸部34と、本体フレーム10に設けられる反り量調整用凹部35の内周面とが、第3の例に係る反り量調整部41cを形成する。
そして、図8(b)に示すように、反り量調整部材411を剛性部材4に設けられる反り量調整用凸部34と本体フレーム10の側面3に設けられる反り量調整用凹部35の内周面との間に介在するように設けることによって、本体フレーム10の長尺方向の中間部を上側に張り出すように反らせることや、下側に窪むように反らせることができる。このように、剛性部材4に設けられる反り量調整用凸部34と本体フレーム10に設けられる反り量調整用凹部35の内周面(特に上面または下面)との間に反り量調整部材411を介在させることによって、本体フレーム10を反らせた状態に保持することができる。また、この反り量は、第1の例と同様に、反り量調整部材411の上下方向寸法に応じて決まる。したがって、介在させる反り量調整部材411の上下方向寸法を変更したり、介在させる反り量調整部材411の数を変更したりすることによって、本体フレーム10の反り量を調整できる。
なお、剛性部材4の反り量調整用凸部34と本体フレーム10の反り量調整用凹部35が設けられる位置(すなわち、第3の例に係る反り量調整部41cが設けられる位置)は、第1の例と同じ位置が適用できる。また、第1の例と同様に、第3の例に係る反り量調整部41cが複数設けられる構成であってもよい。
なお、剛性部材4に設けられる反り量調整用凸部34と本体フレーム10に設けられる反り量調整用凹部35の具体的な形状は、特に限定されるものではない。要は、剛性部材4の反り量調整用凸部34の外周面と本体フレーム10の反り量調整用凹部35の内周面(上面と下面)との間に、上下方向の隙間が設けられる構成であればよい。
<紙葉類識別装置>
次に、イメージセンサユニット1が適用された紙葉類識別装置5について、図9を参照して説明する。図9は、紙葉類識別装置5の要部の構成例を模式的に示す図であり、主走査方向に直角な面での断面を示す図である。
次に、イメージセンサユニット1が適用された紙葉類識別装置5について、図9を参照して説明する。図9は、紙葉類識別装置5の要部の構成例を模式的に示す図であり、主走査方向に直角な面での断面を示す図である。
紙葉類識別装置5は、読取対象物Pである紙葉類、例えば紙幣などに光を照射するとともに、紙幣からの光を読取り、読取った光を用いて紙幣の種類や真贋の識別を行う。なお、紙葉類識別装置5に適用されるイメージセンサユニット1のセンサ基板15に設けられる光源11は、可視光と、赤外線と、紫外線とを発することができる。
図9に示すように、紙葉類識別装置5は、2基のイメージセンサユニット1と、紙幣を搬送する搬送ローラー51と、イメージセンサユニット1のコネクタ151に配線接続された識別手段としての画像識別部52とを有する。また、紙葉類識別装置5には、紙幣を副走査方向に搬送するための搬送経路Aが設定される。そして、2基のイメージセンサユニット1は、紙幣の搬送経路Aを挟んで対向するように設けられている。なお、集光体14の上側(紙幣側)の焦点は、搬送経路Aの上下方向の中央に設定される。
このような構成の紙葉類識別装置5の動作は、次のとおりである。紙葉類識別装置5に適用された2基のイメージセンサユニット1のそれぞれは、前述した動作によって、紙幣に設けられている所定のパターンを可視光画像として読取る。さらに、紙幣の赤外線画像を読取るとともに、紙幣の紫外線画像を読取る。また、一方のイメージセンサユニット1の導光体12の光出射面123から紙幣に照射された光は、紙幣を透過して他方のイメージセンサユニット1の集光体14に入射し、他方のイメージセンサユニット1のイメージセンサ16に結像する。他方のイメージセンサユニット1のイメージセンサ16は、受光した透過光を可視光画像と赤外線画像と紫外線画像として読取る。このように、紙葉類識別装置5は、紙幣の両面の反射読取りが可能であるとともに、透過読取りが可能である。
その後、画像識別部52は、予め用意された真券である紙幣に可視光線、赤外線および紫外線を照射することで得られた真券紙幣画像と、真贋判定時に判定対象となる紙幣の可視光画像、赤外線画像および紫外線画像とを比較することで、紙幣の真贋判定を行う。これは、真券である紙幣には、可視光下と赤外線下と紫外線下で得られる画像がそれぞれ異なるような領域が設けられているためである。なお、説明および図示を省略した部分については、従来の紙葉類識別装置と同じ構成が適用できる。また、画像識別部52は、イメージセンサユニット1のセンサ基板15に設けられている構成であってもよい。
なお、ここでは、紙葉類識別装置5が2基のイメージセンサユニット1を有する構成を例示したが、本発明の実施形態に係る紙葉類識別装置5は、2基のイメージセンサユニット1を有する構成に限定されない。例えば、2基のうちの一方のイメージセンサユニット1に代えて、透過光源を有する構成であってもよい。すなわち、紙葉類識別装置5は、1基のイメージセンサユニット1と、このイメージセンサユニット1に対向して設けられる透過光源を有する構成であってもよい。この場合、透過光源は、イメージセンサユニット1と同様に、所定の波長域の線状光を紙幣の読取ラインOに照射できる。このような構成によれば、紙幣の片面の反射読取りが可能であるとともに、紙幣の透過読取りが可能である。さらに、紙葉類識別装置5が1基のイメージセンサユニット1を有し、透過光源を有さない構成であってもよい。この場合には、紙葉類識別装置5は、紙幣の片面の反射読取りが可能である。
また、本実施形態においては、可視光線と赤外線と紫外線とを照射することで紙幣を可視光画像と赤外線画像と紫外線画像として読取る構成を示したが、この構成に限定されない。例えば、可視光と赤外線と紫外線のいずれか1種または2種を照射する構成であっても構わない。また、読取対象物Pとしての紙葉類に紙幣が適用される構成を示したが、紙葉類の種類は限定されるものではない。例えば、各種有価証券やIDカードなどについても読取ができる。
<画像読取装置>
次に、画像読取装置7の構成例について、図10を参照して説明する。図10は、本発明の実施形態であるイメージセンサユニット1を適用できる画像読取装置7の構成例を模式的に示す外観斜視図である。本実施形態では、画像読取装置7として、フラットベッド方式のスキャナーを示す。画像読取装置7は、筺体71と、載置部材72の例であるプラテンガラスと、イメージセンサユニット1と、イメージセンサユニット1を駆動する駆動機構と、回路基板73と、プラテンカバー74とを有する。載置部材72の例であるプラテンガラスは、ガラスなどの透明板からなり、筺体71の上面に取り付けられる。プラテンカバー74は、載置部材72に載置された読取対象物Pを覆うように、筺体71に対してヒンジ機構などを介して開閉可能に取付けられる。イメージセンサユニット1と、このイメージセンサユニット1を駆動するための駆動機構と、回路基板73とは、筺体71の内部に収容される。
次に、画像読取装置7の構成例について、図10を参照して説明する。図10は、本発明の実施形態であるイメージセンサユニット1を適用できる画像読取装置7の構成例を模式的に示す外観斜視図である。本実施形態では、画像読取装置7として、フラットベッド方式のスキャナーを示す。画像読取装置7は、筺体71と、載置部材72の例であるプラテンガラスと、イメージセンサユニット1と、イメージセンサユニット1を駆動する駆動機構と、回路基板73と、プラテンカバー74とを有する。載置部材72の例であるプラテンガラスは、ガラスなどの透明板からなり、筺体71の上面に取り付けられる。プラテンカバー74は、載置部材72に載置された読取対象物Pを覆うように、筺体71に対してヒンジ機構などを介して開閉可能に取付けられる。イメージセンサユニット1と、このイメージセンサユニット1を駆動するための駆動機構と、回路基板73とは、筺体71の内部に収容される。
駆動機構は、保持部材750と、ガイドシャフト751と、駆動モーター752と、ワイヤー754とを含む。保持部材750は、イメージセンサユニット1を囲むように保持する。ガイドシャフト751は、保持部材750を載置部材72に沿って読取方向(副走査方向)に移動可能にガイドする。駆動モーター752と保持部材750とはワイヤー754を介して連結されており、駆動モーター752の駆動力によってイメージセンサユニット1を保持する保持部材750を副走査方向に移動させる。そして、イメージセンサユニット1は、駆動モーター752の駆動力によって副走査方向に移動しながら、載置部材72に載置された読取対象物Pを読み取る。このように、画像読取装置7は、イメージセンサユニット1と読取対象物Pとを相対的に副走査方向に移動させながら、読取対象物Pを読み取る。
回路基板73には、イメージセンサユニット1が読み取った画像に所定の画像処理を施す画像処理回路や、イメージセンサユニット1を含む画像読取装置7の各部を制御する制御回路や、画像読取装置7の各部に電力を供給する電源回路などが構築される。
以上、本発明を適用できるイメージセンサユニット1を用いた画像読取装置7の例としてフラットベッド方式のスキャナーを示したが、画像読取装置7は、フラットベッド方式のスキャナーに限定されない。要は、読取対象物Pを載置するプラテンガラスなどの載置部材72を有し、イメージセンサユニット1をこの載置部材72に摺動させながら読取対象物Pを読取る構成の画像読取装置であればよい。
<画像形成装置>
次に、本発明の実施形態である画像形成装置9について、図11と図12を参照して説明する。本発明の実施形態である画像形成装置9には、本発明の実施形態であるイメージセンサユニット1が適用される。図11は、画像形成装置9の外観斜視図である。図12は、画像形成装置9の筺体91の内部に設けられる画像形成部92を抜き出して示した斜視図である。図11と図12に示すように、画像形成装置9は、フラットベッド方式のスキャナーとインクジェット方式のプリンタとの複合機(MFP;Multifunction Printer)である。画像形成装置9は、画像を読取る画像読取手段としての画像読取部93と、画像を形成する画像形成手段としての画像形成部92とを有する。そして、画像形成装置9の画像読取部93には、イメージセンサユニット1が組み込まれる。なお、画像形成装置9の画像読取部93は、前述の画像読取装置7と共通の構成が適用できる。したがって、画像読取装置7と共通の構成については説明を省略する。
次に、本発明の実施形態である画像形成装置9について、図11と図12を参照して説明する。本発明の実施形態である画像形成装置9には、本発明の実施形態であるイメージセンサユニット1が適用される。図11は、画像形成装置9の外観斜視図である。図12は、画像形成装置9の筺体91の内部に設けられる画像形成部92を抜き出して示した斜視図である。図11と図12に示すように、画像形成装置9は、フラットベッド方式のスキャナーとインクジェット方式のプリンタとの複合機(MFP;Multifunction Printer)である。画像形成装置9は、画像を読取る画像読取手段としての画像読取部93と、画像を形成する画像形成手段としての画像形成部92とを有する。そして、画像形成装置9の画像読取部93には、イメージセンサユニット1が組み込まれる。なお、画像形成装置9の画像読取部93は、前述の画像読取装置7と共通の構成が適用できる。したがって、画像読取装置7と共通の構成については説明を省略する。
図11に示すように、画像形成装置9には、操作部94が設けられる。操作部94には、操作メニューや各種メッセージなどを表示する表示部941と、画像形成装置9を操作するための各種操作ボタン942が設けられる。また、図12に示すように、画像形成装置9の筺体91の内部には、画像形成部92が設けられる。画像形成部92は、搬送ローラー921と、ガイドシャフト922と、インクジェットカートリッジ923と、モーター926と、一対のタイミングプーリー927とを有する。搬送ローラー921は、駆動源の駆動力によって回転し、記録媒体としての印刷用紙Rを副走査方向に搬送する。ガイドシャフト922は棒状の部材であり、その軸線が印刷用紙Rの幅方向に平行となるように画像形成装置9の筺体91に固定される。
インクジェットカートリッジ923は、ガイドシャフト922上をスライドすることによって、印刷用紙Rの幅方向に往復動できる。インクジェットカートリッジ923は、たとえば、シアンC、マゼンタM、イエローY、黒Kのインクを備えたインクタンク924(924C,924M,924Y,924K)と、これらのインクタンク924にそれぞれ設けられた吐出ヘッド925(925C,925M,925Y,925K)から構成される。一対のタイミングプーリー927の一方は、モーター926の回転軸に取り付けられる。そして、一対のタイミングプーリー927は、印刷用紙Rの幅方向に互いに離れた位置に設けられる。タイミングベルト928は、一対のタイミングプーリー927に平行掛けに巻き掛けられ、所定の箇所がインクジェットカートリッジ923に連結される。
画像形成装置9の画像読取部93は、イメージセンサユニット1が読み取った画像を、印刷に適した形式の電気信号に変換する。そして、画像形成装置9の画像形成部92は、画像読取部93のイメージセンサユニット1が変換した電気信号に基づいて、搬送ローラー921、モーター926、インクジェットカートリッジ923を駆動し、印刷用紙Rに画像を形成する。このほか、画像形成装置9の画像形成部92は、外部から入力された電気信号に基づいて画像を形成することができる。なお、画像形成装置9のうち、画像形成部92の構成および動作は、従来公知の各種プリンタと同じ構成が適用できる。したがって、詳細な説明は省略する。なお、画像形成部92としてインクジェット方式による画像形成装置を説明したが、電子写真方式、熱転写方式、ドットインパクト方式などどのような方式であっても構わない。
以上、本発明の実施形態および実施例について詳細に説明したが、前述の実施形態および実施例は、本発明を実施するにあたっての具体例を示したに過ぎない。本発明の技術的範囲は、前述の実施形態および実施例に限定されない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更が可能である。
たとえば、本発明が適用できる画像読取装置は、前述の実施形態に記載される構成のイメージスキャナーに限定されない。また、画像形成装置も、インクジェット方式に限定されず、電子写真方式、熱転写方式、ドットインパクト方式などどのような方式であってもよく、前述の実施形態に記載される複合機に限定されない。本発明にかかるイメージセンサユニットが適用される複写機やファクシミリも、本発明の画像読取装置に含まれる。
本発明は、イメージセンサユニットと、このイメージセンサユニットが適用される紙葉類識別装置や画像読取装置や画像形成装置(たとえば、イメージスキャナー、ファクシミリ、複写機、複合機など)に有効に利用できるものである。
1:イメージセンサユニット
10:フレーム
101:導光体収容室
102:集光体収容室
103:回路基板収容室
104:光源収容室
105:押さえ片
11:光源
12:導光体
121:光入射面
122:光拡散面
123:光出射面
124:係合部
13:導光体カバー
131:光反射面
132:被係合部
14:集光体
15:イメージセンサ基板
151:コネクタ
152:配線板
16:イメージセンサ
17:本体カバー
3:本体フレームの側面(長尺方向に延伸する面)
31:反り量調整用凸部(第1の例)
32:反り量調整用凸部(第2の例)
33:反り量調整用開口部(第2の例)
34:反り量調整用凸部(第3の例)
35:反り量調整用凹部(第3の例)
4:剛性部材
41a〜41c:反り量調整部
411:反り量調整部材
10:フレーム
101:導光体収容室
102:集光体収容室
103:回路基板収容室
104:光源収容室
105:押さえ片
11:光源
12:導光体
121:光入射面
122:光拡散面
123:光出射面
124:係合部
13:導光体カバー
131:光反射面
132:被係合部
14:集光体
15:イメージセンサ基板
151:コネクタ
152:配線板
16:イメージセンサ
17:本体カバー
3:本体フレームの側面(長尺方向に延伸する面)
31:反り量調整用凸部(第1の例)
32:反り量調整用凸部(第2の例)
33:反り量調整用開口部(第2の例)
34:反り量調整用凸部(第3の例)
35:反り量調整用凹部(第3の例)
4:剛性部材
41a〜41c:反り量調整部
411:反り量調整部材
Claims (11)
- 読取対象物からの光を受光することによって前記読取対象物を読取ることができるイメージセンサユニットであって、
前記読取対象物からの光を集光する集光体と、
前記集光体により集光された光を受光して電気信号に変換するイメージセンサと、
前記集光体と前記イメージセンサとが収容された長尺形状を有する本体フレームと、
前記本体フレームの長尺方向に延伸する側面に設けられる長尺形状の剛性部材と、
を有し、
前記剛性部材は少なくとも2箇所の固定箇所において前記本体フレームの前記側面に固定されており、
前記固定箇所どうしの間には、前記剛性部材と前記本体フレームとの間に反り量調整部材を介在させることによって前記本体フレームの前記集光体の光軸方向の反り量を調整できる反り量調整部が設けられることを特徴とするイメージセンサユニット。 - 前記反り量調整部は、前記本体フレームと前記剛性部材とが前記集光体の光軸方向視において重畳する部分であることを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサユニット。
- 前記本体フレームの前記側面には凸部が設けられ、前記凸部が前記剛性部材に前記集光体の光軸方向視において重畳することにより、前記反り量調整部が形成されることを特徴とする請求項2に記載のイメージセンサユニット。
- 前記剛性部材には開口部が設けられており、前記凸部は前記開口部に入り込んでいることを特徴とする請求項3に記載のイメージセンサユニット。
- 前記本体フレームの前記側面には凹部が設けられ、
前記剛性部材には前記本体フレームの側に突出する凸部が設けられ、
前記凸部が前記凹部に入り込んでいることを特徴とする請求項2に記載のイメージセンサユニット。 - 前記反り量調整部に、前記本体フレームと前記剛性部材との間に介在するように反り量調整部材が設けられることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のイメージセンサユニット。
- 前記本体フレームは樹脂材料により形成されており、
前記剛性部材は金属材料により形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のイメージセンサユニット。 - 前記本体フレームの前記読取対象物に向ける側には、本体カバーが設けられており、前記本体カバーは前記本体フレームに接着されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のイメージセンサユニット。
- イメージセンサユニットと紙葉類とを相対的に移動させながら、前記紙葉類を読み取る紙葉類識別装置であって、
前記イメージセンサユニットは、請求項1から7のいずれか1項に記載のイメージセンサユニットであることを特徴とする紙葉類識別装置。 - イメージセンサユニットと読取対象物とを相対的に移動させながら、前記読取対象物を読み取る画像読取装置であって、
前記イメージセンサユニットは、請求項1から7のいずれか1項に記載のイメージセンサユニットであることを特徴とする画像読取装置。 - イメージセンサユニットと読取対象物とを相対的に移動させながら、前記読取対象物を読み取る画像読取部と、
画像を形成する画像形成部とを有する画像形成装置であって、
前記イメージセンサユニットは、請求項1から7のいずれか1項に記載のイメージセンサユニットであることを特徴とする画像形成装置。
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US15/824,072 US10321005B2 (en) | 2016-11-30 | 2017-11-28 | Image sensor unit, paper sheet distinguishing apparatus, image reading apparatus, and image forming apparatus |
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JP2016232837A JP2018093279A (ja) | 2016-11-30 | 2016-11-30 | イメージセンサユニット、紙葉類識別装置、画像読取装置および画像形成装置 |
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2017
- 2017-11-28 US US15/824,072 patent/US10321005B2/en not_active Expired - Fee Related
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