JPWO2016136110A1 - 情報処理装置、精算装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、精算装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

情報処理装置(10)は、商品登録装置によって登録される商品に基づいて、複数の精算装置の中から少なくとも一つの精算装置を、当該商品の情報を含む精算情報を用いて精算処理を行う精算装置として選択する特定部(110)を備える。

Description

本発明は、各顧客を適切な精算装置に誘導する技術に関する。
スーパーマーケット等の店舗におけるレジ端末では、(1)精算対象の商品を登録する処理(バーコードの読み取りなど)及び(2)登録された商品の精算を行う処理(代金の受け取りやおつりの返却など)という2つの処理が行われる。
そして、このようなレジ端末の機能を2つの装置に分離し、(1)の処理と(2)の処理とを異なる装置で行うという運用方法がある。例えば特許文献1は、(1)の処理に用いられる登録装置と、(2)の処理に用いられる会計装置とが分離して設けられている販売管理システムを開示している。店員は、登録装置を用いて商品の登録を行う。そして、商品の登録が完了すると、登録装置が登録レシートを発行する。購入客はその登録レシートを持って会計装置へ移動し、その登録レシートを会計装置に読み取らせる。すると、登録レシートの内容に基づく会計処理が行える状態となるため、購入客は会計装置を操作(代金を投入するなど)して会計を行う。
また、レジ端末の機能を2つの装置に分離して設けるシステムにおいて、複数の会計装置が設けられており、店員が複数の会計装置の中から顧客が操作する会計装置を指定する運用方法もある。この場合は、下記特許文献1に記載されるような登録レシートは必要とされない。このような運用方法の具体的な流れは、以下のとおりである。まず、店員は登録装置を用いて商品の登録を行う。そして、店員は登録装置を用いて、精算処理を行うために顧客が操作する会計装置を指定する。この店員の操作に応じて、登録装置は、精算処理に必要な情報を当該指定された会計装置に送信する。そして、店員は、顧客が操作する会計装置として指定した会計装置を、口頭又は顧客用ディスプレイ等を介して顧客に知らせる。顧客は、指定された会計装置の所まで行き、当該会計装置を操作して登録装置で登録された商品を精算する。
特開2013−186495号公報
上述したような運用方法では、レジ端末で行われていた処理の一部の精算処理を顧客の会計装置(本明細書では精算装置と表記する)に対する操作に任せることになる。ここで、精算対象として登録される商品が異なることで、その商品の精算処理を行う精算装置として適した精算装置も異なってくる場合がある。例えば、店舗によっては、タバコのクレジット支払いを許可しないといった運用が採用され、精算対象として登録された商品の中にタバコが含まれていれば、それらの商品の精算においてクレジット払いが利用できなくなるといったことも起こり得る。各顧客を適切な精算装置に誘導することができれば、顧客は商品の精算を円滑に進めることができ、顧客満足度の向上といった効果が期待できる。
本発明の目的は、各顧客を精算装置に誘導する技術を提供することにある。
本発明によれば、
商品登録装置によって登録される商品に基づいて、複数の精算装置の中から少なくとも一つの精算装置を、当該商品の情報を含む精算情報を用いて精算処理を行う精算装置として特定する特定手段を備える情報処理装置が提供される。
本発明によれば、
コンピュータが、
商品登録装置によって登録される商品に基づいて、複数の精算装置の中から少なくとも一つの精算装置を、当該商品の情報を含む精算情報を用いて精算処理を行う精算装置として特定することを含む情報処理方法が提供される。
本発明によれば、
コンピュータを、
商品登録装置によって登録される商品に基づいて、複数の精算装置の中から少なくとも一つの精算装置を、当該商品の情報を含む精算情報を用いて精算処理を行う精算装置として特定する特定手段をとして機能させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、複数の精算装置の中から、顧客が操作するのに適した精算装置を選択することができる。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
第1実施形態における情報処理システムの処理構成を概念的に示すブロック図である。 第1実施形態における情報処理装置の処理構成を概念的に示すブロック図である。 特定商品記憶部が記憶する情報の一例を示す図である。 装置情報記憶部が記憶する情報の一例を示す図である。 指定方式において表示処理部が表示装置に表示させる画面例を示す図である。 会計券方式において表示処理部が表示装置に表示させる画面例を示す図である。 各商品登録装置と各精算装置との距離関係をそれぞれ定義した情報の一例を示す図である。 指定方式において表示処理部が表示装置に表示させる画面例を示す図である。 会計券方式において表示処理部が表示装置に表示させる画面例を示す図である。 情報処理装置のハードウエア構成を概念的に示す図である。 第1実施形態において商品登録装置が情報処理装置として機能する場合の処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態においてサーバ装置が情報処理装置として機能する場合の処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態における情報処理装置の処理構成を概念的に示すブロック図である。 第2実施形態における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 第3実施形態における情報処理装置の処理構成を概念的に示すブロック図である。 第3実施形態における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 第4実施形態における情報処理装置の処理構成を概念的に示す図である。 第4実施形態において商品登録装置が情報処理装置として機能する場合の処理の流れを示すフローチャートである。 第4実施形態においてサーバ装置が情報処理装置として機能する場合の処理の流れを示すフローチャートである。 第5実施形態における精算装置の処理構成を概念的に示すブロック図である。 第5実施形態における精算装置の処理の流れを示すフローチャートである。 制限部による支払方法の制限動作を説明するための図である。 第5実施形態の変形例における精算装置の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
以下の各実施形態において、特許文献1のように、精算装置が、顧客により持ち運ばれる特定の媒体から得られる情報を利用して、精算処理を行う運用方法を「会計券方式」と表記する。また、以下の各実施形態において、商品登録装置又は他の装置自身、若しくは、それら装置のオペレータにより指定された精算装置が精算処理を行う運用方法を「指定方式」と表記する。
[第1実施形態]
〔処理構成〕
図1は、第1実施形態における情報処理システム1の処理構成を概念的に示すブロック図である。情報処理システム1は、ネットワーク50を介して互いに通信可能に接続された、サーバ装置40と、商品登録装置20と、複数の精算装置30とを含む。但し、情報処理システム1の構成は本図の例に制限されない。例えば、複数の商品登録装置20がサーバ装置40または精算装置30と通信可能に接続されていてもよい。
情報処理システム1は、商品登録装置20及び精算装置30によって、顧客が購入する商品の精算を行う。まず、商品登録装置20を用いて、精算対象の商品が登録される。そして、精算装置30を用いて、精算対象として登録された商品の精算(代金の支払いなど)が行われる。
商品登録装置20は、精算対象の商品の登録業務を行う店員が操作する端末である。商品登録装置20は、店員の操作に応じて精算対象の商品の登録処理を行い、精算情報を生成する。精算情報は、精算対象として登録された商品の精算処理に関する情報である。精算情報は、精算処理の対象として登録された各商品のID(Identifier)や金額、取引番号、及び合計金額などを含む。
指定方式では、商品登録装置20は、生成した精算情報を、精算処理を行わせる精算装置30の識別情報と共にサーバ装置40に出力する。また、商品登録装置20は、精算情報の送信後に、その精算情報の識別情報と共に精算装置30の識別情報をサーバ装置40に出力してもよい。また、商品登録装置20は、生成した精算情報を精算装置30に直接出力してもよい。
会計券方式では、商品登録装置20は、生成した精算情報をその精算情報を識別する識別情報と共にサーバ装置40に出力する。商品登録装置20は、精算情報を識別する識別情報をエンコードした1次元コードまたは2次元コードなどを紙媒体に印字出力する。また、商品登録装置20は、顧客を識別する識別情報を取得し、その識別情報と共に精算情報をサーバ装置40に出力してもよい。
精算装置30は、顧客が操作する端末である。精算装置30は、精算情報を用いて商品登録装置20で精算対象として登録された商品の精算処理を行う。
指定方式の場合、精算装置30は、商品登録装置20での指定操作に応じて情報処理装置10または商品登録装置20から送信されてきた精算情報を取得する。
会計券方式の場合は、精算装置30は、顧客が有する可搬型媒体から精算情報の識別情報や顧客の識別情報を取得し、取得した情報を含めて精算情報の送信要求を情報処理装置10に対して送信し、当該送信要求に含まれる情報を用いて特定される精算情報を情報処理装置10から取得する。また、当該媒体に精算情報そのものが含まれている場合、精算装置30は当該媒体から精算情報を直接取得することができる。
図2は、第1実施形態における情報処理装置10の処理構成を概念的に示すブロック図である。図2に示されるように、本実施形態の情報処理装置10は、特定部110、検出部120、表示処理部130を備える。情報処理装置10は、商品登録装置20あるいはサーバ装置40であり、これらの各処理部は商品登録装置20あるいはサーバ装置40に備えられる。
検出部120は、商品登録装置20によって登録される商品の中に特定商品が含まれることを検出する。本実施形態において、特定商品とは、その商品の精算を行える精算装置が制限される商品である。例えば、店舗によっては、タバコのクレジット支払いを許可しないといった運用を採用することがあり得る。このような支払方法が制限される商品が特定商品として例示される。タバコ以外にもクレジットカード払いができない商品や電子マネーが利用できない商品などが特定商品として設定され得る。また「支払方法が制限される」とは、顧客が通常であれば利用可能な各種支払方法のうち、少なくとも1つが認められない(顧客が利用不可である)こと意味する。但し、特定商品はこれらの例に限定されない。但し、本実施形態では、説明の便宜のために、支払い方法が制限される商品が特定商品とされる場合を用いて説明する。それ以外については後述の第4実施形態で説明する。
具体的には、検出部120は、特定商品を識別する情報を記憶する特定商品記憶部122を参照し、商品登録装置20によって登録される商品の中から特定商品を検出する。
特定商品記憶部122は、例えば、図3に示されるような情報を有する。図3は、特定商品記憶部122が記憶する情報の一例を示す図である。図3(a)の例では、特定商品記憶部122は、特定商品のみについて、その商品を一意に識別する商品IDと、その特定商品によって制限される支払方法を示す情報(支払制限情報)とを関連付けて記憶している。
また、図3(b)の例では、特定商品記憶部122は、各商品に関する情報と共に、その商品が特定商品か否かを示す情報(図3(b)の例では特定商品フラグ)および支払制限情報を記憶している。但し、特定商品記憶部122が記憶する情報は、図3の例に限定されず、各々の特定商品およびその特定商品で制限される支払方法を特定可能な情報であればよい。また、特定商品記憶部122は、図2の処理構成図では情報処理装置10に備えられているが、情報処理装置10と通信可能に接続された他の装置に備えられていてもよい。
図3では、特定商品記憶部122が、特定商品の制限により認められない支払方法(図3では「支払制限情報」)を記憶する例を示したが、特定商品記憶部122が記憶する情報はこれに制限されない。例えば、特定商品に関して「認められる支払方法」と「認められない支払方法」とは表裏一体の関係にあると言えるため、特定商品記憶部122は、特定商品で認められる支払方法を「支払制限情報」として記憶していてもよい。
商品登録装置20が情報処理装置10として機能する場合、商品登録装置20が各商品を精算商品として登録する際、検出部120により商品のバーコード等から読み取られた商品IDを用いて特定商品記憶部122を参照することで、その商品が特定商品か否かを判別することができる。また、商品登録装置20は、商品の登録処理を終えた後に、生成される精算情報に特定商品が含まれるか否かを、特定商品記憶部122を参照することで、判断することもできる。サーバ装置40が情報処理装置10として機能する場合、サーバ装置40は、商品登録装置20から取得した精算情報に含まれる各商品の商品IDを用いて特定商品記憶部122を参照することで、その精算情報に含まれる各商品が特定商品か否かをそれぞれ判別する。
特定部110は、検出部120により特定商品が検出された場合、当該検出された特定商品の制限により認められない支払方法に対応していない精算装置30を特定する。言い換えると、特定部110は、特定商品で認められる支払方法(複数の支払方法が認められる場合は、各支払方法またはその組み合わせ)のみに対応している精算装置30を特定する。「現金」、「クレジットカード」、「電子マネー」の全3種類の支払方法を前提として具体的に例示する。例えば、「クレジットカード」が認められない特定商品が精算対象商品に含まれていた場合、特定部110は、「クレジットカード」に対応していない精算装置30を特定する。言い換えると、特定部110は、「現金」のみに対応している精算装置30、「電子マネー」のみに対応している精算装置30、「現金」および「電子マネー」のみに対応している精算装置30を特定する。ここで特定される精算装置30は、その特定商品を精算対象として含む精算情報を用いて精算処理を行う精算装置の候補と言うことができる。
特定部110は、例えば、各精算装置30が候補として特定されたか否かが分かるように、ネットワーク50を介して接続された各精算装置30と、候補として特定されているか否かを示す情報とを関連付けて、図示しない記憶部で管理している。または、特定部110は、候補として特定された精算装置30をリストアップして図示しない記憶部に保持することで、各精算装置30が候補として特定されたか否かを管理することもできる。特定部110で管理される情報を用いて、詳しくは後述するが、表示処理部130が、後述の図5、6等に示されるような、候補として特定された精算装置30が識別可能な画面を表示することできる。
具体的には、特定部110は、精算装置30毎に対応している又は対応していない支払方法を示す情報を記憶する装置情報記憶部112を参照し、検出部120で検出された特定商品に関連付けられた支払制限情報と比較する。この比較結果を用いて、特定部110は、検出部120で検出された特定商品の制限により認められない支払方法に対応していない精算装置30を特定する。
装置情報記憶部112は、例えば、図4に示されるような情報を有する。図4は、装置情報記憶部112が記憶する情報の一例を示す図である。図4(a)の例では、装置情報記憶部112は、各精算装置30を一意に識別する情報(図4(a)の例では精算装置ID)と、その精算装置30が対応している支払方法を示す情報とを記憶している。また、図4(b)の例では、特定商品記憶部122は、各精算装置30を一意に識別する情報(図4(b)の例では精算装置ID)と、その精算装置30が対応していない支払方法を示す情報とを記憶している。なお、図4の例では、説明の便宜上、支払方法として、現金、クレジットカード、及び電子マネーの3種類を例示しているが、支払方法はこれに限定されない。例えば、金券や商品券といった支払方法が更に含まれていてもよい。
装置情報記憶部112が図4(a)に示されるような情報を記憶している場合、特定部110は、検出部120で検出された特定商品に関連付けられた支払制限情報で示される支払方法の少なくとも1つを「対応していない支払方法」に含む精算装置30を候補から除外する。なお検出部120で複数の特定商品が検出された場合、特定部110は、検出された特定商品の少なくとも1つに関して、支払制限情報で示される支払方法の少なくとも1つを「対応していない支払方法」として含む精算装置30を候補から除外する。そして、特定部110は残りの精算装置30を候補として特定する。
また、装置情報記憶部112が図4(b)に示されるような情報を記憶している場合、特定部110は、検出部120で検出された特定商品の支払制限情報で示される支払方法の全てを「対応していない支払方法」に含む精算装置30を候補として特定する。なお検出部120で複数の特定商品が検出された場合、特定部110は、検出された全ての特定商品に関して、支払制限情報で示される支払方法の全てを「対応していない支払方法」として含む精算装置30を候補として特定する。
表示処理部130は、特定部110で特定された精算装置に対応する第1画面要素と、当該特定された精算装置以外の他の精算装置に対応する第2画面要素とを区別可能な状態で含む画面を表示装置(図示せず)に表示させる。表示処理部130は、例えば、色、形状、サイズ又は特定の印の有無といった点において、第1画面要素と第2画面要素とが異なる画面の描画データを生成し、図示しない表示装置に出力する。ここで、表示装置は、例えば、商品登録装置20に備えられたオペレータ用のディスプレイや顧客用のディスプレイ、あるいは、顧客を候補として特定された精算装置まで案内する情報を表示するために商品登録装置20の近傍に別途設けられたディスプレイなどである。
表示処理部130によって表示装置に表示される画面の例を、図5および図6を用いて説明する。なお、以下の説明では、5台の精算装置30(精算装置A〜精算装置E)が設置されており、その中の「精算装置B」および「精算装置D」が特定部110により候補として特定された場合を例に説明する。
図5は、指定方式において表示処理部130が表示装置に表示させる画面例を示す図である。図5の画面1300では、精算装置30の各々(精算装置A〜精算装置E)に対応する画面要素として、画面要素1301〜1305が表示されている。
図5において実線で描かれている画面要素は、その画面要素が有効(enable)状態であることを示す。ここで、有効状態とは、各画面要素に対する操作をトリガとする処理(その画面要素に対応する精算装置30に精算情報を送信する処理)が正常に実行され得る状態である。一方、図5において点線で描かれている画面要素は、その画面要素が無効(disable)状態であることを示す。ここで、無効状態とは、各画面要素に対する操作をトリガとする処理(その画面要素に対応する精算装置30に精算情報を送信する処理)が、正常に実行されない状態を意味する。具体的には、無効状態は、画面要素に対する操作ができない状態や、画面要素に対する操作を受け付けた場合にエラーメッセージ(例えば「他の精算装置を選択してください。」など)を表示する状態などを含む。
表示処理部130は、特定部110による特定結果を受け、精算装置Bおよび精算装置Dにそれぞれ対応する各画面要素を有効状態で表示し、精算装置A、精算装置C、および精算装置Eにそれぞれ対応する各画面要素を無効状態で表示する描画データを生成する。そして、表示処理部130は、生成した描画データを表示装置に出力する。表示装置は、表示処理部130から出力された描画データを用いて、図5に例示されるような画面を表示する。
指定方式では、顧客が操作する精算装置を商品登録装置20のオペレータが指定するため、精算処理を行う精算装置の候補は、当該オペレータに対して通知すべきである。よって、画面1300は、例えば、商品登録装置20に設けられたオペレータ用のディスプレイで表示される。図5の画面1300によれば、商品登録装置20のオペレータは、精算情報を送信すべき精算装置30の候補を一目で把握することができる。そして、商品登録装置20のオペレータは、その候補の中から精算装置30を選択することができる。
図6は、会計券方式において表示処理部130が表示装置に表示させる画面例を示す図である。具体的には、図6の画面1310は、店舗において、商品登録装置20および精算装置30が設置されているエリア周辺の簡略マップを表示する画面である。また本図では、第1カウンタにおいて精算対象の商品の登録が行われた場合を例示している。
図6の例では、表示処理部130は、特定部110により候補として特定された精算装置30に対応する画面要素を斜線で塗り潰した状態とする描画データを生成し、表示装置に出力する。表示装置は、表示処理部130から出力された描画データを用いて、図6に例示されるような画面を表示する。
会計券方式では、商品の精算を行うために操作する精算装置を顧客が自分で選ぶため、精算処理を行う精算装置の候補は顧客に対して表示すべきである。よって、図6の画面130は、例えば、商品登録装置20に備えられた顧客用のディスプレイまたは顧客を精算装置まで案内する情報を表示するために商品登録装置20の近傍に別途設けられたディスプレイなどに表示される。図6の画面1310によれば、顧客は、商品の精算を行うのに適した精算装置30の候補を一目で把握することができる。なお、会計券方式で表示される画面は図6の例に制限されない。
また表示処理部130は、精算情報に含まれる商品を登録した商品登録装置20と、特定部110により特定された精算装置30との距離に基づいて、第1画面要素の各々に対応する精算装置30の優先度を区別可能に表示する画面を表示装置に表示させてもよい。
具体的には、表示処理部130は、候補として特定された精算装置30のうち、精算情報に含まれる商品を登録した商品登録装置20(すなわち、顧客の現在地の周辺)に最も近い精算装置30に対応する画面要素を優先して表示する。この場合、表示処理部130は、例えば、図7に示されるような情報を参照し、精算情報に含まれる商品を登録した商品登録装置20と、特定部110により候補として特定された精算装置30との距離とを把握することができる。
図7は、各商品登録装置20と各精算装置30との距離関係をそれぞれ定義した情報の一例を示す図である。図7の例では、商品登録装置20を識別する情報(商品登録装置ID)に対して、各精算装置30を識別する情報(精算装置ID)およびその商品登録装置20からの距離を示す情報(近い/普通/遠い)が格納されている。但し、図7はあくまで一例であり、その内容は制限されない。例えば、距離を示す情報は、3段階以外の段階で分けられていてもよいし、商品登録装置20との距離を示す値(例えば直線距離)が格納されていてもよい。図7で示される情報は、例えば、情報処理装置10の図示しない記憶部に格納されていてもよいし、情報処理装置10と通信可能に接続された他の装置の記憶部に格納されていてもよい。後者の場合、表示処理部130は、他の装置の記憶部にアクセスして、精算情報に含まれる商品を登録した商品登録装置20と各精算装置30との距離関係を取得する。
図7に示されるような情報を用いた場合に、表示処理部130によって表示装置に表示される画面の例を、図8および図9を用いて説明する。なお、以下では、図5および図6を用いた説明と同じ前提の下に説明する。
図8は、指定方式において表示処理部130が表示装置に表示させる画面例を示す図である。図8に例示される画面1320では、特定部110で特定された精算装置Bおよび精算装置Dに関して、各々の優先度を区別できるように各々の画面要素(1322、1324)が表示されている。
また、図9は、会計券方式において表示処理部130が表示装置に表示させる画面例を示す図である。図9に例示される画面1330では、特定部110で特定された精算装置Bおよび精算装置Dに関して、各々の優先順位を区別できるように各々の画面要素(1332、1334)が表示されている。
表示処理部130は、図8または図9に示される画面を表示する際、次のような処理を行う。表示処理部130は、図7に示される情報を参照し、特定部110で候補として特定された各精算装置30の優先度を決定する。一般的に、精算処理を行う精算装置30が商品登録装置20から近いほど顧客にとって便利であり、精算処理を行う精算装置30として選択する際の優先度は高くなる。図7に示される情報では、精算装置Bに関連付けられた距離を示す情報が「近い」であり、精算装置Dに関連付けられた距離を示す情報が「遠い」である。そのため、表示処理部130は、高い優先度を示す状態で精算装置Bに対応する画面要素を表示し、低い優先度を示す状態で精算装置Dに対応する画面要素を表示する画面の描画データを生成する。また、表示処理部130は、図7に示される情報から精算装置Bおよび精算装置Dの優先順位を決定し、当該決定した優先順位を認識可能に表示する画面(例えば、各画面要素に優先順位を付した画面や各画面要素を優先度が高い順に配列する画面など)の描画データを生成してもよい。
また表示処理部130は、特定部110により特定された精算装置30における精算処理の進捗状況に基づいて、第1画面要素に対応する精算装置30の優先度を区別可能に表示する画面を表示装置に表示させてもよい。
例えば、装置情報記憶部112が、各精算装置30における精算処理の進捗状況を示す情報を更に記憶しており、表示処理部130は当該進捗状況を示す情報によって、特定部110によって候補として特定された精算装置30の優先度を決定する。一般的に、精算処理を行う精算装置30の待ち時間の少ないほど顧客にとって便利であり、精算処理を行う精算装置30として選択する際の優先度は高くなる。表示処理部130は、精算処理の進捗状況を示す情報に基づいて、特定部110により候補として特定された精算装置30の中で待たずに利用可能な空き状態の精算装置30を判断し、最も優先度の高い精算装置30として決定する。また、表示処理部130は、精算処理の進捗状況を示す情報に基づいて、特定部110により候補として特定された精算装置30の中で現在実行中の精算処理が終わりに近い精算装置30ほど、優先度の高い精算装置30として判断する。例えば、精算処理の進捗状況は、精算情報がその精算装置30に送信された(または精算装置30で受信された)状態、顧客の操作によって精算処理が開始された状態、代金が投入された状態、釣銭やレシートが出力された状態などを含み得る。表示処理部130は、特定部110によって特定された精算装置30の各々の優先度を、例えば図8や図9に例示したように区別可能に表示する描画データを生成し、表示装置に出力する。
また、表示処理部130は、上述の距離と精算処理の進捗状況とを組み合わせて、精算装置30の優先度を判断してもよい。この場合は、例えば、表示処理部130は進捗状況が同じ精算装置30について、商品登録装置20により近い精算装置30をより優先度の高いものとして決定する。
〔ハードウエア構成〕
図10は、情報処理装置10のハードウエア構成を概念的に示す図である。
情報処理装置10は、図10に示されるように、CPU101、メモリ102、ストレージ103、入出力インターフェース(I/F)104、および通信モジュール105などを備える。CPU101、メモリ102、ストレージ103、入出力I/F104、および通信モジュール105は、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路で接続されている。
メモリ102は、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。ストレージ103は、例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)、又はメモリカードなどの記憶装置である。ストレージ103は、情報処理装置10の各処理部(特定部110、検出部120、および表示処理部130)の機能を実現するためのプログラムモジュールを記憶している。CPU101は、これら各プログラムモジュールを実行することで、各処理部の機能をそれぞれ実現する。例えば、サーバ装置40が情報処理装置10として機能する場合、サーバ装置40のCPU101が、特定部110、検出部120、および表示処理部130の各プログラムモジュールを実行することにより、特定部110、検出部120、および表示処理部130がそれぞれ実現される。また商品登録装置20が情報処理装置10として機能する場合、商品登録装置20のCPU101が、特定部110、検出部120、および表示処理部130の各プログラムモジュールを実行することにより、特定部110、検出部120、および表示処理部130がそれぞれ実現される。CPU101は、上記各モジュールを実行する際、これらのモジュールをメモリ102上に読み出してから実行してもよいし、メモリ102上に読み出さずに実行してもよい。また、商品登録装置20が情報処理装置10として機能する場合、ストレージ103は、更に商品登録装置20の各種機能を実現するためのプログラムモジュールを更に記憶する。また、サーバ装置40が情報処理装置10として機能する場合、ストレージ103は、更にサーバ装置40の各種機能を実現するためのプログラムモジュールを更に記憶する。
入出力I/F104は、図示しない表示装置や入力装置などと接続される。表示装置は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイのような、CPU101やGPU(Graphics Processing Unit)(図示せず)等により処理された描画データに対応する画面を表示する装置である。入力装置は、ユーザの操作による入力を受け付ける装置であり、例えば、キーボード、マウス、タッチセンサ等として実現される。表示装置及び入力装置は一体化され、タッチパネルとして実現されていてもよい。
通信モジュール105は、外部の装置等との間でデータを送受信するために用いられる。なお、通信モジュール105を介して情報処理装置10と外部の装置とを接続する方法は様々である。例えばこの接続は、バス回線(例えばUSB(Universal Serial Bus)回線)を介したバス接続や、ネットワーク回線を介したネットワーク接続などである。なお、ネットワーク回線は無線回線であってもよいし有線回線であってもよい。
また、商品登録装置20が情報処理装置10として機能する場合、入出力I/F104には、精算対象の商品の登録処理に必要な各種装置(バーコードリーダといった読取装置など)が接続される。
なお、情報処理装置10のハードウエア構成は図3に示される構成に制限されない。
〔動作例〕
図11および図12を用いて、本実施形態の情報処理装置10の動作例について説明する。図11は、第1実施形態において商品登録装置20が情報処理装置10として機能する場合の処理の流れを示すフローチャートである。また、図12は、第1実施形態においてサーバ装置40が情報処理装置10として機能する場合の処理の流れを示すフローチャートである。
<商品登録装置20が情報処理装置10として機能する場合>
図11を用いて、商品登録装置20が情報処理装置10として機能する場合の動作例について説明する。
商品登録装置20は、精算対象の商品を登録する(S101)。具体的には、商品登録装置20は、撮像部を含む商品読取窓(図示せず)、バーコードリーダー(図示せず)又はその他の入力装置を利用して、精算対象として登録する商品の商品情報(商品ID、商品名称、商品単価、個数など)を取得する。そして、商品登録装置20は、取得された各商品の商品情報を後で精算装置30に送信する精算情報として蓄積する。
精算対象の商品の登録に応じて、商品登録装置20の検出部120は、当該商品が特定商品であるか否かを判別する(S102)。具体的には、商品登録装置20の検出部120は、S101で取得された商品IDを用いて図3に示されるような特定商品記憶部122を参照し、当該商品が特定商品であるか否かを判別する。
S101で登録された商品が特定商品である場合(S102:YES)、商品登録装置20の特定部110は、商品登録装置20の検出部120で検出された特定商品に関連付けられている支払制限情報を取得する(S103)。例えば、図3に示されるような情報が特定商品記憶部122に保持されており、商品IDが「003」である商品がS101で登録されたとする。この場合、商品登録装置20の特定部110は、商品IDが「003」である特定商品に関連付けられた支払制限情報として「電子マネー」を取得する。この情報は、この精算情報を用いた精算処理において、「電子マネー」による支払方法が利用できないことを示す。一方、S101で登録された商品が特定商品でない場合(S102:NO)、商品登録装置20の特定部110は上述のS103の処理を行わない。
そして、商品登録装置20は、精算対象とする商品の登録処理が完了したか否かを判定する(S104)。商品登録装置20は、精算対象とする商品の登録処理が完了したか否かを、例えば、商品登録装置20において「小計」ボタンが押下されたか否かなどによって判定することができる。精算対象とする商品の登録処理が完了しない場合(S104:NO)、商品登録装置20は次の商品が登録されるのを待つ。上述のS101〜S104の処理は、精算対象とする商品の登録処理が完了するまで繰り返される。
そして、商品登録装置20の特定部110は、精算処理を行う精算装置30の候補を特定する(S105)。特定部110は、S103で取得された支払制限情報を用いて、図4に示されるような装置情報記憶部112を参照し、精算処理を行う精算装置30の候補を特定する。具体的には、商品IDが「003」である特定商品が精算対象の商品の中に含まれる場合、商品登録装置20の特定部110は、S103で支払制限情報として「電子マネー」を取得する。商品登録装置20の特定部110は、この支払制限情報を用いて、図4に示されるような装置情報記憶部112を参照し、「電子マネー」による支払方法に対応していない精算装置30(この場合は精算装置BおよびD)を候補として特定する。
商品登録装置20の表示処理部130は、S105における特定結果に基づいて、表示装置に表示する画面の描画データを生成する(S106)。例えば、商品登録装置20の表示処理部130は、図5、6、8、および9に示されるような画面のひな形データを保持しており、S105における特定結果に応じて当該ひな形データを加工する。具体的には、商品登録装置20の表示処理部130は、S105で特定された精算装置30に対応する第1画面要素に関するデータと、S105で特定された精算装置30以外の他の精算装置30に対応する第2画面要素に関するデータとをそれぞれ区別可能な状態に加工する。また、商品登録装置20の表示処理部130は、図7に示されるような情報を用いて、S105で特定された各候補の優先度を決定し、その優先度を反映させた描画データを生成してもよい。
そして、商品登録装置20の表示処理部130は、生成した描画データを表示装置に出力する(S107)。指定方式であれば、商品登録装置20の表示処理部130は、生成した描画データを商品登録装置20に設けられたオペレータ用のディスプレイに対して出力する。また、会計券方式であれば、商品登録装置20の表示処理部130は、商品登録装置20に備えられた顧客用のディスプレイまたは顧客を精算装置まで案内する情報を表示するために商品登録装置20の近傍に別途設けられたディスプレイなどに対して出力する。
<サーバ装置40が情報処理装置10として機能する場合>
図12を用いて、サーバ装置40が情報処理装置10として機能する場合の動作例について説明する。
サーバ装置40は、商品登録装置20で登録された商品の精算情報を取得する(S201)。そして、サーバ装置40の検出部120は、精算情報に含まれる商品の中の1つを対象として選択する(S202)。サーバ装置40の検出部120は、選択された商品が特定商品であるか否かを判別する(S203)。具体的には、サーバ装置40の検出部120は、S202で選択された商品の商品IDを用いて図3に示されるような特定商品記憶部122を参照し、当該商品が特定商品であるか否かを判別する。
選択された商品が特定商品である場合(S203:YES)、サーバ装置40の特定部110は、サーバ装置40の検出部120で検出された特定商品に関連付けられている支払制限情報を取得する(S204)。S204の処理はS103の処理と同様である。
そして、サーバ装置40の特定部110は、精算情報に含まれる全ての商品を確認したか否かを判定する(S205)。精算情報に含まれる全ての商品を確認していない場合(S205:NO)、S202からS204の処理が繰り返される。
精算情報に含まれる全ての商品を確認した場合(S205:YES)、サーバ装置40の表示処理部130がS206からS208の処理を実行する。S206からS208の処理は、それぞれ、S105からS107の処理と同様である。
〔第1実施形態の作用および効果〕
以上、本実施形態によれば、商品登録装置20で登録される商品の中に支払方法が制限される特定商品が存在するか否かが検出され、特定商品が検出された場合、その特定商品で制限される支払方法に対応していない精算装置30がその精算情報を用いて精算処理を行う精算装置の候補として特定される。すなわち、本実施形態によれば、特定商品が含まれていても問題なく精算処理を実行できる精算装置30を特定することができる。
そして、本実施形態では、上述の特定結果に基づいて、候補として特定された精算装置30に対応する画面要素(第1画面要素)と、候補として特定された精算装置30以外の他の精算装置30に対応する画面要素(第2画面要素)とを区別可能に表示する画面が、商品登録装置20のオペレータや顧客に対して表示される。これにより、商品登録装置20のオペレータや顧客は、特定商品が含まれていても問題なく精算処理を実行できる精算装置30を一目で把握することができる。
また、本実施形態において、候補として特定された精算装置30における精算処理の進捗状況、および精算情報に含まれる商品を登録した商品登録装置20と候補として特定された精算装置30との距離の少なくとも一方に基づいて、第1画面要素の各々の優先度を区別可能に表示する画面が、商品登録装置20のオペレータや顧客に対して表示される。これにより、商品登録装置20のオペレータや顧客は、特定商品が含まれていても問題なく精算処理を実行できる精算装置30の中で、顧客にとってより利便性の高いものを一目で把握することができる。
[第2実施形態]
第1実施形態では、指定方式において、候補として特定された精算装置30を区別可能に表示する画面をオペレータに対して表示し、オペレータがその候補の中から精算処理を行う精算装置30を選択可能とする例を示した。本実施形態の情報処理装置10は、特定部110によって特定された候補の中から精算情報を用いて精算処理を行う精算装置30を自動的に決定する。
〔処理構成〕
図13は、第2実施形態における情報処理装置10の処理構成を概念的に示すブロック図である。図13に示されるように、本実施形態の情報処理装置10は、特定部110、検出部120、および決定部140を有する。特定部110および検出部120は、図2示されるものと同様である。本実施形態の決定部140は、第1実施形態と同様に、CPU101がストレージ103に記憶された決定部140の機能を実現するためのプログラムモジュールを実行することにより実現される。サーバ装置40が情報処理装置10として機能する場合、サーバ装置40のCPU101が、サーバ装置40のストレージ103に記憶された決定部140の機能を実現するためのプログラムモジュールを実行することにより、決定部140が実現される。また、商品登録装置20が情報処理装置10として機能する場合、商品登録装置20のCPU101が、商品登録装置20のストレージ103に記憶された決定部140の機能を実現するためのプログラムモジュールを実行することにより、決定部140が実現される。また、本実施形態の特定部110および検出部120は第1実施形態と同様に実現される。
決定部140は、特定部110により候補として選択された精算装置30の中から、精算情報を用いて精算処理を行う精算装置30を自動的に決定する。決定部140は、例えば、特定部110により候補として特定された精算装置30の中から1つの精算装置30を任意に選択するように構成される。
また決定部140は、特定部110により特定された精算装置30における精算処理の進捗状況、および精算情報に含まれる商品を登録した商品登録装置20と特定部110により特定された精算装置30との距離の少なくとも一方に基づいて、当該特定された精算装置30の中から精算処理を行う精算装置30を決定してもよい。具体的には、決定部140は、第1実施形態で説明したように、特定部110により特定された精算装置30における精算処理の進捗状況、および精算情報に含まれる商品を登録した商品登録装置20と特定部110により特定された精算装置30との距離の少なくとも一方に基づいて、当該特定された精算装置30の優先度を決定する。そして、決定部140は、その優先度が最も高い精算装置30を、精算処理を行う精算装置30として決定する。
〔動作例〕
図14を用いて、本実施形態における情報処理装置10の動作例を説明する。図14は、第2実施形態における情報処理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。以下で説明する処理は、S105またはS206で候補が特定された後で、描画データを生成して表示装置に出力する処理(S106及びS107、又は、S207及びS208)の代わりに実行される。
決定部140は、特定部110により候補として特定された精算装置30の中で、精算処理を実行する精算装置30を決定する(S301)。例えば、決定部140は、第1実施形態で説明したように、特定部110により候補として特定された精算装置30の各々の優先度を判定し、優先度の最も高い精算装置30を精算処理を実行する精算装置30として決定する。また、決定部140は、特定部110により候補として特定された精算装置30の中の1つを精算処理を実行する精算装置30として任意に決定してもよい。決定部140は、決定した精算装置30に向けて商品登録装置20で登録された商品の精算情報を送信する(S302)。
〔第2実施形態の作用および効果〕
以上、本実施形態によっても、第1実施形態と同様の作用および効果を得ることができる。また、本実施形態によれば、商品登録装置20のオペレータによる操作を減らし、商品登録装置20における処理時間を短縮させる効果が見込める。
[第3実施形態]
会計券方式では、顧客が精算処理を行う精算装置30を自由に選択することができる。従って、顧客が誤って特定商品の制限により認められない支払方法に対応している精算装置30で媒体を読み取らせ、当該認められない支払方法を利用しようと試みて、問題が生じる恐れがある。本実施形態では、このような問題に対処する構成を情報処理装置10に持たせる。
〔処理構成〕
図15は、第3実施形態における情報処理装置10の処理構成を概念的に示すブロック図である。図15に示されるように、本実施形態の情報処理装置10は、特定部110、検出部120、および出力部150を有する。特定部110および検出部120は、図2で示されるものと同様である。本実施形態の出力部150は、第1実施形態と同様に、CPU101がストレージ103に記憶された出力部150の機能を実現するためのプログラムモジュールを実行することにより実現される。サーバ装置40が情報処理装置10として機能する場合、サーバ装置40のCPU101が、サーバ装置40のストレージ103に記憶された出力部150の機能を実現するためのプログラムモジュールを実行することにより、出力部150が実現される。また、商品登録装置20が情報処理装置10として機能する場合、商品登録装置20のCPU101が、商品登録装置20のストレージ103に記憶された出力部150の機能を実現するためのプログラムモジュールを実行することにより、出力部150が実現される。また、本実施形態の特定部110および検出部120は第1実施形態と同様に実現される。
出力部150は、精算情報またはその精算情報を識別する情報と、特定部110により特定された精算装置を識別する情報とを対応付けて、精算装置30に読み取らせる可搬型媒体に出力する。ここで、可搬型媒体は、商品登録装置20に設けられた或いは接続された印刷装置(図示せず)から出力される紙媒体、顧客が所有するスマートフォンなどの携帯端末、顧客が所有する店舗の会員カードなどを含む。
例えば、出力部150は、商品登録装置20に設けられた或いは接続された印刷装置(図示せず)に対して、精算情報またはその精算情報を識別する情報、および、特定部110により候補として特定された精算装置30を識別する情報と共に、これらの情報を印字出力する指示を送信する。これにより、出力部150は、精算情報またはその精算情報を識別する情報と、特定部110により候補として特定された精算装置を識別する情報とが印字された媒体を印刷装置から出力させることができる。また、出力部150は、商品登録装置20または商品登録装置20の近傍に設けられた近距離無線通信装置(図示せず)等を介して、顧客の携帯端末に対して精算情報またはその精算情報を識別する情報と、特定部110により候補として特定された精算装置30を識別する情報とを出力することができる。また、出力部150は、商品登録装置20または商品登録装置20の近傍に設けられたカード読取装置(図示せず)等を介して、顧客の会員カードに精算情報またはその精算情報を識別する情報と、特定部110により候補として特定された精算装置30を識別する情報とを出力することができる。
そして、精算装置30は、特定部110により候補として特定された精算装置30を識別する情報を可搬型媒体から読み出し、当該情報により識別される精算装置30の中に自身が含まれるか否かを確認する。可搬型媒体から読み出した情報により識別される精算装置30の中に自身が含まれない場合、精算装置30は、その可搬型媒体に含まれる精算情報を用いた精算処理を実行せず、その旨を顧客に通知する。例えば、精算装置30は、「この精算装置では処理できません。」といったメッセージを画面に顧客に表示する。ここで、顧客の利便のために、精算装置30は、可搬型媒体に含まれる情報から識別される精算装置30を顧客に更に通知するメッセージ(例えば、「XX番の精算装置をご利用ください」など)を更に表示するのが好ましい。
〔動作例〕
図16を用いて、本実施形態における情報処理装置10の動作例を説明する。図16は、第3実施形態における情報処理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。以下で説明する処理は、S105またはS206で候補が特定された後で、描画データを生成して表示装置に出力する処理(S106及びS107、又は、S207及びS208)の代わりに実行される。
出力部150は、特定部110により特定された精算装置30を識別する情報(例えば精算装置ID)を、特定部110から受け取る(S401)。出力部150は、商品登録装置20により登録された商品の精算情報と、特定部110により特定された精算装置30を識別する情報とを共に、可搬型媒体に出力する(S402)。ここで、商品登録装置20により登録された商品の精算情報は、商品登録装置20が情報処理装置10として機能する場合はS104の登録処理完了時に取得され、サーバ装置40が情報処理装置10として機能する場合はS201で取得される。
〔第3実施形態の作用および効果〕
以上、本実施形態では、会計券方式で使われる可搬型媒体に、商品登録装置20で登録された商品の精算情報またはその精算情報を識別する情報と共に、特定部110により候補として特定された精算装置30を識別する情報が出力される。そして、精算装置30が、可搬型媒体に含まれる情報から識別される精算装置30の中に自身が含まれるか否かによって、精算処理を行うことができるか否かを判断することができる。これにより、会計券方式において、顧客が誤って特定商品の制限により認められない支払方法に対応している精算装置30に可搬型媒体を読み取らせた場合であっても、その精算装置30を用いて商品の精算を行えないように制御できる。結果として、顧客が特定部110で候補として特定されていない精算装置30を操作して、特定商品の制限により認められない支払方法が選択されるといった問題が発生することを防止できる。
[第4実施形態]
上述の各実施形態では、支払方法が制限される特定商品に基づいて、複数の精算装置30の中から少なくとも一つの精算装置を、精算処理を行う精算装置として特定する形態を例示したが、本発明はこれ以外の形態にも適用可能である。例えば、アルコール飲料やタバコなどの年齢制限のある商品(年齢制限商品)に基づいて、又は、商品登録装置20によって登録される商品の総重量に基づいて、複数の精算装置30の中から少なくとも一つの精算装置を精算処理を行う精算装置として特定する形態などが考えられる。
〔処理構成〕
図17は、第4実施形態における情報処理装置10の処理構成を概念的に示す図である。図17に示されるように、本実施形態の情報処理装置10は特定部110を備える。
本実施形態の特定部110は、商品登録装置20によって登録される商品に基づいて、複数の精算装置30の中から少なくとも一つの精算装置30を、当該商品の情報を含む精算情報を用いて精算処理を行う精算装置30として特定する。本実施形態の特定部110は第1実施形態と同様に、CPU101が、ストレージ103に記憶された格納部特定部110の機能を実現するプログラムモジュールを実行することにより実現される。
〔動作例〕
図18および図19を用いて、本実施形態の情報処理装置10の動作例を説明する。図18は、第4実施形態において商品登録装置20が情報処理装置10として機能する場合の処理の流れを示すフローチャートである。また、図19は、第4実施形態においてサーバ装置40が情報処理装置10として機能する場合の処理の流れを示すフローチャートである。
<商品登録装置20が情報処理装置10として機能する場合>
商品登録装置20は、精算対象の商品を登録する(S501)。具体的には、商品登録装置20は、撮像部を含む商品読取窓(図示せず)、バーコードリーダー(図示せず)又はその他の入力装置を利用して、精算対象として登録する商品の商品情報(商品ID、商品名称、商品単価、個数など)を取得する。そして、商品登録装置20は、取得された各商品の商品情報を後で精算装置30に送信する精算情報として蓄積する。
商品登録装置20の特定部110は、S501で精算対象として登録された商品に関連付けられている、その商品の特性を示す情報(商品特性情報)を取得する(S502)。商品特性情報は、例えば、年齢制限商品か否かを示す情報、商品1個あたりの重量示す情報、又は上述の各実施形態の支払制限情報などを含む。商品特性情報は、商品IDといった各商品を識別する情報と関連付けて図示しない記憶部に記憶されている。商品登録装置20の特定部110は、S501で精算対象として登録された商品の商品IDを用いて、その商品の商品特性情報を取得する。そして、商品登録装置20は、精算対象とする商品の登録処理が完了したか否かを判定する(S503)。この処理は、図11のS104と同じである。
精算対象とする商品の登録処理が完了すると、商品登録装置20の特定部110は、S502で取得された商品特性情報を用いて、複数の精算装置30の中の少なくとも一つを、精算処理を行う精算装置30の候補として特定する(S504)。例えば、商品登録装置20の特定部110は、年齢制限商品か否かを示す商品特性情報を用いて、年齢制限商品が精算対象として登録された商品に含まれるか否かを判断する。年齢制限商品が含まれる場合、商品登録装置20の特定部110は、監視業務を行う店員が利用する端末または商品登録装置20から所定範囲内に位置する精算装置30を、精算処理を行う精算装置30の候補として特定する。この場合、商品登録装置20の特定部110は、各精算装置30が監視業務を行う店員が利用する端末または商品登録装置20から所定範囲内に位置する否かを示す情報を予め保持している。また例えば、商品登録装置20の特定部110は、各商品1個あたりの重量を示す商品特定情報を用いて、精算対象として登録された各商品の総重量を算出し、その総重量が所定の閾値を超える否かを判断する。精算対象として登録された各商品の総重量が所定の閾値を超える場合、商品登録装置20の特定部110は、例えば図7に示されるような情報を用いて、商品登録装置20から近い位置にある精算装置30を、精算処理を行う精算装置30の候補として特定する。
<サーバ装置40が情報処理装置10として機能する場合>
サーバ装置40は、商品登録装置20で登録された商品の精算情報を取得する(S601)。そして、サーバ装置40の特定部110は、精算情報に含まれる商品の中の1つを対象として選択する(S602)。サーバ装置40の特定部110は、選択された商品に関連付けられている商品特性情報を取得する(S603)。そして、サーバ装置40の特定部110は、精算情報に含まれる全ての商品を確認したか否かを判定する(S604)。精算情報に含まれる全ての商品を確認していない場合(S604:NO)、S602からS603の処理が繰り返される。精算情報に含まれる全ての商品を確認した場合(S604:YES)、S602で取得された各商品の商品特性情報を用いて、複数の精算装置30の中の少なくとも一つを、精算処理を行う精算装置30の候補として特定する(S605)。S605の処理は、S504の処理と同様である。
〔第4実施形態の作用および効果〕
以上、本実施形態によれば、商品登録装置20で登録された商品の特性に基づいて、複数の精算装置30の中から少なくとも一つの精算装置30が精算処理を行う精算装置30の候補として特定される。よって、顧客が購入する商品の特性に合わせて、適切な精算装置30を特定し、顧客を誘導することが可能となる。
[第5実施形態]
本実施形態では、商品登録装置20で登録された商品に基づいて、精算装置30が自装置で利用可能な支払方法を制御する形態について説明する。
〔処理構成〕
図20は、第5実施形態における精算装置30の処理構成を概念的に示すブロック図である。図20に示されるように、本実施形態の精算装置30は、制限部310と、特定商品記憶部312と、装置情報記憶部314とを備える。
制限部310は、商品登録装置20によって登録される商品の精算情報に基づいて、当該商品の精算における支払方法を制限する。「支払方法を制限する」とは、精算装置30が、通常時にその精算装置30で利用可能な各種支払方法の少なくとも1つを、利用できないように制御することを意味する。
具体的には、本実施形態の制限部310は、特定商品記憶部312を参照して、精算情報に含まれる商品の中から特定商品を検出し、検出された特定商品に関連付けられたせい減される支払方法を示す情報を用いて、制御対象の支払方法を特定する。
特定商品記憶部312は、図3で示される特定商品記憶部122と同じように、特定商品の情報を記憶している。特定商品には、制限される支払方法を特定する支払制限情報が紐付けられている。また、装置情報記憶部314は、自装置で対応しているまたは対応していない支払方法に関する情報を、例えば図4に示されるような形式で記憶している。
〔精算装置30のハードウエア構成〕
精算装置30は、図10に示される情報処理装置10のハードウエア構成と同様のハードウエア構成を有する。精算装置30のストレージ103は、上述した精算装置30の制限部310の機能および精算対象の商品の精算処理を実行する機能を実現するためのプログラムモジュールを格納している。精算装置30のCPU101がこれらのプログラムモジュールを実行することにより、上述の制限部310および精算対象の商品の精算処理を実行する機能が実現される。
〔動作例〕
図21を用いて、本実施形態における精算装置30の動作例を説明する。図21は、第5実施形態における精算装置30の処理の流れを示すフローチャートである。
精算装置30は、商品登録装置20で登録された商品の精算情報を、商品登録装置20またはサーバ装置40から取得する(S701)。そして、精算装置30は、S702からS705の処理を実行する。S702からS705の処理は、図12のS202からS205の処理と同様である。
そして、制限部310は、S704で取得された支払制限情報に基づいて、制限対象の支払方法を特定する(S706)。そして、制限部310は、装置情報記憶部314を参照し、制限対象の支払方法として特定された支払方法が自装置で利用可能か否かを判定する(S707)。制限対象の支払方法として特定された支払方法が自装置で利用できない場合(S707:NO)、制限部310は後述の処理を実行しない。一方、制限対象の支払方法として特定された支払方法が自装置で利用可能な場合(S707:YES)、制限部310は、特定された支払方法に基づいて、精算装置30で利用可能な支払方法を制限する(S708)。
例えば、特定商品記憶部312が、図3に示されるような情報を記憶しており、商品IDが「003」の商品が精算情報に含まれる商品の中に存在した場合、S704では、電子マネーによる支払方法が制限されることを示す支払制限情報が取得される。この支払制限情報を基に、制限部310は、自装置で利用可能な支払方法(ここでは、現金、クレジットカード、電子マネーが利用可能であるとする)の中で、電子マネーを制限すべき支払方法と特定する。そして、制限部310は、精算装置30で利用可能な支払方法の中で、電子マネーを利用できないように制御する。この場合、例えば、図22に示されるような画面が、精算装置30のディスプレイに表示される。
図22は、制限部310による支払方法の制限動作を説明するための図である。図22に示される画面3100には、各種支払方法に対応する画面要素3101(現金に対応)、画面要素3102(クレジットカードに対応)、および画面要素3103(電子マネーに対応)が表示されている。制限部310は、電子マネーによる支払方法が制限されることを示す支払制限情報に基づいて、電子マネーによる支払方法に対応する画面要素3103を、無効(disable)状態とする。このとき、現金に対応する画面要素3101およびクレジットカードに対応する画面要素3102は有効(enable)状態のままとなる。第1実施形態で説明したとおり、有効状態は、その画面要素に対する操作をトリガとする処理が正常な処理が実行される状態で意味し、無効状態は、その画面要素に対する操作をトリガとする処理が正常に実行されない状態を意味する。
〔第5実施形態の作用および効果〕
以上、本実施形態によれば、精算情報に特定商品が含まれる場合、その特定商品で制限される支払方法が特定され、精算装置30で利用可能であれば当該支払方法が利用できないように制御される。これにより、特定商品の制限により認められない支払方法が精算装置30で選択されるといった問題が発生することを防止できる。
〔第5実施形態の変形例〕
上記では、精算装置30が特定商品記憶部312を参照して特定商品の有無を判定し、制限される支払方法を特定する例を示したが、制限される支払方法を示す情報(支払制限情報)が、精算装置30に対して送信される精算情報または当該精算情報に含まれる商品毎に予め関連付けられていてもよい。この場合、精算装置30は特定商品記憶部312を有していなくてもよく、制限部310は、精算情報または精算情報に含まれる商品毎に関連付けられた支払制限情報に基づいて、制限対象の支払方法を特定する。
図23を用いて、本変形例の動作について説明する。図23は、第5実施形態の変形例における精算装置30の処理の流れを示すフローチャートである。
精算装置30は、商品登録装置20で登録された商品の精算情報を、商品登録装置20またはサーバ装置40から取得する(S801)。ここで取得される精算情報には、支払制限情報が含まれる。具体的には、商品登録装置20が、各商品を登録する際に特定商品を検出した場合、当該検出された特定商品に関連付けられた支払制限情報を取得し、精算情報に関連付ける。また、商品登録装置20は、精算情報に含まれる商品の中で特定商品として特定された商品に、当該取得された支払制限情報を関連付けてもよい。また、商品登録装置20から精算情報を取得したサーバ装置40が、その精算情報に含まれる商品の中から特定商品を検出し、当該検出された特定商品に関連付けられた支払制限情報を取得してもよい。
制限部310は、精算情報または精算情報に含まれる商品毎に関連付けられた支払制限情報を基に、制限対象とする支払方法を特定する(S802)。そして、制限部310は、装置情報記憶部314を参照し、制限対象の支払方法として特定された支払方法が自装置で利用可能か否かを判定する(S803)。制限対象の支払方法として特定された支払方法が自装置で利用できない場合(S803:NO)、制限部310は後述の処理を実行しない。一方、制限対象の支払方法として特定された支払方法が自装置で利用可能な場合(S803:YES)、制限部310は、特定された支払方法に基づいて、精算装置30で利用可能な支払方法を制限する(S804)。
以上、本変形例によっても、特定商品の制限により認められない支払方法が精算装置30で選択されるといった問題が発生することを防止できる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
また、上述の説明で用いたフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
以下、参考形態の例を付記する。
1.
商品登録装置によって登録される商品に基づいて、複数の精算装置の中から少なくとも一つの精算装置を、当該商品の情報を含む精算情報を用いて精算処理を行う精算装置として特定する特定手段を備える情報処理装置。
2.
支払方法が制限される特定商品が、前記商品登録装置によって登録される商品の中に含まれることを検出する検出手段を更に備え、
前記特定手段は、前記特定商品が検出された場合に、当該検出された特定商品の制限により認めらない支払方法に対応していない精算装置を、前記精算処理を行う精算装置として特定する、
1.に記載の情報処理装置。
3.
前記検出手段は、前記特定商品を識別する情報を記憶する記憶手段を参照し、前記商品登録装置によって登録される商品の中から前記特定商品を検出し、
前記特定手段は、前記精算装置毎に対応している又は対応していない支払方法を示す情報を記憶する記憶手段を参照し、前記検出された特定商品に対して関連付けられた制限される支払方法を示す情報と比較することにより、前記特定商品の制限により認められない支払方法に対応していない精算装置を特定する、
2.に記載の情報処理装置。
4.
前記特定された精算装置に対応する第1画面要素と前記特定された精算装置以外の他の精算装置に対応する第2画面要素とを区別可能な状態で含む画面を表示装置に表示させる表示処理手段を備える、
1.から3.のいずれか1つに記載の情報処理装置。
5.
前記表示処理手段は、前記特定された精算装置における精算処理の進捗状況、および前記精算情報に含まれる商品を登録した商品登録装置と前記特定された精算装置との距離の少なくとも一方に基づいて、前記第1画面要素の各々に対応する精算装置の優先度を区別可能に前記表示装置に表示させる、
4.に記載の情報処理装置。
6.
前記精算情報または前記精算情報を識別する情報と、前記特定された精算装置を識別する情報とを対応付けて、前記精算装置に読み取らせる可搬型媒体に出力する出力手段を更に備える、
1.から5.のいずれか1つに記載の情報処理装置。
7.
前記特定された精算装置の中から、前記精算情報を用いて精算処理を行う精算装置を自動的に決定する決定手段を更に備える1.から3.のいずれか1つに記載の情報処理装置。
8.
前記決定手段は、前記特定された精算装置における精算処理の進捗状況、および前記精算情報に含まれる商品を登録した商品登録装置と前記特定された精算装置との距離の少なくとも一方に基づいて、前記特定された精算装置の中から前記精算処理を行う精算装置を決定する、
7.に記載の情報処理装置。
9.
コンピュータが、
商品登録装置によって登録される商品に基づいて、複数の精算装置の中から少なくとも一つの精算装置を、当該商品の情報を含む精算情報を用いて精算処理を行う精算装置として特定することを含む情報処理方法。
10.
前記コンピュータが、
支払方法が制限される特定商品が、前記商品登録装置によって登録される商品の中に含まれることを検出し、
前記特定商品が検出された場合に、当該検出された特定商品の制限により認めらない支払方法に対応していない精算装置を、前記精算処理を行う精算装置として特定する、
ことを更に含む9.に記載の情報処理方法。
11.
前記コンピュータが、
前記特定商品を識別する情報を記憶する記憶手段を参照し、前記商品登録装置によって登録される商品の中から前記特定商品を検出し、
前記精算装置毎に対応している又は対応していない支払方法を示す情報を記憶する記憶手段を参照し、前記検出された特定商品に対して関連付けられた制限される支払方法を示す情報と比較することにより、前記特定商品の制限により認められない支払方法に対応していない精算装置を特定する、
ことを更に含む13.に記載の情報処理方法。
12.
前記コンピュータが、
前記特定された精算装置に対応する第1画面要素と前記特定された精算装置以外の他の精算装置に対応する第2画面要素とを区別可能な状態で含む画面を表示装置に表示させる、
ことを更に含む9.から11.のいずれか1つに記載の情報処理方法。
13.
前記コンピュータが、
前記特定された精算装置における精算処理の進捗状況、および前記精算情報に含まれる商品を登録した商品登録装置と前記特定された精算装置との距離の少なくとも一方に基づいて、前記第1画面要素の各々に対応する精算装置の優先度を区別可能に前記表示装置に表示させる、
ことを更に含む12.に記載の情報処理方法。
14.
前記コンピュータが、
前記精算情報または前記精算情報を識別する情報と、前記特定された精算装置を識別する情報とを対応付けて、前記精算装置に読み取らせる可搬型媒体に出力する、
ことを更に含む9.から13.のいずれか1つに記載の情報処理方法。
15.
前記コンピュータが、
前記特定された精算装置の中から、前記精算情報を用いて精算処理を行う精算装置を自動的に決定する、
ことを更に含む9.から11.のいずれか1つに記載の情報処理方法。
16.
前記コンピュータが、
前記特定された精算装置における精算処理の進捗状況、および前記精算情報に含まれる商品を登録した商品登録装置と前記特定された精算装置との距離の少なくとも一方に基づいて、前記特定された精算装置の中から前記精算処理を行う精算装置を決定する、
15.に記載の情報処理方法。
17.
コンピュータを、
商品登録装置によって登録される商品に基づいて、複数の精算装置の中から少なくとも一つの精算装置を、当該商品の情報を含む精算情報を用いて精算処理を行う精算装置として特定する特定手段として機能させるためのプログラム。
18.
前記コンピュータを、
支払方法が制限される特定商品が、前記商品登録装置によって登録される商品の中に含まれることを検出する検出手段、
前記特定商品が検出された場合に、当該検出された特定商品の制限により認めらない支払方法に対応していない精算装置を、前記精算処理を行う精算装置として特定する前記特定手段、
として更に機能させるための17.に記載のプログラム。
19.
前記コンピュータを、
前記特定商品を識別する情報を記憶する記憶手段を参照し、前記商品登録装置によって登録される商品の中から前記特定商品を検出する前記検出手段、
前記精算装置毎に対応している又は対応していない支払方法を示す情報を記憶する記憶手段を参照し、前記検出された特定商品に対して関連付けられた制限される支払方法を示す情報と比較することにより、前記特定商品の制限により認められない支払方法に対応していない精算装置を特定する前記特定手段、
として更に機能させるための18.に記載のプログラム。
20.
前記コンピュータを、
前記特定された精算装置に対応する第1画面要素と前記特定された精算装置以外の他の精算装置に対応する第2画面要素とを区別可能な状態で含む画面を表示装置に表示させる表示処理手段、
として更に機能させるための17.から19.のいずれか1つに記載のプログラム。
21.
前記コンピュータを、
前記特定された精算装置における精算処理の進捗状況、および前記精算情報に含まれる商品を登録した商品登録装置と前記特定された精算装置との距離の少なくとも一方に基づいて、前記第1画面要素の各々に対応する精算装置の優先度を区別可能に前記表示装置に表示させる前記表示処理手段、
として更に機能させるための20.に記載のプログラム。
22.
前記コンピュータを、
前記精算情報または前記精算情報を識別する情報と、前記特定された精算装置を識別する情報とを対応付けて、前記精算装置に読み取らせる可搬型媒体に出力する出力手段、
として更に機能させるための17.から21.のいずれか1つに記載のプログラム。
23.
前記コンピュータを、
前記特定された精算装置の中から、前記精算情報を用いて精算処理を行う精算装置を自動的に決定する決定手段、
として更に機能させるための17.から19.のいずれか1つに記載のプログラム。
24.
前記コンピュータを、
前記特定された精算装置における精算処理の進捗状況、および前記精算情報に含まれる商品を登録した商品登録装置と前記特定された精算装置との距離の少なくとも一方に基づいて、前記特定された精算装置の中から前記精算処理を行う精算装置を決定する前記決定手段、
として更に機能させるための23.に記載の情報処理装置。
25.
商品登録装置によって登録される商品の精算情報に基づいて、当該商品の精算における支払方法を制限する制限手段を備える精算装置。
26.
前記制限手段は、
支払方法が制限される特定商品を識別する情報を記憶する記憶手段を参照し、前記精算情報に含まれる商品の中から前記特定商品を検出し、
前記検出された特定商品に関連付けられた制限される支払方法を示す情報を用いて、制限対象の支払方法を特定する、
25.に記載の精算装置。
27.
前記制限手段は、前記精算情報または前記精算情報に含まれる商品毎に関連付けられた制限される支払方法を示す情報に基づいて、制限対象の支払方法を特定する、
25.に記載の精算装置。
28.
精算装置が、
商品登録装置によって登録される商品の精算情報に基づいて、当該商品の精算における支払方法を制限することを含む情報処理方法。
29.
前記精算装置が、
支払方法が制限される特定商品を識別する情報を記憶する記憶手段を参照し、前記精算情報に含まれる商品の中から前記特定商品を検出し、
前記検出された特定商品に関連付けられた制限される支払方法を示す情報を用いて、制限対象の支払方法を特定する、
ことを更に含む28.に記載の情報処理方法。
30.
前記精算装置が、
前記精算情報または前記精算情報に含まれる商品毎に関連付けられた制限される支払方法を示す情報に基づいて、制限対象の支払方法を特定する、
ことを更に含む28.に記載の情報処理方法。
31.
精算装置を、
商品登録装置によって登録される商品の精算情報に基づいて、当該商品の精算における支払方法を制限する制限手段として機能させるためのプログラム。
32.
前記精算装置を、
支払方法が制限される特定商品を識別する情報を記憶する記憶手段を参照し、前記精算情報に含まれる商品の中から前記特定商品を検出し、
前記検出された特定商品に関連付けられた制限される支払方法を示す情報を用いて、制限対象の支払方法を特定する前記制限手段、
として更に機能させるための31.に記載のプログラム。
33.
前記精算装置を、
前記精算情報または前記精算情報に含まれる商品毎に関連付けられた制限される支払方法を示す情報に基づいて、制限対象の支払方法を特定する前記制限手段、
として更に機能させるための31.に記載のプログラム。
この出願は、2015年2月27日に出願された日本出願特願2015−039636号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (15)

  1. 商品登録装置によって登録される商品に基づいて、複数の精算装置の中から少なくとも一つの精算装置を、当該商品の情報を含む精算情報を用いて精算処理を行う精算装置として特定する特定手段を備える情報処理装置。
  2. 支払方法が制限される特定商品が、前記商品登録装置によって登録される商品の中に含まれることを検出する検出手段を更に備え、
    前記特定手段は、前記特定商品が検出された場合に、当該検出された特定商品の制限により認めらない支払方法に対応していない精算装置を、前記精算処理を行う精算装置として特定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記検出手段は、前記特定商品を識別する情報を記憶する記憶手段を参照し、前記商品登録装置によって登録される商品の中から前記特定商品を検出し、
    前記特定手段は、前記精算装置毎に対応している又は対応していない支払方法を示す情報を記憶する記憶手段を参照し、前記検出された特定商品に対して関連付けられた制限される支払方法を示す情報と比較することにより、前記特定商品の制限により認められない支払方法に対応していない精算装置を特定する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記特定された精算装置に対応する第1画面要素と前記特定された精算装置以外の他の精算装置に対応する第2画面要素とを区別可能な状態で含む画面を表示装置に表示させる表示処理手段を備える、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示処理手段は、前記特定された精算装置における精算処理の進捗状況、および前記精算情報に含まれる商品を登録した商品登録装置と前記特定された精算装置との距離の少なくとも一方に基づいて、前記第1画面要素の各々に対応する精算装置の優先度を区別可能に前記表示装置に表示させる、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記精算情報または前記精算情報を識別する情報と、前記特定された精算装置を識別する情報とを対応付けて、前記精算装置に読み取らせる可搬型媒体に出力する出力手段を更に備える、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記特定された精算装置の中から、前記精算情報を用いて精算処理を行う精算装置を自動的に決定する決定手段を更に備える請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記決定手段は、前記特定された精算装置における精算処理の進捗状況、および前記精算情報に含まれる商品を登録した商品登録装置と前記特定された精算装置との距離の少なくとも一方に基づいて、前記特定された精算装置の中から前記精算処理を行う精算装置を決定する、
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 商品登録装置によって登録される商品の精算情報に基づいて、当該商品の精算における支払方法を制限する制限手段を備える精算装置。
  10. 前記制限手段は、
    支払方法が制限される特定商品を識別する情報を記憶する記憶手段を参照し、前記精算情報に含まれる商品の中から前記特定商品を検出し、
    前記検出された特定商品に関連付けられた制限される支払方法を示す情報を用いて、制限対象の支払方法を特定する、
    請求項9に記載の精算装置。
  11. 前記制限手段は、前記精算情報または前記精算情報に含まれる商品毎に関連付けられた制限される支払方法を示す情報に基づいて、制限対象の支払方法を特定する、
    請求項9に記載の精算装置。
  12. コンピュータが、
    商品登録装置によって登録される商品に基づいて、複数の精算装置の中から少なくとも一つの精算装置を、当該商品の情報を含む精算情報を用いて精算処理を行う精算装置として特定することを含む情報処理方法。
  13. 精算装置が、
    商品登録装置によって登録される商品の精算情報に基づいて、当該商品の精算における支払方法を制限することを含む情報処理方法。
  14. コンピュータを、
    商品登録装置によって登録される商品に基づいて、複数の精算装置の中から少なくとも一つの精算装置を、当該商品の情報を含む精算情報を用いて精算処理を行う精算装置として特定する特定手段として機能させるためのプログラム。
  15. 精算装置を、
    商品登録装置によって登録される商品の精算情報に基づいて、当該商品の精算における支払方法を制限する制限手段として機能させるためのプログラム。
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