JPWO2016084198A1 - 緊急情報提供システム、プログラム、緊急情報提供方法 - Google Patents
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Abstract
緊急情報送信システムであって、第1エリア内の住民の識別情報と当該住民の端末の識別情報とが関連付けて記憶されている記憶部(4B)と、前記第1エリア内の第2エリアを設定するための指示が入力される入力部(4A)と、前記第2エリアにおいて避難を必要とする災害が発生した場合、前記入力部(4A)に入力される前記第2エリアを設定するための指示に基づいて、前記第2エリアを設定する設定部(4C)と、前記第2エリア内に居る住民を特定する特定部(4D)と、前記災害に対応する避難情報を生成する生成部(4E)と、前記第2エリアに居る住民の端末に対して前記避難情報を送信する送信部(4F)と、を備える。
Description
本発明は、緊急情報提供システム、プログラム、緊急情報提供方法に関する。
例えば、災害時の避難に関連する各種避難情報を予め登録されている端末装置に一斉配信する技術が知られている(例えば特許文献1)。
しかし、上記の特許文献1に開示される技術では、住民が避難を必要とするエリアに居住しているか否かに関わらず、登録されている全端末装置に対して同様の避難情報が一斉配信されてしまうため、避難情報を必要としない住民を混乱させてしまう虞がある。
そこで、本発明は、災害が発生した場合、避難を必要とするエリアを設定し、当該エリアに居る住民の端末に避難情報を送信する緊急情報提供システム、プログラム、緊急情報提供方法を提供することを目的とする。
前述した課題を解決する主たる本発明は、緊急情報提供システムであって、第1エリア内の住民の識別情報と当該住民の端末の識別情報とが関連付けて記憶されている記憶部と、前記第1エリア内の第2エリアを設定するための指示が入力される入力部と、前記第2エリアにおいて避難を必要とする災害が発生した場合、前記入力部に入力される前記第2エリアを設定するための指示に基づいて、前記第2エリアを設定する設定部と、前記第2エリア内に居る住民を特定する特定部と、前記災害に対応する避難情報を生成する生成部と、前記第2エリアに居る住民の端末に対して前記避難情報を送信する送信部と、を備える。
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、災害が発生した場合、避難を必要とするエリアを設定し、当該エリアに居る住民の端末に避難情報を確実に送信することが可能になる。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===緊急情報提供システム===
図1は、本実施形態に係る緊急情報提供システムを示すブロック図である。以下、図1を参照して緊急情報提供システムの構成について説明する。
===緊急情報提供システム===
図1は、本実施形態に係る緊急情報提供システムを示すブロック図である。以下、図1を参照して緊急情報提供システムの構成について説明する。
緊急情報提供システム1は、管理者が管理する管理エリア(第1エリア)内の何れかの細分エリア(第2エリア)で避難を必要とする災害が発生した場合、該当細分エリア内に居る住民の端末に対して避難勧告や避難指示等の避難情報(緊急情報)を送信し、該当エリア内に居る住民に対して避難を確実に促すことを可能にするシステムである。緊急情報提供システム1は、災害情報発信サーバ2と、管理者端末3と、緊急情報提供装置4と、住民端末5とが、コンピュータネットワーク6(例えばクラウドコンピューティング)を介して通信可能に接続されて構成されている。
災害情報発信サーバ2は、例えば自然災害に関する情報を専門に取り扱う機関が管理するサーバであって、避難を必要とする一定規模以上の自然災害が発生した場合、自然災害の種類及び規模を示す災害情報を避難が必要なエリアを示すエリア情報と対応付けて、実質的にリアルタイムで発信する。尚、災害情報としては、例えば大雨に伴う土砂災害に関する情報が考えられ、エリア情報としては例えば緯度及び経度を用いた情報が考えられる。
管理者端末3は、管理者が管理するディスプレイを有する端末であって、災害情報発信サーバ2から発信される災害情報及びエリア情報をコンピュータネットワーク6を通して受信するとともにディスプレイに表示する。管理者は、ディスプレイの表示内容を確認することにより、避難を必要とする自然災害が如何なる種類及び規模の災害なのか、自然災害の発生エリアが管理者の管理エリア内の災害なのか、自然災害の発生エリアが管理エリア内の何処の細分エリアの災害なのか等を把握することができる。管理者端末3は、自然災害の発生エリアとして細分エリアが緊急情報提供装置4に設定されるように、管理者の操作入力に応じて、細分エリアを設定するための指示情報を生成するとともにコンピュータネットワーク6を通して緊急情報提供装置4に送信する。
緊急情報提供装置4は、災害情報発信サーバ2から発信される災害情報と、管理者端末3から発信される指示情報とを受信し、管理エリア内の何処の細分エリアにおいて避難が必要な如何なる自然災害が発生しているのかを認識する。緊急情報提供装置4は、避難が必要な自然災害が発生している細分エリアを設定し、該当する細分エリア内に居る住民(通知対象者)を特定し、自然災害の種類及び規模に応じた避難情報を生成するとともにコンピュータネットワーク6を通して住民端末5に送信する。尚、緊急情報提供装置4の詳細に関しては後述する。
住民端末5は、管理エリア内に居住する住民が所有する端末のうち、端末の識別情報が緊急情報提供装置4に対して事前に登録されている端末である。例えば、住民端末5がパソコン5Aや携帯端末5B(例えばスマートフォン)である場合、端末の識別情報は電子メールを配信するためのアドレス情報を含み、住民端末5がHEMS(Home Energy Management System)に接続される表示機器5Cである場合、端末の識別情報は表示機器を動作させるための情報を含む。住民端末5は、例えばGPS(Global Positioning System)の測位情報を用いて生成される位置情報をコンピュータネットワーク6を通して緊急情報提供装置4に送信する。
===緊急情報提供装置の構成===
図2は、本実施形態に係る緊急情報提供装置を示すブロック図である。図3は、本実施形態に係る緊急情報提供装置の記憶部に記憶される地図データの一例を示す図である。図4は、本実施形態に係る緊急情報提供装置の記憶部に記憶される住民データの一例を示す図である。図5は、本実施形態に係る緊急情報提供装置の避難情報生成部で生成される避難情報の一例を示す図である。以下、図2〜図5を参照して緊急情報提供装置の構成について説明する。
===緊急情報提供装置の構成===
図2は、本実施形態に係る緊急情報提供装置を示すブロック図である。図3は、本実施形態に係る緊急情報提供装置の記憶部に記憶される地図データの一例を示す図である。図4は、本実施形態に係る緊急情報提供装置の記憶部に記憶される住民データの一例を示す図である。図5は、本実施形態に係る緊急情報提供装置の避難情報生成部で生成される避難情報の一例を示す図である。以下、図2〜図5を参照して緊急情報提供装置の構成について説明する。
緊急情報提供装置4は、入力部4A、記憶部4B、エリア設定部4C、通知対象者特定部4D、避難情報生成部4E、送信部4Fを含んで構成されている。
入力部4Aには、災害情報発信サーバ2から発信される災害情報と、管理者端末3から発信される指示情報と、住民端末5から発信される位置情報とがコンピュータネットワーク6を通して入力される。緊急情報提供装置4は、入力部4Aに入力される災害情報及び指示情報に従って、管理エリア内の何処の細分エリアにおいて避難が必要な如何なる自然災害が発生しているのかを認識することが可能になる。又、緊急情報提供装置4は、入力部4Aに入力される位置情報に従って、該当する細分エリア内に居る住民を避難情報の通知対象者として特定することが可能になる。
記憶部4Bには、緊急情報提供装置4の各機能を実現するためのプログラムデータ、管理エリアを緯度及び経度の両方向に複数に分割して得られるメッシュ状の地図データ100(図3)、管理エリア内の住民の住所情報と当該住民の端末の識別情報とを関連付けた住民データ200(図4)等が記憶されている。地図データ100は、例えば、管理エリアの緯度の方向が1〜8に均等に分割され、管理エリアの経度の方向がA〜Gに均等に分割されているメッシュ状のデータである。つまり、管理エリアを緯度及び経度の両方向に複数に分割して得られる各区画が細分エリアに相当する。地図データ100に区画される複数の細分エリアの中から一の細分エリアを設定する場合、管理者端末3から発信される細分エリアを設定するための指示情報は、緯度情報1〜8及び経度情報A〜Gの一の組合せからなる情報を含む情報になる。例えば、地図データ100内の斜線の細分エリアを設定対象にする場合、指示情報は緯度情報「5」及び経度情報「E」の組合せからなる情報(5,E)を含むことになる。住民データ200は、例えば、住民の住所、電話番号、避難情報の送信先情報を識別情報として関連付けたデータである。本実施形態において、住民データ200は、住民の意思に従って、住民端末5から緊急情報提供装置4へコンピュータネットワーク6を通して登録されるデータであることとする。
エリア設定部4Cは、管理者端末3から発信される指示情報が入力部4Aに入力されると、管理エリアの中から指示情報に該当する細分エリアを選択して設定する。例えば指示情報が(5,E)である場合、エリア設定部4Cは、記憶部4Bから地図データ100を読み出して参照し、指示情報(5,E)が該当する斜線の区画を細分エリアとして設定する。上記の例の場合、避難が必要な細分エリアは管理エリア内の1区画であるが、避難が必要な細分エリアが管理エリア内の複数の区画である場合、管理者端末3から発信される指示情報は該当する複数の細分エリアを設定するための情報(例えば(4,E)、(5,D)、(5,E)等)を含むことになる。
通知対象者特定部4Dは、住民端末5から発信される位置情報が入力部4Aに入力されると、エリア設定部4Cで設定される細分エリア内の位置を示す位置情報があるか否かを判定する。例えば、エリア設定部4Cで設定される細分エリア内の位置を示す位置情報がある場合、通知対象者特定部4Dは、記憶部4Bから住民データ200を読み出して参照し、位置情報に付帯されている電話番号等の情報から、細分エリア内の位置を示す位置情報を発信する住民端末5を避難情報の通知が必要な通知対象者の住民端末5として特定する。
避難情報生成部4Eは、避難情報の通知が必要な通知対象者の住民端末5が特定されると、記憶部4Bから住民データ200を読み出して参照し、通知対象者の住民端末5に関連付けられている避難情報の送信先情報を取得する。避難情報生成部4Eは、通知対象者の住民端末5に関連付けられている送信先情報を宛先として、災害情報発信サーバ2から発信される災害情報を基に避難情報を生成する。全ての住民端末5の通信規格が統一されている訳ではないため、避難情報生成部4Eは、通知対象者の住民端末5の通信規格に応じた形式の避難情報を生成する。例えば、通知対象者の住民端末5の送信先情報が電子メールのアドレス情報を含む場合、避難情報生成部4Eは、電子メールに表示可能な形式の避難情報を生成する。又、例えば、通知対象者の住民端末5の送信先情報がHEMSに接続された表示機器を動作させるための情報を含む場合、避難情報生成部4Eは、表示機器に表示可能な形式の避難情報を生成する。避難情報は、避難の対象である細分エリアに居る住民に対して避難を促す避難勧告や避難指示等の情報であって、例えば、避難勧告や避難指示を行う対象エリア、避難場所、通知対象者の住民端末5から発信される位置情報に対応する現在の居場所から避難場所までの避難ルート等を示す情報を含んでいる。避難ルートを示す情報は、テキスト情報であってもよいし、記憶部2Bから読み出される地図データ100上に避難ルートを重ねて表示した地図情報(図5)であってもよい。避難情報生成部4Eは、避難ルートを生成する際、災害情報発信サーバ2から発信される災害情報に基づいて、危険度が予め定められている危険度に達することがないルートを選択して避難ルートを生成する。
送信部4Fは、避難情報生成部4Eで生成される避難情報をコンピュータネットワーク6を通して通知対象者の住民端末5に送信する。
尚、緊急情報提供装置4は、マイクロコンピュータを含んで構成される装置であって、入力部4A、記憶部4B、エリア設定部4C、通知対象者特定部4D、避難情報生成部4E、送信部4Fの夫々の機能は、記憶部4Bに記憶されているプログラムをマイクロコンピュータが実行することにより実現される。
===緊急情報提供装置の動作===
図6は、本実施形態に係る緊急情報提供装置の動作の一例を示すフローチャートである。以下、図1〜図6を参照して緊急情報提供装置の動作の一例について説明する。
===緊急情報提供装置の動作===
図6は、本実施形態に係る緊急情報提供装置の動作の一例を示すフローチャートである。以下、図1〜図6を参照して緊急情報提供装置の動作の一例について説明する。
先ず、緊急情報提供装置4は、災害情報発信サーバ2から発信される災害情報が入力部4Aに入力されたか否かを判定する(ステップS1)。尚、災害情報は、管理エリア内において避難を必要とする自然災害の種類及び規模を示す情報を含んでいる。災害情報が入力部4Aに入力されていない場合(ステップS1:NO)、緊急情報提供装置4は、ステップS1の判定動作を再度実行する。
次に、災害情報が入力部4Aに入力された場合(ステップS1:YES)、緊急情報提供装置4は、管理者端末3から発信される指示情報が入力部4Aに入力されたか否かを判定する(ステップS2)。尚、指示情報は、管理エリア内で避難を必要とする細分エリアを示す情報を含んでいる。指示情報が入力部4Aに入力されていない場合(ステップS2:NO)、緊急情報提供装置4は、ステップS2の判定動作を再度実行する。
次に、指示情報が入力部4Aに入力された場合(ステップS2:YES)、緊急情報提供装置4は、エリア設定部4Cにおいて、管理エリアの中から指示情報に該当する細分エリアを選択して設定する(ステップS3)。
次に、緊急情報提供装置4は、住民端末5から発信される位置情報が入力部4Aに入力されたか否かを判定する(ステップS4)。尚、位置情報は、例えばGPSの測位結果から生成される住民の居場所を示す情報である。位置情報が入力部4Aに入力されていない場合(ステップS4:NO)、緊急情報提供装置4は、ステップS4の判定動作を再度実行する。
次に、位置情報が入力部4Aに入力された場合(ステップS4:YES)、緊急情報提供装置4は、通知対象者特定部4Dにおいて、エリア設定部4Cで設定される細分エリア内の位置を示す位置情報があるか否かを判定する(ステップS5)。エリア設定部4Cで設定される細分エリア内の位置を示す位置情報がない場合(ステップS5:NO)、緊急情報提供装置4は、以降の処理動作を終了する。
次に、エリア設定部4Cで設定される細分エリア内の位置を示す位置情報がある場合(ステップS5:YES)、緊急情報提供装置4は、通知対象者特定部4Dにおいて、記憶部4Bから住民データ200を読み出して参照し、位置情報に付帯されている電話番号等の情報から、細分エリア内の位置を示す位置情報を発信する住民端末5を避難情報の通知が必要な通知対象者の住民端末5として特定する(ステップS6)。
次に、緊急情報提供装置4は、避難情報生成部4Eにおいて、記憶部4Bから住民データ200を読み出して参照し、通知対象者の住民端末5に関連付けられている避難情報の送信先情報を取得するとともに、通知対象者の住民端末5に関連付けられている送信先情報を宛先として、災害情報発信サーバ2から発信される災害情報に基づいて、住民端末5の送信可能な通信形式の避難情報を生成する(ステップS7)。
次に、緊急情報提供装置4は、送信部4Fにおいて、避難情報生成部4Eで生成される避難情報をコンピュータネットワーク6を通して通知対象者の住民端末5に一斉に送信する(ステップS8)。住民端末5には、例えば、避難が必要なエリアとして設定された細分エリアの地図データ上に避難ルート(例えば現在の居場所から公民館までの避難ルート)が重ねて表示(例えば着色表示)されている地図情報(図5)が表示される。
上記のステップS1〜S8の一連の処理が実行されることにより、避難が必要な細分エリアに居る住民の住民端末5に避難情報を確実に送信し、避難が必要な細分エリアに居る住民に避難を確実に促すことが可能になる。
以上説明したように、本実施形態に係る緊急情報提供システム1は、管理者の管理エリア内の住民の識別情報(例えば住所、電話番号)と当該住民の住民端末5の識別情報(送信先情報)とが関連付けて記憶されている記憶部4Bと、管理エリア内の何れかの細分エリアを設定するための指示が入力される入力部4Aと、何れかの細分エリアにおいて避難を必要とする自然災害が発生した場合、入力部4Aに入力される細分エリアを設定するための指示に基づいて、避難が必要な細分エリアを設定するエリア設定部4Cと、避難が必要な細分エリア内に居る住民を特定する通知対象者特定部4Dと、自然災害に対応する避難情報を生成する避難情報生成部4Eと、避難が必要な細分エリアに居る住民の住民端末5に対して避難情報を送信する送信部4Fと、を備えている。そして、避難が必要な細分エリアに居る住民の住民端末5に避難情報を確実に送信し、避難が必要な細分エリアに居る住民に早急な初動対応を確実に促し、避難が必要な細分エリアに居る住民の安全確保を図ることが可能になる。
又、避難が必要な細分エリアを設定するための指示は、当該細分エリアの住所を含む情報である。
又、避難が必要な細分エリアを設定するための指示は、緯度及び経度に基づいて管理エリアをメッシュ状に分割して得られる複数の細分エリアの中から避難が必要な細分エリアを選択するための情報である。
又、避難が必要な細分エリアを設定するための指示は、管理者が入力部4Aに入力する指示である。
又、通知対象者特定部4Dは、住民の住民端末5から発信される位置情報に基づいて、避難が必要な細分エリアに居る住民を特定する。
又、記憶部4Bに記憶される住民及び住民端末の識別情報は、住民によって登録される情報であることとして説明したが、この態様に限定されるものではない。例えば、記憶部4Bに記憶される住民及び住民端末5の識別情報は、管理者によって登録される管理エリア内の全住民の情報であってもよい。前者の場合、住民が緊急情報提供装置4に対して識別情報の登録を忘れると、その住民の住民端末5では避難情報を受信することはできない。しかし、後者の場合、前者の問題を解消することが可能になる。
又、災害は、地域的な規模の自然災害であって、管理エリア内に発生する自然災害であるが、大雨に伴う土砂災害の他に、竜巻や火山噴火に伴う災害も考えられる。
尚、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
1 緊急情報提供システム
2 災害情報発信サーバ
3 管理者端末
4 緊急情報提供装置
5 住民端末
6 コンピュータネットワーク
100 地図データ
200 住民データ
2 災害情報発信サーバ
3 管理者端末
4 緊急情報提供装置
5 住民端末
6 コンピュータネットワーク
100 地図データ
200 住民データ
前述した課題を解決する主たる本発明は、緊急情報提供システムであって、第1エリア内の住民の識別情報と、住民へ避難を促す避難情報を当該住民の端末へ送信する場合の送信先を示す送信先情報と、が関連付けて記憶されている記憶部と、災害が発生した場合に、前記災害の種類及び規模を示す災害情報、前記住民の端末から送信される位置情報、及び前記災害が発生した場所を示す前記第1エリア内の第2エリアを設定するための指示が入力される入力部と、前記入力部に入力される前記第2エリアを設定するための指示に基づいて、前記第2エリアを設定する設定部と、前記入力部に入力される前記位置情報に基づいて、前記第2エリア内に居る住民を特定する特定部と、前記入力部に入力される前記災害情報に基づいて、前記第2エリア内に居る住民に避難を促す前記避難情報を生成する生成部と、前記第2エリアに居る住民の前記送信先情報に基づいて、当該住民の端末に対して当該住民の端末に表示可能な形式で前記避難情報を送信する送信部と、を備える。
Claims (10)
- 第1エリア内の住民の識別情報と当該住民の端末の識別情報とが関連付けて記憶されている記憶部と、
前記第1エリア内の第2エリアを設定するための指示が入力される入力部と、
前記第2エリアにおいて避難を必要とする災害が発生した場合、前記入力部に入力される前記第2エリアを設定するための指示に基づいて、前記第2エリアを設定する設定部と、
前記第2エリア内に居る住民を特定する特定部と、
前記災害に対応する避難情報を生成する生成部と、
前記第2エリアに居る住民の端末に対して前記避難情報を送信する送信部と、
を備えたことを特徴とする緊急情報提供システム。 - 前記第2エリアを設定するための指示は、前記第2エリアの住所を含む情報である
ことを特徴とする請求項1に記載の緊急情報提供システム。 - 前記第2エリアを設定するための指示は、緯度及び経度に基づいて前記第1エリアを分割して得られるメッシュの中から前記第2エリアを選択するための情報である
ことを特徴とする請求項1に記載の緊急情報提供システム。 - 前記第2エリアを設定するための指示は、管理者が前記入力部に入力する指示である
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の緊急情報提供システム。 - 前記特定部は、住民の端末から発信される位置情報に基づいて、前記第2エリアに居る住民を特定する
ことを特徴とする請求項1に記載の緊急情報提供システム。 - 前記記憶部に記憶される前記識別情報は、住民によって登録される情報である
ことを特徴とする請求項1に記載の緊急情報提供システム。 - 前記記憶部に記憶される前記識別情報は、管理者によって登録される前記第1エリア内の全住民の情報である
ことを特徴とする請求項1に記載の緊急情報提供システム。 - 前記災害は、前記第1エリア内に発生する自然災害である
ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の緊急情報提供システム。 - コンピュータに、
第1エリア内の第2エリアを設定するための指示が入力される機能と、
前記第2エリアにおいて避難を必要とする災害が発生した場合、前記第2エリアを設定するための指示に基づいて、前記第2エリアを設定する機能と、
前記第2エリア内に居る住民を特定する機能と、
前記災害に対応する避難情報を生成する機能と、
前記第1エリア内の住民の識別情報と当該住民の端末の識別情報とが関連付けて記憶されている記憶部を参照し、前記第2エリアに居る住民の端末に対して前記避難情報を送信する機能と、
を実行させるプログラム。 - 第1エリア内の第2エリアにおいて避難を必要とする災害が発生した場合、前記第2エリアを設定するための指示に基づいて前記第2エリアを設定し、
前記第2エリアに居る住民を特定し、
前記災害に対応する避難情報を生成し、
前記第1エリア内の住民の識別情報と当該住民の端末の識別情報とが関連付けて記憶されている記憶部を参照し、前記第2エリアに居る住民の端末に対して前記避難情報を送信する
ことを特徴とする緊急情報提供方法。
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