JP2011237917A - 避難情報配信装置およびプログラム - Google Patents
避難情報配信装置およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011237917A JP2011237917A JP2010107235A JP2010107235A JP2011237917A JP 2011237917 A JP2011237917 A JP 2011237917A JP 2010107235 A JP2010107235 A JP 2010107235A JP 2010107235 A JP2010107235 A JP 2010107235A JP 2011237917 A JP2011237917 A JP 2011237917A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- evacuation
- information
- terminal
- active
- refugee
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Instructional Devices (AREA)
- Navigation (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
【解決手段】避難の際、位置情報取得部12により、通信端末のうち端末DB16で区分されている能動避難者端末21から、通信網40を介して当該能動避難者端末21の位置を示す位置情報を取得し、避難状況情報生成部14により、これら位置情報に基づいて、能動避難者20の避難状況を示す避難状況情報を生成し、通信端末のうち端末DB16で区分されている受動避難者端末31,32に対して、生成した避難状況情報を配信する。
【選択図】 図1
Description
したがって、危険認識度が低く、心理的に不安をかかえる、いわゆる災害弱者に対しては、自ら率先して避難する人とは異なる避難情報、すなわち災害弱者が安心感を得られ、避難行動をスムーズに開始できるような避難情報を提供する必要がある。このことは、避難意思決定基準によって避難を支援する情報内容も異なるのが社会心理学の観点からも自然なアプローチ法と言え、避難意思決定基準の違いという定義は災害時の潜在的心理を捉えた自然な行動原理といえる。
したがって、このような能動避難者の避難状況を受動避難者に対して配信することにより、誰かの避難行動を確認した後にはじめて避難しようとする受動避難者、すなわち危機意識の低い住民に対して、避難の重要性や必要性を具体的に知らせることができる。このため、受動避難者の避難行動を強く促すことができるとともに、避難行動をスムーズに開始させることができ、住民全体の避難率を向上させることが可能となる。
[避難情報配信装置]
まず、図1を参照して、本実施の形態にかかる避難情報配信装置について説明する。図1は、本実施の形態にかかる避難情報配信装置の構成を示すブロック図である。
地理情報システム(GIS:Geographic Information System)51は、サーバ装置などの通信処理装置からなり、通信回線を介して避難情報配信装置10と接続して、避難情報配信装置10からの要求に応じて地図情報を提供する機能と、取得した位置情報を、例えば、測位時に生じた位置誤差によって建物の上を行動軌跡の線が走ってしまう等の論理的矛盾が生じないように、システムが有している道路情報や建物情報を用いて必要な位置修正を施しつつ、地図上にプロットして新たな地図情報を生成する機能とを有している。この地理情報システム51は、防災関連の画像技術として広く利用可能であり、例えば、各要素の空間情報(属性情報)を付加して災害時などに利用することなどが既に行われている。なお、地理情報システムの具体例については、既存技術を利用すればよい(例えば、非特許文献1など参照)。
まず、本発明の原理について説明する。
前述したように、災害時に行政機関から提供された、避難先や避難時刻など避難に関する避難情報に基づいて避難する避難者は、すべて同じ危険認識度を持っている訳ではなく、危険認識度の違いが認められる。
このため、現状の避難情報が伝達されても、危険認識度の高い避難者などはその情報などをもとに率先し避難行動を自ら起こすが、危険認識度の低い避難者などは、その危険度を適切に認識できないため、あるいはどのように行動すればよいか分からない事態に陥るなどにより、逃げ遅れが生じる。
したがって、危険認識度が低く、心理的に不安をかかえる、いわゆる災害弱者に対しては、自ら率先して避難する人とは異なる避難情報、すなわち災害弱者が安心感を得られ、避難行動をスムーズに開始できるような避難情報を提供する必要がある。
図2は、イノベータ理論の消費者類型を示す説明図である。
まず、イノベータ理論とその消費者類型について説明する。イノベータ理論では、消費者の商品購入に対する態度を、新商品の購入時期の早い順に、イノベータ(Innovators:革新者)、オピニオンリーダ(Opinion leader:初期採用者)、アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者)、レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者)、ラガード(Laggards:遅滞者)からなる5つの消費者類型に分類している。
次に、アンケート調査について説明する。アンケート調査では、ある地区で実施した避難訓練の参加者44名を被験者として、避難行動および日常行動に関する設問を作成した。図3は、アンケート設問例である。回答方法は、「そう思わない」、「ややそう思わない」、「ややそう思う」、「そう思う」のうちからいずれか1つを選択する形式とした。
これら回答から被験者ごとに算出した避難行動および日常行動に関するスコアを指標として、被験者を避難者行動の違いにより、いくつかのクラスタに分類した。この際、消費者類型におけるオピニオンリーダとして資質を計る設問因子に対して重み付けをすることにより、危険認識度の違いをスコア化した。
このクラスタリング分析結果によれば、被験者は、避難行動における行動特性と日常行動における行動特性との組み合わせにより、A群からF群まで、大きく6つの群に分類されることがわかった。また、F群については、F1群からF5群までの5つの小分類が存在することもわかった。
図6は、避難者行動分類とイノベータ理論の消費者類型との対比表である。図7は、避難者行動分類とイノベータ理論の消費者類型との対比グラフである。
クラスタリング分析結果で得られた避難者行動分類、すなわちA群〜E群と、F1群〜F5群のそれぞれを、イノベータ理論の消費者類型に当てはめて、その構成比を算出している。なお、被験者のうちには災害経験者も含まれていたことから、それぞれの消費者類型ごとに、当該消費者類型の被験者に占める災害経験者の割合を示す分類毎比と、経験者全体に占める当該災害経験者の割合を示す経験者全体比とが示されている。
このことは、イノベータ理論でいうオピニオンリーダが積極的に新商品の価値を見出すという能動的な行動をとるのに対して、アーリーマジョリティやレイトマジョリティは新商品の価値の提供を受けるという受動的な行動をとる、という消費者行動モデルと極めて類似している。
イノベータ理論における消費者行動モデルでは、アーリーマジョリティやレイトマジョリティの多くが、新商品の価値をオピニオンリーダから提供されており、新商品の販売拡大は、オピニオンリーダが鍵を握っていると指摘されている。すなわち、オピニオンリーダが新商品の価値を把握して得られた新たな情報を、アーリーマジョリティやレイトマジョリティへ配信することが、新商品の価値を広く伝えることに繋がる。
したがって、災害に関する避難情報についても、能動避難者が、避難情報を把握した結果を示す新たな情報を、受動避難者に対して配信することが、避難の重要性、すなわち災害に対する危険性を広く伝えることに繋がると考えられる。
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかる避難情報配信装置10の構成について詳細に説明する。
この避難情報配信装置10には、主な機能部として、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)11、避難指示情報生成部13、位置情報取得部12、避難状況情報生成部14、記憶部15、端末データベース(以下、端末DBという)16、および情報配信部17が設けられており、内部バスを介して互いにデータやり取り可能に接続されている。
図9は、避難状況情報の構成例である。ここでは、地理情報システム51に予め登録されている地図上に、能動避難者端末21の位置の時系列変化を示す軌跡が、能動避難者20の避難状況としてプロットされている。
図10は、端末DBの構成例である。ここでは、通信端末ごとに、当該通信端末を識別するためのID、当該通信端末の利用者の居住地区、当該通信端末の通信アドレス、および住所、氏名、電話番号、地域活動における役職名など、当該通信端末の利用者に関する本人情報が、それぞれ登録されている。
また、避難情報配信装置10には、これら機能部のほか、キーボード・マウスなどの操作入力装置やLCDなどの画面表示装置など、一般的なサーバ装置やパーソナルコンピュータが備える各種機能を備えている。
次に、本実施の形態にかかる避難情報配信装置10の動作について説明する。
ここでは、集中豪雨による水害発生が予想されるため、行政機関が地域住民である避難者に対して、避難情報配信装置10から避難情報を配信する場合を例として説明する。
以下では、図面を参照して、これら動作を詳細に説明する。なお、管理者端末50での管理者操作に用いられる避難情報設定画面データは、これら動作において前述した図8が共用される場合を例として説明したが、それぞれの動作に固有の画面データを用いてもよい。
まず、図11を参照して、避難情報配信装置10の行動モニタ設定動作について説明する。図11は、行動モニタ設定動作を示すシーケンス図である。
避難情報配信装置10の通信I/F部11は、管理者端末50を介した管理者による行動モニタの設定要求に応じて、記憶部15に予め登録されている避難情報設定画面データを管理者端末50へ送信して画面表示する。この後、避難情報配信装置10は、管理者による管理者端末50での行動モニタ設定操作に応じて、図11の行動モニタ設定動作を実行する。
地理情報システム51は、避難情報配信装置10からの位置情報を受信し、それぞれの位置情報と対応する地図上に、当該IDと紐付けた避難者位置をプロットして保存する(ステップ104)。この際、避難情報配信装置10は、最初の位置情報の受信を契機としてタイマーを起動して、タイマーのタイムアップに応じて、これら保存した地図情報の自動削除してもよい。
次に、図12を参照して、避難情報配信装置10の避難指示情報配信動作について説明する。図12は、避難指示情報配信動作を示すシーケンス図である。
避難情報配信装置10の通信I/F部11は、管理者端末50を介した管理者による避難指示情報の設定要求に応じて、記憶部15に予め登録されている避難情報設定画面データを管理者端末50へ送信して画面表示する。この後、避難情報配信装置10は、管理者による管理者端末50での避難指示情報設定操作に応じて、図12の避難指示情報配信動作を実行する。
避難指示情報生成部13は、通信I/F部11を介して管理者端末50から災害種選択操作および発令種選択操作を受信した場合、選択された災害種および発令種に応じたテキスト文を、記憶部15に予め登録されている各種テキストフォーマットから選択する(ステップ110)。
避難指示情報生成部13は、通信I/F部11を介して管理者端末50から配信地区選択操作を受信した場合、選択された配信地区と対応する能動避難者端末21を端末DB16から検索し、検索した能動避難者端末21の通信アドレスを避難指示情報の配信先として選択する(ステップ111)。
管理者端末50は、避難情報配信装置10から通知されたテキスト文で、避難情報設定画面のうち発令内容欄の全文欄の表示を更新する。
避難指示情報生成部13は、通信I/F部11を介して管理者端末50から発令時刻選択操作を受信した場合、選択された発令時刻をテキスト文に追加し、通信I/F部11から管理者端末50へ送信する(ステップ113)。
避難情報配信装置10の情報配信部17は、通信I/F部11を介して管理者端末50から送信ボタン操作を受信した場合、避難指示情報生成部13で生成された避難指示情報を、避難指示情報生成部13で選択された避難指示情報の配信先なる能動避難者端末21に対して、通信網40を介して送信する(ステップ114)。
これにより、能動避難者は、避難指示情報を確認し、指示された避難場所への避難を開始する(ステップ116)。
次に、図13を参照して、避難情報配信装置10の避難状況情報配信開始動作について説明する。図13は、避難指示情報配信開始動作を示すシーケンス図である。
避難情報配信装置10の通信I/F部11は、管理者端末50を介した管理者による避難状況情報の設定要求に応じて、記憶部15に予め登録されている避難情報設定画面データを管理者端末50へ送信して画面表示する。この後、避難情報配信装置10は、管理者による管理者端末50での避難状況情報設定操作に応じて、図12の避難状況情報配信動作を実行する。
避難状況情報生成部14は、通信I/F部11を介して管理者端末50から災害種選択操作および発令種選択操作を受信した場合、選択された災害種および発令種に応じたテキスト文を、記憶部15に予め登録されている各種テキストフォーマットから選択する(ステップ120)。
避難状況情報生成部14は、通信I/F部11を介して管理者端末50から配信地区選択操作を受信した場合、選択された配信地区と対応する受動避難者端末31,32を端末DB16から検索し、検索した受動避難者端末31,32の通信アドレスを避難指示情報の配信先として選択する(ステップ121)。
管理者端末50は、避難情報配信装置10から通知されたテキスト文で、避難情報設定画面のうち発令内容欄の全文欄の表示を更新する。
地理情報システム51は、保存した地図情報のうち、避難情報配信装置10から受信した地区情報に対応する地図情報を選択して画像化して地図画像を生成し(ステップ124)、避難情報配信装置10へ送信する(ステップ125)。
避難状況情報生成部14は、通信I/F部11を介して地理情報システム51から受信した地図画像を、電子メールと同様にテキスト文に添付する(ステップ126)。
避難状況情報生成部14は、通信I/F部11を介して管理者端末50から発令時刻選択操作を受信した場合、選択された発令時刻をテキスト文に追加し、通信I/F部11から管理者端末50へ送信する(ステップ127)。
避難状況情報生成部14は、通信I/F部11を介して管理者端末50から送信ボタン操作を受信した場合、生成した避難状況情報を配信地区と関連付けて記憶部15へ保存するとともに、この避難状況情報と配信先とを情報配信部17へ通知する。
これに応じて、情報配信部17は、その避難状況情報を配信先となる受動避難者端末31,32に対して、通信網40を介して送信する(ステップ128)。
これにより、能動避難者は、避難状況情報で通知された能動避難者20の避難状況を確認し、指示された避難場所への避難を開始する(ステップ130)。
次に、図14を参照して、避難情報配信装置10の避難状況情報配信継続動作について説明する。図14は、避難指示情報配信継続動作を示すシーケンス図である。
避難情報配信装置10の位置情報取得部12および避難状況情報生成部14は、前述した行動モニタ設定動作で設定した行動モニタの実行タイミング到来に応じて、図14の避難状況情報配信継続動作を実行する。
避難状況情報生成部14は、位置情報取得部12で各能動避難者端末21から取得した位置情報に対して、それぞれの能動避難者のIDを付与し(ステップ141)、地理情報システム51へ送信する(ステップ142)。
地理情報システム51は、避難情報配信装置10からの位置情報を受信し、前回保存した地図情報のうち、それぞれの位置情報と対応する地図情報上に、当該IDと紐付けた避難者位置をプロットして保存する(ステップ143)。これにより、能動避難者端末21の位置の時系列変化を示す軌跡がプロットされる。
地理情報システム51は、保存した地図情報のうち、避難情報配信装置10から受信した地区情報に対応する地図情報を選択して画像化して地図画像を生成し(ステップ145)、避難情報配信装置10へ送信する(ステップ146)。
避難状況情報生成部14は、通信I/F部11を介して地理情報システム51から受信した地図画像により、記憶部15に保存した当該配信地区の避難状況情報の地図画像に代えて、テキスト文に添付する(ステップ147)。これにより、避難状況情報の地図画像が更新され、避難状況情報の生成が完了する。
避難状況情報生成部14は、通信I/F部11を介して管理者端末50から送信ボタン操作を受信した場合、生成した避難状況情報を配信地区と関連付けて記憶部15へ保存するとともに、この避難状況情報と配信先とを情報配信部17へ通知する。
これに応じて、情報配信部17は、その避難状況情報を配信先となる受動避難者端末31,32に対して、通信網40を介して送信する(ステップ148)。
これにより、能動避難者は、避難状況情報で通知された能動避難者20の新たな避難状況を確認し、指示された避難場所への避難を開始する(ステップ150)。
次に、図15を参照して、避難情報配信装置10の避難状況情報配信終了動作について説明する。図15は、避難指示情報配信終了動作を示すシーケンス図である。
避難情報配信装置10の位置情報取得部12および避難状況情報生成部14は、前述した行動モニタ設定動作で設定した行動モニタの終了タイミング到来に応じて、図15の避難状況情報配信終了動作を実行する。
また、避難状況情報生成部14は、地理情報システム51で保存している地図情報の削除指示を地理情報システム51へ送信する(ステップ161)。これにより、地理情報システム51は、保存している地図情報をすべて削除する(ステップ162)。
このように、本実施の形態は、通信端末が、能動的な避難行動をとる能動避難者20が携帯する能動避難者端末21、または受動的な避難行動をとる受動避難者30が利用する受動避難者端末31,32のいずれかに区分して、それぞれの通信アドレスとともに端末DB16へ登録しておき、避難の際に、位置情報取得部12により、通信端末のうち端末DB16で区分されている能動避難者端末21から、通信網40を介して当該能動避難者端末21の位置を示す位置情報を取得し、避難状況情報生成部14により、これら位置情報に基づいて、能動避難者20の避難状況を示す避難状況情報を生成し、通信端末のうち端末DB16で区分されている受動避難者端末31,32に対して、生成した避難状況情報を配信するようにしたものである。
したがって、このような能動避難者20の避難状況を受動避難者30に対して配信することにより、誰かの避難行動を確認した後にはじめて避難しようとする受動避難者30、すなわち危機意識の低い住民に対して、避難の重要性や必要性を具体的に知らせることができる。このため、受動避難者の避難行動を強く促すことができるとともに、避難行動をスムーズに開始させることができ、住民全体の避難率を向上させることが可能となる。
したがって、受動避難者にとって安心感が得られる避難情報を提供することができることから、受動避難者の避難行動を強く促すことができる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
Claims (6)
- 災害時の避難に関する避難情報を、通信網を介して複数の避難者の通信端末へ配信する避難情報配信装置であって、
前記通信端末が、能動的な避難行動をとる能動避難者が携帯する能動避難者端末、または受動的な避難行動をとる受動避難者が利用する受動避難者端末のいずれかに区分されて、それぞれの通信アドレスとともに登録されている端末データベースと、
前記避難の際に、前記通信端末のうち前記端末データベースで区分されている前記能動避難者端末から、前記通信網を介して当該能動避難者端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記位置情報取得部で取得した前記位置情報に基づいて、前記能動避難者の避難状況を示す避難状況情報を生成する避難状況情報生成部と、
前記通信端末のうち前記端末データベースで区分されている前記受動避難者端末に対して、前記避難状況情報生成部で生成された前記避難状況情報を配信する情報配信部と
を備えることを特徴とする避難情報配信装置。 - 請求項1に記載の避難情報配信装置において、
前記避難状況情報生成部は、前記位置情報取得部により時系列で取得した前記位置情報、または前記能動避難者端末の位置の時系列変化を示す前記位置情報に基づいて、前記能動避難者端末の位置の時系列変化を含む前記避難状況情報を生成することを特徴とする避難情報配信装置。 - 請求項2に記載の避難情報配信装置において、
前記避難状況情報は、前記能動避難者端末の位置の時系列変化を示す軌跡を地図上にプロットした地図画像からなることを特徴とする避難情報配信装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の避難情報配信装置において、
前記位置情報取得部は、前記能動避難者端末から新たな位置情報を逐次取得し、
前記情報配信部は、前記避難状況情報生成部で前記新たな位置情報から生成された前記避難状況情報を、前記受動避難者端末に対して順次配信することを特徴とする避難情報配信装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の避難情報配信装置において、
前記情報配信部は、前記位置情報の取得開始または前記避難状況情報の配信開始から所定の配信期間経過後、前記位置情報の取得および前記避難状況情報の配信を停止することを特徴とする避難情報配信装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の避難情報配信装置を構成する各部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010107235A JP5357103B2 (ja) | 2010-05-07 | 2010-05-07 | 避難情報配信装置およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010107235A JP5357103B2 (ja) | 2010-05-07 | 2010-05-07 | 避難情報配信装置およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011237917A true JP2011237917A (ja) | 2011-11-24 |
JP5357103B2 JP5357103B2 (ja) | 2013-12-04 |
Family
ID=45325842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010107235A Active JP5357103B2 (ja) | 2010-05-07 | 2010-05-07 | 避難情報配信装置およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5357103B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015046310A1 (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-02 | 昭 宮田 | 携帯端末装置、行動喚起システム、行動喚起方法及び行動喚起プログラム、並びに、安否確認システム |
JP2015069502A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 日本写真印刷株式会社 | セグメンテーション装置、セグメンテーションプログラム及びセグメンテーション方法 |
JPWO2016084198A1 (ja) * | 2014-11-27 | 2017-04-27 | 中国電力株式会社 | 緊急情報提供システム、プログラム、緊急情報提供方法 |
JP2019021278A (ja) * | 2017-07-21 | 2019-02-07 | エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社 | 情報配信装置、情報配信方法及び情報配信プログラム |
JP2019036262A (ja) * | 2017-08-22 | 2019-03-07 | 東京電力ホールディングス株式会社 | 世帯人数想定装置、災害発生時未避難人数想定装置および災害発生時未避難人数想定方法 |
CN114333091A (zh) * | 2021-11-19 | 2022-04-12 | 合肥晶合集成电路股份有限公司 | 疏散点名系统、安全疏散方法、可读存储介质及电子设备 |
US11553323B2 (en) | 2020-03-23 | 2023-01-10 | Fujitsu Limited | Computer-readable recording medium, information processing method, and information processing device |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09159469A (ja) * | 1995-12-08 | 1997-06-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 走行位置表示装置 |
JP2003131979A (ja) * | 2001-10-25 | 2003-05-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 広告配信装置および広告配信方法 |
JP2003173486A (ja) * | 2001-12-06 | 2003-06-20 | Toshiba Eng Co Ltd | 通信手段を用いた災害時の避難誘導システム |
JP2005338991A (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Mitsubishi Electric Corp | 避難誘導支援システム |
JP2006235980A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Toshiba Corp | 避難誘導システム及び避難誘導方法 |
JP2007199851A (ja) * | 2006-01-24 | 2007-08-09 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 避難行動支援システムとそのサーバ装置 |
JP2007249388A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 情報配信システム、方法およびプログラム |
JP2008117231A (ja) * | 2006-11-06 | 2008-05-22 | Toshiba Corp | 交通管制システム及び方法 |
JP2008225630A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Nec Corp | 避難者誘導システム、避難者誘導方法及び避難者誘導プログラム |
JP2008299542A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | コンテンツ提供方法、コンテンツ提供装置、コンテンツ提供プログラムおよびコンテンツ提供システム |
JP2009198239A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | Fujitsu Ltd | 経路探索支援装置、経路探索支援方法および経路探索支援プログラム |
JP2009289068A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 特性推定装置、特性推定システム、特性推定方法および特性推定プログラム |
-
2010
- 2010-05-07 JP JP2010107235A patent/JP5357103B2/ja active Active
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09159469A (ja) * | 1995-12-08 | 1997-06-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 走行位置表示装置 |
JP2003131979A (ja) * | 2001-10-25 | 2003-05-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 広告配信装置および広告配信方法 |
JP2003173486A (ja) * | 2001-12-06 | 2003-06-20 | Toshiba Eng Co Ltd | 通信手段を用いた災害時の避難誘導システム |
JP2005338991A (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Mitsubishi Electric Corp | 避難誘導支援システム |
JP2006235980A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Toshiba Corp | 避難誘導システム及び避難誘導方法 |
JP2007199851A (ja) * | 2006-01-24 | 2007-08-09 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 避難行動支援システムとそのサーバ装置 |
JP2007249388A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 情報配信システム、方法およびプログラム |
JP2008117231A (ja) * | 2006-11-06 | 2008-05-22 | Toshiba Corp | 交通管制システム及び方法 |
JP2008225630A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Nec Corp | 避難者誘導システム、避難者誘導方法及び避難者誘導プログラム |
JP2008299542A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | コンテンツ提供方法、コンテンツ提供装置、コンテンツ提供プログラムおよびコンテンツ提供システム |
JP2009198239A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | Fujitsu Ltd | 経路探索支援装置、経路探索支援方法および経路探索支援プログラム |
JP2009289068A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 特性推定装置、特性推定システム、特性推定方法および特性推定プログラム |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9980111B2 (en) | 2013-09-27 | 2018-05-22 | Akira Miyata | Mobile terminal device, call-to-action system, call-to-action method, call-to-action program, and safety verification system |
WO2015046310A1 (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-02 | 昭 宮田 | 携帯端末装置、行動喚起システム、行動喚起方法及び行動喚起プログラム、並びに、安否確認システム |
CN105453150A (zh) * | 2013-09-27 | 2016-03-30 | 宫田昭 | 便携终端装置、行动唤起系统、行动唤起方法以及行动唤起程序、以及安全与否确认系统 |
JPWO2015046310A1 (ja) * | 2013-09-27 | 2017-03-09 | 昭 宮田 | 携帯端末装置、行動喚起システム、行動喚起方法及び行動喚起プログラム、並びに、安否確認システム |
JP2019049991A (ja) * | 2013-09-27 | 2019-03-28 | 昭 宮田 | 行動喚起プログラム及び携帯端末装置 |
JP2018041499A (ja) * | 2013-09-27 | 2018-03-15 | 昭 宮田 | 行動解析装置、行動解析方法及び行動解析プログラム |
JP2019036335A (ja) * | 2013-09-27 | 2019-03-07 | 昭 宮田 | 行動喚起プログラム及び携帯端末装置 |
JP2015069502A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 日本写真印刷株式会社 | セグメンテーション装置、セグメンテーションプログラム及びセグメンテーション方法 |
JPWO2016084198A1 (ja) * | 2014-11-27 | 2017-04-27 | 中国電力株式会社 | 緊急情報提供システム、プログラム、緊急情報提供方法 |
JP2019021278A (ja) * | 2017-07-21 | 2019-02-07 | エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社 | 情報配信装置、情報配信方法及び情報配信プログラム |
JP2019036262A (ja) * | 2017-08-22 | 2019-03-07 | 東京電力ホールディングス株式会社 | 世帯人数想定装置、災害発生時未避難人数想定装置および災害発生時未避難人数想定方法 |
US11553323B2 (en) | 2020-03-23 | 2023-01-10 | Fujitsu Limited | Computer-readable recording medium, information processing method, and information processing device |
JP7468043B2 (ja) | 2020-03-23 | 2024-04-16 | 富士通株式会社 | 情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置 |
CN114333091A (zh) * | 2021-11-19 | 2022-04-12 | 合肥晶合集成电路股份有限公司 | 疏散点名系统、安全疏散方法、可读存储介质及电子设备 |
CN114333091B (zh) * | 2021-11-19 | 2024-04-16 | 合肥晶合集成电路股份有限公司 | 疏散点名系统、安全疏散方法、可读存储介质及电子设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5357103B2 (ja) | 2013-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11197145B2 (en) | Social media content for emergency management | |
US9141918B2 (en) | User contribution based mapping system and method | |
JP5357103B2 (ja) | 避難情報配信装置およびプログラム | |
US20220279334A1 (en) | Providing status of user devices during a biological threat event | |
Kuligowski et al. | Modeling evacuation decisions in the 2019 Kincade fire in California | |
US20170161614A1 (en) | Systems and methods for predicting emergency situations | |
US20220014895A1 (en) | Spatiotemporal analysis for emergency response | |
Wong et al. | Understanding California wildfire evacuee behavior and joint choice making | |
Grajdura et al. | Awareness, departure, and preparation time in no-notice wildfire evacuations | |
US20220141637A1 (en) | Enhancced communication fuctions for emergency service providers | |
Szwarcwald et al. | Knowledge, practices and behaviours related to HIV transmission among the Brazilian population in the 15–54 years age group, 2004 | |
Taylor et al. | Informing the network: improving communication with interface communities during wildland fire | |
Hidayat et al. | Handling Covid-19 in Sampang: leadership and local elite public communication strategy | |
Cerase | 12. Re-assessing the role of communication in the aftermath of a disaster: case studies and lesson learned | |
JP2016224757A (ja) | 業務管理支援装置とその方法およびプログラム | |
Mackie13 et al. | Community understanding and awareness of bushfire safety: January 2013 bushfires | |
Wolak | Technology-facilitated organized abuse: An examination of law enforcement arrest cases | |
JP2015035008A (ja) | 入山者行動履歴管理システム | |
Collins et al. | Evacuation behavior measured during an evacuation order: an assessment of the effects of social connections on the decision to evacuate | |
Biddle | Warning reception, response, and risk behavior in the 3 May 1999 Oklahoma City long-track violent tornado. | |
Dufty | A review of the value of social media in countrywide disaster risk reduction public awareness strategies | |
Vaiciulyte | When disaster strikes: human responses to wildfires and evacuation in the south of France and Australia | |
Folk | The Use of Human Behaviour in Fire to Inform Canadian Wildland Urban Interface Evacuations | |
Kearns | The Fort McMurray Wildfire 2016: Risk Perceptions and Behaviours Among Evacuees | |
Hampton et al. | Constructing Synthetic Social Media Stimuli for an Emergency Preparedness Functional Exercise. |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20111028 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20111028 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120626 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130410 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130423 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130611 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130827 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130829 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5357103 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |