JPWO2015198877A1 - 撮像素子および撮像素子の駆動方法、電子機器、並びにプログラム - Google Patents

撮像素子および撮像素子の駆動方法、電子機器、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

本技術は、負電圧容量を大きくすることなく、負電圧の変動を抑制できるようにする撮像素子および撮像素子の駆動方法、電子機器、並びにプログラムに関する。撮像素子の読み出しトランジスタのうち、読み出し行以外の行の読み出しトランジスタに供給する負電圧として、負電圧VRL1,VRL2の2系統用意し、露光およびリセット時以外には、負電圧VRL2を供給し、それ以外のタイミングにおいて負電圧VRL1を供給するようにする。これにより、露光およびリセット時に負電圧VRL2が変動しても、それ以外の画素データの読み出しのタイミングにおいては、安定した負電圧VRL1が供給されるので、変動が抑制される。本技術は、撮像素子に適用することができる。

Description

本技術は、撮像素子および撮像素子の駆動方法、電子機器、並びにプログラムに関し、特に、画質を向上できるようにした撮像素子および撮像素子の駆動方法、電子機器、並びにプログラムに関する。
従来のCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサは、画素信号の読み出しトランジスタをOFFしている場合、画素特性向上のために、読み出しトランジスタのゲートに、読み出し制御信号線TR(0乃至m:mは、読み出し行を識別する識別子である)を通してチャージポンプで生成した負電圧VRLを入力している。すなわち、画素信号読み出しトランジスタは、読み出し行以外全てOFFになっているため、読み出し制御信号線のほぼすべてに負電圧VRLが入力されている。
一方、負電圧VRLが入力されている制御信号線は物理的に、画素部上に配線される構造となるため、垂直転送線VSL(0乃至n:nは垂直転送線VSLを識別する識別子)やフローティングディフュージョンFD(0乃至i:iはフローティングディフュージョンFDを識別する識別子)とカップリング成分を持つことになるので、その垂直転送線VSL(0乃至n)、およびフローティングディフュージョンFD(0乃至i)を介して、負電圧VRLの変動成分が垂直転送線VSL(0乃至n)の画素データを劣化させる。
例えば、相関2重サンプリング信号処理を行う場合でも、負電圧変動によるノイズ成分や、サンプリング間でのオフセット成分を取り除くことは難しく、AD(Analog/Digital)変換した画素信号にノイズとして残り、撮像した画像の画質を劣化させる(特許文献1,2参照)。
また、負電圧VRLの変動成分としては、チャージポンプ自身が発生するノイズと、カップリングや画素駆動による変動の2つが挙げられる。
このうち、チャージポンプ自身が発生するノイズに関しては解決する技術がいくつか提案されている(特許文献3,4参照)。
一方、カップリングや画素駆動による変動については、負電圧容量を大きくして対応していることが知られている。
特開2000−152082号公報 特開2005−323331号公報 特開2003−348822号公報 特開2008−042305号公報
しかしながら、カップリングや画素駆動による変動については、負電圧容量を大きくしても、完全に変動を抑制できていない。
また、負電圧容量を大きくしようとすると、カップリング量、および転送負荷は画素数に比例して大きくなるためイメージセンサの大型化に不利なものとなる。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、特に、負電圧容量を大きくすることなく、負電圧の変動を抑制できるようにし、画質を向上させるものである。
本技術の一側面の撮像素子は、画素毎に入射光の強度に応じた電荷を発生する複数のフォトダイオードと、前記フォトダイオードにより発生された電荷を読み出す読み出しトランジスタと、前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第1の負電圧供給部と、前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第2の負電圧供給部とを含み、前記第1の負電圧発生部と、前記第2の負電圧発生部とが、切り替えられて前記負電圧が供給される。
前記フォトダイオードの露光を開始するとき、およびリセットするとき、前記第1の負電圧供給部により、それ以外のとき、前記第2の負電圧供給部より、それぞれ切り替えられて前記負電圧が供給されるようにすることができる。
パルス信号を発生するパルス発生部をさらに含ませるようにすることができ、前記パルス発生部により発生されるパルスにより、前記フォトダイオードの露光を開始するとき、およびリセットするとき、前記第1の負電圧供給部により、それ以外のとき、前記第2の負電圧供給部より、それぞれ切り替えられて前記負電圧が供給されるようにすることができる。
前記第1の負電圧供給部、および第2の負電圧供給部は、それぞれ第1の負電圧容量、および第2の負電圧容量であるようにすることができる。
前記第1の負電圧容量、および第2の負電圧容量は、チャージポンプ回路により充電されるようにすることができる。
オンにされていない前記読み出しトランジスタのうち、読み出し行のトランジスタとフローティングディフュージョンを共有する行の前記読み出しトランジスタに対して、前記第1の負電圧供給部より、それ以外の非選択行の前記読み出しトランジスタに対して、前記第2の負電圧供給部より、それぞれ切り替えて前記負電圧が供給されるようにすることができる。
前記非選択行のうちの、所定の割合の行に、所定の間隔で、前記第1の負電圧供給部より、前記負電圧が供給されるようにすることができる。
本技術の一側面の撮像素子の駆動方法は、画素毎に入射光の強度に応じた電荷を発生する複数のフォトダイオードと、前記フォトダイオードにより発生された電荷を読み出す読み出しトランジスタと、前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第1の負電圧供給部と前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第2の負電圧供給部とを含む撮像素子の駆動方法であり、前記第1の負電圧発生部と、前記第2の負電圧発生部とが、切り替えられて前記負電圧が供給される撮像素子。
本技術の一側面のプログラムは、画素毎に入射光の強度に応じた電荷を発生する複数のフォトダイオードと、前記フォトダイオードにより発生された電荷を読み出す読み出しトランジスタと、前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第1の負電圧供給部と前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第2の負電圧供給部とを含む撮像素子を制御するコンピュータに、前記第1の負電圧発生部と、前記第2の負電圧発生部とが、切り替えられて前記負電圧が供給される処理を実行させる。
本技術の一側面の電子機器は、画素毎に入射光の強度に応じた電荷を発生する複数のフォトダイオードと、前記フォトダイオードにより発生された電荷を読み出す読み出しトランジスタと、前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第1の負電圧供給部と前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第2の負電圧供給部とを含み、前記第1の負電圧発生部と、前記第2の負電圧発生部とが、切り替えられて前記負電圧が供給される。
本技術の一側面においては、複数のフォトダイオードにより、画素毎に入射光の強度に応じた電荷が発生され、読み出しトランジスタにより、前記フォトダイオードにより発生された電荷が読み出され、第1の負電圧供給部により、前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧が供給され、第2の負電圧供給部により、前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧が供給され、前記第1の負電圧発生部と、前記第2の負電圧発生部とが、切り替えられて前記負電圧が供給される。
本技術の一側面の撮像素子は、独立した装置であっても良いし、撮像処理を行うブロックであっても良い。
本技術の一側面によれば、負電圧容量を大きくすることなく負電圧の変動を抑制することで、画質を向上することが可能となる。
本技術を適用した撮像素子の駆動回路の一実施の形態の構成例を示す図である。 一般的な駆動回路の構成を説明する図である。 駆動回路の動作を説明する図である。 ストリーキングを説明する図である。 図1の駆動回路の動作を説明するタイミングチャートである。 一般的な駆動回路によるシャッタ時の動作を説明するタイミングチャートである。 図1の駆動回路によるシャッタ時の動作を説明するタイミングチャートである。 一般的な駆動回路によるグローバルシャッタ時の動作を説明するタイミングチャートである。 図1の駆動回路によるグローバルシャッタ時の動作を説明するタイミングチャートである。 本技術を適用した撮像素子の駆動回路の変形例を示す図である。 図10の駆動回路による動作を説明するタイミングチャートである。 白浮きおよび黒沈みを説明する図である。 図10の駆動回路による調整処理を説明するフローチャートである。 汎用のパーソナルコンピュータの構成例を説明する図である。
<撮像素子の駆動回路の構成例>
図1は、本技術を適用した撮像素子の駆動回路の一実施の形態の構成例を示している。図1の駆動回路は、撮像装置や携帯電話機等の電子機器に搭載される撮像素子を駆動する駆動回路であり、オフにされている読み出しトランジスタに対して負電圧VRLを供給する回路である。
より詳細には、図1の駆動回路は、パルス発生制御部31、インバータ32、チャージポンプ回路33−1,33−2、負電圧容量34−1,34−2、Vスキャナ35、選択トランジスタ36、増幅トランジスタ37、リセットトランジスタ38、読み出しトランジスタ39、およびフォトダイオード40より構成される。
より詳細には、チャージポンプ回路33−1,33−2は、いずれもオフに設定されている読み出しトランジスタ39に供給する負電圧VRLを発生する回路であり、発生された負電圧VRLで、それぞれ負電圧容量34−1,34−2を充電させる。尚、負電圧容量34−1,34−2に充電される負電圧を負電圧VRL1,VRL2と称するものとする。
Vスキャナ35は、負電圧容量34−1,34−2の充電電圧である負電圧VRL1,VRL2を切り替えて、読み出し状態ではない行の読み出しトランジスタ39に供給する。より詳細には、Vスキャナ35は、トランジスタ51−1,51−2を備えており、パルス発生制御部31により発生されるパルス信号を、トランジスタ51−1のゲートの入力として受け付けると共に、インバータ32を介して、トランジスタ51−2のゲートに受け付ける。このような構成により、例えば、トランジスタ51−1,51−2がHiアクティブである場合、パルス発生制御部31より供給されるパルスがHiのとき、トランジスタ51−1がオンに制御されると共に、トランジスタ51−2がオフに制御される。逆に、パルス発生制御部31より供給されるパルスがLowのとき、トランジスタ51−1がオフに制御されると共に、トランジスタ51−2がオンに制御される。結果として、Vスキャナ35は、パルス発生制御部31が発生するパルスのHi、またはLowにより負電圧VRL1またはVRL2を切り替えて出力する。
尚、図1で示される駆動回路は、オフに設定されている読み出しトランジスタ39のゲートに供給する負電圧VRLを供給するものであるが、当然のことながら、図示しないが、読み出しトランジスタ39をオンにするときに供給する電源電圧VDDを供給する構成も存在し、読み出しトランジスタ39をオンまたはオフに制御されるタイミングで切り替えて使用される。
また、チャージポンプ回路33−1,33−2は、十分な容量があれば、1にまとめて、負電圧容量34−1,34−2の両方に供給するようにしてもよい。
読み出しトランジスタ39がオンにされると、フォトダイオード40で発生された電荷が、フローティングディフュージョンFDに転送される。フローティングディフュージョンFDは、蓄積された電荷を増幅トランジスタ37のゲートに出力する。増幅トランジスタ37は、フローティングディフュージョンFDより転送された電荷量に応じた画素信号を選択トランジスタ36に出力する。選択トランジスタ36は、オンにされたとき、増幅トランジスタ37より出力される画素信号を垂直転送線VSLを介して転送させる。
<一般的な駆動回路の構成>
次に、図1の駆動回路の動作を説明するにあたって、一般的な駆動回路の構成と、その動作について説明する。
図2は、一般的な駆動回路の構成を示した図である。尚、図1の構成と同一の機能を備えた構成については、同一の符号、および名称を付すものとし、その説明は適宜省略するものとする。
すなわち、図1の本技術の駆動回路と一般的な駆動回路との差異となる構成は、チャージポンプ回路33、負電圧容量34がそれぞれ1個のみの構成とされており、これに伴って、トランジスタ51−1,51−2、およびインバータ32が設けられていない点である。
図2の駆動回路の動作について、例えば、図3で示されるように、4行分の画素信号を制御する場合の例について説明する。
尚、図3においては、図中の上から0行目乃至3行目の制御信号線TR0乃至TR3について、増幅トランジスタ37−1乃至37−4、リセットトランジスタ38−1、読み出しトランジスタ39−1乃至39−4、およびフォトダイオード40−1乃至40−4がそれぞれ構成されている。
尚、以降において、増幅トランジスタ37−1乃至37−4、リセットトランジスタ38−1、読み出しトランジスタ39−1乃至39−4、およびフォトダイオード40−1乃至40−4のそれぞれを個別に区別する必要がない場合、単に、選択トランジスタ36、増幅トランジスタ37、リセットトランジスタ38、読み出しトランジスタ39、およびフォトダイオード40と称するものとし、その他の構成についても同様に称するものとする。また、フローティングディフュージョンCFDOは、4画素で共通使用される。
各行には、増幅部71−1乃至71−4が設けられており、読み出しトランジスタ39−1乃至39−4をオン、またはオフにする電圧を制御信号線TR0乃至TR3を介して、それぞれのゲートに供給する。より具体的には、増幅部71は、読み出しトランジスタ39をオンにする場合、図示せぬ電源電圧VDDを読み出しトランジスタ39のゲートに供給し、読み出しトランジスタ39をオフにする場合、負電圧VRLを読み出しトランジスタ39のゲートに供給する。
さらに、図3における垂直転送線VSL0は、0カラムのフォトダイオード40−1乃至40−4のいずれかよりフローティングディフュージョンFDを介して転送された電荷信号を、増幅トランジスタ37−1を介して転送する。また、垂直転送線VSLNは、Nカラムのフォトダイオード40−N(図示せず)より図示せぬフローティングディフュージョンFD(図示せず)より転送された電荷信号を、増幅トランジスタ37−N(図示せず)を介して転送する。
<図2の一般的な駆動回路の動作について>
次に、図2の一般的な駆動回路の動作を説明する。
例えば、図3の垂直方向に1行目乃至3行目の制御信号線TR0乃至2の読み出しトランジスタ39−1乃至39−3がオフ(非選択行)にされ、4行目の制御信号線TR3の読み出しトランジスタ39−4がオンにされた場合、増幅部71−4が、読み出しトランジスタ39−4のゲートに電源電圧VDDを供給する。これに対して、増幅部71−1乃至71−3は、Vスキャナ35より供給されてくる負電圧VRLを、読み出しトランジスタ39−1乃至39−3に供給する。
すなわち、図4で示されるように、時刻t0乃至t1において、リセット動作となり、垂直転送線VSL0の垂直転送線電圧VSL0,VSLNは、いずれも0の状態となる。このとき、リセット状態におけるオフセット量がカウンタDACによりカウントされて読み出される。
そして、時刻t1乃至t2において、露光がなされると、図4の左下部で示されるような画像Pのように中央の領域Z1のみが白色となるような画像が撮像される場合、この白色領域にNカラム目が存在するとき、Nカラム目の垂直転送線VSLNの垂直転送線電圧VSLNは、Nカラム目の読み出しトランジスタ39−Nへの増幅部71−Nの出力線とのカップリング容量CVSL_TRNの影響を受けて、変位ΔVSLNだけ降下する。
すなわち、このとき、垂直転送線電圧VSLNが変位ΔVSLNだけ降下することにより、負電圧VRLも変位ΔVRLだけ降下する。
ここで、変位ΔVRLと変位ΔVSLNとは以下のような式(1)を満たす関係となる。
ΔVRL=ΔVSLN×CVSL_TRN/(CVRL+CVSL_TRN)
・・・(1)
ここで、ΔVRLは、図4における負電圧VRLの変位であり、ΔVSLNは、図4における垂直転送線電圧VSLNの変位であり、CVSL_TRNは、垂直転送線VSLNとNカラム目の読み出しトランジスタ39−Nへの増幅部71−Nの制御信号線TR(N−1)とのカップリング容量であり、CVRLは、負電圧容量34の容量である。
さらに、図4の上部の波形で示されるように、負電圧VRLの変位ΔVRLに伴って、本来、黒色領域であるべき0列目の垂直転送線電圧VSL0が変位ΔVSL0だけ降下する。
ここで、変位ΔVSL0は、変位ΔVRLと以下の式(2)を満たす関係となる。
ΔVSL0=ΔVFD0=ΔVRL×((CFD0_TR0+CFD0_TR1+CFD0_TR2)/(CFD0))
・・・(2)
ここで、変位ΔVSL0は、図4の0列目の垂直転送線電圧VSL0の変位であり、ΔVFD0は、0行目のフローティングディシュージョンFDの充電電圧の変位であり、ΔVRLは、図4の負電圧VRLの変位であり、CFD0_TR0乃至CFD0_TR2は、それぞれ垂直転送線VSLNと1乃至3行目の読み出しトランジスタ39−1乃至39−3への増幅部71−1乃至71−3の出力線とのカップリング容量であり、CFD0は、フローティングディフュージョンFDの容量である。
すなわち、図4の左下部で示されるように、画像Pで示されるような領域Z0のみが白色(画素値=最大値)となると、それ以外の領域は黒色(画素値=最小値)となるべきところが、領域Z0と水平方向に同一の高さとなる領域Z1のみが、完全な黒色ではなく、白浮したように明るく発色して見えるような画像として認識されてしまう、いわゆる、ストリーキングと呼ばれる現象が生じてしまう。
尚、図4の上部においては、横軸が時間軸であり、縦軸は、実線が負電圧VRLを、点線が、水平方向にN列目の画素列の転送電圧VSLNを、1点鎖線が水平方向の左端部の画素列の転送電圧VSL0をそれぞれ示している。
そして、時刻t2において露光が完了すると、時刻t2乃至t3において、画素信号の読み出しがなされて、露光された画素信号がカウンタDACにより読み出される。
時刻t3乃至t4において、リセット動作がなされて、電荷が排出されて、次の準備期間となる。
式(1)で示されるように、負電圧VRLの変位ΔVRLは、負電圧容量CVRLをある程度大きくすることで対策することができるが、変位ΔVRLを完全に抑制することができない。また、カップリング容量や転送負荷については、画素数に比例するため、イメージセンサの大型化には不利なものとなる。
<図1の駆動回路の動作について>
次に、図1の駆動回路における動作について説明する。
上述したように、一般的な駆動回路においては、ストリーキングが発生してしまうことがあるので、図1の駆動回路においては、以下のような動作によりストリーキングの発生を抑制している。尚、動作条件については、上述した場合と同様であるものとする。
すなわち、図5で示されるように、時刻t0乃至t21において、リセット処理がなされ、パルス発生制御部31は、駆動パルスを発生しない。すなわち、この場合、トランジスタ51−1がオンにされて、トランジスタ51−2がオフとされる。これにより、チャージポンプ回路33−1により充電された負電圧容量34−1からの負電圧VRL1がVスキャナ35より出力される。この場合、垂直転送線電圧VSL0,VSLNはいずれも0のままの状態となる。また、この間に、オフセットとなる画素値が、カウンタDACにより読み出される。
露光が開始される時刻t22の直前のタイミングである時刻t21において、パルス発生制御部31が、駆動パルスを発生する。これにより、トランジスタ51−1がオフにされて、トランジスタ51−2がオンとされる。これにより、チャージポンプ回路33−2により充電された負電圧容量34−2からの負電圧VRL2がVスキャナ35より出力される。
そして、時刻t22において、露光が開始される。このとき、垂直転送線電圧VSL0,VSLNの動作は、図4を参照して説明した状態と同様に変動し、また、負電圧VRL2についても図4を参照して説明した負電圧VRLと同様に変動する。
時刻t23において、パルス発生制御部31が、駆動パルスの発生を停止する。これにより、トランジスタ51−1がオンにされて、トランジスタ51−2がオフとされる。これにより、チャージポンプ回路33−1により充電された負電圧容量34−1からの負電圧VRL1がVスキャナ35より出力される。
この場合、負電圧VRL1は、垂直転送線電圧VSL0,VSLNの変動による影響を受けていない、本来の負電圧VRL1がそのまま出力されるので、垂直転送線電圧VSL0の変位ΔVSL0は0となり、本来の0となる。
そして、時刻t23乃至t24において、本来の垂直転送線電圧VSL0の状態で、電荷がカウンタDACにより読み出される。
時刻t24において、読み出しが完了すると、パルス発生制御部31が、駆動パルスを発生する。これにより、トランジスタ51−1がオフにされて、トランジスタ51−2がオンとされる。これにより、チャージポンプ回路33−2により充電された負電圧容量34−2からの負電圧VRL2がVスキャナ35より出力される。
このように負電圧VRL2に切り替えられると、時刻t25乃至S26において、リセットパルスが発生されて、リセット処理がなされる。
そして、リセットパルスが停止され、所定の時間が経過した後の時刻t27において、再び時刻t0以降の処理が繰り返される。
以上の処理により、露光が開始されるタイミング、およびリセットが開始されるタイミングを挟んだ所定の期間、すなわち、垂直転送線電圧VSL0,VSLNが変動する期間に負電圧VRL2に切り替え、画素信号を読み出す期間においては負電圧VRL1に切り替えるようにした。
この結果、画素信号を読み出す期間においては、垂直転送線電圧VSL0,VSLNにより変動の影響を受けない負電圧VRL1を供給することが可能となるので、カップリング容量の影響を抑制することが可能となる。
すなわち、図5の下から3段目で示されるように、負電圧VRL1は、垂直転送線電圧VSL0,VSLNにより変動の影響を受けないため一定の状態が維持されている。これに対して、図5の下から2段目で示されるように、負電圧VRL2は、垂直転送線電圧VSL0,VSLNにより変動の影響を受けるので変動している。しかしながら、変動の影響を受けない状態で画素信号が読み出される期間にのみ、負電圧VRL1が供給されれば、全体として影響はないので、図5の最下段で示されるように、Vスキャナ出力が、負電圧VRL1,VRL2を切り替えて出力することにより、垂直転送線電圧VSL0は、読み出し期間においては0を維持することが可能となり、結果として、ストリーキングの発生を抑制することが可能となる。
また、この際、これまでのように負電圧容量を大きくすることなく、同容量の負電圧容量を設けて切り替えるようにするだけでよいため、画素数が増えても対応することが可能となるため、イメージセンサを大型化しても不利になるといったことがなくなる。
尚、図5においては、上からRST(リセット)パルス、垂直転送線電圧VSL0,VSLN、カウンタDAC、駆動パルス、負電位選択状態(負電圧VRL1,VRL2のいずれか)、負電圧VRL1,VRL2、およびVスキャナ出力が示されている。
<シャッタ負荷に対する影響を低減する動作>
以上においては、ストリーキングを抑制する動作例について説明してきたが、有効領域のシャッタ負荷と、ダミー領域のシャッタ負荷との違いにより生じるシャッタ段差を抑制するように動作させるようにしてもよい。
すなわち、画素領域には、画素信号として使用する画素領域からなる有効領域となる画素領域と、画素信号には利用されないダミー領域からなる画素領域とが存在する。
この有効領域における画素と、ダミー領域における画素とでは、アクセス時にシャッタ負荷の違いが負電圧の消費電荷の差分となり、結果として、段差が生じ、これがいわゆるシャッタ段差となる。
これにより、例えば、上述した一般的な駆動回路によりシャッタ動作をさせると、図6で示されるように、リセットパルスが立ち下がる時刻t0において、点線で示される有効領域における画素の負電圧VRLは、実線で示されるダミー領域における画素の負電圧VRLよりも変化が大きい。
このため、図6で示されるように、ダミー領域における画素の負電圧VRLの変動が収束する時刻t41以降においては、垂直転送線電圧VSLは、安定した電圧として出力することが可能となる。これに対して、有効領域における画素の負電圧VRLの変動は、時刻t42まで収束しないので、その間、垂直転送線電圧VSLは、負電圧VRLの変動に応じて電圧が降下する。
そこで、図1の駆動回路は、図7で示されるように動作することでシャッタ段差を抑制する。
すなわち、リセットパルスが立ち上がる前の時刻t61において、パルス発生制御部31が、駆動パルスを発生する。これにより、トランジスタ51−1がオフにされて、トランジスタ51−2がオンとされる。結果として、チャージポンプ回路33−2により充電された負電圧容量34−2からの負電圧VRL2がVスキャナ35より出力される。
その後、リセットパルスが発生し、リセットパルスが立ち下がる時刻t62において、有効領域およびダミー領域の画素のそれぞれについてシャッタオンの状態とされる。これにより、有効領域の画素においては、図7の最下段および下から2段目の点線で示されるように負電圧VRL2(すなわち、Vスキャナ35の出力)が上昇し、ダミー領域の画素においては、実線で示されるように負電圧VRL2(すなわち、Vスキャナ35の出力)が上昇する。
しかしながら、この間、負電圧VRL1には、図7の下から3段目で示されるように、影響が及ばないので一定の値を維持する。
時刻t63において、パルス発生制御部31が、駆動パルスの発生を停止する。これにより、トランジスタ51−1がオンにされて、トランジスタ51−2がオフとされる。結果として、チャージポンプ回路33−1により充電された負電圧容量34−1からの負電圧VRL1がVスキャナ35より出力される。
これにより、負電圧VRL1となるので、垂直転送線電圧VSLは、負電圧VRLの変動の影響を受けず一定の電圧を出力し続ける。
結果として、垂直転送線電圧VSLに対する負電圧VRLの割合である、PSRR:Power Supply Rejection Ratio(電源電圧変動除去比=(電源電圧の変化)/(出力電圧の変化))が改善されることになるので、シャッタ段差の発生を抑制することが可能となる。
<グローバルシャッタにおける負電圧復帰時間への対策>
以上においては、シャッタ段差に対策する例について説明してきたが、同様の技術を応用することにより、グローバルシャッタにおける負電圧VRLの復帰時間による読み出しに対する影響を対策することが可能となる。
すなわち、グローバルシャッタの場合、全画素について同時に露光が開始されることになるため、図8で示されるように、同時にシャッタオンとする画素数が増える。これに伴って負電圧VRLの変動が大きくなるので、変動が収束するまでの時間も比例して長くなる。このため、読み出し開始パルスXVSが立下り、読み出し(図中のリード)が開始されるまでに、減衰して変動が収束し、読み出しが可能な画素数とする対策が取られている。
図8においては、実線で示される負電圧VRLの変動に対しては、読み出しパルスXVSが立ち上がる時刻t81までの収束するため、時刻t82からの読み出しが可能である。しかしながら、点線で示される負電圧VRLの変動に対しては、読み出しが開始される時刻t82においても収束していないため対策できない。
そこで、図9で示されるように、時刻t101において、グローバルシャッタがオンとされるタイミングにおいて、パルス発生制御部31が、駆動パルスを発生する。これにより、トランジスタ51−1がオフにされて、トランジスタ51−2がオンとされる。結果として、チャージポンプ回路33−2により充電された負電圧容量34−2からの負電圧VRL2がVスキャナ35より出力される。
これにより、負電圧VRL2は、グローバルシャッタ時の電荷消費期間において、変動が発生する。結果として、Vスキャナ35の出力も変動する。
しかしながら、この間においては、負電圧VRL1については、負電圧VRL2の変動の影響を受けないので、一定の値が維持される。
時刻t102において、読み出しパルスXVSが立ち下がると、パルス発生制御部31が、駆動パルスの発生を停止する。これにより、トランジスタ51−1がオンにされて、トランジスタ51−2がオフとされる。結果として、チャージポンプ回路33−1により充電された負電圧容量34−1からの負電圧VRL1がVスキャナ35より出力される。
そして、時刻t103において、画素信号が読み出される。
結果として、グローバルシャッタにおける負電圧VRLへの影響を抑制し、画素数によらず、適切に対応することが可能となるので、イメージセンサの大型化に対しても影響をなくすことが可能となる。
<変形例>
以上においては、チャージポンプ回路を2系統設けて、負電圧VRLが変動するタイミングにおいて、一方に切り替え、それ以外のタイミングで他方に切り替えることにより、オフセットおよびデータを読み出すタイミングにおいて、負電圧VRLが変動しないようにする例について説明してきた。しかしながら、読み出し行のフローティングディフュージョンを共有する行と、非選択行とで、予め負電圧を分けて、それぞれ独立した負電圧VRL1,VRL2を供給するようにしてもよい。
図10の撮像素子の駆動回路は、負電圧VRLを、同一の負電圧VRLTと負電圧VRLSとに分けて設定し、読み出し行(選択行)のフローティングディフュージョンを共有する行に対して負電圧VRLTを供給し、その他の非選択行に対して負電圧VRLSを供給する。さらに、図10の撮像素子の駆動回路は、白浮きの程度に応じて、非選択行の一部に負電圧VRLTを供給する。これにより、ストリーキングを適切に抑制する。尚、図10において、図1,図3を参照して説明した構成と同一の機能を備えた構成については、同一の符号および名称を付しており、その説明は適宜省略するものとする。
すなわち、より詳細には、図10の撮像素子の駆動回路は、チャージポンプ回路33−1,33−2、および負電圧容量34−1,34−2が設けられており、それぞれ負電圧VRLT、および負電圧VRLSを増幅部71−1乃至71−8に出力する。
選択部101は、チャージポンプ回路33−1,33−2(負電圧容量34−1,34−2)からの負電圧VRLT,VRLSのいずれを、増幅部71−1乃至71−8に供給するかを選択する。
すなわち、選択部101は、増幅部71−4に対応する行が読み出し行である選択行である場合、この選択行とフローティングディフュージョンCFD0を共有する行の増幅部71−1乃至71−3に負電圧VRLTを供給する。また、選択部101は、選択行のフローティングディフュージョンCFD0を共有しない非選択行に対応する増幅部71−5乃至71−8に負電圧VRLSを供給する例について説明する。
上述したように、負電位VRLの変動がフローティングディフュージョンCFD0の電圧に変動を与えることに起因して垂直転送線電圧VSL0に変動を及ぼす。これに対して、選択部101は、選択行のフローティングディフュージョンCFD0を共有する非選択行である共有行と、それ以外の非選択行に対して、それぞれ負電圧VRLTと負電圧VRLSとを分けて供給している。これにより、例えば、図11で示されるように、時刻t151において、露光が開始されると、垂直転送線電圧VSLNの電圧降下に伴って、負電圧VRLSが電圧降下しても、負電圧VRLTには影響がでないので、垂直転送線電圧VSL0にも影響がでない。これにより、時刻t152乃至t153における信号読み出しの期間においても、適切に信号が読み出される。
結果として、図11における左下部の画像P2で示されるように、領域Z0においてのみ白色(画素値=最大値)であっても、それ以外の領域は黒色(画素値=最小値)となり、領域Z1が白浮きするようなストリーキングを抑制することが可能となる。
また、白浮きは、垂直転送線電圧VSL0の振幅により生じるものであることは上述した通りであるが、垂直転送線電圧VSL0の振幅によっては、黒沈みと呼ばれる、より黒い領域を作り出す現象を発生させることもある。
図12は、垂直転送線電圧VSL0の振幅に応じて生じるストリーキングの変化を表したものである。白沈み(白浮き)は、負電圧容量である外部容量が大きくなるにつれて、小さくなることが示されている。図12においては、外部容量が4.7μF、6.8μF、10.0μFの場合の変化が示されている。また、黒沈みは、GNDインピーダンスが大きくなるにつれて、大きくなることが示されている。図12において、GNDインピーダンスが0.1Ω、0.2Ω、0.3Ωの場合の変化が示されている。
このようなことから、上述した手法により完全に負電圧の変化により影響を除去してしまうと、白浮き、または黒沈みといった現象が逆に発生する恐れがある。
そこで、切替信号発生部102は、意図的に負電圧の影響を調整することにより、上述した白浮き、または黒沈みといった現象の発生を抑制する。具体的には、切替信号発生部102は、白浮き、または黒沈みに対する評価値に応じて、非選択行のいずれかとして割り当てられた行に、所定の割合だけ、かつ、所定の行間隔でチャージポンプ回路33−1からの負電圧VRLTを割り当てる。
このような動作により、負電圧の変動による影響の程度を調整し、見た目に白浮き、または黒沈みといった現象が発生するのを抑制することが可能となる。
<図10の撮像素子の駆動回路による調整処理>
次に、図10の撮像素子の駆動回路による調整処理について説明する。
ステップS31において、選択部101は、選択行に基づいて、選択行のフローティングディフュージョンを共有する共有行の増幅部71に対してチャージポンプ回路33−1からの負電圧VRLTを供給し、それ以外の非選択行に対してチャージポンプ回路33−2からの負電圧VRLSを供給する。したがって、図10の場合、選択行は、増幅部71−4に対応する行であるので、増幅部71−1乃至71−3に対してチャージポンプ回路33−1からの負電圧VRLTが供給され、それ以外の非選択行に対応する増幅部71−5乃至71−8に対してチャージポンプ回路33−2からの負電圧VRLSが供給される。
ステップS32において、現状の撮像素子により撮像された画像における白浮き、または黒沈みの程度を判定する。この画像における白浮き、または黒沈みの程度については、調整可能な装置が存在するので、この評価値に基づいて、白浮き、または黒沈みの程度を判定するようにしてもよい。
ステップS33において、切替信号発生部102は、白浮き、または黒沈みの程度に応じて、非選択行に対応する増幅部71に対して、所定の割合で、かつ、所定の行間隔でチャージポンプ回路33−2からの負電圧VRLSを供給させるように切り替える切替レートを設定する。以降においては、この設定された切替レートに基づいて、非選択行に対応する増幅部71に対して、所定の割合で、かつ、所定の行間隔でチャージポンプ回路33−2からの負電圧VRLSが供給される。
尚、必要に応じて、上述した処理を繰り返すようにしてもよい。
以上の処理により、負電圧容量を大きくすることなく負電圧の変動を抑制することが可能となり、白浮き、または黒沈みといったストリーキングの発生を抑制することが可能となる。
ところで、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
図14は、汎用のパーソナルコンピュータの構成例を示している。このパーソナルコンピュータは、CPU(Central Processing Unit)1001を内蔵している。CPU1001にはバス1004を介して、入出力インタ-フェイス1005が接続されている。バス1004には、ROM(Read Only Memory)1002およびRAM(Random Access Memory)1003が接続されている。
入出力インタ-フェイス1005には、ユーザが操作コマンドを入力するキーボード、マウスなどの入力デバイスよりなる入力部1006、処理操作画面や処理結果の画像を表示デバイスに出力する出力部1007、プログラムや各種データを格納するハードディスクドライブなどよりなる記憶部1008、LAN(Local Area Network)アダプタなどよりなり、インターネットに代表されるネットワークを介した通信処理を実行する通信部1009が接続されている。また、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini Disc)を含む)、もしくは半導体メモリなどのリムーバブルメディア1011に対してデータを読み書きするドライブ1010が接続されている。
CPU1001は、ROM1002に記憶されているプログラム、または磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリ等のリムーバブルメディア1011ら読み出されて記憶部1008にインストールされ、記憶部1008からRAM1003にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM1003にはまた、CPU1001が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU1001が、例えば、記憶部1008に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース1005及びバス1004を介して、RAM1003にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU1001)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア1011に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータでは、プログラムは、リムーバブルメディア1011をドライブ1010に装着することにより、入出力インタフェース1005を介して、記憶部1008にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部1009で受信し、記憶部1008にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM1002や記憶部1008に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
尚、本技術は、以下のような構成も取ることができる。
(1) 画素毎に入射光の強度に応じた電荷を発生する複数のフォトダイオードと、
前記フォトダイオードにより発生された電荷を読み出す読み出しトランジスタと、
前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第1の負電圧供給部と、
前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第2の負電圧供給部とを含み、
前記第1の負電圧発生部と、前記第2の負電圧発生部とが、切り替えられて前記負電圧が供給される
撮像素子。
(2) 前記フォトダイオードの露光を開始するとき、およびリセットするとき、前記第1の負電圧供給部により、それ以外のとき、前記第2の負電圧供給部より、それぞれ切り替えられて前記負電圧が供給される
(1)に記載の撮像素子。
(3) パルス信号を発生するパルス発生部をさらに含み、
前記パルス発生部により発生されるパルスにより、前記フォトダイオードの露光を開始するとき、およびリセットするとき、前記第1の負電圧供給部により、それ以外のとき、前記第2の負電圧供給部より、それぞれ切り替えられて前記負電圧が供給される
(2)に記載の撮像素子。
(4) 前記第1の負電圧供給部、および第2の負電圧供給部は、それぞれ第1の負電圧容量、および第2の負電圧容量である
(1)乃至(3)のいずれかに記載の撮像素子。
(5) 前記第1の負電圧容量、および第2の負電圧容量は、チャージポンプ回路により充電される
(4)に記載の撮像素子。
(6) オンにされていない前記読み出しトランジスタのうち、読み出し行のトランジスタとフローティングディフュージョンを共有する行の前記読み出しトランジスタに対して、前記第1の負電圧供給部より、それ以外の非選択行の前記読み出しトランジスタに対して、前記第2の負電圧供給部より、それぞれ切り替えて前記負電圧が供給される
(1)に記載の撮像素子。
(7) 前記非選択行のうちの、所定の割合の行に、所定の間隔で、前記第1の負電圧供給部より、前記負電圧が供給される
(6)に記載の撮像素子。
(8) 画素毎に入射光の強度に応じた電荷を発生する複数のフォトダイオードと、
前記フォトダイオードにより発生された電荷を読み出す読み出しトランジスタと、
前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第1の負電圧供給部と、
前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第2の負電圧供給部とを含む撮像素子の駆動方法であり、
前記第1の負電圧発生部と、前記第2の負電圧発生部とが、切り替えられて前記負電圧が供給される
撮像素子の駆動方法。
(9) 画素毎に入射光の強度に応じた電荷を発生する複数のフォトダイオードと、
前記フォトダイオードにより発生された電荷を読み出す読み出しトランジスタと、
前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第1の負電圧供給部と、
前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第2の負電圧供給部とを含む撮像素子を制御するコンピュータに、
前記第1の負電圧発生部と、前記第2の負電圧発生部とが、切り替えられて前記負電圧が供給される
処理を実行させるプログラム。
(10) 画素毎に入射光の強度に応じた電荷を発生する複数のフォトダイオードと、
前記フォトダイオードにより発生された電荷を読み出す読み出しトランジスタと、
前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第1の負電圧供給部と、
前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第2の負電圧供給部とを含み、
前記第1の負電圧発生部と、前記第2の負電圧発生部とが、切り替えられて前記負電圧が供給される
電子機器。
31 パルス発生制御回路, 32 インバータ, 33,33−1,33−2 チャージポンプ回路, 34,34−1,34−2 負電圧容量, 35 Vスキャナ, 36 選択トランジスタ, 37 増幅トランジスタ, 38 リセットトランジスタ, 39 読み出しトランジスタ, 40 フォトダイオード, 101 選択部, 102 切替信号発生部

Claims (10)

  1. 画素毎に入射光の強度に応じた電荷を発生する複数のフォトダイオードと、
    前記フォトダイオードにより発生された電荷を読み出す読み出しトランジスタと、
    前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第1の負電圧供給部と、
    前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第2の負電圧供給部とを含み、
    前記第1の負電圧発生部と、前記第2の負電圧発生部とが、切り替えられて前記負電圧が供給される
    撮像素子。
  2. 前記フォトダイオードの露光を開始するとき、およびリセットするとき、前記第1の負電圧供給部により、それ以外のとき、前記第2の負電圧供給部より、それぞれ切り替えられて前記負電圧が供給される
    請求項1に記載の撮像素子。
  3. パルス信号を発生するパルス発生部をさらに含み、
    前記パルス発生部により発生されるパルスにより、前記フォトダイオードの露光を開始するとき、およびリセットするとき、前記第1の負電圧供給部により、それ以外のとき、前記第2の負電圧供給部より、それぞれ切り替えられて前記負電圧が供給される
    請求項2に記載の撮像素子。
  4. 前記第1の負電圧供給部、および第2の負電圧供給部は、それぞれ第1の負電圧容量、および第2の負電圧容量である
    請求項1に記載の撮像素子。
  5. 前記第1の負電圧容量、および第2の負電圧容量は、チャージポンプ回路により充電される
    請求項4に記載の撮像素子。
  6. オンにされていない前記読み出しトランジスタのうち、読み出し行のトランジスタとフローティングディフュージョンを共有する行の前記読み出しトランジスタに対して、前記第1の負電圧供給部より、それ以外の非選択行の前記読み出しトランジスタに対して、前記第2の負電圧供給部より、それぞれ切り替えて前記負電圧が供給される
    請求項1に記載の撮像素子。
  7. 前記非選択行のうちの、所定の割合の行に、所定の間隔で、前記第1の負電圧供給部より、前記負電圧が供給される
    請求項6に記載の撮像素子。
  8. 画素毎に入射光の強度に応じた電荷を発生する複数のフォトダイオードと、
    前記フォトダイオードにより発生された電荷を読み出す読み出しトランジスタと、
    前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第1の負電圧供給部と、
    前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第2の負電圧供給部とを含む撮像素子の駆動方法であり、
    前記第1の負電圧発生部と、前記第2の負電圧発生部とが、切り替えられて前記負電圧が供給される
    撮像素子の駆動方法。
  9. 画素毎に入射光の強度に応じた電荷を発生する複数のフォトダイオードと、
    前記フォトダイオードにより発生された電荷を読み出す読み出しトランジスタと、
    前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第1の負電圧供給部と、
    前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第2の負電圧供給部とを含む撮像素子を制御するコンピュータに、
    前記第1の負電圧発生部と、前記第2の負電圧発生部とが、切り替えられて前記負電圧が供給される
    処理を実行させるプログラム。
  10. 画素毎に入射光の強度に応じた電荷を発生する複数のフォトダイオードと、
    前記フォトダイオードにより発生された電荷を読み出す読み出しトランジスタと、
    前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第1の負電圧供給部と、
    前記読み出しトランジスタがオンにされない場合、前記読み出しトランジスタに負電圧を供給する第2の負電圧供給部とを含み、
    前記第1の負電圧発生部と、前記第2の負電圧発生部とが、切り替えられて前記負電圧が供給される
    電子機器。
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