JPWO2015182264A1 - スカイビング加工用カッタ - Google Patents

スカイビング加工用カッタ Download PDF

Info

Publication number
JPWO2015182264A1
JPWO2015182264A1 JP2015526794A JP2015526794A JPWO2015182264A1 JP WO2015182264 A1 JPWO2015182264 A1 JP WO2015182264A1 JP 2015526794 A JP2015526794 A JP 2015526794A JP 2015526794 A JP2015526794 A JP 2015526794A JP WO2015182264 A1 JPWO2015182264 A1 JP WO2015182264A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
skiving
blade portion
axial direction
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015526794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5864035B1 (ja
Inventor
寿真 菊池
寿真 菊池
容造 中村
容造 中村
小松 直隆
直隆 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2015526794A priority Critical patent/JP5864035B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5864035B1 publication Critical patent/JP5864035B1/ja
Publication of JPWO2015182264A1 publication Critical patent/JPWO2015182264A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23FMAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
    • B23F21/00Tools specially adapted for use in machines for manufacturing gear teeth
    • B23F21/04Planing or slotting tools
    • B23F21/10Gear-shaper cutters having a shape similar to a spur wheel or part thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23FMAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
    • B23F21/00Tools specially adapted for use in machines for manufacturing gear teeth
    • B23F21/12Milling tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23FMAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
    • B23F21/00Tools specially adapted for use in machines for manufacturing gear teeth
    • B23F21/12Milling tools
    • B23F21/16Hobs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23FMAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
    • B23F5/00Making straight gear teeth involving moving a tool relatively to a workpiece with a rolling-off or an enveloping motion with respect to the gear teeth to be made
    • B23F5/12Making straight gear teeth involving moving a tool relatively to a workpiece with a rolling-off or an enveloping motion with respect to the gear teeth to be made by planing or slotting
    • B23F5/16Making straight gear teeth involving moving a tool relatively to a workpiece with a rolling-off or an enveloping motion with respect to the gear teeth to be made by planing or slotting the tool having a shape similar to that of a spur wheel or part thereof
    • B23F5/163Making straight gear teeth involving moving a tool relatively to a workpiece with a rolling-off or an enveloping motion with respect to the gear teeth to be made by planing or slotting the tool having a shape similar to that of a spur wheel or part thereof the tool and workpiece being in crossed axis arrangement, e.g. skiving, i.e. "Waelzschaelen"

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gear Processing (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Abstract

刃部(11)を周方向に複数有するように周方向に隣り合う刃部(11)の間に歯溝(15)がそれぞれ形成されて、歯溝(15)が軸方向にねじれるように弦巻線状をなす円筒型のスカイビング加工用カッタ(10)であって、刃部(11)を歯溝(15)の長手方向で複数に分割するように刃部(11)に切れ刃溝(16)が各々形成されている。

Description

本発明は、歯車をスカイビング加工機により創成加工するスカイビング加工用カッタに関する。
例えば、内歯歯車を創成加工する場合には、一般的なホブ盤を用いることが難しいため、通常、ギヤシェーパが用いられている。このギヤシェーパを用いた内歯歯車の創成加工は、ワークとピニオンカッタとを相対的に回転させながらピニオンカッタをワークの軸方向へ直線的に移動させて、環状のワークの内周面の周方向の一部にワークの軸方向にわたって歯切り加工し、これをワークの内周面の周方向の全部で行って歯形を削り出すギヤシェーピング加工が一般的である。
なお、内歯歯切り用の特殊ホブ盤及び専用ホブカッタを用いることにより、ホブ盤でも内歯加工をすることが可能である。ホブ盤は、工具アーバがワークの軸方向に対して略直交するように配向されているため、小径の内歯歯車を創成加工しようとすると、工具軸とワークとが干渉してしまい、加工可能なワークの寸法に制限を生じてしまうことから、比較的大型の内歯加工に限定されている。これに対し、スカイビング加工は、工具軸とワーク軸との交差角度が30°程度以下であり、工具軸とワークとが干渉しにくい位置関係にあるため、ワークの径サイズの大小に関わらず、内歯歯車を加工することができる。
ところで、上述したようなギヤシェーピング加工においては、ワークの周方向全部に加工を施すのに周方向の長さに対応してピニオンカッタをワークの軸方向へ複数回往復移動(加工ストロークと戻りストローク)させることから、歯切り加工に直接的に関与しない動作(戻りストローク)を行なわなければならず、加工効率の低下を招いていた。このため、近年、ワークとピニオンカッタ等とを相対的に回転させながらピニオンカッタ等をワークの軸方向へ往動(加工ストローク)させている間に、環状のワークの内周面の軸方向にわたる歯形を周方向の全部に削り出しして復動(戻りストローク)を無しにしたスカイビング加工が注目されている。
特開2014−039971号公報
前述したようなスカイビング加工においては、カッタがワークの周方向の全部にわたって連続的に切削を行うため、断続的に切削を行うギヤシェーピング加工の場合よりもカッタの切れ刃にかかる負荷が大きく、カッタの切れ刃の寿命が短くなってしまっていた。
このようなことから、本発明は、切れ刃の寿命を延ばすことができるスカイビング加工用カッタを提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための、本発明に係るスカイビング加工用カッタは、刃部を周方向に複数有するように周方向に隣り合う刃部の間に歯溝がそれぞれ形成されて、当該歯溝が軸方向にねじれるように弦巻線状をなす円筒型のスカイビング加工用カッタであって、前記刃部を前記歯溝の長手方向で複数に分割するように当該刃部に切れ刃溝が各々形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るスカイビング加工用カッタは、上述したスカイビング加工用カッタにおいて、軸方向中央部分の外径サイズが軸方向両端側の外径サイズよりも大きくなるように、外周がバレル形をなしていることを特徴とする。
また、本発明に係るスカイビング加工用カッタは、上述したスカイビング加工用カッタにおいて、前記刃部の切れ刃側となる軸方向一方端側の外径サイズが軸方向他方端側の外径サイズよりも小さくなるように、外周がテーパ形をなしていることを特徴とする。
また、本発明に係るスカイビング加工用カッタは、上述したスカイビング加工用カッタにおいて、前記刃部のすくい角θ1が、0°以上20°以下であることを特徴とする。
また、本発明に係るスカイビング加工用カッタは、上述したスカイビング加工用カッタにおいて、前記刃部の外周逃げ角θ2が、0°超12°以下であることを特徴とする。
また、本発明に係るスカイビング加工用カッタは、上述したスカイビング加工用カッタにおいて、前記刃部の側面逃げ角θ3が、0°超5°以下であることを特徴とする。
また、本発明に係るスカイビング加工用カッタは、上述したスカイビング加工用カッタにおいて、前記刃部のすくい面と歯筋L1とのなす角度θ4が、85°以上95°以下であることを特徴とする。
本発明に係るスカイビング加工用カッタによれば、刃部が歯溝の長手方向で複数に分割されているので、切れ刃にかかる負荷を各刃部ごとに分散させることができ、切れ刃の寿命を延ばすことができる。
本発明に係るスカイビング加工用カッタを利用するスカイビング加工機の主な実施形態の概略構造図である。 図1のスカイビング加工用カッタの抽出拡大図である。 図2Aのスカイビング加工用カッタの側面図である。 図2Bのスカイビング加工用カッタの特徴を強調した断面図である。 図1のスカイビング加工用カッタの刃部の抽出拡大側面図である。 図1のスカイビング加工用カッタの刃部の抽出拡大斜視図である。 図1のスカイビング加工用カッタによるスカイビング加工の説明図である。 図4Aを下方からみた図である。 本発明に係るスカイビング加工用カッタの他の実施形態の概略構造を表す側面図である。 図5Aのスカイビング加工用カッタの斜視図である。 図5Bのスカイビング加工用カッタの刃部の抽出拡大図である。 図5A,5Bのスカイビング加工用カッタの作用説明図である。
本発明に係るスカイビング加工用カッタの実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明は図面に基づいて説明する実施形態のみに限定されるものではない。
〈主な実施形態〉
本発明に係るスカイビング加工用カッタを利用するスカイビング加工機の主な実施形態を図1〜4に基づいて説明する。
図1に示すように、ベッド111上には、コラム112が水平なX軸方向に移動可能に支持されている。コラム112には、サドル113が鉛直なZ軸方向に昇降可能に支持されている。サドル113には、旋回ヘッド114が水平な工具旋回軸A周りに旋回可能に支持されている。旋回ヘッド114には、スライドヘッド115が水平なY軸方向に移動可能に支持されている。スライドヘッド115には、工具ヘッド116が設けられている。
工具ヘッド116には、工具アーバ117が工具回転軸B周りに回転可能に支持されている。工具アーバ117の下端には、円筒型をなすスカイビング加工用カッタ10が着脱可能に装着されており、当該スカイビング加工用カッタ10は、前記ヘッド114〜116の作動により、工具旋回軸A周りでの旋回、Y軸方向への移動、工具回転軸B周りでの回転がそれぞれできるようになっている。
他方、前記ベッド111上の、前記コラム112の正面位置には、回転テーブル118が鉛直なワーク回転軸C周りに回転可能に設けられている。回転テーブル118の上面には、円筒状の取付治具119が取り付けられている。取付治具119の上端内周面には、被加工内歯車であるワーク1が着脱可能に取り付けられており、当該ワーク1は、回転テーブル118の作動により、ワーク回転軸C周りに回転することができるようになっている。
図2A,2Bは、スカイビング加工用カッタ10の概略構造を示している。図2A,2Bにおいて、11は刃部、12は切れ刃、13はすくい面、14は逃げ面である。
前記刃部11は、周方向に隣り合う間に歯溝15を複数有するように周方向に複数形成されると共に、当該歯溝15が軸方向にねじれるように弦巻線状をなしている。そして、前記刃部11は、前記歯溝15の長手方向にわたって複数に分割されるように切れ刃溝16がそれぞれ形成されることにより、軸方向に沿って複数設けられると共に、軸方向一方側(図2Bにおいて左下側、図3Bにおいて右側、図3Cにおいて紙面手前側)に前記切れ刃12及び前記すくい面13がそれぞれ形成されている。
さらに、前記スカイビング加工用カッタ10は、図3Aに示すように、軸方向中央部分の外径サイズが軸方向両端側の外径サイズよりも大きくなるように、外周面が軸方向に円弧状をなすようなバレル形をなしている。なお、図3Aにおいては、そのバレル形状をわかりやすくするために強調して記載している。
また、図3Bに示すように、前記刃部11は、すくい角(前記すくい面13と切削方向(カッタ回転の接線方向)に垂直な面とのなす角度)θ1が、0°以上20°以下であると好ましい(0°であると特に好ましい)。なぜなら、すくい角θ1が、0°未満であると、切削負荷が大きくなって、加工面の面性状が悪化すると共に、摩耗量が大きくなるおそれを生じる一方、20°を超えると、刃先強度が低下して、チッピング等を引き起こすおそれを生じてしまうからである。
また、前記刃部11は、外周逃げ角(前記外周逃げ面14と前記切れ刃12の先端の切削方向(カッタ回転の接線方向)とのなす角度)θ2が、0°超12°以下であると好ましい(5°以上12°以下であると特に好ましい)。なぜなら、外周逃げ角θ2が、0°以下であると、カッタの外周面で内歯車の歯底部を擦ってしまい、内歯車の歯底部の面性状が悪化すると共に、カッタの外周の逃げ面の摩耗量が大きくなるおそれを生じ、5°以上であると、切削時の刃部の弾性変形に伴うスプリングバックによるカッタの外周面の擦りを確実に回避できる一方、12°を超えると、カッタの有効歯幅を大きくして製作することが難しく、カッタの長寿命化が困難になってしまうからである。
さらに、図3Cに示すように、前記刃部11は、側面逃げ角(カッタのピッチ円上での側面の前記逃げ面14と切削方向(カッタ回転の接線方向)とのなす角度)θ3が、0°超5°以下であると好ましい(2°以上5°以下であると特に好ましい)。なぜなら、側面逃げ角θ3が、0°以下であると、切削負荷が大きくなって、加工面の面性状が悪化すると共に、摩耗量が大きくなるおそれを生じる一方、20°を超えると、刃先強度が低下して、チッピング等を引き起こすおそれを生じてしまうからである。
また、前記刃部11は、前記すくい面13と歯筋L1とのなす角度(前記切れ刃溝16と前記歯溝15とのなす角度)θ4が、85°以上95°以下(90°±5°以内)であると好ましい。なぜなら、前記角度θ4が、90°に対して±5°以内で傾斜する大きさであると、切削加工中に発生した切粉の流れ方向を変化させて、切粉の噛み込みの発生を大きく抑制することができ、90°に対して±5°を超えて傾斜する大きさであると、図3C中、左右の切れ刃12の切れ味の差が大きくなって、鈍角側の切れ刃12で切削する加工面の面性状が悪化するおそれを生じてしまうからである。
このような本実施形態に係るスカイビング加工用カッタ10を工具アーバ117に装着したスカイビング加工機100においては、ワーク1を取付治具119に装着し、コラム112、サドル113、旋回ヘッド114、スライドヘッド115を駆動して、スカイビング加工用カッタ10を、X軸,Y軸,Z軸方向に移動させると共に、ワーク1のねじれ角に応じた軸角Σとなるように工具旋回軸A周りに旋回させて、ワーク1の内側に配置させる。
そして、コラム112を駆動して、スカイビング加工用カッタ10をX軸方向(図1の左側方向)に移動させ、工具ヘッド116を駆動して、スカイビング加工用カッタ10を工具回転軸B周りに回転させると共に、回転テーブル118を駆動して、ワーク1をワーク回転軸C周りに回転させる。
さらに、コラム112及びサドル113を駆動して、目的とする切込み量に対応したX軸方向の移動量をスカイビング加工用カッタ10に与えた後に当該スカイビング加工用カッタ10をZ軸方向に移動させると、スカイビング加工用カッタ10が、ワーク1の内周面を周方向及び軸方向にわたって歯形を削り出し、ワーク1の内周面全体にわたって歯形をスカイビング加工する(図4A,4B参照)。
このとき、前記スカイビング加工用カッタ10の前記刃部11は、前記歯溝15の長手方向にわたって複数に分割されるように前記切れ刃溝16がそれぞれ形成されることにより、軸方向に沿って複数形成されている、すなわち、軸方向に複数の切れ刃12を有していることから、一つ当たりの切れ刃12にかかる負荷を分散して小さくすることができる。
したがって、本実施形態に係るスカイビング加工用カッタ10によれば、ワーク1の周方向の全部にわたって連続的に切削を行っても、従来のピニオンカッタよりも切れ刃12の寿命を延ばすことができる。
また、軸方向中央部分の外径サイズが軸方向両端側の外径サイズよりも大きくなるように、外周面が軸方向に円弧状をなすようなバレル形をなしていることから、ワーク1に対する軸交差角を大きくすることができるので、ワーク1に対する当該カッタ10のすべり速度を大きくすることができ、加工能力を向上させることができる。
また、刃部12が外周逃げ角θ2を有する、すなわち、刃部12にバッキング(外周逃がし)が形成されていることから、加工中にワーク1と干渉してしまうことを防止することができる。
〈他の実施形態〉
なお、他の実施形態として、例えば、図5A,5Bに示すように、刃部21の切れ刃22側となる軸方向一方端側(図5A中、下側、図5B中、右下側)の外径サイズを軸方向他方端側(図5A中、上側、図5B中、左上側)の外径サイズよりも小さくするように、すなわち、切削方向先端側ほど基端側よりも外径サイズを小さくするように、前記バレル形の外周をさらにテーパ形にしたスカイビング加工用カッタ20を適用すれば、図6Aに示すように、刃部21の歯丈及び歯厚を切削方向基端側ほど先端側よりも大きくすることができることから、図6Bに示すように、ワーク1の切り出し量を各刃部21ごとにさらに分散させることができ、一つ当たりの切れ刃22にかかる負荷をさらに分散してより小さくすることができるので、非常に好ましい。
本発明に係るスカイビング加工用カッタは、切れ刃にかかる負荷を各刃部ごとに分散させることができ、切れ刃の寿命を延ばすことができるので、歯車加工等の切削加工業において、極めて有益に利用することができる。
1 ワーク
10,20 スカイビング加工用カッタ
11,21 刃部
12,22 切れ刃
13,23 すくい面
14,24 逃げ面
15 歯溝
16 切れ刃溝
100 スカイビング加工機
111 ベッド
112 コラム
113 サドル
114 旋回ヘッド
115 スライドヘッド
116 工具ヘッド
117 工具アーバ
118 回転テーブル
119 取付治具
前述した課題を解決するための、第一番目の発明に係るスカイビング加工用カッタは、刃部を周方向に複数有するように周方向に隣り合う刃部の間に歯溝がそれぞれ形成されて、当該歯溝が軸方向にねじれるように弦巻線状をなす円筒型のスカイビング加工用カッタであって、前記刃部を前記歯溝の長手方向で複数に分割するように当該刃部に切れ刃溝が各々形成されることにより、当該刃部が軸方向に沿って複数設けられると共に、当該刃部の軸方向一方側に切れ刃及びすくい面がそれぞれ形成され、さらに、軸方向中央部分の外径サイズが軸方向両端側の外径サイズよりも大きくなるように、外周がバレル形をなしていることを特徴とする。
また、本発明に係るスカイビング加工用カッタは、上述したスカイビング加工用カッタにおいて、前記刃部の外周逃げ角θ2が、5°以上12°以下であることを特徴とする。
また、本発明に係るスカイビング加工用カッタは、上述したスカイビング加工用カッタにおいて、前記刃部の側面逃げ角θ3が、2°以上5°以下であることを特徴とする。
また、本発明に係るスカイビング加工用カッタは、上述したスカイビング加工用カッタにおいて、前記刃部の前記すくい面と歯筋L1とのなす角度θ4が、85°以上95°以下であることを特徴とする。

Claims (7)

  1. 刃部を周方向に複数有するように周方向に隣り合う刃部の間に歯溝がそれぞれ形成されて、当該歯溝が軸方向にねじれるように弦巻線状をなす円筒型のスカイビング加工用カッタであって、
    前記刃部を前記歯溝の長手方向で複数に分割するように当該刃部に切れ刃溝が各々形成されている
    ことを特徴とするスカイビング加工用カッタ。
  2. 請求項1に記載のスカイビング加工用カッタにおいて、
    軸方向中央部分の外径サイズが軸方向両端側の外径サイズよりも大きくなるように、外周がバレル形をなしている
    ことを特徴とするスカイビング加工用カッタ。
  3. 請求項2に記載のスカイビング加工用カッタにおいて、
    前記刃部の切れ刃側となる軸方向一方端側の外径サイズが軸方向他方端側の外径サイズよりも小さくなるように、外周がテーパ形をなしている
    ことを特徴とするスカイビング加工用カッタ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のスカイビング加工用カッタにおいて、
    前記刃部のすくい角θ1が、0°以上20°以下である
    ことを特徴とするスカイビング加工用カッタ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のスカイビング加工用カッタにおいて、
    前記刃部の外周逃げ角θ2が、0°超12°以下である
    ことを特徴とするスカイビング加工用カッタ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のスカイビング加工用カッタにおいて、
    前記刃部の側面逃げ角θ3が、0°超5°以下である
    ことを特徴とするスカイビング加工用カッタ。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のスカイビング加工用カッタにおいて、
    前記刃部のすくい面と歯筋L1とのなす角度θ4が、85°以上95°以下である
    ことを特徴とするスカイビング加工用カッタ。
JP2015526794A 2014-05-30 2015-04-13 スカイビング加工用カッタ Active JP5864035B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015526794A JP5864035B1 (ja) 2014-05-30 2015-04-13 スカイビング加工用カッタ

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014111892 2014-05-30
JP2014111892 2014-05-30
PCT/JP2015/061307 WO2015182264A1 (ja) 2014-05-30 2015-04-13 スカイビング加工用カッタ
JP2015526794A JP5864035B1 (ja) 2014-05-30 2015-04-13 スカイビング加工用カッタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5864035B1 JP5864035B1 (ja) 2016-02-17
JPWO2015182264A1 true JPWO2015182264A1 (ja) 2017-04-20

Family

ID=54698605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015526794A Active JP5864035B1 (ja) 2014-05-30 2015-04-13 スカイビング加工用カッタ

Country Status (9)

Country Link
US (1) US10252361B2 (ja)
EP (1) EP3075481B1 (ja)
JP (1) JP5864035B1 (ja)
KR (1) KR101913918B1 (ja)
CN (1) CN105916621B (ja)
CA (1) CA2935533C (ja)
MX (1) MX2016008630A (ja)
TW (1) TWI583470B (ja)
WO (1) WO2015182264A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016124082A (ja) * 2015-01-07 2016-07-11 三菱重工工作機械株式会社 スカイビング加工用カッタ
JP6622044B2 (ja) 2015-09-28 2019-12-18 三菱重工工作機械株式会社 歯車加工機械及び方法
JP6348531B2 (ja) * 2016-03-25 2018-06-27 三菱重工工作機械株式会社 スカイビング加工用カッタ及びこれを使用する歯車製造方法
JP6367889B2 (ja) * 2016-10-25 2018-08-01 三菱重工工作機械株式会社 スカイビング加工用カッタ
CN106735614A (zh) * 2016-12-23 2017-05-31 江苏大学 一种用于强力车齿技术的锥形多刃齿形刀具
DE102017000260A1 (de) 2017-01-12 2018-07-12 Gleason-Pfauter Maschinenfabrik Gmbh Verfahren zur hartfeinbearbeitung von verzahnungen, insbesondere innenverzahnungen und dazu geeignete werkzeugmaschine
CN107570803A (zh) * 2017-09-04 2018-01-12 厦门众翰精密工业有限公司 同步法向刮削加工工艺
JP6529204B2 (ja) * 2018-07-04 2019-06-12 三菱重工工作機械株式会社 スカイビング加工用カッタ
CN109551060B (zh) * 2018-12-17 2024-05-17 江西福格新能源传动技术有限公司 渐开线斜齿轮轮齿表面磨削处理设备
CH715794B8 (de) * 2019-07-17 2020-11-13 Reishauer Ag Werkzeugmaschine für die Wälzbearbeitung von Rotationsteilen mit nutförmigen Profilen.
JP2021024012A (ja) * 2019-08-01 2021-02-22 三菱重工工作機械株式会社 スカイビング加工用カッタおよびスカイビング加工装置
DE102019135435A1 (de) * 2019-12-20 2021-06-24 Hartmetall-Werkzeugfabrik Paul Horn Gmbh Werkzeug und Verfahren zur spanenden Bearbeitung eines Werkstücks
TWI742981B (zh) * 2021-01-06 2021-10-11 財團法人工業技術研究院 加工路徑過切分析方法

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR529117A (fr) * 1920-12-28 1921-11-23 Lejeune Et Michel Levy Sa Des Perfectionnement aux fraises-mères pour la taille des engrenages cylindriques hélicoidaux
US1648470A (en) * 1922-11-20 1927-11-08 Cleveland Worm And Gear Compan Hob for worm gears
US1772634A (en) * 1927-05-20 1930-08-12 Illinois Tool Works Hob
US1792548A (en) * 1928-04-21 1931-02-17 Illinois Tool Works Hob
US1916259A (en) * 1931-08-03 1933-07-04 Otto F Ewert Hob
US2304586A (en) 1940-12-14 1942-12-08 Fellows Gear Shaper Co Hob for generating crown gears
DE846650C (de) * 1951-04-06 1952-09-15 Zahnraederfabrik Augsburg Vorm Abwaelzfraeser fuer schraegverzahnte Stirnraeder
US2916803A (en) * 1954-06-08 1959-12-15 Wildhaber Ernest Hob
DE1070901B (ja) 1958-04-09 1959-12-10
DE1124786B (de) 1958-12-16 1962-03-01 Fritz Kleinstueck Doppelkegeliger, schraubenfoermiger Abwaelzfraeser oder -schleifkoerper zur Herstellung von gerad- und schraegverzahnten, evolventenfoermigen Innenzahnkraenzen
FR1445216A (fr) * 1964-09-18 1966-07-08 Fette Wilhelm Fraises à dégrossir et autres fraises à tailler par développante
US3371396A (en) * 1966-04-07 1968-03-05 Barber Colman Co Cutter for milling gears and the like
JPS5565029A (en) * 1978-11-02 1980-05-16 Komatsu Ltd Hob cutter
CN1037754C (zh) * 1992-06-27 1998-03-18 吉林工业大学 齿轮精滚刀
JP2000218434A (ja) * 1999-01-26 2000-08-08 Takashi Utsunomiya ホブおよびホブ形研削工具
JP2000218437A (ja) 1999-01-27 2000-08-08 Musashi Trading Office:Kk 雄ねじ修正用工具
JP4875601B2 (ja) * 2007-12-14 2012-02-15 三菱重工業株式会社 樽形ウォーム状工具
CN101259546A (zh) * 2008-04-16 2008-09-10 合肥工业大学 一种微线段齿轮滚刀
JP5222125B2 (ja) 2008-12-25 2013-06-26 三菱重工業株式会社 内歯車加工用樽形ねじ状工具
JP5285526B2 (ja) 2009-07-27 2013-09-11 三菱重工業株式会社 内歯車加工方法およびそれに使用する工具のドレス方法
WO2011017301A1 (en) 2009-08-03 2011-02-10 The Gleason Works Method and tool for manufaturing face gears
JP5351700B2 (ja) * 2009-10-09 2013-11-27 三菱重工業株式会社 樽形ねじ状工具の製作方法
EP2528705B1 (en) * 2010-01-29 2013-10-23 The Gleason Works Continuous method for manufacturing face gears
JP5473735B2 (ja) 2010-04-06 2014-04-16 三菱重工業株式会社 内歯車研削用ねじ状砥石のドレッシング方法
JP5494359B2 (ja) 2010-08-27 2014-05-14 三菱マテリアル株式会社 ヘリカルブローチ
JP5648839B2 (ja) * 2010-08-30 2015-01-07 アイシン精機株式会社 歯車製造方法
JP6094093B2 (ja) 2012-08-21 2017-03-15 アイシン精機株式会社 スカイビング加工用カッター
JP5546603B2 (ja) * 2012-10-01 2014-07-09 三菱重工業株式会社 歯車研削用ねじ状砥石及び歯車研削方法
EP2792442B1 (de) * 2013-04-17 2018-08-22 Klingelnberg AG Wälzschälwerkzeug zum Wälzschälen einer Verzahnung an einem Kronenradwerkstück

Also Published As

Publication number Publication date
JP5864035B1 (ja) 2016-02-17
US10252361B2 (en) 2019-04-09
MX2016008630A (es) 2017-01-06
US20160318110A1 (en) 2016-11-03
EP3075481B1 (en) 2018-04-11
TWI583470B (zh) 2017-05-21
TW201544219A (zh) 2015-12-01
CN105916621A (zh) 2016-08-31
EP3075481A4 (en) 2017-03-15
EP3075481A1 (en) 2016-10-05
CA2935533C (en) 2018-07-24
KR101913918B1 (ko) 2018-10-31
KR20160091413A (ko) 2016-08-02
CN105916621B (zh) 2018-10-12
WO2015182264A1 (ja) 2015-12-03
CA2935533A1 (en) 2015-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5864035B1 (ja) スカイビング加工用カッタ
JP6730266B2 (ja) 多回転刃部を持ったアキシャルホブ
JP6348531B2 (ja) スカイビング加工用カッタ及びこれを使用する歯車製造方法
JPWO2010023761A1 (ja) スローアウェイ式切削回転工具
JPWO2010055561A1 (ja) スローアウェイ式切削回転工具
KR20130112004A (ko) 플런징 프로세스를 사용하여 원뿔형 또는 하이포이드 휠을 제조하는 방법
JPWO2017199911A1 (ja) 回転切削工具を用いたディンプル加工方法
JP6744096B2 (ja) 歯の創成または機械加工のための方法および歯切り盤
JP5946984B1 (ja) 溝部の加工方法
JP2011194565A (ja) フライスカッター及び転削インサート
JP2013111683A (ja) 溝加工方法及び金属部品
JP2006231504A (ja) エンドミル、加工装置、切削方法及び、加工物
JP6819099B2 (ja) 歯車加工方法
CN106862618B (zh) 钻削加工刀具
JPWO2010023760A1 (ja) スローアウェイ式切削回転工具
CN104889500A (zh) 一种齿轮大圆周进给插齿加工工艺
JP2013000810A (ja) 曲線切断用丸鋸
JP2014046450A (ja) 螺旋溝加工方法、この方法によって形成されるねじ軸、このねじ軸を備える転動体ねじ装置
KR101555305B1 (ko) 회전 절삭 공구 및 그 제조 방법
JP2019018251A (ja) ホブカッタ
JP2009262317A (ja) エンドミルとその製造方法
JP2018001285A (ja) ネジ加工用工具およびネジ加工方法
RU2447972C2 (ru) Способ формообразования фасонных винтовых поверхностей
RU134094U1 (ru) Дисковая фасонная фреза
JP2015188973A (ja) ラフィングエンドミル

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151222

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5864035

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250