JPWO2015087648A1 - 内燃機関のバルブタイミング制御装置 - Google Patents

内燃機関のバルブタイミング制御装置 Download PDF

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Abstract

ブラシの組み付け作業が容易になると共に、該ブラシをスリップリングに確実に接触させることができるバルブタイミング制御装置を提供する。電動モータ(12)の軸方向の先端面に有する樹脂プレート(22)に設けられた内外2つのスリップリング(26a,26b)と、ハウジング(5)の先端側を覆うように配置固定されたカバー部材(3)と、膨出部(3a)に形成されて、内周に保持用孔(3c)が形成された円筒壁(3b)と、ブラシ保持部(26a)を介して前記保持用孔内に軸方向から挿入され、コイルスプリング(32a,31b)によって軸方向に付勢された先端面がスリップリングに当接する第2ブラシ(30a,30b)を内部に有するブラシ保持体(28)と、を備えている。

Description

本発明は、吸気弁や排気弁の開閉タイミングを制御する内燃機関のバルブタイミング制御装置に関する。
近時、電動モータの回転力を、減速機構を介してカムシャフトに伝達することにより、クランクシャフトから回転力が伝達されるスプロケットに対するカムシャフトの相対回転位相を変換して吸気弁や排気弁の開閉タイミングを制御するバルブタイミング制御装置が提供されている。
例えば、以下の特許文献1に記載されたバルブタイミング制御装置は、バッテリー電源からピグテールハーネスを介して供給された電流を、給電用ブラシとスリップリングを利用して前記電動モータにバルブタイミングを変更するときだけ給電することにより、消費電力を可及的に小さくするようになっている。
特開2012−132367号公報
しかしながら、前記公報記載のバルブタイミング制御装置にあっては、前記給電用ブラシをスリップリングに軸方向から弾接するため、前記給電用ブラシの後端側に、コイルスプリングを給電用ブラシに対して直列に配置するようになっている。このため、前記給電用ブラシやコイルスプリングを保持する保持体のカムシャフト軸方向長さ、つまり幅方向の長さが必然的長くなって、バルブタイミング制御装置全体の軸方向の大型化が余儀なくされている。この結果、前記バルブタイミング制御装置を搭載した内燃機関のエンジンルームへの収容スペースが制限されてしまうおそれがある。
本発明は、保持体のブラシ保持部の軸方向の長さを短くして装置全体の小型化を図り得る内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供することを目的としている。
本願請求項1に記載の発明は、クランクシャフトから回転力が伝達される駆動回転体と、該駆動回転体から回転力が伝達されるカムシャフトに固定された従動回転体と、前記モータハウジングが駆動回転体または従動回転体と共に回転するように設けられ、電流が供給されることによって前記駆動回転体と従動回転体を相対回転させる電動モータと、該電動モータの外側に設けられて、該電動モータに給電する給電用ブラシと、前記回転部材と固定部材の他方側に設けられて、前記給電用ブラシが摺接するスリップリングと、を備え、
前記給電用ブラシの側部に、該給電用ブラシを前記スリップリング方向へ付勢する捩りコイルばねを、前記給電用ブラシと並列に配置したことを特徴としている。
この発明によれば、バルブタイミング制御装置全体の軸方向の長さを可及的に短くすることができるので、該装置の小型化を図ることができる。
本発明に係るバルブタイミング制御装置の第1実施形態を示す縦断面図である。 本実施形態における主要な構成部材を示す分解斜視図である。 本実施形態に供される保持体の横断面図である。 本実施形態に供される主要な構成部材の断面図であって、Aは保持体をカバー部材に取り付け前の状態を示し、Bは取り付けた後の状態を示している。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 図1のC−C線断面図である。 第2実施形態に供される保持体の横断面図である。 本実施形態に供される給電用ブラシに対して捩りコイルばねの他端部が当接した状態を示す斜視図である。 本実施形態に供される主要な構成部材の断面図であって、Aは保持体をカバー部材に取り付け前の状態を示し、Bは取り付けた後の状態を示している。 第3実施形態に供される保持体の横断面図である。 本実施形態に供される主要な構成部材の断面図であって、Aは保持体をカバー部材に取り付け前の状態を示し、Bは取り付けた後の状態を示している。
以下、本発明に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態では、吸気弁側に適用したものである。
このバルブタイミング制御装置は、図1及び図2に示すように、内燃機関のクランクシャフトによって回転駆動する駆動回転体であるタイミングスプロケット1と、シリンダヘッド01上に軸受02を介して回転自在に支持され、前記タイミングスプロケット1から伝達された回転力によって回転するカムシャフト2と、タイミングスプロケット1の前方位置に配置されたチェーンカバー49に固定されたカバー部材3と、タイミングスプロケット1とカムシャフト2の間に配置されて、機関運転状態に応じて両者1,2の相対回転位相を変更する位相変更機構4と、を備えている。
前記タイミングスプロケット1は、全体が鉄系金属によって環状一体に形成され、内周面が段差径状のスプロケット本体1aと、該スプロケット本体1aの外周に一体に設けられて、巻回された図外のタイミングチェーンを介してクランクシャフトからの回転力を受けるギア部1bと、前記スプロケット本体1aの前端側に一体に設けられた内歯構成部19と、から構成されている。
また、このタイミングスプロケット1は、スプロケット本体1aと前記カムシャフト2の前端部に設けられた後述する従動部材9との間に、1つの大径ボールベアリング43が介装されており、この大径ボールベアリング43によって、タイミングスプロケット1と前記カムシャフト2が相対回転自在に支持されている。
前記大径ボールベアリング43は、外輪43aと、内輪43b及び該両輪43a、43bの間に介装されたボール43cと、から構成され、前記外輪43aがスプロケット本体1aの内周側に固定されているのに対して内輪43bが従動部材9の外周側に固定されている。
前記スプロケット本体1aは、内周側に、前記カムシャフト2側に開口した円環溝状の外輪固定部60が切欠形成されている。
この外輪固定部60は、段差径状に形成されて、前記大径ボールベアリング43の外輪43aが軸方向から圧入されると共に、該外輪43aの軸方向一方側の位置決めをするようになっている。
前記内歯構成部19は、前記スプロケット本体1aの前端部外周側に一体に設けられ、位相変更機構4の前方へ延出した円筒状に形成されていると共に、内周には波形状の複数の内歯19aが形成されている。
また、前記内歯構成部19の前端側には、後述するモータハウジング5と一体の円環状の雌ねじ形成部6が対向配置されている。
さらに、スプロケット本体1aの内歯構成部19と反対側の後端部には、円環状の保持プレート61が配置されている。この保持プレート61は、金属板材によって一体に形成され、図1に示すように、外径が前記スプロケット本体1aの外径とほぼ同一に設定されていると共に、内径が前記大径ボールベアリング43の外輪43aの内径よりも小さい径に設定されている。
前記保持プレート61の内周部61aは、前記外輪43aの軸方向の外端面に当接配置されている。また、前記内周部61aの内周縁所定位置には、径方向内側、つまり中心軸方向に向かって突出したストッパ凸部61bが一体に設けられている。
このストッパ凸部61bは、図1及び図6に示すように、ほぼ扇状に形成されて、先端縁61cが後述するストッパ溝2bの円弧状内周面に沿った円弧状に形成されている。さらに、前記保持プレート61の外周部には、前記各ボルト7が挿通する6つのボルト挿通孔61dが周方向の等間隔位置に貫通形成されている。
前記スプロケット本体1a(内歯構成部19)及び保持プレート61の各外周部には、それぞれボルト挿通孔1c、61dが周方向のほぼ等間隔位置に6つ貫通形成されている。また、前記雌ねじ形成部6には、各ボルト挿通孔1c、61dと対応した位置に6つの雌ねじ孔6aが形成されており、これらに挿通した6本のボルト7によって前記タイミングスプロケット1と保持プレート61及びモータモータハウジング5が軸方向から共締め固定されている。
なお、前記スプロケット本体1aと内歯構成部19は、後述する減速機構8のケーシングとして構成されている。
また、前記スプロケット本体1aと前記内歯構成部19、保持プレート61及び雌ねじ形成部6は、それぞれの外径がほぼ同一に設定されている。
前記チェーンカバー49は、図1に示すように、機関本体であるシリンダヘッド01と図外のシリンダブロックの前端側に前記タイミングスプロケット1に巻回された図外のチェーンを覆うよう上下方向に沿って配置固定されている。また、前記位相変更機構4に対応した位置に形成された開口部を構成する環状壁49aの円周方向の4箇所に、ボス部49bが一体に形成されていると共に、環状壁49aから各ボス部49bの内部に亘って雌ねじ孔49cがそれぞれ形成されている。
前記カバー部材3は、図1及び図2に示すように、アルミニウム合金材よってカップ状に一体に形成されて、前記モータハウジング5の前端部を覆うように配置され、膨出状のカバー本体3aと、該カバー本体3aの開口側の外周縁に一体に形成された円環状の取付フランジ3bとから構成されている。前記カバー本体3aは、外周部側に円筒壁3cが軸方向に沿って一体に形成されており、この円筒壁3cは、軸方向に短く形成されて内部に保持用孔3dが形成されている。
前記取付フランジ3bは、円周方向のほぼ等間隔位置に4つのボス部3eが周方向のほぼ等間隔位置(約90°位置)に設けられている。この各ボス部3eには、図1に示すように、前記チェーンカバー49に形成された各雌ねじ孔49dに螺着するボルト54が挿通するボルト挿通孔3gがそれぞれ貫通形成されて、前記各ボルト54によってカバー部材3がチェーンカバー49に固定されている。
また、前記カバー本体3aの外周側の段差部内周面と前記モータハウジング5の外周面との間には、大径なオイルシール50が介装されている。この大径オイルシール50は、横断面ほぼコ字形状に形成されて、合成ゴムの基材の内部に芯金が埋設されていると共に、外周側の円環状基部が前記カバー部材3の内周面に設けられた段差円環部3hに嵌着固定されている。
前記モータハウジング5は、図1に示すように、鉄系金属材をプレス成形によって有底筒状に形成された筒状のハウジング本体5aと、該ハウジング本体5aの前端開口を封止する合成樹脂の非磁性材からなる封止プレート11と、を備えている。
前記ハウジング本体5aは、後端側に円板状の隔壁5bを有し、該隔壁5bのほぼ中央に後述する偏心軸部39が挿通される大径な軸挿通孔5cが形成されていると共に、該軸挿通孔5cの孔縁にカムシャフト2の軸方向へ突出した円筒状の延出部5dが一体に設けられている。また、前記隔壁5bの前端面外周側には、前記雌ねじ形成部6が一体に設けられている。
前記カムシャフト2は、外周に図外の吸気弁を開作動させる一気筒当たり2つの駆動カムを有していると共に、前端部に前記フランジ部2aが一体に設けられている。
このフランジ部2aは、図1に示すように、外径が後述する従動部材9の固定端部9aの外径よりも僅かに大きく設定されて、各構成部品の組み付け後に、前端面の外周部が前記大径ボールベアリング43の内輪43bの軸方向外端面に当接配置されるようになっている。また、フランジ部2aの前端面が、従動部材9に軸方向から当接した状態でカムボルト10によって軸方向から結合されている。
また、前記フランジ部2aの外周には、図6に示すように、前記保持プレート61のストッパ凸部61bが係入するストッパ凹溝2bが円周方向に沿って形成されている。このストッパ凹溝2bは、円周方向へ所定長さの円弧状に形成されて、この長さ範囲で回動したストッパ凸部61bの両端縁が周方向の対向縁2c、2dにそれぞれ当接することによって、タイミングスプロケット1に対するカムシャフト2の最大進角側あるいは最大遅角側の相対回転位置を規制するようになっている。
なお、前記ストッパ凸部61bは、前記保持プレート61の大径ボールベアリング43の外輪43aに軸方向外側から対向して固定する部位よりもカムシャフト2側に離間して配置されて、前記従動部材9の固定端部9aとは軸方向で非接触状態になっている。したがって、ストッパ凸部61bと固定端部9aとの干渉を十分抑制できる。
前記カムボルト10は、図1に示すように、頭部10aの端面が小径ボールベアリング37の内輪を軸方向から支持していると共に、軸部10bの外周に前記カムシャフト2の端部から内部軸方向に形成された雌ねじに螺着する雄ねじ10cが形成されている。
前記従動部材9は、鉄系金属によって一体に形成され、図1に示すように、後端側(カムシャフト2側)に形成された円板状の固定端部9aと、該固定端部9aの内周前端面から軸方向へ突出した円筒部9bと、前記固定端部9aの外周部に一体に形成されて、複数のローラ48を保持する円筒状の保持器36とから構成されている。
前記固定端部9aは、後端面が前記カムシャフト2のフランジ部2aの前端面に当接配置されて、前記カムボルト10の軸力によってフランジ部2aに軸方向から圧接固定されている。
前記円筒部9bは、図1に示すように、中央に前記カムボルト10の軸部10bが挿通される挿通孔9dが貫通形成されていると共に、外周側には軸受部材であるニードルベアリング38が設けられている。
前記保持器36は、図1に示すように、前記固定端部9aの外周部前端から前方へ断面ほぼL字形状に折曲されて、前記円筒部9bと同方向へ突出した有底円筒状に形成されている。
この保持器36の筒状先端部36aは、前記雌ねじ形成部6と前記延出部5dとの間に形成された円環凹状の収容空間44を介してモータハウジング5の隔壁5b方向へ延出している。また、前記筒状先端部36aの周方向のほぼ等間隔位置には、図1及び図2に示すように、前記複数のローラ48をそれぞれ転動自在に保持するほぼ長方形状の複数のローラ保持孔36bが周方向の等間隔位置に形成されている。このローラ保持孔36b(ローラ48)は、その全体の数が前記内歯構成部19の内歯19aの全体の歯数よりも少なくなっている。
前記位相変更機構4は、前記従動部材9の円筒部9bの前端側に配置された前記電動モータ12と、該電動モータ12の回転速度を減速してカムシャフト2に伝達する減速機構8と、から主として構成されている。
前記電動モータ12は、図1及び図2に示すように、ブラシ付きのDCモータであって、前記タイミングスプロケット1と一体に回転するヨークである前記モータハウジング5と、該モータハウジング5の内部に回転自在に設けられたモータ出力軸13と、モータハウジング5の内周面に固定されたステータである半円弧状の一対の永久磁石14,15と、前記封止プレート11に固定された固定子16と、を備えている。
前記モータ出力軸13は、段差円筒状に形成されてアーマチュアとして機能し、軸方向のほぼ中央位置に形成された段差部13cを介してカムシャフト2側の大径部13aと、その反対側の小径部13bと、から構成されている。前記大径部13aは、外周に鉄心ロータ17が固定されていると共に、後端側に減速機構8の一部を構成する偏心軸部39が一体に形成されている。
一方、前記小径部13bは、外周に円環部材20が圧入固定されていると共に、該円環部材20の外周面にコミュテータ21が軸方向から圧入固定されて前記段差部13cの外面によって軸方向の位置決めがなされている。前記円環部材20は、その外径が前記大径部13aの外径とほぼ同一に設定されていると共に、軸方向の長さが小径部13bよりも僅かに短く設定されている。
前記小径部13bの内周面には、モータ出力軸13や偏心軸部39内に供給されて前記各ベアリング37,38を潤滑するための潤滑油の外部への漏洩を抑制する栓体55が圧入固定されている。
前記鉄心ロータ17は、複数の磁極を持つ磁性材によって形成され、外周側がコイル18のコイル線を巻回させるスロットを有するボビンとして構成されている。
一方、前記コミュテータ21は、導電材によって円環状に形成されて、前記鉄心ロータ17の極数と同数に分割された各セグメントに前記コイル18の引き出されたコイル線の端末が電気的に接続されている。
前記永久磁石14,15は、全体が円筒状に形成されて円周方向に複数の磁極を有していると共に、その軸方向の位置が前記鉄心ロータ17の軸方向の中心に対して前記固定子16側にオフセット配置されている。これによって、前記永久磁石14,15の前端部が、径方向で前記コミュテータ21や固定子16の後述する切換用ブラシ25a、25bなどとオーバーラップするように配置されている。
前記固定子16は、図7に示すように、前記封止プレート11の内周側に一体的に設けられた円板状の樹脂プレート22と、該樹脂プレート22の内側に設けられた一対の樹脂ホルダー23a、23bと、該各樹脂ホルダー23a、23bの内部に径方向に沿って摺動自在に収容配置されて、コイルスプリング24a、24bのばね力で各先端面が前記コミュテータ21の外周面に径方向から弾接する切換用ブラシ(整流子)である一対の切換用ブラシ25a、25bと、前記樹脂ホルダー23a、23bの前端面に、各外端面を露出した状態で埋設固定された内外二重の円環状の給電用スリップリング26a、26bと、前記各切換用ブラシ25a、25bと各スリップリング26a、26bを電気的に接続するハーネス27a、27bと、から主として構成されている。
前記封止プレート11は、前記モータハウジング5の前端部内周に形成された凹状段差部にかしめによって位置決め固定されていると共に、中央位置には、モータ出力軸13の一端部などが挿通される軸挿通孔11aが貫通形成されている。
前記カバー本体3aには、合成樹脂材によって一体的にモールドされた保持体28が固定されている。この保持体28は、図1〜図4に示すように、側面視ほぼL字形状に形成され、前記カバー部材3の保持用孔3dに挿入されるほぼ有底円筒状のブラシ保持部28aと、該ブラシ保持部28aと反対側に有するコネクタ部28bと、前記ブラシ保持部28aの一側面に一体に突設されて、前記カバー本体3aにボルト固定される左右一対のボス部28c、28cと、内部に一部が埋設された一対の給電用端子片31、31と、から主として構成されている。
前記ブラシ保持部28aは、図1及び図3に示すように、ほぼ水平方向(軸方向)に延設されて、内部の上下位置(モータハウジング5の軸心に対して内外周側)に平行に形成された一対の角柱状の固定用孔28g、28g内に一対の角筒状のブラシ案内部29a、29bがそれぞれ圧入固定されている。この各ブラシ案内部29a、29bの内部に給電用ブラシ30a、30bが軸方向へそれぞれ摺動自在に案内されている。
なお、ブラシ保持部28aの内部には、図1に示すように、前記各固定用孔28g、28g間を仕切る仕切壁35が一体に設けられている。
前記各ブラシ案内部29a、29bは、前後端に開口部が形成されて、前端開口部から前記各給電用ブラシ30a、30bの先端部が進退自在に保持されていると共に、各後端開口部を介して後述するピグテールハーネス33,33の一端部33a、33aが前記各給電用ブラシ30a、30bの後端に半田付けによって接続されている。また、このブラシ案内部29a、29bは、前記後端開口部の孔縁から軸方向に沿った係入溝40、40がそれぞれ形成されている。この各係入溝40,40は、細長いスリット状に形成されて、各ブラシ案内部29a、29bの軸方向のほぼ半分の長さまで形成されている。
前記各給電用ブラシ30a、30bは、角柱状に形成されて所定の軸方向長さに設定されていると共に、各先端面30c、30dが前記各給電用スリップリング26a、26bに軸方向からそれぞれ当接するようになっている。
また、前記ブラシ保持部28の各固定用孔28g、28gの各側部、つまり図3に示す水平方向の各側部には、凹溝状のばね収容室41、41がそれぞれ形成されていると共に、該各ばね収容室41,41内に捩りコイルばね42、42が収容配置されている。
前記各ばね収容室41、41は、図3及び図4A,Bに示すように、前記各ブラシ案内部29a、29bの前記各係入溝40、40が形成された側壁に隣接して配置され、平面視ほぼ長方形状にそれぞれ形成されていると共に、前記各固定用孔28g、28gと横方向から連続する形で互いに並行に配置されている。
前記各捩りコイルばね42,42は、コイル状に巻回された中央部42a内を挿通した支持軸45、45によって前記ばね収容室41,41の内部に支持されており、前記各支持軸45は、予め各捩りコイルばね42の中央部42aに挿通された状態で、軸方向の両端部が前記ばね収容室41の対向内面間に形成されたU字形状溝41a、41bに該溝41a、41b底部の最大下降位置まで圧入することにより、各捩りコイルばね42が各ばね収容室41内に位置決めされながら収容保持されている。
また、各捩りコイルばね42は、直線状の一端部42bがばね収容室41の上端開口部からブラシ保持部28aの底壁28f上面に弾持されている一方、直線状端部である各他端部42cが前記各係入溝40に係入しつつ前記各給電用ブラシ30a、30bの後端面に弾接して、該各給電用ブラシ30a、30bを各スリップリング26a、26bの方向へ付勢するようになっている。この各他端部42cは、先端側がほぼL字形状に折曲形成されて、このL字形状の先端側で前記各給電用ブラシ30a、30bの軸方向後端面のほぼ中央を線接触状態で弾接するようになっている。
また、この各捩りコイルばね42は、図4Aに示すように、保持体28がカバー部材3に取り付けられる前のフリーな状態では、他端部42cの直線部が前記係入溝40の底縁40aに当接し、前記各給電ブラシ30アルミニウム、30bと微小隙間をもって離間している。したがって、前記各給電用ブラシ30a、30bは、ばね力を受けずに前記各ピグテールハーネス33によって支持されて、各ブラシ案内部29a、29bからの脱落が防止されるようになっている。
一方、図4Bに示すように、保持体28がカバー部材3に取り付けられて、各給電用ブラシ30a、30bの先端面30c、30dが、対応する各スリップリング26a、26bに当接してブラシ案内部29a、29b内に各捩りコイルばね42のばね力に抗して後退移動すると、各後端面に前記各他端部42cが弾接しつつばね力が漸次大きくなって各給電用ブラシ30a、30bをスリップリング26a、26b方向へ付勢するようになっている。
前記一対の給電用端子片31,31は、図3に示すように、上下方向に沿って平行かつほぼクランク状に形成されて、一方側(下端側)の各端子31a、31aが露出状態に配置され、他方側(上端側)の各端子31b、31bが前記コネクタ部28bの雌型嵌合溝28d内に突設されている。
前記一方側の各端子31a、31aは、それぞれが底壁28fの上面に当接配置されていると共に、一対のピグテールハーネス33、33の他端部33b、33bが半田付けによって接続されている。
前記各ピグテールハーネス33、33は、その長さは前述したように、前記給電用ブラシ30a、30bが前記各捩りコイルばね42、42の他端部42c、42cが前記各係入溝40の底縁40aに当接してばね力が作用しない状態(図4A)で、ブラシ案内部29a、29bから脱落しないような長さに設定されている。
前記ブラシ保持部28aの基部側外周に形成された円環状嵌着溝内には、図1に示すように、環状シール部材34が嵌着保持されており、前記ブラシ保持部28aが前記保持用孔3cに挿通された際に、前記シール部材34が前記円筒壁3bの先端面に弾接してブラシ保持部28a内をシールするようになっている。
前記コネクタ部28bは、上端部に図外の雄型端子が挿入される前述の嵌合溝28dに臨む前記他方側端子31b、31bが雄型端子を介して図外のコントロールユニットに電気的に接続されている。
前記一対のボス部28cは、図3に示すように、ほぼ三角形状に形成されて、ほぼ中央に円環状の金属ワッシャ53が埋設状態に結合されており、この金属ワッシャ53の中央に形成されたボルト挿通孔53aに挿通された図外の取付ボルトによって、前記カバー本体3aに前記保持体28が取り付けられるようになっている。
前記モータ出力軸13と偏心軸部39は、前記カムボルト10の軸部10b外周面に設けられた小径ボールベアリング37と、前記従動部材9の円筒部9bの外周面に設けられて小径ボールベアリング37の軸方向側部に配置された前記ニードルベアリング38とによって回転自在に支持されている。
前記ニードルベアリング38は、偏心軸部39の内周面に圧入された円筒状のリテーナ38aと、該リテーナ38aの内部に回転自在に保持された複数の転動体であるニードルローラ38bと、から構成されている。このニードルローラ38bは、前記従動部材9の円筒部9bの外周面を転動している。
前記小径ボールベアリング37は、内輪が前記従動部材9の円筒部9bの前端縁とカムボルト10の頭部10aとの間に挟持状態に固定されている一方、外輪が前記偏心軸部39の段差拡径状の内周面に圧入固定されていると共に、前記内周面に形成された段差縁に当接して軸方向の位置決めがなされている。
また、前記モータ出力軸13(偏心軸部39)の外周面と前記モータハウジング5の延出部5dの内周面との間には、減速機構8の内部から電動モータ12内への潤滑油のリークを阻止する小径なオイルシール46が設けられている。このオイルシール46は、電動モータ12と減速機構8とをシール機能をもって隔成するものである。
前記コントロールユニットは、図外のクランク角センサやエアーフローメータ、水温センサ、アクセル開度センサなど各種のセンサ類から情報信号に基づいて現在の機関運転状態を検出し、これに基づいて機関制御を行うと共に、前記コイル18に通電してモータ出力軸13の回転制御を行い、減速機構8を介してカムシャフト2のタイミングスプロケット1に対する相対回転位相を制御するようになっている。
前記減速機構8は、図1及び図5に示すように、偏心回転運動を行う前記偏心軸部39と、該偏心軸部39の外周に設けられた中径ボールベアリング47と、該中径ボールベアリング47の外周に設けられた前記ローラ48と、該ローラ48を転動方向に保持しつつ径方向の移動を許容する前記保持器36と、該保持器36と一体の前記従動部材9と、から主として構成されている。
前記偏心軸部39は、外周面に形成されたカム面39aの軸心Yがモータ出力軸13の軸心Xから径方向へ僅かに偏心している。
前記中径ボールベアリング47は、前記ニードルベアリング38の径方向位置で全体がほぼオーバーラップする状態に配置され、内輪47aと外輪47b及び両輪47a、47bとの間に介装されたボール47cとから構成されている。前記内輪47aは、前記偏心軸部39の外周面に圧入固定されているのに対して、前記外輪47bは、軸方向で固定されることなくフリーな状態になっている。つまり、この外輪47bは、軸方向の電動モータ12側の一端面がどの部位にも接触せず、また軸方向の他端面がこれに対向する保持器36の内側面との間に微小な第1隙間Cが形成されてフリーな状態になっている。また、この外輪47bの外周面には、前記各ローラ48の外周面が転動自在に当接していると共に、この外輪47bの外周側には、円環状の第2隙間C1が形成されて、この第2隙間C1によって中径ボールベアリング47全体が前記偏心軸部39の偏心回転に伴って径方向へ移動可能、つまり偏心動可能になっている。
前記各ローラ48は、鉄系金属によって形成され、前記中径ボールベアリング47の偏心動に伴って径方向へ移動しつつ前記内歯構成部19の内歯19aに嵌入すると共に、保持器36のローラ保持孔36bの両側縁によって周方向にガイドされつつ径方向に揺動運動させるようになっている。
前記減速機構8の内部には、潤滑油供給手段によって潤滑油が供給されるようになっている。この潤滑油供給手段は、前記シリンダヘッド01の軸受02の内部に形成されて、図外のメインオイルギャラリーから潤滑油が供給される油供給通路と、図1に示すように、前記カムシャフト2の内部軸方向に形成されて、前記油供給通路にグルーブ溝を介して連通した油供給孔51と、前記従動部材9の内部軸方向に貫通形成されて、一端が該油供給孔51に開口し、他端が前記ニードルベアリング38と中径ボールベアリング47の付近に開口した前記小径なオイル孔52と、同じく従動部材9に貫通形成された前記大径な3つの図外のオイル排出孔と、から構成されている。
この潤滑油供給手段によって、前記収容空間44内に潤滑油が供給されて滞留し、ここから中径ボールベアリング47や各ローラ48を潤滑すると共に、さらには偏心軸部39とモータ出力軸13の内部に流入してニードルベアリング38や小径ボールベアリング37などの可動部の潤滑に供されるようになっている。なお、前記収容空間44内に滞留した潤滑油は、前記小径オイルシール46によってモータハウジング5内へのリークが抑制されている。
以下、本実施形態の作動について説明すると、まず、機関のクランクシャフトの回転駆動に伴ってタイミングチェーン42を介してタイミングスプロケット1が回転して、その回転力が内歯構成部19と雌ねじ形成部6を介してモータハウジング5が同期回転する。一方、前記内歯構成部19の回転力が、各ローラ48から保持器36及び従動部材9を経由してカムシャフト2に伝達される。これによって、カムシャフト2のカムが吸気弁を開閉作動させる。
そして、機関始動後の所定の機関運転時には、前記コントロールユニットから各端子片31,31、各ピグテールハーネス33、33及び給電用ブラシ30a、30bや各スリップリング26a、26bなどを介して電動モータ12のコイル18に通電される。これによって、モータ出力軸13が回転駆動され、この回転力が減速機構8を介してカムシャフト2に減速された回転力が伝達される。
すなわち、前記モータ出力軸13の回転に伴い偏心軸部39が偏心回転すると、各ローラ48がモータ出力軸13の1回転毎に保持器36の各ローラ保持孔36bで径方向へガイドされながら前記内歯構成部19の一つの内歯19aを乗り越えて隣接する他の内歯19aに転動しながら移動し、これを順次繰り返しながら円周方向へ転接する。この各ローラ48の転接によって前記モータ出力軸13の回転が減速されつつ前記従動部材9に回転力が伝達される。このときの減速比は、前記ローラ48の個数などによって任意に設定することが可能である。
これにより、カムシャフト2がタイミングスプロケット1に対して正逆相対回転して相対回転位相が変換されて、吸気弁の開閉タイミングを進角側あるいは遅角側に変換制御するのである。
前記タイミングスプロケット1に対するカムシャフト2の正逆相対回転の最大位置規制(角度位置規制)は、前記ストッパ凸部61bの各側面が前記ストッパ凹溝2bの各対向面2c、2dのいずれか一方に当接することによって行われる。
したがって、吸気弁の開閉タイミングが進角側あるいは遅角側へ最大に変換されて、機関の燃費や出力の向上が図れる。
そして、本実施形態では、前記各給電用ブラシ30a、30bを各スリップリング26a、26b方向へ付勢する捩りコイルばね42、42を、前記各給電用ブラシ30a、30bに対して直列ではなく、各ばね収容室41,41を介して並列に設けたことから、ブラシ保持部28aの軸方向の長さ(幅方向の長さ)を可及的に短くすることが可能になる。
つまり、コイルばね42,42を、前記各給電用ブラシ30アルミニウム、30bと軸方向に重なるように設けた。これによって、バルブタイミング制御装置全体の軸方向長さを短くすることができるので小型化が図れる。この結果、バルブタイミング制御装置を搭載した内燃機関のエンジンルームへの収容スペースを小さくすることが可能になる。
特に、前記各捩りコイルばね42,42は、各ばね収容室41,41内に各支持軸45を介して内部収容されているので、ブラシ保持部28aの底面28fから突出することなく、ほぼ全体が収容された形になることから、前記幅方向の長さを可及的に短くすることが可能になる。
〔第2実施形態〕
図8〜図10は第2実施形態を示し、基本構成は第1実施形態と同じであるが、異なるところは各係入溝40の形成位置と、各捩りコイルばね42の他端部42cの形状を変更したものである。
すなわち、前記各係入溝40は、各ブラシ案内部29a、29bの長辺側の側壁のほぼ中央位置に軸方向に沿って形成されている。一方、前記各捩りコイルばね40の各他端部40cは、L字形状に折曲された先端部がさらに凸湾曲状に折曲形成されて、この凸湾曲部42dの先端側が各給電用ブラシ30a、30bの一端面に当接している。
他の構成は第1実施形態と同様であって、各捩りコイルばね42が各給電用ブラシ30a、30bと並列に設けられていることから、装置の軸方向の長さを短くできると共に、各捩りコイルばね40の他端部40cの先端側を凸湾曲部42dとしたことによって、各給電用ブラシ30a、30bの各一端面と点接触、あるいは線接触よりも点接触に近い状態で当接させることができることから、接触面圧が大きくなってより安定かつ確実に弾接させることができる。
〔第3実施形態〕
図11及び図12は第3実施形態を示し、前記各ピグテールハーネスを廃止して、各捩りコイルばね42、42を導電材によって形成すると共に、該各捩りコイルばね42、42の各一端部42b、42bを前記各端子片31,31の一方側端子31a、31aに当接させ、さらに、前記各一方側端子31a、31aと前記金属ワッシャ53、53との間にコンデンサ55、55を接続したものである。
具体的に説明すれば、図11に示すように、各ばね収容室41,41が、平面視ほぼL字形状に形成されていると共に、下側のばね収容室41が上側のばね収容室41に対してほぼ対角線上の対称位置に配置形成されている。
前記両端子片31,31は、一方側端子31a、31aがそれぞれL字形状に折曲形成されて二股状に分離した状態に配置されて、前記各ボス部28c、28cの金属ワッシャ53、53に接近するようになっている。
前記各捩りコイルばね42は、導電材として例えば銅を含有した合金鋼によって形成され、各中央部42aが支持軸45を介して各ばね収容室41内に収容保持され、各一端部42bが前記各一方側端子31a、31aの上面に弾接していると共に、各他端部42cが各給電用ブラシ30a、30bの一端面に弾接している。この捩りコイルばね42は、いわゆるインダクタとして機能するようになっている。
前記各コンデンサ55,55は、一方のリード線55a、55aが前記一方側端子31a、31aの上面に半田付けなどによって接続され、他方のリード線55b、55bが前記各金属ワッシャ53、53の外周面に同じく半田付けなどによって接続されている。なお、前記金属ワッシャ53、53は、導電性材料で形成されて、一端面が前記カバー部材3に導通してアースとして利用するようになっている。
また、前記各ブラシ案内部29a、29bは、図12A、Bに示すように、下端部が内方へ水平に折曲されたストッパ部29c、29cが形成されている。一方、前記各給電用ブラシ30a、30bは、各先端部が段差小径状に形成されて、この各段差部30e、30eが前記ストッパ部材29c、29cに係止することによって最大進出移動が規制されるようになっている。これは、前記ピグテールハーネスを廃止したことに伴って、図12Aに示す組み付け前のフリーな状態時における各給電用ブラシ30a、30bの脱落を防止するようになっている。
なお、この組み付け前のフリーな状態においては、前記捩りコイルばね42の他端部42cは、係入溝40の底縁40aに当接してそれ以上の変形が規制されて、各給電用ブラシ30a、30bの一端面に当接せず微小隙間をもって離間している。しかし、組み付け後は、12図Aに示すように、各給電用ブラシ30a、30bの先端面が各スリップリング26a、26bに当接して各捩りコイルばね42のばね力に抗して後退移動することから、前記各他端部42cが常時各給電用ブラシ30a、30bの先端面に弾接するようになっている。
他の構成は第1実施形態と同様であるから、該第1実施形態と同じ作用効果が得られると共に、特に本実施形態では、前記各給電用ブラシ30a、30bが各捩りコイルばね42を介して前記各コンデンサ55に電気的に接続されていることから、電動モータ12の駆動時に発生する電磁ノイズを効果的に低減させることができる。
すなわち、前記コントロールユニットから前記電動モータ12の電磁コイル18に通電して駆動させると、各切換用ブラシ25a、25bとコミュテータ21の回転切り換えによる電磁ノイズが発生し、また、異常な機関振動による加振などよって給電用ブラシ30a、30bとスリップリング26a、26bのセパレーションによる電磁ノイズが発生する。
そこで、本実施形態では、前記電気経路途中に各コンデンサ55を設けて電磁ノイズを低減するようにしたが、特に、前記2箇所で電磁ノイズが発生すると考えられことから、給電用ブラシ30a、30bよりも図外のコントロールユニット側に前記各コンデンサ55を設けた。つまり、電磁ノイズの発生源よりも離れた位置に前記コンデンサ55やインダクタを設置しても、途中の電気経路でノイズを放射してしまうため、設けた意味がなくなることから発生源の近くに設置したのである。
したがって、前記各電磁ノイズは、各給電用ブラシ30a、30bからインダクタとしての各捩りコイルばね42,42を介して一方側端子31a、31aに流れ、ここから各コンデンサ55,55を通って各金属ワッシャ53,53を介して前記カバー部材3に流れ、さらに内燃機関のグランドアース側へ流れる。これによって、前記電磁ノイズが効果的に低減できるのである。
しかも、前記電磁ノイズを低減化させるためには、一般に前記コンデンサとインダクタの2つの電子部品を設けなければならないが、そうすると部品点数が多くなって、コストの高騰が余儀なくされる。
そこで、本実施形態では、各捩りコイルばね42をインダクタとして利用したことから、部品点数の削減は図れると共に、コストを低減することができる。
本発明は、前記各実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば、各給電用ブラシ30a、30bを付勢する付勢部材としては、該各給電用ブラシと並行に設けられるものであれば、前記捩りコイルばね42以外に板ばねなどを用いることも可能である。
また、前記各支持軸45を、導電材料によって形成して、この各支持軸45をインダクタとして構成することも可能である。
本願請求項1に記載の発明は、クランクシャフトから回転力が伝達される駆動回転体と、該駆動回転体から回転力が伝達されるカムシャフトに固定された従動回転体と、ータハウジングが駆動回転体または従動回転体と共に回転するように設けられ、電流が供給されることによって前記駆動回転体と従動回転体を相対回転させる電動モータと、前記モータハウジングの前端部側に配置されたカバー部材に設けられ、筒状のブラシ保持部を有する保持体と、前記ブラシ保持部に設けられたブラシ案内部内に摺動自在に設けられ、前記電動モータに給電する給電用ブラシと、一端部が前記給電用ブラシの後端に接続され、他端部が給電用端子に接続されたピグテールハーネスと、前記モータハウジングに設けられ、前記給電用ブラシが摺接するスリップリングと、前記ブラシ案内部の側部に配置され、一端部が前記ブラシ案内部に軸方向に沿って形成された係入溝に係入して前記給電用ブラシを前記スリップリング方向へ付勢する捩りコイルばねと、を備え、
前記ピグテールハーネスの長さは、前記給電用ブラシを前記スリップリングに弾接させる前の自由状態において、前記捩りコイルばねの一端部が前記係入溝の底縁に係止されて、それ以上前記給電用ブラシを付勢しない状態で、前記給電用ブラシを前記ブラシ保持部内に保持する長さに形成されていることを特徴としている。
この発明によれば、保持体がカバー部材に取り付けられる前のフリーな状態では、捩りコイルばねの一端部が係入溝の底縁に当接して、給電用ブラシに対してそれ以上の付勢力を付与しない状態になる。この状態において、給電用ブラシは、後端部に接続されたピグテールハーネスによって支持されることになることから、給電用ブラシは、ブラシ案内部内から不用意に脱落することがない。
また、この各捩りコイルばね42は、図4Aに示すように、保持体28がカバー部材3に取り付けられる前のフリーな状態では、他端部42cの直線部が前記係入溝40の底縁40aに当接し、前記各給電ブラシ30、30bと微小隙間をもって離間している。したがって、前記各給電用ブラシ30a、30bは、ばね力を受けずに前記各ピグテールハーネス33によって支持されて、各ブラシ案内部29a、29bからの脱落が防止されるようになっている。
つまり、コイルばね42,42を、前記各給電用ブラシ30、30bと軸方向に重なるように設けた。これによって、バルブタイミング制御装置全体の軸方向長さを短くすることができるので小型化が図れる。この結果、バルブタイミング制御装置を搭載した内燃機関のエンジンルームへの収容スペースを小さくすることが可能になる。

Claims (17)

  1. クランクシャフトから回転力が伝達される駆動回転体と、
    該駆動回転体から回転力が伝達されるカムシャフトに固定された従動回転体と、
    前記モータハウジングが駆動回転体または従動回転体と共に回転するように設けられ、電流が供給されることによって前記駆動回転体と従動回転体を相対回転させる電動モータと、
    該電動モータの外側に設けられて、該電動モータに給電する給電用ブラシと、
    前記回転部材と固定部材の他方側に設けられて、前記給電用ブラシが摺接するスリップリングと、を備え、
    前記給電用ブラシの側部に、該給電用ブラシを前記スリップリング方向へ付勢する捩りコイルばねを、前記給電用ブラシと並列に配置したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記捩りコイルばねは、導電性材料によって形成されていると共に、直線状に延びた端部が前記給電用ブラシの軸方向一端面に常時に弾接して該給電用ブラシに給電し、
    前記捩りコイルばねにコンデンサが電気的に接続されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  3. 請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記捩りコイルばねは、前記直線状端部の先端側が湾曲状に折曲形成されていると共に、該先端側の凸状湾曲部が前記給電用ブラシの前記一端面に点接触で弾接していることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  4. 請求項3に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記給電用ブラシは、保持体に設けられたブラシ保持部のブラシ案内部内に前記スリップリング方向へ移動可能に保持されていると共に、前記ブラシ案内部の一端縁に、前記捩りコイルばねの直線状端部が軸方向から係入する係入溝が形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  5. 請求項4に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記係入溝は、前記保持部の軸方向に沿ってスリット状に形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  6. 請求項5に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記給電用ブラシと保持部は、断面ほぼ四角形状に形成され、前記保持体の対向する両側壁に前記係入溝が形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  7. 請求項5に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記給電用ブラシと保持部は、断面ほぼ長方形状に形成され、前記保持部の各長辺部の対向する両側壁に前記係入溝が形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  8. 請求項4に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記給電用ブラシを前記スリップリングに弾接させる前の自由状態では、前記捩りコイルばねの直線状端部が前記係入溝の底縁に係止されて、それ以上前記給電用ブラシを付勢しないように形成したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  9. 請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記捩りコイルばねは、コルソン合金とベリリウム銅のいずれかの導電性合金材を含んでいることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  10. 請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記給電用ブラシは、正極側と負極側の2つを有し、前記捩りコイルばねは、前記ばね収容室を介して前記給電用ブラシに対して平行にまたは対角線上の対称位置に配設されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  11. 請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記電動モータは、前記モータハウジングの内周にステータとしての永久磁石が設けられ、前記駆動回転体と共に回転するように設けられており、前記電動モータのロータが前記永久磁石に対して回転する回転力を、減速機構を介して前記従動回転体に伝達することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  12. 請求項11に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記電動モータは、前記ロータにコイルが巻回されたDCモータであることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  13. 請求項12に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記保持体は、内燃機関のシリンダヘッドに固定されたカバー部材に取り付けられていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  14. 請求項13に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記カバー部材は、アルミニウム合金材によって形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  15. 請求項14に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記保持体と該保持体に一体に設けられたコネクタ部を、合成樹脂材によって形成したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  16. クランクシャフトから回転力が伝達される駆動回転体と、
    該駆動回転体から回転力が伝達されるカムシャフトに固定された従動回転体と、
    前記モータハウジングが駆動回転体または従動回転体と共に回転するように設けられ、電流が供給されることによって前記駆動回転体と従動回転体を相対回転させる電動モータと、
    該電動モータの外側に設けられて、該電動モータに給電する給電用ブラシと、
    前記回転部材と固定部材の他方側に設けられて、前記給電用ブラシが摺接するスリップリングと、を備え、
    前記給電用ブラシと、該給電用ブラシを前記スリップリング方向へ付勢する捩りコイルばねを、軸方向に少なくとも一部が重なるように配置したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  17. 請求項16に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記捩りコイルばねは、導電性材料によって形成されていると共に、直線状に延びた端部が前記給電用ブラシの軸方向一端面に常時に弾接して該給電用ブラシに給電し、
    前記捩りコイルばねにコンデンサが電気的に接続されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
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