JPWO2015045229A1 - レンズ鏡筒 - Google Patents
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Abstract
撮像装置は、複数のレンズを含む撮像光学系と、フォーカシング操作部と、マクロ撮影操作部と、第1・第2の規制部と、第3・第4の規制部と、を備える。フォーカシング操作部は、回転操作によって撮像光学系によって形成される焦点位置を変化させ、通常撮影領域の至近距離位置を超えてマクロ撮影領域まで距離設定可能とする。マクロ撮影操作部は、回転操作によってレンズを移動させることで、通常撮影状態とマクロ撮影状態とを切り替える。マクロ撮影操作部の回転操作に連動して、フォーカシング操作部の回転可能範囲が、第1・第2の規制部によって規制される第1の範囲から、第3・第4の規制部によって規制され第1の範囲とは少なくとも一部がずれている第2の範囲に切り替えられる。
Description
本開示は、レンズ鏡筒に関する。
特許文献1は、ズームリングに設けられるロック部材でフォーカスリングの移動許容範囲を調整するレンズ鏡筒を開示する。
本開示は、ノーマル撮影とマクロ撮影の切り替えが可能なレンズ鏡筒であって、フォーカスリングのメモリ表示を可能にし、フォーカスリングの移動許容範囲をメカ端により調整可能なレンズ鏡筒を提供する。
本開示に係るレンズ鏡筒は、複数のレンズを含む撮像光学系と、フォーカシング操作部と、マクロ撮影操作部と、第1・第2の規制部と、第3・第4の規制部と、を備えている。フォーカシング操作部は、回転操作によって撮像光学系の焦点位置を変化させ、通常撮影領域の至近距離位置を超えてマクロ撮影領域まで距離設定可能とする。マクロ撮影操作部は、回転操作によって複数のレンズのうち少なくとも一部のレンズを移動させることで、通常撮影領域での撮影を行う通常撮影状態と、マクロ撮影領域での撮影を行うマクロ撮影状態とを切り替える。第1の規制部は、フォーカシング操作部の通常撮影領域内における至近距離側の回転限界位置を規制する。第2の規制部は、フォーカシング操作部の通常撮影領域内における遠距離側の回転限界位置を規制する。第3の規制部は、フォーカシング操作部のマクロ撮影領域内における至近距離側の回転限界位置を規制する。第4の規制部は、フォーカシング操作部のマクロ撮影領域内における遠距離側の回転限界位置を規制する。通常撮影状態からマクロ撮影状態へと移行させるマクロ撮影操作部の回転操作に連動して、フォーカシング操作部の回転可能範囲が、第1・第2の規制部によって規制される第1の範囲から、第3・第4の規制部によって規制され第1の範囲とは少なくとも一部がずれている第2の範囲に切り替えられる。
本開示に係るレンズ鏡筒は、複数のレンズを含む撮像光学系と、フォーカシング操作部と、マクロ撮影操作部と、第1・第2の規制部と、第3・第4の規制部と、を備えている。フォーカシング操作部は、回転操作によって撮像光学系の焦点位置を変化させ、通常撮影領域の至近距離位置を超えてマクロ撮影領域まで距離設定可能とする。マクロ撮影操作部は、回転操作によって複数のレンズのうち少なくとも一部のレンズを移動させることで、通常撮影領域での撮影を行う通常撮影状態と、マクロ撮影領域での撮影を行うマクロ撮影状態とを切り替える。第1の規制部は、フォーカシング操作部の通常撮影領域内における至近距離側の回転限界位置を規制する。第2の規制部は、フォーカシング操作部の通常撮影領域内における遠距離側の回転限界位置を規制する。第3の規制部は、フォーカシング操作部のマクロ撮影領域内における至近距離側の回転限界位置を規制する。第4の規制部は、フォーカシング操作部のマクロ撮影領域内における遠距離側の回転限界位置を規制する。通常撮影状態からマクロ撮影状態へと移行させるマクロ撮影操作部の回転操作に連動して、フォーカシング操作部の回転可能範囲が、第1・第2の規制部によって規制される第1の範囲から、第3・第4の規制部によって規制され第1の範囲とは少なくとも一部がずれている第2の範囲に切り替えられる。
(発明の効果)
本開示におけるレンズ鏡筒は、ノーマル撮影とマクロ撮影の切り替えが可能であり、かつ、フォーカスリングのメモリ表示を可能にし、フォーカスリングの移動許容範囲をメカ端により調整可能である。
本開示におけるレンズ鏡筒は、ノーマル撮影とマクロ撮影の切り替えが可能であり、かつ、フォーカスリングのメモリ表示を可能にし、フォーカスリングの移動許容範囲をメカ端により調整可能である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、図1〜図6(d)を用いて、実施の形態1を説明する。
[1−1.デジタルカメラの全体構成(図1〜図3参照)]
図1は、本実施形態の撮像装置100を示す概略斜視図である。図2は、レンズ鏡筒120のノーマルモード(通常撮影状態)時を示す断面図である。図3は、レンズ鏡筒120のマクロモード(マクロ撮影状態)時を示す断面図である。
以下、図1〜図6(d)を用いて、実施の形態1を説明する。
[1−1.デジタルカメラの全体構成(図1〜図3参照)]
図1は、本実施形態の撮像装置100を示す概略斜視図である。図2は、レンズ鏡筒120のノーマルモード(通常撮影状態)時を示す断面図である。図3は、レンズ鏡筒120のマクロモード(マクロ撮影状態)時を示す断面図である。
撮像装置100は、カメラ本体101と、カメラ本体101に装着されるレンズ鏡筒120と、を有する。なお、レンズ鏡筒120は、撮像装置100に一体で設けられてもよいし、着脱可能に設けられてもよい。
レンズ鏡筒120は、第1レンズ群L1と、フォーカスレンズ群L2と、第3レンズ群L3と、第4レンズ群L4と、絞りリング121と、フォーカスリング(フォーカシング操作部)122と、マクロリング(マクロ撮影操作部)123と、固定枠130と、直進枠140と、ベース枠150と、3群保持枠160と、フォーカスレンズ枠170と、ガイド軸171と、第1化粧リング180と、第2化粧リング190と、を備える。
レンズ鏡筒120は、第1レンズ群L1と、フォーカスレンズ群L2と、第3レンズ群L3と、第4レンズ群L4と、絞りリング121と、フォーカスリング(フォーカシング操作部)122と、マクロリング(マクロ撮影操作部)123と、固定枠130と、直進枠140と、ベース枠150と、3群保持枠160と、フォーカスレンズ枠170と、ガイド軸171と、第1化粧リング180と、第2化粧リング190と、を備える。
レンズ鏡筒120は、ベース枠150に対して各部材が取り付けられて構成されている。
ベース枠150は、カメラ本体101との装着側の端部において、第4レンズ群L4を保持する。ベース枠150は、被写体側の端部に、固定枠130がビス留めされる。
ここで、円筒状の固定枠130の内周側に設けられる各部材の説明を行う。
ベース枠150は、カメラ本体101との装着側の端部において、第4レンズ群L4を保持する。ベース枠150は、被写体側の端部に、固定枠130がビス留めされる。
ここで、円筒状の固定枠130の内周側に設けられる各部材の説明を行う。
固定枠130の内周側には、直進枠140が光軸X方向に移動可能な状態で取り付けられる。
直進枠140は、円筒状の部材であって、外周側に突出した突起141を有する。突起141は、マクロリング123に係合されている。マクロリング123の回転により、直進枠140が光軸X方向において前後に移動する。これらの機構の詳細な説明は後述する。
直進枠140は、円筒状の部材であって、外周側に突出した突起141を有する。突起141は、マクロリング123に係合されている。マクロリング123の回転により、直進枠140が光軸X方向において前後に移動する。これらの機構の詳細な説明は後述する。
直進枠140は、図1および図2に示すように、被写体側の端部に第1レンズ群L1を保持している。また、直進枠140の内周面側には、3群保持枠160が固定されている。
3群保持枠160は、第3レンズ群L3を保持している。
直進枠140の内周面側には、光軸Xに平行に配置されたガイド軸171が設けられている。直進枠140の内周面側に設けられたガイド軸171には、フォーカスレンズ枠170が光軸X方向において移動可能な状態で取り付けられている。
3群保持枠160は、第3レンズ群L3を保持している。
直進枠140の内周面側には、光軸Xに平行に配置されたガイド軸171が設けられている。直進枠140の内周面側に設けられたガイド軸171には、フォーカスレンズ枠170が光軸X方向において移動可能な状態で取り付けられている。
フォーカスレンズ枠170は、フォーカスレンズ群L2を保持している。フォーカスレンズ枠170は、直進枠140に光軸Xと平行に保持されたガイド軸171と嵌合し、動力源(図示せず)によって光軸X方向において駆動される。
次に、固定枠130の外周側に設けられる各部材の説明を行う。
固定枠130の外周側には、それぞれ円環状の部材であって光軸Xを中心に回転操作される、絞りリング121と、フォーカスリング122と、マクロリング123と、第1化粧リング180と、第2化粧リング190と、が設けられている。
次に、固定枠130の外周側に設けられる各部材の説明を行う。
固定枠130の外周側には、それぞれ円環状の部材であって光軸Xを中心に回転操作される、絞りリング121と、フォーカスリング122と、マクロリング123と、第1化粧リング180と、第2化粧リング190と、が設けられている。
絞りリング121、フォーカスリング122、およびマクロリング123は、ユーザの操作により、固定枠130に対して、光軸Xを中心とする円周方向において回転する。
なお、絞りリング121、フォーカスリング122、およびマクロリング123は、各々回転可能範囲が制限されている。これらの部材の回転可能範囲については、後述する。
なお、絞りリング121、フォーカスリング122、およびマクロリング123は、各々回転可能範囲が制限されている。これらの部材の回転可能範囲については、後述する。
[1−2.詳細説明と動作(図2〜図6(d)参照)]
以上のように構成された撮像装置100について、その動作について以下で説明する。
撮像装置100は、ノーマルモードとマクロモードとの切り替え時において、撮影可能な被写体距離範囲を変化させるように構成されている(例:マクロモードは0.15m〜0.35m、ノーマルモードは0.3m〜∞)。
そのため撮像装置100は、ノーマルモードとマクロモードの切り替えに応じて、フォーカスリング122の可動範囲(回転可能範囲)を調整する。このため、フォーカスリング122の可動範囲が変更されるので、撮影可能な被写体距離に合うレンズ鏡筒120に記された被写体距離目盛の範囲で、フォーカスリング122が移動可能となる。
以上のように構成された撮像装置100について、その動作について以下で説明する。
撮像装置100は、ノーマルモードとマクロモードとの切り替え時において、撮影可能な被写体距離範囲を変化させるように構成されている(例:マクロモードは0.15m〜0.35m、ノーマルモードは0.3m〜∞)。
そのため撮像装置100は、ノーマルモードとマクロモードの切り替えに応じて、フォーカスリング122の可動範囲(回転可能範囲)を調整する。このため、フォーカスリング122の可動範囲が変更されるので、撮影可能な被写体距離に合うレンズ鏡筒120に記された被写体距離目盛の範囲で、フォーカスリング122が移動可能となる。
以下、その機構の詳細を説明する。
[1−2−1.詳細構成]
図6(a)から図6(d)は、固定枠130とフォーカスリング122、マクロリング123、第2化粧リング190の構成及び関係を説明するための図である。
具体的には、図6(a)は、メリディオナル面(Meridional Surface)での断面の拡大図である。なお、メリディオナル面とは、レンズの軸外物点と光軸とを含む面を意味している。
[1−2−1.詳細構成]
図6(a)から図6(d)は、固定枠130とフォーカスリング122、マクロリング123、第2化粧リング190の構成及び関係を説明するための図である。
具体的には、図6(a)は、メリディオナル面(Meridional Surface)での断面の拡大図である。なお、メリディオナル面とは、レンズの軸外物点と光軸とを含む面を意味している。
図6(b)は、固定枠130の展開図を外周側から見た図である。
図6(c)は、マクロリング123の展開図を外周側から見た図である。なお、内周側に配置された構成については、破線で示している。
図6(d)は、図6(c)におけるX―X断面の形状を示す図である。
フォーカスリング122は、円環状の部材であって、図4(a)等に示すように、外装面に被写体距離を示す指標「0.15 0.25 0.3 0.35 0.5 1 2 5 ∞」が印刷されている。フォーカスリング122は、図6(a)に示すように、ラジアル方向内側へ突出するフォーカスリングラジアル凸部122a(以下、凸部122aと示す。)と、マクロリング123に向かって第2化粧リング190の内周側において光軸方向に突出するフォーカスリング光軸凸部122b(以下、凸部122bと示す。)と、を有している。
図6(c)は、マクロリング123の展開図を外周側から見た図である。なお、内周側に配置された構成については、破線で示している。
図6(d)は、図6(c)におけるX―X断面の形状を示す図である。
フォーカスリング122は、円環状の部材であって、図4(a)等に示すように、外装面に被写体距離を示す指標「0.15 0.25 0.3 0.35 0.5 1 2 5 ∞」が印刷されている。フォーカスリング122は、図6(a)に示すように、ラジアル方向内側へ突出するフォーカスリングラジアル凸部122a(以下、凸部122aと示す。)と、マクロリング123に向かって第2化粧リング190の内周側において光軸方向に突出するフォーカスリング光軸凸部122b(以下、凸部122bと示す。)と、を有している。
マクロリング123の外装面には、図4(a)等に示すように、ノーマルモードを示す指標「0.3m〜∞」と、マクロモードを示す指標「0.15m〜0.35m」が印刷されている。マクロリング123は、図6(a)に示すように、ラジアル方向内側へ突出するマクロリングラジアル凸部123a(以下、凸部123aと示す。)を有している。
凸部123aは、マクロリング回転規制部(図示せず)により、ノーマルモードとマクロモードとの切替時における回転を規制する。
凸部123aは、マクロリング回転規制部(図示せず)により、ノーマルモードとマクロモードとの切替時における回転を規制する。
また、マクロリング123は、図6(d)に示すように、内周側に1段低い形状で構成され、被写体側に突出する規制部が形成される。
なお、本実施の形態では、フォーカスリング122の回転を規制する手段としては、図4(a)および図4(b)、図5(a)および図5(b)に示すように、遠距離端部(第2・第4の規制部)123b、ノーマル近距離端部123c(以下、近距離端部123cと示す。)、近距離端部(第3の規制部)131a(図6(b))が用いられる。
なお、本実施の形態では、フォーカスリング122の回転を規制する手段としては、図4(a)および図4(b)、図5(a)および図5(b)に示すように、遠距離端部(第2・第4の規制部)123b、ノーマル近距離端部123c(以下、近距離端部123cと示す。)、近距離端部(第3の規制部)131a(図6(b))が用いられる。
さらに、マクロリング123の内周面には、カム溝123dが設けられている。
カム溝123dは、周方向において斜めに形成されている。カム溝123dには、図6(c)に示すように、直進枠140(図2参照)の突起141が係合される。
これにより、マクロリング123を回転させると、直進枠140の突起141が、周方向に対して斜めに形成されたカム溝123dに係合した状態で一方の端部から反対側の端部へと移動する。よって、直進枠140は、図3に示すように、光軸X方向における被写体側へと押し出される。
カム溝123dは、周方向において斜めに形成されている。カム溝123dには、図6(c)に示すように、直進枠140(図2参照)の突起141が係合される。
これにより、マクロリング123を回転させると、直進枠140の突起141が、周方向に対して斜めに形成されたカム溝123dに係合した状態で一方の端部から反対側の端部へと移動する。よって、直進枠140は、図3に示すように、光軸X方向における被写体側へと押し出される。
この結果、第4レンズ群L4に対する第1〜第3レンズ群L1〜L3の距離を変更して、撮影モード(ノーマルモードおよびマクロモード)を切り替えることができる。
このとき、マクロリング123の回転によって、図6(b)に示すように、突起141は、固定枠130の一部を貫通するように形成された直進孔133内も移動する。
つまり、直進枠140の突起141は、固定枠130の直進孔133に挿入された状態で、その先端部分がマクロリング123のカム溝123dに係合している。
このとき、マクロリング123の回転によって、図6(b)に示すように、突起141は、固定枠130の一部を貫通するように形成された直進孔133内も移動する。
つまり、直進枠140の突起141は、固定枠130の直進孔133に挿入された状態で、その先端部分がマクロリング123のカム溝123dに係合している。
ここで、直進孔133は、図6(b)に示すように、光軸X方向に平行に形成されているため、直進枠140の光軸X方向における移動を規制することはない。
なお、遠距離端部123b、近距離端部123cの外周側には、図6(d)に示すように、第2化粧リング190が設けられる。
固定枠130は、図6(b)に示すように、フォーカスリング可動規制溝131(以下、規制溝131と示す。)と、マクロリング可動規制溝132(以下、規制溝132と示す。)と、直進孔133と、が設けられている。
なお、遠距離端部123b、近距離端部123cの外周側には、図6(d)に示すように、第2化粧リング190が設けられる。
固定枠130は、図6(b)に示すように、フォーカスリング可動規制溝131(以下、規制溝131と示す。)と、マクロリング可動規制溝132(以下、規制溝132と示す。)と、直進孔133と、が設けられている。
規制溝131は、図6(a)に示すように、固定枠130の外周面側に設けられている。規制溝131は、図6(b)に示すように、長手方向における端部に、マクロ近距離端部131a(以下、近距離端部131aと示す。)を有している。規制溝131には、凸部122aが周方向に沿って移動可能な状態で係合する。
規制溝132は、図6(a)に示すように、固定枠130の外周面側における規制溝131よりもカメラ本体101側に設けられている。規制溝132は、長手方向における両端部に、ノーマル端部132aと、マクロ端部132bと、を有している。規制溝132には、凸部123aが移動可能な状態で係合する。
規制溝132は、図6(a)に示すように、固定枠130の外周面側における規制溝131よりもカメラ本体101側に設けられている。規制溝132は、長手方向における両端部に、ノーマル端部132aと、マクロ端部132bと、を有している。規制溝132には、凸部123aが移動可能な状態で係合する。
[1−2−2.ノーマルモードとマクロモードの切り替え動作]
ユーザは、マクロリング123を操作することで、ノーマルモードとマクロモードを切り替え可能である。
(ノーマルモード時)
具体的には、ユーザが、マクロリング123をノーマルモード側に移動すると、以下のように各部が配置される。
ユーザは、マクロリング123を操作することで、ノーマルモードとマクロモードを切り替え可能である。
(ノーマルモード時)
具体的には、ユーザが、マクロリング123をノーマルモード側に移動すると、以下のように各部が配置される。
マクロリング123は、ベース枠150に示された設定を示す指標に対して、指標「0.3m∞」が一致する位置に移動される。
このとき、マクロリング123の凸部123aは、ノーマル端部132aと接触することで、ノーマルモードのメカ端を実現する。マクロリング123は、図6(c)に示すように、カム溝123dにおいて突起141と係合する。
このとき、マクロリング123の凸部123aは、ノーマル端部132aと接触することで、ノーマルモードのメカ端を実現する。マクロリング123は、図6(c)に示すように、カム溝123dにおいて突起141と係合する。
なお、上記ノーマルモードのメカ端とは、マクロリング123の回転可能範囲の両端のうち、ノーマルモード側の端部であって、マクロリング123の回転を規制する端部を意味している。
ノーマルモードでは、直進枠140は、図2に示すように、固定枠130の内周側において、カメラ本体101との装着側に移動された状態で保持される。さらに、マクロリング123の遠距離端部123bと近距離端部123cとは、図4(a)および図4(b)に示す位置にそれぞれ配置される。
ノーマルモードでは、直進枠140は、図2に示すように、固定枠130の内周側において、カメラ本体101との装着側に移動された状態で保持される。さらに、マクロリング123の遠距離端部123bと近距離端部123cとは、図4(a)および図4(b)に示す位置にそれぞれ配置される。
(マクロモード時)
一方、ユーザが、マクロリング123をマクロモード側に移動すると、以下のように各部が配置される。
マクロリング123は、ベース枠150に示された設定を示す指標に対して、指標「0.15m0.35m」が一致する位置に移動される。
一方、ユーザが、マクロリング123をマクロモード側に移動すると、以下のように各部が配置される。
マクロリング123は、ベース枠150に示された設定を示す指標に対して、指標「0.15m0.35m」が一致する位置に移動される。
このとき、マクロリング123の凸部123aは、マクロ端部132bと接触することで、マクロモードのメカ端を実現する。マクロリング123は、図6(c)に示すように、カム溝123dにおいて、突起141と係合する。
なお、上記マクロモードのメカ端とは、マクロリング123の回転可能範囲の両端のうち、マクロモード側の端部であって、マクロリング123の回転を規制する端部を意味している。
なお、上記マクロモードのメカ端とは、マクロリング123の回転可能範囲の両端のうち、マクロモード側の端部であって、マクロリング123の回転を規制する端部を意味している。
マクロモードでは、直進枠140は、図3に示すように、固定枠130の内周側において、被写体側に移動された状態(直進枠140の一部が被写体側に突出した状態)で保持される。さらに、マクロリング123の遠距離端部123bと近距離端部123cとは、図5(a)および図5(b)に示す位置に配置される。
[1−2−3.フォーカスリングの可動範囲(回転可能範囲)の調整]
(ノーマルモード時)
上述したように、ノーマルモード時は、フォーカスリング122の回転可能範囲を規制する遠距離端部123bと近距離端部123cとは、図4(a)および図4(b)に示す位置に配置される。
(ノーマルモード時)
上述したように、ノーマルモード時は、フォーカスリング122の回転可能範囲を規制する遠距離端部123bと近距離端部123cとは、図4(a)および図4(b)に示す位置に配置される。
よって、フォーカスリング122の円周方向における可動領域(回転可能範囲)は、フォーカスリング122の凸部122bが、マクロリング123の遠距離端部123bと接触する位置(図4(a)の状態)から、マクロリング123の近距離端部123cと接触する位置(図4(b)の状態)の間の範囲となる。
つまり、ノーマルモードにおいては、フォーカスリング122に形成された2つの凸部122a,122bのうち、図4(a)および図4(b)に示すように、光軸Xに沿って突出した凸部122bが、マクロリング123の遠距離端部123b、近距離端部123cと当接することで、フォーカスリング122の回転可能範囲を規制する。
つまり、ノーマルモードにおいては、フォーカスリング122に形成された2つの凸部122a,122bのうち、図4(a)および図4(b)に示すように、光軸Xに沿って突出した凸部122bが、マクロリング123の遠距離端部123b、近距離端部123cと当接することで、フォーカスリング122の回転可能範囲を規制する。
なお、ノーマルモードの指標の範囲は「0.3m〜∞」となる。
(マクロモード時)
一方、マクロモード時は、フォーカスリング122の回転可能範囲を規制する遠距離端部123bと近距離端部123cとは、図5(a)および図5(b)に示す位置に配置される。
(マクロモード時)
一方、マクロモード時は、フォーカスリング122の回転可能範囲を規制する遠距離端部123bと近距離端部123cとは、図5(a)および図5(b)に示す位置に配置される。
よって、フォーカスリング122の円周方向における可動領域(回転可能範囲)は、フォーカスリング122の凸部122bが、マクロリング123の遠距離端部123bと接触する位置(図5(a)の状態)から、固定枠130に形成された規制溝131の近距離端部131aと接触する位置(図5bの状態)の間の範囲となる。
つまり、マクロモードにおける遠距離側においては、図5(a)に示すように、フォーカスリング122に形成された2つの凸部122a,122bのうち、ノーマルモードと同様に、光軸Xに沿って突出した凸部122bが、マクロリング123の遠距離端部123bと当接する。
つまり、マクロモードにおける遠距離側においては、図5(a)に示すように、フォーカスリング122に形成された2つの凸部122a,122bのうち、ノーマルモードと同様に、光軸Xに沿って突出した凸部122bが、マクロリング123の遠距離端部123bと当接する。
一方、マクロモードにおける近距離側においては、図5(b)に示すように、モード切替を行うマクロリング123の回転により、遠距離端部123bと近距離端部123cとの位置が周方向において移動している。
このため、光軸Xに沿って突出した凸部122bが近距離端部123cと当接するよりも先に、ラジアル方向に突出した凸部122aが、固定枠130に形成された規制溝131の近距離端部131aと当接する。
このため、光軸Xに沿って突出した凸部122bが近距離端部123cと当接するよりも先に、ラジアル方向に突出した凸部122aが、固定枠130に形成された規制溝131の近距離端部131aと当接する。
これにより、マクロモードにおいては、ノーマルモードとは異なる端部を用いて、フォーカスリング122の回転可能範囲を規制することができる。
なお、マクロモードの指標の範囲は「0.15m〜0.35m」となる。
つまり、本実施の形態のレンズ鏡筒120では、ノーマルモードの近距離端部に対応する指標値(0.3m)とマクロモードの遠距離端部に対応する指標値(0.35m)とが若干異なっている。このため、ノーマルモードとは異なる部材によって構成される端部(近距離端部131a)を用いて、フォーカスリング122の回転可能範囲を規制している。
なお、マクロモードの指標の範囲は「0.15m〜0.35m」となる。
つまり、本実施の形態のレンズ鏡筒120では、ノーマルモードの近距離端部に対応する指標値(0.3m)とマクロモードの遠距離端部に対応する指標値(0.35m)とが若干異なっている。このため、ノーマルモードとは異なる部材によって構成される端部(近距離端部131a)を用いて、フォーカスリング122の回転可能範囲を規制している。
[1−3.効果等]
以上のように、本実施の形態のレンズ鏡筒120では、マクロリング123の操作により、ノーマルモードとマクロモードとが切り替えられた場合には、この操作に連動して、フォーカスリング122の回転可能範囲を周方向において移動させる。
これにより、各モードに応じた撮影可能な被写体距離範囲のみが指標環に示される。そのため、モード切り替えを備えたレンズ鏡筒120であっても、指標環による被写体距離表示が可能になる。
以上のように、本実施の形態のレンズ鏡筒120では、マクロリング123の操作により、ノーマルモードとマクロモードとが切り替えられた場合には、この操作に連動して、フォーカスリング122の回転可能範囲を周方向において移動させる。
これにより、各モードに応じた撮影可能な被写体距離範囲のみが指標環に示される。そのため、モード切り替えを備えたレンズ鏡筒120であっても、指標環による被写体距離表示が可能になる。
なお、本実施の形態では、ノーマルモードとマクロモードとで、近距離端部を異なる部材を用いて規定した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、ノーマルモードとマクロモードとで、共通の端部を用いて、各モードにおけるフォーカスリング122の回転可能範囲を規定してもよい。
この場合でも、モード切替時には、マクロリング123が回転することに伴って、フォーカスリング122の一部と接触する遠近距離端部が円周方向において移動することから、各モードにおいて異なる回転可能範囲を設定することができる。
例えば、ノーマルモードとマクロモードとで、共通の端部を用いて、各モードにおけるフォーカスリング122の回転可能範囲を規定してもよい。
この場合でも、モード切替時には、マクロリング123が回転することに伴って、フォーカスリング122の一部と接触する遠近距離端部が円周方向において移動することから、各モードにおいて異なる回転可能範囲を設定することができる。
(その他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1〜3を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1〜3で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1〜3を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1〜3で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、撮像装置に用いられるレンズ鏡筒に適用可能である。具体的には、デジタルスチルカメラ、一眼レフカメラ、ミラーレスカメラなどに本開示は適用可能である。
100 撮像装置
101 カメラ本体
120 レンズ鏡筒
121 絞りリング
122 フォーカスリング(フォーカシング操作部)
122a フォーカスリングラジアル凸部
122b フォーカスリング光軸凸部
123 マクロリング(マクロ撮影操作部)
123a マクロリングラジアル凸部
123b 遠距離端部(第2・第4の規制部)
123c ノーマル近距離端部(第1の規制部)
123d カム溝
130 固定枠
131 フォーカスリング可動規制溝
131a マクロ近距離端部(第3の規制部)
132 マクロリング可動規制溝
132a ノーマル端部
132b マクロ端部
133 直進孔
140 直進枠
141 突起
150 ベース枠
160 3群保持枠
170 フォーカスレンズ枠
171 ガイド軸
180 第1化粧リング
190 第2化粧リング
L1 第1レンズ群(撮像光学系)
L2 フォーカスレンズ群(撮像光学系)
L3 第3レンズ群(撮像光学系)
L4 第4レンズ群(撮像光学系)
X 光軸
101 カメラ本体
120 レンズ鏡筒
121 絞りリング
122 フォーカスリング(フォーカシング操作部)
122a フォーカスリングラジアル凸部
122b フォーカスリング光軸凸部
123 マクロリング(マクロ撮影操作部)
123a マクロリングラジアル凸部
123b 遠距離端部(第2・第4の規制部)
123c ノーマル近距離端部(第1の規制部)
123d カム溝
130 固定枠
131 フォーカスリング可動規制溝
131a マクロ近距離端部(第3の規制部)
132 マクロリング可動規制溝
132a ノーマル端部
132b マクロ端部
133 直進孔
140 直進枠
141 突起
150 ベース枠
160 3群保持枠
170 フォーカスレンズ枠
171 ガイド軸
180 第1化粧リング
190 第2化粧リング
L1 第1レンズ群(撮像光学系)
L2 フォーカスレンズ群(撮像光学系)
L3 第3レンズ群(撮像光学系)
L4 第4レンズ群(撮像光学系)
X 光軸
本開示は、レンズ鏡筒に関する。
特許文献1は、ズームリングに設けられるロック部材でフォーカスリングの移動許容範囲を調整するレンズ鏡筒を開示する。
本開示は、ノーマル撮影とマクロ撮影の切り替えが可能なレンズ鏡筒であって、フォーカスリングのメモリ表示を可能にし、フォーカスリングの移動許容範囲をメカ端により調整可能なレンズ鏡筒を提供する。
本開示に係るレンズ鏡筒は、複数のレンズを含む撮像光学系と、フォーカシング操作部と、撮影状態切替操作部と、第1・第2の規制部と、第3・第4の規制部と、を備えている。フォーカシング操作部は、回転操作によって撮像光学系の焦点位置を変化させ、第1の撮影領域と少なくとも一部が異なる第2の撮影領域とに設定可能とする。撮影状態切替操作部は、回転操作によって複数のレンズのうち少なくとも一部のレンズを移動させることで、第1の撮影領域での撮影を行う第1撮影状態と、第2の撮影領域での撮影を行う第2撮影状態とを切り替える。第1の規制部は、フォーカシング操作部の第1の撮影領域内における至近距離側の回転限界位置を規制する。第2の規制部は、フォーカシング操作部の第1の撮影領域内における遠距離側の回転限界位置を規制する。第3の規制部は、フォーカシング操作部の第2の撮影領域内における至近距離側の回転限界位置を規制する。第4の規制部は、フォーカシング操作部の第2の撮影領域内における遠距離側の回転限界位置を規制する。第1の撮影状態から第2の撮影状態へと移行させる撮影状態切替操作部の回転操作に連動して、フォーカシング操作部の回転可能範囲が、第1・第2の規制部によって規制される第1の範囲から、第3・第4の規制部によって規制され第1の範囲とは少なくとも一部がずれている第2の範囲に切り替えられる。
(発明の効果)
本開示におけるレンズ鏡筒は、第1撮影状態と第2撮影状態との切り替えが可能であり、かつ、フォーカスリングのメモリ表示を可能にし、フォーカスリングの移動許容範囲をメカ端により調整可能である。
本開示に係るレンズ鏡筒は、複数のレンズを含む撮像光学系と、フォーカシング操作部と、撮影状態切替操作部と、第1・第2の規制部と、第3・第4の規制部と、を備えている。フォーカシング操作部は、回転操作によって撮像光学系の焦点位置を変化させ、第1の撮影領域と少なくとも一部が異なる第2の撮影領域とに設定可能とする。撮影状態切替操作部は、回転操作によって複数のレンズのうち少なくとも一部のレンズを移動させることで、第1の撮影領域での撮影を行う第1撮影状態と、第2の撮影領域での撮影を行う第2撮影状態とを切り替える。第1の規制部は、フォーカシング操作部の第1の撮影領域内における至近距離側の回転限界位置を規制する。第2の規制部は、フォーカシング操作部の第1の撮影領域内における遠距離側の回転限界位置を規制する。第3の規制部は、フォーカシング操作部の第2の撮影領域内における至近距離側の回転限界位置を規制する。第4の規制部は、フォーカシング操作部の第2の撮影領域内における遠距離側の回転限界位置を規制する。第1の撮影状態から第2の撮影状態へと移行させる撮影状態切替操作部の回転操作に連動して、フォーカシング操作部の回転可能範囲が、第1・第2の規制部によって規制される第1の範囲から、第3・第4の規制部によって規制され第1の範囲とは少なくとも一部がずれている第2の範囲に切り替えられる。
(発明の効果)
本開示におけるレンズ鏡筒は、第1撮影状態と第2撮影状態との切り替えが可能であり、かつ、フォーカスリングのメモリ表示を可能にし、フォーカスリングの移動許容範囲をメカ端により調整可能である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、図1〜図6(d)を用いて、実施の形態1を説明する。
[1−1.デジタルカメラの全体構成(図1〜図3参照)]
図1は、本実施形態の撮像装置100を示す概略斜視図である。図2は、レンズ鏡筒120のノーマルモード(第1撮影状態)時を示す断面図である。図3は、レンズ鏡筒120のマクロモード(第2撮影状態)時を示す断面図である。
以下、図1〜図6(d)を用いて、実施の形態1を説明する。
[1−1.デジタルカメラの全体構成(図1〜図3参照)]
図1は、本実施形態の撮像装置100を示す概略斜視図である。図2は、レンズ鏡筒120のノーマルモード(第1撮影状態)時を示す断面図である。図3は、レンズ鏡筒120のマクロモード(第2撮影状態)時を示す断面図である。
撮像装置100は、カメラ本体101と、カメラ本体101に装着されるレンズ鏡筒120と、を有する。なお、レンズ鏡筒120は、撮像装置100に一体で設けられてもよいし、着脱可能に設けられてもよい。
レンズ鏡筒120は、第1レンズ群L1と、フォーカスレンズ群L2と、第3レンズ群L3と、第4レンズ群L4と、絞りリング121と、フォーカスリング(フォーカシング操作部)122と、マクロリング(撮影状態切替操作部)123と、固定枠130と、直進枠140と、ベース枠150と、3群保持枠160と、フォーカスレンズ枠170と、ガイド軸171と、第1化粧リング180と、第2化粧リング190と、を備える。
レンズ鏡筒120は、第1レンズ群L1と、フォーカスレンズ群L2と、第3レンズ群L3と、第4レンズ群L4と、絞りリング121と、フォーカスリング(フォーカシング操作部)122と、マクロリング(撮影状態切替操作部)123と、固定枠130と、直進枠140と、ベース枠150と、3群保持枠160と、フォーカスレンズ枠170と、ガイド軸171と、第1化粧リング180と、第2化粧リング190と、を備える。
レンズ鏡筒120は、ベース枠150に対して各部材が取り付けられて構成されている。
ベース枠150は、カメラ本体101との装着側の端部において、第4レンズ群L4を保持する。ベース枠150は、被写体側の端部に、固定枠130がビス留めされる。
ここで、円筒状の固定枠130の内周側に設けられる各部材の説明を行う。
ベース枠150は、カメラ本体101との装着側の端部において、第4レンズ群L4を保持する。ベース枠150は、被写体側の端部に、固定枠130がビス留めされる。
ここで、円筒状の固定枠130の内周側に設けられる各部材の説明を行う。
固定枠130の内周側には、直進枠140が光軸X方向に移動可能な状態で取り付けられる。
直進枠140は、円筒状の部材であって、外周側に突出した突起141を有する。突起141は、マクロリング123に係合されている。マクロリング123の回転により、直進枠140が光軸X方向において前後に移動する。これらの機構の詳細な説明は後述する。
直進枠140は、円筒状の部材であって、外周側に突出した突起141を有する。突起141は、マクロリング123に係合されている。マクロリング123の回転により、直進枠140が光軸X方向において前後に移動する。これらの機構の詳細な説明は後述する。
直進枠140は、図1および図2に示すように、被写体側の端部に第1レンズ群L1を保持している。また、直進枠140の内周面側には、3群保持枠160が固定されている。
3群保持枠160は、第3レンズ群L3を保持している。
直進枠140の内周面側には、光軸Xに平行に配置されたガイド軸171が設けられている。直進枠140の内周面側に設けられたガイド軸171には、フォーカスレンズ枠170が光軸X方向において移動可能な状態で取り付けられている。
3群保持枠160は、第3レンズ群L3を保持している。
直進枠140の内周面側には、光軸Xに平行に配置されたガイド軸171が設けられている。直進枠140の内周面側に設けられたガイド軸171には、フォーカスレンズ枠170が光軸X方向において移動可能な状態で取り付けられている。
フォーカスレンズ枠170は、フォーカスレンズ群L2を保持している。フォーカスレンズ枠170は、直進枠140に光軸Xと平行に保持されたガイド軸171と嵌合し、動力源(図示せず)によって光軸X方向において駆動される。
次に、固定枠130の外周側に設けられる各部材の説明を行う。
固定枠130の外周側には、それぞれ円環状の部材であって光軸Xを中心に回転操作される、絞りリング121と、フォーカスリング122と、マクロリング123と、第1化粧リング180と、第2化粧リング190と、が設けられている。
次に、固定枠130の外周側に設けられる各部材の説明を行う。
固定枠130の外周側には、それぞれ円環状の部材であって光軸Xを中心に回転操作される、絞りリング121と、フォーカスリング122と、マクロリング123と、第1化粧リング180と、第2化粧リング190と、が設けられている。
絞りリング121、フォーカスリング122、およびマクロリング123は、ユーザの操作により、固定枠130に対して、光軸Xを中心とする円周方向において回転する。
なお、絞りリング121、フォーカスリング122、およびマクロリング123は、各々回転可能範囲が制限されている。これらの部材の回転可能範囲については、後述する。
[1−2.詳細説明と動作(図2〜図6(d)参照)]
以上のように構成された撮像装置100について、その動作について以下で説明する。
なお、絞りリング121、フォーカスリング122、およびマクロリング123は、各々回転可能範囲が制限されている。これらの部材の回転可能範囲については、後述する。
[1−2.詳細説明と動作(図2〜図6(d)参照)]
以上のように構成された撮像装置100について、その動作について以下で説明する。
撮像装置100は、ノーマルモードとマクロモードとの切り替え時において、撮影可能な被写体距離範囲を変化させるように構成されている(例:マクロモードは0.15m〜0.35m、ノーマルモードは0.3m〜∞)。
そのため撮像装置100は、ノーマルモードとマクロモードの切り替えに応じて、フォーカスリング122の可動範囲(回転可能範囲)を調整する。このため、フォーカスリング122の可動範囲が変更されるので、撮影可能な被写体距離に合うレンズ鏡筒120に記された被写体距離目盛の範囲で、フォーカスリング122が移動可能となる。
そのため撮像装置100は、ノーマルモードとマクロモードの切り替えに応じて、フォーカスリング122の可動範囲(回転可能範囲)を調整する。このため、フォーカスリング122の可動範囲が変更されるので、撮影可能な被写体距離に合うレンズ鏡筒120に記された被写体距離目盛の範囲で、フォーカスリング122が移動可能となる。
以下、その機構の詳細を説明する。
[1−2−1.詳細構成]
図6(a)から図6(d)は、固定枠130とフォーカスリング122、マクロリング123、第2化粧リング190の構成及び関係を説明するための図である。
具体的には、図6(a)は、メリディオナル面(Meridional Surface)での断面の拡大図である。なお、メリディオナル面とは、レンズの軸外物点と光軸とを含む面を意味している。
[1−2−1.詳細構成]
図6(a)から図6(d)は、固定枠130とフォーカスリング122、マクロリング123、第2化粧リング190の構成及び関係を説明するための図である。
具体的には、図6(a)は、メリディオナル面(Meridional Surface)での断面の拡大図である。なお、メリディオナル面とは、レンズの軸外物点と光軸とを含む面を意味している。
図6(b)は、固定枠130の展開図を外周側から見た図である。
図6(c)は、マクロリング123の展開図を外周側から見た図である。なお、内周側に配置された構成については、破線で示している。
図6(d)は、図6(c)におけるX―X断面の形状を示す図である。
フォーカスリング122は、円環状の部材であって、図4(a)等に示すように、外装面に被写体距離を示す指標「0.15 0.25 0.3 0.35 0.5 1 2 5 ∞」が印刷されている。フォーカスリング122は、図6(a)に示すように、ラジアル方向内側へ突出するフォーカスリングラジアル凸部122a(以下、凸部122aと示す。)と、マクロリング123に向かって第2化粧リング190の内周側において光軸方向に突出するフォーカスリング光軸凸部122b(以下、凸部122bと示す。)と、を有している。
図6(c)は、マクロリング123の展開図を外周側から見た図である。なお、内周側に配置された構成については、破線で示している。
図6(d)は、図6(c)におけるX―X断面の形状を示す図である。
フォーカスリング122は、円環状の部材であって、図4(a)等に示すように、外装面に被写体距離を示す指標「0.15 0.25 0.3 0.35 0.5 1 2 5 ∞」が印刷されている。フォーカスリング122は、図6(a)に示すように、ラジアル方向内側へ突出するフォーカスリングラジアル凸部122a(以下、凸部122aと示す。)と、マクロリング123に向かって第2化粧リング190の内周側において光軸方向に突出するフォーカスリング光軸凸部122b(以下、凸部122bと示す。)と、を有している。
マクロリング123の外装面には、図4(a)等に示すように、ノーマルモードを示す指標「0.3m〜∞」と、マクロモードを示す指標「0.15m〜0.35m」が印刷されている。マクロリング123は、図6(a)に示すように、ラジアル方向内側へ突出するマクロリングラジアル凸部123a(以下、凸部123aと示す。)を有している。
凸部123aは、マクロリング回転規制部(図示せず)により、ノーマルモードとマクロモードとの切替時における回転を規制する。
凸部123aは、マクロリング回転規制部(図示せず)により、ノーマルモードとマクロモードとの切替時における回転を規制する。
また、マクロリング123は、図6(d)に示すように、内周側に1段低い形状で構成され、被写体側に突出する規制部が形成される。
なお、本実施の形態では、フォーカスリング122の回転を規制する手段としては、図4(a)および図4(b)、図5(a)および図5(b)に示すように、遠距離端部(第2・第4の規制部)123b、ノーマル近距離端部123c(以下、近距離端部123cと示す。)、近距離端部(第3の規制部)131a(図6(b))が用いられる。
なお、本実施の形態では、フォーカスリング122の回転を規制する手段としては、図4(a)および図4(b)、図5(a)および図5(b)に示すように、遠距離端部(第2・第4の規制部)123b、ノーマル近距離端部123c(以下、近距離端部123cと示す。)、近距離端部(第3の規制部)131a(図6(b))が用いられる。
さらに、マクロリング123の内周面には、カム溝123dが設けられている。
カム溝123dは、周方向において斜めに形成されている。カム溝123dには、図6(c)に示すように、直進枠140(図2参照)の突起141が係合される。
これにより、マクロリング123を回転させると、直進枠140の突起141が、周方向に対して斜めに形成されたカム溝123dに係合した状態で一方の端部から反対側の端部へと移動する。よって、直進枠140は、図3に示すように、光軸X方向における被写体側へと押し出される。
カム溝123dは、周方向において斜めに形成されている。カム溝123dには、図6(c)に示すように、直進枠140(図2参照)の突起141が係合される。
これにより、マクロリング123を回転させると、直進枠140の突起141が、周方向に対して斜めに形成されたカム溝123dに係合した状態で一方の端部から反対側の端部へと移動する。よって、直進枠140は、図3に示すように、光軸X方向における被写体側へと押し出される。
この結果、第4レンズ群L4に対する第1〜第3レンズ群L1〜L3の距離を変更して、撮影モード(ノーマルモードおよびマクロモード)を切り替えることができる。
このとき、マクロリング123の回転によって、図6(b)に示すように、突起141は、固定枠130の一部を貫通するように形成された直進孔133内も移動する。
つまり、直進枠140の突起141は、固定枠130の直進孔133に挿入された状態で、その先端部分がマクロリング123のカム溝123dに係合している。
このとき、マクロリング123の回転によって、図6(b)に示すように、突起141は、固定枠130の一部を貫通するように形成された直進孔133内も移動する。
つまり、直進枠140の突起141は、固定枠130の直進孔133に挿入された状態で、その先端部分がマクロリング123のカム溝123dに係合している。
ここで、直進孔133は、図6(b)に示すように、光軸X方向に平行に形成されているため、直進枠140の光軸X方向における移動を規制することはない。
なお、遠距離端部123b、近距離端部123cの外周側には、図6(d)に示すように、第2化粧リング190が設けられる。
固定枠130は、図6(b)に示すように、フォーカスリング可動規制溝131(以下、規制溝131と示す。)と、マクロリング可動規制溝132(以下、規制溝132と示す。)と、直進孔133と、が設けられている。
なお、遠距離端部123b、近距離端部123cの外周側には、図6(d)に示すように、第2化粧リング190が設けられる。
固定枠130は、図6(b)に示すように、フォーカスリング可動規制溝131(以下、規制溝131と示す。)と、マクロリング可動規制溝132(以下、規制溝132と示す。)と、直進孔133と、が設けられている。
規制溝131は、図6(a)に示すように、固定枠130の外周面側に設けられている。規制溝131は、図6(b)に示すように、長手方向における端部に、マクロ近距離端部131a(以下、近距離端部131aと示す。)を有している。規制溝131には、凸部122aが周方向に沿って移動可能な状態で係合する。
規制溝132は、図6(a)に示すように、固定枠130の外周面側における規制溝131よりもカメラ本体101側に設けられている。規制溝132は、長手方向における両端部に、ノーマル端部132aと、マクロ端部132bと、を有している。規制溝132には、凸部123aが移動可能な状態で係合する。
規制溝132は、図6(a)に示すように、固定枠130の外周面側における規制溝131よりもカメラ本体101側に設けられている。規制溝132は、長手方向における両端部に、ノーマル端部132aと、マクロ端部132bと、を有している。規制溝132には、凸部123aが移動可能な状態で係合する。
[1−2−2.ノーマルモードとマクロモードの切り替え動作]
ユーザは、マクロリング123を操作することで、ノーマルモードとマクロモードを切り替え可能である。
(ノーマルモード時)
具体的には、ユーザが、マクロリング123をノーマルモード側に移動すると、以下のように各部が配置される。
ユーザは、マクロリング123を操作することで、ノーマルモードとマクロモードを切り替え可能である。
(ノーマルモード時)
具体的には、ユーザが、マクロリング123をノーマルモード側に移動すると、以下のように各部が配置される。
マクロリング123は、ベース枠150に示された設定を示す指標に対して、指標「0.3m∞」が一致する位置に移動される。
このとき、マクロリング123の凸部123aは、ノーマル端部132aと接触することで、ノーマルモードのメカ端を実現する。マクロリング123は、図6(c)に示すように、カム溝123dにおいて突起141と係合する。
このとき、マクロリング123の凸部123aは、ノーマル端部132aと接触することで、ノーマルモードのメカ端を実現する。マクロリング123は、図6(c)に示すように、カム溝123dにおいて突起141と係合する。
なお、上記ノーマルモードのメカ端とは、マクロリング123の回転可能範囲の両端のうち、ノーマルモード側の端部であって、マクロリング123の回転を規制する端部を意味している。
ノーマルモードでは、直進枠140は、図2に示すように、固定枠130の内周側において、カメラ本体101との装着側に移動された状態で保持される。さらに、マクロリング123の遠距離端部123bと近距離端部123cとは、図4(a)および図4(b)に示す位置にそれぞれ配置される。
ノーマルモードでは、直進枠140は、図2に示すように、固定枠130の内周側において、カメラ本体101との装着側に移動された状態で保持される。さらに、マクロリング123の遠距離端部123bと近距離端部123cとは、図4(a)および図4(b)に示す位置にそれぞれ配置される。
(マクロモード時)
一方、ユーザが、マクロリング123をマクロモード側に移動すると、以下のように各部が配置される。
マクロリング123は、ベース枠150に示された設定を示す指標に対して、指標「0.15m0.35m」が一致する位置に移動される。
一方、ユーザが、マクロリング123をマクロモード側に移動すると、以下のように各部が配置される。
マクロリング123は、ベース枠150に示された設定を示す指標に対して、指標「0.15m0.35m」が一致する位置に移動される。
このとき、マクロリング123の凸部123aは、マクロ端部132bと接触することで、マクロモードのメカ端を実現する。マクロリング123は、図6(c)に示すように、カム溝123dにおいて、突起141と係合する。
なお、上記マクロモードのメカ端とは、マクロリング123の回転可能範囲の両端のうち、マクロモード側の端部であって、マクロリング123の回転を規制する端部を意味している。
なお、上記マクロモードのメカ端とは、マクロリング123の回転可能範囲の両端のうち、マクロモード側の端部であって、マクロリング123の回転を規制する端部を意味している。
マクロモードでは、直進枠140は、図3に示すように、固定枠130の内周側において、被写体側に移動された状態(直進枠140の一部が被写体側に突出した状態)で保持される。さらに、マクロリング123の遠距離端部123bと近距離端部123cとは、図5(a)および図5(b)に示す位置に配置される。
[1−2−3.フォーカスリングの可動範囲(回転可能範囲)の調整]
(ノーマルモード時)
上述したように、ノーマルモード時は、フォーカスリング122の回転可能範囲を規制する遠距離端部123bと近距離端部123cとは、図4(a)および図4(b)に示す位置に配置される。
[1−2−3.フォーカスリングの可動範囲(回転可能範囲)の調整]
(ノーマルモード時)
上述したように、ノーマルモード時は、フォーカスリング122の回転可能範囲を規制する遠距離端部123bと近距離端部123cとは、図4(a)および図4(b)に示す位置に配置される。
よって、フォーカスリング122の円周方向における可動領域(回転可能範囲)は、フォーカスリング122の凸部122bが、マクロリング123の遠距離端部123bと接触する位置(図4(a)の状態)から、マクロリング123の近距離端部123cと接触する位置(図4(b)の状態)の間の範囲となる。
つまり、ノーマルモードにおいては、フォーカスリング122に形成された2つの凸部122a,122bのうち、図4(a)および図4(b)に示すように、光軸Xに沿って突出した凸部122bが、マクロリング123の遠距離端部123b、近距離端部123cと当接することで、フォーカスリング122の回転可能範囲を規制する。
つまり、ノーマルモードにおいては、フォーカスリング122に形成された2つの凸部122a,122bのうち、図4(a)および図4(b)に示すように、光軸Xに沿って突出した凸部122bが、マクロリング123の遠距離端部123b、近距離端部123cと当接することで、フォーカスリング122の回転可能範囲を規制する。
なお、ノーマルモードの指標の範囲は「0.3m〜∞」となる。
(マクロモード時)
一方、マクロモード時は、フォーカスリング122の回転可能範囲を規制する遠距離端部123bと近距離端部123cとは、図5(a)および図5(b)に示す位置に配置される。
(マクロモード時)
一方、マクロモード時は、フォーカスリング122の回転可能範囲を規制する遠距離端部123bと近距離端部123cとは、図5(a)および図5(b)に示す位置に配置される。
よって、フォーカスリング122の円周方向における可動領域(回転可能範囲)は、フォーカスリング122の凸部122bが、マクロリング123の遠距離端部123bと接触する位置(図5(a)の状態)から、固定枠130に形成された規制溝131の近距離端部131aと接触する位置(図5bの状態)の間の範囲となる。
つまり、マクロモードにおける遠距離側においては、図5(a)に示すように、フォーカスリング122に形成された2つの凸部122a,122bのうち、ノーマルモードと同様に、光軸Xに沿って突出した凸部122bが、マクロリング123の遠距離端部123bと当接する。
つまり、マクロモードにおける遠距離側においては、図5(a)に示すように、フォーカスリング122に形成された2つの凸部122a,122bのうち、ノーマルモードと同様に、光軸Xに沿って突出した凸部122bが、マクロリング123の遠距離端部123bと当接する。
一方、マクロモードにおける近距離側においては、図5(b)に示すように、モード切替を行うマクロリング123の回転により、遠距離端部123bと近距離端部123cとの位置が周方向において移動している。
このため、光軸Xに沿って突出した凸部122bが近距離端部123cと当接するよりも先に、ラジアル方向に突出した凸部122aが、固定枠130に形成された規制溝131の近距離端部131aと当接する。
このため、光軸Xに沿って突出した凸部122bが近距離端部123cと当接するよりも先に、ラジアル方向に突出した凸部122aが、固定枠130に形成された規制溝131の近距離端部131aと当接する。
これにより、マクロモードにおいては、ノーマルモードとは異なる端部を用いて、フォーカスリング122の回転可能範囲を規制することができる。
なお、マクロモードの指標の範囲は「0.15m〜0.35m」となる。
つまり、本実施の形態のレンズ鏡筒120では、ノーマルモードの近距離端部に対応する指標値(0.3m)とマクロモードの遠距離端部に対応する指標値(0.35m)とが若干異なっている。このため、ノーマルモードとは異なる部材によって構成される端部(近距離端部131a)を用いて、フォーカスリング122の回転可能範囲を規制している。
なお、マクロモードの指標の範囲は「0.15m〜0.35m」となる。
つまり、本実施の形態のレンズ鏡筒120では、ノーマルモードの近距離端部に対応する指標値(0.3m)とマクロモードの遠距離端部に対応する指標値(0.35m)とが若干異なっている。このため、ノーマルモードとは異なる部材によって構成される端部(近距離端部131a)を用いて、フォーカスリング122の回転可能範囲を規制している。
[1−3.効果等]
以上のように、本実施の形態のレンズ鏡筒120では、マクロリング123の操作により、ノーマルモードとマクロモードとが切り替えられた場合には、この操作に連動して、フォーカスリング122の回転可能範囲を周方向において移動させる。
これにより、各モードに応じた撮影可能な被写体距離範囲のみが指標環に示される。そのため、モード切り替えを備えたレンズ鏡筒120であっても、指標環による被写体距離表示が可能になる。
以上のように、本実施の形態のレンズ鏡筒120では、マクロリング123の操作により、ノーマルモードとマクロモードとが切り替えられた場合には、この操作に連動して、フォーカスリング122の回転可能範囲を周方向において移動させる。
これにより、各モードに応じた撮影可能な被写体距離範囲のみが指標環に示される。そのため、モード切り替えを備えたレンズ鏡筒120であっても、指標環による被写体距離表示が可能になる。
なお、本実施の形態では、ノーマルモードとマクロモードとで、近距離端部を異なる部材を用いて規定した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、ノーマルモードとマクロモードとで、共通の端部を用いて、各モードにおけるフォーカスリング122の回転可能範囲を規定してもよい。
例えば、ノーマルモードとマクロモードとで、共通の端部を用いて、各モードにおけるフォーカスリング122の回転可能範囲を規定してもよい。
この場合でも、モード切替時には、マクロリング123が回転することに伴って、フォーカスリング122の一部と接触する遠近距離端部が円周方向において移動することから、各モードにおいて異なる回転可能範囲を設定することができる。
(その他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1〜3を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1〜3で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
(その他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1〜3を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1〜3で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、撮像装置に用いられるレンズ鏡筒に適用可能である。具体的には、デジタルスチルカメラ、一眼レフカメラ、ミラーレスカメラなどに本開示は適用可能である。
100 撮像装置
101 カメラ本体
120 レンズ鏡筒
121 絞りリング
122 フォーカスリング(フォーカシング操作部)
122a フォーカスリングラジアル凸部
122b フォーカスリング光軸凸部
123 マクロリング(撮影状態切替操作部)
123a マクロリングラジアル凸部
123b 遠距離端部(第2・第4の規制部)
123c ノーマル近距離端部(第1の規制部)
123d カム溝
130 固定枠
131 フォーカスリング可動規制溝
131a マクロ近距離端部(第3の規制部)
132 マクロリング可動規制溝
132a ノーマル端部
132b マクロ端部
133 直進孔
140 直進枠
141 突起
150 ベース枠
160 3群保持枠
170 フォーカスレンズ枠
171 ガイド軸
180 第1化粧リング
190 第2化粧リング
L1 第1レンズ群(撮像光学系)
L2 フォーカスレンズ群(撮像光学系)
L3 第3レンズ群(撮像光学系)
L4 第4レンズ群(撮像光学系)
X 光軸
101 カメラ本体
120 レンズ鏡筒
121 絞りリング
122 フォーカスリング(フォーカシング操作部)
122a フォーカスリングラジアル凸部
122b フォーカスリング光軸凸部
123 マクロリング(撮影状態切替操作部)
123a マクロリングラジアル凸部
123b 遠距離端部(第2・第4の規制部)
123c ノーマル近距離端部(第1の規制部)
123d カム溝
130 固定枠
131 フォーカスリング可動規制溝
131a マクロ近距離端部(第3の規制部)
132 マクロリング可動規制溝
132a ノーマル端部
132b マクロ端部
133 直進孔
140 直進枠
141 突起
150 ベース枠
160 3群保持枠
170 フォーカスレンズ枠
171 ガイド軸
180 第1化粧リング
190 第2化粧リング
L1 第1レンズ群(撮像光学系)
L2 フォーカスレンズ群(撮像光学系)
L3 第3レンズ群(撮像光学系)
L4 第4レンズ群(撮像光学系)
X 光軸
Claims (5)
- 複数のレンズを含む撮像光学系と、
回転操作によって前記撮像光学系の焦点位置を変化させ、通常撮影領域の至近距離位置を超えてマクロ撮影領域まで距離設定可能なフォーカシング操作部と、
回転操作によって前記複数のレンズのうち少なくとも一部のレンズを移動させることで、前記通常撮影領域での撮影を行う通常撮影状態と、前記マクロ撮影領域での撮影を行うマクロ撮影状態とを切り替えるマクロ撮影操作部と、
前記フォーカシング操作部の前記通常撮影領域内における至近距離側の回転限界位置を規制する第1の規制部と、遠距離側の回転限界位置を規制する第2の規制部と、
前記フォーカシング操作部の前記マクロ撮影領域内における至近距離側の回転限界位置を規制する第3の規制部と、遠距離側の回転限界位置を規制する第4の規制部と、
を備え、
通常撮影状態からマクロ撮影状態へと移行させる前記マクロ撮影操作部の回転操作に連動して、前記フォーカシング操作部の回転可能範囲が、前記第1・第2の規制部によって規制される第1の範囲から、前記第3・第4の規制部によって規制され前記第1の範囲とは少なくとも一部がずれている第2の範囲に切り替えられる、
レンズ鏡筒。 - 前記第1〜第4の規制部の少なくとも1つは、前記マクロ撮影操作部と一体的に形成されており、前記フォーカシング操作部の回転可能範囲の両端において前記フォーカシング操作部の一部と当接する凸部である、
請求項1に記載のレンズ鏡筒。 - 前記第1〜第4の規制部の少なくとも1つは、前記マクロ撮影操作部とは別の部材に形成されている、
請求項1または2に記載のレンズ鏡筒。 - 前記第1の範囲の遠距離側に対応する指標値と、前記第2の範囲の至近距離側に対応する指標値とは、異なる数値が設定されている、
請求項3に記載のレンズ鏡筒。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒と、
前記レンズ鏡筒が装着されるカメラ本体と、
を備える撮像装置。
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