JPWO2014208244A1 - 薄板状基材の成形装置および成形方法 - Google Patents

薄板状基材の成形装置および成形方法 Download PDF

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Abstract

上型(第2型,20)の凸部(20a)は,下型(第1型,10)に向けて突出するように設けられ,予備成形体(200)を部分的に押圧して伸長させた伸長部(200a)を形成する先端と,下型との間に形成される空間(10s)において伸長部(200a)に連続する部分を撓ませて撓み部(200b)を形成する側端とを備えている。引張部(30)は,撓み部(200b)を引っ張って伸長させる。制御部(40)は,下型(10)または上型(20)と,引張部(30)との作動を制御する。下型(10)と上型(20)の凸部(20a)とによって予備成形体(200)の伸長部(200a)を押圧したままの状態で,引張部(30)によって撓み部(200b)を引っ張って伸長させ,凸部(20a)の側端に沿わせて凸部(20a)の形状を予備成形体(200)に付与する。予備成形体(200)の所定の凹凸形状は,撓み部(200b)が形成されるような凹凸形状である。

Description

本発明は、薄板状基材の成形装置および成形方法に関する。
薄板状基材を所定の凹凸形状に形成した薄板部材として、たとえば燃料電池用の金属セパレータを例示することができる(たとえば特許文献1参照)。金属セパレータは、プレスマシンおよび金型を用いて、プレス成形によって形成する。2枚の金属セパレータを重ね合わせることによって、燃料ガス、酸化ガスおよび冷却水(冷媒)がそれぞれ流通する各流路を形成する。
特開2005−56820号公報
ところで、一般的に、燃料電池用の金属セパレータは、板厚が比較的薄く、かつ長尺の基材をプレス成形して形成するため、しわなどの歪みが生じやすい。歪みが残存したままの金属セパレータでは、設計通りの流路断面形状の流路を形成することができなくなる。
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、薄板状基材を歪みが残存することなく成形可能な薄板状基材の成形装置および成形方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係る薄板状基材の成形装置では、薄板状基材を所定の凹凸形状に予備成形した予備成形体をプレス成形する。薄板状基材の成形装置は、第1型および第2型と、凸部と、引張部と、制御部とを有している。第1型および第2型は、相対的に接近離反移動自在に設けられている。凸部は、第2型に第1型に向けて突出するように設けられ、予備成形体を部分的に押圧して伸長させた伸長部を形成する先端と、第1型との間に形成される空間において伸長部に連続する部分を撓ませて撓み部を形成する側端とを備えている。引張部は、撓み部を引っ張って伸長させる。制御部は、第1型または第2型と、引張部との作動を制御する。第1型と第2型の凸部とによって予備成形体の伸長部を押圧したままの状態で、引張部によって撓み部を引っ張って伸長させ、凸部の側端に沿わせて凸部の形状を予備成形体に付与する。予備成形体の所定の凹凸形状は、撓み部が形成されるような凹凸形状である。
上記目的を達成する本発明に係る薄板状基材の成形方法では、薄板状基材を所定の凹凸形状に予備成形した予備成形体を相対的に接近離反移動自在に設けられた第1型と第2型とによってプレス成形する。薄板状基材の成形方法は、撓み形成工程および引張工程を有している。撓み形成工程は、第1型と、第2型に設けられ第1型に向けて突出する凸部の先端とによって予備成形体を部分的に押圧して伸長させた伸長部を形成するとともに、第1型と第2型の凸部との間に形成される空間において伸長部に連続する部分を撓ませて撓み部を形成する。引張工程は、第1型と第2型の凸部とによって予備成形体の伸長部を押圧したまま、撓み部を引っ張って伸長させ、凸部の先端に連続する側端に沿わせて凸部の形状を予備成形体に付与する。予備成形体の所定の凹凸形状は、撓み形成工程において撓み部が形成されるような凹凸形状である。
第1実施形態に係る薄板状基材の成形装置を備えた加工機を示す模式図である。 第1実施形態に係る薄板状基材の成形装置を示す断面図である。 第1実施形態に係る薄板状基材を予備成形装置に搬入する状態を示す部分断面図である。 第1実施形態に係る予備成形装置による予備成形体の成形が完了した状態を示す部分断面図である。 第1実施形態に係る薄板状基材の成形方法を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る薄板状基材の成形装置の動作を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る予備成形体を成形装置に搬入する状態を示す部分断面図である。 第1実施形態に係る固定型および移動型により予備成形体を押圧する直前の状態を示す部分断面図である。 第1実施形態に係る固定型および移動型が予備成形体を押圧して撓み部を形成した状態を示す部分断面図である。 第1実施形態に係るすべての引張部が予備成形体の上面に接触する位置まで移動した状態を示す部分断面図である。 第1実施形態に係る引張部が予備成形体の中央の撓み部を引っ張って伸長する状態を示す部分断面図である。 第1実施形態に係る引張部が予備成形体の中央の撓み部に隣接する撓み部から端の撓み部にかけて順次各撓み部を引っ張って伸長する状態を示す部分断面図である。 第1実施形態に係る成形装置による成形体の成形が完了した状態を示す部分断面図である。 第1実施形態に係る成形体を成形装置から搬出する状態を示す部分断面図である。 第2実施形態に係る薄板状基材の成形装置を示す断面図である。 第2実施形態に係る薄板状基材の成形装置の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る成形装置による成形体の成形動作を説明するための図であり、(a)は、予備成形体を成形装置に搬入する状態を示す部分断面図であり、(b)は、すべての引張部がすべての撓み部を引っ張って伸長する状態を示す部分断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図面の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面における各部材の大きさや比率は、説明の都合上誇張されて実際の大きさや比率とは異なる場合がある。
<第1実施形態>
第1実施形態に係る薄板状基材100の成形装置1を備えた加工機700、および成形装置1について、図1〜図14を参照しながら説明する。
まず、薄板状基材100の成形装置1を備えた加工機700の構成について、図1を参照しながら説明する。加工機700は、薄板状基材100から金属セパレータを加工する装置である。成形装置1は、加工機700に設けている。成形装置1は、成形体400としての金属セパレータに流路を成形するために用いる装置である。加工機700は、予備成形装置300を備えている。予備成形装置300は、成形装置1が成形体400としての金属セパレータに流路を成形する前に、薄板状基材100を所定の凹凸形状に予備成形して予備成形体200を成形するために用いる装置である。
図1は、薄板状基材100の成形装置1を備えた加工機700を示す模式図である。
加工機700は、長尺の薄板状基材100のうち、金属セパレータとなる領域に対して、開口等を形成する。開口は、位置決め用のロケート孔や媒体を供給および排出するマニホールド孔に相当する。加工機700は、図1に示すように、上型710、下型720、搬入フィーダー730、搬出コンベア740、搬出フィーダー750、制御部40を含んでいる。
上型710および下型720は、薄板状基材100に対して開口等を成形する複数種類のプレス型を有する。複数種類のプレス型は、薄板状基材100の搬送方向に沿って配設している。複数種類のプレス型によって、薄板状基材100に対して、ロケート孔、流路、マニホールド孔を成形する。その後、金属セパレータの外縁部分を打ち抜いて、打ち抜き孔を開口する。
搬入フィーダー730は、加工前の薄板状基材100を上型710および下型720の間に搬入する。搬入フィーダー730は、上型710および下型720の上流側に設けている。搬出コンベア740は、薄板状基材100から打ち抜かれた金属セパレータを搬出する。搬出フィーダー750は、金属セパレータを打ち抜いた後の破棄する薄板状基材100を上型710および下型720の間から搬出する。搬出フィーダー750は、上型710および下型720の下流側に設けている。制御部40は、搬入フィーダー730による薄板状基材100の搬入速度やタイミング、および搬出フィーダー750による薄板状基材100の搬出速度やタイミングを、それぞれ制御する。また、制御部40は、移動型である上型710を、固定型である下型720に対して付勢させた後、その下型120から離間させるように制御する。なお、制御部40は、上型710の作動を制御するとともに、上型710に含まれる成形装置1が有する上型20(図2参照)の作動を制御する。さらに、制御部40は、成形装置1が有する引張部30(図2参照)の作動を制御する。
次に、薄板状基材100の成形装置1の構成について、図2を参照しながら説明する。
図2は、薄板状基材100の成形装置1を示す断面図である。
本発明の第1実施形態に係る成形装置1は、薄板状基材100を所定の凹凸形状に予備成形した予備成形体200をプレス成形する。成形装置1は、概説すると、相対的に接近離反移動自在に設けられた下型10(第1型に相当する)と上型20(第2型に相当する)とを有している。成形装置1は、上型20に下型10に向けて突出するように設けられた凸部20aを有している。凸部20aは、予備成形体200を部分的に押圧して伸長させた伸長部200aを形成する先端面20bと、下型10との間に形成される空間10sにおいて伸長部200aに連続する部分を撓ませて撓み部200bを形成する側端面20cとを備える。成形装置1はさらに、撓み部200bを引っ張って伸長させる引張部30と、上型20と引張部30との作動を制御する制御部40とを有している。制御部40は、下型10と上型20の凸部20aとによって予備成形体200の伸長部200aを押圧したままの状態で、引張部30によって撓み部200bを引っ張って伸長させ、凸部20aの側端面20cに沿わせて凸部20aの形状を予備成形体200に付与する。予備成形体200の所定の凹凸形状は、撓み部200bが形成されるような凹凸形状に設定してある。図示例では、下型10を固定側金型とし、上型20を可動側金型としている。以下、成形装置1を詳述する。
下型10は、図示しないベースに固定している下面10gと、上型20に向かい合う上面とを備えている。上面には、上型20に向かう方向に突出する複数の凸部10aを設けている。複数の凸部10aは、所定の間隔を隔てて、隣り合って設けられる。凸部10a同士の間に、押圧面10bを形成している。それぞれの凸部10aは、予備成形体200を押圧する先端面10dと、先端面10dと上面とを連続する側端面10cと、先端面10dに形成された溝10eとを備えている。側端面10cは、所定の傾斜角α(ただし、α<90度)を持って上面から伸びている。溝10eの中に、引張部30によって、予備成形体200の一部分を押し出す。
上型20は、上型20を上下動するための駆動部材21が取り付けられる上面20gと、下型10に向かい合う下面とを備えている。下面には、下型10に向かう方向に突出する複数の凸部20aを設けている。複数の凸部20aは、所定の間隔を隔てて、隣り合って設けられる。凸部20a同士の間に、押圧面20dを形成している。それぞれの凸部20aは、予備成形体200を押圧する先端面20bと、先端面20bと下面とを連続する側端面20cとを備えている。側端面20cは、所定の傾斜角β(ただし、β<90度)を持って下面から伸びている。側端面20cの傾斜角βは、側端面10cの傾斜角αよりも小さい角度(傾斜角β<傾斜角α)に設定してある。
下型10と上型20とを型締めすると、上型20の先端面20bが下型10の押圧面10bに向かい合い、下型10の先端面10dが上型20の押圧面20dに向かい合う。傾斜角β<傾斜角αであるので、下型10の側端面10cと上型20の側端面20cとの間に、空間10sを形成する(図9を参照)。先端面20bと押圧面10bとによって、予備成形体200を部分的に押圧し、伸長させた伸長部200aを形成する。空間10sにおいては、伸長部200aに連続する部分を撓ませて撓み部200bを形成する。先端面10dと押圧面20dとによって、隣り合う撓み部200b同士の間に延在する延在部200cを押圧する。
駆動部材21は、たとえば油圧シリンダーから構成され、上型20の上面20gに取り付けられる移動部材21aと、移動部材21aを収容する筐体21bとを有している。油圧によって移動部材21aを移動させることによって、上型20が、下型10に向かう方向または下型10から離れる方向に上下動する。
引張部30は、隣り合う凸部20a同士の間に配置している。引張部30は、隣り合う撓み部200b同士の間に延在する延在部200cを押圧して移動させることによって、隣り合う撓み部200bのそれぞれを引っ張って伸長させる。
引張部30は、予備成形体200の延在部200cを押圧する凸状部31aを有している。凸状部31aは、少なくとも1以上の突起が形成されている。
引張部30は、本実施形態においては、上型20側に配置され、下型10に対し接近離反移動可能(図中では上下動可能)な構成となっている。さらに詳しくは、引張部30は、予備成形体200の延在部200cを押圧するための押圧治具31と、押圧治具31を下型10に向かう方向に移動または下型10から離れる方向に移動(図中では上下動)するための駆動部材32とを有する。押圧治具31に凸状部31aを設けている。凸状部31aによって、延在部200cの一部を下型10の溝10eに押し出し、隣り合う撓み部200bのそれぞれを引っ張って伸長させる。駆動部材32は、たとえば油圧シリンダーから構成され、作動ロッド32aの先端に押圧治具31を取り付けている。押圧治具31は、上型20に形成した貫通穴20f内で移動(図中において上下動)する。
制御部40は、上型20と引張部30との作動を制御する。制御部40は、駆動部材21の上下動、駆動部材32の上下動など、成形装置1全体の動作を制御する。制御部40は、ROM、CPU、およびRAMを含んでいる。ROM(Read Only Memory)は、成形装置1の各部を制御するための各種制御プログラムを格納している。CPU(Central Processing Unit)は、各種制御プログラムに基づいて、各部を制御する。RAM(Random Access Memory)は、制御中の各種データを一時的に記憶する。
制御部40は、引張部30のそれぞれの作動タイミングを調整自在である。これによって、引張部30は、予備成形体200の中央に位置する撓み部200bから両端に位置する各撓み部200bに向けて順次各撓み部200bを引っ張って伸長させることが可能となっている。
成形装置1の動作を説明する前に、成形装置1において押圧する予備成形体200を予備成形するための動作について図3および図4を参照しながら説明を行う。
図3は、薄板状基材100を予備成形装置300に搬入する状態を示す部分断面図である。図4は、予備成形装置300による予備成形体200の成形が完了した状態を示す部分断面図である。
予備成形装置300は、図3および図4に示すように、固定型である予備成形下型301、移動型である予備成形上型302を有している。
まず、図3に示すように、予備成形下型301と予備成形上型302との間に薄板状基材100を搬入する。つぎに、予備成形上型302を予備成形下型301と薄板状基材100に向けて移動する。予備成形下型301と予備成形上型302は、型締めにより薄板状基材100の押圧を開始する。
予備成形下型301および予備成形上型302による薄板状基材100の押圧が完了すると、図4に示すように、予備成形装置300は、薄板状基材100を所定の凹凸形状に予備成形した予備成形体200を形成する。この予備成形体200の所定の凹凸形状は、撓み部200bが形成されるような凹凸形状になっている。
つぎに、薄板状基材100の成形方法について、図5を参照しながら説明する。
図5は、薄板状基材100の成形方法を示すフローチャートである。
薄板状基材100の成形方法は、薄板状基材100を所定の凹凸形状に予備成形した予備成形体200を相対的に接近離反移動自在に設けられた下型10(第1型に相当する)と上型20(第2型に相当する)とによってプレス成形する。薄板状基材100の成形方法は、撓み形成工程および引張工程を有している。撓み形成工程は、下型10と、上型20に設けられ下型10に向けて突出する凸部10aの先端とによって予備成形体200を部分的に押圧して伸長させた伸長部200aを形成するとともに、下型10と上型20の凸部20aとの間に形成される空間10sにおいて伸長部200aに連続する部分を撓ませて撓み部200bを形成する。引張工程は、下型10と上型20の凸部20aとによって予備成形体200の伸長部200aを押圧したまま、撓み部200bを引っ張って伸長させ、凸部20aの先端に連続する側端に沿わせて凸部20aの形状を予備成形体200に付与する。予備成形体200の所定の凹凸形状は、撓み形成工程において撓み部200bが形成されるような凹凸形状である。上述した成形装置1は、薄板状基材100の成形方法を具現化した成形装置である。
つぎに、成形装置1の動作について、図6のフローチャートに加えて図7〜図14を参照しながら説明する。
図6は、薄板状基材100の成形装置1の動作を示すフローチャートである。図7は、予備成形体200を成形装置1に搬入する状態を示す部分断面図である。図8は、下型10および上型20により予備成形体200を押圧する直前の状態を示す部分断面図である。図9は、下型10および上型20が予備成形体200を押圧して撓み部200bを形成した状態を示す部分断面図である。図10は、すべての引張部30が予備成形体200の上面に接触する位置まで移動した状態を示す部分断面図である。図11は、引張部30が予備成形体200の中央の撓み部200bを引っ張って伸長する状態を示す部分断面図である。図12は、引張部30が予備成形体200の中央の撓み部200bに隣接する撓み部200bから端の撓み部200bにかけて順次各撓み部200bを引っ張って伸長する状態を示す部分断面図である。図13は、成形装置1による成形体400の成形が完了した状態を示す部分断面図である。図14は、成形体400を成形装置1から搬出する状態を示す部分断面図である。
成形装置1による成形を開始(スタート)すると、まず、図7に示すように、上型20が下型10と離反している状態において、下型10と上型20との間に予備成形体200を搬入する(ステップS11)。予備成形体200を搬入後、下型10の凹凸形状に、予備成形体200の凹凸形状が対応するように予備成形体200を下型10に載置する(ステップS12)。つぎに、図8に示すように、上型20を下型10および予備成形体200に向けて下降する。上型20は、下降によって予備成形体200を図中下向きに押し出す。
上型20の下降が完了すると、図9に示すように、下型10の押圧面10bと上型20の凸部20aの先端面20bは、予備成形体200を部分的に押圧して伸長し伸長部200aを形成する。下型10の側端面10cと上型20の側端面20cとの間に形成する空間10sにおいて、伸長部200aに連続する部分を撓ませて撓み部200bを形成する(ステップS13)。
撓み部200bの形成後、引張部30の各駆動部材32は、図10に示すように、各押圧治具31の先端の凸状部31aが予備成形体200の上面に接触する位置まで各作動ロッド32aを介して各押圧治具31を押し出す(ステップS14)。
つぎに、引張部30は、上型20の長手方向の中央に位置する押圧治具(中央の押圧治具)31を下方向に押し出す。下方向に押し出した中央の押圧治具31は、図11に示すように、凸状部31aにおいて対応する位置にある延在部(中央の延在部)200cを下型10に設けた溝10eへ向けて押し出す。中央の延在部200cを下方向に押し出すと、中央の延在部200cの両隣に位置する各撓み部(中央の撓み部)200bは、引っ張られ伸長する(ステップS15)。各中央の撓み部200bは、上型20の凸部20aの側端面20cに沿って引っ張られるので、凸部20aの形状が予備成形体200に付与される。
つぎに、引張部30は、中央の押圧治具31の両隣の各押圧治具31から上型20の両端に位置する各押圧治具31に向けて順次各押圧治具31を予備成形体200に向けて押し出す。押し出した各押圧治具31は、図12に示すように、凸状部31aにおいて対応する位置にある延在部200cを下型10の溝10eへ向けて押し出す。各延在部200cが押し出されることにより、各延在部200cに隣接する各撓み部200bは、引っ張られ伸長する(ステップS16)。このとき、各撓み部200bは、上型20の凸部20aの側端面20cに沿って引っ張られるので、凸部20aの形状が予備成形体200に付与される。
つぎに、引張部30は、図13に示すように、すべての撓み部200bの引っ張りによる伸長を完了すると、上型20を下型10から離反するように移動する。上型20が下型10から離反することにより、薄板状基材100の成形時に生じる歪みが除去された成形体400の成形が完了する(ステップS17)。成形が完了した成形体400は、成形装置1から搬出される(ステップS18)。
上述した第1実施形態に係る薄板状基材100の成形装置1により以下の作用効果を奏する。
本薄板状基材100の成形装置1では、薄板状基材100を所定の凹凸形状に予備成形した予備成形体200をプレス成形する。成形装置1は、下型10および上型20と、凸部20aと、引張部30と、制御部40とを有している。下型10および上型20は、相対的に接近離反移動自在に設けられている。凸部20aは、上型20に下型10に向けて突出するように設けられ、予備成形体200を部分的に押圧して伸長させた伸長部200aを形成する先端面20bと、下型10との間に形成される空間10sにおいて伸長部200aに連続する部分を撓ませて撓み部200bを形成する側端面20cとを備えている。引張部30は、撓み部200bを引っ張って伸長させる。制御部40は、下型10または上型20と、引張部30との作動を制御する。下型10と上型20の凸部20aとによって予備成形体200の伸長部200aを押圧したままの状態で、引張部30によって撓み部200bを引っ張って伸長させ、凸部20aの側端面20cに沿わせて凸部20aの形状を予備成形体200に付与する。予備成形体200の所定の凹凸形状は、撓み部200bが形成されるような凹凸形状である。
かかる構成によれば、成形装置1は、予備成形体200を、下型10と上型20に設けられた凸部20aの先端面20bとによって部分的に押圧して伸長させた伸長部200aを形成するとともに、伸長部200aに連続する部分を撓ませて撓み部200bを形成する。その後、成形装置1は、伸長部200aを押圧したまま、撓み部200bを引っ張って伸長させ、凸部20aの先端面20bに連続する側端面20cに沿わせて凸部20aの形状を予備成形体200に付与する。このように、成形装置1は、予備成形体200を押圧して伸長部200aを形成すると同時に撓み部200bを形成し、押圧した状態のまま撓み部200bを引っ張って伸長する。したがって、成形装置1は、薄板状基材100の成形時に生じる歪みを除去することができ、薄板状基材100を歪みが残存することなく成形可能である。
薄板状基材100として、燃料電池用金属セパレータの基材を適用した場合には、歪みが残存しない金属セパレータを得ることができ、設計通りの流路断面形状の流路を形成することができる。歪みが残存しない金属セパレータ同士を重ね合わせたときには、金属セパレータ同士の間に形成される冷却水通路に関して、設計通りの流路断面形状の流路を形成することができる。このため、設計通りの冷却水の流速を得ることができ、冷却性能に偏りが生じることを防止して、放熱を円滑に行うことができる。この結果、安定して電力を供給することができる燃料電池を提供することが可能となる。
さらに、成形装置1では、複数の凸部20aが、隣り合って上型20に設けられ、引張部30は、隣り合う凸部20a同士の間に配置され、隣り合う撓み部200b同士の間に延在する延在部200cを押圧して移動させることによって、隣り合う撓み部200bのそれぞれを引っ張って伸長させる。
かかる構成によれば、隣り合う凸部20a同士が伸長部200aを押圧した状態において、延在部200cを押圧する。このように延在部200cを押圧することにより、簡単でかつ確実に引張力を調整しながら撓み部200bを引っ張って伸長することができる。
さらに、成形装置1では、引張部30は、予備成形体200の延在部200cを押圧する凸状部31aを有し、凸状部31aは、少なくとも1以上の突起が形成されている。
かかる構成によれば、凸状部31aに形成された少なくとも1以上の突起により延在部200cを押圧する。このように突起により延在部200cを押圧することにより、小さい押圧力で確実に撓み部200bを引っ張って伸長することができる。
さらに、成形装置1では、引張部30は、予備成形体200の中央に位置する撓み部200bから両端に位置する各撓み部200bに向けて順次各撓み部200bを引っ張って伸長させる。
かかる構成によれば、予備成形体200の中央の撓み部200bから撓みを取り除いて予備成形体200の両端方向に順次撓みを押し出しながら各撓み部200bを引っ張って伸長することができる。このように予備成形体200の両端に撓みを押し出しながら各撓み部200bを引っ張って伸長するので、薄板状基材100の成形時に生じる歪みを確実に除去することができる。
上述した第1実施形態に係る薄板状基材100の成形方法により以下の作用効果を奏する。
本薄板状基材100の成形方法では、薄板状基材100を所定の凹凸形状に予備成形した予備成形体200を相対的に接近離反移動自在に設けられた下型10と上型20とによってプレス成形する。薄板状基材100の成形方法は、撓み形成工程および引張工程を有している。撓み形成工程は、下型10と、上型20に設けられ下型10に向けて突出する凸部20aの先端面20bとによって予備成形体200を部分的に押圧して伸長させた伸長部200aを形成するとともに、下型10と上型20の凸部20aとの間に形成される空間10sにおいて伸長部200aに連続する部分を撓ませて撓み部200bを形成する。引張工程は、下型10と上型20の凸部20aとによって予備成形体200の伸長部200aを押圧したまま、撓み部200bを引っ張って伸長させ、凸部20aの先端面20bに連続する側端面20cに沿わせて凸部20aの形状を予備成形体200に付与する。予備成形体200の所定の凹凸形状は、撓み形成工程において撓み部200bが形成されるような凹凸形状である。
かかる方法によれば、予備成形体200を、下型10と上型20に設けられた凸部20aの先端面20bとによって部分的に押圧して伸長させた伸長部200aを形成するとともに、伸長部200aに連続する部分を撓ませて撓み部200bを形成する。その後、伸長部200aを押圧したまま、撓み部200bを引っ張って伸長させ、凸部20aの先端面20bに連続する側端面20cに沿わせて凸部20aの形状を予備成形体200に付与する。このように、予備成形体200を押圧して伸長部200aを形成すると同時に撓み部200bを形成し、押圧した状態のまま撓み部200bを引っ張って伸長する。したがって、このような薄板状基材100の成形方法および成形装置1によれば、薄板状基材100の成形時に生じる歪みを除去することができ、薄板状基材100を歪みが残存することなく成形可能である。
さらに、本成形方法では、複数の凸部20aが隣り合って上型20に設けられ、引張工程においては、隣り合う凸部20a同士の間において、隣り合う撓み部200b同士の間に延在する延在部200cを押圧して移動させることによって、隣り合う撓み部200bのそれぞれを引っ張って伸長させる。
かかる方法によれば、隣り合う凸部20a同士が伸長部200aを押圧した状態において、延在部200cを押圧する。このように延在部200cを押圧することにより、簡単でかつ確実に引張力を調整しながら撓み部200bを引っ張って伸長することができる。
さらに、本成形方法では、引張工程において、凸状部31aを用いて予備成形体200の延在部200cを押圧し、凸状部31aに少なくとも1以上の突起が形成されている。
かかる方法によれば、凸状部31aに形成された少なくとも1以上の突起により延在部200cを押圧する。このように突起により延在部200cを押圧することにより、小さい押圧力で確実に撓み部200bを引っ張って伸長することができる。
さらに、本成形方法では、引張工程において、予備成形体200の中央に位置する撓み部200bから両端に位置する各撓み部200bに向けて順次各撓み部200bを引っ張って伸長させる。
かかる方法によれば、予備成形体200の中央の撓み部200bから撓みを取り除いて予備成形体200の両端方向に順次撓みを押し出しながら各撓み部200bを引っ張って伸長することができる。このように予備成形体200の両端に撓みを押し出しながら各撓み部200bを引っ張って伸長するので、薄板状基材100の成形時に生じる歪みを確実に除去することができる。
<第2実施形態>
つぎに、第2実施形態に係る薄板状基材の成形方法およびその成形方法を具現化した成形装置2について図15〜図17を参照しながら説明する。第2実施形態においては、前述した第1実施形態と同様の構成からなるものについて、同一の符号を使用し、前述した説明を省略する。
本実施形態にあっては、引張部30が固定型である下型50に設けられている。このように引張部30が下型50側に設けられている点において、成形装置2は、第1実施形態の成形装置1と相違している。
まず、薄板状基材100の成形装置2の構成について、図15を参照しながら説明する。
図15は、薄板状基材100の成形装置2を示す断面図である。
成形装置2は、図15に示すように、下型50、上型60、引張部30、および制御部40を有している。以下、成形装置2の各構成について、詳細に説明する。
下型50は、下面10gと、上型60に向かい合う上面とを備えている。下面10gに引張部30の駆動部材32を取り付けている。上面には、上型60に向かう方向に突出する複数の凸部50aを設けている。複数の凸部50aは、所定の間隔を隔てて、隣り合って設けられる。凸部50a同士の間に、押圧面10bを形成している。それぞれの凸部50aは、予備成形体200を押圧する先端面50dと、先端面50dと上面とを連続する側端面10cと、引張部30の押圧治具31を移動(図中において上下動)するための貫通穴50fを有している。貫通穴50fは、先端面50dに開口する。下型50のその他の構成は、第1実施形態の下型10の構成と同じである。
上型60は、上面20gと、下型10に向かい合う下面とを備えている。下面には、下型50に向かう方向に突出する複数の凸部20aを設けている。複数の凸部20aは、所定の間隔を隔てて、隣り合って設けられる。凸部20a同士の間に、押圧面60dを形成している。押圧面60dは、引張部30が予備成形体200の撓み部200bを引っ張った際に予備成形体200の一部分を押し出すための溝60eを有している。押圧面60dは、第1実施形態の上型20の押圧面20dのように貫通穴20fを有していない。上型60のその他の構成は、第1実施形態の上型20の構成と同じである。
下型50と上型60とを型締めすると、上型60の先端面20bが下型50の押圧面10bに向かい合い、下型50の先端面50dが上型20の押圧面60dに向かい合う。傾斜角β<傾斜角αであるので、下型50の側端面10cと上型60の側端面20cとの間に、空間10sを形成する(図17(b)を参照)。先端面20bと押圧面10bとによって、予備成形体200を部分的に押圧し、伸長させた伸長部200aを形成する。空間10sにおいては、伸長部200aに連続する部分を撓ませて撓み部200bを形成する。先端面50dと押圧面60dとによって、隣り合う撓み部200b同士の間に延在する延在部200cを押圧する。
引張部30は、本実施形態においては、下型50側に配置され、上型60に対し接近離反移動可能(図中では上下動可能)な構成となっている。引張部30の駆動部材32は、作動ロッド32aを介して押圧治具31を取り付け、押圧治具31を上型60に向かう方向に移動または上型60から離れる方向に移動(図中では上下動)する。駆動部材32は、押圧治具31が上型60に接近するように作動ロッド32aを上型60に向けて押し出す。駆動部材32は、押圧治具31が上型60から離反するように作動ロッド32aを上型60から離す方向に引き下げる。
制御部40は、上型60と引張部30の作動を制御する。
制御部40は、駆動部材21の上下動、駆動部材32の上下動など、成形装置2全体の動作を制御する。
つぎに、成形装置2の動作について、図16のフローチャートに加えて図17を参照しながら説明する。
図16は、薄板状基材100の成形装置2の動作を示すフローチャートである。図17は、成形装置2による成形体500の成形動作を説明するための図であり、(a)は、予備成形体200を成形装置2に搬入する状態を示す部分断面図であり、(b)は、すべての引張部30がすべての撓み部200bを引っ張って伸長する状態を示す部分断面図である。
成形装置2による成形を開始(スタート)すると、まず、図17(a)に示すように、上型60が下型50と離反している状態において、下型50と上型60との間に予備成形体200を搬入する(ステップS21)。予備成形体200を搬入後、下型50の凹凸形状に、予備成形体200の凹凸形状が対応するように予備成形体200を下型50に載置する(ステップS22)。つぎに、上型60を下型50および予備成形体200に向けて下降する。上型60は、下降によって予備成形体200を図中下向きに押し出す。
上型60の下降が完了すると、下型50の押圧面10bと上型60の凸部20aの先端面20bは、予備成形体200を部分的に押圧して伸長し伸長部200aを形成する。そして、下型50の側端面10cと上型60の側端面20cとの間に形成する空間10sにおいて、伸長部200aに連続する部分を撓ませて撓み部200bを形成する(ステップS23)。
撓み部200bの形成後、各駆動部材32は、各押圧治具31の先端の凸状部31aが予備成形体200の下面に接触する位置まで各作動ロッド32aを介して各押圧治具31を押し出す(ステップS24)。
つぎに、引張部30は、上型60の長手方向の中央に位置する押圧治具(中央の押圧治具)31を上方向に押し出す。上方向に押し出した中央の押圧治具31は、凸状部31aにおいて対応する位置にある延在部(中央の延在部)200cを上型60に設けた溝60eへ向けて押し出す。中央の延在部200cを上方向に押し出すと、中央の延在部200cの両隣に位置する各撓み部(中央の撓み部)200bは、引っ張られ伸長する(ステップS25)。各中央の撓み部200bは、上型60の凸部20aの側端面20cに沿って引っ張られるので、凸部20aの形状が予備成形体200に付与される。
つぎに、引張部30は、中央の押圧治具31の両隣の各押圧治具31から上型60の両端に位置する各押圧治具31に向けて順次各押圧治具31を予備成形体200に向けて押し出す。押し出した各押圧治具31は、凸状部31aにおいて対応する位置にある延在部200cを上型60の溝60eへ向けて押し出す。各延在部200cが押し出されることにより、各延在部200cに隣接する各撓み部200bは、引っ張られ伸長する(ステップS26)。このとき、各撓み部200bは、上型60の凸部20aの側端面20cに沿って引っ張られるので、凸部20aの形状が予備成形体200に付与される。
つぎに、引張部30は、図17(b)に示すように、すべての撓み部200bの引っ張りによる伸長を完了すると、上型60を下型50から離反するように移動する。上型60が下型50から離反することにより、薄板状基材100の成形時に生じる歪みが除去された成形体500の成形が完了する(ステップS27)。成形が完了した成形体500は、成形装置2から搬出される(ステップS28)。
上述した第2実施形態に係る薄板状基材100の成形装置2では、引張部30を下型50側に配置し、予備成形体200の撓み部200bを引っ張って伸長する。かかる構成によれば、第1実施形態の成形装置1と同様に、薄板状基材100を歪みが残存することなく成形可能である。
そのほか、本発明は、特許請求の範囲に記載された構成に基づき様々な改変が可能であり、それらについても本発明の範疇である。
たとえば、本実施形態では、第1型を固定側の下型10または50、第2型を移動側の上型20または60とする構成として説明した。しかしながら、このような構成に限定されることなく、たとえば第1型および第2型を横向きに配置する構成にすることができる。また、本実施形態では、片方を固定型、他方を移動型とする構成として説明したが、このような構成に限定されることなく、両方の型が互いに接近離反可能な構成にすることができる。
また、本実施形態では、成形装置1(2)は、予備成形体200を成形して金属セパレータ用の成形体400(500)を成形する構成として説明した。しかしながら、このような構成に限定されることなく、たとえば他の用途に用いる成形体を成形する構成にすることができる。
さらに、本実施形態では、引張部30は、予備成形体200の延在部200cを押圧して撓み部200bを引っ張る構成として説明した。しかしながら、このような構成に限定されることなく、たとえば押圧治具31および駆動部材32の代わりに吸引ポンプを装着し、吸引ポンプが延在部200cを吸引して撓み部200bを引っ張る構成にすることができる。
また、本実施形態では、凸状部31aが1つの突起を有する構成として説明した。しかしながら、このような構成に限定されることなく、たとえば凸状部31aが2つ以上の突起を有する構成にすることができる。2つ以上の突起を有する場合、2つ以上の突起に沿う長さつまり撓み部200bを引っ張り得る長さを大きくできることから、1つの突起を有する構成と比べて凸状部31aの移動量を短くでき、予備成形体200の延在部200cに形成される凸状部31aの押圧に基づく凹凸形状の高さ寸法を低減することができる。
本出願は、2013年6月25日に出願された日本特許出願番号2013−133062号に基づいており、その開示内容は、参照され、全体として、組み入れられている。
1、2 成形装置、
10、50 下型(第1型)、
10a、50a 凸部、
10b 押圧面、
10c 側端面、
10d、50d 先端面、
10e 溝、
10g 下面、
10s 空間、
20、60 上型(第2型)、
20a 凸部、
20b 先端面、
20c 側端面、
20d、60d 押圧面、
20f 貫通穴、
20g 上面、
21 駆動部材、
21a 移動部材、
21b 筐体、
30 引張部、
31 押圧治具、
31a 凸状部、
32 駆動部材、
32a 作動ロッド、
40 制御部、
50f 貫通穴、
60e 溝、
100 薄板状基材、
200 予備成形体、
200a 伸長部、
200b 撓み部、
200c 延在部、
300 予備成形装置、
301 予備成形下型、
302 予備成形上型、
400、500 成形体、
700 加工機、
710 上型、
720 下型、
730 搬入フィーダー、
740 搬出コンベア、
750 搬出フィーダー。

Claims (8)

  1. 薄板状基材を所定の凹凸形状に予備成形した予備成形体をプレス成形する薄板状基材の成形装置であって、
    相対的に接近離反移動自在に設けられた第1型と第2型と、
    前記第2型に前記第1型に向けて突出するように設けられ、前記予備成形体を部分的に押圧して伸長させた伸長部を形成する先端と、前記第1型との間に形成される空間において前記伸長部に連続する部分を撓ませて撓み部を形成する側端とを備える凸部と、
    前記撓み部を引っ張って伸長させる引張部と、
    前記第1型または前記第2型と、前記引張部との作動を制御する制御部と、を有し、
    前記第1型と前記第2型の前記凸部とによって前記予備成形体の前記伸長部を押圧したままの状態で、前記引張部によって前記撓み部を引っ張って伸長させ、前記凸部の前記側端に沿わせて前記凸部の形状を前記予備成形体に付与してなり、
    前記予備成形体の前記所定の凹凸形状は、前記撓み部が形成されるような凹凸形状である、薄板状基材の成形装置。
  2. 複数の前記凸部が、隣り合って前記第2型に設けられ、
    前記引張部は、隣り合う前記凸部同士の間に配置され、隣り合う前記撓み部同士の間に延在する延在部を押圧して移動させることによって、隣り合う前記撓み部のそれぞれを引っ張って伸長させる請求項1に記載の薄板状基材の成形装置。
  3. 前記引張部は、前記予備成形体の前記延在部を押圧する凸状部を有し、
    前記凸状部は、少なくとも1以上の突起が形成されている請求項2に記載の薄板状基材の成形装置。
  4. 前記引張部は、前記予備成形体の中央に位置する撓み部から両端に位置する各撓み部に向けて順次各撓み部を引っ張って伸長させる請求項1〜3のいずれか1項に記載の薄板状基材の成形装置。
  5. 薄板状基材を所定の凹凸形状に予備成形した予備成形体を相対的に接近離反移動自在に設けられた第1型と第2型とによってプレス成形する薄板状基材の成形方法であって、
    前記第1型と、前記第2型に設けられ前記第1型に向けて突出する凸部の先端とによって前記予備成形体を部分的に押圧して伸長させた伸長部を形成するとともに、前記第1型と前記第2型の前記凸部との間に形成される空間において前記伸長部に連続する部分を撓ませて撓み部を形成する撓み形成工程と、
    前記第1型と前記第2型の前記凸部とによって前記予備成形体の前記伸長部を押圧したまま、前記撓み部を引っ張って伸長させ、前記凸部の前記先端に連続する側端に沿わせて前記凸部の形状を前記予備成形体に付与する引張工程と、
    を有し、
    前記予備成形体の前記所定の凹凸形状は、前記撓み形成工程において前記撓み部が形成されるような凹凸形状である、薄板状基材の成形方法。
  6. 複数の前記凸部が隣り合って前記第2型に設けられ、
    前記引張工程においては、隣り合う前記凸部同士の間において、隣り合う前記撓み部同士の間に延在する延在部を押圧して移動させることによって、隣り合う前記撓み部のそれぞれを引っ張って伸長させる請求項5に記載の薄板状基材の成形方法。
  7. 前記引張工程において、凸状部を用いて前記予備成形体の延在部分を押圧し、
    前記凸状部は、少なくとも1以上の突起が形成されている請求項6に記載の薄板状基材の成形方法。
  8. 前記引張工程において、前記予備成形体の中央に位置する撓み部から両端に位置する各撓み部に向けて順次各撓み部を引っ張って伸長させる請求項5〜7のいずれか1項に記載の薄板状基材の成形方法。
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