JPWO2014207891A1 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

室内送風機で取り込んだ車内空気を室内熱交換器により熱交換して再び車内に送り込むようにされた車両用空気調和装置において、雪などを含む重量の重い新鮮外気を吸入し室内送風機で取り込んだ車内空気と混合するサイクロンファンと、上記サイクロンファンの吹出口に、雪などを含まない重量の軽い空気と雪などを含む重量の重い空気とを上記サイクロンファンの遠心力により分離する仕切り板を備えたことを特徴とする。

Description

この発明は、車両用空気調和装置に関し、特に外気取入口から侵入する雪・雨などの物質をサイクロンファンにより分離することで、上記物質を含む外気を車内に取り込まないようにした車両用空気調和装置に関するものである。
従来の車両用空気調和装置は車両の上部に取り付けられ、この車両用空気調和装置の側面や上面に設けた外気取入口から外気導入用送風機により新鮮な外気を内部に取り込むと共に、これを室内送風機により吸込まれた車内空気と混合した後、室内熱交換器により熱交換し、この交換空気を客室に送り込むようにしているのが一般的である。(例えば、特許文献1を参照)
しかし、このような従来の車両用空気調和装置では、その側面や上面に設けた外気取入口から侵入する雪・雨などに対しては、外気取入口に設けたフィルタ、金網等により除去するのが一般的であったが、降雪により上記フィルタ、金網等が詰まり新鮮な外気の取入ができなくなる場合や、微細な雪や雨がフィルタ、金網等をすり抜けて空調装置内部に侵入してくる場合があり、車両用空気調和装置の性能が落ちるなどの問題があった。
一方、車両の室内への雪・雨等の物質の侵入を防止するために、側面の外気取入口から導入される空気通路を上・下ダクトに分割し、新鮮な外気は上ダクトを通して導入されると共にこの外気通路に発熱体で融雪するようにしたもの(例えば特許文献2を参照)や、走行風の影響を受けないように、外気を取り入れる外気風洞を設けた車両用空気調和装置が提案されている。(例えば、特許文献3を参照)
しかし、上記特許文献2および特許文献3のような方法では、外気取入口での風速が充分に低下しないため、発熱体での融雪効果が充分機能せず、またこれを機能させるためには外気取入口からの外気通路を長くとるなり、発熱体の熱容量を大きく設計しなければならず、融雪効果およびコスト面からも必ずしも有効な方法とはなりえなかった。
実開昭59−120620 特開昭60−67215 特開2011−213206
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、外気取入口から流入する外気を質量に応じて分離し、車内に取り入れる車両用空気調和装置を得ることを目的とする。
本発明に係る車両用空気調和装置は、少なくとも室内送風機および室内熱交換器からなる室内機器室を備え、外気取入口から取込まれた外気を上記室内送風機により吸込まれた車内空気と混合させた後、上記室内熱交換器を介して客室に送り込むようにした車両用空気調和装置において、上記取込まれた外気を遠心力により所定の質量より軽い外気と重い外気に分離するサイクロンファンと、上記サイクロンファンの吹出口に、上記所定の質量より軽い外気と重い外気の通路を仕切る仕切り板を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、室内機器室内に仕切り板を有するサイクロンファンを設け、外気を上記サイクロンファンにより吸込むと共に、上記サイクロンファンの遠心力により外気を質量に応じて分離するようにしたので、雪・雨などを含む所定の質量より重い外気であっても、簡単な構成でしかも効果的に雪・雨などを除去して車両の客室内に取込むことができる効果を有する。
本発明の実施の形態1に係る車両用空調装置内の機器配置及び外気の流れを示す概略図である。 本発明の実施の形態1に係るサイクロンファン吹出し部の拡大図である。 本発明の実施の形態2に係るサイクロンファン吹出し部の拡大図である。 本発明の実施の形態3に係る車両用空調装置内の機器配置及び外気の流れを示す概略図である。 本発明の実施の形態4に係る車両用空調装置内の機器配置及び外気の流れを示す概略図である。 従来の車両用空調装置内の機器配置及び外気の流れを示す概略図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1となる車両用空気調和装置内の機器配置を示す概略図で、(a)は上面断面図、(b)はA−A線正面断面図、(c)はB−B線側面断面図を示している。図2は図1のサイクロンファン吹出し部の拡大断面図で、以下、図6の従来の車両用空気調和装置と対比しながら各機器構成及び外気の流れについて説明する。
図1において、空気調和装置1は車両の上部に設けられ、室内機器室2と室外機器室3から構成されており、室内機器室2には室内送風機4、サイクロンファン5、室内熱交換器6が設置されている。 室外機器室3には室外送風機7、圧縮機8、室外熱交換器あるいはヒータ9、新鮮な外気を取込む第1のダクト、すなわち外気取入れダクト10が設置されている。サイクロンファン5は図1(c)に示すように吸入された外気を仕切り板15により分岐し、一方はフィルタ16を介して室内機器室2へ導き、他方は隔壁1aの一部に設けられた第2のダクト、すなわち排出ダクト17を介して再び室外機器室3へ戻すようになされている。なお、フィルタ16は流入した外気から雪などの比較的質量の重い物質を除去するものであれば良く、例えば金網で構成されても良い。
次に上記のような車両用空調装置の動作に伴う外気の流れを説明する。上記室外送風機7の運転により外気取入口11から流入した外気は、サイクロンファン5の運転に伴い、外気取入れダクト10の下部10aから吸込まれ、サイクロンファン5の遠心力及び仕切り板15の作用により、比較的質量の重い物質と質量の軽い空気が分離され、質量の軽い空気がフィルタ16を通過する。なお、上記質量が重い物質とは例えば単位体積当たりの質量が0.05g/cm〜0.15g/cmの所定の値以上の雪・雨・あられを含む物質を意味するものとする。空気調和装置1下部の車内空気吸込み口14を介して車内から取り込まれた車内空気F1と、このフィルタ16を通過した新鮮な外気F2は混合され、室内熱交換器6を通り、室内送風機4の運転に伴い、第3のダクト、すなわち吹出しダクト13を経由して、空気が車内に供給される。
図2はサイクロンファン5の吹出し部の拡大図を示しており、外気取入れダクト10(図1)から取り込まれた雪などを含む外気は、質量の重い雪などが遠心力及び重力により下部に移動することから、仕切り板15により所定の質量以上の雪などは分離され、所定の質量より軽い外気F2は分離ダクト51およびフィルタ16を通過して室内機器室2へ導入され、所定の質量以上の外気F3は分離ダクト52および排出ダクト17を通過して図1の室外機器室3へ戻る。なお、外気取入口11から流入した雪・雨など質量の重い物質は、室外機器室3の下部に溜り、排水管18から外部に排出される。
図6は本願と対比して示す従来の車両用空気調和装置であり、図中(a)は上面断面図、(b)はA−A線正面断面図を示している。なお、図1と同一符号を付した部分は同一または相当部分を表わしている。従来の車両用空気調和装置1は室内機器室2の側面に設けた外気取入口11から外気用フィルタ12を通過した外気を取込んでいる。車両用空調装置1が車両天井への埋め込み形の場合は、側面ではなく上面から外気を取り入れる構造となる。図6に示すように、従来の車両用空気調和装置では新鮮な外気を室内機器室2の側面もしくは上面から直接取り込んでいたため、雪などによる外気用フィルタ12の目詰まりが発生したり、雪・雨などが車内に取り込まれるなどの課題があったのは上述したとおりである。
これに対し本発明の実施の形態1では、図1に示すように、まず外気の流入速度を外部から侵入する雪などの物質を重量に応じて分離できる程度に落として、雪・雨などの侵入を防ぐために、下向きの外気取入れダクト10を室外機器室3に設置している。このため、従来の図6のように外気から直接室内機器室2に新鮮な外気を取込むのではなく、室外機器室3の外気取入口11から室外機器室3に新鮮な外気を一旦取り込み、上記室外機器室3の内部に下向きに取り付けられ下方向の開口部を有する外気取入れダクト10を介してサイクロファン5の吸込み力により上向きの流路を形成して室内機器室2に取り込むようにしているので、雨や雪などが直接車内へ侵入することを抑制することができる。
また、サイクロンファン5を使用することにより、吹出し風の遠心力と重力を利用することで、雪等を含まない所定の質量より軽い外気を、フィルタ16を介して室内機器室2に導入することができるため、雪や雨が直接車内へ侵入することを抑制するとともに、外気の風量が安定することから、装置の性能変動を減少させ、フィルタのメンテナンス期間の長期化や簡素化を図ることが可能となる。外気の風量が安定するのは、サイクロファン5を用いて所定の質量より重い物質を外気から除去することにより、サイクロファン5の流路後方に配置された外気用フィルタ12の目詰まりが生じにくくなり、外気用フィルタ12の目詰まりによる外気量の低減が抑制されるためである。なお、ここでいう所定の質量とは、単位体積当たりの外気又は空気の質量であって、例えば、0.05g/cmないし0.15g/cm程度の質量を想定している。
更に、サイクロンファン5の吹出し部の仕切り板15により分離された雪・雨等を含む所定の質量以上の重い外気は、排出ダクト17を経由して、室外機器室3に戻されるようにしているため、所定の質量以上の重い外気は排出ダクト17を通ることで流速が落ち、室外機器室3の下部に排出された際、雪や雨などは沈降し、空気は再度循環して外気取入れダクト10に取込むことが可能となり、取込んだ外気を有効利用を行うことができる。また、雪や雨などは室内機器室2には取込まれず、室外機器室3で解けた雪や雨は、室外機器室3の底面に設けられた排水管18により、空気調和装置1から排出することができる。
実施の形態2.
図3は本発明の実施の形態2に係るサイクロンファン5の吹出し部の拡大図であり、図2との同一符号は同一または相当部分を示している。図3では、上記分離ダクト51および52を仕切っている仕切り板15を開閉可能とし、その開閉角度の調節をモータ等からなる可変機構19により実施している。実施の形態1では仕切り板15を一定角度に固定して設置し、所定の質量以上の重い物質を含む外気と、所定の質量より軽い外気を分離していたが、実施の形態2では、可変機構19を用いて、雪、雨や砂漠地帯などでの多量の粉塵などに対しては、排出ダクト17への通り道を開け(図3では仕切り板15aを上げ)、雨・雪・粉塵などがない場合は、排出ダクト17への通り道を閉める(図3では仕切り板15aを下げる)などの運用を行うことができるようにしたものである。なお、本実施の形態においても、所定の質量とは、先の実施例と同じく、単位体積当たりの外気又は空気の質量であって、例えば、0.05g/cmないし0.15g/cm程度の質量を想定しており、以下の実施例においても同様である。
実施の形態2によれば、可変機構19を用いて仕切り板15aを角度調節して、所定の質量以上の重い外気と所定の質量より軽い外気の風量分配の調整を行うことができるようにしたため、空気調和装置を使用する環境に応じた角度調整により、室内機器室2への粉塵の流入を抑制できる。
また、図3(b)図に示すように、仕切り板15aの角度を水平方向よりも下向き(図では左下がり)に設定することにより、仕切り板15aにぶつかった雪などの所定の大きさよりも小さい微細物質が、仕切り板15a上を矢印のように左側に流れ排出ダクト17に流れ込むことで、さらに分離性能を高めることが可能となる。ここで、所定の大きさとは、例えば成長した雪の大きさであって、直径1mmないし10mm程度の任意の大きさをいう。なお、上記所定の大きさより更に微細な粉塵はフィルタ16で取り除くこととする。
実施の形態3.
図4は本発明の実施の形態3に係る車両用空調装置内の機器配置及び流入外気の流れを示す概略図で、図中(a)は上面断面図、(b)はそのA−A線正面断面図を示している。なお、図中図1との同一符号は同一または相当部分を表わしている。
図4では、図1で示すように室外機器室3から外気を取り入れるのではなく、外気取入れダクト10を室内機器室2の側部外方に取り付けることにより、外気を室内機器室2に直接取り込む形態としている。なお、室外機器室3に導入される外気(図4(b))は室外熱交換器9を冷却するためのものであり、この外気は室内機器室2を通じて車内には導入されない。
外気取入れダクト10から取り込まれた新鮮な外気はその直近に有するサイクロンファン5の遠心力により旋回されて図の左側に吹き出される。その際、吹出し風の遠心力と重力を利用することで、雪等を含まない所定の質量より軽い外気を、フィルタ16を介して室内機器室2に導入し(F2)、雪等を含む所定の質量以上の重い外気は、仕切り板15にて分離されて排出ダクト17を経由して車両用空調装置1の外部に排出されるようになっている(F3)。
このような実施の形態3の構成でも、サイクロンファン5の吹出し風の遠心力と重力を利用することにより、雪等を含まない所定の質量より軽い外気を室内機器室2に導入し、雪等を含む所定の質量以上の重い外気は、仕切り板15にて分離されて排出ダクト17を介して外部に排出することができる。室外機器室3を介さず、外気取入れダクト10から外気を室内機器室2に直接取り入れることにより、室外機器室3の空きスペースがない場合でも実施可能となる効果がある。
実施の形態4.
図5は本発明の実施の形態4に係る車両用空調装置内の機器配置及び外気の流れを示す概略図で、図中(a)は上面断面図、(b)はA−A線正面断面図、(c)はB−B線側面断面図を示している。なお、図5では室外機器室3の図示を省略して示しており、且つ、車両20との位置関係が分かるように示している。図4との同一符号は同一または相当部分を表わしている。
図4の実施の形態3では、外気取入れダクト10が空気調和装置1の外周から飛び出した形状をしているが、この実施の形態4では図5(a)に示すように、空気調和装置1の外周を外気取入れダクト10の形状に合わせて凹ませ、空気調和装置1の外形を形成するようにしている。図5(b)(c)から分かるように、車両20の上部に設置されている車両用空調装置1の側部に外気取入れダクト10が埋め込まれ、その開口部から直接外気を取り込むようになされている。サイクロンファン5および仕切り板(図示せず)による外気の分離動作は図1〜図4に示す実施の形態1〜3と同一である。
このように構成することにより、実施の形態3の場合より更にコンパクトに車両用空調装置を実現することが可能となると共に、車両走行時の風力抵抗を減らすことができる効果を有する。
1 空気調和装置、2 室内機器室、3 室外機器室、4 室内送風機、
5 サイクロンファン、6 室内熱交換器、7 室外送風機、8 圧縮機、
9 室外熱交換器もしくはヒータ、10 外気取入れダクト、
11 外気取入口、12 外気用フィルタ、13 吹出しダクト、
14 車内空気吸込み口、15、15a 仕切り板、16 フィルタ、
17 排出ダクト、18 配水管、19 可変機構、20 車両、
51、52 分離ダクト。

Claims (8)

  1. 少なくとも室内送風機および室内熱交換器からなる室内機器室を備え、外気取入口から取込まれた外気を上記室内送風機により吸込まれた車内空気と混合させた後、上記室内熱交換器を介して客室に送り込むようにした車両用空気調和装置において、上記取込まれた外気を遠心力により所定の質量より軽い外気と重い外気に分離するサイクロンファンと、上記サイクロンファンの吹出口に、上記所定の質量より軽い外気と重い外気の通路を仕切る仕切り板を備えたことを特徴とする車両用空気調和装置。
  2. 上記仕切り板により分離された所定の質量より軽い外気はフィルタを通過して上記室内熱交換器へ、所定の質量より重い外気は排出ダクトを通過して外部へ排出されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の車両用空気調和装置。
  3. 上記仕切り板を開閉可能とする可変機構を設けたことを特徴とする請求項1あるいは2に記載の車両用空気調和装置。
  4. 上記仕切り板を水平方法よりも下向きに傾け、上記仕切り板にぶつかった所定の大きさよりも小さい物質が、上記排出ダクトを通過して外部へ排出されるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の車両用空気調和装置。
  5. 室外送風機により外気取入口から所定の質量より重い外気を吸入する室外機器室を備え、上記室外機器室には水平方向よりも下向きに開口しこれを介して上記取込まれた外気を上向きの流路により上記サイクロンファンへ導く外気取入れダクトを配置したことを特徴とする請求項1に記載の車両用空気調和装置。
  6. サイクロンファンで分離された所定の質量より重い外気は再度、上記室外機器室に戻したのち外部に排出するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の車両用空気調和装置。
  7. 外気ダクトを上記室内機器室に設置し、外気を直接上記室内機器室に取り入れるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の車両用空気調和装置。
  8. 外気ダクトを上記室内機器室に埋め込んで設置したことを特徴とする請求項7に記載の車両用空気調和装置。
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