JP2004215760A - 電気掃除機 - Google Patents

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宏 森
Toru Kodachi
徹 小立
Kenichiro Sunaba
憲一郎 砂場
Tetsuo Imai
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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S55/00Gas separation
    • Y10S55/03Vacuum cleaner

Abstract

【課題】吸引力が急激に低下するのを防止することで集塵性能を向上させ、かつ小型化を実現した電気掃除機を提供することを目的とする。
【解決手段】塵埃を含む吸引風が流入する流入口10と略円形空間とを有する遠心分離部7を備え、前記遠心分離部7内に、前記遠心分離部7の内壁に沿って前記塵埃を含む吸引風を旋回させるための旋回部11を配設したもので、略円形空間を有する遠心分離部7の内壁と旋回部11との間で吸引風の旋回通路11aを形成することで、確実かつ高速旋回を生み出すことができ、その結果、塵埃と吸引風との分離性能が向上することで、集塵性能を向上することができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気掃除機の集塵構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気掃除機の構成を図7を用いて説明する。有底の集塵室31を設け、内部に吸気する吸気口32を集塵室31の側壁に接線方向に向け設けている。集塵室31の上端開口部33を覆うように蓋体34を設け、この蓋体34に排気口35を設ける。また集塵室31の上端開口部33を覆うようにフィルター36を取り付けている。電動送風機37が運転すると、塵埃は吸込部38より吸引され、吸気口32より集塵室31内に吸気され、集塵室31内で遠心分離され、排気はフィルター36を通して排気口35より排出される(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−104223号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、吸気口32より吸引した塵埃がフィルター36に付着、目詰まりを起こし、集塵室31に塵埃が十分吸引されないまま吸引力が低下するということがあった。またこの目詰まり対策の為、フィルター36の面積を大きくすることもあったが、集塵室31そのものが大きくなり電気掃除機そのものが大型化してしまうという課題があった。
【0005】
本発明は上記課題を解決するもので、吸引力が急激に低下するのを防止することで集塵性能を向上させ、かつ小型化を実現した電気掃除機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、塵埃を含む吸引風が流入する流入口と略円形空間とを有する遠心分離部を備え、前記遠心分離部内に、前記遠心分離部の内壁に沿って前記塵埃を含む吸引風を旋回させるための旋回部を配設したもので、略円形空間を有する遠心分離部の内壁と旋回部との間で吸引風の旋回通路を形成することで、確実かつ高速旋回を生み出すことができ、その結果、塵埃と吸引風との分離性能が向上することで、集塵性能を向上することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の発明は、塵埃を含む吸引風が流入する流入口と略円形空間とを有する遠心分離部を備え、前記遠心分離部内に、前記遠心分離部の内壁に沿って前記塵埃を含む吸引風を旋回させるための旋回部を配設したもので、略円形空間を有する遠心分離部の内壁と旋回部との間で吸引風の旋回通路を形成することで、確実かつ高速旋回を生み出すことができ、その結果、塵埃と吸引風との分離性能が向上することで、集塵性能を向上することができる。
【0008】
本発明の請求項2記載の発明は、旋回部の外方かつ遠心分離部の底面に、前記遠心分離部にて分離した塵埃を蓄積する塵埃蓄積室と連通する開口部を設けたもので、塵埃蓄積室と連通する開口部を遠心分離部の底面に設けたことで、前記遠心分離部にて分離した塵埃を前記塵埃蓄積室へ自重落下させることができ、簡易かつ低コストで塵埃の蓄積構成を実現できる。
【0009】
本発明の請求項3記載の発明は、流入口と開口部とを旋回流の上流方向にて区画するガイド部を、旋回部より延設して遠心分離部の内壁に接するように形成したもので、流入口と開口部とを旋回流の上流方向にて区画するガイド部を、旋回部より延設して遠心分離部の内壁に接するように形成することで、略円形空間を有する遠心分離部の内壁と旋回部との間に形成された塵埃を含む吸引風の旋回通路の吸気下流側のみが前記開口部と連通する構成を実現でき、確実かつ高速旋回を生み出し、その結果、塵埃と吸引風との分離性能が向上することで、集塵性能を向上することができる。
【0010】
本発明の請求項4記載の発明は、吸引風を発する電動送風機と、吸引した塵埃を吸引風から分離し捕集する塵埃分離部と、前記塵埃分離部内に配設され、前記塵埃分離部を通過した後の塵埃を吸引風から遠心分離する遠心分離部とを備え、前記塵埃分離部の下方に、前記電動送風機と連通する連通部を設けた電気掃除機で、遠心分離部より離れた塵埃分離部の下方に前記電動送風機と連通する連通部を設けたことで、塵埃分離部に捕集された塵埃は、吸引力により前記連通部側から蓄積されていくため、前記塵埃分離部内で蓄積されている塵埃の舞い上がりを防止でき、その結果、遠心分離部の流入口への塵埃の付着を防止できる。そのため、集塵性能を向上することができる。
【0011】
本発明の請求項5記載の発明は、連通部にフィルターを設けたもので、吸引力により塵埃分離部の連通部側から蓄積されていく塵埃の、電動送風機への侵入を防止できる。そのため、電動送風機の品質向上を実現できる。
【0012】
本発明の請求項6記載の発明は、吸引風を発する電動送風機と、吸引した塵埃を吸引風から分離し捕集する塵埃分離部と、前記塵埃分離部内に配設され、前記塵埃分離部を通過した後の塵埃を吸引風から遠心分離する遠心分離部とを備え、前記遠心分離部は、前記塵埃分離部を通過した後の塵埃が吸引風ともに内部へ流入する流入口を有するとともに、前記流入口の近傍に、前記吸引風が前記流入口に向かうように気流案内部を設けた電気掃除機で、塵埃分離部を通過した後の塵埃を含む吸引風を、効率良く遠心分離部の流入口へ向かわせることができるとともに、遠心分離部の流入口に付着した塵埃を除去することもできる。そのため、集塵性能を向上することができる。
【0013】
本発明の請求項7記載の発明は、吸引風を発する電動送風機と、吸引した塵埃を吸引風から分離し捕集する塵埃分離部と、前記塵埃分離部内に着脱自在に配設され、前記塵埃分離部を通過した後の塵埃を吸引風から遠心分離する遠心分離部とを備え、前記遠心分離部は、前記塵埃分離部を通過した後の塵埃が吸引風ともに内部へ流入する流入口を有するとともに、前記塵埃分離部と前記遠心分離部を分離するとき、前記流入口に略接する塵埃除去部を、前記塵埃分離部の内壁に設けた電気掃除機で、前記塵埃分離部と前記遠心分離部を分離するとき、前記塵埃除去部が前記遠心分離部の流入口に略接することで、遠心分離部の流入口に付着した塵埃を除去することができる。そのため、集塵性能を向上することができる。また、塵埃分離部にて分離した塵埃を、前記塵埃分離部の下方(より遠心分離部より離れた方向に飛ばす効果も有している。
【0014】
本発明の請求項8記載の発明は、吸引風を発する電動送風機と、吸引した塵埃を吸引風から分離し捕集する塵埃分離部と、前記塵埃分離部内に着脱自在に配設され、前記塵埃分離部を通過した後の塵埃を吸引風から遠心分離する遠心分離部と、前記遠心分離部にて遠心分離した塵埃を蓄積し前記遠心分離部に一体的に形成された塵埃蓄積室とを備え、前記塵埃蓄積室は開口部を有するとともに、前記塵埃分離部と前記遠心分離部が連結しているときには、前記開口部は、前記塵埃分離部にて閉塞されてなる電気掃除機で、前記塵埃分離部と前記遠心分離部が連結しているときには、塵埃蓄積室の一端は閉塞状態であるため、前記塵埃蓄積室内に気流は生じず、その結果、遠心分離部にて遠心分離され塵埃蓄積室に蓄積している塵埃を、再度遠心分離部へ逆流するのを防止できる。また、前記塵埃分離部と前記遠心分離部とを分離したときには、前記開口部より塵埃蓄積室に蓄積している塵埃が、前記塵埃分離部に落下するため、前記塵埃分離部に捕集されていた塵埃とともに、一度に廃棄できる。そのため、使用性および集塵性能を向上することができる。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について、図1〜図6を用いて説明する。
【0016】
図1は電気掃除機の正面図である。本掃除機は、下部に床面の塵埃を吸引する吸込具1、吸引風を発する電動送風機3を内蔵した掃除機本体18、前記掃除機本体18の上部に取っ手を有するハンドル部2、前記掃除機本体18より着脱でき塵埃を捕集する集塵部4、この集塵部4と前記吸込具1を連通する吸引通路をで、前記ハンドル部2に固定して設けたホース5から構成されている。また、前記掃除機本体18には、前記電動送風機3が発する排気を排出する排出穴(図示せず)が設けられている。
【0017】
図2は電気掃除機の集塵部4を構成する、塵埃分離部6、遠心分離部7及び集塵蓋8であり、それぞれ左右方向へ回転させることで着脱自在となっている。塵埃分離部6は、水平方向に略円筒形状の壁面部13を有し、有底に形成されている。また、塵埃分離部6の壁面部13の一部には、吸込具1よりホース5を介して塵埃を含んだ気流が流入する第1流入口9が設けられていて、気流流速を増加させるために、略半円形断面としている。遠心分離部7は、前記塵埃分離部6より小径に形成されており、内部に略円形空間を有していて、前記塵埃分離部6内に配設されている。集塵蓋8は、エラストマーのような軟質材を外周に有し略円筒形状で、その軟質材の外径は、前記塵埃分離部6の壁面部13の内周に密着できる径に形成されている。12は前記電動送風機室3の吸引口(図示せず)と前記遠心分離部7の内部を連通する第1連通口でフィルターにて覆われている。10は遠心分離部7内方へ塵埃を含んだ気流を流入する第2流入口で、フィルターにて覆われており、前記第1流入口9と対向しない位置に設けられている。
【0018】
図3、図4は、それぞれ電気掃除機の遠心分離部7の上面図および側面図である。10は遠心分離部7内方へ塵埃を流入する第2流入口、14は遠心分離部に設けた略円筒形状の壁面部、11は遠心分離部に設けた略円筒形状の壁面部14の内方に設けられ、前記第2流入口10より流入した塵埃を含む気流を、前記遠心分離部7の壁面部14の内壁に沿って、旋回させるための旋回通路11aを形成するために配設した外形略円形状の旋回部11である。前記外形略円形状の旋回部11の内方のみが、前記第1連通口12と連通する構成となっている。15は前記旋回通路11aの吸気下流側かつ前記旋回部の外方で、遠心分離部7底面に設けた第1開口部である。16は第2流入口10と第1開口部15とを旋回流の上流方向にて区画し、旋回部11より延設して遠心分離部7の壁面部14の内壁に接するように形成したガイド部で、前記旋回通路11aの吸気下流側のみが前記第1開口部15と連通する構成としている。17は前記第2流入口10の近傍(前記第2流入口10の下端)に、塵埃分離部6を通過した後の塵埃を含む吸引風の流れ方向と略平行に設けた気流案内部なるツメ部で、効率良く前記第2流入口10へ気流を向かわせることができるとともに、前記第2流入口10に付着した塵埃を除去する役割も成している。
【0019】
また、20は前記第1開口部15と連通しかつ下方に一体的に形成された塵埃蓄積部で、前記塵埃蓄積部20は、前記遠心分離部7にて分離した塵埃を蓄積するものである。前記塵埃蓄積部20は、第2開口部21を有し、前記遠心分離部7が塵埃分離部6と連結しているときは、前記第2開口部21は前記塵埃分離部6の壁面部13の内壁にて閉塞されている。
【0020】
図5は、塵埃分離部6と遠心分離部7と集塵蓋8の組立図である。19は電動送風機3の吸引口(図示せず)と塵埃分離部6の内部を連通する第2連通口で、前記塵埃分離部6の下方(遠心分離部7より離れた方向を意図する)に設けられており、フィルター23にて覆われている。
【0021】
図6は、図5のA−A断面図である。22は前記塵埃分離部6と前記遠心分離部7を分離するとき、第2流入口10に略接する塵埃除去部なるツメ部である。前記塵埃分離部6と前記遠心分離部7を分離するときのツメ部22の軌跡が、前記第2流入口10の表面の略接するよう構成されている。
【0022】
上記構成による動作作用を説明する。前記吸込具1より吸引した塵埃は、ホース5内を通った後、前記第1流入口9より前記塵埃分離部6に吸引される。第1流入口9より塵埃分離部6に吸引された塵埃を含む吸引風は、前記遠心分離部7の壁面部14に衝突する。
【0023】
質量の大きい塵埃は、塵埃分離部6内に捕集されるが、質量の小さい塵埃は、前記第2流入口10を経て遠心分離部7内方へ吸引される。この遠心分離部7内方へ吸引された塵埃を含む気流は、前記遠心分離部7の壁面部14の内壁と外形略円形状の旋回部11とにより形成された旋回通路11a内を旋回することで気流と塵埃は分離し、前記塵埃と分離した気流は、その後、前記旋回通路11aの吸気下流側の開放部より旋回部11の内方に流入し、また、外形略円形状の旋回部11の内方のみが、電動送風機3の吸引口(図示せず)と連通する第1連通口12と連通する構成となっているため、前記気流は前記第1連通口12を介して掃除機本体18外へと排出される。
【0024】
一方、前記気流と分離した塵埃は、第1開口部15を介して塵埃蓄積部20に蓄積される。前記塵埃蓄積部20は、第2開口部21を有しているが、前記遠心分離部7が塵埃分離部6と連結しているときは、前記第2開口部21は前記塵埃分離部6の壁面部13の内壁にて閉塞された状態であるため、前記塵埃蓄積室20内に気流は生じず確実に内部に蓄積される。そのため、遠心分離部7にて遠心分離され塵埃蓄積室20に蓄積している塵埃を、再度遠心分離部7へ逆流するのを防止できる。また、前記塵埃分離部20と前記遠心分離部7とを分離したときには、前記第2開口部21が開放となるため、前記第2開口部21より塵埃蓄積室20に蓄積している塵埃が、前記塵埃分離部6に落下するため、前記塵埃分離部6に捕集されていた塵埃とともに、一度に廃棄できる。
【0025】
さらに、塵埃分離部6の内部と電動送風機3の吸引口(図示せず)とを連通する第2連通口19を、前記塵埃分離部6の下方(遠心分離部7より離れた方向を意図する)にフィルター23にて覆って設けているため、塵埃分離部6に捕集された塵埃は、吸引力により前記第2連通口19側から蓄積されていく。そのため、前記塵埃分離部6内で蓄積されている塵埃の舞い上がりを防止でき、その結果、遠心分離部7の流入口への塵埃の付着を防止できる。
【0026】
また、第2流入口10の近傍(前記第2流入口10の下端)に、塵埃分離部6を通過した後の塵埃を含む吸引風の流れ方向と略平行に設けた気流案内部なるツメ部17を設けたことで、効率良く前記第2流入口10へ気流を向かわせることができるとともに、前記第2流入口10に付着した塵埃を除去することもできる。
【0027】
さらに、前記塵埃分離部6と前記遠心分離部7を分離するときにツメ部22の軌跡が、第2流入口10に略接するよう塵埃分離部6の壁面部13の内壁に設けてあるため、前記塵埃分離部6と前記遠心分離部7を分離するとき、遠心分離部7の第2流入口10に付着した塵埃を除去することができる。
【0028】
また、前記第1連通口12には通気性を有するフィルターを設けて細塵の電動送風機3への侵入を防ぐとともに、遠心分離部7の第2流入口10にも通気性を有するフィルターを設けて、遠心分離部に吸引する塵埃の大きさを制限し、前記第1連通口12のフィルターの目の粗さを前記第2流入口10のフィルターの目の粗さと同等もしくはそれより小さく設けることで、前記第2流入口10のフィルターの圧損を前記第1連通口12のフィルターの圧損と同等以下にでき、遠心分離部7への塵埃吸引をより確実に行うことができる。
【0029】
また、遠心分離部7も集塵蓋8と着脱自在であることから、遠心分離部7内部の清掃や、万が一塵埃が集塵蓋8の第1連通口12に付着しても、その除去等メンテナンスが容易に行える。
【0030】
本実施例においては、スティックタイプの電気掃除機において説明を行っているが、形式や電源の形態を問わず、一般の掃除機全般についても同様な構成を採用可能である。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、吸引力が急激に低下するのを防止することで集塵性能を向上させ、かつ小型化を実現した電気掃除機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明する電気掃除機の正面図
【図2】同集塵部の略構成図
【図3】同遠心分離部の上面図
【図4】同遠心分離部の側面図
【図5】同塵埃分離部と遠心分離部と集塵蓋の組立図
【図6】図5のA−A断面図
【図7】従来の掃除機の略構成図
【符号の説明】
4 集塵部
6 塵埃分離部
7 遠心分離部
8 集塵蓋
9 第1流入口
10 第2流入口
11 旋回部
11a 旋回通路
12 第1連通口
15 開口部
20 塵埃蓄積部

Claims (8)

  1. 塵埃を含む吸引風が流入する流入口と略円形空間とを有する遠心分離部を備え、前記遠心分離部内に、前記遠心分離部の内壁に沿って前記塵埃を含む吸引風を旋回させるための旋回部を配設した電気掃除機。
  2. 旋回部の外方かつ遠心分離部の底面に、前記遠心分離部にて分離した塵埃を蓄積する塵埃蓄積室と連通する開口部を設けた請求項1記載の電気掃除機。
  3. 流入口と開口部とを旋回流の上流方向にて区画するガイド部を、旋回部より延設して遠心分離部の内壁に接するように形成した請求項2記載の電気掃除機。
  4. 吸引風を発する電動送風機と、吸引した塵埃を吸引風から分離し捕集する塵埃分離部と、前記塵埃分離部内に配設され、前記塵埃分離部を通過した後の塵埃を吸引風から遠心分離する遠心分離部とを備え、前記塵埃分離部の下方に、前記電動送風機と連通する連通部を設けた電気掃除機。
  5. 連通部にフィルターを設けた請求項4記載の電気掃除機。
  6. 吸引風を発する電動送風機と、吸引した塵埃を吸引風から分離し捕集する塵埃分離部と、前記塵埃分離部内に配設され、前記塵埃分離部を通過した後の塵埃を吸引風から遠心分離する遠心分離部とを備え、前記遠心分離部は、前記塵埃分離部を通過した後の塵埃が吸引風ともに内部へ流入する流入口を有するとともに、前記流入口の近傍に、前記吸引風が前記流入口に向かうように気流案内部を設けた電気掃除機。
  7. 吸引風を発する電動送風機と、吸引した塵埃を吸引風から分離し捕集する塵埃分離部と、前記塵埃分離部内に着脱自在に配設され、前記塵埃分離部を通過した後の塵埃を吸引風から遠心分離する遠心分離部とを備え、前記遠心分離部は、前記塵埃分離部を通過した後の塵埃が吸引風ともに内部へ流入する流入口を有するとともに、前記塵埃分離部と前記遠心分離部を分離するとき、前記流入口に略接する塵埃除去部を、前記塵埃分離部の内壁に設けた電気掃除機。
  8. 吸引風を発する電動送風機と、吸引した塵埃を吸引風から分離し捕集する塵埃分離部と、前記塵埃分離部内に着脱自在に配設され、前記塵埃分離部を通過した後の塵埃を吸引風から遠心分離する遠心分離部と、前記遠心分離部にて遠心分離した塵埃を蓄積し前記遠心分離部に一体的に形成された塵埃蓄積室とを備え、前記塵埃蓄積室は開口部を有するとともに、前記塵埃分離部と前記遠心分離部が連結しているときには、前記開口部は、前記塵埃分離部にて閉塞されてなる電気掃除機。
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