JP3821100B2 - 電気掃除機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気掃除機の集塵構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気掃除機の構成を図8を用いて説明する。有底の集塵室31を設け、内部に吸気する吸気口32を集塵室31の側壁に接線方向に向け設けている。集塵室31の上端開口部33を覆うように蓋体34を設け、この蓋体34に排気口35を設ける。また集塵室31の上端開口部33を覆うようにフィルター36を取り付けている。電動送風機37が運転すると、塵埃は吸込部38より吸引され、吸気口32より集塵室31内に吸気され、集塵室31内で遠心分離され、排気はフィルター36を通して排気口35より排出される(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−104223号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、吸気口32より吸引した塵埃がフィルター36に付着、目詰まりを起こし、集塵室31に塵埃が十分吸引されないまま吸引力が低下するということがあった。またこの目詰まり対策の為、フィルター36の面積を大きくすることもあったが、集塵室31そのものが大きくなり電気掃除機そのものが大型化してしまうという課題があった。
【0005】
本発明は上記課題を解決するもので、吸引力が急激に低下するのを防止することで集塵性能を向上させ、かつ小型化を実現した電気掃除機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、塵埃を含んだ吸引風が流入する第1流入口を有し遠心分離作用にて前記吸引風から分離した塵埃を捕集する第1塵埃分離部と、前記第1塵埃分離部内に配設され前記第1塵埃分離部を通過した後の塵埃を含んだ吸引風が流入する第2流入口と、前記第1塵埃分離部を通過した後の塵埃を吸引風から分離する第2塵埃分離部と、吸引風を発する電動送風機とを備え、前記第1塵埃分離部は、前記第1塵埃分離部にて吸引風から分離された高密度の塵埃を蓄積する高密度塵埃蓄積部と前記第1塵埃分離部にて吸引風から分離された低密度の塵埃を蓄積する低密度塵埃蓄積部とを有し、前記高密度塵埃蓄積部は前記低密度塵埃蓄積部より前記第1塵埃分離部が有する第1流入口に対して遠方に配設され、前記第2塵埃分離部で塵埃と分離した気流は前記電動送風機に吸引されると共に、前記電動送風機と前記第1塵埃分離部に設けられた低密度塵埃蓄積部とをフィルターを介して連通させたもので、吸引した塵埃を2段で分離でき、目詰まりしにくく吸引力が急激に低下しにくい集塵性能をえることができる。また、遠心分離作用にて吸引風から塵埃を分離するもので、容易かつ低コストの構成で、吸引風から塵埃を分離できる。また、第1塵埃分離部にて吸引風から分離された塵埃は、塵埃の密度に応じて遠心力が異なり、低密度の塵埃は遠心力が小さく、高密度の塵埃は遠心力が大きいため、前記高密度塵埃蓄積部を前記低密度塵埃蓄積部より前記第1塵埃分離部が有する第1流入口に対して遠方に配設することで、塵埃の密度に応じてそれぞれの蓄積部に蓄積されることが実現できる。また、低密度塵埃蓄積部内に蓄積された塵埃を電動送風機が吸引することで、第1塵埃分離部内で低密度塵埃蓄積部内に蓄積された塵埃が舞い上がり、第2流入口に前記塵埃が付着するのを防止できる。また、電動送風機と高密度塵埃蓄積部とは連通させず低密度塵埃蓄積部のみを連通させており、低密度塵埃蓄積部に蓄積している塵埃は低密度のため空気抵抗が小さく、前記電動送風機と低密度塵埃蓄積部との連通部の目詰まりがし難い。また、第1塵埃分離部内に吸引風が流れているため、低密度の塵埃は体積が大きいことより吸引風の力を受けやすく、低密度塵埃蓄積部へと導きかれやすい。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の発明は、塵埃を含んだ吸引風が流入する第1流入口を有し遠心分離作用にて前記吸引風から分離した塵埃を捕集する第1塵埃分離部と、前記第1塵埃分離部内に配設され前記第1塵埃分離部を通過した後の塵埃を含んだ吸引風が流入する第2流入口と、前記第1塵埃分離部を通過した後の塵埃を吸引風から分離する第2塵埃分離部と、吸引風を発する電動送風機とを備え、前記第1塵埃分離部は、前記第1塵埃分離部にて吸引風から分離された高密度の塵埃を蓄積する高密度塵埃蓄積部と前記第1塵埃分離部にて吸引風から分離された低密度の塵埃を蓄積する低密度塵埃蓄積部とを有し、前記高密度塵埃蓄積部は前記低密度塵埃蓄積部より前記第1塵埃分離部が有する第1流入口に対して遠方に配設され、前記第2塵埃分離部で塵埃と分離した気流は前記電動送風機に吸引されると共に、前記電動送風機と前記第1塵埃分離部に設けられた低密度塵埃蓄積部とをフィルターを介して連通させたもので、吸引した塵埃を2段で分離でき、目詰まりしにくく吸引力が急激に低下しにくい集塵性能をえることができる。また、遠心分離作用にて吸引風から塵埃を分離するもので、容易かつ低コストの構成で、吸引風から塵埃を分離できる。また、第1塵埃分離部にて吸引風から分離された塵埃は、塵埃の密度に応じて遠心力が異なり、低密度の塵埃は遠心力が小さく、高密度の塵埃は遠心力が大きいため、前記高密度塵埃蓄積部を前記低密度塵埃蓄積部より前記第1塵埃分離部が有する第1流入口に対して遠方に配設することで、塵埃の密度に応じてそれぞれの蓄積部に蓄積されることが実現できる。また、低密度塵埃蓄積部内に蓄積された塵埃を電動送風機が吸引することで、第1塵埃分離部内で低密度塵埃蓄積部内に蓄積された塵埃が舞い上がり、第2流入口に前記塵埃が付着するのを防止できる。また、電動送風機と低密度塵埃蓄積部のみを連通させており、低密度塵埃蓄積部に蓄積している塵埃は低密度のため空気抵抗が小さく、前記電動送風機と低密度塵埃蓄積部との連通部の目詰まりがし難い。また、第1塵埃分離部内に吸引風が流れているため、低密度の塵埃は体積が大きいことより吸引風の力を受けやすく、低密度塵埃蓄積部へと導きかれやすい。
【0008】
本発明の請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、第2塵埃分離部にて分離した塵埃を蓄積する細塵蓄積部を有し、高密度塵埃蓄積部と低密度塵埃蓄積部と前記細塵蓄積部とを、同一の開閉自在な開閉蓋にて覆うとともに、前記開閉蓋を開くことで、前記高密度塵埃蓄積部と低密度塵埃蓄積部と細塵蓄積部にそれぞれ蓄積されている塵埃を同時に廃棄できるもので、開閉蓋を開くだけで、一度にすべての種類の塵埃を廃棄できる。
【0009】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について、図1〜図7を参照しながら説明する。
【0010】
図1は電気掃除機の正面図である。本掃除機は、下部に床面の塵埃を吸引する吸込具1、吸引風を発する電動送風機3を内蔵した掃除機本体18、一端を前記吸込具1に接続した延長管2、前記掃除機本体18より着脱でき塵埃を捕集する集塵部4、この集塵部4と前記吸込具1を連通する吸引通路を前記延長管2を介して形成し、前記延長管2と前記集塵部4とを接続するホース5から構成されている。また、前記掃除機本体18には、前記電動送風機3が発する排気を排出する排出穴(図示せず)が設けられている。
【0011】
図2〜図4は、電気掃除機の集塵部4を構成する、第1塵埃分離部6、第1塵埃分離部である遠心分離部7及び集塵蓋8の構成図である。第1塵埃分離部6は、下方開口で、開閉自在の開閉蓋17にて覆われている。また、第1塵埃分離部6には、吸込具1よりホース5を介して塵埃を含んだ気流が流入する第1流入口9が設けられている。遠心分離部7は、前記第1塵埃分離部6より小径に形成されており、内部に略円形空間を有していて、前記第1塵埃分離部6内に配設されている。集塵蓋8は、エラストマーのような軟質材を外周に有し略円筒形状で、前記遠心分離部7の吸気下流側に配設されている。12は前記電動送風機室3の吸引口(図示せず)と前記遠心分離部7の内部を連通する第1連通口でフィルターにて覆われている。10は遠心分離部7内方へ塵埃を含んだ気流を流入する略円弧状の第2流入口で、フィルターにて覆われており、前記第1流入口9と対向しない位置に設けられている。なお、前記略円弧状の第2流入口は着脱自在で、前記フィルターの掃除もできる。
【0012】
14は遠心分離部7に設けた略円筒形状の壁面部、11は遠心分離部に設けた略円筒形状の壁面部14の内方に設けられ、前記第2流入口10より流入した塵埃を含む気流を、前記遠心分離部7の壁面部14の内壁に沿って、旋回させるための旋回通路11aを形成するために配設した略円弧状の旋回部11である。前記略円弧の旋回部11の内方のみが、前記第1連通口12と連通する構成となっている。15は前記旋回通路11aの吸気下流側かつ前記旋回部の外方で、遠心分離部7底面に設けた第1開口部である。16は旋回部11より延設して遠心分離部7の壁面部14の内壁に接するように形成したガイド部で、前記旋回通路11aの吸気下流側のみが前記第1開口部15と連通する構成としている。
【0013】
図5は、図2のA矢視図である。20は前記第1開口部15と連通しかつ下方に一体的に形成された細塵蓄積部である。また、13は第1塵埃分離部6内に配され、前記第1塵埃分離部6内にて吸引風から分離された高密度塵埃の塵埃を蓄積する高密度塵埃蓄積部で、24は同じく第1塵埃分離部6内に配され、前記第1塵埃分離部6内にて吸引風から分離された低密度塵埃の塵埃を蓄積する低密度塵埃蓄積部であり、区画壁22によって区画されている。なお、前記高密度塵埃蓄積部13は前記低密度塵埃蓄積部24より、前記第1流入口9に対して遠方に配置してある。前記低密度塵埃蓄積部24は、第2開口部21を有し、前記第2開口部21はフィルター23にて覆われている。19は電動送風機3の吸引口(図示せず)と、前記第2開口部21を介して、前記低密度塵埃蓄積部24とを連通される第2連通口である。つまり、前記第2開口部21は、電動送風機3の吸引口(図示せず)と前記低密度塵埃蓄積部24とを連通させる連通部の役割を果たしている。また、前記フィルター23は、図6に示すように、平板状の枠25に設けられており、前記前記第2開口部21に対し、着脱自在となっていて、前記フィルター23の掃除がし易くなっている。また、前記第2開口部21の下端(低密度塵埃蓄積部24の下端)から、所定高さの位置に、前記フィルター23が配されている。
【0014】
図7は、集塵部4の他の下方斜視図である。第1塵埃分離部6内に、高密度塵埃蓄積部13と低密度塵埃蓄積部24と細塵蓄積部20とが、水平方向に並んで配設されている。なお、掃除機本体18の後面を、被掃除面に向け立てた状態のときには、前記高密度塵埃蓄積部13と前記低密度塵埃蓄積部24は、略上下方向に重合して配設されてなる構成となっている(本実施例においては、高密度塵埃蓄積部13が下方になるよう構成されている)。
【0015】
上記構成による動作作用を説明する。前記吸込具1より吸引した塵埃は、ホース5内を通った後、前記第1流入口9より前記第1塵埃分離部6に吸引される。第1流入口9より、第1塵埃分離部6に吸引された塵埃を含む吸引風は、遠心分離部7に設けた略円筒形状の壁面部14に沿って旋回する。前記第1塵埃分離部6内においては、図5に示すように、低密度塵埃蓄積部24に吸引力が作用しているので、体積の大きい塵埃が吸引力を受けやすいのと、重量の大きい塵埃が遠心力が大きいため、高密度塵埃は遠心力が大きく、低密度塵埃は遠心力が小さいこととなる。これにより、高密度塵埃は、第1流入口9に対して低密度塵埃蓄積部24より遠方に配置してある高密度塵埃蓄積部13に、区画壁22の先端開放部を通過後蓄積され、低密度塵埃は前記第1流入口9近傍の低密度塵埃蓄積部24に蓄積されることとなる。
【0016】
また、低密度塵埃蓄積部24の内部と電動送風機3の吸引口(図示せず)とを連通する第2開口部21を設けているため、低密度塵埃蓄積部24に蓄積された低密度塵埃は、吸引力により前記第2開口部側から蓄積されていく。特に低密度塵埃は、重量が小さく体積の大きい綿やティシュ等の通気性が良い塵埃が多いことに加え、第2開口部21を覆うフィルター23を、前記第2開口部21の下端(低密度塵埃蓄積部24の下端)から所定高さの位置に設けているため、フィルター23の目詰まりを防止できることで集塵性能を向上できる。
【0017】
さらに、フィルター23の目詰まりを起し易い体積の小さい高密度塵埃は、区画壁22にて囲まれ、吸引力の作用しない前記高密度塵埃蓄積部13内に蓄積されており、フィルター23には付着しないため、フィルター23の目詰まりを防止できることで集塵性能を向上できる。
【0018】
さらに、前記低密度塵埃蓄積部24内の吸引作用により、低密度塵埃蓄積部24内で蓄積されている低密度塵埃の舞い上がりを防止できるため、遠心分離部7の第2流入口10のフィルターへの塵埃の付着を防止でき、集塵性能を向上できる。第1流入口9より、第1塵埃分離部6に吸引された塵埃を含む吸引風は、遠心分離部7の略円筒形状の壁面部14に設けた略円弧状の第2流入口のフィルターに沿って旋回するため、前記フィルターをクリーニングすることで、集塵性能を向上できる。
【0019】
質量および体積の大きい塵埃は、第1塵埃分離部6内に捕集されるが、質量および体積の小さい細塵は、前記第2流入口10を経て遠心分離部7内方へ吸引される。この遠心分離部7内方へ吸引された塵埃を含む気流は、前記遠心分離部7の壁面部14の内壁と略円弧状の旋回部11とにより形成された旋回通路11a内を旋回することで気流と塵埃は分離し、前記塵埃と分離した気流は、その後、前記旋回通路11aの吸気下流側の開放部より旋回部11の内方に流入し、また、略円弧状の旋回部11の内方のみが、電動送風機3の吸引口(図示せず)と連通する第1連通口12と連通する構成となっているため、前記気流は前記第1連通口12を介して掃除機本体18外へと排出される。なお、前記旋回通路11aの通路断面積は、吸気下流側に向かうに従い徐々に小さくすれば、吸気下流側に向かうにしたがって、風速が上がり、塵埃と吸引風との分離性能が向上することで、集塵性能を向上することができる。
【0020】
一方、前記気流と分離した塵埃は、第1開口部15を介して細塵蓄積部20に蓄積される。前記細塵蓄積部20は、開閉蓋17にて覆われていて閉塞された状態であるため、前記細塵蓄積部20内に気流は生じず確実に内部に蓄積される。そのため、遠心分離部7にて遠心分離され細塵蓄積部20に蓄積している塵埃を、再度遠心分離部7へ逆流するのを防止できる。また、第1塵埃分離部6内に、それぞれ下方開口の高密度塵埃蓄積部13と低密度塵埃蓄積部24と細塵蓄積部20とが、水平方向に並んで配設されていているため、開閉蓋17を開くと、高密度塵埃蓄積部13と低密度塵埃蓄積部24と細塵蓄積部20のそれぞれに蓄積されている塵埃が同時に落下するため、前記第1塵埃分離部6に捕集されていた塵埃とともに、一度に廃棄できる。
【0021】
また、掃除機本体18の後面を、被掃除面に向け立てた状態のときには、前記高密度塵埃蓄積部13と前記低密度塵埃蓄積部24は、略上下方向に重合して配設された構成となっている。本実施例においては、高密度塵埃蓄積部13が下方になり、区画壁22の先端開放部が側方に向くように構成されているため、高密度塵埃蓄積部13に溜まっている高密度塵埃が、また、低密度塵埃蓄積部24に溜まっている低密度塵埃がそれぞれの蓄積部から出ることがなく、高密度塵埃が低密度塵埃蓄積部24に移動することによる第2開口部21を覆うフィルター23の目詰まりを防止できることで集塵性能を向上できる。
【0022】
なお、本実施例においては、第1塵埃分離部6内に、高密度塵埃の塵埃を蓄積する高密度塵埃蓄積部13と、低密度塵埃の塵埃を蓄積する低密度塵埃蓄積部24の2個の塵埃蓄積部を配設しているが、塵埃の特性(密度や重量または大きさ等)を利用して、3個以上の塵埃蓄積部を配設することも十分可能である。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、吸引力が急激に低下するのを防止することで集塵性能を向上させ、かつ小型化を実現した電気掃除機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例における電気掃除機の全体図
【図2】 同集塵部の略構成図
【図3】 同集塵部の展開図
【図4】 同第2塵埃分離部の上面図
【図5】 図5のA矢視図
【図6】 同集塵部の下方斜視図
【図7】 同集塵部の他の下方斜視図
【図8】 従来の電気掃除機の側断面図
【符号の説明】
6 第1塵埃分離部
7 第2塵埃分離部
9 流入口(第1塵埃分離部)
10 流入口(第2塵埃分離部)
13 高密度塵埃蓄積部
14 低密度塵埃蓄積部
Claims (2)
- 塵埃を含んだ吸引風が流入する第1流入口を有し遠心分離作用にて前記吸引風から分離した塵埃を捕集する第1塵埃分離部と、前記第1塵埃分離部内に配設され前記第1塵埃分離部を通過した後の塵埃を含んだ吸引風が流入する第2流入口と、前記第1塵埃分離部を通過した後の塵埃を吸引風から分離する第2塵埃分離部と、吸引風を発する電動送風機とを備え、前記第1塵埃分離部は、前記第1塵埃分離部にて吸引風から分離された高密度の塵埃を蓄積する高密度塵埃蓄積部と前記第1塵埃分離部にて吸引風から分離された低密度の塵埃を蓄積する低密度塵埃蓄積部とを有し、前記高密度塵埃蓄積部は前記低密度塵埃蓄積部より前記第1塵埃分離部が有する第1流入口に対して遠方に配設され、前記第2塵埃分離部で塵埃と分離した気流は前記電動送風機に吸引されると共に、前記電動送風機と前記第1塵埃分離部に設けられた低密度塵埃蓄積部とをフィルターを介して連通させた電気掃除機。
- 第2塵埃分離部にて分離した塵埃を蓄積する細塵蓄積部を有し、高密度塵埃蓄積部と低密度塵埃蓄積部と前記細塵蓄積部とを、同一の開閉自在な開閉蓋にて覆うとともに、前記開閉蓋を開くことで、前記高密度塵埃蓄積部と低密度塵埃蓄積部と細塵蓄積部にそれぞれ蓄積されている塵埃を同時に廃棄できる請求項1に記載の電気掃除機。
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