JP4161844B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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本発明は、吸気を旋回して塵埃を分離する遠心分離式の集塵部を備えた電気掃除機に関するものである。
従来の遠心分離式集塵部を有した電気掃除機として、粗塵を濾過するプレフィルタと、その下流側にプリーツ状のメインフィルタを設け、吸込具から吸い上げられた塵埃を含む吸引風を旋回させながら前記プレフィルタで大きな塵埃(粗塵)を濾過し、そのプレフィルタで濾過しきれなかった小さな塵埃(細塵)を、メインフィルタで濾過した後、きれいな空気のみを電動送風機を通して本体の排気口から排出するようにしていたものがあった
(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−342492号公報
しかし、上記のような電気掃除機においては、吸込具で、ビニル袋やティッシュペーパー等、比較的比重が軽くて体積の大きいものを吸引した場合には、それらがプレフイルタの表面に密着し、一瞬にして吸込み風量が低下し吸気ができなくなってしまうと言う問題があった。特に、塵埃が堆積するのに伴って風量が低下するのを検知して、満杯表示をしたり、電動送風機の焼損を防止するために、電動送風機の入力を低下させる制御を行っている場合、ごみをさほど吸っていないにもかかわらず、たまたまビニル袋やティッシュペーパーを吸って、風量が急低下し、入力が低下すると、使用者は、違和感を感じ、電気掃除機が故障したと誤解するなどの問題があった。
本発明は、上記課題を解決するもので、ビニル袋などの不通気性のごみを吸っても掃除作業が継続できる、使用勝手の良い電気掃除機を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明は、吸引風を発生させる電動送風機と、前記電動送風機と連通し塵埃を吸引する吸込具と、吸引された塵埃を吸引風と分離および捕集する集塵部とを備え、前記集塵部は、前記吸込具からの吸引風が流入する吸入口、吸引した粗塵を捕集するフィルターで構成される粗塵捕集手段、前記粗塵捕集手段を通過した後の塵埃を吸引風と遠心分離する遠心分離室を有するとともに、フィルターを有せず、前記吸入口と前記遠心分離室とを連通するバイパス通路を設け、塵埃で前記粗塵捕集手段が塞がれても、吸引風が前記バイパス通路を介して前記吸入口から遠心分離室に流れることにより、吸引力の著しい低下を防止することを特徴とするもので、吸入口から流入した塵埃で粗塵捕集手段が万一塞がれても、塵埃を含む吸引風は遠心分離室に流れるので、電動送風機による吸引力の著しい低下が無く、掃除作業を長時間行える。
本発明の電気掃除機は、ビニル袋などの不通気性のごみを吸っても掃除作業が継続できる、使用勝手の良い電気掃除機をできる。
第1の発明は、吸引風を発生させる電動送風機と、前記電動送風機と連通し塵埃を吸引する吸込具と、吸引された塵埃を吸引風と分離および捕集する集塵部とを備え、前記集塵部は、前記吸込具からの吸引風が流入する吸入口、吸引した粗塵を捕集するフィルターで構成される粗塵捕集手段、前記粗塵捕集手段を通過した後の塵埃を吸引風と遠心分離する遠心分離室を有するとともに、フィルターを有せず、前記吸入口と前記遠心分離室とを連通するバイパス通路を設け、塵埃で前記粗塵捕集手段が塞がれても、吸引風が前記バイパス通路を介して前記吸入口から遠心分離室に流れることにより、吸引力の著しい低下を防止することを特徴とするもので、吸入口から流入した塵埃で粗塵捕集手段が万一塞がれても、塵埃を含む吸引風は遠心分離室に流れるので、電動送風機による吸引力の著しい低下が無く、掃除作業を長時間行うことができる。
第2の発明は、バイパス通路の入口開口部に流入する吸引風の向きが、吸入口に流入する吸引風の向きと反対方向になるようにしたもので、砂ごみなど比較的重いゴミは、吸引風ととともに勢いよく粗塵収容室に入り、そこで捕捉され、入口開口部からバイパス通路に流入することがないので、粗塵収容室、遠心分離室が有効に活用できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の第1の実施の形態における電気掃除機を図1〜図8を用いて説明する。
図1、2において、電気掃除機1は延長管2に取り付けた塵埃を吸引する吸込具3を有し、前記延長管2は、一端に手元ハンドル4を、他端にホース継ぎ手5を備えたホース6を介して掃除機本体7(以下、本体7とする)に連結されている。本体7は、回転自在に軸支された1個の前輪キャスター8と、一対の後輪9とを備えている。
図2に示すように、本体7内前方に形成された凹部10には、吸込具3から吸引され、延長管2およびホース6内の吸引通路(図示せず)を通過し、本体7まで移送された塵埃を吸引風と分離しまた捕集する集塵部となる集塵ケース11が取外し可能に装着される。また、本体7の凹部10の後方には吸引風を発する電動送風機12等が内蔵されている。この電動送風機12の吸入側は、開口13を通じて空気吸入部14に連通している。
空気吸入部14は、集塵ケース11を本体7の凹部10に載せた時、集塵ケース11に当接する傾斜シール面15で包囲されている。本体7後方には、排気フィルタ16も備えており、この排気フィルター16を通過して電動送風機12からの排気は、本体7の機外へ放出される。更に本体7には他の部品、すなわち前記電動送風機12の消費電力等を制御する制御部17等の電気系統や、前記電動送風機12に電源を供給するコード(図示せず)を本体7内に巻き取るコード巻き取り装置(図示せず)等が内蔵されている。
本体7の前壁18は底壁19から立ち上がっており、この底壁19は前記凹部10の下端面となっている。前壁18の略中央部にはホース継ぎ手5を着脱自在に接続するための吸気口20が設けられている。シールパッキン21は吸気口20の凹部10側端面に取り付けられていて、吸気口20と集塵ケース11との間の空気洩れを防止している。
図3〜図8に示すように、集塵ケース11には、前記集塵ケース11の下方部に設けられ吸気口20から流入する含塵気流から粗塵を捕集する粗塵収容室22と、前記粗塵収容室22に重合して、本実施例では上方に重合して設けられ、粗塵をほとんど除去した気流から細塵を分離するための遠心分離室23と、前記遠心分離室23の下方かつ前記粗塵収容室22と並列に設けられ前記遠心分離室23にて遠心分離された細塵を蓄積する細塵収容室24の3室が形成してあり、前記粗塵収容室22と前記細塵収容室24は相互に仕切られ区画されている。
集塵ケース11のケース前壁25には、略筒状の吸入口26が形成され、この吸入口26の一端は、前記集塵ケース11を本体7にセットした状態においては前記吸気口20と同心上にあって連通し、一方他端は略直線状に形成された塵埃移送路31を経て粗塵収容室22に連通して、吸入口26から流入する吸引風が途中で曲げられたり、旋回することなく、直接粗塵収容室22に流入するようにしている。
また、塵埃移送路31は、粗塵収容室22の底面22aより上方に位置し、かつ、吸入口26の後端26bより下方に位置している。
さらに、吸入口26の少なくとも下部には、粗塵収容室22側に突出させた突出壁26cが設けられている。
粗塵収容室22は、下部に開閉自在の塵収容室蓋27を有し、また大きなごみを捕集す
る粗塵捕集手段として、上面に一次フィルターA32a、後面に一次フィルターB32bがそれぞれ設けられ、それらは連通路23aを通して前記遠心分離室23と連通し、捕集された粗塵が前記粗塵収容室22内に蓄積される構成となっている。
また、一次フィルターB32bの塵埃移送路31の後方開口部と対向する中央部32cは不通気性としている(図7参照)。
29は、空気通路的に粗塵収容室22をバイパスして塵埃移送路31と連通路23aとを連通するバイパス通路で、その入口開口部29aは、図6に示されるように、吸入口26の筒状部26aの外周より所定の幅Wを有する開口で形成されている。入口開口部29aを形成する反筒状部26a側の内壁の端部29bと筒状部26aの後端26bとの段差Dは、ゼロかそれ以上に設定されている。
図6、7において、41は、塵埃移送路31の入口開口部29a側に設けられた区画壁で、その高さは、粗塵収容室22の高さとほぼ同一で、塵埃移送路31の後端から後方に延設されている。さらにその区画壁41の終端は、外方に、すなわち、粗塵収容室22の側壁側に傾斜している。
図7に示すように、一次フィルターA32aの区画壁41側の部分32dは、吸引風が通らないようにするために不通気にしている。
一次フィルターA32aの上方には、前記遠心分離室23を形成する分離室壁28が略筒状に形成されている。
分離室壁28には、遠心分離室23内に、一次フィルターA32a、B32bを通過した吸引風のほとんどを導き入れる連通口A30と、残りの吸引風を導き入れる副連通口A30aが、設けられ、いずれの吸引風も内周接線方向に導き入れられる。そして、連通口A30と区画壁41は、吸入口26に対して、互いに反対側に配されている。
また、分離室壁28の吸入口26側の側壁には、図5に示すように、連通口B33が形成され、それで遠心分離室23と細塵収容室24(図6参照)とを連通して、遠心分離室23内で遠心分離された細塵が図の矢印で示すように連通口B33を通過して細塵収容室24内に搬送されるようになっている。
図3、8に示すように、集塵ケース11の背面には、後述の三次フィルターU34を取り囲むようにパッキング35が嵌着されている。パッキング35は、集塵ケース11を凹部10に取り付けた状態では、図1の傾斜シール面15に軽く圧着した状態となり、本体7の機外から外気が空気吸入部14に流入することを防止している。
図3において、37は遠心分離室23内にほぼ同心状に位置する二次フィルターで、フィルター枠36と一体に形成され断面略円筒状で周面に多数の通気開口を備えている。さらにその後方(下流側)には細塵を濾過捕集する不織布フィルター38を有するとともに、集塵ケース11に着脱自在の三次フイルターU34が設けられている。
集塵ケース11の前部上方には、ハンドル39が形成されている。ハンドル39の付近には、塵収容室蓋27を開閉させる際に操作する尾錠ボタン40を備えている。尾錠ボタン40を操作すると、それに連結されたロッド(図示せず)が連動して、スプリング(図示せず)の付勢力を受けて塵収容室蓋27を閉じている保持レバー42を解除させることができる。
また、集塵ケース11の粗塵収納室22を形成する外郭の少なくとも側壁は、透明又は半透明材料で形成され、さらに、区画壁41側の外郭表面に、内部に堆積した塵埃の廃棄のタイミングを使用者に知らせるための、塵埃廃棄ライン43が表示されている。
次に、上記構成における動作、作用について説明する。
電動送風機12を運転状態にすると、吸込具3から吸引された塵埃を含んだ空気流は、延長管2とホース6を通って、吸気口20、集塵ケース11の吸入口26に至る。そして吸入口26と粗塵収容室22間は、吸引された空気が途中で曲げられたり、旋回することがないように、略直線的に形成された塵埃移送路31を経て、まっすぐ粗塵収容室22に入るとともに、粗塵収容室22の後部にある一次フィルターB32aに吹き付けられ、そこで、一次フィルターB32bの開口部の開口面積よりも投影面積の大きい粗塵が捕集され、吸引風が一次フィルターB32bを通過して、連通口A30、副連通口A30aに向かう(図5参照)。
吸引風が一次フィルターB32bを通過する時、粗塵が、その一次フィルターB32bに押しつけられる風圧を受けて圧縮されるので、粗塵収容室22の容積以上の塵埃を蓄積することが可能となる。特に質量の割に嵩張りの大きい綿ごみなどの繊維質の塵埃を吸引するときに効果が大きくなる。
また、吸引風は一次フィルターB32bの左右方向における連通口A30側を特に強く流れるので、連通口A30側での塵埃の圧縮効果が大きい。
ここで、一次フィルターB32bの塵埃移送路31の後方開口部と対向する中央部32cは、不通気性になっているので、粗塵が一気に前記中央部32cに堆積することがない。そして、粗塵が一次フィルターB32bの左右方向に渡って徐々に堆積されていく。
このとき、吸入口26の入口開口部29a側から流入した塵埃の内、特に軽い繊維質塵埃などは、バイパス通路29に作用する吸引力で吸われやすくなるが、区画壁41があるため、容易にバイパス通路29内に吸引されることが無く、粗塵収容室22内で確実に捕集される。
また、区画壁41の終端が外方に傾斜しているので、吸入口26から流入した気流の一部が、区画壁41と集塵ケース11の内壁で構成される空間にスムーズに流入する一方で、一旦入った気流が、区画壁41の端部に設けた傾斜により、塵埃移送路31に容易に戻ることを確実に防止することが出来る。
また、吸入口26から流入する吸引風は、勿論、一次フィルターA32aも通過するので、一次フィルターB32bが粗塵で塞がれても吸引力が低下することがない。そして一次フィルターB32b上に粗塵が堆積するにつれ、一次フィルターA32a上にも、しかも、連通口A30側から、粗塵が堆積し始める。
そして、一次フィルターA32a、B32bを通過した空気は、連通口A30、副連通口A30aより遠心分離室23に流入し、遠心分離室23を形成する断面略円筒状の分離室壁28の接線方向に流れ込み、分離室壁28の内面に沿って旋回渦流となり遠心分離室23内を旋回する。そして遠心分離室23に入った細かい塵埃は、前記旋回渦流によって発生する遠心力の作用を受け、分離室壁28内面に沿って回転しながら、連通口B33より遠心力で飛ばされるようにして細塵収容室24内に入る。
また、前記旋回渦流の回転中心部分の空気には殆ど塵埃がない状態となっているが、二
次フィルター37および、三次フィルターU34の不織布フィルター38でろ過された後、空気吸入部14から電動送風機12に吸引され、排気フィルター16を通過して更に塵埃を除去され、排気となって本体7の機外、つまり大気中へ排出される。
このように、一次フィルターA32a、B32bを設けることにより、塵埃が圧縮されるとともに、遠心分離室23内の二次フィルター37の目づまりによる早期風量低下を防止することができる。
集塵ケース11の粗塵収容室22に溜まった粗塵の量は、その外郭が透明若しくは半透明なので、外から容易に確認することが出来、その量が、塵埃廃棄ラインに達したら、塵埃を廃棄することになる。
集塵ケース11に溜まった塵埃を廃棄する際には、ハンドル39部を握り集塵ケース11を持ち上げ、本体7の凹部10から取り外す。次にハンドル39付近に設けられた尾錠ボタン40を操作すると、保持レバー42が解除され、塵収容室蓋27が開き、粗塵収容室22と細塵収容室24の両方が一挙に開放され、圧縮された粗塵並びに細塵をゴミ箱等に排出することができる。
一次フィルターA32aの区画壁41側の部分32dは不通気になっているため、区画壁41と粗塵収容室22の内壁との間に流れる吸引風は、一次フィルターB32bを通過する分だけなので、塵埃を圧縮する効果は小さい。従って、区画壁41と粗塵収容室22の内壁との狭い間に溜まった塵埃はさほど圧縮されていないので、塵埃の廃棄の際、引っ掛かって出にくいということはない。
集塵ケース11内では、砂ごみ等比較的小さい割に重いごみは、粗塵収容室22の底面22aに溜まっているが、塵埃移送路31の底面が、粗塵収容室22の底面22aより高い位置にあり、しかも吸入口26の端部26aより、低い位置に配置されているので、集塵ケース11の持ち運びの際、ごみが吸入口26から外部にこぼれ落ちることがない。
さらに、吸入口26には、粗塵収容室22側に突出する突出壁26cが設けられているので、集塵ケース11を持ち運ぶ際、集塵ケース11が、吸入口26を下に多少傾けられても、砂ごみなどは、前記突出壁26cの裏に留まり、外に漏れ出ることがない。
なお、集塵ケース11内に塵埃が付着していても、その集塵ケース11は、組み立て用のネジ(図示せず)、バネ材(図示せず)の一部の部品を除き全て樹脂部品で構成されているので、簡単に水洗いができ、衛生的に清掃できる。
次に、バイパス通路29の動作、作用について述べる。通常のごみを吸引している時は、上記のように、粗塵が一次フィルターA32a、B32bで捕集され、取りきれなかった細塵は遠心分離室23で捕捉されるが、掃除作業中に通気性の悪いビニール袋等が吸われと、それが、一次フィルターA32a、B32bの表面に密着し、従来は吸引力が著しく低下し、掃除作業の継続ができなかったが、本実施の形態では、粗塵収容室22をバイパスするバイパス通路29が設けられているので、吸入口26から流入した空気のほとんどは、今度は入口開口部29aから入り、バイパス通路29を経て遠心分離室23に入り、そこで塵埃が捕捉されるので、掃除がそのまま継続することができる(図4、5、6参照)。
また、入口開口部29aの開口が、吸入口26の筒状部26aの外周より所定寸法Wの幅を持って形成されているので、吸入口26から流入する空気の流れに対し入口開口部29aに流入する空気の向きが逆になるので、通常の使用時に吸引風内の塵埃が直接入口開
口部29aに流入することがないので、粗塵収容室22の本来の機能を損なうことがない。
また、入口開口部29aが吸入口26に隣接して設けられているので、バイパス通路29が短く形成でき、空気圧損が少なくなり、吸引力の低下を防止することができる。
なお、上記実施の形態では、バイパス通路29で、塵埃移送路31と連通路30aを連通させたが、塵埃移送路31と遠心分離室23を連通させても、バイパス通路29の機能、作用は同じであることは言うまでもない。
また、入口開口部29aに、他のフイルターなど空気の流れを阻害するようなものを配置しないようにすれば、そこで、ごみ等でふさがれることがない。
また、一次フィルター32の粗塵収容室22側の面を凹凸のない平面状にすることにより、粗塵の吸引圧縮時の繊維質の塵埃の引っかかりを少なくするとともに、塵埃排出時の塵離れ性の向上を図ることにより、ゴミ捨てが衛生的でかつ容易に行うことができるものである。
以上のように、本発明にかかる電気掃除機は、塵埃の捕集機能を長時間維持できるとともに、万一ビニール袋などの不通気性のごみを吸っても掃除が継続できるので、掃除作業に極めて有用である。
本発明の第1の実施の形態を示す電気掃除機の全体外観図 同電気掃除機の本体の側断面図 同電気掃除機の集塵ケースの断面図 図3のA−A断面図 同集塵ケースの内部構造を示す斜視図 図4のB−B断面図 同集塵ケースの下方斜視図 同集塵ケースの後方部分斜視図
符号の説明
11 集塵ケース(集塵部)
12 電動送風機
22 粗塵収容室
23 遠心分離室
24 細塵収容室
26 吸入口
26a 筒状部
26b 端部
27 塵収容室蓋
29 バイパス通路
29a 入口開口部
30 連通口A
31 塵埃移送路
32a 一次フィルターA(粗塵捕集手段)
32b 一次フィルターB(粗塵捕集手段)
33 連通口B

Claims (2)

  1. 吸引風を発生させる電動送風機と、前記電動送風機と連通し塵埃を吸引する吸込具と、吸引された塵埃を吸引風と分離および捕集する集塵部とを備え、前記集塵部は、前記吸込具からの吸引風が流入する吸入口、吸引した粗塵を捕集するフィルターで構成される粗塵捕集手段、前記粗塵捕集手段を通過した後の塵埃を吸引風と遠心分離する遠心分離室を有するとともに、フィルターを有せず、前記吸入口と前記遠心分離室とを連通するバイパス通路を設け、塵埃で前記粗塵捕集手段が塞がれても、吸引風が前記バイパス通路を介して前記吸入口から遠心分離室に流れることにより、吸引力の著しい低下を防止することを特徴とする電気掃除機。
  2. バイパス通路の入口開口部に流入する吸引風の向きが、吸入口に流入する吸引風の向きと反対方向になるようにした請求項記載の電気掃除機。
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