JP2006255253A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】フィルター面積が小さく、集塵性能がよい小型の電気掃除機を提供すること。
【解決手段】集塵部5に設けられた、吸引風と塵埃を分離する塵埃分離部10と、塵埃分離部10により分離された塵埃を捕集する塵埃捕集部18と、集塵部5の外郭に設けられた、塵埃分離部10と塵埃捕集部18を連通する突出部19と、集塵部5の外郭に設けられ、塵埃分離部10に含塵空気を送り込むための内部空洞の連結部A14、連結部B15と、塵埃分離部10の天面内側に設けられ吸引風を通過させるメッシュフィルター16とを備え、塵埃分離部10の天面内側と前記連結部A14、連結部B15の天面内側とを略一直線上に設けた。これにより、吸引風がメッシュフィルター16を掃くように流れ塵埃が付着することがないため、フィルター面積が小さく、集塵性能がよい小型の電気掃除機を提供できるようになる。
【選択図】図2
【解決手段】集塵部5に設けられた、吸引風と塵埃を分離する塵埃分離部10と、塵埃分離部10により分離された塵埃を捕集する塵埃捕集部18と、集塵部5の外郭に設けられた、塵埃分離部10と塵埃捕集部18を連通する突出部19と、集塵部5の外郭に設けられ、塵埃分離部10に含塵空気を送り込むための内部空洞の連結部A14、連結部B15と、塵埃分離部10の天面内側に設けられ吸引風を通過させるメッシュフィルター16とを備え、塵埃分離部10の天面内側と前記連結部A14、連結部B15の天面内側とを略一直線上に設けた。これにより、吸引風がメッシュフィルター16を掃くように流れ塵埃が付着することがないため、フィルター面積が小さく、集塵性能がよい小型の電気掃除機を提供できるようになる。
【選択図】図2
Description
本発明は、一般家庭、及び業務用で使われ塵埃を捕集する電気掃除機の集塵構造に関するものである。
従来のこの種の電気掃除機は図12のように、有底の集塵室101を設け、内部に吸気する吸気口102を集塵室101の側壁に接線方向に向け設けている。集塵室101の上端開口部103を覆うように蓋体104を設け、この蓋体104に排気口105を設ける。また集塵室101の上端開口部103を覆うようにフィルター106を取り付けている。電動送風機107が運転すると、塵埃は吸込部108より吸引され、吸気口102より集塵室101内に吸気され、集塵室101内で遠心分離され、排気はフィルター106を通して排気口105より排出される(特許文献1参照)。
特開2001−104223号公報
しかしながら、上記従来の構成では、吸気口102より吸引した塵埃がフィルター106に付着、目詰まりを起こし、集塵室101に塵埃が十分吸引されないまま吸引力が低下するということがあった。またこの目詰まり対策の為、フィルター106の面積を大きくすることもあったが、集塵室101そのものが大きくなり電気掃除機そのものが大型化してしまうという課題があった。
本発明は上記課題を解決するもので、吸引力が急激に低下するのを防止することで集塵性能を向上させ、かつ小型化を実現した電気掃除機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために本発明は、吸引風を発生させる電動送風機と、前記電動送風機と連通し塵埃を吸引する吸込具と、掃除機本体から着脱自在な集塵部と、前記集塵部の内部に設けられ吸引風と塵埃を分離する塵埃分離部と、前記集塵部の内部に設けられ前記塵埃分離部により分離された塵埃を捕集する塵埃捕集部と、前記集塵部の外郭に設けられ前記塵埃分離部と塵埃捕集部を連通する突出部と、前記集塵部の外郭に設けられ、内部空洞の連結部Bを介して下流側の前記塵埃分離部に含塵空気を吸引するための内部空洞の連結部Aと、前記塵埃分離部の天面内側に設けられ吸引風を通過させるメッシュフィルターとを備え、前記塵埃分離部の天面内側と前記連結部A、Bの天面内側とを略一直線上に設けた電気掃除機としたもので、吸引風がメッシュフィルターAを掃くように流れ、塵埃がメッシュフィルターに付着することなく塵埃を分離できるため、フィルター面積の小さく集塵性能がよい小型の電気掃除機を提供することが出来る。
本発明によれば、フィルター面積が小さくても吸引力が急激に低下することを防止でき、集塵性能がよく、かつ、小型化を実現した電気掃除機を提供できる。
第1の発明は、吸引風を発生させる電動送風機と、前記電動送風機と連通し塵埃を吸引する吸込具と、掃除機本体から着脱自在な集塵部と、前記集塵部の内部に設けられ吸引風と塵埃を分離する塵埃分離部と、前記集塵部の内部に設けられ前記塵埃分離部により分離された塵埃を捕集する塵埃捕集部と、前記集塵部の外郭に設けられ前記塵埃分離部と塵埃捕集部を連通する突出部と、前記集塵部の外郭に設けられ、内部空洞の連結部Bを介して下流側の前記塵埃分離部に含塵空気を吸引するための内部空洞の連結部Aと、前記塵埃分離部の天面内側に設けられ吸引風を通過させるメッシュフィルターとを備え、前記塵埃分離部の天面内側と前記連結部A、Bの天面内側とを略一直線上に設けたことで、吸引風がメッシュフィルターを掃くように流れ塵埃がメッシュフィルターに付着することなく分離され、フィルター面積が小さくても集塵性能がよく、かつ、小型化の電気掃除機を提供する。
第2の発明は、第1の発明の塵埃分離部と塵埃捕集部とを仕切る塵埃分離部底面に設けられたバイパス用の孔Aと、前記孔Aと対向して前記塵埃分離部の天面に設けられたバイパス用の孔Bと、前記塵埃分離部の上方に設けられたスポンジフィルターとを備え、前記孔A、穴Bを介して、前記塵埃捕集部と前記スポンジフィルターとを連通させたことにより、塵埃捕集部から塵埃分離部に流れる気流をつくり、塵埃捕集部内にたまる塵埃を圧縮して集塵量を増やすことができ集塵性能を向上することができる。
第3の発明は、第2の発明の塵埃分離部の孔Aの下面に、ネット部材を着脱自在に設けたことにより、孔Aが詰まり難くし、吸引力が持続する電気掃除機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態について、図1〜図4を用いて説明する。
本発明の第1の実施の形態について、図1〜図4を用いて説明する。
図1は、本発明の電気掃除機の正面図である。本発明の電気掃除機は、下部に床面の塵埃を吸引する吸込具1、吸引風を発する電動送風機2を内蔵した掃除機本体3、掃除機本体3の上部に掃除機本体3を持ち運びする際の把手部4、掃除機本体3より着脱でき塵埃を捕集する集塵部5、この集塵部5と前記吸込具1を連通する吸引通路で、把手部4にセットされたホース6、掃除機本体3の上方に設けられ操作するときに握るハンドル7から構成されている。また、前記掃除機本体3には、電動送風機2が発する排気を排出する排出穴(図示せず)が設けられている。
ホース6は一端を掃除機本体3に固定されており、他端が着脱自在になっている。本体スイッチ8はハンドル7についている。また、電源コード9は掃除機本体3の後方からでている。
図2〜図4は、電気掃除機の集塵部5の構成を説明する集塵部5の要部断面図である。塵埃分離部10はフィルターケース11と隔壁12からなり、隔壁12は集塵部下部部材13の掃除機本体3のホース6の固定部につながる連結部A14に連結部B15はつながっている。また、フィルターケース11の中央部下面にはメッシュフィルター16が取り付けてあり、内部にスポンジフィルター17を備えている。メッシュフィルター16は連結部A14、および、連結部B15の内部上面と同じ高さにある。また、フィルターケース11と隔壁12は左右方向に回転させて取り付け取り外しができるようになっている。
また、集塵部下部部材13と隔壁12とで囲まれた部分が塵埃捕集部18であり、塵埃分離部10で分離された塵埃がたまるようになっている。また、突出部19は集塵部下部部材13に構成され、塵埃捕集部18と塵埃分離部10をつなぐようにしている。
フィルターケース11はパッキン20を有しており、このパッキン20で集塵蓋21とのタイト、集塵部下部部材13とのタイトを行っている。また、フィルターケース11と集塵蓋21、集塵蓋21と集塵部下部部材13は左右方向に回転させて取り付け取り外しができるようになっている。このため、フィルターケース11と集塵蓋21、フィルターケース11と隔壁12、集塵蓋21と集塵部下部部材13を取り付け取り外しする方向はすべて同じ方向になっている。このときの、保持力は集塵部下部部材13と集塵蓋21の保持力が最も軽く、隔壁12とフィルターケース11の保持力、フィルターケース11と集塵蓋21の保持力が最も高くなっていて、取り付けているのに他の部分が外れたりしないように取り付け、取り外しは同じ方向にしてある。
また、集塵部下部部材13の連結部A14は、吸込具1よりホース5を介して塵埃を含んだ気流が流入するため、略半円形断面として気流流速を増加させている。
以上のように構成された電気掃除機において図1、図2を用いて、その動作を説明する。
掃除機本体3の電源コード9をコンセントに差しハンドル7に設けられた本体スイッチ8を操作して、掃除機本体3を運転する。電動送風機2の吸引力で、吸込具1から床面の塵埃を吸込み、集塵部5に塵埃を捕獲する。吸込具1から吸込まれた塵埃は、掃除機本体3のホース6の固定部を通り、連結部A14、隔壁12の連結部B15を通過し、遠心力で内壁A22に沿って流れ、隔壁12と集塵部5の突出部19とでつくられた通路から塵埃捕集部18に入る。突出部19により塵埃分離部10と塵埃捕集部18はつながっており、この突出部19に沿って塵埃は塵埃捕集部18に落ちる。この時、気流は隔壁12上で突出部19の下方に行かず塵埃のみを落下させる。この気流は隔壁12の内壁A22をさらに回り、次の気流に合流する、あるいは、上方のメッシュフィルター16を通過し、スポンジフィルター17を通過し、電動送風機2に行く。
塵埃が塵埃捕集部18に溜まり、内部の塵埃を捨てる場合にはフィルターケース11、隔壁12が取り付いた集塵蓋21を外し、塵埃捕集部18の塵埃を捨てることができる。
また、内部のスポンジフィルター17をお手入れするためには、隔壁12をフィルターケース11から外し、また、フィルターケース11を集塵蓋21から外してお手入れを行う。取り付け、取り外しは爪嵌合等にて行う。
ここで、効果を説明すると、通常はこのメッシュフィルター16に対して連結部A14、連結部B15が同じ高さにしており、気流に混じった塵埃がメッシュフィルター16の表面を流れることにより、メッシュフィルター16に塵埃が引っかかったとしても次にくる塵埃により引っかかった塵埃を除去するセルフクリーニングを行わせている。メッシュフィルター16に対して、連結部A14、連結部B15が同一高さでなく隙間があると気流がメッシュフィルターA16に対して塵埃が付着するように流れ、塵埃がとれず、すぐに吸引力が低下する。また、メッシュフィルター16の材料を金属の蒸着品を使うことにより、塵埃を滑りやすくすることができる。
また、連結部A14、連結部B15の形状を絞ることにより流入する気流の風速を増しより、塵埃がメッシュフィルター16につかないようにしている。
また、塵埃は気流により突出部19に持っていかれ、穴形状によっては、気流は突出部19に入り込むが、塵埃のみ集塵捕集部18に入れ、気流はこの突出部19から出てくる。この場合、塵埃には圧縮がかからずに堆積するのみである。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態について図1、および図5〜図7を基に説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本発明の第2の実施の形態について図1、および図5〜図7を基に説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
隔壁12の塵埃分離部10に使われていない側にバイパス用の孔A23が設けられ、メッシュフィルターB24がついている。また、フィルターケース11も同様に塵埃分離部10に使われていない側にバイパス用の孔A23と同じバイパス用の孔B25設けられており、メッシュフィルターC26がついている。
以上のように構成された電気掃除機において図1、および図5〜図7を用いて、その動作を説明する。
掃除機本体3の電源コード9をコンセントに差しハンドル7に設けられた本体スイッチ8を操作して、掃除機本体3を運転する。電動送風機2の吸引力で、吸込具1から床面の塵埃を吸込み、集塵部5に塵埃を捕獲する。吸込具1から吸込まれた塵埃は、掃除機本体3のホース6の固定部を通り、連結部A14、隔壁12の連結部B15を通過し、遠心力で内壁A22に沿って流れ、隔壁12と集塵部5の突出部19とでつくられた通路から塵埃捕集部18に入る。突出部19により塵埃分離部10と塵埃捕集部18はつながっており、この突出部19に沿って塵埃は塵埃捕集部18に落ちる。この時、集塵捕集部18が円筒形状であれば、塵埃は、気流により回転しながら落下し、集塵捕集部18の底部でも気流により回転する。回転している気流は底面中心から上方に上がるが、重い塵埃は集塵捕集部18の底部に残し、気流だけが隔壁12のバイパス用の孔A23からさらに上方に上がり、フィルターケース11に設けられたバイパス用の孔B25を通りスポンジフィルター17を通過して掃除機本体3内の電動送風機2に気流をもどす。また、気流は塵埃を塵埃分離部10で隔壁12に沿って塵埃捕獲部18に行かせるものと、フィルターケース11に設けられたメッシュフィルター16から上方に抜け、スポンジフィルター17を通り電動送風機2に行くものがある。
ここで、効果を説明すると、塵埃分離部10内から突出部19を通じて塵埃捕集部18、バイパス用の孔A23、バイパス用の孔B25を通る気流をつくり、塵埃捕集部18に入る塵埃を圧縮して塵埃をたくさん入れることができる。
(実施の形態3)
本発明の第3の実施の形態について図1と図8をもとに説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本発明の第3の実施の形態について図1と図8をもとに説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
隔壁12の下部に着脱自在なネット部材27が設けられている。
以上のように構成された電気掃除機において図1と図8を用いて、その動作を説明する。
掃除機本体3の電源コード9をコンセントに差しハンドル7に設けられた本体スイッチ8を操作して、掃除機本体3を運転する。電動送風機2の吸引力で、吸込具1から床面の塵埃を吸込み、集塵部5に塵埃を捕獲する。吸込具1から吸込まれた塵埃は、掃除機本体3のホース6の固定部を通り、連結部A14、隔壁12の連結部B15を通過し、遠心力で内壁A22に沿って流れ、隔壁12と集塵部5の突出部19とでつくられた通路から塵埃捕集部18に入る。突出部19により塵埃分離部10と塵埃捕集部18はつながっており、この突出部19に沿って塵埃は塵埃捕集部18に落ちる。この時、集塵捕集部18が円筒形状であれば、塵埃は、気流により回転しながら落下し、集塵捕集部18の底部でも気流により回転する。回転している気流は底面中心から上方に上がるが、重い塵埃は集塵捕集部18の底部に残し、気流だけが隔壁12の下部に設けられた着脱自在なネット部材27を通り、バイパス用の孔A23からさらに上方に上がり、フィルターケース11に設けられたバイパス用の孔B25を通りスポンジフィルター17を通過して掃除機本体3内の電動送風機2に気流をもどす。また、気流は塵埃を塵埃分離部10で隔壁12に沿って塵埃捕獲部18に行かせるものと、フィルターケース11に設けられたメッシュフィルター16から上方に抜け、スポンジフィルター17を通り電動送風機2に行くものがある。
ここで、効果を説明すると、塵埃分離部10内から突出部19を通じて塵埃捕集部18、バイパス用の孔A23、バイパス用の孔B25を通る気流をつくり、バイパス用の孔A23が目詰まりするのを、ネット面積の広い着脱自在なネット部材27を設けたことにより、塵埃をここで止め、バイパス用の孔A23が目詰まりしにくくし、吸引力が落ちにくくし、さらに、塵埃捕集部18に入る塵埃を圧縮して塵埃をたくさん入れることができる。
(実施の形態4)
本発明の第4の実施の形態について図1、図8、及び図9をもとに説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本発明の第4の実施の形態について図1、図8、及び図9をもとに説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
隔壁12の突出部19につながる部分にリブ28を設けられている。
以上のように構成された電気掃除機において図1、図8、及び図9を用いて、その動作を説明する。
掃除機本体3の電源コード9をコンセントに差しハンドル7に設けられた本体スイッチ8を操作して、掃除機本体3を運転する。電動送風機2の吸引力で、吸込具1から床面の塵埃を吸込み、集塵部5に塵埃を捕獲する。吸込具1から吸込まれた塵埃は、掃除機本体3のホース6の固定部を通り、連結部A14、隔壁12の連結部B15を通過し、遠心力で内壁A22に沿って流れ、隔壁12とリブ28が設けられた間から集塵部5の突出部19とでつくられた通路に塵埃が運ばれる。突出部19により塵埃分離部10と塵埃捕集部18はつながっており、この突出部19に沿って塵埃は塵埃捕集部18に落ちる。この時、集塵捕集部18が円筒形状であれば、塵埃は、気流により回転しながら落下し、集塵捕集部18の底部でも気流により回転する。回転している気流は底面中心から上方に上がるが、重い塵埃は集塵捕集部18の底部に残し、気流だけが隔壁12の下部に設けられた着脱自在なネット部材27を通り、バイパス用の孔A23からさらに上方に上がり、フィルターケース11に設けられたバイパス用の孔B25を通りスポンジフィルター17を通過して掃除機本体3内の電動送風機2に気流をもどす。また、気流は塵埃を塵埃分離部10で隔壁12に沿って塵埃捕獲部18に行かせるものと、フィルターケース11に設けられたメッシュフィルター16から上方に抜け、スポンジフィルター17を通り電動送風機2に行くものがある。
ここで、効果を説明すると、塵埃分離部10内から突出部19に塵埃を流し込むのに、リブ28を設けることにより、突出部19に流れ込む気流だけにすることができ、大きな塵埃でも、塵埃捕獲部18に流し込むことができ、塵埃をたくさん入れることができる。
リブ28がない場合は、突出部19に流れ込むのと塵埃分離部10内で旋回、次の気流に合流するものがあり大きな塵埃が塵埃捕獲部18に入らず、塵埃分離部10内に止まってしまうことがあった。
リブ28がない場合は、突出部19に流れ込むのと塵埃分離部10内で旋回、次の気流に合流するものがあり大きな塵埃が塵埃捕獲部18に入らず、塵埃分離部10内に止まってしまうことがあった。
(実施の形態5)
本発明の第5の実施の形態について図1、図8、及び図10をもとに説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本発明の第5の実施の形態について図1、図8、及び図10をもとに説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
塵埃分離部10の突出部19につながる部分を突出部19につながる略逆R形状部29にしたことである。
以上のように構成された電気掃除機において図1、図8、及び図10を用いて、その動作を説明する。
掃除機本体3の電源コード9をコンセントに差しハンドル7に設けられた本体スイッチ8を操作して、掃除機本体3を運転する。電動送風機2の吸引力で、吸込具1から床面の塵埃を吸込み、集塵部5に塵埃を捕獲する。吸込具1から吸込まれた塵埃は、掃除機本体3のホース6の固定部を通り、連結部A14、隔壁12の連結部B15を通過し、遠心力で内壁A22に沿って流れ、隔壁12と集塵部5の突出部19とでつくられた通路に塵埃が運ばれる。この時突出部19につながる隔壁12の形状を略逆R形状部29にしている。突出部19により塵埃分離部10と塵埃捕集部18はつながっており、この突出部19に沿って塵埃は塵埃捕集部18に落ちる。この時、集塵捕集部18が円筒形状であれば、塵埃は、気流により回転しながら落下し、集塵捕集部18の底部でも気流により回転する。回転している気流は底面中心から上方に上がるが、重い塵埃は集塵捕集部18の底部に残し、気流だけが隔壁12の下部に設けられた着脱自在なネット部材27を通り、バイパス用の孔A23からさらに上方に上がり、フィルターケース11に設けられたバイパス用の孔B25を通りスポンジフィルター17を通過して掃除機本体3内の電動送風機2に気流をもどす。また、気流は塵埃を塵埃分離部10で隔壁12に沿って塵埃捕獲部18に行かせるものと、フィルターケース11に設けられたメッシュフィルター16から上方に抜け、スポンジフィルター17を通り電動送風機2に行くものがある。
ここで、効果を説明すると、塵埃分離部10内から突出部19に塵埃を流し込むのに、突出部19につながる隔壁12の形状を略逆R形状部29にしているため、角、エッジがなく気流の流れを乱すことなく、大きな塵埃を有効的に塵埃捕集部18に送り込むことができる。
(実施の形態6)
本発明の第6の実施の形態について図1、図11をもとに説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本発明の第6の実施の形態について図1、図11をもとに説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
塵埃分離部10の突出部19につながる部分に、塵埃捕集部18につながるR形状部30にしたことである。
以上のように構成された電気掃除機において図1、図11を用いて、その動作を説明する。
掃除機本体3の電源コード9をコンセントに差しハンドル7に設けられた本体スイッチ8を操作して、掃除機本体3を運転する。電動送風機2の吸引力で、吸込具1から床面の塵埃を吸込み、集塵部5に塵埃を捕獲する。吸込具1から吸込まれた塵埃は、掃除機本体3のホース6の固定部を通り、連結部A14、隔壁12の連結部B15を通過し、遠心力で内壁A22に沿って流れ、隔壁12と集塵部5の突出部19とでつくられた通路に塵埃が運ばれる。この時突出部19につながる隔壁12の形状を塵埃捕集部18につながるR形状部30にしており、塵埃が突出部19の内部に運びこまれ易くしている。この時、集塵捕集部18が円筒形状であれば、塵埃は、気流により回転しながら落下し、集塵捕集部18の底部でも気流により回転する。回転している気流は底面中心から上方に上がるが、重い塵埃は集塵捕集部18の底部に残し、気流だけが隔壁12の下部に設けられた着脱自在なネット部材27を通り、バイパス用の孔A23からさらに上方に上がり、フィルターケース11に設けられたバイパス用の孔B25を通りスポンジフィルター17を通過して掃除機本体3内の電動送風機2に気流をもどす。また、気流は塵埃を塵埃分離部10で隔壁12に沿って塵埃捕獲部18に行かせるものと、フィルターケース11に設けられたメッシュフィルター16から上方に抜け、スポンジフィルター17を通り電動送風機2に行くものがある。
ここで、効果を説明すると、塵埃分離部10内から突出部19に塵埃を流し込むのに、突出部19につながる隔壁12の形状を塵埃捕集部18につながるR形状部30にしているため、塵埃が突出部19の内部に運ぶ気流をスムーズなRで導き、整流するため塵埃が、突出部19に入りやすくなっている。
(実施の形態7)
本発明の第7の実施の形態について図1、図8をもとに説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本発明の第7の実施の形態について図1、図8をもとに説明する。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
塵埃分離部10の隔壁12の材料を透明部材にしたことである。
以上のように構成された電気掃除機において図1、図8を用いて、その動作を説明する。
掃除機本体3の電源コード9をコンセントに差しハンドル7に設けられた本体スイッチ8を操作して、掃除機本体3を運転する。電動送風機2の吸引力で、吸込具1から床面の塵埃を吸込み、集塵部5に塵埃を捕獲する。吸込具1から吸込まれた塵埃は、掃除機本体3のホース6の固定部を通り、連結部A14、隔壁12の連結部B15を通過し、遠心力で内壁A22に沿って流れ、隔壁12と集塵部5の突出部19とでつくられた通路に塵埃が運ばれる。突出部19により塵埃分離部10と塵埃捕集部18はつながっており、この突出部19に沿って塵埃は塵埃捕集部18に落ちる。この時、集塵捕集部18が円筒形状であれば、塵埃は、気流により回転しながら落下し、集塵捕集部18の底部でも気流により回転する。回転している気流は底面中心から上方に上がるが、重い塵埃は集塵捕集部18の底部に残し、気流だけが隔壁12の下部に設けられた着脱自在なネット部材27を通り、バイパス用の孔A23からさらに上方に上がり、フィルターケース11に設けられたバイパス用の孔B25を通りスポンジフィルター17を通過して掃除機本体3内の電動送風機2に気流をもどす。また、気流は塵埃を塵埃分離部10で隔壁12に沿って塵埃捕獲部18に行かせるものと、フィルターケース11に設けられたメッシュフィルター16から上方に抜け、スポンジフィルター17を通り電動送風機2に行くものがある。
ここで、効果を説明すると、通常集塵部5は透明部材で出来ているが、塵埃分離部10内から突出部19に塵埃を流し込むところは大きな塵埃が引っかかりやすいため、引っかかったのがすぐにわかるように塵埃分離部10を透明部材にしてよりわかりやすいようにしたことである。
以上のように、本発明にかかる電気掃除機は、塵埃の捕獲性能を高くし、集塵部のお手入れをし易くし、実用性でも極めて有用なものである。
1 吸込具
2 電動送風機
5 集塵部
10 塵埃分離部
14 連結部A(連結部)
15 連結部B(連結部)
16 メッシュフィルター
17 スポンジフィルター
18 塵埃捕集部
19 突出部
23 バイパス用の孔A
25 バイパス用の孔B
27 着脱自在なネット部材
28 リブ
29 略逆R形状部
30 R形状部
2 電動送風機
5 集塵部
10 塵埃分離部
14 連結部A(連結部)
15 連結部B(連結部)
16 メッシュフィルター
17 スポンジフィルター
18 塵埃捕集部
19 突出部
23 バイパス用の孔A
25 バイパス用の孔B
27 着脱自在なネット部材
28 リブ
29 略逆R形状部
30 R形状部
Claims (3)
- 吸引風を発生させる電動送風機と、前記電動送風機と連通し塵埃を吸引する吸込具と、掃除機本体から着脱自在な集塵部と、前記集塵部の内部に設けられ吸引風と塵埃を分離する塵埃分離部と、前記集塵部の内部に設けられ前記塵埃分離部により分離された塵埃を捕集する塵埃捕集部と、前記集塵部の外郭に設けられ前記塵埃分離部と塵埃捕集部を連通する突出部と、前記集塵部の外郭に設けられ、内部空洞の連結部Bを介して下流側の前記塵埃分離部に含塵空気を吸引するための内部空洞の連結部Aと、前記塵埃分離部の天面内側に設けられ吸引風を通過させるメッシュフィルターとを備え、前記塵埃分離部の天面内側と前記連結部A、Bの天面内側とを略一直線上に設けた電気掃除機。
- 塵埃分離部と塵埃捕集部とを仕切る塵埃分離部底面に設けられたバイパス用の孔Aと、前記孔Aと対向して前記塵埃分離部の天面に設けられたバイパス用の孔Bと、前記塵埃分離部の上方に設けられたスポンジフィルターとを備え、前記孔A、穴Bを介して、前記塵埃捕集部と前記スポンジフィルターとを連通させた請求項1記載の電気掃除機。
- 塵埃分離部の孔Aの下面に、ネット部材を着脱自在に設けた請求項2記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005078885A JP2006255253A (ja) | 2005-03-18 | 2005-03-18 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2005078885A JP2006255253A (ja) | 2005-03-18 | 2005-03-18 | 電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006255253A true JP2006255253A (ja) | 2006-09-28 |
Family
ID=37095085
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005078885A Withdrawn JP2006255253A (ja) | 2005-03-18 | 2005-03-18 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006255253A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016027916A (ja) * | 2015-11-20 | 2016-02-25 | シャープ株式会社 | 集塵装置およびそれを備えた自走式掃除機 |
US11517166B2 (en) | 2017-08-11 | 2022-12-06 | Dyson Technology Limited | Dirt separator for a vacuum cleaner |
US11766157B2 (en) | 2017-08-11 | 2023-09-26 | Dyson Technology Limited | Dirt separator for a vacuum cleaner |
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-
2005
- 2005-03-18 JP JP2005078885A patent/JP2006255253A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016027916A (ja) * | 2015-11-20 | 2016-02-25 | シャープ株式会社 | 集塵装置およびそれを備えた自走式掃除機 |
US11517166B2 (en) | 2017-08-11 | 2022-12-06 | Dyson Technology Limited | Dirt separator for a vacuum cleaner |
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