JPWO2014185258A1 - 車体上部構造 - Google Patents
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Abstract
車体上部は、レールインナ(21)と、レールインナ(21)の車外側に接合されて閉断面(2a)を構成するレールアウタ(22)と、レールインナ(21)とレールアウタ(22)との間に挟まれて閉断面(2a)を仕切るレールスティフナ(23)と、により構成され、車体側部(1a)の上方で前後方向に延びるルーフサイドレール(2)を備えている。レールスティフナ(23)の車外側に取付けられた被締結部(31)と、レールインナ(21)とレールスティフナ(23)との間を介在されたカラー(4)と、を備えている。レールインナ(21)の車内側からカラー(4)を挿通して被締結部(31)に締結される締結手段(32)と、を備えている。
Description
本発明は、自動車の車体上部構造に関する。
一般に、自動車の車体上部には、ルーフパネルと、ルーフパネルの下面に車幅方向に延設されてそのルーフパネルを保持する複数のルーフレールと、ルーフレールの両端部が結合されて車体前後方向に延設されたルーフサイドレールと、上端部がルーフサイドレールに接合されて下方に延びるピラーと、が設けられている。
従来の車体上部構造としては、例えば、特許文献1に開示された車体のルーフ構造が知られている。その車体のルーフ構造では、ルーフパネルとで縦断面視して溝部を形成するアウタパネルと、アウタパネルの車内側に接合されて閉断面を形成するインナパネルと、アウタパネルとインナパネルの間に閉断面を形成するスチフナ(スティフナ)と、略コ字状断面のスチフナの車内側に接合されて閉断面を形成する補強部材(バルクヘッド部)と、を溶接して、ルーフサイドレールとルーフレールの結合部の剛性を高めている。
その補強部材は、ルーフパネルに形成した溝部の下方で、延出片の略コ字状断面とスチフナの下面の間に形成された開口を通して配置されている。補強部材は、一端が、延出片に溶接され、他端のバルクヘッド部が、インナパネルの内側下面に溶接されている。
しかし、特許文献1に記載された車体上部構造(ルーフ構造)では、ルーフサイドレールとルーフレールとの結合部に補強部材を設けたことによって、その結合部の剛性を高めることができるものの、スチフナに補強部材を通すための開口が形成されているので、剛性及び強度が低下する虞がある。
また、アウタパネルとインナパネルとを接合して形成された閉断面は、スチフナがあることによって強度が向上されているものの、アウタパネルが縦断面視して略コ字状に形成されていることにより、車幅方向及び上下方向の強度が乏しいという問題点があった。
また、スチフナの内側に補強部材を重ねるように配置したことによって形成された閉断面は、スチフナ及び補強部材が縦断面視して、開脚台形状に形成されて、その基端部が重なっていない。このため、その閉断面は、脚部に対して横方向に変形し易く、剛性及び強度が乏しいという問題点があった。
このようなことから、さらに、剛性及び強度を高めたルーフサイドレールを有する車体上部構造が要望されていた。
また、スチフナの内側に補強部材を重ねるように配置したことによって形成された閉断面は、スチフナ及び補強部材が縦断面視して、開脚台形状に形成されて、その基端部が重なっていない。このため、その閉断面は、脚部に対して横方向に変形し易く、剛性及び強度が乏しいという問題点があった。
このようなことから、さらに、剛性及び強度を高めたルーフサイドレールを有する車体上部構造が要望されていた。
そこで、本発明は、前記問題点を解消すべく発明されたものであり、ルーフサイドレールの剛性及び強度を向上させた車体上部構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る車体上部構造は、レールインナと、前記レールインナの車外側に接合されて閉断面を構成するレールアウタと、前記レールインナと前記レールアウタとの間に挟まれて前記閉断面を仕切るレールスティフナと、により構成され、車体側部の上方で前後方向に延びるルーフサイドレールを備えた車体上部構造であって、前記レールスティフナの車外側に取付けられた被締結部と、前記レールインナと前記レールスティフナとの間に介在されたカラーと、前記レールインナの車内側から前記カラーを挿通して前記被締結部に締結される締結手段と、を備えていることを特徴とする。
かかる構成によれば、車体上部構造は、レールインナの車内側からカラーを挿通して被締結部に締結される締結手段と、を備えていることによって、レールインナとレールスティフナとで構成された閉断面内の内壁に架設するようにカラーが梁状に配置されている。このため、ルーフサイドレールの剛性及び強度を向上させて、閉断面が変形するのを抑制することができる。
また、レールスティフナとレールアウタとを予め接合したアウタコンプを、レールインナに接合する組付工程を採用する場合でも、レールスティフナの車外側に設けた被締結部に対して、レールインナの車内側から締結手段を締結することができるので、組付作業の作業性及び作業効率を向上させることができる。
また、レールスティフナとレールアウタとを予め接合したアウタコンプを、レールインナに接合する組付工程を採用する場合でも、レールスティフナの車外側に設けた被締結部に対して、レールインナの車内側から締結手段を締結することができるので、組付作業の作業性及び作業効率を向上させることができる。
また、前記レールスティフナは、前後に複数に分割されると共に互いが車幅方向に重なるラップ部を備え、前記被締結部は、前記ラップ部の車外側に取付けられていることが好ましい。
かかる構成によれば、レールスティフナは、前後に複数に分割されると共に互いが車幅方向に重なるラップ部に対応した位置にカラーが配置されているので、レールスティフナが重なり合っている分だけ、ルーフサイドレールの剛性及び強度を向上させることができる。
また、前記ルーフサイドレールは、下方に垂下するピラーを備え、前記レールスティフナは、前記ピラーが接合されると共に、前端が、前記ピラーよりも前方側の位置まで延設され、後端が、前記ピラーよりも後方側の位置まで延設された第1レールスティフナと、後端が前記第1レールスティフナの前端に対して車幅方向に重なって前記ラップ部を構成するように接合され、前記第1レールスティフナから前方に延びる第2レールスティフナと、前端が前記第1レールスティフナの後端に対して車幅方向に重なって前記ラップ部を構成するように接合され、前記第1レールスティフナから後方に延びる第3レールスティフナと、を備えていることが好ましい。
かかる構成によれば、ルーフサイドレールは、ピラーが接合されると共に、前端が、ピラーよりも前方側の位置まで延設され、後端が、ピラーよりも後方側の位置まで延設された第1レールスティフナを有していることによって、ルーフサイドレールとピラーとの接合部が分割されていない。このため、その接合部の剛性及び強度を高めることができる。また、第1レールスティフナとピラーとの接合部は、ラップ部とカラーとを車幅方向の両側から挟持するように締結部が設けられているので、結合部の剛性及び強度をさらに高めることができる。
また、前記カラーは、一端側が前記レールスティフナの車内側に接合され、前記締結手段が前記被締結部に締結されることで、他端側が前記レールインナに当接していることが好ましい。
かかる構成によれば、カラーは、レールスティフナに結合することによって、組付時の被締結部とカラーとの位置精度を高めることができる。これにより、締結手段を締結部に締結する際に、締結手段がカラーに接触して負荷がかかる状態になるのを回避することができるため、締め付けトルク及び軸力を正確に出すことができる。
また、前記カラーは、前記レールスティフナにプロジェクション溶接によって接合されていることが好ましい。
かかる構成によれば、カラーは、レールスティフナにプロジェクション溶接によって接合されることによって、カラーの接合位置の精度を出し易くすることができる。
また、前記被締結部は、ナットから成り、前記締結手段は、前記ナットに螺合するボルトから成ることが好ましい。
被締結部はナット、締結手段はボルトから成ることによって、締結部と締結手段とを締結させる締結作業を容易にすることができる。
本発明に係る車体上部構造によれば、さらに、ルーフサイドレールの剛性及び強度を向上させることができる。
図1〜図4を参照して、本発明の実施形態に係る車体上部構造を説明する。
なお、本発明の実施形態では、「前」は車両Cの前進側、「後」は車両Cの後退側、「上」は鉛直上方側、「下」は鉛直下方側とする。
なお、本発明の実施形態では、「前」は車両Cの前進側、「後」は車両Cの後退側、「上」は鉛直上方側、「下」は鉛直下方側とする。
≪車両の構成≫
まず、本発明の実施形態に係る車体上部構造を説明する前に、本発明に係る車体上部構造が採用される車両Cについて説明する。
図1に示すように、車両Cは、車幅方向に向けて延設されるルーフレール12の左右の端部に設置されたルーフサイドレール2と、ルーフサイドレール2から下方に向けて延設されたピラー5と、を有する自動車であり、特に、車両Cの種類や形状等は限定されない。すなわち、車両Cは、車体1にルーフサイドレール2とピラー5とを備えたものであれば、乗用車やバスやトラックや作業車等であってもよく、以下、4ドアの乗用車を例に挙げて説明する。
まず、本発明の実施形態に係る車体上部構造を説明する前に、本発明に係る車体上部構造が採用される車両Cについて説明する。
図1に示すように、車両Cは、車幅方向に向けて延設されるルーフレール12の左右の端部に設置されたルーフサイドレール2と、ルーフサイドレール2から下方に向けて延設されたピラー5と、を有する自動車であり、特に、車両Cの種類や形状等は限定されない。すなわち、車両Cは、車体1にルーフサイドレール2とピラー5とを備えたものであれば、乗用車やバスやトラックや作業車等であってもよく、以下、4ドアの乗用車を例に挙げて説明する。
≪車体の構成≫
図1に示すように、車体1は、車両Cの全体を形成するための骨格部材であり、例えば、後記するルーフサイドレール2等の種々の金属製車体フレームと、ルーフパネル11(図3参照)等の金属製車体パネル等を備えている。車体1の両側の車体側部1aには、前席のドア開口部1bと、後席のドア開口部1cとが形成されている。
なお、車体1は、車体側部1aが略左右対称に形成されているので、助手席(左側)を主に説明して、運転席側(右側)については説明を省略する。
図1に示すように、車体1は、車両Cの全体を形成するための骨格部材であり、例えば、後記するルーフサイドレール2等の種々の金属製車体フレームと、ルーフパネル11(図3参照)等の金属製車体パネル等を備えている。車体1の両側の車体側部1aには、前席のドア開口部1bと、後席のドア開口部1cとが形成されている。
なお、車体1は、車体側部1aが略左右対称に形成されているので、助手席(左側)を主に説明して、運転席側(右側)については説明を省略する。
<車体上部の構成>
図1に示すように、車体上部1dは、車体1全体の上部部位であって、車体1の屋根の部位を構成するルーフパネル11(図3参照)と、その左右側部付近の骨格を構成する部材とから主に構成されている。車体1の屋根の部位は、前記ルーフパネル11と、ルーフパネル11の下方に設置されたルーフレール12と、ルーフレール12から下方に延びるピラー5と、を備えて構成されている。
図1に示すように、車体上部1dは、車体1全体の上部部位であって、車体1の屋根の部位を構成するルーフパネル11(図3参照)と、その左右側部付近の骨格を構成する部材とから主に構成されている。車体1の屋根の部位は、前記ルーフパネル11と、ルーフパネル11の下方に設置されたルーフレール12と、ルーフレール12から下方に延びるピラー5と、を備えて構成されている。
≪ピラーの構成≫
図1に示すように、前記ピラー5は、例えば、フロントピラー51とセンタピラー52とクォータピラー53とリヤピラー54とを備えて構成されている。
フロントピラー51は、フロントガラス(図示省略)の左右に設けられた柱である。
センタピラー52は、ドア開口部1bとドア開口部1cとの間に設けられた柱である。
クォータピラー53は、ドア開口部1cの後側に設けられた柱である。
リヤピラー54は、ラッゲージルームR2の上部から車体1の後端部側に向けて設けられた柱である。
図1に示すように、前記ピラー5は、例えば、フロントピラー51とセンタピラー52とクォータピラー53とリヤピラー54とを備えて構成されている。
フロントピラー51は、フロントガラス(図示省略)の左右に設けられた柱である。
センタピラー52は、ドア開口部1bとドア開口部1cとの間に設けられた柱である。
クォータピラー53は、ドア開口部1cの後側に設けられた柱である。
リヤピラー54は、ラッゲージルームR2の上部から車体1の後端部側に向けて設けられた柱である。
≪ルーフパネルの構成≫
図3に示すように、ルーフパネル11は、車体1の屋根を形成する板部材であり、平面視して略矩形に形成された圧延鋼板等の金属板からなる。ルーフパネル11の左右両端部は、正面視して凹部状に折曲形成された溝部1eの半体を形成している。ルーフパネル11は、溝部1eの底面部位において、ルーフサイドレール2のレールアウタ22と、ルーフレール12と、ルーフサイドレール2のレールインナ21とを重ねてスポット溶接で連結固定されている。なお、図3及び図4のX印は、溶接箇所を示す。
図3に示すように、ルーフパネル11は、車体1の屋根を形成する板部材であり、平面視して略矩形に形成された圧延鋼板等の金属板からなる。ルーフパネル11の左右両端部は、正面視して凹部状に折曲形成された溝部1eの半体を形成している。ルーフパネル11は、溝部1eの底面部位において、ルーフサイドレール2のレールアウタ22と、ルーフレール12と、ルーフサイドレール2のレールインナ21とを重ねてスポット溶接で連結固定されている。なお、図3及び図4のX印は、溶接箇所を示す。
≪ルーフレールの構成≫
図1に示すように、前記ルーフレール12は、ルーフパネル11(図3参照)を下側から支持する部材であり、左右のルーフサイドレール2,2間に架設されている。そのルーフレール12は、ルーフサイドレール2の前端部から後端部に亘って適宜な間隔で複数設けられている。図3に示すように、ルーフレール12の左右端部は、後記するレールインナ21とレールアウタ22に挟持されている。
図1に示すように、前記ルーフレール12は、ルーフパネル11(図3参照)を下側から支持する部材であり、左右のルーフサイドレール2,2間に架設されている。そのルーフレール12は、ルーフサイドレール2の前端部から後端部に亘って適宜な間隔で複数設けられている。図3に示すように、ルーフレール12の左右端部は、後記するレールインナ21とレールアウタ22に挟持されている。
≪ルーフサイドレールの構成≫
図1に示すように、ルーフサイドレール2は、車体側部1aの上方で前後方向に延びて配置されたフレーム部材であり、このルーフサイドレール2に、上端部が接合されて下方に垂下する複数のピラー5を備えている。ルーフサイドレール2は、車体前後方向に延設された部材からなり、ドア開口部1b,1c及びラッゲージルームR2の上縁を形成している。
以下、本発明の一例として、車両Cの左側の中央部後方寄りの位置の車体上部1dの車体側部1aに配置されるクォータピラー53(「Cピラー」ともいう)が設置される部位におけるルーフサイドレール2を例に挙げて説明する。
図1に示すように、ルーフサイドレール2は、車体側部1aの上方で前後方向に延びて配置されたフレーム部材であり、このルーフサイドレール2に、上端部が接合されて下方に垂下する複数のピラー5を備えている。ルーフサイドレール2は、車体前後方向に延設された部材からなり、ドア開口部1b,1c及びラッゲージルームR2の上縁を形成している。
以下、本発明の一例として、車両Cの左側の中央部後方寄りの位置の車体上部1dの車体側部1aに配置されるクォータピラー53(「Cピラー」ともいう)が設置される部位におけるルーフサイドレール2を例に挙げて説明する。
図3に示すように、ルーフサイドレール2は、レールインナ21と、レールインナ21の車外側に接合されたレールアウタ22と、レールインナ21とレールアウタ22との間に挟持されたレールスティフナ23と、レールスティフナ23の車外側に取付けられた被締結部31と、レールインナ21とレールスティフナ23との間に介在されたカラー4と、被締結部31に締結される締結手段32と、を備えて構成されている。
<レールインナの構成>
図3に示すように、レールインナ21は、ピラーインナ5aの上端部に直交して設けられ、ルーフパネル11及びルーフレール12を保持する部材である。レールインナ21は、レールアウタ22の車体内側に配置された内側壁部21aと、内側壁部21aに形成された締結部材挿入孔21bと、内側壁部21aの上部から車体内側に向けて略水平に折り曲げられたインナ上フラップ部21cと、内側壁部21aの下部から下方に向けて傾斜状に折り曲げられたインナ下フラップ部21dと、を有している。
図3に示すように、レールインナ21は、ピラーインナ5aの上端部に直交して設けられ、ルーフパネル11及びルーフレール12を保持する部材である。レールインナ21は、レールアウタ22の車体内側に配置された内側壁部21aと、内側壁部21aに形成された締結部材挿入孔21bと、内側壁部21aの上部から車体内側に向けて略水平に折り曲げられたインナ上フラップ部21cと、内側壁部21aの下部から下方に向けて傾斜状に折り曲げられたインナ下フラップ部21dと、を有している。
レールインナ21は、上端部のインナ上フラップ部21c、及び、下端部のインナ下フラップ部21dがレールアウタ22に接合されて、レールアウタ22とで縦断面視して閉断面2aを形成している。レールインナ21は、レールアウタ22とで筒状の骨格部材を形成する半体である。
レールインナ21の内側壁部21aには、締結部材挿入孔21bに挿入された座付きボルトから成る締結手段32の頭部が配置されている。また、内側壁部21aの車内側には、ピラーインナ5aの上端部が接合されている。内側壁部21aの締結部材挿入孔21bに挿入された締結手段32には、カラー4、第1レールスティフナ24、第2レールスティフナ25(または、第3レールスティフナ26)を挿通してナットから成る被締結部31が螺着されている。このようにして第1レールスティフナ24及び第2レールスティフナ25は、締結手段32と被締結部31とで、カラー4を介在して内側壁部21aの車外側の面に固定されている。
締結部材挿入孔21bは、締結手段32の雄ねじ部32aの外径よりも大きく、カラー4の内径よりも小さい径に形成されて、レールインナ21の車外側の締結部材挿入孔21bの外周にカラー4の端部が当接した状態に設けられている。
締結部材挿入孔21bは、締結手段32の雄ねじ部32aの外径よりも大きく、カラー4の内径よりも小さい径に形成されて、レールインナ21の車外側の締結部材挿入孔21bの外周にカラー4の端部が当接した状態に設けられている。
<レールアウタの構成>
図3に示すように、レールアウタ22は、ルーフサイドレール2において、最も車外側に配置されて車体外側部を形成する部材であり、車体前後方向に延設されている。レールアウタ22は、略水平に設けられて溝部1eの内底部を形成するアウタ上フラップ部22aと、溝部1eの開口端から斜め外側下方向に向けて折り曲げられた上側傾斜壁部22bと、上側傾斜壁部22bの下部から斜め内側下方向に向けて折り曲げられた下傾斜壁部22cと、下傾斜壁部22cの下部から斜め外側下方向に向けて折り曲げられたアウタ下フラップ部22dと、を有している。
図3に示すように、レールアウタ22は、ルーフサイドレール2において、最も車外側に配置されて車体外側部を形成する部材であり、車体前後方向に延設されている。レールアウタ22は、略水平に設けられて溝部1eの内底部を形成するアウタ上フラップ部22aと、溝部1eの開口端から斜め外側下方向に向けて折り曲げられた上側傾斜壁部22bと、上側傾斜壁部22bの下部から斜め内側下方向に向けて折り曲げられた下傾斜壁部22cと、下傾斜壁部22cの下部から斜め外側下方向に向けて折り曲げられたアウタ下フラップ部22dと、を有している。
レールアウタ22とレールインナ21は、閉断面2aを形成している。レールアウタ22とレールインナ21との間には、第1レールスティフナ24及び第2レールスティフナ25(または第3レールスティフナ26(図2参照))が設けられている。
アウタ上フラップ部22aは、溝部1eにおいて、ルーフパネル11及びインナ上フラップ部21cを重ねた状態でスポット溶接されている。また、アウタ下フラップ部22dは、インナ下フラップ部21dと、ピラーインナ5aの上端部にスポット溶接されている。
アウタ上フラップ部22aは、溝部1eにおいて、ルーフパネル11及びインナ上フラップ部21cを重ねた状態でスポット溶接されている。また、アウタ下フラップ部22dは、インナ下フラップ部21dと、ピラーインナ5aの上端部にスポット溶接されている。
<レールスティフナの構成>
図3に示すように、レールスティフナ23は、レールインナ21とレールアウタ22との間に挟持されて閉断面2aを車幅方向に仕切るように設置された部材であり、車体前後方向に延設された圧延鋼板から成る。図2に示すように、レールスティフナ23は、前後に3つに分割された部材から形成されると共に、互いに車幅方向に重なるラップ部23a,23bを備えている。つまり、レールスティフナ23は、ピラー5が接合された第1レールスティフナ24と、第1レールスティフナ24から前方に延びる第2レールスティフナ25と、第1レールスティフナ24から後方に延びる第3レールスティフナ26と、を備えて構成されている。
図3に示すように、レールスティフナ23は、レールインナ21とレールアウタ22との間に挟持されて閉断面2aを車幅方向に仕切るように設置された部材であり、車体前後方向に延設された圧延鋼板から成る。図2に示すように、レールスティフナ23は、前後に3つに分割された部材から形成されると共に、互いに車幅方向に重なるラップ部23a,23bを備えている。つまり、レールスティフナ23は、ピラー5が接合された第1レールスティフナ24と、第1レールスティフナ24から前方に延びる第2レールスティフナ25と、第1レールスティフナ24から後方に延びる第3レールスティフナ26と、を備えて構成されている。
図2に示すように、ラップ部23a,23bは、第1レールスティフナ24の前端部24c及び後端部24dに設けられている。ラップ部23aは、第1レールスティフナ24の前端部24cと第2レールスティフナ25の後端部25dとが車幅方向に重なり合って配置された部位であり、締結手段32と被締結部31とによって締結されている。
ラップ部23bは、第1レールスティフナ24の後端部24dと第3レールスティフナ26の前端部26dとが車幅方向に重なり合って配置された部位であり、締結手段32と被締結部31とによって締結されている。
ラップ部23bは、第1レールスティフナ24の後端部24dと第3レールスティフナ26の前端部26dとが車幅方向に重なり合って配置された部位であり、締結手段32と被締結部31とによって締結されている。
<第1レールスティフナの構成>
図2に示すように、第1レールスティフナ24は、クォータピラー53(ピラー5)の上端部53cの車内側に直交するように設置された部材であり、車体前後方向に向けて延設された圧延鋼板から成る。第1レールスティフナ24は、前端部24cが、クォータピラー53よりも前方側の位置まで延設され、後端部24dが、クォータピラー53よりも後方側の位置まで延設されている。
図2に示すように、第1レールスティフナ24は、クォータピラー53(ピラー5)の上端部53cの車内側に直交するように設置された部材であり、車体前後方向に向けて延設された圧延鋼板から成る。第1レールスティフナ24は、前端部24cが、クォータピラー53よりも前方側の位置まで延設され、後端部24dが、クォータピラー53よりも後方側の位置まで延設されている。
図3に示すように、第1レールスティフナ24は、縦断面視して略コ字状に形成されて、垂直な外側壁部24aに締結部材挿入孔24bが形成されている。第1レールスティフナ24は、上端部24eが、溝部1eまで延設されてインナ上フラップ部21c等に接合され、下端部24fが、インナ下フラップ部21dとアウタ下フラップ部22dの接合部まで延設されてインナ下フラップ部21d等に接合されている。また、第1レールスティフナ24の上端部24e及び下端部24fには、第1レールスティフナ24の車外側に配置される第2レールスティフナ25の上端部25e及び下端部25fを、その車内側に配置されるレールインナ21に直接当接させた状態でスポット溶接を可能にさせるための切欠部24g,24hが形成されている。第1レールスティフナ24の前端部24cと後端部24dには、それぞれ締結部材挿入孔24bが形成されている(図4参照)。
締結部材挿入孔24bは、締結手段32の雄ねじ部32aの外径よりも大きく、カラー4の内径よりも小さい径に形成されている。第1レールスティフナ24の車内側の締結部材挿入孔24bの外周には、カラー4の端部が接合されている。なお、締結部材挿入孔24bの周囲のカラー4が接合される部位には、プロジェクション溶接の際に、電極によって圧潰される突起(図示省略)が形成されている。
切欠部24g,24hは、第1レールスティフナ24の上下のフランジ部に凹形状に切欠形成されて成り、例えば、第1レールスティフナ24の上端部24eの複数箇所と、下端部24fのクォータピラー53の近傍位置等に形成されている。
切欠部24g,24hは、第1レールスティフナ24の上下のフランジ部に凹形状に切欠形成されて成り、例えば、第1レールスティフナ24の上端部24eの複数箇所と、下端部24fのクォータピラー53の近傍位置等に形成されている。
<第2レールスティフナの構成>
図2に示すように、第2レールスティフナ25は、後端部25dが、第1レールスティフナ24の前端部24cに対して車幅方向に重なってラップ部23aを構成するように接合された部材である。第2レールスティフナ25は、車体前後方向に向けて延設された圧延鋼板から成り、縦断面視して略コ字状に形成されている。図3に示すように、第2レールスティフナ25は、第1レールスティフナ24の車外側に重なるように配置されている。第2レールスティフナ25は、上端部25eが、溝部1eまで延設されてインナ上フラップ部21c等に接合され、下端部25fが、インナ下フラップ部21dとアウタ下フラップ部22dの接合部まで延設されてインナ下フラップ部21d等に接合されている。また、第2レールスティフナ25の上端部25e及び下端部25fには、第2レールスティフナ25の車内側に配置される第1レールスティフナ24の上端部24e及び下端部24fをその車外側に露出させて、スポット溶接の電極を直接第1レールスティフナ24に当接させて接合可能にするための切欠部25g,25hが形成されている。
図2に示すように、第2レールスティフナ25は、後端部25dが、第1レールスティフナ24の前端部24cに対して車幅方向に重なってラップ部23aを構成するように接合された部材である。第2レールスティフナ25は、車体前後方向に向けて延設された圧延鋼板から成り、縦断面視して略コ字状に形成されている。図3に示すように、第2レールスティフナ25は、第1レールスティフナ24の車外側に重なるように配置されている。第2レールスティフナ25は、上端部25eが、溝部1eまで延設されてインナ上フラップ部21c等に接合され、下端部25fが、インナ下フラップ部21dとアウタ下フラップ部22dの接合部まで延設されてインナ下フラップ部21d等に接合されている。また、第2レールスティフナ25の上端部25e及び下端部25fには、第2レールスティフナ25の車内側に配置される第1レールスティフナ24の上端部24e及び下端部24fをその車外側に露出させて、スポット溶接の電極を直接第1レールスティフナ24に当接させて接合可能にするための切欠部25g,25hが形成されている。
垂直な外側壁部25aには、締結部材挿入孔25bが形成されている。
締結部材挿入孔25bは、締結手段32の雄ねじ部32aの外径よりも大きく、カラー4の内径よりも小さい径に形成されて、第2レールスティフナ25の車外側の締結部材挿入孔25bの外周に被締結部31が取り付けられている。
切欠部25g,25hは、前記切欠部24g,24hと同様に、第2レールスティフナ25の上下のフランジ部に凹形状に形成されて成り、例えば、第2レールスティフナ25の上端部25eの複数箇所と、下端部25fのクォータピラー53の近傍位置等に形成されている。
締結部材挿入孔25bは、締結手段32の雄ねじ部32aの外径よりも大きく、カラー4の内径よりも小さい径に形成されて、第2レールスティフナ25の車外側の締結部材挿入孔25bの外周に被締結部31が取り付けられている。
切欠部25g,25hは、前記切欠部24g,24hと同様に、第2レールスティフナ25の上下のフランジ部に凹形状に形成されて成り、例えば、第2レールスティフナ25の上端部25eの複数箇所と、下端部25fのクォータピラー53の近傍位置等に形成されている。
<第3レールスティフナの構成>
図2に示すように、第3レールスティフナ26は、前端が第1レールスティフナ24の後端に対して車幅方向に重なってラップ部23aを構成するように接合された部材であり、車体前後方向に向けて延設された圧延鋼板から成る。
第3レールスティフナ26は、図2に示す矢視線D−Dの断面図が、図3に示す前記第2レールスティフナ25と略同一形状に形成されて対称な位置に配置されている。そして、第3レールスティフナ26は、第2レールスティフナ25と同じように締結手段32とカラー4と被締結部31とで固定されている。つまり、第3レールスティフナ26には、前記した第2レールスティフナ25の外側壁部25a、締結部材挿入孔25bに相当する外側壁部26a、及び締結部材挿入孔26bが形成されている。
図2に示すように、第3レールスティフナ26は、前端が第1レールスティフナ24の後端に対して車幅方向に重なってラップ部23aを構成するように接合された部材であり、車体前後方向に向けて延設された圧延鋼板から成る。
第3レールスティフナ26は、図2に示す矢視線D−Dの断面図が、図3に示す前記第2レールスティフナ25と略同一形状に形成されて対称な位置に配置されている。そして、第3レールスティフナ26は、第2レールスティフナ25と同じように締結手段32とカラー4と被締結部31とで固定されている。つまり、第3レールスティフナ26には、前記した第2レールスティフナ25の外側壁部25a、締結部材挿入孔25bに相当する外側壁部26a、及び締結部材挿入孔26bが形成されている。
<被締結部の構成>
図3に示すように、被締結部31は、ラップ部23a,23bの車外側にそれぞれ取付けられて、締結手段32の雄ねじ部32aが螺合する部材である。被締結部31は、例えば、プロジェクション溶接の際に、電極によって圧潰される凸部31aを有する座付きナットから成る。なお、被締結部31は、締結手段32が締結される部材であればよく、その形状は特に限定されない。
図3に示すように、被締結部31は、ラップ部23a,23bの車外側にそれぞれ取付けられて、締結手段32の雄ねじ部32aが螺合する部材である。被締結部31は、例えば、プロジェクション溶接の際に、電極によって圧潰される凸部31aを有する座付きナットから成る。なお、被締結部31は、締結手段32が締結される部材であればよく、その形状は特に限定されない。
<締結手段の構成>
締結手段32は、レールインナ21の車内側からカラー4を挿通して被締結部31に締結される部材であり、例えば、雄ねじ部32aを有するボルトから成る。雄ねじ部32aは、被締結部31に螺合されている。
締結手段32は、レールインナ21の車内側からカラー4を挿通して被締結部31に締結される部材であり、例えば、雄ねじ部32aを有するボルトから成る。雄ねじ部32aは、被締結部31に螺合されている。
<カラーの構成>
カラー4は、円筒状の金属製部材から成り、一端側がレールスティフナ23の車内側に接合され、締結手段3が被締結部31に締結されることで、他端側がレールインナ21に当接した状態に取り付けられている。カラー4は、例えば、レールスティフナ23の車内側の面にプロジェクション溶接によって接合されている。
カラー4は、円筒状の金属製部材から成り、一端側がレールスティフナ23の車内側に接合され、締結手段3が被締結部31に締結されることで、他端側がレールインナ21に当接した状態に取り付けられている。カラー4は、例えば、レールスティフナ23の車内側の面にプロジェクション溶接によって接合されている。
締結手段32と被締結部31とカラー4は、レールインナ21とレールアウタ22とで形成された閉断面2aに重ねて内設された第1レールスティフナ24及び第2レールスティフナ25(第3レールスティフナ26)と、レールインナ21との間にカラー4を介在させると共に、そのカラー4を締結手段32と被締結部31とで架設することによって、閉断面2aの断面変形を抑制して剛性及び強度を向上させるための部材である。
≪クォータピラースティフナの構成≫
図2に示すように、クォータピラースティフナ53aは、車体側部1a及び車体上部1dの一部である柱形状のクォータピラー53の芯材を構成する補強部材であり、例えば、圧延鋼板等をプレス加工して形成されている。クォータピラースティフナ53aは、ルーフサイドレール2から下方向に管状に形成されて延設された不図示のクォータピラーインナとクォータピラーアウタとの間に介装されて、互いにスポット溶接等で接合して一体化されている。クォータピラースティフナ53aの上端部53cの前後上側周縁には、レールスティフナ23にスポット溶接等で接合されるフランジ部53bが形成されている。
図2に示すように、クォータピラースティフナ53aは、車体側部1a及び車体上部1dの一部である柱形状のクォータピラー53の芯材を構成する補強部材であり、例えば、圧延鋼板等をプレス加工して形成されている。クォータピラースティフナ53aは、ルーフサイドレール2から下方向に管状に形成されて延設された不図示のクォータピラーインナとクォータピラーアウタとの間に介装されて、互いにスポット溶接等で接合して一体化されている。クォータピラースティフナ53aの上端部53cの前後上側周縁には、レールスティフナ23にスポット溶接等で接合されるフランジ部53bが形成されている。
≪車体上部構造の作用≫
次に、図4を主に各図を参照しながら本発明の実施形態に係る車体上部構造の作用を説明する。
次に、図4を主に各図を参照しながら本発明の実施形態に係る車体上部構造の作用を説明する。
図4に示すように、第1レールスティフナ24(レールスティフナ23)の締結部材挿入孔24bの周囲の外側壁部24aには、プロジェクション溶接によってカラー4の車外側の車外側端部4aが接合されている。カラー4の車内側の車内側端部4bは、レールインナ21の締結部材挿入孔21bの周囲の内側壁部21aに当接した状態に配置されている。
このため、カラー4の車外側端部4aは、第1レールスティフナ24の締結部材挿入孔24bの位置に位置合わせしてから溶接されて一体化されているので、正確に割り出した接合位置がズレることがない。このため、第1レールスティフナ24とカラー4とを接合する際、その接合位置の位置精度が出し易い。
第1レールスティフナ24及びカラー4をルーフサイドレール2に取り付ける場合は、まず、図3に示すように、カラー4の車内側端部4bを締結部材挿入孔21bの周囲の内側壁部21aに当接させる。次に、第1レールスティフナ24の締結部材挿入孔24bに、締結部材挿入孔25bを合致させるようにして、第1レールスティフナ24の車外側に第2レールスティフナ25(または第3レールスティフナ26)に配置する。
続いて、被締結部31の凸部31aを電極によって圧潰しつつ被締結部31を第2レールスティフナ25の外側壁部25aにプロジェクション溶接する。次に、締結手段32をレールインナ21の車内側からレールインナ21の締結部材挿入孔21b、カラー4、第1レールスティフナ24の締結部材挿入孔24b及び第2レールスティフナ25の締結部材挿入孔25bに挿通して被締結部31に締結させる。
その次に、インナ上フラップ部21cの上に、ルーフレール12、レールアウタ22のアウタ上フラップ部22a及びルーフパネル11を載置して重ね、溝部1eをスポット溶接等で接合する。そして、レールインナ21のインナ下フラップ部21dと、レールアウタ22のアウタ下フラップ部22dとをスポット溶接等で接合することにより、図3に示すようにルーフサイドレール2が組付けられる。
このようにして形成されたルーフサイドレール2は、レールインナ21とレールスティフナ23とで形成された閉断面2a内に、第1レールスティフナ24に接合されたカラー4が、締結手段32と被締結部31とによってレールインナ21に固定されて、梁状に配置されている。このため、ルーフサイドレール2に外力が負荷されても、閉断面2aが変形するのをカラー4と締結手段32と被締結部31とで抑制することができる。
また、レールインナ21とレールアウタ22で形成された閉断面2aは、第1レールスティフナ24と第2レールスティフナ25とを縦断面視して略コ字状に重ね合わせた部材によって二分するように仕切ると共に、第1レールスティフナ24に接合したカラー4をレールインナ21に締結手段32と被締結部31とで締結している。このため、第1レールスティフナ24及び第2レールスティフナ25と、カラー4と、締結手段32及び被締結部31とで、それぞれレールインナ21を保持することができる。
その結果、ルーフサイドレール2の剛性及び強度を向上させることができる。
その結果、ルーフサイドレール2の剛性及び強度を向上させることができる。
そのルーフサイドレール2には、図2に示すように、クォータピラー53(ピラー5)の上端部53cが接合される。ルーフサイドレール2の第1レールスティフナ24は、前端がクォータピラー53よりも前方側の位置まで延設され、後端が、クォータピラー53よりも後方側の位置まで延設されている。クォータピラー53が第1レールスティフナ24に接合される接合部は、複数の部材に分割されていないため、クォータピラー53を第1レールスティフナ24にしっかりと接合させることができる。また、第1レールスティフナ24とクォータピラー53との接合部は、ラップ部23a,23bとカラー4(図3参照)とを車幅方向の両側から挟持するように締結部(被締結部31及び締結手段32)が設けられているので、結合部の剛性及び強度をさらに高めることができる。
[変形例]
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。
図5は、本発明の実施形態に係る車体上部構造の変形例を示す図であり、レールインナにカラーを接合した状態を示す要部拡大縦断面図である。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。
図5は、本発明の実施形態に係る車体上部構造の変形例を示す図であり、レールインナにカラーを接合した状態を示す要部拡大縦断面図である。
前記実施形態では、図3及び図4に示すように、カラー4の車外側端部4aを第1レールスティフナ24の外側壁部24aに接合した場合を例に挙げて説明したが、図5に示すように、カラー400の車内側端部402をレールインナ210に接合してもよい。
カラー400をレールインナ210に接合した場合は、カラー400の車外側端部401側が自由端となり、接合部である車内側端部402側が固定端となる。自由端側は、カラー400の車外側端部401側に外力等が負荷されると、車内側端部402を中心として回動するように揺動する可能性がある。このため、カラー400とレールインナ210とを接合する場合は、その揺動によるズレ等によって、前記した実施形態よりも、位置精度が出し難い。この場合、カラー400が揺動することによって、レールスティフナ230側の自由端とナット310とが離間する方向に負荷がかかる場合がある。
これに対して、前記した実施形態では、図3及び図4に示すように、カラー4が第1レールスティフナ24に接合されているので、カラー4が第1レールスティフナ24に一体化されて外力を受けても動き難くズレが発生し難いため、機能的に優れている。
これに対して、前記した実施形態では、図3及び図4に示すように、カラー4が第1レールスティフナ24に接合されているので、カラー4が第1レールスティフナ24に一体化されて外力を受けても動き難くズレが発生し難いため、機能的に優れている。
[その他の変形例]
前記実施形態では、本発明の一例として、図3及び図4に示すように、レールインナ21にレールスティフナ23を取り付けた後に、レールアウタ22をレールインナ21に接合する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、レールスティフナ23とレールアウタ22とを予め接合して組付けたアウタコンプ(図示省略)を、レールインナ21に接合するような組付工程を採用してもよい。このような場合でも、レールスティフナ23の車外側に設けた被締結部31(ナット)に対して、レールインナ21の車内側から締結手段32(ボルト)を締結することができるので、容易に組付作業の作業性及び作業効率を向上させることができる。
前記実施形態では、本発明の一例として、図3及び図4に示すように、レールインナ21にレールスティフナ23を取り付けた後に、レールアウタ22をレールインナ21に接合する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、レールスティフナ23とレールアウタ22とを予め接合して組付けたアウタコンプ(図示省略)を、レールインナ21に接合するような組付工程を採用してもよい。このような場合でも、レールスティフナ23の車外側に設けた被締結部31(ナット)に対して、レールインナ21の車内側から締結手段32(ボルト)を締結することができるので、容易に組付作業の作業性及び作業効率を向上させることができる。
また、本発明の一例として、ルーフサイドレール2とクォータピラー53とが接合される車体上部左側部位を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、図1に示すフロントピラー51、センタピラー52、あるいは、リヤピラー54等のピラー5と、ルーフサイドレール2との接合部位にも適用することができる。
1 車体
1a 車体側部
2 ルーフサイドレール
2a 閉断面
4,400 カラー
5 ピラー
21,210 レールインナ
22 レールアウタ
23,230 レールスティフナ
23a ラップ部
24 第1レールスティフナ
25 第2レールスティフナ
26 第3レールスティフナ
31,310 被締結部
32,320 締結手段
51 ピラースティフナ
53 クォータピラー
1a 車体側部
2 ルーフサイドレール
2a 閉断面
4,400 カラー
5 ピラー
21,210 レールインナ
22 レールアウタ
23,230 レールスティフナ
23a ラップ部
24 第1レールスティフナ
25 第2レールスティフナ
26 第3レールスティフナ
31,310 被締結部
32,320 締結手段
51 ピラースティフナ
53 クォータピラー
前記課題を解決するために、本発明に係る車体上部構造は、レールインナと、前記レールインナの車外側に接合されて閉断面を構成するレールアウタと、前記レールインナと前記レールアウタとの間に挟まれて前記閉断面を仕切るレールスティフナと、により構成され、車体側部の上方で前後方向に延びるルーフサイドレールを備えた車体上部構造であって、前記ルーフサイドレールから下方に垂下するピラーと、前記レールスティフナの車外側に取付けられた被締結部と、前記レールインナと前記レールスティフナとの間に介在されたカラーと、前記レールインナの車内側から前記カラーを挿通して前記被締結部に締結される締結手段と、を備え、前記レールスティフナは、前後に複数に分割されると共に互いが車幅方向に重なるラップ部と、前記ピラーが接合されると共に、前端が、前記ピラーよりも前方側の位置まで延設され、後端が、前記ピラーよりも後方側の位置まで延設された第1レールスティフナと、後端が前記第1レールスティフナの前端に対して車幅方向に重なって前記ラップ部を構成するように接合され、前記第1レールスティフナから前方に延びる第2レールスティフナと、前端が前記第1レールスティフナの後端に対して車幅方向に重なって前記ラップ部を構成するように接合され、前記第1レールスティフナから後方に延びる第3レールスティフナと、を備えていることを特徴とする。
かかる構成によれば、車体上部構造は、レールインナの車内側からカラーを挿通して被締結部に締結される締結手段と、を備えていることによって、レールインナとレールスティフナとで構成された閉断面内の内壁に架設するようにカラーが梁状に配置されている。このため、ルーフサイドレールの剛性及び強度を向上させて、閉断面が変形するのを抑制することができる。
また、レールスティフナとレールアウタとを予め接合したアウタコンプを、レールインナに接合する組付工程を採用する場合でも、レールスティフナの車外側に設けた被締結部に対して、レールインナの車内側から締結手段を締結することができるので、組付作業の作業性及び作業効率を向上させることができる。
また、かかる構成によれば、レールスティフナは、前後に複数に分割されると共に互いが車幅方向に重なるラップ部を備えているので、レールスティフナが重なり合っている分だけ、ルーフサイドレールの剛性及び強度を向上させることができる。
また、かかる構成によれば、ルーフサイドレールは、ピラーが接合されると共に、前端が、ピラーよりも前方側の位置まで延設され、後端が、ピラーよりも後方側の位置まで延設された第1レールスティフナを有していることによって、ルーフサイドレールとピラーとの接合部が分割されていない。このため、その接合部の剛性及び強度を高めることができる。また、第1レールスティフナとピラーとの接合部は、ラップ部とカラーとを車幅方向の両側から挟持するように締結部が設けられているので、結合部の剛性及び強度をさらに高めることができる。
また、レールスティフナとレールアウタとを予め接合したアウタコンプを、レールインナに接合する組付工程を採用する場合でも、レールスティフナの車外側に設けた被締結部に対して、レールインナの車内側から締結手段を締結することができるので、組付作業の作業性及び作業効率を向上させることができる。
また、かかる構成によれば、レールスティフナは、前後に複数に分割されると共に互いが車幅方向に重なるラップ部を備えているので、レールスティフナが重なり合っている分だけ、ルーフサイドレールの剛性及び強度を向上させることができる。
また、かかる構成によれば、ルーフサイドレールは、ピラーが接合されると共に、前端が、ピラーよりも前方側の位置まで延設され、後端が、ピラーよりも後方側の位置まで延設された第1レールスティフナを有していることによって、ルーフサイドレールとピラーとの接合部が分割されていない。このため、その接合部の剛性及び強度を高めることができる。また、第1レールスティフナとピラーとの接合部は、ラップ部とカラーとを車幅方向の両側から挟持するように締結部が設けられているので、結合部の剛性及び強度をさらに高めることができる。
また、前記被締結部は、前記ラップ部の車外側に取付けられていることが好ましい。
かかる構成によれば、被締結部は、ラップ部の車外側に取付けられていることによって、被締結部と締結手段とで、ラップ部とカラーとレールインナとを車幅方向の両側から挟持することができるので、結合部の剛性及び強度をさらに高めることができる。
また、前記カラーは、前記レールスティフナに溶接されていることが好ましい。
かかる構成によれば、カラーは、レールスティフナに溶接されることによって、カラーの接合位置の精度を出し易くすることができる。
Claims (6)
- レールインナと、前記レールインナの車外側に接合されて閉断面を構成するレールアウタと、前記レールインナと前記レールアウタとの間に挟まれて前記閉断面を仕切るレールスティフナと、により構成され、車体側部の上方で前後方向に延びるルーフサイドレールを備えた車体上部構造であって、
前記レールスティフナの車外側に取付けられた被締結部と、
前記レールインナと前記レールスティフナとの間に介在されたカラーと、
前記レールインナの車内側から前記カラーを挿通して前記被締結部に締結される締結手段と、を備えていることを特徴とする車体上部構造。 - 前記レールスティフナは、前後に複数に分割されると共に互いが車幅方向に重なるラップ部を備え、
前記被締結部は、前記ラップ部の車外側に取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の車体上部構造。 - 前記ルーフサイドレールは、下方に垂下するピラーを備え、
前記レールスティフナは、前記ピラーが接合されると共に、前端が、前記ピラーよりも前方側の位置まで延設され、後端が、前記ピラーよりも後方側の位置まで延設された第1レールスティフナと、
後端が前記第1レールスティフナの前端に対して車幅方向に重なって前記ラップ部を構成するように接合され、前記第1レールスティフナから前方に延びる第2レールスティフナと、
前端が前記第1レールスティフナの後端に対して車幅方向に重なって前記ラップ部を構成するように接合され、前記第1レールスティフナから後方に延びる第3レールスティフナと、を備えていることを特徴とする請求項2に記載の車体上部構造。 - 前記カラーは、一端側が前記レールスティフナの車内側に接合され、前記締結手段が前記被締結部に締結されることで、他端側が前記レールインナに当接していることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の車体上部構造。
- 前記カラーは、前記レールスティフナにプロジェクション溶接によって接合されていることを特徴とする請求項4に記載の車体上部構造。
- 前記被締結部は、ナットから成り、
前記締結手段は、前記ナットに螺合するボルトから成ることを特徴とする請求項1に記載の車体上部構造。
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