JPWO2014163099A1 - 再構成可能な論理デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】面積の小さくかつ再構成性の高い再構成可能な論理デバイスを提供できる。【解決手段】複数のマルチルックアップテーブルユニットを有し、構成データ情報に応じて複数の論理回路が構成される再構成可能論理デバイスであって、それぞれのマルチルックアップテーブルユニットは、構成データを格納する構成メモリと、データ入力線と、データ出力線と、前記構成データに応答して選択的に前記データ入力線からのデータ入力と、前記データ出力線への前記データ出力とを結合させ、及び/又は、前記構成データに応答して前記データ入力に関して論理演算したデータを、前記データ出力線へデータ出力する再構成可能論理マルチプレクサと、を備え、前記データ入力線および前記データ出力線により近接する前記マルチルックアップテーブルが接続される、再構成可能論理デバイス。【選択図】図4B

Description

本発明は、再構成可能な論理デバイスに関する。
FPGA(Field−Programmable Gate Array)などの再構成可能(プログラム可能、又は、書込み可能)な半導体装置は、その再書込み可能性によって与えられる柔軟性のため、広く使用されている(例えば、特許文献1)。
一般的なアイランドスタイルFPGAは、論理要素CLB(Configurable Logic Blocks)、スイッチ要素SB、CB、入出力要素IOBから構成されている。
論理要素CLBは、組み合わせ回路を実現するプログラマブルな要素であり、CLBの各々は、データフリップフロップ(DFF)や、LUT(Look Up Table)等から構成される。k入力のLUT(k−LUT)は2のk乗個のSRAM(Static Random Access Memory)セルが使われ、k変数の関数を実現する。例えば、任意の論理関数の真理値表をSRAMに保持し、入力に応じて真理値表を参照して出力を行う方式である。
また、論理機能部分をリンクさせるCLB間に信号経路を発生させるため、CLB間には、信号経路を切り替え可能なスイッチ要素CB、SBが配置される。スイッチ要素CBは、論理ブロックLBと配線チャネルとの間に設定する要素であり、スイッチ要素SBは、縦方向と横方向の配線が交差する部分において縦横の配線間の設定を行う要素である。
入出力要素IOBとは、デバイスの入出力と論理要素LBとの間のインターフェースの役割を担う構成要素である。
出願人又は発明者は、メモリセルユニットで回路構成を実現する「MPLD(Memory−based Programmable Logic Device)」(登録商標)を開発している。MPLDは、例えば、下記特許文献1に示される。MPLDは、MLUT(Multi Look−Up−Table)と呼ぶメモリアレイを相互に接続する。MLUTは真理値データを格納して、配線要素と論理要素を構成する。MPLDは、このMLUTをアレイ状に並べ、相互接続することによってFPGAとほぼ同等の機能を実現している。また、MPLDは、真理値表データにより、MLUTを論理要素と配線要素の双方として使用することによって、論理領域と配線領域に柔軟性をもたせたデバイスであり(例えば、特許文献2)、メモリセルユニット間の接続に専用の切り替え回路を有するFPGAと異なる。
国際公開第2002/538652号 国際公開第2007/060763号
以上のように、FPGAは、再構成可能な装置であるが、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)よりも面積が大きい。その原因は、配線とスイッチであり、それは全体面積のおよそ70〜80%を占める。また、FPGAは、論理要素と、配線要素がそれぞれ異なる装置により実現されているため、再構成における制限がある。
本発明の一実施形態によれば、面積の小さくかつ再構成性の高いプログラマブル論理デバイスを提供する。
上記課題を解決する形態は、以下の項目セットにより示される。
1.複数のマルチルックアップテーブルユニットを有し、構成データ情報に応じて複数の論理回路が構成される再構成可能論理デバイスであって、
それぞれのマルチルックアップテーブルユニットは、
構成データを格納する構成メモリと、
データ入力線と、
データ出力線と、
前記構成データに応答して選択的に前記データ入力線からのデータ入力と、前記データ出力線への前記データ出力とを結合させ、及び/又は、前記構成データに応答して前記データ入力に関して論理演算したデータを、前記データ出力線へデータ出力する再構成可能論理マルチプレクサと、を備え、
前記データ入力線および前記データ出力線により近接する前記マルチルックアップテーブルが接続される、再構成可能論理デバイス。
2. 前記構成データは、論理演算値及び/又は結線経路を規定する複数個の真理値表データを含み、前記データ入力に応じて、前記複数個の真理値表データの何れか1つが選択されるように構成される、項目1に記載の再構成可能論理デバイス。
3.前記再構成可能マルチプレクサは複数個あり、前記データ入力線の方向と、前記データ出力線の方向の組合せ毎に設けられる、項目1又は2に記載の再構成可能論理デバイス。
4.前記構成メモリから読み出された構成データを保持するとともに、前記保持した構成データを、前記再構成可能論理マルチプレクサに出力する保持部をさらに備える項目1〜3の何れか1項に記載の再構成可能な論理デバイス。
5.前記再構成可能論理マルチプレクサは、前記データ入力線からのデータ入力によって、前記保持部に保持された構成データの何れかを、選択して出直する項目1〜4の何れか1項に記載の再構成可能論理マルチプレクサ。
6.前記マルチルックアップテーブルのデータ入力線は、隣接する他の前記マルチルックアップテーブルのデータ出力線に接続する項目1〜5の何れか1項に記載の再構成可能論理マルチプレクサ。
7.前記構成メモリは、データ出力方向毎に用意される複数の構成メモリから構成される項目1〜6の何れか1項に記載の再構成可能な論理デバイス。
8.前記構成メモリに出力されるアドレスの入力タイミングでクロックを生成するクロック遷移検出部を備え、前記構成メモリは、前記クロックに同期して動作する項目1〜7の何れか1項に記載の再構成可能な論理デバイス。
9.前記構成メモリは、複数の構成データを記憶し、前記複数の構成データの何れか1つは、前記構成メモリの第2アドレス線に接続する第2データ出力線に出力し、前記第2アドレス線の入力に従って、前記複数の真理値表データを特定されるように構成される、項目1〜8の何れか1項に記載の再構成可能な論理デバイス。
10.前記構成メモリは、複数の構成データを記憶し、外部と接続する第2アドレス線の入力に従って、前記複数の真理値表データを特定されるように構成される、項目1〜9の何れか1項に記載の再構成可能な論理デバイス。
11.複数のマルチルックアップテーブルユニットを有し、構成データ情報に応じて複数の論理回路が構成される再構成可能論理デバイスの制御方法であって、
それぞれのマルチルックアップテーブルユニットは、
データ入力線と、
データ出力線と、
再構成可能論理マルチプレクサと、を備え、
前記データ入力線および前記データ出力線により近接する前記論理部に接続し、
前記再構成可能論理マルチプレクサは、前記真理値表データに応答して選択的に前記データ入力線からのデータ入力と、前記データ出力線への前記データ出力とを結合し、
前記真理値表データに応答して前記データ入力に関して論理演算したデータを、前記データ出力線へデータ出力する、制御方法。
12.前記再構成可能論理デバイスは、前記構成メモリから読み出された構成データを保持するとともに、前記保持した構成データを、前記再構成可能論理マルチプレクサに出力する保持部をさらに備え、
前記再構成可能論理マルチプレクサは、前記データ入力線からのデータ入力によって、前記保持部に保持された構成データの何れかを、選択して出力する項目11に記載の制御方法。
13.前記構成メモリに出力されるアドレスの入力タイミングでクロックを生成するクロック遷移検出部を備え、前記構成メモリは、前記クロックに同期して動作する項目11又は12に記載の制御方法。
14.再構成可能論理デバイスを制御するためのプログラムにおいて、
前記再構成可能論理デバイスは、
複数のマルチルックアップテーブルユニットを有し、構成データ情報に応じて複数の論理回路が構成され、
それぞれのマルチルックアップテーブルユニットは、
構成データを格納する構成メモリと、
データ入力線と、
データ出力線と、を有し、
前記マルチルックアップテーブルユニットに、
選択的に前記データ入力線からのデータ入力と、前記データ出力線への前記データ出力とを結合し、
前記構成データに応答して前記データ入力に関して論理演算したデータを、前記データ出力線へデータ出力する処理を実行させる、プログラム。
15.項目14に示すプログラムを格納する記憶媒体。
本実施形態に係る半導体装置は、面積の小さくかつ再構成性の高い半導体装置を提供できる。
本実施形態に係る半導体装置の全体構成の一例を示す図である。 2方向配置のMLUTアレイの一例を示す図である。 4方向配置のMLUTアレイの一例を示す図である。 2方向配置のMLUTの信号線の配置例を示す図である。 2方向配置のMLUTの一例を示す図である。 構成メモリの一例を示す図である。 クロック遷移検出部の一例を示す図である。 クロック遷移検出部のタイムチャートの一例である。 クロック遷移検出部におけるアドレスと生成したクロックのタイムチャートの一例である。 4方向配置のMLUTの信号線の配置例を示す図である。 4方向配置のMLUTの一例を示す図である。 ページ制御を行うMLUTの一例を示す図である。 MLUT外部で状態機械を設ける例を示す図である。 MLUT内部で状態機械を設ける例を示す図である。 図2で説明した交互配置のMLUTにより構成される論理回路と配線を示す図である。 MLUT30Aの左側の構成メモリに格納される構成データの一例を示す図である。 MLUT30Aの右側の構成メモリに格納される構成データの一例を示す図である。 MLUT30Bの左側の構成メモリに格納される構成データの一例を示す図である。 MLUT30Bの右側の構成メモリに格納される構成データの一例を示す図である。 MLUT30Cの左側の構成メモリに格納される構成データの一例を示す図である。 MLUT30Cの右側の構成メモリに格納される構成データの一例を示す図である。 MLUT30Dの左側の構成メモリに格納される構成データの一例を示す図である。 MLUT30Dの右側の構成メモリに格納される構成データの一例を示す図である。 MLUT30Eの左側の構成メモリに格納される構成データの一例を示す図である。 MLUT30Eの右側の構成メモリに格納される構成データの一例を示す図である。 真理値表データを生成する情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。
以下、図面を参照して、[1]再構成可能な論理デバイス、[2]MLUTアレイ、[3]MLUT、[4]ページ制御、[5]構成データ、及び[6]真理値表データの生成方法について順に説明する。
[1]再構成可能な論理デバイス
図1は、本実施形態に係る再構成可能な論理デバイスの一例を示す図である。以下、当該再構成可能な論理デバイスをMRLD(Memory based Reconfigurable Logic Device)(登録商標)と呼ぶ。MRLDは、出願人が開発したMPLDと同様に、各MLUT間が、配線要素を介在せずに直接接続する点で共通するが、汎用SRAMの機能を有効に活用する点において、区別される。
MRLDは、FPGAとほぼ同等の機能を備えているデバイスであるが、その構造が異なる。FPGAは、CLB、スイッチブロック、コネクションブロックなどによって構成され、論理資源と配線資源の割合は固定である。これに対し、MRLDは、論理素子、配線素子の双方として利用可能なMLUTを並べた構成となり、さらに、MLUTが直接接続されている点が、FPGAと大きく異なる。
図1に示すMRLD20は、後述する複数個のMLUT(Multi Look Up Table:マルチルックアップテーブル)を、アレイ状に配置したMLUTアレイ300、MLUTのメモリ読出し動作、書込み動作を特定するデコーダ12、及び、入出力部14を有する。
MRLD20の論理動作では、実線で示されるデータ入力DI、及びデータ出力DOの信号を使用する。データ入力DIは、論理回路の入力信号として使用される。そして、データ出力DOは、論理回路の出力信号として使用される(図2において後述する)。
MRLD20の論理動作により実現される論理は、MLUT30に記憶される真理値表データにより実現される。いくつかのMLUT30は、AND回路、加算器などの組み合わせ回路としての論理要素として動作する。他のMLUTは、組み合わせ回路を実現するMLUT30間を接続する接続要素として動作する。MRLD20が、論理要素、及び接続要素を実現するための真理値表データの書き換えは、MLUT30の構成メモリへの書き込み動作によりなされる。
MPLD20の書き込み動作は、書込用アドレスAD、及び書込用データWDによりなされ、読出し動作は、書込用アドレスAD、及び読出用データRDによりなされる。
書込用アドレスADは、MLUT30内のメモリセルを特定するアドレスである。書込用アドレスADは、m本の信号線で、2のm乗の数nのメモリセルを特定する。書込用アドレスADは、メモリの読出し動作、書き込み動作、両方の場合で使用され、m本の信号線を介して、デコーダ12でデコードされて、対象となるメモリセルを選択する。なお本実施形態においては、後述するが、論理用動作アドレスDIのデコードは、MLUT30内のデコーダにより行う。
デコーダ12は、リード・イネーブル信号re、ライト・イネーブル信号we等の制御信号に従って、書込用アドレスADをデコードし、デコードアドレスnをMLUT30に対して出力する。デコードアドレスnは、MLUT30の構成メモリ内のメモリセルを特定するアドレスとして使用される。
入出力部14は、ライト・イネーブル信号weに従って、書込用データWDを書込み、リード・イネーブル信号reに従って、読出用データRDを出力する。
[2]MLUTアレイ
図2は、2方向配置のMLUTアレイの一例を説明する図である。図2に示される矢印は、隣接する他のMLUTとつながるデータ入力線、又は、データ出力線である。図2に示すMLUTアレイ300において、MLUT30は、隣接する他のMLUT30と2本のデータ入力線又はデータ出力線で接続されいる。つまり、MLUT同士の接続が複数のデータ入力線又はデータ出力線で接続するように構成される。また、隣接するMLUTは、構成可能性を上げるために、入力方向及び出力方向に、それぞれ2つのMLUTと接続する。この配置を、以下「交互配置」と言う。
交互配置型MLUTは、データ線及びビット線を複数本とすることで、マルチビットのデータ処理が可能になり、さらに、入力及び出力方向のデータの流れの方向が限定できるので、論理ライブラリの作成も容易になる。
各MLUT30は、多数の異なる論理関数を実行することが可能である。MLUT30は、構成メモリ40と、再構成可能論理マルチプレクサ50を有する。MLUT30によって実行される論理関数は、構成メモリ40内に格納された構成データによって決定される。MLUT30は、構成データ用の入力を有しており、且つ、再構成可能論理マルチプレクサ50への構成データ用の出力を有している。構成データは、MRLD20外側から構成メモリ40内へ、そのアドレス線及びデータ線を用いて、ロードされる。
再構成可能論理マルチプレクサ50は、データ入力、データ出力、構成データを受取るためのコンフィギュレーション入力を有しており、且つそれに応答してデータ入力及び出力の結合状態を制御する。再構成可能論理マルチプレクサ50はさらに、構成データに応答してデータ入力に関して論理演算したデータを、データ出力線へデータ出力する。
図3は、4方向配置のMLUTアレイの一例を説明する図である。図3に示す方向配置では、FPGAと同様の配置である。このようにすることでFPGAに近い構成が取れ、FPGAツールで生成した論理構成された状態を使い、MRLDの構成データの作成が容易になる。例えば、図の左上及び中上、左下をスイッチ・ブロックとして、中下をLUTブロックとして、FPGAのCLB相当が表現でき、FPGAの構成された状態から真理値データが生成できる。
[3]MLUT
図4Aは、2方向配置のMLUTの信号線の配置例を示す図である。図4Aに示すように、左からのデータ入力は、InA0〜InA3であり、左へのデータ出力は、OutA0〜OutA3である。また、右からのデータ入力は、InB0〜InB3であり、左へのデータ出力は、OutB0〜OutB3である。
図4Bは、2方向配置のMLUTの一例を示す図である。図4Bに示すMLUTの信号線は、図4Aに示すMLUTの信号線と同じである。図4Bに示すMLUT30は、構成メモリ40、再構成可能論理マルチプレクサ50、及びレジスタユニット60を有する。構成メモリ40は、例えば、SRAMである。構成メモリ40は、構成データを格納するメモリセルを特定するための複数のアドレス線A0〜A8と接続する。図3に示す例では、構成メモリには、9つのアドレスにより、2の9乗である「512」のワード線があり、それに対して256個のビット線(「データ線」とも言う)がある。入力が4つありその組み合わせは16であるので、レジスタは16個必要になる。また、4ビットで16個必要で、左から左、左から右、右から左、右から右のデータが必要なので、4ビット×16×4で256個のビット線となる。よって、構成メモリには、2の9乗×256個のメモリセルがある。なお、A0にはポジティブタイプのアドレス遷移検出(ATD)回路を付けてクロック入力とする(図6で後述する)。
[3.1]構成メモリ
構成メモリ40は、クロックA0に従って、アドレスで特定されたメモリセルから、図示されないセンスアンプによりデータを読み出して、ビット先に対応した数のレジスタ(図2の例では、256ビット)を有するレジスタユニット60にデータを出力する。レジスタユニット60は、構成メモリ40から新たなデータが出力されるまで、データを保持し続ける複数のレジスタから構成される。
図5は、構成メモリの詳細である。図5に示される構成メモリ40は、各々がデータを記憶するメモリセルからなるメモリセルアレイ110と、アドレスデコーダ120と、後述の図6Aに示すクロック遷移検出部200と、メモリセルアレイ110へのデータ読出し又はデータ書込みを行うデータ入出力部140と、を有する。なお、本実施例において、構成メモリ40は、クロックに同期して読出し、又は、書込み動作を行う同期SRAMである。よって、アドレスデコーダ120及びデータ入出力部140はクロックに同期して動作する。
メモリセルアレイ110は、m×2個のメモリセル(それに伴う記憶素子)を有し、m×2個のメモリセルは、2のm乗本のワード線と、n本のビット線(「データ線」とも言う。以下同じ)の接続部分に配置される。
アドレスデコーダ120は、A0のクロック遷移検出部で生成されたクロックに同期して、m本のアドレス信号線から受け取ったアドレス信号を受け取ると、それをデコードして、2のm乗本のワード線WLにデコード信号であるワード線選択信号及びデータ入出力部140で選択するデータ線選択信号を出力し、対応するメモリセルに対するデータの読み出し又は書込み処理が行なわれるようにする。
データ入出力部140は、データ入出部140は、ライトアンプと、センスアンプとを有する。ライトアンプは、例えば、外部からライトイネーブル(WE)の立ち上がりエッジタイミング及び書込データを受け取ると、m本のデータ線b、/bにその書込データの信号レベルを伝えて、メモリセルにデータを書き込む。また、センスアンプは、データ入出力部140は、外部からリードイネーブル(RE)の立ち上がりエッジタイミングを受け取ると、m本のデータ線b、/bの信号レベルを外部に出力することで、読出データを出力する。
なお、図5に示す構成メモリは、配線の1方向ずつ設けてもよい。例えば、図2に示す2方向配置では、2つの構成メモリ、図3に示す4方向配置では、4つの構成メモリである。このように、方向毎に構成メモリを設けることで、単一のメモリで構成する場合と比して、アドレスの数が減る(2の9乗×4の方が、2の36乗よりも少なくなる)ので、メモリの容量を下げることができる。
図6Aは、本実施形態に係るクロック遷移検出部の回路図である。図6Aに示されるクロック遷移検出部200は、否定論理和(NOR)回路210A、210B、論理積(AND)回路230、遅延回路240A〜240C、フリップフロップ(FF)250、インバータ260A、260B、及びDラッチ270を有する。
図6Bは、図6Aに示したクロック遷移検出部の信号のタイミングチャートである。信号S1は、構成メモリへのアドレス入力信号である。本実施例では、アドレスA0である。信号S2は、Dラッチの出力である。Dラッチ270は、信号S1に変化があった場合、一定期間変化しないようにラッチする。これは、ノイズ等で後続のアドレス遷移を無視するためである。信号S3は、Dラッチ270から出力される遅延信号である。遅延信号は、図6Bに示されるように、立ち上がりおよび立ち下がりでクロックを作って、信号S4のクロック幅を生成するために、遅延回路240Bで遅延される。
クロック信号として生成される信号S4は、AND回路230から出力される。AND回路230では、遅延回路240Bの入力と、出力とが入力されるので、両者の信号レベルが異なると、信号レベル「ハイ」を出力する。これにより、アドレス遷移を検出することができる。
信号S5は、遅延回路240Cから出力される遅延信号であり、LAT270のイネーブル信号待ちしてクロック入力する。
信号S6は、信号S5の信号延長であり、イネーブル信号のパルス生成である。NOR回路210Aは、信号S5とS6のNOR演算値である信号S7を出力する。そして、信号S7は、Dラッチ270のイネーブル信号となる。信号S8は、信号S5をインバータ260Aで反転した信号で、FF250で、アドレス信号のラッチのクロックとして使用される。信号S9は、構成メモリのイネーブル、信号S10は、構成メモリのクロック(atd_clk)、信号S11は、構成メモリのアドレスとして利用される。このように、アドレスA0である信号S1により、クロック信号S10が生成されるので、構成メモリとして同期SRAMの使用が可能になる。
図6Cは、アドレスA0と生成されるクロック信号との関係を示すタイミングチャートである。図6Cでは、信号S1とS10のみを示す。アドレスA0の「Low」から「Hi」への立ち上がりタイミングを用いて、クロックを生成し、アドレスA0「Hi」から「Low」への立下りタイミングでもクロックを生成すると、データの書込みの時、立ち上がりでデータを書き込んでも、立下りの時、最初のメモリ・データに戻ってしまいデータが保持されない。この対策として、MLUT20は、ポジティブタイプのアドレス遷移検出(ATD)部200を有する。このように、ポジティブタイプのATD回路は、A0の立ち上がりのみでCLKを生成するので、メモリ内部のアドレスをHiで保持する。Hiで保持する構成データが出力され、A0がLowになってCLKが生成されず構成データが、レジスタユニット60のレジスタに保持される。これにて、MLUT30は、フリップフロップ回路などの現実の回路を用意することなく、順序回路を構成することができる。
[3.2]再構成可能論理マルチプレクサ
再構成可能論理マルチプレクサ50は、データの配線経路の数だけある。例えば、再構成可能論理マルチプレクサ52A、52B、52C、及び52Dがある。
レジスタユニット60に保持される構成データに従って、データ入力をデータ出力とに結合させるマルチプレクサであり、その接続経路は、構成データによって再構成可能である。動作としては、レジスタユニット60に保持されるデータを“入力信号”とし、データ入力を“選択制御信号”として用いて、“入力信号”を選択して、出力する。
A.論理機能の実現
図4Bに示す例では、レジスタでは、構成データから読み出した論理演算の結果を示す4対の4ビットが保持されている。つまり、構成データでは、4ビットデータは、論理積、論理和、否定、否定論理和、排他的論理和等の真理値表に対応した値が用意される。再構成可能論理マルチプレクサ52A等は、16対1のマルチプレクサで、16対「2方向×2×16」の4ビットを、データ入力に対応して、1対の4ビットに選択する。つまり、構成メモリ40では、データ入力数(図4Bでは4つ)と、その配線方向(図4Bでは4つ)の数を構成する構成データ(図4Bの例では、4方向×4対の4ビットデータ)が格納される。
B.配線機能の実現
各再構成可能論理マルチプレクサは、データ入力を選択信号として用いて、データ入力に応じて、複数個の真理値表データの何れを選択する。各再構成可能論理マルチプレクサは、データ入力線からのデータ入力と、データ出力線へのデータ出力とを結合する所望の配線経路を実現するように構成される。再構成可能マルチプレクサは複数個あり、データ入力線の方向と、データ出力線の方向の組合せ毎に設けられる。例えば、再構成可能論理マルチプレクサ52A、52B、52C、及び52Dは、それぞれ、左側入力から左側出力の配線経路、左側入力から右側出力の配線経路、右側入力から右側出力の配線経路、及び、右側入力から左側出力の配線経路のためにある。例えば、データ入力により、再構成可能論理マルチプレクサ52Bではなく、再構成可能論理マルチプレクサ52Aが選ばれる場合、データ入力に応じて再構成可能論理マルチプレクサ52Bが選択した入力信号(構成データ)は、「0」であり52Aの信号と52Cの信号が論理和されているので、左から左への信号が優先し、左から左の信号経路を構成する。データ入力に応じて再構成可能論理マルチプレクサ52Aが選択する入力信号(構成データ)は、所定の論理値を設定されており、それを左に出力する。
構成データの詳細は、図12を用いて、後述する。再構成可能論理マルチプレクサ52Aと52Cは論理和されており、再構成可能論理マルチプレクサ52Cの構成データを「0」とすることにより左からのInA0〜InA3の信号を左に所定の論理値で出力しうる。また、再構成可能論理マルチプレクサ52Bと52Dは論理和されており、再構成可能論理マルチプレクサ52Dを「0」とすることにより、InA0〜InA3の信号を右側に出力している。これと同じ手法でInB0〜InB3の信号を左右に出力している。
以上のように、再構成可能論理マルチプレクサ50は、配線経路に応じて設けられ、また、構成データを論理演算値、及び、配線選択するように、構成することで、論理演算回路、及び/又は、スイッチのように動作する。
図7Aは、4方向配置のMLUTの信号線の配置例を示す図である。図7Aに示すように、左右からのデータ入出力は、2方向配置と同じであるが、それに加えて、上からのデータ入力InC0〜C3、上へのデータ出力OutC0〜OutC3、及び、下からのデータ入力InD0〜InD3、下へのデータ出力OutD0〜OutD3がある。
図7Bは、4方向配置のMLUTの一例を示す図である。なお、本例は適便に改良してもよい。図7Bに示すMLUTの信号線は、図7Aに示すMLUTの信号線と同じである。構成メモリは表示しないが、各構成要素の動作は、2方向配置のMLUTと同じである。4方向であるため、再構成可能論理マルチプレクサの数が、2方向配置のMLUTと比して、4つ(再構成可能論理マルチプレクサ52E〜H)増え、それに伴いレジスタユニット62も増える。
2方向配置のマルチプレクサの出力は、他の同方向への出力と論理和をしていたが、4方向配置でも原理は同じである。ただし、方向が4つとなったため、4つの論理和となっている。例えば、データ出力OutC0〜OutC3を例とすると、再構成可能論理マルチプレクサ52C、52E、52Gの出力の論理和となっている。再構成可能論理マルチプレクサ52E、52Gのデータを「0」とすることにより、52Eの出力が上に出力しうる。
[4]ページ制御
図8は、ページ制御を行うMLUTの一例を示す図である。ページ制御を行うMLUTは、MLUTの一部が、他の構成メモリのページ制御信号を生成する回路として動作し、そのデータ出力は、他の構成メモリのページを制御する。
図8に示すMLUT30は、大容量のメモリセルユニット40A、40Bを有し、各メモリセルユニットは、9本のアドレス線と、64本のデータ線で構成されるので、2の9乗(512)ワード×64ビットの大容量となる。本例ではA2〜A8がページ・アドレスで論理の多重化ができる。この場合は128ページの例である。また、本例では、2方向配置のMLUTアレイである。そして、構成メモリは、各ページの構成データを格納するように構成されるので、記憶容量は大きくなる。そのため、2つのメモリにより、構成される。このようにすることで、左右からのクロック制御が可能になる。
なお、図8は、概略図であり、メモリセルユニットの周辺回路であるデコーダ等は、示しておらず、デコーダは図5で説明したデコーダ120及びデータ入出力部140が、各メモリセルユニット毎に用意される。
図9は、MLUT外部で状態機械を設ける例を示す図である。図9に示すように、あるMLUT30を外部システムからの制御により、アドレスによりページ(真理値表データ)を切り替えることもできる。
従来のMPLDでは、MPLDの状態機械は、真理値表データで定義することが必要があった。そのため、決められた条件に従って、あらかじめ決められた複数の状態を真理値表データで定義する真理値表データを設ける必要があった。MLUTで構成されるステート・マシンが制御回路になり、データ・パスとは違い論理回路まで生成して配置配線をしなければならなかった。
図10は、MLUT内部で状態機械を設ける例を示す図である。構成データの一部を使いMRLD独自で状態機械を設ける例である。MLUT30Bで構成される回路らでデクリメント演算をさせてC言語のfor制御を行わせる。0データ(MLUT30Bの0アドレス)に次のページのアドレスを記憶させ他のアドレスには現在のアドレスを記憶させる。これでfor文制御が可能になる。
図10に示すMLUT30は、ページの切替制御機能を持つことから、ステートマシンを真理値表で定義する必要がなくなる。例えば、for文は所定値がある条件になるまで、自ページのアドレスをデータに出力してページ切り替えを行わず、同じページで動作を処理する。ある条件を満たせば(例えば、i=0)、その際にページ切り替えのアドレスを、データ線に出力する。データ線は、他のメモリセルユニットにアドレス線として入力するので、当該他のメモリセルユニットのページ切り替えが可能になる。また、case文の場合は所定値の値により、飛び先番地をデータに出力してページ切り替えを行わせて動作変更させることが出来る。以上により、従来のMPLDは論理回路構成しか出来なかったものに対してC言語の動作合成も出来るようになり、C言語からMPLDのMLUTの真理値データを生成させることが可能になり、FPGA以上の機能を持たせることができる。
MRLDは専用の小型のSRAMに関する半導体設計試作、製造を経なくても、従来の大容量のメモリデバイスを利用できる。MRLDをチップで構成する際、メモリIP(Intellectual Property)を使うが、従来のMLUTが求めている微小メモリ容量では、アドレスデコーダやセンスアンプの面積が大きくメモリ自体の構成比率は50%以下になる。このことは、オーバヘッドにもなり、効率が悪い。大容量メモリになるとアドレス・デコーダやセンス・アンプに比率は下がり、メモリ使用効率が上がる。そのため、大容量メモリにあった本案はMRLDチップの場合有効になる。
[5]構成データ
図8に示す例における構成データを図12A〜図12Jに示す。図11は、図2で説明した交互配置のMLUTにより構成される論理回路と配線を示す図である。図11は、図2で説明した交互配置のMLUTにより構成され、2つの構成メモリ(左側、右側)により構成される。図11に例示されるように、論理回路と配線は、MLUT30A〜30Dにより構成される。また、下記に示す図12A〜図12Jは、ページ制御で選択される真理値表データも含む。
図12Aは、MLUT30Aの左側の構成メモリに格納される構成データの一例を示す図である。図12Bは、MLUT30Aの右側の構成メモリに格納される構成データの一例を示す図である。図12Cは、MLUT30Bの左側の構成メモリに格納される構成データの一例を示す図である。図12Dは、MLUT30Bの右側の構成メモリに格納される構成データの一例を示す図である。図12Eは、MLUT30Cの左側の構成メモリに格納される構成データの一例を示す図である。図12Fは、MLUT30Cの右側の構成メモリに格納される構成データの一例を示す図である。
図12Gは、MLUT30Dの左側の構成メモリに格納される構成データの一例を示す図である。図12Hは、MLUT30Dの右側の構成メモリに格納される構成データの一例を示す図である。図12Iは、MLUT30Eの左側の構成メモリに格納される構成データの一例を示す図である。図12Jは、MLUT30Eの右側の構成メモリに格納される構成データの一例を示す図である。
上記したように、再構成可能論理マルチプレクサの出力は、論理和されているため、信号出力の無い経路の構成データを「0」とすることにより、所望の論理演算を結果を出力するように、構成データは構成されている。
[6]真理値表データの生成方法
再構成可能な半導体装置の真理値表データは、論理構成用のソフトウェアプログラムを実行する情報処理装置によって生成される。
図13に、情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す。情報処理装置210は、プロセッサ211と、入力部212と、出力部213と、記憶部214とドライブ装置215を有する。プロセッサ211は、入力部212に入力された配置・配線用のソフトウェア、集積回路を設計するためのC言語記述またはハードウェア記述言語(HDL)などの回路記述言語、及び、上記ソフトウェアを実行することによって生成される真理値表データを記憶部214に記憶する。また、プロセッサ211は、配置・配線用のソフトウェアを実行して、記憶部214に記憶された回路記述に対して以下に示す配置・配線の処理を行い、出力部213に、真理値表データを出力する。出力部213には、再構成可能な論理デバイス20(図13には示さず)を接続することができ、プロセッサ211が論理構成処理を実行して、生成した真理値表データを、出力部213を介して再構成可能な論理デバイス20に書き込む。出力部213は、外部ネットワークと接続していてもよい。この場合、論理構成用のソフトウェアプログラムは、ネットワークを介して送受信される。ドライブ装置215は、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、フラッシュメモリなどの記憶媒体217を読み書きする装置である。ドライブ装置215は、記憶媒体217を回転させるモータや記憶媒体217上でデータを読み書きするヘッド等を含む。なお、記憶媒体217は、論理構成用のプログラム、又は、真理値表データを格納することができる。ドライブ装置215は、セットされた記憶媒体217からプログラムを読み出す。プロセッサ211は、ドライブ装置215により読み出されたプログラム又は真理値表データを、記憶部214に格納する。
真理値表データが半導体装置20に読み込まれることにより、真理値表データとハードウェア資源とが協働した具体的手段によって、論理要素及び/又は接続要素としての機能が構築される。また、真理値表データは、真理値表という論理的構造を示す構造を有するデータともいえる。
以上説明した実施形態は典型例として挙げたに過ぎず、その各実施形態の構成要素の組合せ、変形及びバリエーションは当業者にとって明らかであり、当業者であれば本発明の原理及び請求の範囲に記載した発明の範囲を逸脱することなく上述の実施形態の種々の変形を行えることは明らかである。
20 MRLD
30 MLUT
40 構成メモリ
50 再構成可能論理マルチプレクサ
60 レジスタユニット
200 クロック遷移検出部
300 MLUTアレイ

Claims (15)

  1. 複数のマルチルックアップテーブルユニットを有し、構成データ情報に応じて複数の論理回路が構成される再構成可能論理デバイスであって、
    それぞれのマルチルックアップテーブルユニットは、
    構成データを格納する構成メモリと、
    データ入力線と、
    データ出力線と、
    前記構成データに応答して選択的に前記データ入力線からのデータ入力と、前記データ出力線への前記データ出力とを結合させ、及び/又は、前記構成データに応答して前記データ入力に関して論理演算したデータを、前記データ出力線へデータ出力する再構成可能論理マルチプレクサと、を備え、
    前記データ入力線および前記データ出力線により近接する前記マルチルックアップテーブルが接続される、再構成可能論理デバイス。
  2. 前記構成データは、論理演算値及び/又は結線経路を規定する複数個の真理値表データを含み、前記データ入力に応じて、前記複数個の真理値表データの何れか1つが選択されるように構成される、請求項1に記載の再構成可能論理デバイス。
  3. 前記再構成可能マルチプレクサは複数個あり、前記データ入力線の方向と、前記データ出力線の方向の組合せ毎に設けられる、請求項1又は2に記載の再構成可能論理デバイス。
  4. 前記構成メモリから読み出された構成データを保持するとともに、前記保持した構成データを、前記再構成可能論理マルチプレクサに出力する保持部をさらに備える請求項1〜3の何れか1項に記載の再構成可能な論理デバイス。
  5. 前記再構成可能論理マルチプレクサは、前記データ入力線からのデータ入力によって、前記保持部に保持された構成データの何れかを、選択して出力する請求項1〜4の何れか1項に記載の再構成可能論理マルチプレクサ。
  6. 前記マルチルックアップテーブルのデータ入力線は、隣接する他の前記マルチルックアップテーブルのデータ出力線に接続する請求項1〜5の何れか1項に記載の再構成可能論理マルチプレクサ。
  7. 前記構成メモリは、データ出力方向毎に用意される複数の構成メモリから構成される請求項1〜6の何れか1項に記載の再構成可能な論理デバイス。
  8. 前記構成メモリに出力されるアドレスの入力タイミングでクロックを生成するクロック遷移検出部を備え、前記構成メモリは、前記クロックに同期して動作する請求項1〜7の何れか1項に記載の再構成可能な論理デバイス。
  9. 前記構成メモリは、複数の構成データを記憶し、前記複数の構成データの何れか1つは、前記構成メモリの第2アドレス線に接続する第2データ出力線に出力し、前記第2アドレス線の入力に従って、前記複数の真理値表データを特定されるように構成される、請求項1〜8の何れか1項に記載の再構成可能な論理デバイス。
  10. 前記構成メモリは、複数の構成データを記憶し、外部と接続する第2アドレス線の入力に従って、前記複数の真理値表データを特定されるように構成される、請求項1〜9の何れか1項に記載の再構成可能な論理デバイス。
  11. 複数のマルチルックアップテーブルユニットを有し、構成データ情報に応じて複数の論理回路が構成される再構成可能論理デバイスの制御方法であって、
    それぞれのマルチルックアップテーブルユニットは、
    データ入力線と、
    データ出力線と、
    再構成可能論理マルチプレクサと、を備え、
    前記データ入力線および前記データ出力線により近接する前記論理部に接続し、
    前記再構成可能論理マルチプレクサは、前記真理値表データに応答して選択的に前記データ入力線からのデータ入力と、前記データ出力線への前記データ出力とを結合し、
    前記真理値表データに応答して前記データ入力に関して論理演算したデータを、前記データ出力線へデータ出力する、制御方法。
  12. 前記再構成可能論理デバイスは、前記構成メモリから読み出された構成データを保持するとともに、前記保持した構成データを、前記再構成可能論理マルチプレクサに出力する保持部をさらに備え、
    前記再構成可能論理マルチプレクサは、前記データ入力線からのデータ入力によって、前記保持部に保持された構成データの何れかを、選択して出力する請求項11に記載の制御方法。
  13. 前記構成メモリに出力されるアドレスの入力タイミングでクロックを生成するクロック遷移検出部を備え、前記構成メモリは、前記クロックに同期して動作する請求項11又は12に記載の制御方法。
  14. 再構成可能論理デバイスを制御するためのプログラムにおいて、
    前記再構成可能論理デバイスは、
    複数のマルチルックアップテーブルユニットを有し、構成データ情報に応じて複数の論理回路が構成され、
    それぞれのマルチルックアップテーブルユニットは、
    構成データを格納する構成メモリと、
    データ入力線と、
    データ出力線と、を有し、
    前記マルチルックアップテーブルユニットに、
    選択的に前記データ入力線からのデータ入力と、前記データ出力線への前記データ出力とを結合し、
    前記構成データに応答して前記データ入力に関して論理演算したデータを、前記データ出力線へデータ出力する処理を実行させる、プログラム。
  15. 請求項14に示すプログラムを格納する記憶媒体。
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