JPWO2014128878A1 - 軌道系車両 - Google Patents

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寛之 前山
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宗 田村
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Abstract

車両の上部に配される車体と、前記車体を下方から支持するとともに、前記軌道に設けられた案内レールによって案内される少なくとも一対の案内輪が取り付けられた案内枠を有する走行装置とを備える軌道上を走行する軌道系車両である。そして上記案内枠は、軌道の幅方向にスライド移動可能とされるとともにそれぞれの案内輪が取り付けられた一対の梁部材と、走行方向に沿う第一軸線回りに回転可能な回転部と、回転部の回転を幅方向の動作に変換して、一対の梁部材を同期させて案内輪を対称移動させる伝達部とを有するもので、案内輪間の距離を変更可能な走行装置を持つ軌道系車両となっている。

Description

本発明は、軌道上を走行する軌道系車両、及び、軌道系車両に設けられた案内輪間の距離の変更方法に関する。
バスや鉄道以外の新たな交通手段として、車両の案内輪が案内レールによって案内されながら、この車両がゴムタイヤの走行輪で軌道上を走行する軌道系交通システムが知られている。このような軌道系交通システムは、一般に新交通システムやAPM(Automated People Mover)と呼ばれている。
また、この種の新交通システムにおいては、かつて軌道の幅寸法に明確な規格が規定されていない時代があり、現在でもこの時に敷設された軌道が使用されているため、様々な幅寸法の軌道が存在している。
従って、このように様々に異なる軌道においては、左右の案内レール同士の距離も異なってしまい、車両を製造する際に案内レール間距離に応じて左右の案内輪間の距離を設定する必要がある。
ここで、特許文献1には、案内輪を支持する案内バーをシリンダによって伸縮させることで、左右の案内輪間の距離を変更可能とした車両が開示されている。
特開平4−372466号公報
しかしながら、特許文献1の手法では、案内輪間の距離をシリンダを用いて変更するようにしているため、伸縮方向への力に弱く、軌道から幅方向内側に向かって押し込むような力が案内輪に作用すると、案内輪間距離が変化してしまい、案内輪の位置を完全に固定することは難しい。また、このような案内輪を押し込むような力に対向するためには、シリンダをロックする機構を別途設ける必要がある。
本発明は、案内輪間の距離を容易に変更でき、案内輪の位置を確実に固定可能な軌道系車両、及び、軌道系車両に設けられた案内輪間の距離の変更方法を提供する。
本発明の第一の態様に係る軌道系車両は、軌道上を走行する軌道系車両であって、車両の上部に配される車体と、前記車体を下方から支持するとともに、前記軌道に設けられた案内レールによって案内される少なくとも一対の案内輪が取り付けられた案内枠を有する走行装置とを備え、前記案内枠は、前記軌道の幅方向にスライド移動可能とされるとともにそれぞれの前記案内輪が取り付けられた一対の梁部材と、走行方向に沿う第一軸線回りに回転可能な回転部と、前記回転部の回転を前記幅方向の動作に変換して、前記一対の梁部材を同期させて前記案内輪を対称移動させる伝達部と、を有する。
このような軌道系車両によると、回転部による走行方向に沿った回転力を伝達部において幅方向の動作に変換して梁部材に伝達しているため、幅方向に案内輪からの荷重が梁部材に作用したとしても、この作用力によって梁部材が簡単には移動してしまうことがなくなり、走行時に案内輪間距離を確実に固定することができる。さらに、一対の梁部材を同期させて移動させることで、案内輪の位置が幅方向に非対称となってしまうことがなくなるため、走行装置が片側に寄って、曲線走行時等に軌道から受ける荷重がアンバランスとなってしまうことがなく、安定した走行が可能となり、乗り心地の向上にもつながる。
また、本発明の第二の態様に係る軌道系車両では、上記第一の態様における前記伝達部は、前記回転部に固定されて前記第一軸線回りに回転可能な第一歯車と、前記第一歯車に噛合して、該第一歯車の回転にともなって前記幅方向に沿う第二軸線回りに回転する第二歯車と、前記第二歯車を固定して前記幅方向に延び、両端部側に第一ネジ部が形成されており、該第二歯車とともに回転するロッドと、を有し、前記一対の梁部材の各々には、前記第一ネジ部に螺合するとともに、該第一ネジ部が螺合した状態で前記ロッドが一方へ回転すると該一対の梁部材が互いに近接し、前記ロッドが他方へ回転すると該一対の梁部材が互いに離間するように第二ネジ部が形成されていてもよい。
このような軌道系車両では、伝達部は、第一歯車と第二歯車とによって回転力を幅方向の動作に変換しており、さらに、第一ネジ部と第二ネジ部との螺合によって梁部材を移動させる機構であるため、幅方向からの荷重に対して強く、案内輪間距離をより確実に固定することがきる。またこのように伝達部は機械的な機構となっているため、一対の梁部材を確実に同期させて動作させることができる。
また、本発明の第三の態様に係る軌道系車両では、上記第二の態様における前記第一歯車はウォームギアであり、前記第二歯車はウォームホイールであってもよい。
このようにウォームギアとウォームホイールとの噛み合いによって、回転を幅方向への動作に変換するため、ウォームギアのねじり角を適宜選択することで、幅方向からの荷重が梁部材に作用した際に逆回転を防止できるため、幅方向からの荷重に対して強く、案内輪間距離をより確実に固定することがきる。またこのように伝達部は機械的な機構となっているため、一対の梁部材を確実に同期させて動作させることができる。
さらに、本発明の第四の態様に係る軌道系車両では、上記第一の態様における前記伝達部は、前記回転部に固定され、前記第一軸線回りに回転可能であるとともに、ネジ部が形成されたロッドと、前記ロッドに取り付けられたリンク部材と、を有し、前記リンク部材は、前記ネジ部に螺合するとともに前記走行方向に離間して配されて、前記ロッドが一方へ回転すると互いに近接し、他方へ回転すると互いに離間する一対の第一支持部と、前記幅方向の両側で、前記一対の梁部材の各々に固定された一対の第二支持部と、一方の第一支持部と一方の第二支持部とを連結するとともに、これら一方の第一支持部と一方の第二支持部との間で前記走行方向及び前記幅方向に直交する直交方向に沿う軸線を中心として相対回転可能に設けられた第一連結部と、他方の第一支持部と一方の第二支持部とを連結するとともに、これら他方の第一支持部と一方の第二支持部との間で前記直交方向に沿う軸線を中心として相対回転可能に設けられた第二連結部と、一方の第一支持部と他方の第二支持部とを連結するとともに、これら一方の第一支持部と他方の第二支持部との間で前記直交方向に沿う軸線を中心として相対回転可能に設けられた第三連結部と、他方の第一支持部と他方の第二支持部とを連結するとともに、これら他方の第一支持部と他方の第二支持部との間で前記直交方向に沿う軸線を中心として相対回転可能に設けられた第四連結部とを有していてもよい。
このような軌道系車両では、伝達部において、ロッドが回転することで一対の第一支持部同士が近接すると、第一連結部及び第二連結部が第一支持部と第二支持部との間で相対回転しながら、これら第一連結部と第二連結部との第二支持部でのなす角が小さくなるように動作する。従って、第二支持部はこれら第一連結部、第二連結部によって幅方向の外側に向かって押し出されるように移動するため、梁部材を幅方向に移動させることになる。一方で、ロッドが回転することで一対の第一支持部同士が離間すると、第一連結部及び第二連結部が第一支持部と第二支持部との間で相対回転しながら、これら第一連結部と第二連結部との第二支持部でのなす角が大きくなるように動作する。従って、第二支持部はこれら第一連結部、第二連結部によって幅方向の内側に向かって引っ張られるように移動するため、梁部材を幅方向内側に移動させることになる。また、第三連結部及び第四連結部での動きも同様である。この結果、ロッドの回転をリンク部材を介して、幅方向の動作に変換しているため、幅方向からの荷重に対して強く、案内輪間距離をより確実に固定することがきる。またこのようにリンク部材を用いて機械的な機構で動作させるため、一対の梁部材を確実に同期させて動作させることができる。
また、本発明の第五の態様に係る軌道系車両では、上記第一から第四の態様のいずれかにおける前記回転部は、前記伝達部へ動力を供給する電動機と、前記案内輪の移動が必要となった際に、信号を出力する信号出力部と、前記信号出力部からの前記信号に応じて前記電動機の動作を制御する制御部と、を有していてもよい。
このような軌道系車両によると、回転部に電動機を用いることで、容易に案内輪の移動が可能となり、また電動機の遠隔操作も可能であるため、所望のタイミングで案内輪の移動が可能となる。
また、本発明の第六の態様に係る案内輪間距離の変更方法は、軌道上を走行する軌道系車両の上部に配される車体を下方から支持する走行装置に取り付けられて、前記軌道に設けられた案内レールによって案内されるとともに、前記軌道の幅方向にスライド移動可能に設けられた少なくとも一対の案内輪間の距離を変更する案内輪間距離の変更方法であって、前記走行装置の走行方向に沿う第一軸線回りの回転力を付与する回転力付与工程と、前記回転力を前記幅方向の力に変換する回転力変換工程と、前記一対の案内輪を、前記幅方向の力によって、同期させて前記幅方向に対称移動させる案内輪移動工程と、を備える。
このような案内輪間距離の変更方法によると、走行方向に沿った回転力を幅方向の力に変換しているため、幅方向に案内輪へ荷重が作用したとしても、この作用力によって案内輪が簡単には移動してしまうことがなくなり、走行時に案内輪間距離を確実に固定することができる。さらに、一対の案内輪を同期させて移動させることで、案内輪の位置が幅方向に非対称となってしまうことがなくなり、安定した走行が可能となり、乗り心地の向上にもつながる。
さらに、本発明の第七の態様に係る案内輪間距離の変更方法について、上記第六の態様における前記回転力変換工程では、前記走行装置に設けられて前記第一軸線回りに回転可能な第一歯車と、該第一歯車に噛合して該第一歯車の回転にともなって前記幅方向に沿う第二軸線回りに回転する第二歯車と、前記第二歯車を固定して前記幅方向に延び、両端部側に第一ネジ部が形成されて該第二歯車とともに回転するロッドと、前記一対の案内輪各々を取り付けて、前記第一ネジ部に螺合するとともに該第一ネジ部が螺合した状態で前記ロッドが一方へ回転すると、該一対の案内輪が互いに近接し、前記ロッドが他方へ回転すると、該一対の案内輪が互いに離間するように第二ネジ部が形成された一対の梁部材と、を用いて前記回転力を前記幅方向の力に変換してもよい。
このような案内輪間距離の変更方法では、第一歯車と第二歯車とによって回転力を幅方向の力に変換しており、さらに、第一ネジ部と第二ネジ部との螺合によって梁部材を移動させる機構であるため、幅方向からの荷重に対して強く、案内輪間距離をより確実に固定することがきる。またこのように回転力変換工程では機械的な機構を用いて力を変換するため、一対の梁部材、案内輪を確実に同期させて動作させることができる。
また、本発明の第八の態様に係る案内輪間距離の変更方法について、上記第六の態様における前記回転力変換工程では、前記走行装置に設けられて前記第一軸線回りに回転可能であるとともに、ネジ部が形成されたロッドと、該ロッドに取り付けられて前記ネジ部に螺合するとともに前記走行方向に離間して配され、前記ロッドが一方へ回転すると互いに近接し、他方へ回転すると互いに離間する一対の第一支持部と、前記幅方向の両側で、前記一対の案内輪各々を取りつけた一対の梁部材の各々に固定された一対の第二支持部と、一方の第一支持部と一方の第二支持部とを連結するとともに、これら一方の第一支持部と一方の第二支持部との間で前記走行方向及び前記幅方向に直交する直交方向に沿う軸線を中心として相対回転可能に設けられた第一連結部と、他方の第一支持部と一方の第二支持部とを連結するとともに、これら他方の第一支持部と一方の第二支持部との間で前記直交方向に沿う軸線を中心として相対回転可能に設けられた第二連結部と、一方の第一支持部と他方の第二支持部とを連結するとともに、これら一方の第一支持部と他方の第二支持部との間で前記直交方向に沿う軸線を中心として相対回転可能に設けられた第三連結部と、他方の第一支持部と他方の第二支持部とを連結するとともに、これら他方の第一支持部と他方の第二支持部との間で前記直交方向に沿う軸線を中心として相対回転可能に設けられた第四連結部と、を用いて前記回転力を前記幅方向の力に変換してもよい。
このような案内輪間距離の変更方法では、ロッドが回転することで一対の第一支持部同士が近接すると、第一連結部と第二連結部との第二支持部でのなす角が小さくなるように動作する。従って、第二支持部はこれら第一連結部、第二連結部によって幅方向の外側に向かって押し出されるように移動するため、梁部材、案内輪を幅方向に移動させることになる。一方で、ロッドが回転することで一対の第一支持部同士が離間すると、第一連結部と第二連結部との第二支持部でのなす角が大きくなるように動作する。従って、第二支持部はこれら第一連結部、第二連結部によって幅方向の内側に向かって引っ張られるように移動するため、梁部材、案内輪を幅方向内側に移動させることになる。また、第三連結部及び第四連結部での動きも同様である。この結果、ロッドの回転力を、幅方向の力に変換しているため、幅方向からの荷重に対して強く、案内輪間距離をより確実に固定することがきる。またこのように機械的な機構で動作させるため、一対の梁部材、案内輪を確実に同期させて動作させることができる。
また、本発明の第九の態様に係る案内輪間距離の変更方法について、上記第六から第八の態様のいずれかにおける前記回転力付与工程では、前記第一軸線回りの回転動力を供給する電動機と、前記案内輪の移動が必要となった際に信号を出力する信号出力部からの前記信号に応じて、前記電動機の動作を制御する制御部と、を用いて前記回転力を付与してもよい。
このような案内輪間距離の変更方法では、電動機を用いることで、容易に案内輪の移動が可能となり、また電動機の遠隔操作も可能であるため、所望のタイミングで回転力を付与して、案内輪の移動が可能となる。
本発明の軌道系車両、及び、案内輪間距離の変更方法によれば、回転動作を幅方向の直線動作に変換する伝達部を用いることで、案内輪間の距離を容易に変更し、案内輪の位置を確実に固定できる。
本発明の第一実施形態に係る軌道系車両を示す上面図である。 本発明の第一実施形態に係る軌道系車両に関し、走行装置を示す上面図である。 本発明の第一実施形態に係る軌道系車両に関し、走行装置を示す側面図である。 本発明の第一実施形態に係る軌道系車両に関し、走行装置を示す正面図である。 本発明の第一実施形態に係る軌道系車両に関し、案内輪間距離の変更方法のフロー図である。 本発明の第二実施形態に係る軌道系車両に関し、走行装置を示す上面図である。 本発明の第三実施形態に係る軌道系車両に関し、走行装置を示す上面図である。 本発明の実施形態の変形例に係る軌道系車両に関し、走行装置を示す上面図である。 本発明の実施形態の変形例に係る軌道系車両に関し、走行装置を示す正面図である。
〔第一実施形態〕
以下、本発明の第一実施形態に係る軌道系車両1(以下、単に車両1とする)について説明する。
図1に示すように、車両1は、軌道100に設けられた案内レール101によって案内されながら軌道100上を走行する新交通システムの車両1である。本実施形態では、車両1は、軌道100の幅方向外側の両側に案内レール101が設けられた側方案内軌条式の交通システムにおける車両となっている。
この車両1は、図1に示すように、上方に配されて乗客を収容する車体2と、車体2の下部において車体2の前後方向(車両1の走行方向に沿う方向)に間隔をあけて設けられた一対の走行装置4を備えている。
ここで、車両1は図1の矢印Dに示す方向(図1の紙面の右方向)に走行する。以下では、車両1の走行方向に向かって前方、後方を前後とし、左方、右方を左右とする。また、軌道100の幅方向を単に幅方向とする。
次に、走行装置4について説明する。
図2から図4に示すように、各々の走行装置4は、左右一対の走行輪10と、これら走行輪10同士を連結する車軸11と、車軸11を支持する懸架装置12と、走行輪10を操舵する操舵案内装置13とを備えている。なお、前側の走行装置4aと後側の走行装置4bとは、前後方向が逆になっていること以外、同一構成であるため、以下では、代表して前側の走行装置4aについて説明する。
懸架装置12は、車軸11に剛接されたばね受14と、ばね受14と車体2の台枠3との間に配置されている左右一対の空気バネ15と、ばね受14を上下に変位可能に支える複数(本実施形態では四本)のリンク16と、リンク16と車体2の台枠3との間に配された懸架枠17とを有している。
空気バネ15は、その上端部が車体2の台枠3に取り付けられ、その下端部がばね受14の上端に取り付けられている。この空気バネ15により、車体2に対する走行輪10及び車軸11の相対的な上下振動が緩和される。
懸架枠17は、ばね受14の後側に位置するよう、車体2の台枠3に固定されている。なお、後側の走行装置4bでは、上述したように前側の走行装置4aと前後方向が逆であるため、懸架枠17はばね受14の前側に位置している。
リンク16は、互いに平行に上下左右に並び、懸架枠17とばね受14とを連結している。また、これらリンク16の一方の端部は、懸架枠17とピン結合され、これらリンク16の他方の端部は、ばね受14とピン結合されている。即ち、懸架枠17とばね受14とリンク16とは平行リンク機構を構成している。このため、ばね受14は懸架枠17に対する向きを変えずに、上下動することができる。また、これらリンク16は、走行輪10の駆動力や減速力を車体2に伝えるための牽引ロッドとしても機能している。
操舵案内装置13は、各々の走行輪10に設けられたキングピン20と、ばね受14の下部に配置されているガイドフレーム21(案内枠)と、ガイドフレーム21を車体2の床面に垂直な旋回軸P回りに旋回可能に支持する旋回軸受22と、ガイドフレーム21の旋回軸P回りの旋回に連動して、走行輪10の操舵角を変える操舵リンク機構24とを有している。なお、図3及び図4では、これらの図を見易くするために、操舵リンク機構24を省略している。
旋回軸受22は、上下で一対のばね受14とガイドフレーム21との間に配置されている。この旋回軸受22は、内輪と外輪とを有し、内輪と外輪とのうち一方が一対のばね受14の下部に固定され、他方がガイドフレーム21の上部に固定されている。また、このガイドフレーム21は、その前後及び左右の中心が旋回軸P上に位置している。
ここで、旋回軸Pは、前述したように、車体2の床面に垂直な軸であって、車軸11の延在方向の中心、つまり、左右一対の走行輪10の中間位置を通る軸である。ここで、この旋回軸Pに平行な方向を直交方向とする。
キングピン20は、走行輪10の操舵軸となる部材である。
操舵リンク機構24は、キングピン20を回転中心として走行輪10と一体的に揺動回転するステアリングアーム27と、このステアリングアーム27とガイドフレーム21とを連結するステアリングロッド28とを有している。そして、ステアリングロッド28は、一方の端部でステアリングアーム27の端部とピン結合され、他方の端部でガイドフレーム21とピン結合されている。よって、ガイドフレーム21が旋回軸Pを中心として旋回すると、この旋回にともなってステアリングロッド28が変位し、この変位よりステアリングアーム27及び走行輪10がキングピン20を中心として回転し、走行輪10が操舵される。
次に、ガイドフレーム21について説明する。
ガイドフレーム21は、走行方向に延びる一対の縦梁30と、幅方向に延びて、前後から走行輪10を挟み込むように配された一対の横梁31とを有し、これらが井桁状に組まれて構成されている。そして各々の横梁31は、幅方向左右の中央に配されて、縦梁30に固定された中央部梁32と、中央部梁32の左右に取り付けられた一対の端部梁35(梁部材)とを有している。
中央部梁32は、上部で一部が開口する筒状をなし、幅方向の左右から端部梁35を挿入するようにして、これら一対の端部梁35を支持している。
端部梁35は、棒状をなし、中央部梁32との間で、幅方向左右に相対的にスライド移動可能となっている。また、各々の端部梁35の幅方向外側の端部には案内輪39が取り付けられている。
この案内輪39は、直交方向に延びる軸線を中心として前述の案内レール101に接することで転動する。ここで、本実施形態では、この案内輪39は一つの走行装置4当たりで、左右に二つずつが設けられて左右一対の案内輪39を構成している。
なお、本実施形態の走行装置4とは構造の異なるステアリング台車(案内横梁となる端部梁35は前側にしか無いタイプの台車)では、左右に一つずつの案内輪39となる。
なお、この案内輪39の下方には分岐案内輪39aが設けられており、軌道100における分岐部で軌道100に設けられた不図示の分岐案内レールに接して転動し、車両1を分岐方向へと案内する。(図3、図4参照)
また、この端部梁35の内部には、幅方向内側の端面から幅方向外側に向かって延びるように雌ネジ部34(第二ネジ部)が形成されている。そして、一方の端部梁35では雌ネジ部34は右ネジとなっており、他方の端部梁35では雌ネジ部34が左ネジとなっている。
本実施形態では、これら雌ネジ部34はナット部材36を端部梁35の幅方向内側の端部に固定することで雌ネジ部34を形成しているが、端部梁35に直接、雌ネジ部34を形成してもよい。
ここで、上記ガイドフレーム21は、上記中央部梁32に設けられて走行方向に沿う第一軸線P1回りに回転する軸部を有する回転ハンドル40(回転部)と、回転ハンドル40の回転を幅方向の動作に変換して一対の端部梁35に伝達する伝達機構42(伝達部)とをさらに有している。
伝達機構42は、中央部梁32の内部に設けられて、幅方向左右に延びるロッド43と、ロッド43に固定されたウォームホイール46(第二歯車)と、ウォームホイール46に噛合するとともに回転ハンドル40に固定されたウォームギア45(第一歯車)とを有している。
ロッド43は、中央部梁32の内径よりも小径の棒状をなし、中央部梁32の幅方向左右の中央で中央部梁32の内面から内側に環状に突出するように形成された二つのフランジ部33を貫通するようにして、幅方向に沿った第二軸線P2回りに中央部梁32との間で相対回転可能に、中央部梁32の内部に支持されている。
また、このロッド43には幅方向外側の両端部側において、雄ネジ部44(第一ネジ部)が形成されている。そして、一方の端部側では雄ネジ部44は右ネジとなっており、他方の端部側では雄ネジ部44は左ネジとなっている。そして、これら雄ネジ部44は、端部梁35の各々に形成された雌ネジ部34に螺合している。
ウォームホイール46は、中央部梁32に形成された二つのフランジ部33に挟まれるようにして、中央部梁32の左右の中央で、中央部梁32の内部に収容されるようにして配置されている。さらに、このウォームホイール46はロッド43が貫通した状態でロッド43に固定されており、これによってロッド43とともに、上記第二軸線P2を中心として、中央部梁32に対して相対回転可能となっている。ここで、ウォームホイール46が設けられた中央部梁32の二つのフランジ部33間の位置では、中央部梁32の上部は開口している。
ウォームギア45は、ウォームホイール46の上方に配置されてウォームホイール46に噛合している。そして、ウォームホイール46の回転中心である上記第二軸線P2と直交する走行方向に沿う第一軸線P1回りに回転可能となっている。本実施形態では、図2に示すように、ウォームギア45のネジ山は、右ネジ状に形成されている。
回転ハンドル40は、前側の横梁31aでは中央部梁32の前方側に、後側の横梁31bでは中央部梁32の後方側に突出するように設けられているとともに、ウォームギア45を上記軸部に固定しており、第一軸線P1回りにウォームギア45を回転させるクランクハンドルとなっている。
ここで、回転ハンドル40は、ウォームギア45と回転伝達形状(例えば、スプライン、キー、四角棒等)で嵌め合わされ、作業終了後は外して、車両走行時には付けておかない構造としても良い。
次に、伝達機構42の動作について、図2、図4、図5を参照しながら説明する。なお、いずれの横梁31についても同じように動作するため、前側の横梁31aでの動作について代表して説明する。
図2及び図4に示すように、回転ハンドル40を、図4の紙面に向かって反時計回りに回転させることで回転力を付与すると(回転力付与工程S1)、端部梁35とロッド43との間で、雄ネジ部44と雌ネジ部34とが螺合した状態でネジが締まる方向に、ウォームホイール46を介してロッド43が回転することになる。
この際、一対の端部梁35は、幅方向の内側に向かって引っ張られるように、中央部梁32との間で相対移動し、左右一対の案内輪39同士が近接するように移動し、案内輪39間の距離が小さくなる。つまり本実施形態では、前側の横梁31aにおいて、左側の端部梁35の雄ネジ部44が右ネジ、右側の端部梁35の雄ネジ部44が左ネジとなっている。
一方で、回転ハンドル40を、図4の紙面に向かって時計回りに回転させると端部梁35とロッド43との間での雄ネジ部44と雌ネジ部34とが螺合した状態でネジが緩む方向に、ウォームホイール46を介してロッド43が回転することになる。
この際、一対の端部梁35は、幅方向の外側に向かって押し出されるように、中央部梁32との間で相対移動し、左右一対の案内輪39同士が離間するように移動し、案内輪39間の距離が大きくなる。
即ち、伝達機構42は、ターンバックル構造によって、図5に示すように、回転ハンドル40からの回転力を幅方向の力へ変換し(回転力変換工程S2)、端部梁35の幅方向への動作させることで、左右一対の端部梁35、案内輪39を同期させて幅方向へ移動させる(案内輪移動工程S3)。換言すると、案内輪39間の距離の変更方法は、これら回転力付与工程とS1、回転力変換工程S2、案内輪移動工程S3を備えることで、案内輪39間の距離を変更可能としている。
本実施形態の車両1によると、回転ハンドル40の回転によって、容易に端部梁35を幅方向に動作させて案内輪39間の距離を変更可能となるため、案内レール101間の距離の異なる軌道100においても、部品交換等することなく対応することができる。
さらに、回転ハンドル40での第一軸線P1回りの回転力を、伝達機構42によって幅方向の動作に変換して端部梁35に伝達しているため、走行中に幅方向に案内輪39からの荷重が端部梁35に作用したとしても、この作用力によって端部梁35が簡単には移動してしまうことがなくなる。
より具体的には、伝達機構42では、直線的な力と回転力とが変換されるため、このような変換を行わない機構に比べて、逆方向への動作が生じにくくなる。即ち、幅方向から端部梁35へ力が作用した際に、この力が回転ハンドル40の回転力に変換されにくく、回転ハンドル40が逆回転することで、案内輪39間の距離が変化してしまう現象が生じにくい。従って、走行時に案内輪39間の距離を確実に固定することができる。
また、伝達機構42においては、ウォームギア45とウォームホイール46とが噛み合っているため、ウォームギア45のネジ山のねじり角を安息角よりも小さく設定することで、別途のロック機構を設けなくとも、ウォームギア45が逆回転して、案内輪39間の距離が変化してしまうこともない。従って、ロック機構削減によるコスト低減にもつながる。
さらに、伝達機構42では、ウォームギア45とウォームホイール46とが噛み合って、ロッド43によって機械的に力を伝達するため、左右一対の端部梁35を同期させて動作させることができる。即ち、端部梁35の動作に流体を用いたシリンダ等を適用した場合に比べ、確実に左右対称に同期させて端部梁35、案内輪39を動作させることができる。
従って、案内輪39の位置が幅方向に非対称となってしまうことがなくなるため、走行装置4が片側に寄って、直線走行時や曲線走行時等に走行輪10が進行方向に対して傾いた状態(不必要なサイドスリップが発生した状態)になり、軌道100から受ける荷重が大きくなったり、アンバランスとなって案内輪39の耐久性を低下させてしまうことがなく、また、車両1が傾いて走行する(斜行状態)こともなく安定した走行が可能となり、乗り心地の向上にもつながる。
また、各々の横梁31において独立して回転ハンドル40、伝達機構42を設けているため、例えば、車両1の中央側に位置する横梁31(前側の走行装置4aの後側の横梁31b、及び、後側の走行装置4bの前側の横梁31a)での案内輪39間の距離を、車両1の前後の端部側の横梁31(前側の走行装置4aの前側の横梁31a、及び、後側の走行装置4bの後側の横梁31b)での案内輪39間の距離よりも小さくすることも可能である。
このようにすることで、車両1が曲線部を走行中に、走行輪10にスリップアングルを付与することができるため、曲線部の中心に向かうコーナーリングフォースを発生させて、曲線部の外側に位置する案内輪39への作用力を低減可能となる。よって、案内輪39の交換寿命を延ばすことができる。
また、案内輪39間の距離を容易に変更可能であるため、車庫内で、案内輪39間距離を小さくすることで、車庫内のスペースを有効に利用し、車庫内での収容車両数を増加させることも可能である。
なお、本実施形態での回転ハンドル40には、ラチェット機構を備えたラチェットハンドルを用いてもよく、この場合より容易に回転ハンドル40を操作することができる。
さらに、伝達機構42におけるウォームギア45、ウォームホイール46に代えて、ベベルギア等を用いてもよい。
〔第二実施形態〕
次に、図6を参照して、本発明の第二実施形態に係る車両51について説明する。
第一実施形態と共通の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
本実施形態の車両51は、回転ハンドル40に代えて電動機55と、案内輪39間の距離の変更が必要であるとの信号を出力する信号出力部56と、この信号に基づいて電動機55を制御する制御部57とを有している。
電動機55は、各々の横梁31における中央部梁32において、前側の横梁31aでは中央部梁32の後方側に、後側の横梁31bでは中央部梁32の前方側に設けられているとともに、電動機55の出力軸にウォームギア45を固定しており、第一軸線P1回りにウォームギア45を回転させる。なお、電動機55の設置位置は、上述の場合に限定されず、他のギアを介してウォームギア45を第一軸線P1回りに回転させてもよい。
信号出力部は、例えば、車体2内の運転席等に設けたスイッチや、車両1の外部に設けられたリモートスイッチ等であり、案内輪39間の距離を変更する必要がある際に、これらスイッチを操作することで信号を制御部57へ出力する。
制御部57は、信号出力部からの信号を受けて、電動機55を動作させることで、ウォームギア45を第一軸線P1回りに回転させる。
本実施形態の車両51によると、電動機55を用いてウォームギア45を回転させることで、容易に案内輪39の移動が可能となり、また電動機55の遠隔操作も可能であるため、所望のタイミングで案内輪39の移動が可能となる。
例えば、車庫内に案内輪39間の距離の調整区間を設け、この区間で上記スイッチを操作することで、案内レール101間の距離に対応するように案内輪39間の距離の自動調整を行うことなどが可能である。
〔第三実施形態〕
次に、図7を参照して、本発明の第三実施形態に係る車両71について説明する。
第一実施形態及び第二実施形態と共通の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
本実施形態の車両71は、第二実施形態の車両71を基本構成として、走行装置74(前側の走行装置74a)の伝達機構72の構成が第二実施形態とは異なっている。
伝達機構72は、電動機55の出力軸に固定されて第一軸線P1回りに出力軸とともに回転可能なロッド75と、ロッド75に取り付けられたリンク部材80とを備えている。
ロッド75は、棒状をなし、走行方向に沿って延びており、走行方向の前後に離間する二箇所の位置で雄ネジ部76が形成されている。そして、本実施形態では、一方の雄ネジ部76が右ネジ、他方の雄ネジ部76が左ネジとなっている。
リンク部材80は、走行方向の前後に離間して配された一対の第一支持部84と、左右の端部梁35各々に設けられた第二支持部86と、第一支持部84と第二支持部86とを連結する連結部81とを有している。
第一支持部84は内部に雌ネジ部85が形成されており、一方の第一支持部84の雌ネジ部85は右ネジ、他方の第一支持部84の雌ネジ部85が左ネジとなっている。そしてこれら第一支持部84が、ロッド75の対応する雄ネジ部76に螺合することで、ロッド75と第一支持部84とが相対回転可能となっている。
第二支持部86は、左右の端部梁35における幅方向内側の端部に固定されている。本実施形態では、これら第二支持部86は、走行方向の前後で、二つの第一支持部84のちょうど中央に配されている。逆に、第一支持部84をこのような位置関係となるように配置する。なお、本実施形態では、端部梁35には上述した雌ネジ部34は形成されていない。なお、第二支持部86は、端部梁35に一体に形成されていてもよい。
ここで、前側の横梁31aにおいて、一方の第一支持部84が電動機55側の第一支持部84aとし、他方の第一支持部84が電動機55から離間する側の第一支持部84bとする。また、左側の端部梁35に固定された第二支持部86を第二支持部86aとし、右側の端部梁35に固定された第二支持部86を第二支持部86bとする。
連結部81は、第一支持部84aと第二支持部86aとの間を連結する第一連結棒91(第一連結部)と、第一支持部84bと第二支持部86aとの間を連結する第二連結棒92(第二連結部)と、第一支持部84aと第二支持部86bとの間を連結する第三連結棒93(第三連結部)と、第一支持部84bと第二支持部86bとの間を連結する第四連結棒94(第四連結部)との四つの部材を有している。
ここで、これら第一連結棒91、第二連結棒92、第三連結棒93、第四連結棒94は、略同一形状の部材であるため、代表して第一連結棒91について説明する。
第一連結棒91は、第一支持部84aと第二支持部86aとを連結するとともに、第一支持部84a及び第二支持部86aに直交方向沿って延びる連結ピン95によって連結され、直交方向に沿った軸線を中心として、これら第一支持部84aと第二支持部86aとの間で相対回転可能となっている。なお、本実施形態では、中央部梁32には上述したフランジ部33は設けられていない。
次に、伝達機構72の動作について説明する。なお、いずれの横梁31についても同じように動作するため、前側の横梁31aでの動作について代表して説明する。
上述した信号出力部56からの信号を受けて制御部57によって電動機55を動作させる。なお、図7では信号出力部56及び制御部57の図示は省略している。
そして例えば、図7の紙面右側から見て時計回りに電動機55を回転させることで回転力をロッド75に付与すると(回転力付与工程S1(図5参照))、ロッド75が回転して、第一支持部84とロッド75との間で、雌ネジ部85と雄ネジ部76とが螺合した状態で、第一支持部84同士が近接する方向に移動することになる。つまり本実施形態では、前側の横梁31aにおいて、第一支持部84aの雌ネジ部85が右ネジ、第一支持部84bの雌ネジ部85が左ネジとなっており、雄ネジ部76もこれらに対応している。
この際、第一連結棒91及び第二連結棒92が、第一支持部84と第二支持部86との間で相対回転しながら、第二支持部86において第一連結棒91と第二連結棒92との間なす角が小さくなるように動作する。
従って、第二支持部86はこれら第一連結棒91、第二連結棒92によって幅方向の外側に向かって押し出されるように移動するため、左側の端部梁35を幅方向外側に移動させることになる。そして、第三連結棒93及び第四連結棒94についても同様に動作するため、左右一対の案内輪39同士が離間するように移動し、案内輪39間の距離が大きくなる。
一方で、図7の紙面右側から見て反時計回りに、電動機55、ロッド75が回転すると、第一支持部84とロッド75との間で、雌ネジ部85と雄ネジ部76とが螺合した状態で、第一支持部84同士が離間する方向に移動することになる。
この際、第一連結棒91及び第二連結棒92が、第一支持部84と第二支持部86との間で相対回転しながら、第二支持部86において第一連結棒91と第二連結棒92との間のなす角が大きくなるように動作する。
従って、第二支持部86はこれら第一連結棒91、第二連結棒92によって幅方向の内側に向かって引っ張られるように移動するため、左側の端部梁35を幅方向内側に移動させることになる。そして、第三連結棒93及び第四連結棒94についても同様に動作するため、左右一対の案内輪39同士が近接するように移動し、案内輪39間距離が小さくなる。
即ち、伝達機構72は、ターンバックル構造によって、電動機55からの回転力を幅方向の力へ変換し(回転力変換工程S2(図5参照))、端部梁35を幅方向への動作させることで、左右一対の端部梁35、案内輪39を同期させて幅方向へ移動させる(案内輪移動工程S3(図5参照))。
本実施形態の車両71によると、ロッド75の回転を、リンク部材80を介して幅方向の動作に変換している。このため、幅方向からの荷重に対して強く、案内輪39間の距離をより確実に固定することがきる。また、このようにリンク部材80を用いて機械的な機構で動作させるため、一対の梁部材を確実に同期させて動作させ、左右の案内輪39を対称に移動させることができる。
ここで、本実施形態では第二実施形態同様、電動機55を用いているが、電動機55に代えて例えば第一実施形態の回転ハンドル40を用いてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。本発明は前述した説明によって限定されることはなく、添付のクレームの範囲によってのみ限定される。
例えば、上述の実施形態では、軌道100の幅方向の左右に案内レール101が設けられた側方案内軌条式の交通システムの車両1、51、71について説明を行ったが、図8及び図9に示すように、案内レール101Aが軌道100の幅方向の中央位置に設けられた中央案内式の交通システムに上述の実施形態の構成を適用してもよい。
即ち、走行装置4Aでは、横梁31の端部梁35において、案内レール101Aを幅方向から挟み込むように案内輪39を設け、回転ハンドル40によって、伝達機構42を介して端部梁35を幅方向に動作させて、案内輪39の位置を調整する。これによって、例えば、案内輪39が摩耗し、案内輪39によって案内レール101Aを確実に挟み込んだ状態で走行することができなくなっても、容易に案内輪39の位置を調整し、確実に車両1Aを案内可能となる。
また、軌道100内や車庫内で車両1Aを釣り上げる必要が生じた時、図9の断面図でも解るように、案内レール101Aの上部フランジ101Aaが邪魔をするため、案内輪39を外すか、案内レール101Aを外す必要があるが、本発明によれば案内輪39の間隔を広げるだけでよく、作業が短時間でスムーズに行うことが可能となる。
なお、このような中央案内式の交通システムにおいても、第二実施形態のような電動機55を用いた構成や、第三実施形態の伝達機構72を用いた構成を採用してもよい。
本発明は、軌道上を走行する軌道系車両に関する。本発明の軌道系車両によれば、回転動作を幅方向の直線動作に変換する伝達部を用いることで、案内輪間距離を容易に変更し、案内輪の位置を確実に固定できる。
1…車両 2…車体 3…台枠 4(4a、4b)…走行装置 10…走行輪 11…車軸 12…懸架装置 13…操舵案内装置 14…ばね受 15…空気バネ 16…リンク 17…懸架枠 20…キングピン 21…ガイドフレーム(案内枠) 22…旋回軸受 24…操舵リンク機構 27…ステアリングアーム 28…ステアリングロッド 30…縦梁 31(31a、31b)…横梁 32…中央部梁 33…フランジ部 34…雌ネジ部(第二ネジ部) 35…端部梁(梁部材) 36…ナット部材 39…案内輪 39a…分岐案内輪 40…回転ハンドル(回転部) 42…伝達機構(伝達部) 43…ロッド 44…雄ネジ部(第一ネジ部) 45…ウォームギア(第一歯車) 46…ウォームホイール(第二歯車) 51…車両 55…電動機 56…信号出力部 57…制御部 71…車両 72…伝達機構 74(74a)…走行装置 75…ロッド 80…リンク部材 76…雄ネジ部 81…連結部 84(84a、84b)…第一支持部 85…雌ネジ部 86(86a、86b)…第二支持部 91…第一連結棒 92…第二連結棒 93…第三連結棒 94…第四連結棒 95…連結ピン 100…軌道 101…案内レール 1A…車両 4A…走行装置 101A…案内レール 101Aa…上部フランジ P…旋回軸 P1…第一軸線 P2…第二軸線 S1…回転力付与工程 S2…回転力変換工程 S3…案内輪移動工程
本発明は、軌道上を走行する軌道系車両に関する。
本発明は、案内輪間の距離を容易に変更でき、案内輪の位置を確実に固定可能な軌道系車両を提供する。
本発明の第一の態様に係る軌道系車両は、軌道上を走行する軌道系車両であって、車両の上部に配される車体と、前記車体を下方から支持するとともに、前記軌道に設けられた案内レールによって案内される少なくとも一対の案内輪が取り付けられた案内枠を有する走行装置とを備え、前記案内枠は、前記軌道の幅方向にスライド移動可能とされるとともにそれぞれの前記案内輪が取り付けられた一対の梁部材と、走行方向に沿う第一軸線回りに回転可能な回転部と、前記回転部の回転を前記幅方向の動作に変換して、前記一対の梁部材を同期させて前記案内輪を対称移動させる伝達部と、を有し、前記伝達部は、前記回転部に固定されて前記第一軸線回りに回転可能な第一歯車と、前記第一歯車に噛合して、該第一歯車の回転にともなって前記幅方向に沿う第二軸線回りに回転する第二歯車と、前記第二歯車を固定して前記幅方向に延び、両端部側に第一ネジ部が形成されており、該第二歯車とともに回転するロッドと、を有し、前記一対の梁部材の各々には、前記第一ネジ部に螺合するとともに、該第一ネジ部が螺合した状態で前記ロッドが一方へ回転すると該一対の梁部材が互いに近接し、前記ロッドが他方へ回転すると該一対の梁部材が互いに離間するように第二ネジ部が形成されており、前記第一歯車はウォームギアであり、 前記第二歯車はウォームホイールであり、前記ウォームギアのネジ山のねじり角が安息角よりも小さく設定されている。
このような軌道系車両によると、回転部による走行方向に沿った回転力を伝達部において幅方向の動作に変換して梁部材に伝達しているため、幅方向に案内輪からの荷重が梁部材に作用したとしても、この作用力によって梁部材が簡単には移動してしまうことがなくなり、走行時に案内輪間距離を確実に固定することができる。さらに、一対の梁部材を同期させて移動させることで、案内輪の位置が幅方向に非対称となってしまうことがなくなるため、走行装置が片側に寄って、曲線走行時等に軌道から受ける荷重がアンバランスとなってしまうことがなく、安定した走行が可能となり、乗り心地の向上にもつながる。
また、伝達部は、第一歯車と第二歯車とによって回転力を幅方向の動作に変換しており、さらに、第一ネジ部と第二ネジ部との螺合によって梁部材を移動させる機構であるため、幅方向からの荷重に対して強く、案内輪間距離をより確実に固定することがきる。またこのように伝達部は機械的な機構となっているため、一対の梁部材を確実に同期させて動作させることができる。
さらに、ウォームギアとウォームホイールとの噛み合いによって、回転を幅方向への動作に変換するため、ウォームギアのねじり角を適宜選択することで、幅方向からの荷重が梁部材に作用した際に逆回転を防止できるため、幅方向からの荷重に対して強く、案内輪間距離をより確実に固定することがきる。またこのように伝達部は機械的な機構となっているため、一対の梁部材を確実に同期させて動作させることができる。
本発明の軌道系車両によれば、回転動作を幅方向の直線動作に変換する伝達部を用いることで、案内輪間の距離を容易に変更し、案内輪の位置を確実に固定できる。

Claims (9)

  1. 軌道上を走行する軌道系車両であって、
    車両の上部に配される車体と、
    前記車体を下方から支持するとともに、前記軌道に設けられた案内レールによって案内される少なくとも一対の案内輪が取り付けられた案内枠を有する走行装置と、
    を備え、
    前記案内枠は、
    前記軌道の幅方向にスライド移動可能とされるとともにそれぞれの前記案内輪が取り付けられた一対の梁部材と、
    走行方向に沿う第一軸線回りに回転可能な回転部と、
    前記回転部の回転を前記幅方向の動作に変換して、前記一対の梁部材を同期させて前記案内輪を対称移動させる伝達部と、
    を有する軌道系車両。
  2. 前記伝達部は、
    前記回転部に固定されて前記第一軸線回りに回転可能な第一歯車と、
    前記第一歯車に噛合して、該第一歯車の回転にともなって前記幅方向に沿う第二軸線回りに回転する第二歯車と、
    前記第二歯車を固定して前記幅方向に延び、両端部側に第一ネジ部が形成されており、該第二歯車とともに回転するロッドと、
    を有し、
    前記一対の梁部材の各々には、前記第一ネジ部に螺合するとともに、該第一ネジ部が螺合した状態で前記ロッドが一方へ回転すると該一対の梁部材が互いに近接し、前記ロッドが他方へ回転すると該一対の梁部材が互いに離間するように第二ネジ部が形成されている請求項1に記載の軌道系車両。
  3. 前記第一歯車はウォームギアであり、
    前記第二歯車はウォームホイールである請求項2に記載の軌道系車両。
  4. 前記伝達部は、
    前記回転部に固定され、前記第一軸線回りに回転可能であるとともに、ネジ部が形成されたロッドと、
    前記ロッドに取り付けられたリンク部材と、
    を有し、
    前記リンク部材は、
    前記ネジ部に螺合するとともに前記走行方向に離間して配されて、前記ロッドが一方へ回転すると互いに近接し、他方へ回転すると互いに離間する一対の第一支持部と、
    前記幅方向の両側で、前記一対の梁部材の各々に固定された一対の第二支持部と、
    一方の第一支持部と一方の第二支持部とを連結するとともに、これら一方の第一支持部と一方の第二支持部との間で前記走行方向及び前記幅方向に直交する直交方向に沿う軸線を中心として相対回転可能に設けられた第一連結部と、
    他方の第一支持部と一方の第二支持部とを連結するとともに、これら他方の第一支持部と一方の第二支持部との間で前記直交方向に沿う軸線を中心として相対回転可能に設けられた第二連結部と、
    一方の第一支持部と他方の第二支持部とを連結するとともに、これら一方の第一支持部と他方の第二支持部との間で前記直交方向に沿う軸線を中心として相対回転可能に設けられた第三連結部と、
    他方の第一支持部と他方の第二支持部とを連結するとともに、これら他方の第一支持部と他方の第二支持部との間で前記直交方向に沿う軸線を中心として相対回転可能に設けられた第四連結部と、
    を有する請求項1に記載の軌道系車両。
  5. 前記回転部は、
    前記伝達部へ動力を供給する電動機と、
    前記案内輪の移動が必要となった際に、信号を出力する信号出力部と、
    前記信号出力部からの前記信号に応じて前記電動機の動作を制御する制御部と、
    を有する請求項1から4のいずれか一項に記載の軌道系車両。
  6. 軌道上を走行する軌道系車両の上部に配される車体を下方から支持する走行装置に取り付けられて、前記軌道に設けられた案内レールによって案内されるとともに、前記軌道の幅方向にスライド移動可能に設けられた少なくとも一対の案内輪間の距離を変更する案内輪間距離の変更方法であって、
    前記走行装置の走行方向に沿う第一軸線回りの回転力を付与する回転力付与工程と、
    前記回転力を前記幅方向の力に変換する回転力変換工程と、
    前記一対の案内輪を、前記幅方向の力によって、同期させて前記幅方向に対称移動させる案内輪移動工程と、
    を備える案内輪間距離の変更方法。
  7. 前記回転力変換工程では、
    前記走行装置に設けられて前記第一軸線回りに回転可能な第一歯車と、該第一歯車に噛合して該第一歯車の回転にともなって前記幅方向に沿う第二軸線回りに回転する第二歯車と、前記第二歯車を固定して前記幅方向に延び、両端部側に第一ネジ部が形成されて該第二歯車とともに回転するロッドと、前記一対の案内輪各々を取り付けて、前記第一ネジ部に螺合するとともに該第一ネジ部が螺合した状態で前記ロッドが一方へ回転すると、該一対の案内輪が互いに近接し、前記ロッドが他方へ回転すると、該一対の案内輪が互いに離間するように第二ネジ部が形成された一対の梁部材と、を用いて前記回転力を前記幅方向の力に変換する請求項6に記載の案内輪間距離の変更方法。
  8. 前記回転力変換工程では、
    前記走行装置に設けられて前記第一軸線回りに回転可能であるとともに、ネジ部が形成されたロッドと、該ロッドに取り付けられて前記ネジ部に螺合するとともに前記走行方向に離間して配され、前記ロッドが一方へ回転すると互いに近接し、他方へ回転すると互いに離間する一対の第一支持部と、前記幅方向の両側で、前記一対の案内輪各々を取りつけた一対の梁部材の各々に固定された一対の第二支持部と、一方の第一支持部と一方の第二支持部とを連結するとともに、これら一方の第一支持部と一方の第二支持部との間で前記走行方向及び前記幅方向に直交する直交方向に沿う軸線を中心として相対回転可能に設けられた第一連結部と、他方の第一支持部と一方の第二支持部とを連結するとともに、これら他方の第一支持部と一方の第二支持部との間で前記直交方向に沿う軸線を中心として相対回転可能に設けられた第二連結部と、一方の第一支持部と他方の第二支持部とを連結するとともに、これら一方の第一支持部と他方の第二支持部との間で前記直交方向に沿う軸線を中心として相対回転可能に設けられた第三連結部と、他方の第一支持部と他方の第二支持部とを連結するとともに、これら他方の第一支持部と他方の第二支持部との間で前記直交方向に沿う軸線を中心として相対回転可能に設けられた第四連結部と、を用いて前記回転力を前記幅方向の力に変換する請求項6に記載の案内輪間距離の変更方法。
  9. 前記回転力付与工程では、
    前記第一軸線回りの回転動力を供給する電動機と、前記案内輪の移動が必要となった際に信号を出力する信号出力部からの前記信号に応じて、前記電動機の動作を制御する制御部と、を用いて前記回転力を付与する請求項6から8のいずれか一項に記載の案内輪間距離の変更方法。
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